JPH023377B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH023377B2 JPH023377B2 JP55185645A JP18564580A JPH023377B2 JP H023377 B2 JPH023377 B2 JP H023377B2 JP 55185645 A JP55185645 A JP 55185645A JP 18564580 A JP18564580 A JP 18564580A JP H023377 B2 JPH023377 B2 JP H023377B2
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- Japan
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- power
- signal
- control
- loads
- temperature
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 3
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、交流電源から電力供給を受ける一群
の負荷の総使用電力及びピーク電力値を制限する
装置に関し、例えば多数の電気炉が設置されてい
る場合に適用されるものである。
の負荷の総使用電力及びピーク電力値を制限する
装置に関し、例えば多数の電気炉が設置されてい
る場合に適用されるものである。
従来の電力制限方式は、例えば第1図に電気炉
の制御について示すように、炉ごとに温度検出器
TSを設け、制御部TC1…TCoがこの検出器から
のフイードバツク信号とプログラムされた基準値
と比較してヒータの制御信号S1…Soを発し、これ
とは別個に負荷ごとに電力調整器PC1…PCoを設
けて設定した調整率に電力制限するものであつ
た。そして、この電力調整器PCはその制御方式
により、SCRの位相制御方式と電圧ゼロのとき
にオンオフを行うゼロスイツチング方式があり、
それぞれの出力波形は制限率により第2図A及び
Bに示すように変化する。このような従来の個別
制限方式の場合、小規模の負荷であればそれ程問
題はないが、受電設備の負荷比率が大きくなつた
とき、或いは、負荷容量が大規模の場合は、位相
制御方式のものは力率の低下、ノイズの発生等の
欠点を生じ、ゼロスイツチング方式のものでも多
数の負荷の給電が重複することがあつて受電側か
らみた負荷のピーク電力値に変動が生じて好まし
くない。
の制御について示すように、炉ごとに温度検出器
TSを設け、制御部TC1…TCoがこの検出器から
のフイードバツク信号とプログラムされた基準値
と比較してヒータの制御信号S1…Soを発し、これ
とは別個に負荷ごとに電力調整器PC1…PCoを設
けて設定した調整率に電力制限するものであつ
た。そして、この電力調整器PCはその制御方式
により、SCRの位相制御方式と電圧ゼロのとき
にオンオフを行うゼロスイツチング方式があり、
それぞれの出力波形は制限率により第2図A及び
Bに示すように変化する。このような従来の個別
制限方式の場合、小規模の負荷であればそれ程問
題はないが、受電設備の負荷比率が大きくなつた
とき、或いは、負荷容量が大規模の場合は、位相
制御方式のものは力率の低下、ノイズの発生等の
欠点を生じ、ゼロスイツチング方式のものでも多
数の負荷の給電が重複することがあつて受電側か
らみた負荷のピーク電力値に変動が生じて好まし
くない。
本発明の目的は、一群の負荷全体を共通の制御
装置のもとで互に関連させて電力制限することに
より、温度制御等の個々の制御を達成しながら、
一群の負荷全体の電力を平滑化して最大負荷電力
を低減する電力制限装置を提供することにある。
装置のもとで互に関連させて電力制限することに
より、温度制御等の個々の制御を達成しながら、
一群の負荷全体の電力を平滑化して最大負荷電力
を低減する電力制限装置を提供することにある。
本発明の電力負荷制限装置は、外部から指定さ
れた制限率に従い、負荷の出力が応答し得ない短
い時間周期例えば1秒ごとに、各負荷相互間に時
間差をもつて順次給電番号(又は給電禁止信号)
を発する群制御装置を設けるとともに、交流電源
と各負荷の間に上記給電禁止信号により給電回路
をオン(又はオフ)にするゲート回路を設けたこ
とを特徴としている。
れた制限率に従い、負荷の出力が応答し得ない短
い時間周期例えば1秒ごとに、各負荷相互間に時
間差をもつて順次給電番号(又は給電禁止信号)
を発する群制御装置を設けるとともに、交流電源
と各負荷の間に上記給電禁止信号により給電回路
をオン(又はオフ)にするゲート回路を設けたこ
とを特徴としている。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第3図は本発明の一実施例を示す回路ブロツク
図である。図において、11は複数台の電気炉、
12は群制御装置、SCRは電力調整器である。
群制御装置12は、リングカウンタ13、電気炉
11の1台ごとに設けられた調整回路A1〜Ao及
び温度制御部TCから構成されている。調整回路
A1〜Aoは、それぞれ鋸歯状波発生器14、可変
抵抗VR及び比較器15から構成されている。
図である。図において、11は複数台の電気炉、
12は群制御装置、SCRは電力調整器である。
群制御装置12は、リングカウンタ13、電気炉
11の1台ごとに設けられた調整回路A1〜Ao及
び温度制御部TCから構成されている。調整回路
A1〜Aoは、それぞれ鋸歯状波発生器14、可変
抵抗VR及び比較器15から構成されている。
電気炉11は、ヒータH1〜Hoと温度検出器
TS1〜TSoを有する。電力調整器SCRは、群制御
装置12から与えられる制御信号U1〜Uoにした
がつてヒータH1〜Hoへ供給する電力を調整す
る。
TS1〜TSoを有する。電力調整器SCRは、群制御
装置12から与えられる制御信号U1〜Uoにした
がつてヒータH1〜Hoへ供給する電力を調整す
る。
群制御装置12において、リングカウンタ13
は、一定周期のパルス信号を調整回路A1〜Aoへ
与える。調整回路A1〜Aoの鋸歯状波発生器14
は、リングカウンタ13から与えられるパルスに
同期した鋸歯状波を発生する。この鋸歯状波の勾
配は、可変抵抗VRの設定に応じて変えることが
できる。比較器15は、鋸歯状波発生器14の出
力と温度制御部TCからの温度制御信号Sとを比
較し、信号Sが鋸歯状波信号より大のときHレベ
ルの信号を出力し、逆のときはLレベルの信号を
出力する。この比較器15の出力は、電力調整器
SCRへ与えられる。温度制御部TCは、温度検出
器TSからの温度検出信号を受けて電気炉11内
を所定温度に制御するための信号を出力する。
は、一定周期のパルス信号を調整回路A1〜Aoへ
与える。調整回路A1〜Aoの鋸歯状波発生器14
は、リングカウンタ13から与えられるパルスに
同期した鋸歯状波を発生する。この鋸歯状波の勾
配は、可変抵抗VRの設定に応じて変えることが
できる。比較器15は、鋸歯状波発生器14の出
力と温度制御部TCからの温度制御信号Sとを比
較し、信号Sが鋸歯状波信号より大のときHレベ
ルの信号を出力し、逆のときはLレベルの信号を
出力する。この比較器15の出力は、電力調整器
SCRへ与えられる。温度制御部TCは、温度検出
器TSからの温度検出信号を受けて電気炉11内
を所定温度に制御するための信号を出力する。
以下、動作について説明する。
電気炉11に設けられた温度検出器TS1〜TSo
からの温度検出信号が制御部TC1〜TCoにおいて
基準値と比較され、温度検出信号と基準値との偏
差に対応した制御信号Sが調整回路Aへ送られ
る。
からの温度検出信号が制御部TC1〜TCoにおいて
基準値と比較され、温度検出信号と基準値との偏
差に対応した制御信号Sが調整回路Aへ送られ
る。
調整回路Aでは、温度制御部TCからの信号S
とリングカウンタ13からの信号を受けて電力調
整器SCRへ信号Uを供給する。第4図に調整回
路Aの各部の信号波形を示す。電力調整率100%
(抑制なし)の場合は、鋸歯状波の勾配が実線で
示すように最もゆるく、このときの波形の最大値
はヒータの最大負荷に対応する制御信号のレベル
と一致する。電力調整率50%の場合は鋸歯状波の
勾配が鎖線で示すように、100%の場合に比べて
1/2の時間で最大値に達して飽和する。従つて、
電力調整率が100%から次第に低下してくるとそ
れに応じて比較器15の出力“H”の時間比率が
低下する。
とリングカウンタ13からの信号を受けて電力調
整器SCRへ信号Uを供給する。第4図に調整回
路Aの各部の信号波形を示す。電力調整率100%
(抑制なし)の場合は、鋸歯状波の勾配が実線で
示すように最もゆるく、このときの波形の最大値
はヒータの最大負荷に対応する制御信号のレベル
と一致する。電力調整率50%の場合は鋸歯状波の
勾配が鎖線で示すように、100%の場合に比べて
1/2の時間で最大値に達して飽和する。従つて、
電力調整率が100%から次第に低下してくるとそ
れに応じて比較器15の出力“H”の時間比率が
低下する。
このようにして、リングカウンタ13の出力、
可変抵抗器VRで設定された電力調整率、及び温
度制御出力Sにより定まるオンオフ信号U1…Uo
がゲートG1…Goに入力されて、ヒータH1〜Hoの
通電を制御しているSCRのオンオフを制御する。
このSCRのオンオフ制御は、従来公知のゼロス
イツチング方式により行われる。
可変抵抗器VRで設定された電力調整率、及び温
度制御出力Sにより定まるオンオフ信号U1…Uo
がゲートG1…Goに入力されて、ヒータH1〜Hoの
通電を制御しているSCRのオンオフを制御する。
このSCRのオンオフ制御は、従来公知のゼロス
イツチング方式により行われる。
第5図は電力調整器SCRのゲート信号のタイ
ミングチヤートであり、電力調整率80%(20%抑
制)のゲートG1…Goの受付状態を実線で、ゲー
ト制限状態を○印で示す。ただし、図は温度制御
信号が常に出力されている場合を示している。
ミングチヤートであり、電力調整率80%(20%抑
制)のゲートG1…Goの受付状態を実線で、ゲー
ト制限状態を○印で示す。ただし、図は温度制御
信号が常に出力されている場合を示している。
第6図は本発明の他の実施例を示す。群制御装
置16はマイクロプロセツサ17、プログラムを
記憶するメモリ18、各温度検出器TS1…TSoの
アナログ入力をデジタル変換する入力用インター
フエースI1…Io、演算結果に従い各ゲートG1…Go
に制御信号を与える出力用インターフエイスO1
…Oo等を内蔵しており、前述の実施例と同様の
制御を実行するようプログラムされている。な
お、一定周期ごとにゲートG1…Goのオン時刻を
順次切換えてゆく同期式に替えて、或るゲート
Giがオフになれば次のゲートGjがオンになるよ
うに順次切換えて常に一定数のゲートがオンにな
つているように制御する非同期式によつても本発
明を実施することができる。
置16はマイクロプロセツサ17、プログラムを
記憶するメモリ18、各温度検出器TS1…TSoの
アナログ入力をデジタル変換する入力用インター
フエースI1…Io、演算結果に従い各ゲートG1…Go
に制御信号を与える出力用インターフエイスO1
…Oo等を内蔵しており、前述の実施例と同様の
制御を実行するようプログラムされている。な
お、一定周期ごとにゲートG1…Goのオン時刻を
順次切換えてゆく同期式に替えて、或るゲート
Giがオフになれば次のゲートGjがオンになるよ
うに順次切換えて常に一定数のゲートがオンにな
つているように制御する非同期式によつても本発
明を実施することができる。
本発明によれば、一群の電力負荷の全体の稼動
率を所望の割合以下に抑制し、しかも多数の負荷
が重複作動することを避けるよう調整しているか
ら、需要者にとつては簡単な運転操作で電力料金
が節約でき、電力提供者にとつては供電量のムラ
が平均化されて電力を有効に利用できる効果があ
る。
率を所望の割合以下に抑制し、しかも多数の負荷
が重複作動することを避けるよう調整しているか
ら、需要者にとつては簡単な運転操作で電力料金
が節約でき、電力提供者にとつては供電量のムラ
が平均化されて電力を有効に利用できる効果があ
る。
第1図及び第2図は従来例を説明する図であ
る。第3図は本発明の実施例を示すブロツク図、
第4図及び第5図は第3図実施例の作用説明図、
第6図は本発明の他の実施例を示すブロツク図で
ある。 11…電気炉、12…群制御装置、13…リン
グカウンタ、14…鋸歯状波発生器、15…比較
器、16…群制御装置、17…マイクロプロセツ
サ、18…メモリ、G1〜Go…ゲート、A1…Ao…
調整回路、H1〜Ho…ヒータ。
る。第3図は本発明の実施例を示すブロツク図、
第4図及び第5図は第3図実施例の作用説明図、
第6図は本発明の他の実施例を示すブロツク図で
ある。 11…電気炉、12…群制御装置、13…リン
グカウンタ、14…鋸歯状波発生器、15…比較
器、16…群制御装置、17…マイクロプロセツ
サ、18…メモリ、G1〜Go…ゲート、A1…Ao…
調整回路、H1〜Ho…ヒータ。
Claims (1)
- 1 任意に設定可能な勾配をもつ波形信号を発生
する第1の信号発生手段14と、負荷に対する制
御信号と上記波形信号とを比較する比較手段15
と、比較手段15の出力に従つて負荷の電力調整
を行う電力調整手段SCRとを複数の負荷に対し
て個別に備えるとともに、上記複数の第1の信号
発生手段14に順次に一定周期で信号を供給する
第2の信号発生手段13とを備えたことを特徴と
する電力負荷制限装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55185645A JPS57113733A (en) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | Power load limiting device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55185645A JPS57113733A (en) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | Power load limiting device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57113733A JPS57113733A (en) | 1982-07-15 |
JPH023377B2 true JPH023377B2 (ja) | 1990-01-23 |
Family
ID=16174388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55185645A Granted JPS57113733A (en) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | Power load limiting device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57113733A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59123424A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-17 | 日本鋼管株式会社 | 冷凍コンテナの電力給電方法 |
WO2002049181A1 (fr) * | 2000-12-12 | 2002-06-20 | Kabushiki Kaisha Yamatake | Controleur d'etat |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55100035A (en) * | 1979-01-24 | 1980-07-30 | Toshiba Electric Equip | Load controller |
-
1980
- 1980-12-29 JP JP55185645A patent/JPS57113733A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55100035A (en) * | 1979-01-24 | 1980-07-30 | Toshiba Electric Equip | Load controller |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57113733A (en) | 1982-07-15 |
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