JP2000501513A - ケーシングと支持装置を含む時計ケース - Google Patents

ケーシングと支持装置を含む時計ケース

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、硬質材料で経済的に形成することができる防水ケーシング(1)を備えた時計ケースであって、ケーシングの部材は、ケースを時計バンドまたは他の固定手段に取り付けるための手段を備えた外部支持装置(2)によって組み付け状態に保持されている時計ケースに関する。ケーシング(1)は、好ましくはガラス蓋(7)と、環状の中間部材(9)と、裏蓋(8)を含む積層部材で形成されている。これらの部材の相互接触表面(13、14、15、17)は研摩されており、密封ガスケットをまったく備えていない。支持装置は、開放または閉鎖フレームの形をした2つの平行な金属クランプ(25)を含み、これは、ケーシングをクランプ内に把持するために軸方向に配置されたねじ(28)によって組み付けられた2つの部分を有している。ケーシング(1)は、全体をサファイア製にしてもよいが、硬質金属、セラミックまたは鉱物ガラス等の無孔性または閉鎖構造を有する他の材料を用いることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】 ケーシングと支持装置を含む時計ケース 本発明は、合体して時計ムーブメントを収容するためのハウジングを形成する 幾つかの積層部材からなる防水ケーシングと、そのケーシングの部材を組み付け 状態に保持する支持装置とを含み、ケーシングは透明の上面を有し、支持装置は 、アセンブリ手段によって互いに取り外し可能に固定される上部分及び下部分か らなる少なくとも1つの剛直なクランプを備え、また、アセンブリ手段は、クラ ンプの2つの部分の間にケーシングをその上面に直交する軸方向に把持できるよ うに配置されている時計ケースに関する。 本発明は特に、ムーブメントを収容する外部ケーシングが、主に硬質で、従っ て機械加工が困難である材料、例えばサファイア、「硬質金属」または金属カー バイド、セラミック、さらには鉱物ガラスでも形成できる部材からなる時計ケー スに適用される。 米国特許第4,390,288号はこの形式の時計ケースを開示しており、ガ ラス蓋及び裏蓋がサファイア等の硬質材料製であって、把持ねじを備えた外部ク ランプによって中間部材に押し付けられている。中間部材の上下表面の各々には 、それぞれガラス蓋または裏蓋と結合させるために、ラベットと密封ガスケット 用の溝が設けられている。中間部材にはまた、時計バンドを取り付けるための2 対のホーンも設けられている。このように形成された中間部材は、硬質材料では 経済的に製造できないことは明らかである。さらに、サファイア製のガラス蓋及 び裏蓋を通して密封ガスケットがはっきり見えることは、時計ケースの審美性を 損なう。 この種類の別の時計ケースがスイス特許第622,151号に開示されており 、時計ケースの様々な部材を製造するために硬質の耐引っかき性材料を使用する ことには多くの製造上の問題が伴うことがそれに述べられている。そのような材 料の機械加工は困難であるので、ケースの様々な部材の設計及び組み付けの実施 、特に透明または半透明の材料を使用する時のケースの密封及び美的外観には特 別 な解決策を必要とする。一般的に、特に高コストである窪みまたは孔の機械加工 を最小限に抑えると共に、単純な外形を使用して研摩を容易にすることが求めら れている。 スイス特許第622,151号に開示されている時計ケースは、実質的に軸方 向に積層された3部材、すなわち、時計バンドを取り付けるために4つのホーン を設けたほぼ平らな金属裏蓋と、硬質材料製の環状中間部材と、完全に平らなサ ファイア平面で形成されたガラス蓋とで構成されている。中間部材は裏蓋に、こ れらの2部材の孔に挿通した軸方向ねじによって固定される。次に、金属被覆ス トリップを下面の縁部に沿って設けたガラス蓋が、ねじのヘッドを覆うと共に防 水連結を確保できるようにして中間部材に接着される。裏蓋の密封は、金属裏蓋 の窪みに収容された従来の環状密封ガスケットによって確保される。 この構造の1つの欠点は、中間部材の孔を貫設するコストにあることは明らか である。さらに、裏蓋に多くの機械加工作業が必要であるため、硬質材料で、例 えば審美的にさらに好ましくなるように中間部材と同じ材料でそれを経済的に製 造することができない。中間部材の材料が半透明である場合、それに含まれるね じ及び密封ガスケットが残念ながら見えてしまう。最後に、時計バンド取り付け ホーンが裏蓋付近に位置していることは、時計の審美的外観を損なう。 スイス特許第632,374号が開示している時計ケースは、ケーシングが透 明または半透明材料製の2つの部材で形成されており、その一方がガラス蓋及び 中間部材を形成する中空部材であり、他方は平らな裏蓋であって、中間部材の溝 にはめ込まれた密封ガスケットを介してケースを確実に密封する。これらの2部 材は、それぞれ時計バンドを取り付けるために2つのホーンを有する2つの向き 合った金属部材によって合体保持されている。各部材は上つめと下つめを備えて 、その間にケーシングの2つの部材がばねを介して把持されている。各部材は中 間部材の側面に接着されているため、分解することができず、また時計バンドの 牽引力に抵抗しなければならない。裏蓋を側方へ摺動させることによってのみ、 ケースを開閉することができるが、これは密封ガスケットに損傷を与える危険が ある。別の問題点として、密封ガスケットが透明部材を通して見えると共に、中 間部材をサファイア等の硬質材料製にしなければならない場合、溝の形成が非常 に 困難になるであろう。 本発明の目的は、硬質材料から許容できるコストで製造できると共に、単純か つ信頼性が高い手段によって確実に密封することができるケーシングを有する防 水性の時計ケースを提供することによって、上記問題点をほぼ解決することであ る。特定の目的は、特にケーシングが主にサファイアまたは鉱物ガラス等の透明 または半透明材料製である場合、時計ムーブメントを見えるようにするが、ケー ス内の固定手段または密封手段等の他の部材をできる限り隠蔽することができる 、審美的価値が高いケースを提供することである。 本発明によれば、序文に示されている形式であって、ケーシングの部材は無孔 性または閉鎖構造の材料で形成されており、それらに設けられた互いに向き合っ た相互接触表面は平らである、すなわち回転で形成されて研摩されており、その 間に密封ガスケットがまったく挿入されていないことを特徴とする時計ケースが 提供されている。 従って、平らな接触表面、すなわち回転で形成された接触表面の製造は、他の 種類の表面の場合よりも簡単で低コストであるため、ケーシング部材の製造は特 に簡単になる。しかしながら、好ましくは軸方向に配置されたねじを含む外部支 持装置によってこれらの表面に直交する方向で行われる軸方向締め付けによって 、ケーシングがしっかり保持されて接触表面全体で確実に密封されることが保証 される。特に、無孔性または閉鎖構造の硬質材料であるため、ケーシング部材の 相互接触表面が無孔性で研摩されていることだけによってケーシングを確実に密 封することができ、その間に密封ガスケットを挿入しない。部材の相互接触帯に 噛み合い部分または溝がないために、機械加工が簡単になるだけでなく、そのよ うな部分やOリング等の密封ガスケットがガラス蓋または他の透明部材を通して 見えないため、審美的外観も大幅に向上する。 本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面を参照した非制限的な例で示されて いる様々な実施形態の以下の説明から明らかになるであろう。 第1図は、本発明に従った時計ケースの第1実施形態を示し、第2図のI−I 線に沿った断面図であり、 第2図は、第1図のケースの上面図であり、 第3図は、第1図及び第2図の主要部材の分解図であり、 第4図は、本発明に従った時計ケースの第2実施形態を示し、第5図のIV− IV線に沿った断面図であり、 第5図は、第4図の時計ケースの上面図であり、 第6図は、本発明に従った時計ケースの第3実施形態を示し、第7図のVI− VI線に沿った断面図であり、 第7図は、第6図のケースの上面図である。 第1図ないし第3図に示されている時計ケースは、硬質材料製の幾つかの部材 からなるケーシング1と、ケーシング部材を合体保持すると共に、固定手段にケ ースを連結するように構成された支持装置2とを含む。その固定手段は、本例で は端部が従来のラグ4によってケースに取り付けらる時計バンド3である。ここ では、ケーシング1は円形であって、針(図示せず)等の表示部材を備えた時計 ムーブメント6を収容するための密封円筒形ハウジング5を形成している。 本例では、ケーシング1は3部材から、すなわちガラス蓋7を形成する透明の 上プレートと、裏蓋8を形成する下プレートと、中間部材9を形成し、好ましく はムーブメント6用の操作ステム(図示せず)を挿通する横孔10を有する環状 の中間部材からなる。平面図で見ると、本例ではこれらの3部材7、8、9は同 じ円形で、同じ外寸である。好適な実施形態では、特に魅力的な審美的外観を与 えるため、これらの3部材はサファイア製であり、従って透明である。裏蓋8は ガラス蓋7と同一であることが好都合であろう。 3部材7、8、9は、製造しやすくするため、特に機械加工及び研摩作業を減 らして簡単にするために、特に単純な外形を有する。中間部材9は、押し出し成 形されたサファイア管を横方向にのこ引きすることによって得られた環状シリン ダである。その内壁11及びその外壁12は円筒形であって、孔10以外には窪 みを備えていない。その上下面は平らで研摩されて、それぞれガラス蓋7及び裏 蓋8が接する接触表面13及び14を形成している。ガラス蓋7の下面24は完 全に平らであり、それの外縁部付近が研摩されて、中間部材9の接触表面13に 密封状に接する接触表面15を形成している。同様に、裏蓋8の上面16は外縁 部付近が研摩されて、中間部材の接触表面14に密封状に接する接触表面17を 形成している。このため、材料が多孔質ではなく、それらの相互接触表面13及 び15、14及び17が研摩されている結果、これらの部材7、8及び9が押し 合わせられている限り、密封ガスケットを挿入したり、部材を互いに接着する必 要もなく、それらの間の接合点でケーシング1が確実に密封される。 透明の中間部材9の反射による干渉じま(ニュートンリング)の出現を避ける ため、反射防止被膜40(第3図)が研摩接触表面13及び14に塗布されてい る。さらに、これらの表面の一部に象眼装飾を追加することも、連続した研摩表 面の一部がその装飾の横に残って、ガラス蓋7及び裏蓋8との密封すなわち防水 接触を保証できるのであれば、可能である。 ガラス蓋17の上面18と裏蓋8の下面19も平らであって、ケーシングの中 心軸線20に直交するが、本例では、それらの各々は、後述するように支持装置 2がはまる平行な2つの溝21、22を備えている。好ましくは、これらの溝は 矩形断面であって、比較的低コストで加工することができる。さらに、ガラス蓋 7及び裏蓋8の周囲に面取り切除部23が設けられている。 以上に説明したように、簡単な幾何学的形状である結果、ケーシング1の部材 7、8及び9は、法外なコストを必要としないで硬質材料で製造することができ ることに注意されたい。特に、これらの部材は、突出部分と収容部を形成するた めの中空部分の両方またはいずれか一方を備えていない。さらに、それらは密封 ガスケットをはめ込むための溝を必要としない。 支持装置2は、ラグ4に加えて、垂直平面上に互いに平行に、すなわちケーシ ング1の中心軸線20に平行に配置された2つの剛直な金属クランプ25を備え ている。各クランプ25は、上部分26と下部分27を含み、それらは、ケーシ ング1をクランプの2部分に押し付けて把持するための2つの軸方向ねじ28に よって組み付けられ、これによって閉鎖フレームを形成している。第2図からわ かるように、4つのねじ28をケーシング1の外側に好都合に配置することがで きるので、それらはケーシング内に孔を必要とない。好ましくは、ねじのヘッド はクランプの下面に埋め込まれる。各クランプの2部分26及び27の重なり合 った端部が、時計バンド3を取り付けるためのホーン29を形成しており、ラグ 4の端部が好ましくはクランプの下部分27に設けられた孔にはまっている。 第3図に示されているように、各クランプの上部分26の中央部分は、ガラス 蓋7の溝21にはまる矩形のバー31になっており、その溝と同じ寸法であるた め、クランプ25はガラス蓋の上面18と面一になる。部分26の最も肉厚の端 部の各々は、ガラス蓋7及び中間部材9の外周表面33及び12に押し付けられ るように傾斜状に配置された垂直肩部分32を備えて、これがこれらの2部材を 軸方向で整合するように保持している。同様に、各クランプ25の下部分27は 、裏蓋8の対応溝22にはまる中央バー34と、裏蓋8と中間部材9のそれぞれ の外周表面36及び12に当接する傾斜肩部分35を備えている。2つのクラン プ25は、その間から時計の文字盤を見ることができるように十分に離れており 、それらの傾斜肩部分32及び35はケーシング1の円周上に分散されているた め、ケーシング部材をすべての側面方向で保持している。このように、支持装置 2は3つの機能、すなわちケーシング1の積層部材の軸方向把持、これらの3部 材の側方保持、及び時計バンドの2端部とケーシングの間の連結を実行する。 第1図及び第2図ではまた、ガラス蓋7の下面24と裏蓋8の上面16の、ハ ウジング5の外周に近い位置にそれぞれ環状の金属被覆帯37及び38が設けら れている。これは、ムーブメント6用の従来の位置決め部材、例えばケーシング リング及びフランジ(図示せず)をこの位置に貼り付けることができるようにし ている。これらの金属被覆帯は、上記部材を被覆することによって審美的役割も 果たしている。特に第2図に示されているフレーム39などの他の金属被覆部分 を設けることもでき、ムーブメントの文字盤内に配置された窓の縁部を覆うこと ができる。 操作ステムを中間部材9の孔10にはめ込んだ位置における密封は、従来の” O”リング密封ガスケットによって確実に行うことができる。 上記例は、全体がサファイア(またはコランダム)製のケーシング1について 述べているが、高レベルの硬度を有する、または有していない他の材料で同様な 構造を使用することができる。例えば、ガラス蓋7は他の透明な水晶または鉱物 ガラス製にすることができる。中間部材9も、鉱物ガラス、セラミック、硬質金 属、または一般的に、特に成形及び焼結によって形成されるいずれの硬質材料で も製造できる。裏蓋8の製造にも同様な材料を使用することができる。光学的に 平らな領域、すなわち非常に平滑で無孔または閉鎖表面を形成するように研摩で きるならば、上記のように密封ガスケットを使用しないでケーシングを確実に密 封することができる。さらに、中間部材9をガラス蓋7または裏蓋8と一体化し て形成することもできる。例えば、成形及び焼結によって形成された裏蓋/中間 部材は、接触表面13の研摩と孔10の穿孔の機械加工をするだけでよいであろ う。例えば無線または磁気駆動手段を用いることによる無接触時間設定手段を用 いた場合、この孔さえ省くことができるであろう。 本発明に従った時計ケースの別の実施形態が、第4図及び第5図に示されてお り、これらの図面では同等の部材に対しては、それらの形状または構造が異なっ ている場合でも、先行例と同じ参照番号を使用している。本例ではガラス蓋7と 裏蓋8が凸状になっているが、もっぱら審美的理由によるものである。中間部材 9は先行例のものと同一である。反対に、2つのクランプ25は先行例とは異な った形状になっており、その各々は、直角に曲がって2つのホーン29を形成し ている端部を介してラグ4の1つを支持している。その2つのバー31及び34 は、ガラス蓋7及び裏蓋8の対応溝21及び22と共に、ラグ4に平行である。 このため、時計バンドの張力がガラス蓋及び裏蓋を介して一方のクランプ25か ら他方へ伝達される。 先行例に較べて、本構造は、ケーシング1の中央部分が見やすい、特にムーブ メント6を見ることができるという利点を有する。 第6図及び第7図に示されている実施形態では、ケーシング1の外形が平面図 でほぼ矩形である。しかしながら、中間部材9の内壁11及び外壁12はケーシ ングの軸線20に平行な要素を有するため、中間部材を管状部材から形成するこ とができる。ガラス蓋7は凸状で、裏蓋8は凹状で、共に同一球面に沿っている ため、それらの中間部材9との接触表面も同じ球面形状を有するが、これは特に 困難を伴わないで機械加工及び研摩することができる。 本例では、支持装置は4つのクランプ45を有しており、それぞれがガラス蓋 に当接した上部分46と、裏蓋に当接した下部分47と、ケーシング1の3部材 7、8、9を貫通してこれらの部材を確実に軸方向把持すると共に、クランプ4 5をケーシング上に保持する軸方向ねじ48で形成されている。クランプ45は 、 ケーシングの対向端部に対にして平行に配置されて、ラグ4を支持する2対のホ ーン49を形成している。第1図ないし第3図の実施形態と同様に、各クランプ の上部分46及び下部分47にそれぞれ設けられたつめ部分50及び51が、好 ましくはガラス蓋7及び裏蓋8の対応の外溝にはまる。しかし、各クランプ45 は、ケーシングに当接していることと、ケーシングの対応孔にはめ込まれたねじ によって確実に位置決めされるので、これらの溝は不可欠ではない。本例に示さ れている支持装置は、ムーブメント6を収容しているハウジング5をまったく覆 わないので、ガラス蓋及び裏蓋が共に透明である時に、または一定のケーシング 部材が硬質材料製ではなく、そのために容易に穿孔できる時に好都合である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.合体して時計ムーブメント(6)を収容するためのハウジング(5)を形成 する幾つかの積層部材からなる防水ケーシング(1)と、そのケーシングの部材 を組み付け状態に保持する支持装置(2)とを含み、ケーシングは透明の上面を 有しており、支持装置(2)は、アセンブリ手段(28)によって互いに取り外 し可能に固定される上部分及び下部分からなる少なくとも1つの剛直なクランプ (25、45)を備え、そのアセンブリ手段(28)は、クランプの2つの部分 の間にケーシング(1)を前記下面に直交する軸方向に把持できるように配置さ れている時計ケースであって、 前記ケーシングの部材(7、8、9)は、無孔性または閉鎖構造の材料で形成 されており、それらに設けられた互いに向き合った相互接触表面(13、14、 15、17)は平らである、すなわち回転で形成されて研摩されており、その間 に密封ガスケットがまったく挿入されていないことを特徴とする時計ケース。 2.ケーシング(1)の前記部材は、ガラス蓋(7)を形成する透明の上プレー トと、裏蓋(8)を形成する下プレートと、中間部材(9)を形成する環状の中 間部材を含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の時計ケース。 3.前記アセンブリ手段は、軸方向に配置されたねじ(28、48)を含むこと を特徴とする請求の範囲第1項に記載の時計ケース。 4.クランプ(25)は、各ケーシング部材の外周表面(12、33、36)に 当接してこれらの部材を側方で保持していることを特徴とする請求の範囲第1項 に記載の時計ケース。 5.支持装置は、時計バンドまたは他の固定手段をケースに取り付けるための取 り付け手段(4、29、49)を含むことを特徴とする請求の範囲第1項から第 4項までのいずれか1項に記載の時計ケース。 6.クランプ(25)は、軸方向に平行な平面内で延びている閉鎖フレームを形 成していることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の時計ケース。 7.クランプ(25、45)の下部分(27、47)はケーシングの下面(19 )に設けられた少なくとも1つの溝(22)にはまって、この表面と面一になっ て いることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の時計ケース。 8.クランプ(25、45)の上部分(26、46)はケーシングの上面(18 )に設けられた少なくとも1つの溝(21)にはまって、この表面と面一になっ ていることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の時計ケース。 9.支持装置(2)は、互いに平行に配置された2つの前記クランプ(25)を 含んでおり、前記取り付け手段は、クランプに直交する方向に配置された2つの ラグ(4)を含み、そのラグは2つのクランプの端部に固定されていることを特 徴とする請求の範囲第6項に記載の時計ケース。 10.支持装置は、協働して1つの取り付け手段(4)を支持する2つの曲がっ た端部をそれぞれが有している2つの前記クランプ(25)を含むことを特徴と する請求の範囲第7項に記載の時計ケース。 11.ケーシング(1)の部材はすべて、サファイア製であることを特徴とする 請求の範囲第2項に記載の時計ケース。 12.中間部材(9)は、サファイア、硬質材料、セラミックまたはガラス製で あることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の時計ケース。 13.裏蓋(8)は、サファイア、硬質金属またはガラス製であることを特徴と する請求の範囲第2項に記載の時計ケース。 14.中間部材(9)は透明であり、少なくともガラス蓋側の接触表面(13) 上に反射防止被膜(40)を有することを特徴とする請求の範囲第2項に記載の 時計ケース。 15.中間部材(9)は、円筒形すなわち環状柱形であって、軸方向に平行な要 素を有して突起または窪みのない内側(11)及び外側(12)側壁を備えてい ることを特徴とする請求の範囲第11項から第14項までのいずれか1項に記載 の時計ケース。 16.ガラス蓋(7)及び裏蓋(8)は、平面図において中間部材(9)とほぼ 同一形状で同一外寸であることを特徴とする請求の範囲第15項に記載の時計ケ ース。
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