JP2000500485A - イソパラフィン―オレフィンのアルキル化方法 - Google Patents

イソパラフィン―オレフィンのアルキル化方法

Info

Publication number
JP2000500485A
JP2000500485A JP9519705A JP51970597A JP2000500485A JP 2000500485 A JP2000500485 A JP 2000500485A JP 9519705 A JP9519705 A JP 9519705A JP 51970597 A JP51970597 A JP 51970597A JP 2000500485 A JP2000500485 A JP 2000500485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zeolite
catalyst
olefin
alkylation
olefins
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9519705A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000500485A5 (ja
JP3992738B2 (ja
Inventor
フアン,トレイシー・ジャウ―フア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ExxonMobil Oil Corp
Original Assignee
Mobil Oil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mobil Oil Corp filed Critical Mobil Oil Corp
Publication of JP2000500485A publication Critical patent/JP2000500485A/ja
Publication of JP2000500485A5 publication Critical patent/JP2000500485A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3992738B2 publication Critical patent/JP3992738B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2/00Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a smaller number of carbon atoms
    • C07C2/54Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a smaller number of carbon atoms by addition of unsaturated hydrocarbons to saturated hydrocarbons or to hydrocarbons containing a six-membered aromatic ring with no unsaturation outside the aromatic ring
    • C07C2/56Addition to acyclic hydrocarbons
    • C07C2/58Catalytic processes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J29/00Catalysts comprising molecular sieves
    • B01J29/04Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites
    • B01J29/06Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof
    • B01J29/08Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof of the faujasite type, e.g. type X or Y
    • B01J29/10Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof of the faujasite type, e.g. type X or Y containing iron group metals, noble metals or copper
    • B01J29/12Noble metals
    • B01J29/126Y-type faujasite
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2529/00Catalysts comprising molecular sieves
    • C07C2529/04Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites, pillared clays
    • C07C2529/06Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof
    • C07C2529/08Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof of the faujasite type, e.g. type X or Y
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2529/00Catalysts comprising molecular sieves
    • C07C2529/04Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites, pillared clays
    • C07C2529/06Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof
    • C07C2529/18Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof of the mordenite type
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2529/00Catalysts comprising molecular sieves
    • C07C2529/04Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites, pillared clays
    • C07C2529/06Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof
    • C07C2529/70Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof of types characterised by their specific structure not provided for in groups C07C2529/08 - C07C2529/65

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ガソリン中に混合する高度に分枝したアルキレートを高い割合で含む生成物を生成するための、オレフィンを用いたイソパラフィンのアルキル化の改良された方法が開示される。触媒は、USYのように、希土類金属から選ばれる一もしくは複数のカチオンで部分的にもしくは完全に交換された大孔ゼオライトを含む。

Description

【発明の詳細な説明】 イソパラフィン−オレフィンのアルキル化方法 本発明は、制御された量の水素及び大孔ゼオライト(large pore zeolite)触 媒の存在下で、実施されるイソパラフィン−オレフィンのアルキル化方法に関す る。このアルキレート生成物は、特に、ガソリンのオクタンエンハンサー(向上 剤)として有用である。触媒は、水素化成分を含み、希土類金属から選ばれる一 つのもしくは複数のカチオンで部分的にもしくは完全に交換されていてもよい。 四エチル鉛をガソリンのオクタン価向上添加剤として使用することを削減した 結果、無鉛ガソリンの製造が増加しただけでなく、全てのグレードのガソリンの オクタン価の仕様が同様に増加した。イソパラフィン−オレフィンのアルキル化 は、ガソリン中に混合される高度に分枝したパラフィンオクタンエンハンサーの 製造にとって鍵となる工程である。 アルキル化は、有機分子にアルキル基を付加することを伴う。従って、イソパ ラフィンは、より分子量の大きなイソパラフィンを与えるためにオレフィンと反 応させられる。工業的には、アルキル化は、しばしば、酸性触媒の存在下でC2 〜C5のオレフィンとイソブタンとの反応を伴う。アルキレートは、その高いオ クタン価のために、プレミアムガソリンの製造にとって有用性の高い混合成分で ある。 従来、アルキル化方法は、制御された温度条件の下で、フッ化水素酸もしくは 硫酸を触媒として使用することを含むものであった。硫酸方法では、オレフィン の重合という好ましくない副反応を最小にするため低い温度が利用され、そして 新しい酸を継続的に加え、廃酸を継続的に回収することによって、酸強度は一般 的に88〜94パーセントに維持される。フッ化水素酸方法は、硫酸方法ほど温 度に敏感でなく、フッ化水素酸は容易に回収され精製される。 高オクタン価ガソリン混合成分を製造するために一般に用いられる代表的なア ルキル化のタイプ、すなわち、フッ化水素酸および硫酸アルキル化方法は、環境 への懸念、酸の消費および腐食性物質の処理を含む固有の欠点を有する。オクタ ン価への要求の増加および環境への懸念の増加に伴い、固体触媒系に基づくアル キル化方法を発展させることが望まれてきた。本発明の触媒は、一般に用いられ ているフッ化水素酸および硫酸アルキル化方法よりも環境的に許容され得るアル キル化の方法を、精製業に提供する。 結晶性金属ケイ酸塩もしくはゼオライトが、イソパラフィン−オレフィンのア ルキル化の接触反応で用いるために広く研究されてきた。例えば、米国特許第3 ,251,902号は、C2〜C12のオレフィンを用いたC4〜C20の分枝したパ ラフィンの液相アルキル化のために、利用可能な酸部位(acid site)の数を減 じたイオン交換結晶性アルミノケイ酸塩の固定床の使用を記載している。当該特 許は、オレフィンがアルキル化反応器へ導入される前に、C4〜C20の分枝した パラフィンが、結晶性アルミノケイ酸塩を浸すようにすることを更に開示してい る。 米国特許第3,450,644号は、カルボニウムイオン中間体を伴う炭化水 素の転化方法において用いられるゼオライト触媒を再生する方法を開示している 。 米国特許第3,549,557号は、オレフィンが種々の箇所から反応器に好 ましく供給される固定床、移動床もしくは流動床システムにおいて、ある種の結 晶性アルミノケイ酸塩ゼオライト触媒を用いて、C2〜C3のオレフィンによりイ ソブタンをアルキル化することを記載している。 米国特許第3,644,565号は、結晶性アルミノケイ酸塩ゼオライト上に 存在する第VIII族貴金属を含み、選択性を向上させるために水素で前処理されて いる触媒の存在下で、パラフィンをオレフィンでアルキル化することを開示して いる。 米国特許第3,647,916号は、イオン交換結晶性アルミノケイ酸塩の使 用、イソパラフィン/オレフィンのモル比が3:1未満であること、および触媒 を再生することを特徴とするイソパラフィン−オレフィンのアルキル化方法を記 載している。 米国特許第3,655,813号は、結晶性アルミノケイ酸塩ゼオライト触媒 を使用してC4〜C5のイソパラフィンをC3〜C9のオレフィンでアルキル化する 方法であって、ハロゲン化物アジュバント(halide adjuvant)がアルキル化反 応器内で用いられる方法を開示している。イソパラフィンとオレフィンは、所定 の濃度でアルキル化反応器の中に導入され、触媒はアルキル化反応器の外側で連 続的に再生される。 米国特許第3,893,942号は、第VIII族の金属を含むゼオライトを触媒 として使用するイソパラフィン−オレフィンのアルキル化方法を記載している。 このゼオライトは、それが部分的に失活したときに、触媒を再活性化するために 、気相で断続的に水素で水素化される。 米国特許第3,236,671号は、アルキル化において、アルミナに対する シリカのモル比が3以上である結晶性アルミナケイ酸塩ゼオライトを使用するこ とを開示しており、また、そのようなゼオライトにおいて交換された及び/また はゼオライトに含浸された種々の金属を使用することも開示している。 米国特許第3,706,814号は、ゼオライトで触媒されるもう一つのイソ パラフィン−オレフィンのアルキル化方法を開示し、更に、ユーデックスラフィ ネートのようなC5+パラフィンもしくはC5+オレフィンをアルキル化反応器の 原料に添加すること、および特定の反応物の比率、ハロゲン化物アジュバント等 の使用を規定している。米国特許第3,624,173号は、イソパラフィン− オレフィンのアルキル化において、ガドリウニウムを含むゼオライト触媒の使用 を開示している。 米国特許第3,738,977号は、第VIII族金属成分を含むゼオライト触媒 、この触媒は水素で前処理されたものであるが、これを用いてエチレンでパラフ ィンをアルキル化することを開示している。 米国特許第3,865,894号は、実質的に無水の酸性ゼオライト、例えば 酸性ゼオライト(ゼオライトHY)、およびハロゲン化物アジュバントを用いて、 C4〜C9のモノオレフィンをアルキル化することを記載している。 米国特許第3,917,738号は、オレフィンを吸着することができる固体 粒子触媒を使用して、オレフィンでイソパラフィンをアルキル化する方法を記載 している。イソパラフィンとオレフィンは、吸着ゾーンの上流端で触媒粒子と接 触する反応物流(ストリーム)を形成するために混合され、触媒上に制御された 量のオレフィンが吸着されるようにその吸着ゾーンを反応物は触媒と共に通され 、その後、反応物と触媒の組合せがアルキル化ゾーンに導入される。この制御さ れたオレフィンの吸着は、アルキル化反応中のオレフィンの重合を防止するため であると記載されている。 米国特許第4,377,721号は、触媒としてZSM−20、好ましくはH ZSM−20もしくは希土類カチオン交換されたZSM−20を用いるイソパラ フィン−オレフィンのアルキル化方法を記載している。 米国特許第4,384,161号は、2,2,4−トリメチルペンタンを吸着 することができる大孔ゼオライト(large pore zeolite)、例えば、ZSM−4、 ZSM−20、ZSM−3、ZSM−18、ゼオライトベータ、フォージャサイ ト、モルデナイト、ゼオライトY、およびそれらが希土類金属を含有する形態、 ならびに、三フッ化ホウ素、五フッ化アンチモン、塩化アルミニウムのようなル イス酸を触媒として用いて、イソパラフィンをオレフィンでアルキル化し、アル キレートを与える方法を記載している。当該特許には、ルイス酸と組み合わせて 大孔ゼオライトを使用することは、ゼオライトの活性と選択性を大きく増加させ 、それにより高いオレフィン空間速度と低いイソパラフィン/オレフィン比でア ルキル化を実施できることが記載されている。 米国特許第4,992,615号、5,012,033号、及び5,073, 665号は、MCM−22と命名されたゼオライトを触媒として使用した、イソ パラフィン−オレフィンのアルキル化方法を記載している。米国特許第5,25 8,569号および第5,254,792号は、触媒としてそれぞれMCM−3 6およびMCM−49を使用するイソパラフィン−オレフィンのアルキル化方法 を開示している。 米国特許第4,008,291号は、水素が触媒の再活性化ゾーンに加えられ るが、本発明で教示されているような、制御された量で水素がアルキル化反応ゾ ーンに加えられることはない、移動床アルキル化方法を開示している。 米国特許第5,292,981号は、ゼオライト粒子とイソパラフィンおよび オレフィンを含む液体反応物のフィードとのスラリーが反応器の中で循環する、 イソパラフィン−オレフィンのアルキル化方法を記載している。スラリー中のイ ソパラフィン/オレフィンの比は100/1未満である。スラリーの第一の部分 は少なくとも500/1の比を与えるように再利用される。スラリーの第二の部 分は、分離手段を通過させられ、そこでアルキレート生成物はゼオライトから分 離される。発明の要約 この発明は、大孔ゼオライト(large pore zeolite)を含む複合触媒と制御さ れた量の水素の存在下で、イソパラフィンをオレフィン分子と反応させる改良さ れた方法に関する。制御された量の水素の存在は、触媒の安定性とアルキレート の質を向上させる。イソブタンを軽質オレフィンでアルキル化することは、高オ クタン価ガソリン混合原料の製造において重要である。アルキレートは一般に、 ガソリンプールの10〜15%を占める。それは、高いRON(リサーチ法オク タン価)とMON(モーター法オクタン価)を有し、硫黄の含有量が小さく、オ レフィンもしくは芳香族化合物を全く含まず、優れた安定性を示し、きれいに燃 える。 本発明では、2,2,4−トリメチルペンタンを吸着するのに十分な大きさの 細孔を有するゼオライト、例えば、フォージャサイト(ゼオライトXおよびゼオ ライトY)、ZSM−3、ZSM−4、ZSM−18、ZSM−20、モルデナ イト、MCM−22、MCM−36、MCM−49、MCM−56およびゼオラ イトLが、触媒として用いられる。触媒は、部分的にもしくは完全に希土類元素 のカチオンで交換されていてもよい。さらに、ゼオライトは、PtもしくはPd のような一もしくは複数の水素化成分を含む。一つの好ましい実施態様において 、水素は、イソパラフィンおよびオレフィンとともに、水素/オレフィンの比が 0.2対1で、アルキル化反応器の中に同時に供給される。実施例では、イソブ タンと2−ブテンを用いる。0.2/1では、最小量のブテンが水素化され、C5 +分子の生成量が最大になる。図面の簡単な説明 図は、希土類で交換された、水素化成分を含む大孔ゼオライトに、制御された 量の水素が加えられたときの改良を、触媒に対する流通時間およびオレフィン転 化率の重量%で示している。発明の詳細な説明 供給原料 本発明のアルキル化方法において有用な供給原料(フィード)は、少なくとも 一種のイソパラフィンと、少なくとも一種のオレフィンを含む。本発明のアルキ ル化方法で用いられるイソパラフィン反応物は、約4〜約8の炭素原子を有する 。そのようなイソパラフィンの代表的な例には、イソブタン、イソペンタン、3 −メチルヘキサン、2−メチルヘキサン、2,3−ジメチルブタン、および2, 4−ジメチルヘキサンが含まれる。 供給原料中のオレフィン成分は、2〜12の炭素原子を有するオレフィンを少 なくとも一種含む。そのようなオレフィンの代表的な例には、2−ブテン、イソ ブチレン、1−ブテン、プロピレン、エチレン、ペンテン、ヘキセン、オクテン 、およびヘプテンが含まれるが、これらはほんの一例を示しているにすぎない。 好ましいオレフィンは、C4オレフィン、例えば、1−ブテン、2−ブテン、イ ソブチレン、もしくはこれらC4オレフィンの一もしくは複数の混合物を含み、 中でも2−ブテンがもっとも好ましい。本発明の方法のための適当な供給原料は 、Huangらの米国特許第3,862,258号の第3欄の第44〜56行に 開示されているが、その開示はこの引用により本発明に組み込まれる。 また、FCC(流動接触分解)ブタン/ブテン原料のような、パラフィンおよ びオレフィンの混合物を含む炭化水素ストリームを用いてもよい。供給原料中の イソパラフィン/オレフィンの重量比は、1:1から1000:1の範囲内にあ ればよく、1000:1を超えてもよい。その比は、通常、約100:1である が、反応器の中では500:1を超える比がより好ましく、1000:1を超え る比がもっとも好ましい。イソパラフィン/オレフィンの高い比は、反応器の流 出物の一部を再利用することによって、もしくは反応器の内容物を逆混合するこ とによって達成されてもよい。アルキル化触媒 上記の供給原料は、制御された量の水素の存在下で、大孔ゼオライトを含むア ルキル化触媒と接触させられる。触媒は、さらに水素化成分、および適宜希土類 元素を含む。ゼオライト成分は、2,2,4−トリメチルペンタンを吸着するこ とができる大孔ゼオライトである。ゼオライトの細孔の直径は、6Åよりも大き く、好ましくは7Åよりも大きい。大孔ゼオライトには、ゼオライトX、ゼオラ イトY、およびUSYのようなフォージャサイトが含まれる。ゼオライトXは米 国特許第2,882,244号により詳しく十分に記載されている。本発明の目 的上、ゼオライトYには、合成された形態のままのゼオライトYと同様に、脱ア ルミニウムした骨格のゼオライトY、例えば、米国特許第3,293,192号 に記載されている超安定Y(USY)および来国特許第4,503,023に記 載されているLZ−210を含むその変形態が含まれる。その他の適当なゼオラ イトとして、ZSM−3(米国特許第3,415,736号に記載されている) 、ZSM−4(米国特許第4,021,947号および第4,091,007号 により詳しく十分に記載されている)、ZSM−20(米国特許第3,972,9 83号に記載されている)、モルデナイト(米国特許第5,219,547号およ び第5,211,935号に記載されている)、MCM−22(米国特許第5,0 73,665号および第5,105,054号に記載されている)、MCM−3 6(米国特許第5,310,715号および第5,296,428号に記載され ている)、MCM−49(米国特許第5,236,575号に記載されている)、 MCM−56(米国特許第5,362,697号に記載されている)、ゼオライト −L(米国特許第4,908,342号および第5,063,038号に記載さ れている)、ゼオライトベータ(米国特許第5,164,170号および第5, 160,169号に記載されている)がある。フォージャサイトは本発明におい て好ましいものである。このパラグラフで引用した特許の開示はすべて、 引用により本発明に明らかに組み込まれる。 ゼオライトは、好ましくは、少なくとも一つの希土類元素のカチオン、例えば ランタンもしくはセリウムのカチオンで、部分的にもしくは完全に交換される。 また、希土類元素のカチオンの混合物を使用してもよい。 本発明の触媒は、第VIII族金属(Co、Ni、Fe、Ru、PdおよびPtの ような金属)もしくはその他の遷移金属(Cr、Mo、W、Cu、Zn、Ga、 SnおよびTiのような金属)から選ばれる一もしくは複数の水素化成分と均一 に組み合わせて使用することができる。貴金属は、特に、水素化−脱水素機能が 望まれるときに用いられる。そのような成分は、化学的におよび/または物理的 に触媒と組み合わされる。従って、水素化成分は、共結晶化(co-crystallizati on)を経て触媒組成物の中に導入され得、あるいは、構造体の中にある第IIA族 元素、例えばアルミニウムと、その存在量を限度として組成物中で交換され得、 あるいは触媒組成物の中に含浸され得、あるいは触媒組成物と物理的に均一に混 合され得る。そのような成分は、例えば、それが白金の場合には、白金金属を含 むイオンを含む溶液で触媒を処理すること等によって、触媒中もしくは触媒上に 含浸してもよい。従って、この目的のために用いられる適当な白金化合物として は、ヘキサクロロ白金(IV)酸、塩化第一白金、および白金アミン錯体を含む種 々の化合物がある。 本発明の触媒は、希土類元素のカチオンを貴金属と組み合わせて用いる場合に は、熱処理されなければならない。この熱処理は、一般には、少なくとも約37 0℃、通常400℃〜600℃の範囲にある温度で、通常20時間を超えない範 囲で少なくとも1分間、触媒を加熱することにより実施される。熱処理は減圧下 で実施してもよいが、単に便宜のために大気圧下で実施することが好ましい。熱 処理は、約925℃までの温度で実施することができる。 本発明の方法において、それをアルキル化触媒として使用する前に、触媒を少 なくとも部分的に脱水する必要がある。この脱水は、空気もしくは窒素等の雰囲 気中、大気圧下、減圧下もしくは加圧(高圧)下で、約30分〜約48時間の範 囲にある時間、触媒を約200℃〜約595℃の範囲内の温度まで加熱すること により実施してもよい。脱水は、単に、触媒を真空下に置くことにより、室温で 実施することもまた可能である。ただし、その場合には、脱水の程度が適当なも のになるまでには、かなりの時間を要する。アルキル化の前に、触媒は水素で還 元されて、水素が添加される。 触媒は、様々な粒子サイズに形成され得る。一般的には、粒子は、粒子サイズ が8mm(2メッシュ)(Tyler)スクリーンを通過するのに十分小さく、3 7μm(400メッシュ)(Tyler)スクリーンに保持されるほど十分に大 きい粉末、粒体、もしくは押出品のような成形物の形態で提供されてよい。触媒 が例えば押出によって成形される場合には、結晶は、乾燥させる前に押し出して もよく、あるいは部分的に乾燥してから押し出してもよい。 触媒的に活性な触媒である結晶性材料を、他の材料、すなわち、本発明のイソ パラフィンアルキル化方法で採用される温度および他の条件に対して耐性のある バインダーと組合せることが望ましい。適当なバインダー材料には、クレイ、シ リカ、および/またはアルミナ等の酸化金属のような、活性な材料および不活性 な材料が含まれる。これらは、天然産のものであっても、あるいはシリカおよび は酸化金属の混合物を含むゼラチン状の沈殿物もしくはゲルの形態で供給されて もよい。それ自身触媒的に活性であるバインダー材料を、触媒的に活性な結晶性 材料とともに使用すること、すなわち、触媒的に活性な結晶性材料と組み合わさ れた触媒的に活性なバインダー材料を使用することは、触媒の転化および/また は選択性を変えることができる。不活性な材料は、反応速度をコントロールする 他の手段を用いる必要なく、生成物を、経済的に、かつコントロールされた方法 で得ることができるよう、転化の量をコントロールする希釈剤として都合よく使 用される。これらの材料は、天然産のクレイ、例えば、ベントナイトおよびカオ リンに組み込むことができ、その結果、工業的な処理条件下における触媒の圧潰 強度を向上させる。良好な圧潰強度は、触媒が壊れて粉状の材料になることを防 止する、もしくは遅らせるので、工業的に使用するうえにおいて有利な特性であ る。 本発明の触媒結晶と複合化し得る天然産のクレイには、その主鉱物成分がハロ イサイト、カオリナイト、ディッカイト、ナクライトもしくはアナウキサイトで あるサブベントナイト、およびディキシー、マクナミー(McNamee)、ジヨ ージアおよびフロリダクレイとして一般に知られているカオリン、またはその他 のものを含むカオリン族およびモンモリロナイト族が含まれる。それらのクレ 理もしくは化学的に変性された状態で使用してよい。触媒結晶と複合するのに有 用なバインダーは、また、無機酸化物、特にアルミナをも含む。 をγアルミナに変換する場合がある。 前述のバインダー材料を使用せずに、あるいはそれに加えて、本発明の触媒結 晶は、シリカ−アルミナ、シリカ−マグネシア、シリカ−ジルコニア、シリカ− トリア、シリカ−ベリリア、シリカ−チタニアのような無機酸化物マトリックス 、およびシリカ−アルミナ−トリア、シリカ−アルミナ−ジルコニア、シリカ− アルミナ−マグネシア、シリカ−マグネシア−ジルコニア等の三元組成物のよう な無機酸化物マトリックスで複合してもよい。コロイドの形態で前述のマトリッ クス材料の少なくとも一部を供給することは、触媒成分の押出を容易するのに都 合がよい。 細かく分割された触媒結晶と無機酸化物マトリックスの相対比は、触媒結晶含 有量が約1〜約95重量%の範囲内である限りにおいて広く変化させることが可 能である。より一般には、特に複合材料がビーズの形態で製造される場合には、 触媒結晶が、複合材料中、約2〜約80重量%の範囲内で存在する限りにおいて 、相対比を変化させることが可能である。処理条件 本発明のアルキル化方法は、かなり広い範囲の処理温度で、例えば約0℃〜約 400℃の範囲で実施でき、好ましい範囲は、約50℃〜約120℃である。実 際の上限処理温度は、不都合なこと、すなわち好ましくない副反応を避けるため に、しばしば制限される。 本発明の方法は、かなり広い範囲の圧力で、例えば、減圧した圧力〜約200 0psigの範囲で、好ましくは大気圧〜約1000psigの範囲で実施する ことができる。フィードにおけるオレフィンに対する水素のモル比は、0.2: 1.0か、もしくはそれ以下、好ましくは0.15:1.0かもしくはそれ以下 である。 本発明のアルキル化方法において用いられる触媒の量は、かなり広い範囲で変 えてよい。一般に、オレフィンに基づく重量空間速度(WHSV、時間基準)で 示される触媒の量は、約0.01〜約100hr-1の範囲内であるとよい。当然 ながら、特定の反応のために選ばれる触媒の量は、触媒の性質および採用される 処理条件、並びに関係する反応物を含むいくつかの変数によって決定されること が、当業者には理解されよう。 本発明のアルキル化方法で用いられるイソパラフィン反応物は、約20までの 炭素原子を含むもの、好ましくは約4〜約8の炭素原子を含むものであってよい 。例えば、イソブタン、3−メチルヘキサン、2−メチルブタン、2,3−ジメ チルブタン、および2,4−ジメチルヘキサンである。 本発明で用いられるオレフィン反応物は、一般に2〜約12の炭素原子を含む 。代表的な例は、エテン、プロペン、1−ブテン、2−ブテン、イソブテン、ペ ンテン、ヘキセン、ヘプテンおよびオクテンである。特に好ましいものは、C3 およびC4オレフィンおよびそれらの混合物である。 一般に、混合された炭化水素フィードにおける全イソパラフィン対全オレフィ ンアルキル化剤のモル比は、約1:2〜約500:1であり、約5:1〜約10 0:1の範囲にあることが好ましい。イソパラフィンおよび/またはオレフィン 反応物は、気相、液相、および/または超臨界状態であってよく、生(き)の状 態、すなわち他の物質で希釈された意図的な混合物から遊離した状態であっても よい。または、反応物は、例えば水素もしくは窒素のようなキャリヤーガスまた は希釈剤の助けをかりて触媒組成物と接触させてもよい。反応物はまた、場合に より、全体の転化作用を増すことができる一もしくは複数の反応性のある他の物 質とともに、アルキル化反応ゾーンに導入してもよい。従って、例えば、比較的 少量の水素および/または水素供与体が、反応ゾーンに存在していてもよい。 本発明のアルキル化方法は、固定床反応器、移動床反応器、もしくはスラリー 反応器を用いて、バッチ式、半連続もしくは連続工程で実施することができる。 使用後の触媒は、例えば、(空気のような)酸素含有雰囲気下にて高温で熱処理 することにより、あるいは溶媒で抽出することによって、コークが除去される再 生ゾーンへ導入される。再生された触媒は、その後、さらに有機反応物と接触す るために転化ゾーンへ再循環される。本発明の触媒を米国特許第4,992,6 15号、5,012,033号および5,073,665号に記載されているよ うな触媒の代わりに用いることによって、特別なプロセス構成および変形態様を 形成できる。 以下実施例を説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。実施例 希土類元素で交換されたY−ゼオライト(REHY)により行う2−ブテンを 用いたイソブタンのアルキル化における水素の有益な効果は、逆流式で管型反応 器において循環比を45:1として、液相で2827kPa(410psig) にて100℃で内部再循環させる固定床操作により確認した。再循環を実施する ためにギアポンプを使用した。実施例1: 水素不存在下における0.3%Pd/REHYを用いたイソブタン /2−ブテンのアルキル化である。 550μm(30〜60メッシュ)の粒子からなるREHY触媒2.5gを固 2でパージし、120℃にて1.013kPa(1atm)で1時間、H2を用 いて還元し、最後に120℃にて1時間N2でパージした。その後、反応器を、 室温まで冷却し、全体の反応器/再循環システムを加圧下でイソブタンで満たし た。再循環ポンプは、流量225ml/hrで始動し、反応器システムを所望の 温度に加熱した。所望の温度である100℃に達したときに、予め混合しておい た、内標準として1重量%のn−ヘキサンを含むイソブテン/2−ブテンのフィ ード(イソブテン/ブテンのモル比[I/O]は21:1)を連続的に流量5m l/hrで反応器に供給した。これらの条件の下で、循環比(RR、再循環する 反応器の流出物のストリームの新しいフィードに対する体積比として定義される )は45:1に維持された。オレフィンの転化率、C5+の収率、および生成物 の分布をモニターするために、オンラインのGCサンプルを定期的に取り出した 。流通時間の関数としてオレフィン転化率のプロットを図に示した。明らかに、 サイクルの長さ(オレフィン転化率が100%に維持されている総流通時間で定 義される)、はわずか12時間であった。その後、オレフィンの漏出が起こり、 オレフィンの転化率は100%未満に低下した。更に、アルキレート中のジメチ ルヘキサンに対するトリメチルペンタンの比(T/D)(アルキレートのオクタ ン価品質を反映するものである)は、流通時間によって3.2から3.6に変動 した。実施例2: 制御された量のH2存在下における0.3%Pd/REHYを用い たイソブタン/2−ブテンのアルキル化を実施したが、これは制御された量のH2 を添加することの有益な効果を示している。 所定の圧力の下でフィードをH2で予め飽和させ、H2対ブテンのモル比が0. 15:1となるようにしたことを除いて、実施例1と同じ0.3%Pd/REH Y触媒を用いて実施例1と同様に試験を行った。イソブテン/ブテンフィードを 含むこの水素を、連続的に反応器の中にポンプで供給した。オレフィン転化率、 C5+の収率、T/D、水素化(水素添加)の度合い、および生成物の分布の結 果を流通時間の関数として、下記の表1に示す。C5+の収率は、転化されたオ レフィン1グラムにつき、生成されたC5+アルキレートのグラムで定義される 。流通時間に対するオレフィン転化率のプロットを図1に示す。明らかに、制御 された量のH2の存在は、より良いサイクル時間を与え(31時間対12時間)、 向 上した触媒の安定性を示している。更に、アルキレート中のジメチルヘキサンに 対するトリメチルペンタンの比(T/D)は、著しく向上しており(H2の不存在 下でアルキル化した場合の3.2〜3.6に対して6.3〜7.8)、アルキレ ート生成物のオクタン品質がより良いことを反映している。 実施例3: 様々なH2ブテン比のH2の存在下における0.3%Pd/REHY を用いたイソブタン/2−ブテンのアルキル化を実施した。ブテンに対するH2 のモル比が異なる比を与える(表2に示すように1.1:1.0〜0.15:1 .0の間で変動する)ように異なる流量で、水素ガスストリームをイソブタン/ 2−ブテンのフィードストリームとともに連続的に反応器に供給したことを除い て、実施例1と同じ0.3%Pd/REHY触媒を用いて実施例1と同様に試験 を行った。オレフィン転化率の結果、C5+の収率、T/D、水素化の度合い、 および生成物の分布の結果を流通時間の関数として、下記の表2に示す。H2/ ブテンの比が1.1:1.0のとき、100%のブテンが水素化された。比が0 . 4:1.0まで減少したとき、40%のブテンが水素化された。比が更に減少し て0.2:1.0になったとき、ブテンのうち20%だけが水素化され、C5+ の収率は、著しく増加し、1.51になった。さらに比を減少させて0.15: 1.0にすると、C5+の収率は更に向上して1.85になった。この実施例に おいて、様々なH2/ブテンのモル比から得られたT/D比はすべて、H2不存在 下のアルキル化から得られたそれらよりもずっと良いものであった(実施例1参 照)。従って、本発明の概念において、好ましいH2/ブテンのモル比は、0.2 :1.0かもしくはそれより小さいものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.2,2,4−トリメチルペンタンを吸着することができるゼオライトであ って水素化成分を有する大孔ゼオライトを含む触媒、および制御された量の水素 の存在下、アルキル化条件下において、イソパラフィンとオレフィンを反応させ てアルキレート生成物を生成することを含むイソパラフィン−オレフィンのアル キル化方法。 2.水素対オレフィンのモル比が0.2:1よりも大きくない、請求の範囲1 に記載の方法。 3.水素対オレフィンのモル比が0.15:1よりも大きくない、請求の範囲 2に記載の方法。 4.大孔ゼオライトが、フォージャサイト、ゼオライトベータ、ZSM−3、 ZSM−4、ZSM−18、ZSM−20、モルデナイト、MCM−22、MC M−36、MCM−49、MCM−56およびゼオライトLからなる群から選択 される、請求の範囲1に記載の方法。 5.フォージャサイトがゼオライトX、ゼオライトYおよびUSYからなる群 から選択される、請求の範囲4に記載の方法。 6.大孔ゼオライトが、希土類金属から選ばれる一もしくは複数のカチオンで 部分的にもしくは完全に交換されている、請求の範囲1に記載の方法。 7.大孔ゼオライトが1.0重量%以下のナトリウムを含む、請求の範囲1に 記載の方法。 8.大孔ゼオライトを含む触媒がさらにバインダーを含む、請求の範囲1に記 載の方法。 9.請求の範囲1に記載の方法において、金属の組合せが水素化成分として用 いられる、請求の範囲1に記載の方法。 10.金属の組合せが、PdCu、PdZn、Pdn、PtSn、PtRe、 NiW、もしくはCoMoからなる群から選ばれる、請求の範囲10に記載の方 法。
JP51970597A 1995-11-22 1996-10-14 イソパラフィン―オレフィンのアルキル化方法 Expired - Fee Related JP3992738B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/561,643 US5705729A (en) 1995-11-22 1995-11-22 Isoparaffin-olefin alkylation process
US08/561,643 1995-11-22
PCT/US1996/016218 WO1997019041A1 (en) 1995-11-22 1996-10-14 Isoparaffin-olefin alkylation process

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2000500485A true JP2000500485A (ja) 2000-01-18
JP2000500485A5 JP2000500485A5 (ja) 2004-10-21
JP3992738B2 JP3992738B2 (ja) 2007-10-17

Family

ID=24242823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51970597A Expired - Fee Related JP3992738B2 (ja) 1995-11-22 1996-10-14 イソパラフィン―オレフィンのアルキル化方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5705729A (ja)
EP (1) EP0871600B1 (ja)
JP (1) JP3992738B2 (ja)
AU (1) AU708136B2 (ja)
CA (1) CA2230756C (ja)
DE (1) DE69636956T2 (ja)
ES (1) ES2279527T3 (ja)
WO (1) WO1997019041A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005262159A (ja) * 2004-03-22 2005-09-29 Catalysts & Chem Ind Co Ltd イソパラフィン−オレフィンアルキル化用ゼオライト触媒および該触媒を用いたアルキル化法
JP2007522140A (ja) * 2004-02-09 2007-08-09 アルベマーレ ネザーランズ ビー.ブイ. 固体酸および水素化金属を含む触媒を使用するアルキル化方法
JP2010516746A (ja) * 2007-01-26 2010-05-20 アルベマール・ネーザーランズ・ベー・ブイ 希土類含有ゼオライトおよび水素化金属を含む触媒を使用したアルキル化プロセス
JP2016141676A (ja) * 2015-02-05 2016-08-08 旭化成株式会社 炭化水素の製造方法
JP2017527536A (ja) * 2014-07-07 2017-09-21 アルベマール・ユーロプ・エスピーアールエル セリウムリッチレアアース含有ゼオライトおよび水素化金属を含む触媒を使用したアルキル化プロセス
JP2021507919A (ja) * 2017-12-21 2021-02-25 ビーエイエスエフ・ソシエタス・エウロパエアBasf Se 脂肪族有機化合物のアルキル化の方法

Families Citing this family (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6037513A (en) * 1998-07-09 2000-03-14 Mobil Oil Corporation Hydroalkylation of aromatic hydrocarbons
US20020153283A1 (en) * 1998-12-28 2002-10-24 Arthur W Chester Gasoline sulfur reduction in fluid catalytic cracking
US6846403B2 (en) * 1998-12-28 2005-01-25 Mobil Oil Corporation Gasoline sulfur reduction in fluid catalytic cracking
US6852214B1 (en) * 1998-08-31 2005-02-08 Mobil Oil Corporation Gasoline sulfur reduction in fluid catalytic cracking
US6974787B2 (en) * 1998-08-31 2005-12-13 Exxonmobil Corporation Gasoline sulfur reduction in fluid catalytic cracking
US7803267B2 (en) * 1998-12-28 2010-09-28 W. R. Grace & Co.-Conn. Gasoline sulfur reduction in fluid catalytic cracking
US7838708B2 (en) * 2001-06-20 2010-11-23 Grt, Inc. Hydrocarbon conversion process improvements
US7507686B2 (en) * 2002-12-03 2009-03-24 W. R. Grace & Co. - Conn. Gasoline sulfur reduction in fluid catalytic cracking
CA2532367C (en) * 2003-07-15 2013-04-23 Grt, Inc. Hydrocarbon synthesis
US20050171393A1 (en) * 2003-07-15 2005-08-04 Lorkovic Ivan M. Hydrocarbon synthesis
US8642822B2 (en) 2004-04-16 2014-02-04 Marathon Gtf Technology, Ltd. Processes for converting gaseous alkanes to liquid hydrocarbons using microchannel reactor
US7674941B2 (en) * 2004-04-16 2010-03-09 Marathon Gtf Technology, Ltd. Processes for converting gaseous alkanes to liquid hydrocarbons
US8173851B2 (en) 2004-04-16 2012-05-08 Marathon Gtf Technology, Ltd. Processes for converting gaseous alkanes to liquid hydrocarbons
US20060100469A1 (en) 2004-04-16 2006-05-11 Waycuilis John J Process for converting gaseous alkanes to olefins and liquid hydrocarbons
US7244867B2 (en) 2004-04-16 2007-07-17 Marathon Oil Company Process for converting gaseous alkanes to liquid hydrocarbons
US20080275284A1 (en) * 2004-04-16 2008-11-06 Marathon Oil Company Process for converting gaseous alkanes to liquid hydrocarbons
US7432408B2 (en) * 2004-12-21 2008-10-07 Chevron U.S.A. Inc. Integrated alkylation process using ionic liquid catalysts
KR101335397B1 (ko) * 2006-02-03 2013-12-02 지알티, 인코포레이티드 할로겐으로부터 가벼운 기체를 분리하는 방법
AP2673A (en) 2006-02-03 2013-05-23 Grt Inc Continuous process for converting natural gas to liquid hydrocarbons
EA017229B1 (ru) * 2007-05-14 2012-10-30 Грт, Инк. Способ конверсии углеводородного сырья с электролитическим извлечением галогенов
NZ581216A (en) 2007-05-24 2011-06-30 Grt Inc Zone reactor incorporating reversible hydrogen halide capture and release
CN101998942B (zh) 2008-04-14 2016-02-03 埃克森美孚化学专利公司 制备环己基苯的工艺
WO2009134516A1 (en) * 2008-05-01 2009-11-05 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Process for producing cyclohexylbenzene
US8282810B2 (en) 2008-06-13 2012-10-09 Marathon Gtf Technology, Ltd. Bromine-based method and system for converting gaseous alkanes to liquid hydrocarbons using electrolysis for bromine recovery
US8415517B2 (en) * 2008-07-18 2013-04-09 Grt, Inc. Continuous process for converting natural gas to liquid hydrocarbons
CN102216215B (zh) * 2008-07-28 2014-03-26 埃克森美孚化学专利公司 使用emm-12制备烷基芳族化合物的方法
US8212096B2 (en) * 2008-07-28 2012-07-03 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Hydroalkylation of aromatic compounds using EMM-13
EP2411351A4 (en) 2009-02-26 2012-09-12 Exxonmobil Chem Patents Inc PROCESS FOR PREPARING CYCLOHEXYLBENZENE
US20100270167A1 (en) * 2009-04-22 2010-10-28 Mcfarland Eric Process for converting hydrocarbon feedstocks with electrolytic and photoelectrocatalytic recovery of halogens
US8198495B2 (en) 2010-03-02 2012-06-12 Marathon Gtf Technology, Ltd. Processes and systems for the staged synthesis of alkyl bromides
US8367884B2 (en) 2010-03-02 2013-02-05 Marathon Gtf Technology, Ltd. Processes and systems for the staged synthesis of alkyl bromides
RU2445164C1 (ru) * 2010-09-09 2012-03-20 Учреждение Российской Академии Наук Ордена Трудового Красного Знамени Институт Нефтехимического Синтеза Им. А.В. Топчиева Ран (Инхс Ран) Катализатор, способ его получения (варианты) и способ жидкофазного алкилирования изобутана олефинами c2-c4 в его присутствии
US9545622B2 (en) 2010-10-11 2017-01-17 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Activation and use of hydroalkylation catalysts
WO2012087433A1 (en) 2010-12-21 2012-06-28 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Process for producing a monocycloalkyl-substituted aromatic compound
US8815050B2 (en) 2011-03-22 2014-08-26 Marathon Gtf Technology, Ltd. Processes and systems for drying liquid bromine
US8436220B2 (en) 2011-06-10 2013-05-07 Marathon Gtf Technology, Ltd. Processes and systems for demethanization of brominated hydrocarbons
US8829256B2 (en) 2011-06-30 2014-09-09 Gtc Technology Us, Llc Processes and systems for fractionation of brominated hydrocarbons in the conversion of natural gas to liquid hydrocarbons
WO2013058882A1 (en) 2011-10-17 2013-04-25 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Process for producing cyclohexylbenzene
US8802908B2 (en) 2011-10-21 2014-08-12 Marathon Gtf Technology, Ltd. Processes and systems for separate, parallel methane and higher alkanes' bromination
RU2505357C2 (ru) * 2011-10-27 2014-01-27 Российская Федерация, от имени которой выступает Министерство промышленности и торговли Российской Федерации (Минпромторг России) Разработка технологии производства катализаторов алкилирования
US9193641B2 (en) 2011-12-16 2015-11-24 Gtc Technology Us, Llc Processes and systems for conversion of alkyl bromides to higher molecular weight hydrocarbons in circulating catalyst reactor-regenerator systems
CN103962177B (zh) * 2013-01-31 2016-08-24 中国石油化工股份有限公司 一种含分子筛的催化剂的制备方法
CN106631656B (zh) * 2015-10-28 2019-09-24 中国石油化工股份有限公司 一种烷基化反应方法
RU2647575C2 (ru) * 2016-06-02 2018-03-16 Публичное акционерное общество "Электрогорский институт нефтепереработки" (ПАО "ЭлИНП") Способ получения катализатора (варианты) и способ алкилирования изобутана бутиленами в присутствии полученного катализатора (варианты)
CN112007652A (zh) * 2019-05-31 2020-12-01 中国石油化工股份有限公司 一种固体酸催化剂及其应用

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3251902A (en) * 1963-07-15 1966-05-17 Socony Mobil Oil Co Inc Isoparaffin-olefin alkylation using crystalline zeolite catalyst
US3236671A (en) * 1964-03-02 1966-02-22 Armour & Co Method of reducing seepage loss from contained bodies of water
US3865894A (en) * 1966-08-25 1975-02-11 Sun Oil Co Pennsylvania Process for paraffin-olefin alkylation
US3450644A (en) * 1966-11-15 1969-06-17 Union Carbide Corp Treatment of oxidatively regenerated molecular sieve catalysts
US3624173A (en) * 1968-03-26 1971-11-30 Sun Oil Co Gd ZEOLITE AND HYDROCARBON CONVERSION PROCESS WITH Gd ZEOLITE CATALYST
US3549557A (en) * 1968-06-26 1970-12-22 Union Carbide Corp Isoparaffin alkylation process and catalyst for use therein
US3644565A (en) * 1968-09-18 1972-02-22 Union Oil Co Alkylation process
US3655813A (en) * 1969-06-05 1972-04-11 Sun Oil Co Continuous alkylation process
US3647916A (en) * 1969-10-08 1972-03-07 Mobil Oil Corp Isoparaffin-olefin alkylation with crystalline zeolite catalysts at low isoparaffin to olefin ratios
US3706814A (en) * 1970-05-04 1972-12-19 Sun Oil Co Continuous process for producing gasoline blending components
US3738977A (en) * 1971-04-22 1973-06-12 Union Oil Co Polymerization of ethylene with a supported palladium catalyst
US3893942A (en) * 1973-09-27 1975-07-08 Union Carbide Corp Isoparaffin alkylation process with periodic catalyst regeneration
US3917738A (en) * 1974-05-16 1975-11-04 Universal Oil Prod Co Isoparaffin-olefin alkylation utilizing crystalline aluminosilicate catalyst in an adsorption zone
US4008291A (en) * 1975-06-16 1977-02-15 Universal Oil Products Company Simulated moving bed alkylation process
US4377721A (en) * 1981-06-22 1983-03-22 Mobil Oil Corporation Alkylation of isoparaffins with olefins
US4384161A (en) * 1982-03-15 1983-05-17 Mobil Oil Corporation Heterogeneous isoparaffin/olefin alkylation
JPH032336Y2 (ja) * 1987-12-15 1991-01-23
US5012033A (en) * 1988-10-06 1991-04-30 Mobil Oil Corp. Isoparaffin-olefin alkylation process and catalyst composition thereof
US5073665A (en) * 1990-07-31 1991-12-17 Mobil Oil Corp. Process for alkylating olefins and isoparaffins in a fixed bed reactor
US5285569A (en) * 1990-11-09 1994-02-15 Eubanks Engineering Company Method of processing wire using multiple blade set
US5095167A (en) * 1991-02-04 1992-03-10 Mobil Oil Corporation Isoparaffin:olefin alkylation process
US5254792A (en) * 1991-10-10 1993-10-19 Mobil Oil Corporation Isoparaffin:olefin alkylation in the presence of synthetic porous MCM-49
US5292981A (en) * 1992-06-16 1994-03-08 Mobil Oil Corporation Isoparaffin-olefin alkylation process
US5258569A (en) * 1992-08-13 1993-11-02 Mobil Oil Corp. Isoparaffin-olefin alkylation process with zeolite MCM-36
WO1995011872A1 (en) * 1993-10-29 1995-05-04 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Process for upgrading a paraffinic feedstock

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007522140A (ja) * 2004-02-09 2007-08-09 アルベマーレ ネザーランズ ビー.ブイ. 固体酸および水素化金属を含む触媒を使用するアルキル化方法
JP2005262159A (ja) * 2004-03-22 2005-09-29 Catalysts & Chem Ind Co Ltd イソパラフィン−オレフィンアルキル化用ゼオライト触媒および該触媒を用いたアルキル化法
JP2010516746A (ja) * 2007-01-26 2010-05-20 アルベマール・ネーザーランズ・ベー・ブイ 希土類含有ゼオライトおよび水素化金属を含む触媒を使用したアルキル化プロセス
JP2017527536A (ja) * 2014-07-07 2017-09-21 アルベマール・ユーロプ・エスピーアールエル セリウムリッチレアアース含有ゼオライトおよび水素化金属を含む触媒を使用したアルキル化プロセス
JP2016141676A (ja) * 2015-02-05 2016-08-08 旭化成株式会社 炭化水素の製造方法
JP2021507919A (ja) * 2017-12-21 2021-02-25 ビーエイエスエフ・ソシエタス・エウロパエアBasf Se 脂肪族有機化合物のアルキル化の方法
JP7391021B2 (ja) 2017-12-21 2023-12-04 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 脂肪族有機化合物のアルキル化の方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0871600A4 (en) 1999-01-13
AU7263396A (en) 1997-06-11
DE69636956T2 (de) 2007-06-14
ES2279527T3 (es) 2007-08-16
EP0871600A1 (en) 1998-10-21
DE69636956D1 (de) 2007-04-19
CA2230756C (en) 2005-07-26
AU708136B2 (en) 1999-07-29
US5705729A (en) 1998-01-06
CA2230756A1 (en) 1997-05-29
EP0871600B1 (en) 2007-03-07
JP3992738B2 (ja) 2007-10-17
WO1997019041A1 (en) 1997-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3992738B2 (ja) イソパラフィン―オレフィンのアルキル化方法
CN107708861B (zh) 改进的催化烷基化、烷基化催化剂和制备烷基化催化剂的方法
US4992615A (en) Isoparaffin-olefin alkylation process
US5304698A (en) Solid catalyzed supercritical isoparaffin-olefin alkylation process
US5012033A (en) Isoparaffin-olefin alkylation process and catalyst composition thereof
US3917738A (en) Isoparaffin-olefin alkylation utilizing crystalline aluminosilicate catalyst in an adsorption zone
EP0648200B1 (en) Isoparaffin-olefin alkylation process
US5254792A (en) Isoparaffin:olefin alkylation in the presence of synthetic porous MCM-49
US5258569A (en) Isoparaffin-olefin alkylation process with zeolite MCM-36
US5354718A (en) Catalyst and process for isoparaffin-olefin alkylation
AU712533B2 (en) Fluid catalytic alkylation process
US5461182A (en) Hydrogen transfer and isoparaffin-olefin alkylation process
JPH04504857A (ja) イソパラフィン―オレフィンアルキル化プロセス
US5326922A (en) Hydrogen transfer process
US5625113A (en) Isoparaffin/olefin alkylation
AU708623B2 (en) Isoparaffin/olefin alkylation process using rare-earth exchanged faujasite catalysts
WO1990000533A1 (en) Heterogeneous isoparaffin/olefin alkylation process
US5498817A (en) Isoparaffin/olefin alkylation over vacancy-containing titanometallate molecular sieves
JP2000501103A (ja) 希土類交換フォージャサイト触媒を使用するイソパラフィン/オレフィン・アルキル化方法
JPH05310604A (ja) 炭化水素の接触転化方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070626

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070725

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees