JP2000500352A - 改善された湿潤合図応答を有する吸収性物品 - Google Patents

改善された湿潤合図応答を有する吸収性物品

Info

Publication number
JP2000500352A
JP2000500352A JP9517329A JP51732997A JP2000500352A JP 2000500352 A JP2000500352 A JP 2000500352A JP 9517329 A JP9517329 A JP 9517329A JP 51732997 A JP51732997 A JP 51732997A JP 2000500352 A JP2000500352 A JP 2000500352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
fiber
liner
web
absorbent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9517329A
Other languages
English (en)
Inventor
エリック ミッチェル ジョーンズ
クリフォード ジャクソン エリス
スーザン キャロル ポール
Original Assignee
キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド filed Critical キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド
Publication of JP2000500352A publication Critical patent/JP2000500352A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/42Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators with wetness indicator or alarm

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本明細書において、最初に排泄されると、数分間の間維持できるが、短時間の経過とともにより低い値に低下する高初期表面湿潤値を有する日常吸収性物品を開示する。このため、製品は、最初「濡れた」感触を有するが、短時間で「乾燥した」感触に変わり、着用者に対しより心地の良い時間の長さを提供することになる。

Description

【発明の詳細な説明】 改善された湿潤合図応答を有する吸収性物品 本発明の分野 本発明は、個人用吸収性物品に使用するためのライナーおよび分離層の組み合 わせに関する。より詳細には、本発明は、組み合わされると最初に濡れた感触を 起こして、使用者に排泄が発生したことを知らせ、短時間の経過とともに、より 乾燥しより心地よい感触を与えるような、繊維不織ウェブライナーと繊維不織分 離層に関する。発明の背景 過去数十年にわたるに日常品の吸収性物品の開発が、清潔で乾燥した感触を 与える製品を作り出してきた。おむつ、幼児トイレ訓練用パンツ、失禁用装置、 生理ナプキン、包帯等を含むほとんどの日常製品吸収性物品では、ライナー、す なわち着用者の皮膚に近接して配置されるようになっている体側に面する材料を 用いる。例としておむつを挙げると、元来むむつは一旦排泄が行なわれると、着 用者の皮膚から、液体を溜めて保持できるむむつ内部の領域に液体を離すことが できないために、触ると非常に濡れていた。おむつと他の日常製品の設計が進歩 するにつれ、このような製品は、液体を着用者の皮膚から離すという点において 段々効率的になってきた。このことは、皮膚の健康、特におむつかぶれに制限さ れるものではないが、これを含む数々の利点と、着用者に対する改善された心地 良さとを有する。 幼児または子供用のケア製品の分野において、最近の進歩の一つは、おむつと 子供の下着との間との入れ替わり、すなわち橋渡しとなるトイレ訓練用パンツを 作り出すことであった。トイレ訓練用パンツの目的は、子供の成長のトレイ訓練 段階中の移行用衣類を与えることである。このようなトイレ訓練用パンツの1態 様は、子供が、濡れたことを自分で認識することである。残念なことに、おむつ と、トイレ訓練用パンツのような日常吸収性物品の開発が進歩してきたので、排 泄が行なわれると、子供は、素早く乾燥するライナーのために、ほとんど心地悪 さを感じないし、心地悪さを長引くことがない。むむつ、訓練用パンツおよび失 禁用衣類としてのこのような製品は、排泄されると、排泄が行なわれたことを着 用者に知らせ、一時的に気づかせるように、最初に濡れた感触あるいは湿り気を 与えるようにすることが望まれる。いくつかの理由のために、排泄が一旦起こる と、汚れた製品を替えることは実際的ではないし可能ではない。このため、着用 者は、所定の時間の間、汚れた製品を着用しなければならないことがある。従っ て、排泄のアクシデントの最初の合図が着用者に与えられなければならない。こ のように、アクシデントが最初の合図が着用者に与えられると、製品が取り替え られるときまで、着用者に心地よさを与えるように、可能なかぎり乾燥した感触 に回復できるのが望ましい。従って、排泄が行なわれたことを着用者に知らせる 「濡れた」感触を最初に与えるが、時間の経過とともに、実際的に可能な限り、 乾燥した感触を着用者に与える日常吸収性物品が必要とされる。本発明は、この ような製品に関する。本発明の開示 本発明は、一回目の排泄のときには、高相対表面湿潤値を有するが、短時間の 間には、相対表面湿潤度がより低い値に低下し、長時間にわたり、製品全体がよ り心地良い感触とならなければならないような、ライナーと分離材料との組み合 わせを有する日常吸収性物品に関する。これらの日常吸収性物品は吸収性物品を 形成するために、一般的に液体透過性体側ライナーと、分離層と、外側カバーお よび前記分離層と外側カバーとの間に配置された吸収性コアとを含む。体側ライ ナーは湿潤可能で、排泄が繰り返される間、湿潤性を維持する繊維不織ウェブか ら形成される。これを達成するために、ライナーは、一般的に界面処理剤である 耐性湿潤可能処理剤を含んでいればよい。分離層は、繊維不織ウェブからも形成 されており、これとは異なり、体側ライナーは、表面湿潤性ドロップ試験により 示されているように低湿潤性を有する。総括的な実施例において結果的に得られ る物品は、排泄後約1分で70%か、それ以上の相対表面湿潤値と、ほぼ10分 で55%か、それ以下の相対表面湿潤値とを有することができる。より精選され た実施例において、その結果得られる物品は、1分で75%か、それ以上もしく は10分で50%か、それ以下の相対湿潤値を有することができる。さらに精選 された実施例において、以下に記載した試験手順に述べた排泄後、物品は、1分 で80%か、それ以上、10分で40%か、それ以下の相対表面湿潤値を有する ことができる。 より詳細な実施例において、体側ライナーは、約17グラム/平方メートルか ら28グラム/平方メートル(gsm)の基本重量を有する繊維ポリオレフィン 不織ウェブから構成される。分離層が、少なくとも20gsmの基本重量を有す る複合およびポリエステル繊維の混合物から製造され、実際的な上限はないが、 より特定の範囲は、約40から170gsmであり、より詳細には約40から6 0gsmの範囲である。外側カバーは、繊維不織ウェブ層に取り付けられたポリ オレフィンフィルム層から構成されていればよく、吸収性コアは、該吸収性コア の全重量に基づいて少なくとも約20重量%の超吸収体を含んでいればよい。本 発明の日常吸収性物品は、トイレ訓練用パンツ、おむつ、あるいは失禁用衣類の 形態に限定されないが、これを含む様々な用途を有する。図面の簡単な説明 図1は、日常吸収性物品、本例においては本発明に関するトイレ訓練用パンツ の部分的切断上面図である。 図2は、本発明を含むいくつかの日常品吸収性物品に関して時間に対する相対 表面湿潤値を表すグラフである。本発明の詳細な記載 本発明は、幼児用トイレ訓練を目的として使用するためのライナーと分離層と を組み合わせた、例えばトイレ訓練用パンツのような日常吸収性物品に関する。 本発明のライナー材料は、別の製品と、第1回目に排泄されると、感触が濡れた ような状態であるが、短時間の間に再び乾燥した感触となる材料が必要とされる ような用途とに使用できる。従って、おむつ、および失禁用衣類に制限されない が、これを含む別の日常品吸収性物品に関するライナー/分離材料が別の使用法 である。 日常吸収性物品は、おむつ、トイレ訓練用パンツ、生理用ナプキン、失禁用衣 類、包帯等のアイテムを含む。図1を参照すると、ほとんどの基本的な設計にお いて、このようなおむつ10の全ては、一般的に体側ライナー12、外側カバー 14、分離層15および該分離層15と外側カバー14との間に配置された吸収 性コア16とを含む。一般的に、体側ライナー12と外側カバー14とが、分離 層15と吸収性コア16の双方を包むように、周縁のまわりを相互にシールされ て、吸収性コア16内に含まれた流体を捕らえ保持することを可能とする。任意 的には、分離層15は、層12と吸収性コア16に接着剤で取り付けられていれ ばよい。 本発明の体側ライナー12は、尿のような人体流体を含む液体の複数回の排泄 に耐えることのできる連続した親水性を有していなければならない。このため、 ライナーが本質的に湿潤性でない場合には、湿潤可能となるように製造されなけ ればならない。ほとんどの熱可塑性合成繊維は、この基準に本質的に適合してい ない。従って、これらを、より湿潤可能となるように処理しなければならない。 このように、湿潤剤/界面処理剤が、繊維生成工程中に例えばシロキサンを内部 に添加されるか、あるいはフルオロカーボンを含む陽イオンまたは陰イオン界面 処理剤で、繊維またはその結果得られるウェブのいずれかの後処理として外部に 添加される。このような湿潤剤/界面処理剤と、これらの使用はよく知られてお り、本明細書において詳細に記載する必要はない。 以下の試験データにより図示するように、界面処理剤と一般的にいわれる繊維 処理剤の全てが十分に耐性があるとはいえない。おむつのような多くの日常吸収 性製品が、使用中に複数回の排泄を受ける。名前が意味するように不安定な界面 処理剤が、排泄ごとに、繊維から洗い出される傾向にあり、そのために、ライナ ーは、ますます疎水性となる。ライナーが、第1回目だけではなく、次の排泄に 関しても着用者に湿潤合図を与えるのであれば、このことは起こりえない。従っ て、ウェブ/ライナーが形成されると、繊維の外面を少なくとも部分的に取り囲 む親水性処理剤で処理される。界面処理剤で処理されたポリプロピレン不織ウェ ブのような従来のライナー材料が、流体を極めて短時間で取り上げ、この流体を 急速に下側の構成成分に移す。このため、極めて短時間の間に、着用者にとって ライナーが乾燥した感触となる。本発明は、明確に正反対の感触を与えるライナ ー/分離層の組み合わせを設けることによってこの種の構造とは異なるものにな る。本発明のライナー/分離層の組み合わせが、短時間で乾燥した感触に戻る初 期の湿潤合図を提供できる。ライナー上の耐性のある親水性の仕上げと、より疎 水性である分離層とを使用することによって、相対的な表面湿潤性が長時間の間 維持できる。これは、本発明により達成される。以下に記載の試験データによっ て図示するように、処理剤と、本発明のライナーと分離材料とに関し湿潤性対時 間をプロットすると、ライナーを最終的に適応した時間の間、許容可能な乾燥レ ベルに戻しながら、より大きな湿潤性の値が、より長い初期時間の間、延長され る。 本発明の体側ライナー12は、織りまたは不織布である複数の繊維から作られ た材料ウェブから構成される。繊維不織ウェブが、本発明のライナー材料として 特に有効に作用することがわかった。このようなウェブの例は、スパンボンドウ ェブ、メルトブローウェブ、結合されカーディンングされたウェブ、乾式堆積ウ ェウ、湿式堆積ウェブ、溶解スパンウェブ、日常吸収性物品のライナーとして使 用されるのに十分な強度を有する一般的な繊維不織ウェブを含むが、これらに限 定されるものではない。 繊維は、短ステープル繊維または、例えばメルトブローおよびスパンボンドウ ェブにみられるような、より長い連続ウェブのような種類の繊維であればよい。 繊維は天然あるいは合成繊維である。ポリオレフィン、ポリエステル、セルロー ス、ポリアセテートおよびポリアクリル熱可塑性樹脂が、繊維を製造できるポリ マーのいくつかの例である。さらに、繊維をホモポリマー、コポリマーおよびこ のようなポリマーの混合物から製造できる。さらに、繊維は、本質的な親水性あ るいは、親水性となるように処理されていればよい。 繊維自体は、中身が詰まった状態、中空、円形あるいは、2裂形、3裂形およ び「X形状」のような不規則な形状を含むがこれらに限定されない様々な断面形 状を有していればよい。繊維は、多構造または多成分繊維でもよい。例えば、2 構造および2成分繊維は、繊維ウェブを共に結合するのに特に有効に作用する。 これは、このような繊維は一般的に、熱結合に使用されるより低い溶融点成分と 、強度と弾性を繊維に付加するより高い溶融成分とを含むからである。一般的に 、繊維は、約12から約45ミクロンの平均の径を有する。 十分な使用強度を与えるために、繊維ウェブは殆どの場合、付加的な結合剤を 必要とする。繊維不織ウェブは、ウェブを形成するのに使用される織りパターン のために十分な強度を有する。一方、不織ウェブは、カーディングされたときで も、比較的不規則な繊維パターンあるいは配向を有する。従って、このようなウ ェブは、集合的に「結合」とわれる付加的なレベルの繊維交絡あるいは結合を必 要とすることがある。結合法あるいは技術の例には、水流交絡、ニードリング、 ステッチング、熱結合、接着結合および超音波結合を含むが、これらに限定され ない。ウェブの全てあるいは一部を形成する繊維が本質的に熱可塑性である場合 には、熱および超音波結合が特に有効に作用することがわかった。複合繊維が使 用されたり、より嵩のあるウェブが望まれる場合には、通気結合が有効に作用す る。より高い強度が必要とされる場合には、点結合が有効である。点結合は、例 えば、超音波結合設備あるいは加熱およびパターン化された結合ロールを用いて 達成できる。 カーディングされたウェブおよびスパンボンドウェブのような不織材料が吸収 性製品の体側ライナーとして使用されてきた。特に、多孔性ライナー構造は、液 体を急速に通し、身体を、ライナーの下側にある濡れた吸収性パッドから離すこ とに役立つように使用されてきた。さらに、厚く、嵩のある繊維構造とともに構 成されるような別の材料層が、濡れが戻ることを少なくするためにライナーと吸 収性パッドとの間に配置されてきた。 本発明は、おむつ、トイレ訓練用パンツ、失禁用衣類、生理用ナプキン包帯等 に制限されないが、これらを含む日常吸収性物品に使用するのに特に適した嵩の ある繊維不織ウェブから構成された分離層を使用する。これらの製品と設計の多 くに伴う共通した問題は、十分に短時間の間に、急速な複数回の尿のような人体 からの流体あるいは排泄を漏れることなく受け入れることができないということ である。この問題を解決するために、体側ライナーと吸収性コアとの間にある種 の別の層を含んでおり、吸収し、保持し一時的にライナーに取られた特に人体排 泄物をライナーに排泄するような部類のダッシュポットとして作用させる。本発 明は、特に設計され、丈夫な親水性仕上げを有する体側ライナーを含む日常吸収 性物品に組み込まれると、最初に濡れた感触を与えながら、体からの排泄物を一 時的に保持し分散させるための有効な手段を提供する嵩のある繊維不織ウェブに 関する。この材料は分離層15といわれる。 分離層15は、一般的にほとんどの場合、体側ライナー12と吸収性コア16 との間に配置されているが、所望であれば、別の付加的な層を分離層15と吸収 性コア16との間に配置するか、あるいは分離層15と吸収性コア16との間に 組み込むことができる。流体の移動を高めるために、繊維不織分離層が、外部面 の真上と真下の層に取り付けられている。この目的のために、適切な取り付け手 段に、接着剤(水がベースの接着剤、溶剤がベースの接着剤、および熱ベース接 着剤)、熱結合、超音波結合、ニードリング、および前述あるいは別の適当な取 り付け手段の組み合わせがあるが、これらに限定されない。 繊維不織ウェブ分離層15を形成するのに使用される方法は、以下に詳細に記 載するように、極めて嵩高で本質的に開いた材料となるものを含む。適当な方法 は、乾式堆積、スパンボンドおよび結合されカーディングされたウェブ生成方法 を含むが、これらに限定されない。スパンボンド不織ウェブは、フィラメントと して溶融された熱可塑性樹脂材料を、複数の細かく、一般的に円形の毛細管から 押し出されたフィラメントの径を有する口金に押し出し、例えば引き抜き力を与 えるか、又は与えない形式の液体引出し機構、あるいは別の公知のスパンボンド 機構によって急速に縮径されることによって形成された繊維から形成される。ス パンボンド不織ウェブの生成は、アピール他の米国特許第4、340、563号 、マツキ他の同第3、802、817号、ドルシュナー他の同第3、692、6 18号、キネー他の同第3、338、992号、同第3、341、394等およ びレビーの同第3、276、944号、ピーターソンの同第3、502、538 号、ハートマンの同第3、542、615号、ハーモン、カナダ特許番号第80 3、714号を含んでおり、本発明は、これらの先行技術を引用し、これらの特 許明細書の記述を本明細書の記述の一部とする。 スパンボンド工程は、例えば並列式ポリエチレン/ポリプロピレンスパンボン ド複合繊維からのような複合スパンボンド不織ウェブを形成するのにも使用でき る。このような繊維とこの結果得られるウェブを形成するための方法は、ポリエ チレンとポリプロピレンを複合口金に別個に供給するための一対の押し出し器を 用いることを含む。複合繊維を作るための口金は本分野において公知であり、本 明細書においてこれ以上記載しない。一般的に、口金は、高溶融および低溶融ポ リマーを口金内の繊維形成開口部の各々に送るための流れ通路を作り出すように 構成され、パターン化された開口部を有する複数のプレートを含むスピンパック を有するハウジングを含む。口金は、1つか2つ以上の列状に構成された開口部 を有し、開口部は、ポリマーがこの口金から押し出されるときに下側に延びる繊 維のカーテンを形成する。繊維のカーテンが口金から出ると、繊維は、急冷ガス と接触して、少なくとも繊維が急冷され、延びた繊維内に潜在的ならせん状のク リンプを作り出すことになる。多くの場合、急冷空気が約7度から約32度Cの 温度で、約30から約120メートル/分の速度で繊維の長さにほぼ垂直に向け られる。 繊維引抜きユニットすなわちアスピレータが急冷ガスの下側に配置され、急冷 された繊維を受け取るようになっている。メルトスピンポリマーに使用するため の繊維引抜きユニット、すなわちアスピレータが、本分野において公知である。 この工程に使用するのに適した例示的な繊維引抜きユニットは、マツキ他に付与 された米国特許第3、802、817号に開示された種類のライナー繊維アスピ レータと、ドルシュナー他に付与された米国特許第3、692、618号とデー ビス他に付与された同第3、432、266号に開示された種類の引抜きガンを 含む。一般的な繊維引抜きユニットは、繊維が吸引ガスにより引き出される細長 い通路を有する。吸引ガスは、繊維ポリマーに悪影響を及ぼさない空気のような ガスであればいかなるものでもよい。吸引ガスは、吸引ガスが冷却繊維を引出す ときに加熱され、潜在的なクリンプを活性化するのに必要とされる温度に繊維を 加熱する。繊維内で潜在的クリンプを活性化するのに必要とされる温度は、約4 3度Cから、本件においてポリエチレンである低溶融成分ポリマーの溶融点以下 の最高温度までである。一般的に、空気温度がより高ければ、より多くのクリン プを作り出すことになる。 引き抜かれクリンプされた繊維が、一般的に成形面の下側に配置された真空装 置によって補助されて、連続成形面上に不規則に堆積される。真空の目的は、繊 維の好ましくない分散を排除し、繊維を成形布上に案内して、複合繊維の均一な 非結合ウェブを形成することである。所望であればこの結果得られたウェブを、 結合工程を受ける前に、圧縮ローラによってわずかに圧縮できる。 複合繊維スパンボンドウェブを結合するために、通気結合が使用される。通気 結合は、本分野において公知であるので、詳細には記載しない。通気結合におい て、加熱空気の流れが付与されてウェブを通り、複合繊維の低い方の溶融点成分 の溶融点以上で、高い方の溶融点成分の溶融点以下の温度にまでウェブを加熱す ることになる。加熱する際に、ウェブ繊維の低い方の溶融ポリマー部分が溶融さ れ、繊維の溶融部分が、隣接する繊維の交差点において接合され、繊維の高い方 の溶融ポリマー部分がウェブの物理的および寸法的な一体性を維持する傾向にあ る。成形複合繊維のスパンボンドウェブに関するより多くの情報が、スラック他 による米国特許第5、336、552号に記載されており、本発明は、この先行 技術を引用し、この特許明細書の記述を本明細書の記述の一部とする。 本発明に関する分離層は、結合されカーディングされたウェブからも製造でき る。結合されカーディングされたウェブは、ベールで通常販売されているステー プル繊維から作られる。ベールは繊維を分離するためのピッカーに配置される。 次に、繊維が、コーミングすなわちカーディングユニットに送られて、分解され ステープル繊維が機械方向に整列されて、機械方向の繊維不織ウェブを形成する ようになっている。ウェブが形成されると、1つか2つ以上の結合法によって結 合される。1結合法は、パウダー結合であり、温風でウェブと接着剤を加熱する ことによって、パウダー状接着剤がウェブにわたり分散され、活性化されるよう になっている。別の結合法は、パターン結合法であり、加熱カレンダーロールま たは超音波結合装置が、一般的に局所的結合パターンで繊維を共に結合するのに 使用され、所望であれば、ウェブを全表面にわたり結合できる。最良の方法は、 複合ステープル繊維を使用するときでも、結果として得られる繊維不織ウェブを 嵩高で開いた性質を維持するために、複合スパンボンドウェブ成形工程に関し上 述に記載するように通気結合を用いることである。通気結合において、加熱空気 が、ウェブに押し出され、繊維を溶融し、繊維を交差点において共に結合する。 一般的に、非結合ウェブが成形ワイヤまたはドラム上に支持される。さらに、真 空が、望まれる場合には、ウェブを通って引出し、結合工程中に繊維ウェブを含 むようになっている。このような通気結合工程は公知であるので、本明細書にお いてこれ以上詳細に記載しない。 以下に要約したパラメータで繊維不織ウェブ分離層を形成するために、少なく ともウェブを形成する繊維の一部が熱結合可能なポリマーから作られなければな らない。熱結合可能とは、不織ウェブを形成する不規則に堆積された繊維が、熱 結合可能な繊維を形成するポリマーの溶融あるいは部分的な柔軟性のために、繊 維が、繊維交差点において相互に接合するのに十分な程度の熱を受けることがで きるとを意味する。このような熱結合可能繊維を形成するのに適したポリマーが 一般的に熱可塑性樹脂といわれ、永久的に溶融可能である。適当な熱可塑性ポリ マーの例では、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、レーヨン、オーロ ン、アセテート、およびポリビニールアルコールとホモポリマー、コポリマーお よびこれらの混合物を含む。 結合カーディングウェブを形成する際に、一般的なステープル繊維の長さは、 約3から約51ミリメートルであるが、この範囲以外の長さも使用できる。例え ば、乾式堆積では、一般的に、約6から約19ミリメートルの範囲の長さを有す る繊維を使用することを含む。繊維の径は、以下に記載の空隙容積パラメータに 対する表面積により支配される。一般的に繊維の径は、約12から約45ミクロ ンであり、目標の範囲は、約19から約35ミクロンである。 本発明の分離部分の嵩高な開いた構造を達成するために、繊維がクランプされ ることが望まれる。クリンプが機械的に且つ化学的に付与され、ジグザクすなわ ちのこぎりの歯形状でらせんすなわちへび状のクリンプ繊維を形成することにな る。繊維断面は、円形あるいは、2裂状、3裂状およびX形状の断面を含む非円 形であればよい。繊維は、中が詰まっていてもよいし、中空であってもよい。さ らに、単一の繊維ポリマーあるいは複合構成繊維および2成分または多成分繊維 に通常見られるような複数ポリマーから作られていればよい。複合繊維を用いる 場合には、繊維の断面は、例えばシース/コア、並列および点在式断面を含んで いればよい。適当な複合繊維は、ステープル繊維あるいはより連続したスパンボ ンド形態であるかによって、ポリエチレン/ポリプロピレンおよびポリエチレン /ポリエステル繊維を含む。本発明に関する繊維不織ウェブは、全体的に複合繊 維から形成されてもよいし、あるいは複合繊維と、ポリプロピレン、ポリエステ ル、ナイロンおびレーヨンのようなポリオレフィンを含む単一の成分繊維のよう な別の繊維との混合物から形成されていればよい。一般的に、本発明に関する繊 維不織ウェブ分離層は、ウェブの全重量に基づいて少なくとも40重量%複合繊 維を含む。このような複合繊維は、一般的に16ミクロンか、それ以上の繊維の 径を有する。 その結果得られる繊維不織ウェブは、一般的に選択される繊維がどんな種類の ものでもほぼ均質に混合される。しかし、本発明に関連して記載したパラメータ に適合する場合には、複数層の構造を形成することも可能である。 本発明の分離層15は、特定の組のパラメータに基づいて設計された。これら のパラメータは、基本重量、空隙容積、透過性、表面積/空隙容積および親水性 を含む。本発明に関する分離層の基本重量は、少なくとも20グラム/平方メー トルであり、実際的な上限はないがターゲットの範囲は約40から約170グラ ム/平方メートルである。繊維不織ウェブの空隙容積は、どれだけの空気空間が 構造内にあるかの測定値である。空隙容積は、68.9パスカルで測定され、約 17グラムから約117立方センチメートル/ウェブグラムの範囲であり、目標 範囲は約24から約80立方センチメートル/ウェブグラムである。構造の透過 性は、液体が材料構造を通る材料抵抗を示す。液体が、最初に分離層構造に入る と、流体の動作は排泄速度の運動量から押し流される流量によって支配される。 毛管現象は、流体通路を制御するのに十分な時間を有していないので、この流れ の状況において重要なものではない。従って、この構造を通る流体の流れが第1 回目の排泄に関し、構造の透過性によって制御されなければならない。高透過性 の値は、流体が構造を通って流れるのが比較的容易であることを示す。本発明に 関する材料の透過性は、約5.0×10-2から約1.0×10-4平方センチメー トル(500から10、000平方ミクロン)であるのが好ましい。 空隙容積が68.9パスカル(0.01ポンド/平方インチ)の圧力で測定さ れた状態で、表面積/空隙容積は約15から約90平方センチメートル/立方セ ンチメートルである。透過性とは、ウェブ内の空隙空間を占めるために、押し出 された流れを受けた状態のときの、繊維表面積の上とまわりを進行しなければな らない流体の結果である。表面積/空隙容積(SA/VV)は、これらの繊維表 面が共にどれだけ近接して配置されているかを示す。従って、SA/VVは、構 造に関する透過性の量を制御できる。高SA/VVの値は、共に密接した状態で 配置された大きな表面積があることを示す。SA/VVを大きくすることは、表 面積/単位重量を大きくするより小さい繊維を使用することと、構造の密度を、 空隙容積/単位重量を減少させるより大きくすることによって達成できる。SA /VVが上昇すると、流体が構造を貫通するのに、押されてより多くの表面の上 とまわりを進行しするので透過性が減少する。SA/VVが高くなりすぎると、 透過性が小さくなりすぎて、流体が分離層構造内に入り、これを通って流れるこ とができなくなる。 急速な液体の吸気を確実にするために、親水性の傾向が大きくなりすぎると、 ライナーは必要な湿潤合図を与えることができない。分離層の親水性の傾向が、 試験法セクションに記載するような表面湿潤性ドロップ試験を使用することによ って求めることができる。耐久性のある親水性ライナーと組み合わされて所望の 濡れ合図を与えるために、分離層が6か、それ以上のドロップ試験値を有するの が好ましい。 分離層15と外側カバー14との間に配置された吸収性コア16が、人体流体 または体側ライナー12を通って搬送される別の液体のほとんどの部分を吸収す るのに使用される。現在入手可能な吸収性材料が吸収性コアを形成するのに使用 されていればよい。このような材料の例では、天然および合成木材パルプフラフ 繊維、親水性熱可塑性繊維および超吸収性ベントを含むが、これらに制限されな い。 超吸収体は、0.9重量%の塩化溶液を含む水溶液において、それ自体の重量 の少なくとも20倍、より好ましくは、少なくとも約30倍を吸収できる、水膨 潤性、水溶性、有機あるいは無機材料である。本発明に関し超吸収性材料に使用 できる有機材料は、寒天、ペクチン、ギアーガム、等のような天然材料と、合成 ヒドロゲルポリマーのような合成材料を含むことができる。のようなヒドロゲル ポリマーは、例えばポリアクリル酸のアルカリ金属塩、ポリアクリルアミド、ポ リビニールアルコール、エチレン無水マレイン酸コポリマー、ポリビニール・エ ーテル、メチル・セルロース、カルボキシルメチル・セルロース、ヒドロキシプ ロピルセルロース、およびビニールサルホン酸、ポリアクリレート、ポリアクリ ルアミド、ポリビニールピロリドン等のポリマーとコポリマーを含む。別の適当 なポリマーでは、水素化されたアクリルニトリル・グラフトスターチ、アクリル 酸グラフトスターチおよびイソブチレン・無水マレイン酸ポリマーおよびこれら の混合物を含む。ヒドロゲルポリマーをわずかに架橋し、材料を実質的に非水溶 性にする。例えば、架橋は、照射、または共有結合、イオン結合、ファンデルワ ールスあるいは水素結合によって達成される。超吸収性材料は、粒子、繊維、フ レーク、球体等を含む吸収性化合物に使用するのに適した形態であればよい。 このような超吸収体は、約20から約1000ミクロンの範囲の粒子に通常利 用できる。吸収性コア16は、吸収性コアの全重量に基づいて0から100重量 %の超吸収体を含むことができる。 本発明の外側カバー14は、排泄された人体流体あるいは別の液体を日常吸収 性製品の吸収性コア内に保持する目的を有する。プラスチックフィルム、または 不織あるいはフィルム/不織積層が外側カバーを形成するのに使用できる。ポリ オレフィンを含むがこれに限定されない熱可塑性ポリマーは、フィルムおよび不 織外側カバーの双方の材料を形成するときに、特に有効に作用することがわかっ た。所望であれば、外側カバーは、呼吸可能プスチックフィルムを使用すること によって、または孔あけを使用することによって呼吸可能となればよい。 特定の日常品吸収性製品の設計に基づいて、別の成分を含んでいてもよい。例 えば、もう一度図1を参照すると、日常品吸収性製品10はトレイ訓練用パンツ である場合には、弾性サイドパネル18を含んでいてもよい。製品は、流体収納 フラップ、結合装置および液体搬送の別の層あるいは保持材料のようなアイテム (図示せず)を含む。例えば、プロキシマイヤ他に付与された米国特許第5、1 92、606号を参照する。本発明は、この先行技術を引用し、この特許明細書 の記述を本明細書の記述の一部とする。 本発明を詳細に記載してきたが、本発明のいくつかの例が、EDASNA貫通 試験、表面湿潤降下試験および相対的表面湿潤試験を用いて、準備され試験され た。試験手順と例について以下に記載されている。さらに試験手順が、基本重量 、密度、表面積/空隙容積および透過性の計算に関し記載されている。 試験方法 基本重量 各サンプルの基本重量が連邦試験法191/5041に従って求められた。サ ンプルの大きさは5インチ×5インチ(12.7センチメートル×12.7セン チメートル)であり、前部で3個のサンプルの重量が測定され次いで各サンプル ごとに平均が取られた。記録値は、平均値である。嵩(厚さ) 厚さの測定である嵩がINSTRONあるいはSINTECH引張テスターを 用いて測定され、材料が、一定速度で可動プラテンと固定ベースとの間で圧縮さ れ、所定量の力を用いて、引続き同一の速度で力を解放するときの、抵抗力を測 定する。好ましくは、圧力、すなわち力およびプラテン圧が記録される。力のみ が記憶される場合、圧力は次の式を用いて計算される。 Preading=F×10,000cm2/m2÷APであり、 ここで、Preadingは、SINTECHまたはINSTRONからの単位パスカ ルの圧力読み取り値であり、Fは、パスカル単位のプラトン上に押し戻す力であ り、APは、平方センチメートルで表すプラトンの面積(19.2cm2)である 。プラトンとベース距離との間での高さゼロは、ベースにほとんど接触するまで プラトンを下方に持ってくることで設定される。プラトンは、ゼロの距離から所 望の初期の高さにまで持ち上げられた。初期のプラトンの位置は、初期の材料の 厚さよりも大きくなければならなく、試験がサンプル上で圧力ゼロで開始する。 材料は、プラトンと同じ大きさか、それよりも大きい。 4.92センチメートルの直径円形プラテンが、5.00mm/分の速度、最 高荷重13、790パスカル(2.0psi)で固定ベースに対し圧縮される。 次いで、プラテンが同じ速度で初期の開始位置にまで戻された。プラテンに関す る初期の開始位置は、ベースから13ミリメートルであった。材料サンプルが1 0.16センチメートル平方形状に切断され、サンプルの中央で試験された。力 と位置データが、0.01分、すなわち0.5ミリメートルごとに記録された。 3個のサンプルが各材料ごとに使用されて、平均が取られた。記憶された値が平 均に関するものである。 この試験に関する適当な設備では、圧縮テスター: 英国、バックス所在のインストロンにより製造されている圧縮試験ソフトウェ アと1kNロードセルとを有したINSTRONモデル6021: 秤: ニュージャージ州、ハイタウン所在のメートラー・モデルPM4600と、を 含む。 嵩すなわち厚さを測定するために、以下の式が使用された。 嵩(厚さ)=x0−x ここで、x0は、ベースから初期のプラテン位置のミリメートル単位の距離で あり、 xは、本場合において68.9パスカルであるが、特定の圧力における初期の 位置からプラトン位置までのミリメートルの距離である。従って、記録された全 嵩値は、68.9パスカルの荷重すなわち圧力における、サンプルに関するもの であった。密度 材料の密度が、68.9パスカルにおいてサンプル重量グラム/平方メートル (gsm)をサンプルの嵩ミリートル(mm)で割り、この結果に0.001を 乗算することによって計算され、値をグラム/立方センチメートル(g/cc) に変換する。3つのサンプルの全てが、本明細書において記録された密度値に関 し推定され平均された。表面積/空隙容積(SA/VV) 表面積/空隙容積は、平方メートル/1グラムのサンプルにおける繊維の表面 積を求め、68.9パスカルにおいて測定された密度の単に逆数であるサンプル の空隙容積で割算することにより計算された。表面積/空隙容積は、液体がウェ ブ構造を通過するときにどれだけの液体抵抗を受けるかを示すものである。SA /VVがスクリーンのメッシュサイズに類似するものと考えられる。SA/VV が大きいことは、スクリーンのワイヤがともに隣接しており、スクリーン内の孔 をより小さくすることを意味する。孔が小さくなるにつれ、液体がスクリーンを 通ることがより困難になる。本発明の目的のために、低SA/VV値を有するウ ェブを発生させることが望ましく、液体は比較的簡単にウェブを通過できる。例 に関し発生したデータが、3つのサンプル/例の平均に基づいていた。 1グラムサンプルのウェブ材料における繊維の表面積が、以下の式を用いて計 算された。 表面積(SA)/ウェブグラム=3363×〔(繊維1デニール/繊維1密度 )0.5×(1/繊維1デニール)×繊維1重量%ウェブ〕×〔繊維2デニール/ 繊維2密度)0.5×(1/繊維2デニール)×繊維2重量%ウェブ〕 次いで、表面積/空隙容積(SA/VV)は、SAをVVで割り算することに より、もしくは上述したように次のようにウェブの密度を乗算することにより計 算される。 SA/VV=SA(cm2/g)×ウェブの密度(g/cm3)=SA/VVc m2/cm3 上述の計算を示すために、例2の分離層1に関するSA/VVが以下のように 述べられている。 例2の繊維不織ウェブ分離層1は以下の特性を有する。 ウェブ密度=0.0223g/cc 繊維1直径=19.1ミクロン(μ) 繊維1密度=1.165g/cc 繊維1ウェブの重量%=0.60 繊維2径=24.8ミクロン 繊維2密度=1.38g/cc 繊維2ウェブの重量%=0.40 SA=〔3363×(3.0/1.165)0.5×(1/3.0)×0.60 〕〔3363×(6.0/1.38)0.5×(1/6.0×0.40〕=154 6.8cm2/g SA/VV=SA×ウェブ密度=1546.8cm2/g×0.0223g/ cm3=34.5cm2/cm3 透過性 透過性(k)は、以下の式を用いて計算された。 k=0.075×R2×(1−E)×(E/(1−E))2.5 ここでRは平均繊維半径でありEはウェブの開口である。 Rは以下のように計算された。 R=〔(4×(繊維1重量%)/(繊維1密度)×(比ウェブ表面積)×0.0 001)+(4×(繊維2重量%)/繊維2密度)×(比ウェブ表面積)×0. 0001)〕/2 ウェブの比表面積(SSA)は以下のように計算された。 SSA=〔4×(繊維1の重量%)/((繊維1ミクロン径)×(繊維1密度 )×0.0001)〕+〔4×(繊維2の重量%)/((繊維2のミクロン径) ×(繊維2の密度)×0.0001)〕 Eは以下のように計算された。 E=1−〔(ウェブ密度)×(繊維1重量%)/(繊維1密度)−(ウェブ密 度)×(繊維2の重量%)/(繊維2の密度)〕。 2つ以上の繊維が用いられる場合、式は拡張される。この計算は、円筒形の繊 維を想定しておりウェブは100%の飽和である。 上述の式を使うことを示すために、透過性の値が例2の分離層1に関し計算さ れた。 分離層1の繊維不織ウェブは以下の特性を有していた。 ウェブ密度=0.0223g/cc 繊維1直径=19.1ミクロン(μ) 繊維1密度=1.165g/cc 繊維1ウェブの重量%=0.60 繊維2径=24.8ミクロン 繊維2密度=1.38g/cc 繊維2ウェブの重量%=0.40 ウェブの比表面積=〔4×0.60/(19.1×1.165×0.0001 )〕+〔4×0.40/(24.8×1.38×0.0001)〕=1546. 09cm2/g R=〔(4×0.60/1.165×1546.09×0.0001)+(4× 0.40/(1.38×1546.09×0.0001)〕/2=10.4ミク ロン E=1−〔(0.0223×0.60/1.165)−(0.0223×0.4 0/1.38)〕=0.98205 従って透過性(k)=0.075×10.42×(1−0.98205)×( 0.98205/(1−0.98205))2.5=3228μ2 液体通過試験 液体通過時間がEDANA試験手順150.1−90を用いて測定された。オ ーストリア、レンジングA−4860所在のディビジョン・レンジング・テクニ ックのレンジング・アクチエンゲセルシャフトにより製造されたLISTERタ イプのタイマー/ディスペンサーが使用された。模擬された尿試験流体が、イリ ノイ州マッガウパーク所在のバクスター・ヘルスケア・コーポレーションのサイ エンティフィック・プロダクツ・ディビジョンから入手できる許可された血液銀 行塩水(カタログ番号第B−3158−1)と取り替えられた。塩水は、防腐剤 を含まない安定化した等張0.9%塩水であた。塩水の周囲空気の温度が22か ら23度Cであった。材料の繰り返された排泄のために界面処理剤が繰り返し洗 い流されることを模擬するように、3回の排泄が同一のサンプル上に流された。 各排泄後に、サンプルは、次の排泄がなされる前、最低1時間の間空気乾燥する ことができた。表面湿潤性降下試験 範囲 この手順は繊維不織ウェブの表面湿潤性を評価するための試験を記載する。要約 本発明の材料の分離層のような繊維不織ウェブは、繊維表面がより疎水性であ る場合に最も良好に実行される。フロートあるいはバスケットシンク試験のよう な現在の湿潤性試験は適切ではない。なぜならば、これらは、本質的な測定値を 与えるか、もしくはサンプルの表面をひずませるからである。より任意的な試験 が、測定されるべき繊維の湿潤性における小さな変化を容認するのに必要とされ る。 本手順において記載した試験は、一片の分離材料の表面上に液体を配置するの に一個のアイドロッパーを用いた。この手順において、機械方向(MD)に23 センチメートル×機械横方向(CD)に23センチメートルのサンプルが切断さ れ、10個の分離した液体滴がサンプル表面上に配置された。次いで、表面上の 液滴の数が数えられ、記録された。カウント0は、高湿潤性表面であることを示 し、カウント10は高非湿潤性表面であることを示した。0から10までのカウ ントは、様々な程度の湿潤性を示す。設備及び材料 1.フィッシャー・サイエンティフィックから入手可能な使い捨て可能フィシャ ーブランド・トランスファー・ピペット、ポリエチレンカタログ番号13−71 1−5A1、プラスチックアイドロッパ。 2.希釈すなわち脱イオン水 3.250mlのアーレンメーヤー・フラスコサンプル準備 1.サンプルを23cmMD×23CD寸法に切断する。 2.アーレンメーヤ・フラスコを200mlの希釈/脱イオン水で満たす。試験手順 1.プレキシグラスまたは研究室のベンチトップの層のような、平坦な非孔性の 表面上にサンプルを配置する。 2.ポリエチレンピペットを用いて、水をピペットに引き出す。 3.サンプルの上左端部から、ピペットをサンプルの表面上でわずかに保持する (約1センチメートル)。 4.水の点滴がピペットの先端で形成され始めるように、ピペットの球部を攪拌 する。 5.水の点滴がピペットの先端から落ちる用意が整うと、この点滴をサンプルの 表面上にゆっくりと置いて、点滴がサンプルの表面上に残ったままであるように ピペットの先端を素早く取り除く。 6.ほぼ2cm動かし、第2の点滴をサンプルの表面上に配置する。 7.全部で10個の点滴がサンプルの表面上に配置できるまで、サンプルのCD 方向に動かし続ける。10滴の全付与時間は約10秒でなければならない。 8.部分的であっても、サンプルの水平面上にある水滴の数を左から右にただち に数える。 9.この数を記録する。 10.試験が最低5回繰り返され、水滴の数が記憶された値に関し平均される。結果 1.水滴0は、高湿潤な表面を示す。 2.0以上の数は、湿潤性が低くなっていることを示しており、より大きな数が より小さい数の場合よりも湿潤性ではないことを示す。 3.水滴10の数は、高非湿潤性表面を示す。相対表面湿潤試験(SDME) ライナーと全製品における相対表面湿潤性が、西ドイツ所在のホエスト・アト キエンゲゼルシャフトにより製造された表面乾燥測定装置を用いてなされた測定 値から計算された。この種の設備と作動の詳細な記載がラスク他に付与された米 国特許番号第4、924、084号に見ることができる。本発明は、この先行技 術を引用し、この特許明細書の記述を本明細書の記述の一部とする。この装置に 関する設備では、ネバダ、レオ所在のリニア・インストルメンツ・コーポレーシ ョン(モデル1201)からのストリップ・チャートレコーダを含んでいた。チ ャートレコーダは、湿潤読み取り値をDC電源に接続された光学光センサーから 記録した。試験を行なう前に、装置はオンにされ、45分間暖機できた。 各サンプルを試験するために、サンプルが、幅9cmで長さが43cmのプレ キシグラスのプレートの上部に配置された。各サンプルごとに湿潤値を正規化す るために、本実施例においては10分間である所定の時間間隔にわたり発生した 実際の湿潤曲線に加え、乾燥読み取り値と湿潤読み取り値とが作られた。全部で 3個のサンプルが各材料ごとに行なわれ平均された。記録された値とは、すなわ ち平均値である。 乾燥読み取り値を得、グラフの下限とするために、センサーがサンプルの上部 の上に配置され、センサーの長手方向の軸線がサンプルの垂直方向の軸線に対し 垂直であり、光学的光センサーの端部がサンプルの両縁にわたり等距離に延びた 状態である。光センサーに隣接するライナー側とバックシートとがフレキシグラ スサポートに面する状態で、サンプルが配置された。次いでチャートペンが、レ コーダを待機状態から記録に切り換えることにより作動されて、ペンは20グリ ッドのマーク場所にわたりゼロであった。次いで、レコーダは待機状態に戻り、 検出吸収性がサンプルから取り除かれた。 次いで、6cmの内径、4センチメートルの高さ、およびほぼ326グラムの 重量を有するステンレンス鋼リングが、乾燥読み取り値が取られた同一場所でサ ンプルの長手方向と横方向の中央に対し中心にされた。スチール鋼リングの中央 に、イリノイ州、マックガウ所在のバクスターヘルスケア・コーポレーションか ら入手可能な80ミリリットルの認可された血液銀行の塩水(カタログ番号B3 158−1)が注がれた。塩水は、防腐剤を含まない安定化された等張0.9% の溶液であった。塩水は、22から22度Cの周囲温度であった。 80ミリリットルの塩水がリング、次いで吸収性サンプルのライナー側に素早 く注がれた。塩水がライナーの表面の下側で吸収された後ただちに、(過度の液 体がライナー上にない)ステンレス鋼リングが取り除かれ、光学的光センサーが ただちに前述したのと同じ手段でサンプルの上に配置され、チャートレコーダが 待機中から記録状態に切り換えられた。レコーダが1センチメートル/分のチャ ート速度に調整され、試験を全10分間行なうことができた。10分間の時間の の後に、チャートペンは持ち上げられ、チャートを待機中に切り換えることによ ってオフされた。次に、リングが、前と同じ場所のサンプルの上部に戻されて配 置され、サンプルが、ほほ約100ミリメートルの付加的な塩水を注ぐことによ って全体的に飽和され、吸収性コアを完全に飽和した。第2回目の排泄後のパッ ド内の液体量は、センサーの重量によって液体が表面にわずかに戻って流れるの に十分な程度でなければならない。次いでリングが取り除かれ、前の測定からの 過度の塩水を光学検出部分から取り除かれた状態の光学的光センサーが、上述と 同じ手段でサンプルの上部の同一の場所に配置された。チャートが、待機中から 記録状態に切り換えられ、チャートがただちに作用するか、あるいは、チャート ペーパが、サンプルに関する全飽和測定値を表すグリッドペーパのマークすなわ ち場所を得るように前後に動かされた。これが行なわれと、各サンプルがゼロす なわち乾燥値(VD)、全飽和値(VS)および初期の80ミリメートルの塩水の 吸収点から10分後の点まで延びる時間従属曲線とを有する。 このデータの修正に続いて、相対表面湿潤値が以下の式を用いて計算された。 VR=相対表面湿潤性(%)=(VT−VD/VS−VD)×100 ここで、VTは、所定時間における曲線上の値であり、VDは、サンプルが乾燥す るときの曲線上の値であり、VDは、試験された全例に関し20に相当し、VSは 、サンプルが飽和したときの曲線上の値である。 本発明を表すために、一連のライナー材料が作られ、様々な界面処理剤で処理 された。次いで、これらのライナー材料は、EDASNA液体貫通試験を用いて 試験され、いかに早く界面処理剤がライナー材料から洗い流されたかを判定する 。この情報が例1に表されている。次に、2つの分離層が作られて、表面湿潤性 ドロップ試験を用いて親水性/疎水性に関し評価された。この情報が例2に表さ れている。ライナーよび分離材料の特徴が求められると、9個の吸収性物品の設 計が作られ試験された。設計が本発明に従って構造に組み込まれ、相対表面湿潤 試験を用いて試験された。この情報が例3に含まれている。 例1において、3個のライナー材料が、上記に概略的に述べたEDANA液体 貫通試験を用いてライナーの耐久性に関し試験した。3つのライナーの全てが同 一の繊維不織ウェブから製造され、この差は、ライナー材料の各々の界面処理剤 にある。ライナーは、平均繊維の径が20ミクロンの20.3グラム/平方メー トル(gsm)ポリプロピレンスパンボンドウェブであった。ライナー材料は、 点結合されており、ほぼ19%の全結合面積が約46結合点/平方センチメート ルの密度を使用する。各結合点は、約0.00413平方センチメートルの表面 積を有していた。体側ライナーは、以下に記載する界面処理剤のライナーの全重 量に基づいて2.1重量%で処理された。 ライナー1は、コネクチカット州、ダンバリー所在のユニオン・カーバイド・ ケミカルおよびプラスチック・カンパニーインクから入手可能なオクチルフェノ キシポリエトキシエタノール・非イオン・界面処理剤であるTrion X−1 02界面処理剤で処理された。ライナー2は、70重量%のLubrizol8 5870界面処理剤と30重量%のY12488との混合物で処理された。Lu brizol85870界面処理剤は、オハイオ州ウィックルフェ所在のラブリ ゾル・コーポレーションから入手可能な無水琥珀酸エトキシレート脂肪アミン塩 界面処理剤である。Y12488界面処理剤は、ニューヨーク州、タリータウン 所在のOSIスペシャリティーズ・インクにより製造されたポリアルケネ酸変質 ポリジメチルシリコン非イオン界面処理剤である。ライナー3は、デラウェア州 織繊維柔軟剤は、ソルビタンモノオレート(CAS1338−43−8)とポリ エトキシレート・水素化ひまし油(CAS61788−85−0)との混合物で ある。各ライナーは、上述に記載の試験手順で概略したような塩水の3回の連続 した排泄で貫通試験を受けた。10回のサンプルの全てが各ライナー材料ごとに 試験された。本発明を適当に実行するために、ライナー材料が耐久性の仕上がり を有することが望まれ、界面処理剤を早すぎる時期に洗い出すことなく、複数の 排泄を確実にできるようにする。この結果が以下の表1に記載されている。 表1のデータからわかるように、5立方センチメートル(cc)の塩水を吸収 するためのライナー材料の時間である排泄時間が第1回目と第3回目の排泄の間 でライナー1の材料に関し劇的に上昇した。一方、ライナー材料2と3は、第3 回目の排泄を通してでさえ、5秒か、それ以下の排泄時間を維持した。さらに以 下の試験からわかるように、適切な分離層材料と組み合わされたときの、これら のうち後者2つのライナー材料が適切な濡れ合図インジケータを示した。例2 本発明の別の重要な特徴は、耐性ライナーを疎水性層と組み合わせ、適切な濡 れ信号を作り出すことである。例2において、2つの分離層材料が、上述した表 面湿潤ドロップ試験に従って親水性に関し試験された。分離層1は、40重量% (ウェブの全重量に基づいて)のT−295 6デニールポリエステル繊維と6 0重量%の(ウェブの全重量に基づいて)T−256 3デニールポリエチレン シース/ポリエステルコア複合繊維との混合物から製造された通気結合カーディ ングされたウェブであった。双方の繊維がホエスト・セラニス・コーポレーショ ンにより製造されている。T−256繊維は38mmのステープル長さを有し、 T−295は、長さ51mmを有していた。双方の繊維には、メーカにより仕上 げ処理が施され、取り除かれなかった。 分離層1は、基本重量50.9gsm、68.9パスカルにおける2.29m mの嵩、68.9パスカルにおける0.022グラム/立方センチメートル(g /cc)の密度、68.9パルカスにおける44.9cc/gの空隙容積、68 .9パスカルにおける23.5cm2/cm3のSA/VV、3228平方ミクロ ンの透過性、および8.2ドロップの平均表面湿潤ドロップ試験値とを有してい た。 分離層2は、40重量%のT−295 6 デニールポリエステル繊維と60 重量%のESC3デニールポリエチレンシース/ポリプロピレンコア複合繊維と の混合物から製造された。双方の重量%はウェブの全重量に基づいていた。ポリ エステル繊維は分離層1に使用するのと同じであった。複合繊維は、日本、大阪 に所在のチッソ・コーポレーションから得ることができた。メーアにより仕上げ 剤も施された。 分離層2が、52.9gsmの基本重量、68.9パスカルにおける2.64 ミリメートル(mm)の嵩、68.9パスカスにおける0.020グラム/立方 センチメートル(g/cc)の密度、68.9パスカルにおける33.6cm2 /cm3のSA/VV、3477平方ミクロンの透過性、および0.0ドロップ の平均表面湿潤ドロップ試験を有していた。 分離層の双方が、表面湿潤性ドロップ試験を受けて、その結果が以下の表2に 記載されている。水滴値が十分に疎水性である材料を示すとき、6滴か、それ以 上の水滴値が本発明に好まれる。 表2のデータからわかるように、分離層2は、平均の水滴値が0で極めて親水 性であったが、本発明に許容可能な分離層1は8.25水滴の平均値を有してい た。例3 例3において、9個の異なる吸収性物品あるいはシステムが、相対表面湿潤値 に関し試験されていた。3個のライナー材料(3つの異なる界面活性剤を備えた 不織布)と2つの分離層があったので、組み合わせの数は6個であった。さらに 3つのライナー材料が下側に分離層を有することなく吸収性物品に作られて、本 発明の一部として分離層の値を示した。吸収性物品のそれぞれでは、同一の吸収 性コアと外側カバーを用いた。各実施例の変更は、ライナー/分離層との組み合 わせであった。各システムの実際の組み合わせが以下に記載されている。システム1 −ライナー3と分離層1システム2 −ライナー3と分離層2システム3 −ライナー2と分離層1システム4 −ライナー2と分離層2システム5 −ライナー1と分離層1システム6 −ライナー1と分離層2システム7 −ライナー3のみシステム8 −ライナー2のみシステム9 −ライナー1のみ システムのそれぞれに関する試験パッドが、ほぼ38.1cmの長さと12. 7cmの幅と、長手方向に沿った内側曲線を有していた。パッドの全体の表面積 は、約335cm2であった。試験パッドは、27グラム/平方メートル(gs m)ポリプロピレンスパンボンドウェブの外部層に接着的に接合された18ミク ロンの厚さのポリプロピレンフィルムの内部層を含む同一の外側カバーを有して いた。全例に使用された体側ライナーが、20ミクロンの平均繊維の大きさを有 する先に記載した20.3gsmのポリプピレンスパンボンドウェブであった。 試験パッドのそれぞれに関する吸収性コアが、25グラムの全重量を有し、その うち11グラムがキンバリークラーク社のCR−254の木材パルプフラフで、 14グラムがノースカロライナ州、グリーンボロのストックハウゼンから入手可 能なSAB836架橋されたポリアクリル粒子超吸収体であった。木材パルプフ ラフと超吸収性粒子が共に混合され、吸収性コアを形成し、コアが23.5グラ ム/平方メートルの非光学的湿潤強度ティッシュラップシートでラップされた。 上述に記載した様々な分離層が体側ライナーと吸収性コアとの間に配置された。 接着剤あるいは、試験パッドの層を取り付けるための、あるいは周縁をシールす るための別の取り付け手段もなかった。 様々なシステムの組み合わせを組み入れる吸収性物品試験パッドのそれぞれが 上述に記載した試験手順を用いて相対表面湿潤に関し評価された。システムの各 々に関する最初と最後の値と、10分にわたる12秒ごとの値が得られた。各シ ステムの実際の生データが以下の表3に示されており、図2においてグラフでも 表した。 表3のデータと図2を参照するとわかるように、試験システム1と3を組み入 れる試験パッドは、それぞれ86%と81%の割合で、1分間で最高の相対表面 湿潤を有していた。これらの同一の吸収性物品は、10分間で、それぞれ48% と31%の相対湿潤値を有していた。双方のシステムは、2つの分離層材料のう ち明らかにより疎水性である分離層1を使用した。平均のドロップ試験値は8. 25であり、別の材料では平均値はゼロであった。ライナー3を使用したシステ ム1とライナー2を使用したシステム2の双方が、例1におけるデータによって 図示された3回の排泄に関し低平均液体貫通時間を有していた。従って、耐久性 のある湿潤ライナーと疎水性分離層との組み合わせが、最初の排泄後の1分間で 最適な「湿潤感触」を明らかに与え、約10分後には許容可能なレベルに乾燥す る。これが、分離層を有していないシステム7、8、および9と比較される。試 験パッドに組み込まれたとき、これらのシステムは、1分の相対表面湿潤により 見ることができるように、きわめて短時間で乾燥した。 システム2、5、および6を有する試験パッドが1分間で全体的に同一の結果 (それぞれ59%、60%および60%)を作り出し、これらの結果は、システ ム1と3と有するパッドに関する1分における値よりもかなり小さい。従って、 システム2における任意的成分が親水性分離層2であり、システム5を有するパ ッドは、より耐久性のないライナーであった(ライナー1)。システム6を有す るパッドは、耐久性のないライナー(ライナー1)とより親水性の分離層(分離 層2)の双方が組み合わされた。その結果、これも乾燥するのが早すぎた。この ため、システム2、5、および6は、この結果得られる試験パッドが乾燥しすぎ た1分間における相対的表面湿潤読み取り値を与えるという点において、ライナ ー/分離層の組み合わせに悪影響を示した。同様に、システム4を有するパッド は、有効に作用しなかった。なぜならば、これは耐久性のあるライナー(ライナ ー2)であったが、分離層は十分に疎水性でなく(分離層3)、1分間に少なく とも70%の相対表面湿潤値をライナーとの組み合わせにおいて作り出すことに なる。 全吸収性物品製品の設計との組み合わせにおけるライナーと分離層の組み合わ せを適切に選択することによって、その結果得られた製品は、ほぼ1分間で最初 の「濡れた感触」を作り出すが、約10分で、相対表面値の読み取り値により図 示されたより許容可能なレベルにまで乾燥させることができる。一般的に、この 結果得られた製品は、80ミリリットルの安定化された等張0.9%の塩水排泄 後1分間で、約70%か、それ以上の、相対表面湿潤値と、10分間で約55% か、それ以下の値とを有する。設計レベルによって、これらの1分と10分の値 がそれぞれ75%(1分)/50%(10分)、80%/50%および80%/ 40%に上昇する。 本発明を詳細に記載してきたが、様々な変形例と変更が、以下の請求の範囲の 精神と範囲から逸脱することなくなされることが明白である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // D04H 3/16 A41B 13/02 G (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 エリス クリフォード ジャクソン アメリカ合衆国 ジョージア州 30188 ウッドストック ブランブル オーク ド ライヴ 147 (72)発明者 ポール スーザン キャロル アメリカ合衆国 ジョージア州 30202 アルファレッタ ターナーズ クロッシン グ 310

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.液体透過性体側ライナーと、外側カバーと、前記体側ライナーと前記外側カ バーの間に配置された吸収性コアとから構成された日常吸収性物品であって、 該物品は、前記体側ライナーと前記吸収性コアとの間に配置された分離層を 含み、 前記物品は、相対表面湿潤試験に従って、80ミリリットルの安定化した等張 0.9 %塩水の一回の排泄後、約1分で70%か、それ以上の相対表面湿潤値と、前 記相対表面湿潤試験に従って、前記排泄後約10分で、55%か、それ以下の相対表 面湿潤値と、を有していることを特徴とする物品。 2.前前記排泄後、約1分での前記相対表面湿潤値は、75%か、それ以上である ことを特徴とする請求項1に記載の日常吸収性物品。 3.前記排泄後、約10分での前記相対表面湿潤値は、55%か、それ以下であるこ とを特徴とする請求項2に記載の日常吸収性物品。 4.前記排泄後、約1分での前記相対表面湿潤値は、80%か、それ以上であるこ とを特徴とする請求項1に記載の日常吸収性物品。 5.前記排泄後、約10分での前記相対表面湿潤値は、50%か、それ以下であるこ とを特徴とする請求項4に記載の日常吸収性物品。 6.前記排泄後、約10分での前記相対表面湿潤値は、40%か、それ以下であるこ とを特徴とする請求項4に記載の日常吸収性物品。 7.前記分離層は、約40から約170 グラム/ 平方メートルの基本重量と、68.9パ スカルにおいて約17から約117 立方先センチメートル/ グラムウェブの空隙容積 と、約5.0 ×10-2から約1.0 ×10-4平方センチートルの透過性と、68.9パス カルにいおいて約15から約90平方センチメートル/ 立方センチメートルの表面積 / 空隙容積とを有することを特徴とする請求項1に記載の日常吸収性物品。 8.前記物品はトレーニングパンツの形態であることを特徴とする請求項1に記 載の日常品吸収性物品。 9.前記物品はトレーニングパンツの形態であることを特徴とする請求項3に記 載の日常品吸収性物品。 10.前記物品はトレーニングパンツの形態であることを特徴とする請求項5に記 載の日常品吸収性物品。 11.前記物品はトレーニングパンツの形態であることを特徴とする請求項7に記 載の日常品吸収性物品。 12.前記物品はおむつの形態であることを特徴とする請求項1に記載の日常品吸 収性物品。 13.前記物品はおむつの形態であることを特徴とする請求項3に記載の日常品吸 収性物品。 14.前記物品はおむつの形態であることを特徴とする請求項5に記載の日常品吸 収性物品。 15.前記物品はおむつの形態であることを特徴とする請求項7に記載の日常品吸 収性物品。 16.前記物品は失禁用衣類の形態であることを特徴とする請求項1に記載の日常 品吸収性物品。 17.前記物品は失禁用衣類の形態であることを特徴とする請求項3に記載の日常 品吸収性物品。 18.前記物品は失禁用衣類の形態であることを特徴とする請求項5に記載の日常 品吸収性物品。 19.前記物品は失禁用衣類の形態であることを特徴とする請求項7に記載の日常 品吸収性物品。
JP9517329A 1995-10-31 1996-09-20 改善された湿潤合図応答を有する吸収性物品 Pending JP2000500352A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/558,570 US5658268A (en) 1995-10-31 1995-10-31 Enhanced wet signal response in absorbent articles
US08/558,570 1995-10-31
PCT/US1996/015126 WO1997016149A1 (en) 1995-10-31 1996-09-20 Enhanced wet signal response in absorbent articles

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000500352A true JP2000500352A (ja) 2000-01-18

Family

ID=24230059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9517329A Pending JP2000500352A (ja) 1995-10-31 1996-09-20 改善された湿潤合図応答を有する吸収性物品

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5658268A (ja)
EP (1) EP0858309A1 (ja)
JP (1) JP2000500352A (ja)
KR (1) KR19990067182A (ja)
AU (1) AU7163696A (ja)
BR (1) BR9611429A (ja)
CA (1) CA2232365A1 (ja)
WO (1) WO1997016149A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005324010A (ja) * 2004-04-15 2005-11-24 Kao Corp 吸収性物品の表面シート

Families Citing this family (118)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6060638A (en) 1995-12-22 2000-05-09 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Matched permeability liner/absorbent structure system for absorbent articles and the like
US6028016A (en) * 1996-09-04 2000-02-22 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Nonwoven Fabric Substrates Having a Durable Treatment
US5879343A (en) 1996-11-22 1999-03-09 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Highly efficient surge material for absorbent articles
US5820973A (en) 1996-11-22 1998-10-13 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Heterogeneous surge material for absorbent articles
US5843063A (en) 1996-11-22 1998-12-01 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Multifunctional absorbent material and products made therefrom
US6368990B1 (en) * 1997-08-04 2002-04-09 Bba Nonwovens Sweden Ab Fabrics formed of hollow filaments and fibers and methods of making the same
EP1024721B1 (en) 1997-10-31 2004-09-15 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Creped nonwoven materials and liner
US7772455B1 (en) 1997-11-14 2010-08-10 The Procter & Gamble Company Disposable article providing improved management of bodily exudates
US6149636A (en) 1998-06-29 2000-11-21 The Procter & Gamble Company Disposable article having proactive sensors
US6186991B1 (en) 1998-06-29 2001-02-13 The Procter & Gamble Company Disposable article having a responsive system including a mechanical actuator
US6090472A (en) * 1997-12-31 2000-07-18 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Nonwoven, porous fabric produced from polymer composite materials
US6160198A (en) * 1998-06-29 2000-12-12 The Procter & Gamble Company Disposable article having a discontinuous responsive system
EP1091772B1 (en) 1998-06-29 2003-12-03 The Procter & Gamble Company Diaper including feces modification agent
US6342037B1 (en) 1998-06-29 2002-01-29 The Procter & Gamble Company Device having fecal component sensor
US6372951B1 (en) 1998-06-29 2002-04-16 The Procter & Gamble Company Disposable article having sensor to detect impending elimination of bodily waste
US6407308B1 (en) 1998-06-29 2002-06-18 The Procter & Gamble Company Disposable article having sensor to detect impending elimination of bodily waste
WO2000000151A1 (en) 1998-06-29 2000-01-06 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent article having a responsive system including an electrical actuator
US6433244B1 (en) 1998-06-29 2002-08-13 The Procter & Gamble Company Disposable treatment article having a responsive system
US6359190B1 (en) 1998-06-29 2002-03-19 The Procter & Gamble Company Device for measuring the volume of a body cavity
WO2000033780A1 (en) * 1998-12-09 2000-06-15 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Creped materials for absorbent article
US20010018579A1 (en) 1998-12-18 2001-08-30 Walter Klemp Disposable absorbent garment having stretchable side waist regions
KR100379234B1 (ko) * 2000-02-28 2003-04-10 주식회사 새로텍 습도센서를 이용한 무선 배변 경보기
JP2001340382A (ja) * 2000-05-31 2001-12-11 Uni Charm Corp 吸収性物品
US6612846B1 (en) 2000-09-28 2003-09-02 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method for displaying toilet training materials and display kiosk using same
US6657100B1 (en) * 2000-10-25 2003-12-02 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Toilet training article containing an astringent agent
US6657099B1 (en) 2000-10-25 2003-12-02 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Sheet for alerting a wearer to urination
US6576810B1 (en) 2000-10-25 2003-06-10 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Toilet training article containing an effervescent agent
US6583722B2 (en) 2000-12-12 2003-06-24 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Wetness signaling device
US6603403B2 (en) 2000-12-12 2003-08-05 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Remote, wetness signaling system
US20050222546A1 (en) * 2004-04-01 2005-10-06 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent article having refastenable side seams and a wetness sensation member
US6642427B2 (en) * 2001-05-14 2003-11-04 The Procter & Gamble Company Wearable article having a temperature change element
US6610391B2 (en) 2001-05-15 2003-08-26 Paragon Trade Brands, Inc. Absorbent product with reduced rewet properties
US20030097113A1 (en) * 2001-10-05 2003-05-22 Molee Kenneth John Absorbent product with reduced rewet properties under load
US8445743B2 (en) * 2001-11-26 2013-05-21 The Procter & Gamble Company Wearable article enhancing awareness of urination
US6627786B2 (en) * 2001-11-26 2003-09-30 The Procter & Gamble Company Wearable article having a wetness sensation member
US6958432B2 (en) * 2001-12-14 2005-10-25 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Disposable absorbent article
US6726668B2 (en) * 2001-12-14 2004-04-27 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Disposable absorbent article
US20030114807A1 (en) * 2001-12-14 2003-06-19 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Disposable absorbent article
US7615040B2 (en) 2001-12-19 2009-11-10 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Thin, flexible, low capacity absorbent article with leakage protection
US6949089B2 (en) 2001-12-19 2005-09-27 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method of providing a series of disposable absorbent articles to consumers
WO2003053321A1 (en) * 2001-12-19 2003-07-03 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Thin, flexible, low capacity absorbent article with leakage protection
US6884238B2 (en) 2001-12-19 2005-04-26 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method of providing a series of disposable absorbent articles to consumers
US7767875B2 (en) 2001-12-31 2010-08-03 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Wetness indicator for alerting a wearer to urination
TW592676B (en) * 2002-04-12 2004-06-21 Rayonier Prod & Fncl Serv Co Absorbent cores with improved intake performance
EP1813236B1 (en) * 2003-02-12 2013-07-10 The Procter & Gamble Company Absorbent Core for an Absorbent Article
ATE473717T1 (de) * 2003-02-12 2010-07-15 Procter & Gamble Saugfähiger kern für einen saugfähigen artikel
US7250548B2 (en) * 2003-06-16 2007-07-31 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article with temperature change member disposed on the outer cover and between absorbent assembly portions
US20040254549A1 (en) * 2003-06-16 2004-12-16 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Personal wear article with wetness indicator
WO2005017683A2 (en) * 2003-08-05 2005-02-24 Saf-Wav International, Llc System for managing conditions
US7767876B2 (en) * 2003-10-30 2010-08-03 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent article having a visibly highlighted wetness sensation member
US20050142965A1 (en) * 2003-12-29 2005-06-30 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Surface charge manipulation for improved fluid intake rates of absorbent composites
US7002055B2 (en) * 2004-04-13 2006-02-21 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Toilet training article containing a foaming agent
US20050256478A1 (en) * 2004-04-29 2005-11-17 Genke Nathan A Absorbent article having an outer layer with a hydrophilic region
US20050256490A1 (en) * 2004-04-29 2005-11-17 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article having an outer layer with a hydrophilic region
US20050245158A1 (en) * 2004-04-30 2005-11-03 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Multicomponent fibers and nonwoven fabrics and surge management layers containing multicomponent fibers
US8129582B2 (en) * 2004-12-29 2012-03-06 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article featuring a temperature change member
US20060142716A1 (en) * 2004-12-29 2006-06-29 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article featuring a non-abrasive temperature change member
US20060293632A1 (en) * 2004-12-29 2006-12-28 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article featuring a non-abrasive temperature change member
US20060142713A1 (en) * 2004-12-29 2006-06-29 Long Andrew M Absorbent article featuring a temperature change member
US7632978B2 (en) * 2005-04-29 2009-12-15 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article featuring an endothermic temperature change member
US20060264861A1 (en) 2005-05-20 2006-11-23 Lavon Gary D Disposable absorbent article having breathable side flaps
JP2009509701A (ja) * 2005-10-05 2009-03-12 エスセーアー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー 逆親媒性ポリマーを含む吸収物品
US7432413B2 (en) 2005-12-16 2008-10-07 The Procter And Gamble Company Disposable absorbent article having side panels with structurally, functionally and visually different regions
US8664467B2 (en) 2006-03-31 2014-03-04 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with feedback signal upon urination
US8491558B2 (en) 2006-03-31 2013-07-23 The Procter & Gamble Company Absorbent article with impregnated sensation material for toilet training
US8057450B2 (en) 2006-03-31 2011-11-15 The Procter & Gamble Company Absorbent article with sensation member
EP2088979A2 (en) 2006-12-04 2009-08-19 The Procter & Gamble Company Absorbent articles comprising graphics
CN101677891B (zh) * 2007-06-18 2013-11-27 宝洁公司 具有大体上连续分配的吸收性颗粒状聚合物材料的三折的一次性吸收制品、包装的吸收制品和一组被包装的吸收制品
GB2454303B (en) * 2007-06-18 2012-03-21 Procter & Gamble Disposable absorbant article with improved acquisition system with substantially continously distributed absorbant particulate polymer material
CA2868589C (en) * 2007-06-18 2016-11-08 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent article with substantially continuously distributed absorbent particulate polymer material and method
US20080312622A1 (en) * 2007-06-18 2008-12-18 Harald Hermann Hundorf Disposable Absorbent Article With Improved Acquisition System
CA2692237C (en) * 2007-06-18 2013-04-09 Gregory Ashton Better fitting disposable absorbent article with substantially continuously distributed absorbent particulate polymer material
US20080312628A1 (en) * 2007-06-18 2008-12-18 Harald Hermann Hundorf Disposable Absorbent Article With Sealed Absorbent Core With Absorbent Particulate Polymer Material
US20080312620A1 (en) * 2007-06-18 2008-12-18 Gregory Ashton Better Fitting Disposable Absorbent Article With Absorbent Particulate Polymer Material
US8017827B2 (en) 2007-06-18 2011-09-13 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent article with enhanced absorption properties
DE112008000011B4 (de) * 2007-06-18 2013-11-28 The Procter & Gamble Company Einwegabsorptionsartikel und dessen Verwendung
CA2690937C (en) * 2007-06-18 2013-04-09 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent article with enhanced absorption properties with substantially continuously distributed absorbent particulate polymer material
CA2722538C (en) 2008-04-29 2014-08-12 The Procter & Gamble Company Process for making an absorbent core with strain resistant core cover
US9044359B2 (en) 2008-04-29 2015-06-02 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent article with absorbent particulate polymer material distributed for improved isolation of body exudates
US9572728B2 (en) 2008-07-02 2017-02-21 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent article with varied distribution of absorbent particulate polymer material and method of making same
EP2329803B1 (en) 2009-12-02 2019-06-19 The Procter & Gamble Company Apparatus and method for transferring particulate material
MX2013014588A (es) 2011-06-10 2014-01-24 Procter & Gamble Estructura absorbente para articulos absorbentes.
EP2532328B1 (en) 2011-06-10 2014-02-26 The Procter and Gamble Company Method and apparatus for making absorbent structures with absorbent material
EP2532332B2 (en) 2011-06-10 2017-10-04 The Procter and Gamble Company Disposable diaper having reduced attachment between absorbent core and backsheet
US9974699B2 (en) 2011-06-10 2018-05-22 The Procter & Gamble Company Absorbent core for disposable absorbent articles
BR112013031707B1 (pt) 2011-06-10 2020-11-17 The Procter & Gamble Company fraldas descartáveis
JP6339009B2 (ja) 2011-06-10 2018-06-06 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 吸収性物品の吸収性構造体
EP2532329B1 (en) 2011-06-10 2018-09-19 The Procter and Gamble Company Method and apparatus for making absorbent structures with absorbent material
US9216117B2 (en) 2012-03-30 2015-12-22 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article with point fusion bonding
WO2013170433A1 (en) 2012-05-15 2013-11-21 The Procter & Gamble Company Absorbent article having characteristic waist end
BR112015010854B1 (pt) 2012-11-13 2021-08-17 The Procter & Gamble Company Artigo absorvente
US8979815B2 (en) 2012-12-10 2015-03-17 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with channels
EP2740449B1 (en) 2012-12-10 2019-01-23 The Procter & Gamble Company Absorbent article with high absorbent material content
EP2740450A1 (en) 2012-12-10 2014-06-11 The Procter & Gamble Company Absorbent core with high superabsorbent material content
US10639215B2 (en) 2012-12-10 2020-05-05 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with channels and/or pockets
US9216116B2 (en) 2012-12-10 2015-12-22 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with channels
US9216118B2 (en) 2012-12-10 2015-12-22 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with channels and/or pockets
EP2740452B1 (en) 2012-12-10 2021-11-10 The Procter & Gamble Company Absorbent article with high absorbent material content
EP2813201B1 (en) 2013-06-14 2017-11-01 The Procter and Gamble Company Absorbent article and absorbent core forming channels when wet
US9987176B2 (en) 2013-08-27 2018-06-05 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with channels
US9789011B2 (en) 2013-08-27 2017-10-17 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with channels
US11207220B2 (en) 2013-09-16 2021-12-28 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with channels and signals
MX2016003391A (es) 2013-09-16 2016-06-24 Procter & Gamble Articulos absorbentes con canales y señales.
EP2851048B1 (en) 2013-09-19 2018-09-05 The Procter and Gamble Company Absorbent cores having material free areas
PL2886092T3 (pl) 2013-12-19 2017-03-31 The Procter And Gamble Company Wkłady chłonne z obszarami tworzącymi kanały i zgrzewami osłony c
US9789009B2 (en) 2013-12-19 2017-10-17 The Procter & Gamble Company Absorbent articles having channel-forming areas and wetness indicator
EP2905001B1 (en) 2014-02-11 2017-01-04 The Procter and Gamble Company Method and apparatus for making an absorbent structure comprising channels
EP2949300B1 (en) 2014-05-27 2017-08-02 The Procter and Gamble Company Absorbent core with absorbent material pattern
EP2949301B1 (en) 2014-05-27 2018-04-18 The Procter and Gamble Company Absorbent core with curved and straight absorbent material areas
PL2949299T3 (pl) 2014-05-27 2018-01-31 Procter & Gamble Wkład chłonny z układem rozmieszczenia materiału chłonnego
EP2949302B1 (en) 2014-05-27 2018-04-18 The Procter and Gamble Company Absorbent core with curved channel-forming areas
GB2554228B (en) 2015-03-16 2021-08-04 Procter & Gamble Absorbent articles with improved strength
WO2016149251A1 (en) 2015-03-16 2016-09-22 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with improved cores
EP3294248B1 (en) 2015-05-12 2020-12-30 The Procter and Gamble Company Absorbent article with improved core-to-backsheet adhesive
CN107683126A (zh) 2015-05-29 2018-02-09 宝洁公司 具有槽和润湿指示标记的吸收制品
EP3167859B1 (en) 2015-11-16 2020-05-06 The Procter and Gamble Company Absorbent cores having material free areas
EP3238678B1 (en) 2016-04-29 2019-02-27 The Procter and Gamble Company Absorbent core with transversal folding lines
EP3238676B1 (en) 2016-04-29 2019-01-02 The Procter and Gamble Company Absorbent core with profiled distribution of absorbent material

Family Cites Families (97)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA803714A (en) * 1969-01-14 Harmon Carlyle Continuous filament fabric
US32026A (en) * 1861-04-09 Improvement in machinery for plowing and tilling land by steam
US1481208A (en) * 1923-05-01 1924-01-15 Johnson Luke Heat-producing composition
US2261473A (en) * 1938-04-16 1941-11-04 George W Jennings Temperature indicator
US2907173A (en) * 1956-05-04 1959-10-06 Kwik Kold Of America Inc Method of forming a cooling package
US3338992A (en) * 1959-12-15 1967-08-29 Du Pont Process for forming non-woven filamentary structures from fiber-forming synthetic organic polymers
US3502763A (en) * 1962-02-03 1970-03-24 Freudenberg Carl Kg Process of producing non-woven fabric fleece
US3175558A (en) * 1962-03-14 1965-03-30 James C Caillonette Thermal therapeutic pack
NL297313A (ja) * 1962-08-30 1900-01-01
GB1088931A (en) * 1964-01-10 1967-10-25 Ici Ltd Continuous filament nonwoven materials
US3502538A (en) * 1964-08-17 1970-03-24 Du Pont Bonded nonwoven sheets with a defined distribution of bond strengths
US3341394A (en) * 1966-12-21 1967-09-12 Du Pont Sheets of randomly distributed continuous filaments
US3542615A (en) * 1967-06-16 1970-11-24 Monsanto Co Process for producing a nylon non-woven fabric
US3561447A (en) * 1969-03-13 1971-02-09 Kendall & Co Flushable sanitary napkin
US3613687A (en) * 1969-06-13 1971-10-19 Kendall & Co Quick-drying, absorbent nether garment
DE2048006B2 (de) * 1969-10-01 1980-10-30 Asahi Kasei Kogyo K.K., Osaka (Japan) Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung einer breiten Vliesbahn
DE1950669C3 (de) * 1969-10-08 1982-05-13 Metallgesellschaft Ag, 6000 Frankfurt Verfahren zur Vliesherstellung
BE757409A (fr) * 1969-10-15 1971-04-13 Kalle Ag Procede pour la preparation d'un materiau textile plan, lie pardes agents chimiques, a base de fibres synthetiques, presentant un pouvoir eleve d'absorption de la vapeur d'eau
US3661142A (en) * 1970-02-05 1972-05-09 Johnson & Johnson Temperature-sensing patch
US3675654A (en) * 1970-04-01 1972-07-11 Procter & Gamble Disposable article with mositure-actuated indicating agent
US3809096A (en) * 1971-01-21 1974-05-07 W York Perineal pad
US4073852A (en) * 1971-10-07 1978-02-14 Johnson & Johnson Method of manufacture for a fabric useful in a disposable diaper
US3838692A (en) * 1972-11-27 1974-10-01 Johnson & Johnson Hydrophobic sheet with hydrophilic passages
USRE32026E (en) 1973-07-04 1985-11-12 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Structure of warmer
US3976049A (en) * 1973-07-04 1976-08-24 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Structure of warmer
US3860003B2 (en) * 1973-11-21 1990-06-19 Contractable side portions for disposable diaper
US4022211A (en) * 1974-08-14 1977-05-10 Kimberly-Clark Corporation Wetness indicator for absorbent pads
US3980070A (en) * 1975-01-08 1976-09-14 Scotty Manufacturing Company Heating pack containing a granular chemical composition
US3977202A (en) * 1975-05-28 1976-08-31 Johnson & Johnson Cold pack device
JPS51139969A (en) * 1975-05-29 1976-12-02 Hayashibara Biochem Lab New bonding method for unwoven fabrics
US3973068A (en) * 1975-10-28 1976-08-03 Kimberly-Clark Corporation Soft, nonwoven web having high intensity and low intensity bonds and a lubricant on the surfaces of the synthetic filaments comprising said
US4081256A (en) * 1976-12-03 1978-03-28 Readi Temp, Inc. Endothermic composition and cold pack
US4106001A (en) * 1977-05-12 1978-08-08 Kurt Mahoney Moisture detector
DE2722860B2 (de) * 1977-05-20 1980-04-10 J.H. Benecke Gmbh, 3000 Hannover Verbundflächengebilde mit hoher Saugfähigkeit
US4295517A (en) * 1978-06-16 1981-10-20 Woldemar Guex Reusable heat devices containing xylitol as the heat-storage material
US4340563A (en) * 1980-05-05 1982-07-20 Kimberly-Clark Corporation Method for forming nonwoven webs
US4302853A (en) * 1980-05-27 1981-12-01 Johnson & Johnson Baby Products Company Disposable undergarment
US4419403A (en) * 1981-12-07 1983-12-06 Scott Paper Company Water dispersible premoistened wiper
US4615695A (en) * 1983-11-14 1986-10-07 Cooper Rosanna M Combination diaper training pant for children and adults
US4655877A (en) * 1984-08-28 1987-04-07 Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. Absorbent web structure
JPS61132664A (ja) * 1984-11-27 1986-06-20 日本バイリーン株式会社 ポリビニルアルコ−ル系繊維を含む不織布の製造方法
US4642819A (en) * 1985-01-10 1987-02-17 Kimberly-Clark Corporation Disposable garments with multiple strand elasticized openings
US4646362A (en) * 1985-01-10 1987-03-03 Kimberly-Clark Corporation Disposable underpants, such as child's training pants and the like
US4641381A (en) * 1985-01-10 1987-02-10 Kimberly-Clark Corporation Disposable underpants, such as infant's training pants and the like
US4639949A (en) * 1985-01-10 1987-02-03 Kimberly-Clark Corporation Elastic form-fitting closure constructions for disposable garments
FR2575905B1 (fr) * 1985-01-17 1987-03-20 Boussac Saint Freres Bsf Produit d'hygiene comportant un matelas absorbant muni d'un indicateur d'humidite et procede de fabrication
US4640284A (en) * 1985-07-22 1987-02-03 Ruderian Max J Hot and cold direct contact applicator
US4573447A (en) * 1985-02-19 1986-03-04 Sunbelt America Corporation Chemical heater
JPS6269822A (ja) * 1985-09-19 1987-03-31 Chisso Corp 熱接着性複合繊維
US4794002A (en) * 1985-11-01 1988-12-27 Monsanto Company Modified polymeric surfaces and process for preparing same
US4743238A (en) * 1986-03-17 1988-05-10 Malcolm Nicol & Co. Wetness indicating hot-melt adhesives
US4854332A (en) * 1986-07-03 1989-08-08 Sakura Color Products Corp. Cigarette having thermochromogenic portions thereon
US4789588A (en) * 1986-08-01 1988-12-06 Chisso Corporation Surface materials for absorptive products
US4773863A (en) * 1987-02-17 1988-09-27 Douglas Iii Louis R Amusement device for a toilet bowl or urinal
US4773903A (en) * 1987-06-02 1988-09-27 The Procter & Gamble Co. Composite absorbent structures
US4786530A (en) * 1987-08-25 1988-11-22 Penick & Ford, Limited Finishing size composition and method for making and using same
US4865596A (en) * 1987-09-01 1989-09-12 The Procter & Gamble Company Composite absorbent structures and absorbent articles containing such structures
US4888238A (en) * 1987-09-16 1989-12-19 James River Corporation Superabsorbent coated fibers and method for their preparation
GB8722004D0 (en) * 1987-09-18 1987-10-28 Hercules Inc Absorbent material & thermally bonded cores
DE3735269A1 (de) * 1987-10-17 1989-04-27 Hoechst Ag Vorrichtung zur bestimmung der oberflaechenfeuchtigkeit
CA1326328C (en) * 1987-12-16 1994-01-25 Paul Theodore Van Gompel Disposable incontinence garment or training pant
US4940464A (en) * 1987-12-16 1990-07-10 Kimberly-Clark Corporation Disposable incontinence garment or training pant
US4923454A (en) * 1988-01-20 1990-05-08 The Procter & Gamble Company Microfiber-containing absorbent structures and absorbent articles
JPH01192871A (ja) * 1988-01-21 1989-08-02 Kuraray Co Ltd 不織布
US5123411A (en) * 1988-03-03 1992-06-23 Izumi Noziri Cold compress arrangement
US5114788A (en) * 1988-10-17 1992-05-19 Asahi Kasei Textile Ltd. Fabric having water absorption property and method of manufacturing the fabric
US5026364A (en) * 1988-12-21 1991-06-25 The Procter & Gamble Company Absorbent article having unitary waistcap and waistband
US5087255A (en) * 1988-12-21 1992-02-11 The Procter & Gamble Company Absorbent article having inflected barrier cuffs
CA2014203C (en) * 1989-05-08 2000-03-21 Margaret Gwyn Latimer Absorbent structure having improved fluid surge management and product incorporating same
US5019066A (en) * 1989-05-18 1991-05-28 The Proctor & Gamble Company Absorbent article having a waistpanel
US4987908A (en) * 1989-07-18 1991-01-29 Philip Morris Incorporated Thermal indicators for smoking articles
US5045387A (en) * 1989-07-28 1991-09-03 Hercules Incorporated Rewettable polyolefin fiber and corresponding nonwovens
US4960414A (en) * 1989-09-18 1990-10-02 Meyer Sandra L Training pants
US5264269A (en) * 1989-09-21 1993-11-23 Kao Corporation Water-disintegratable cleaning article in laminated sheet form
US5062839A (en) * 1989-09-29 1991-11-05 Dora Anderson Disposable training panty with controlled wetness release
US5128193A (en) * 1990-01-16 1992-07-07 Chicopee Absorbent fibrous structure
US5130073A (en) * 1990-01-16 1992-07-14 Kimberly-Clark Corporation Method of providing a polyester article with a hydrophilic surface
US5175050A (en) * 1990-01-16 1992-12-29 Kimberly-Clark Corporation Polyester articles
US5178139A (en) * 1990-03-05 1993-01-12 Stephen P. Angelillo Absorbent pad and thermal pack
US5043704A (en) * 1990-03-12 1991-08-27 Blakeney William D Enuresis avoidance training aid
CA2040602C (en) * 1990-04-24 2002-02-12 Takamitsu Igaue Disposable training pants
US5074854A (en) * 1990-08-24 1991-12-24 The Procter & Gamble Co. Disposable undergarment having a break-away panel
US5102668A (en) * 1990-10-05 1992-04-07 Kingaform Technology, Inc. Sustained release pharmaceutical preparation using diffusion barriers whose permeabilities change in response to changing pH
EP0491383B1 (en) * 1990-12-19 1997-08-27 Mitsubishi Paper Mills, Ltd. Nonwoven fabric and production method thereof
US5120598A (en) * 1991-04-05 1992-06-09 Air Products And Chemicals, Inc. Fibrous material for oil spill clean-up
JP2849246B2 (ja) * 1991-08-28 1999-01-20 ユニ・チャーム株式会社 使い捨てトレニングパンツ
US5192606A (en) * 1991-09-11 1993-03-09 Kimberly-Clark Corporation Absorbent article having a liner which exhibits improved softness and dryness, and provides for rapid uptake of liquid
US5330457A (en) * 1991-09-30 1994-07-19 Hercules Incorporated Enhanced core utilization in absorbent products
US5291617A (en) * 1991-11-12 1994-03-08 Moretz Herbert L Moisture management garment
US5246433A (en) * 1991-11-21 1993-09-21 The Procter & Gamble Company Elasticized disposable training pant and method of making the same
US5236430A (en) * 1991-11-21 1993-08-17 The Procter & Gamble Company Disposable training pant having fusion-slit side seams
US5244695A (en) * 1992-03-17 1993-09-14 Air Products And Chemicals, Inc. Aqueous binder saturants used in a process for making nonwoven filters
US5197958A (en) * 1992-04-01 1993-03-30 Howell Wesley A Wetness indicating diaper
US5336552A (en) * 1992-08-26 1994-08-09 Kimberly-Clark Corporation Nonwoven fabric made with multicomponent polymeric strands including a blend of polyolefin and ethylene alkyl acrylate copolymer
US5702377A (en) * 1994-09-01 1997-12-30 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Wet liner for child toilet training aid
AU3363495A (en) * 1994-09-30 1996-04-26 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Polyvinyl alcohol-treated liner for personal care absorbent rticles
US5649914A (en) * 1994-12-22 1997-07-22 Kimberly-Clark Corporation Toilet training aid

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005324010A (ja) * 2004-04-15 2005-11-24 Kao Corp 吸収性物品の表面シート
JP4566051B2 (ja) * 2004-04-15 2010-10-20 花王株式会社 吸収性物品の表面シート

Also Published As

Publication number Publication date
BR9611429A (pt) 2001-05-15
CA2232365A1 (en) 1997-05-09
WO1997016149A1 (en) 1997-05-09
KR19990067182A (ko) 1999-08-16
AU7163696A (en) 1997-05-22
US5658268A (en) 1997-08-19
EP0858309A1 (en) 1998-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000500352A (ja) 改善された湿潤合図応答を有する吸収性物品
JP2781179B2 (ja) 複合吸収材構造体
JP2716474B2 (ja) 改良された複合吸収性構造物およびこのような構造物を含む吸収性物品
US5436066A (en) Absorbent composition including a microfiber
AU686427B2 (en) Wet liner for child toilet training aid
JP3922721B2 (ja) 個人看護用吸収性物品等のための孔付きフィルム/不織複合体
JPH07252758A (ja) 日常吸収製品等の改良されたサージ処理繊維不織ウェブ
JP4008500B2 (ja) 多機能吸収材料とそれから作られた製品
KR100460477B1 (ko) 흡수성제품용의,투과도가조화된라이너/흡수성구조체복합체
US5522810A (en) Compressively resistant and resilient fibrous nonwoven web
JP3266271B2 (ja) 界面エネルギー勾配と増加された厚さとを提供する不織布ウエブの形成方法
KR100345269B1 (ko) 초흡수체, 스테이플 섬유 및 결합제 섬유를 포함하는 흡수구조체
JP4031036B2 (ja) 二重層トップシートを備えた生理用製品
KR20000069073A (ko) 흡수 제품용 이성분 서지 재료
JPH10505262A (ja) 吸上げおよび圧潰抵抗特性を有する薄い吸収性物品
PL181964B1 (pl) Struktura chlonna i wyrób jednorazowego uzytku zawierajacy strukture chlonna PL
JPH08512366A (ja) 改善されたアクリル吸水性スパンレース加工繊維布
JP2003534466A (ja) パーソナルケア製品のための取り込みシステム
KR100871187B1 (ko) 개인 위생용품용 펄프 및 합성 섬유 흡수 복합체
SK5622001A3 (en) Material structure for use in absorbent articles, and an absorbent article comprising such a material structure
JP2876113B2 (ja) 吸収性物品
WO1996010381A1 (en) Polyvinyl alcohol-treated liner for personal care absorbent articles
US20220133555A1 (en) Absorbent structure comprising co-formed layer
JP2005535789A (ja) 高い保持容量及び高い取込み速度を有する吸収性複合材料
MXPA98003164A (en) Improved wet signal improved in absorbent articles