JP2000500269A - 加熱炉の電力制御 - Google Patents
加熱炉の電力制御Info
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Abstract
(57)【要約】
プロセスをインタバルに分割してこれらのインタバルの間の平均電力を制御することによる3相接続電気炉内の加熱プロセスの電力制御。それぞれの相における電力制御は別々に制御され、電力制御は中性線へのアクセスなしに既存の及び新規な炉内でシンプルな方法で実現できる。
Description
【発明の詳細な説明】
加熱炉の電力制御
技術分野
本発明は各相に接続された加熱素子を備える3相電気加熱炉に関する。より特
定的には、本発明は加熱過程で加熱炉及び各加熱素子から発生した熱の制御方法
に関する。本発明はまた超硬合金ブランク(blanks)の焼結用に特に利用される
3相電気炉に関する。
技術的背景及び従来技術
超硬合体は、材料の成分をなす粉末を湿式混合し、得られた混合物を一般にス
プレイ乾燥により乾燥して粉末を得、乾燥した粉末に加圧して所望の形状の本体
を得、最後に焼結することを含む粉末冶金技術により生成される。
焼結は全体積が約2m3で炉の有効体積がその約10%である大規模な炉にお
いて行われる。焼結温度は1440〜1500°Cであり、焼結炉は炉内の異な
るゾーンの間で一定温度、例えば、ゾーン間の差を±5°に維持できることが非
常に重要である。これは、しばしば高度に複雑な構造を持つ現代の超硬合金を製
造する際に特に重要である。
従来の設計において、焼結炉は3相変圧器を備えた電源を採用している。3相
変圧器の一次側は電流レギュレータを介して電源に接続されており、3つの加熱
素子は変圧器の二次側のそれぞれの相に接続されている。炉のキャビティの内側
の温度は1つの温度センサにより1つの位置で測定され、その温度センサは電流
レギュレータに接続されている。温度センサにより与えられる温度情報を用いて
、電流レギュレータは位相角制御により各相の電流を修正する。電流レギュレー
タはその修正を平行に行うことができる。しかしながら、このタイプの温度制御
方式を採用している焼結炉は、炉のキャビティ内の異なるゾーンの間に存在して
いるゾーン間の温度差を考慮にいれることはしないし出来ない。
考えられた高温においてはグラファイトロッドが加熱素子として使用される。
グラファイトロッドはネットワークの電圧より低い印加電圧ですみ、この理由で
前記変圧器を介してネットワークから電源供給がなされる。グラファイトロッド
は中性線なしの星形接続負荷を生成するように接続されている。これは、炉はそ
れぞれの相の導体のために炉のキャビティに貫入する3本だけのリード線を持っ
ていることを意味している。より高い電源電圧を必要とする加熱素子、例えば、
タングステンの素子、を用いる場合は、変圧器は省略されるかもしれない。
上記温度差はいくつかの理由、例えば、超硬合金ブランクの量が炉の異なる部
分で異なるとか、炉のアイソレーションが炉の寿命の間に変化して炉内のある場
所において大きな熱の漏洩をもたらすとか、ネットワーク内の相電圧が変化する
とか、その他、といった理由により、生じる。これらの変位を修正することは加
熱素子の個々の電力制御の可能性を示唆する。
星形接続グラファイトロッド加熱素子を採用する炉により生成される電力は2
00KVAのオーダであり、グラファイトロッドに供給される相電力は50Vの
オーダであり、グラファイトロッドを通る相電流は2.5〜3KAに達する。炉
のキャビティ内のグラファイト素子の構成及び位置は3つのゾーン内での電力制
御のためによく適合する。
したがって、本発明の一つの目的は、3相電気炉内の各加熱素子
により生成された電力を個々に制御する方法を提供することである。
本発明の他の目的は既存の炉と新規な焼結炉(即ち、中性線なしの炉)とを利
用可能な、シンプルで廉価な電力制御システムを提供することである。
発明の要旨
上記目的は、加熱プロセスがサイクルに分割され、該サイクルはさらに期間に
サブ分割され、該期間は制御インタバルに分割され、各期間は各相に対して少な
くとも1つの制御インタバルを備えており、加熱素子の各々からの加熱電力は、
ある期間内の関連する制御インタバルの可変時間デュレーションの間に該加熱素
子をスイッチングオン、オフすることにより制御され、前記時間デュレーション
は、その期間の間の平均電力がその加熱素子からの所望の加熱電力に対応するよ
うに、且つ少なくとも2つの相が導通状態にあるようにして選ばれ、炉内の全電
力レベルは、各サイクル内の可変な数の期間を使用することにより、且つそのサ
イクルの間の平均電力が所望の全電力レベルに対応するように使用される期間の
数を選ぶことにより、制御される方法により達成される。
この方法の1つの利点は、オンオフ制御を比較的シンプルなコンポーネントに
より行うことができること、及び加熱過程の時間分割のために必要な制御信号は
、適切な時間基準を用いることによりシンプルな方法で生成できることである。
本発明による方法の好ましい実施例によれば、前記期間はそれぞれ異なる相に
関係した一定デュレーションの3つの制御インタバルに分割されている。これは
さらに制御信号の生成を単純化する。
本発明による3相接続電気炉は各相に接続された加熱素子を備え
る。加熱プロセスの間の炉内の加熱電力レベルは加熱素子への電流を制御するこ
とにより調整される。この炉の特徴は、相の各々が相電流のオンオフスイッチン
グにより各加熱素子の加熱電力を制御するための電流スイッチを備えていること
、及び請求の範囲による特徴を持つ制御ユニットが配置されて本発明による制御
方法を実現することである。
本発明により変圧器が供給されている炉の好ましい実施例によれば、前記電流
スイッチは前記変圧器の二次側に配置されている。この実施例は、既存の変圧器
が保持され、且つ加熱素子の電力制御は中性線へのアクセスなしになされるので
、上記の種類の既存の変圧器を備えた焼結炉が、重大な再構築なしに、且つ低価
格で、本発明によるゾーン制御炉に変形できる点で有利である。この最後の特徴
は、炉が圧力容器としても製造され、これは中性線用の他の貫入リードは適当な
認証当局による新たな許可を必要とするという理由から、特に重要である。
本発明による炉の他の好ましい実施例によれば、実際の電流スイッチはゼロ遷
移制御サイリスタ装置により提供される。これらのコンポーネントを使用するこ
とにより、生成される主電源干渉(interferences)は現在使用されている相角度
制御電流レギュレータよりもより少なくなる。
本発明による方法と炉のさらなる好ましい実施例は請求の範囲から明らかとな
る。
図面の説明
本発明は図面を参照する非限定的な実施例についての以下の記載によってより
詳細に説明されるであろう。図面において、
図1は従来の焼結炉のための電流源のブロック図を示す。
図2は本発明による焼結炉のための電流源のブロック図を示す。
図3は本発明による制御方法に使用されるサイクル、期間及び制御インタバル
の例を示す。
図4は電力制御の例を示す。
異なる図面中の対応する部分には同一の符号が付されている。
実施例の記載
図1のブロック図は380Vの主電圧と220Vの相電圧を持つ3相主電源内
の3相導体L1、L2、L3を示す。電流レギュレータSRを介して、相導体は
3相変圧器Tに接続されており、変圧器Tのそれぞれの相は炉内の加熱素子R1
、R2、R3に接続されている。キャビティを持つ炉は一点鎖線で示されており
、図に示されているように加熱素子はキャビティOV内に分布されており、加熱
素子は主としてキャビティ内の異なるゾーンを加熱するものであることを示して
いる。加熱素子R1、R2、R3はグラファイト・ロッドで形成されており、そ
れらは星形接続で、実質的に対称的な、3相負荷を形成するようにして接続され
ている。炉はそれぞれの相導体のための3本の貫入リード線を持っている。
温度センサBが炉のキャビティOVの内側の中央に配置されており、電流レギ
ュレータSRに温度に関する情報を与える。この温度情報によって、電流レギュ
レータは3相電流I1、I2、I3を並列に制御し、それにより炉に必要な全電
力を供給する。炉内の異なるゾーンの間に存在する温度差はこの制御方法によっ
ては補償できない。
図2のブロック図において、3相L1、L2、L3は変圧器Tの一次側に直接
接続されている。変圧器の二次側の3相導体は電流スイッチング装置V1、V2
、V3を介して、図1と類似の仕方で炉
のキャビティOV内に配置されているそれぞれの加熱素子R1、R2、R3に接
続されている。
電流スイッチング装置V1、V2、V3はいわゆるゼロ遷移制御サイリスタ装
置であり、供給される制御信号の相に依存して遷移ゼロにおいてそれぞれの相電
流I1、I2、I3を個々にオン又はオフする。
加熱素子R1に関連して、炉の対応ゾーン内の温度を感知する温度センサB1
がある。センサB1はレギュレータREG1に接続されている。そのレギュレー
タREG1は、センサB1からの温度情報に依存して、サイリスタV1の制御入
力2に接続されている制御信号出力1におけるオン、オフの制御信号を生成でき
るように配置されている。
同様に、加熱素子R2及びR3は温度センサB2及びB3にそれぞれ関連して
おり、温度センサB2及びB3はそれぞれレギュレータREG2及びREG3に
接続されており、それらのそれぞれの制御信号出力3、5はそれぞれのサイリス
タ装置V2、V3の制御入力4、6に接続されている。
さらに、メインレギュレータREG10が含まれており、その制御信号出力7
はサイリスタ装置V1、V2、V3の制御入力2、4、6に並列に接続されてい
る。メインレギュレータには3つの温度センサB1、B2、B3の全てからの温
度情報が供給され、B1、B2、B3からの温度情報の平均に依存して制御信号
出力7上に制御信号を発生するように配置されている。これはレギュレータRE
G10のブロックにおいて、平均(B1+B2+B3)/3によって示されてい
る。
図2における構成はそれぞれの加熱素子R1、R2、R3のための電圧レベル
の個々の制御を可能にし、それにより温度センサB1
、B2、B3により検出された炉内の異なるゾーン間の温度差の補償を可能にす
る。その制御は、図3及び図4によって以下に更に詳細に記載する方法でサイリ
スタ装置V1、V2、V3により相電流I1、I2、I3のオン、オフの時間的
に制御された切り替えにより行われる。
本発明による方法は加熱プロセスを複数のサイクルに分割する。図3の“a”
に1つのサイクルt10が示されており、このサイクルは“b”に示すように1
0個の期間t123に分割される。尚、10個の期間への分割は一例に過ぎない
。
各期間t123は次いで“c”に示されるように、制御インタバルt1、t2
、t3にサブ分割され、それらはそれぞれ、サイリスタ装置V1、V2、V3に
関係している。本例の場合、期間t123は等しいデュレーションの3つの制御
インタバルt1、t2、t3に分割されているが、他の選択も勿論可能である。
こうして、一例として、制御インタバルの間隔はセンサB1、B2、B3により
測定された温度差に関係して変化させることが可能であり、それにより、大きな
温度変化のより迅速な補償が達成できる。
その制御は、相内の電流が、対応する制御インタバルの全体又は一部の間にそ
れぞれのサイリスタ装置をスイッチオフすることにより中断されるようにして行
われる。一例として、相電流I1は、他の2つの相が導通している間に制御イン
タバルt1の全体又は一部の間、中断される。
同様にして、全ての電流I1、I2、I3は、レギュレータREG10からす
べてのサイリスタ装置V1、V2、V3への制御信号によりt10サイクルの周
期t123の選択された数に対して中断することができる。
各加熱素子に対する関連する制御インタバルの選択された部分の
間にそれぞれの相電流を中断することにより、その期間の電圧の平均が達成され
、それは素子の所望の電圧に一致する。同様にして、所望の全電圧レベルは、期
間t123の任意の数の間の全ての相電流を中断することによりt10サイクル
の間の平均電圧として生成される。
これにより、上記サイクル、期間及び制御インタバルはそれぞれ、オン、オフ
制御が温度変動を生じないようなデュレーションを有するということが理解され
る。
実際の応用においては、制御インタバルは10msのデュレーションを持ち、
これは、前の例においては30msの期間デュレーションと300ms=0.3
sのサイクルデュレーションを持つことを意味している。超硬合金ブランクを含
む炉は大きいサーマルマスとしたがって高いサーマルイナーシャとを持つので、
このサイズのサイクル長は測定可能な温度変動を起こさない。設定された温度限
界と競合することなしに、10以上のファクタだけサイクル長を増大することも
可能である。
図4は想像された電圧制御の場合における‘a’における期間t123と‘b
’におけるサイクルt10を示す図である。温度センサB2からの温度情報は、
加熱素子R2の回りのゾーンの温度が高すぎて、その制御インタバルt2の間に
R2における電力を20%だけ減少させることを要求していることを知らせてい
る。制御は平均電力に基づいているので、これは相電流12がt2の20%の間
スイッチオフされることを意味している。この条件は図4において‘a’におけ
る期間で満たされる。
同時に、センサB1、B2、B3からの温度情報は、温度を炉内で所望のレベ
ルに維持するためには40%の全電力消費が必要であることを示すかも知れない
。この結果、これは、メインレギュレー
タREG10は、t123における10個の期間のうちの6個に等しい期間であ
る、サイクルの時間の60%の間は、相電流の全てをスイッチオフしなければな
らないことを意味する。
この2つの制御条件の最終結果は、図4の‘b’におけるサイクルt10が、
4つの期間t123を含んでおり、それらの各々におけるインタバルt2は20
%だけ減少していることである。これにより、そのサイクルの間の平均電力は、
含まれる期間の間の平均電力により当然に影響されるということが実現される。
これは以下のステップの間に補償されるが、期間の電力の平均に関係する全電力
レベルの決定のための期間の数を設定することにより測定もやはり行われてもよ
い。
制御インタバルt1、t2、t3を含む期間t123の間の各加熱素子R1、
R2、R3のそれぞれに対する平均電力P1、P2、P3は、以下の関係により
規定される。
P1=(I1 2*R1*t1+I1 2*R1*t2+I1 2*R1*t3)/t123
P2=(I2 2*R2*t1+I2 2*R2*t2+I2 2*R2*t3)/t123
P3=(I3 2*R3*t1+I3 2*R3*t2+I3 2*R3*t3)/t123
したがって、P1は制御インタバルt1のアクティブ部を変化することにより
影響され、全電力の寄与は制御インタバルt2及びt3の間に与えられる。平均
電力P2及びP3も同様に制御インタバルt2及びt3によりそれぞれ影響され
る。
負荷が抵抗性で、対称的で星形接続であるとすると、以下の計算が行われる。
すべての相が導通していると、各加熱素子上での電圧降下は相電圧Vfに等し
い。各素子で発生する熱はVf 2/Rであり、これはまた最大電力生成Pmaxに等
しい。
相が切り替わると、その素子R上での電圧降下はゼロであり、そ
の結果電力生成もゼロである。残りの2つの加熱素子については、
となる。これら2つの素子の各々で生成される電力はしたがって
となる。
こうして、スイッチオフ時間の間に、中断された相の素子は効果を発生せず、
他の2つの相では各々の最大電力の75%を生成する。
制御インタバルt1、t2、t3の長さが同じで、加熱素子R1が制御インタ
バルt1の全体の間スイッチオフされており、素子R2、R3が対応する制御イ
ンタバルの全体の間にスイッチオンされていると、R1に対しては平均電力2Pmax
/3が得られ、R2及びR3に対しては平均電力(2Pmax+0.75*Pma x
)/3=2.75*Pmax/3 が得られる。
こうして、期間t123の間に、R1に対する平均電力が得られ、それはR2
、R3に対する電力より約27%低い。t1、t2、t3を変化させることによ
り、平均電力の間のより大きい差異が達成できる。
図1及び図2において、レギュレータは分離された機能ブロックとして示され
ている。しかしながら、これはレギュレータが実際に物理的に分離したユニット
であることを意味しない。考察された炉は通常はコンピュータ化された制御装置
を有しているので、これらの機能はコンピュータのソフトウエアとして好ましく
は実現される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.各相に接続された加熱素子を備える3相接続電気炉の加熱プロセスの電力 制御方法であって、 加熱プロセスは複数のサイクルに分割され、該サイクルは期間に分割され、該 期間は制御インタバルに分割され、前記期間の各々は各相に対して少なくとも1 つの制御インタバルを備えており、 前記加熱素子の各々からの加熱電力は、ある1つの期間内の関連する制御イン タバルの選択的な時間デュレーションの間の該加熱素子のオンオフスイッチング により制御され、前記時間デュレーションは、前記期間の間の平均電力が前記加 熱素子からの所望の加熱電力に対応するように、且つ少なくとも2つの相が導通 状態にあるようにして選ばれ、 炉内の全電力レベルは各サイクル内の選択的な数の期間を使用して制御され、 使用される期間の数は前記サイクルの間の平均電力が所望の全電力レベルに対応 するように選ばれるようにすることを特徴とする、3相接続電気炉の加熱プロセ スの電力制御方法。 2.前記期間の各々は一定デュレーションの3つの制御インタバルに分割され 、前記相は制御インタバルにそれぞれ関係していることを特徴とする、請求項1 に記載の方法。 3.少なくとも2つの期間の各々は選択的な数の制御インタバルに分割され、 前記制御インタバルの各々は可変デュレーションを有することを特徴とする、請 求項1に記載の方法。 4.前記炉のゾーンに依存した電力制御をし、それによりそれぞれの加熱素子 に関係して前記炉は前記加熱素子により加熱される炉のゾーン内の温度を検知す る温度センサを備えている方法において、 それぞれの加熱素子のオンオフスイッチングは前記制御インタバルの間の関連 するセンサからの温度情報に関係して制御され、 全電力レベルは前記センサからの平均化した温度情報に関係して制御されるこ とを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。 5.各相に接続された加熱素子を備え、加熱プロセスの間の炉内の加熱電力レ ベルは前記加熱素子への電流を制御することにより調整される3相接続電気炉に おいて、 前記相の各々は相電流のオンオフスイッチングにより各加熱素子の加熱電力を 制御するための電流スイッチング装置を備え、 加熱プロセスをサイクルに分割された期間に分割することにより加熱電力レベ ルを制御するための制御ユニットが配置されており、各期間は各相に対して制御 インタバルを備え、前記電流スイッチング装置に対してそれぞれの加熱素子への 相電流のオンオフスイッチングのための制御信号を発生することにより、各加熱 素子は、該サイクルの間で、所望の全加熱電力レベルに対応する平均電力を与え るそれぞれのサイクルの期間の数の間に所望の平均電力を発生するようにしたこ とを特徴とする、3相接続電気炉。 6.3相変圧器を介して主電源からの電圧源を有し、該電圧源の一次側は主電 源の電圧のステップダウン変換のための主電源に接続されている炉において、 前記電流スイッチング装置は前記変圧器の二次側に配置されていることを特徴 とする、請求項5に記載の炉。 7.前記加熱素子は前記炉の対応するゾーンを加熱するために配置されている 炉において、 それぞれのゾーン内の温度を検知する温度装置が配置されており、 前記制御ユニットは各相に接続されたレギュレータ装置を備えており、前記レ ギュレータ装置は関連する温度センサからの温度情報を受け取る入力と、受け取 った温度情報に依存してオンオフ制御信号を供給するための前記電流スイッチン グ装置のオンオフ制御入力に接続された制御信号出力とを有していることを特徴 とする、請求項5又は6に記載の炉。 8.前記制御ユニットは全電圧レベルを制御するためのメインレギュレータを 備えており、前記メインレギュレータは、それぞれの電流スイッチング装置のオ ンオフ制御入力に接続されている制御信号出力と、前記センサから温度情報を受 け取るための入力とを有しており、前記メインレギュレータは、受け取った温度 情報の平均に依存する各サイクルの間に前記電流スイッチング装置に対するオン オフ制御信号を発生することにより全加熱電力を制御するために配置されている ことを特徴とする、請求項7に記載の炉。 9.各電流スイッチング装置はゼロ遷移制御サイリスタ装置により実現される ことを特徴とする請求項5、6、7、及び8のいずれか一項に記載の炉。 10.超硬合金ブランクを焼結するための本発明による方法及び炉の使用であ って、 前記炉はアイソレーションにより囲まれた炉のキャビティと圧力に耐えるケー シングとを具備し、前記加熱素子はグラファイト・ロッドからなり、該グラファ イト・ロッドは、中性線のない3相導体のそれぞれに接続された実質的に対称的 な負荷を形成するように配置されており、前記炉のキャビティは前記3相導体の ためだけの供給スルーを有していることを特徴とする使用。
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