JP2000358191A - ストロボ充電制御方法及び装置並びに電子カメラ - Google Patents

ストロボ充電制御方法及び装置並びに電子カメラ

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JP2000358191A
JP2000358191A JP11167144A JP16714499A JP2000358191A JP 2000358191 A JP2000358191 A JP 2000358191A JP 11167144 A JP11167144 A JP 11167144A JP 16714499 A JP16714499 A JP 16714499A JP 2000358191 A JP2000358191 A JP 2000358191A
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charging
unit
mode
strobe
capacitor
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Masakatsu Kubota
政勝 久保田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電源容量を小さく抑え、電源回路の小型化を達
成できるストロボ充電制御方法及び装置並びに電子カメ
ラを提供する。 【解決手段】メインコンデンサはストロボ発光可能状態
になるまで、本充電モードによって大電流にて充電され
る。その後、撮影モードに移行するが、自己放電を補完
するために一定小電流にて補完充電が行われる。撮影モ
ード中、原則として上記補完充電を行うように制御され
るが、表示装置に動画像を表示する撮影モードの場合、
被写体に応じたアイリスの切り換えや、ズーム動作並び
にフォーカス動作など、カメラのレンズ系を駆動する必
要があり、かかるレンズ系駆動期間中には前記補完充電
を禁止して、最大消費電流を低く抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はストロボ充電制御方
法及び装置並びに電子カメラに係り、特に、画像表示装
置を有したデジタルカメラのストロボ発光用コンデンサ
を充電するための手段として好適な充電制御技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電源供給源としてバッテリを利用するカ
メラにおいて、従来から、電源負担を軽減するために、
ストロボ充電中にレンズ駆動系の電流をOFFにする撮
像装置が提案されている(特開平6−205277号公
報)。また、特開平7−193773号公報には、スト
ロボ充電を完了するまでの充電過程において、その充電
電流をカメラの動作モードに応じて増減させる充電制御
装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、デジタルカメラ
では、撮影時、ストロボ用コンデンサの自己放電を補う
目的で小電流にて常時充電動作を続けており、記録され
る画像を動画像として表示装置に出力して映像を確認し
ながら撮影を行なう撮影モードに設定されている場合が
最も定常的に大電流が消費される。
【0004】この時、動画像を表示していることから被
写体の明るさに応じたアイリスの切り換えや、オートフ
ォーカス、ズーム動作等のレンズ系の駆動も必要にな
る。このため、電源容量としては、最大の定常電流、レ
ンズ系駆動電流を加えた容量が必要になり、電源回路が
大型化するという欠点がある。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、電源容量をなるべく小さく抑え、電源回路の小
型化を達成することができるストロボ充電制御方法及び
装置並びに電子カメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明に係るストロボ充電制御方法は、ストロボ装置
を発光させるための電荷を蓄積するコンデンサを第1の
充電モードによってストロボ使用可能状態まで充電し、
その後ストロボ装置の使用待機中に前記コンデンサを前
記第1の充電モードよりも小さい充電電流の第2の充電
モードによって補完充電する一方、カメラのレンズ部が
駆動される期間中には前記補完充電を禁止することを特
徴としている。
【0007】本発明によれば、第1の充電モードでコン
デンサをストロボ使用可能な状態まで充電(本充電)し
た後、ストロボ装置の使用を待機している期間、第2の
充電モードで小電流にて前記コンデンサを充電すること
で、コンデンサの自己放電による蓄積電荷の低下を補完
している。かかる補完充電によって、前記第1の充電モ
ードによる充電完了後は、常にストロボ装置を使用でき
る状態に保持される。本発明では、原則として前記補完
充電を行うように制御されるが、カメラのレンズ部の駆
動が必要な場合には、そのレンズ駆動期間中、前記補完
充電を禁止している。このように、自己放電補完用の充
電電流をOFFすることにより、電源容量を小さく抑え
ることができ、電源回路の小型化を図ることができる。
【0008】また、本発明に係るストロボ充電制御装置
は、ストロボ装置を発光させるための電荷を蓄積するコ
ンデンサの充電を制御するストロボ充電制御装置におい
て、該装置は、前記コンデンサを第1の充電モードによ
ってストロボ使用可能状態まで充電させた後、ストロボ
装置の使用待機中に前記コンデンサを前記第1の充電モ
ードよりも小さい充電電流の第2の充電モードによって
補完充電させる一方、カメラのレンズ部が駆動される期
間中には前記第2の充電モードによる補完充電を禁止す
るように前記コンデンサの充電を制御することを特徴と
している。
【0009】本発明の他の態様によれば、上記発明に係
るストロボ充電方法及び装置を適用した電子カメラを提
供すべく、本発明に係る電子カメラは、レンズ部を介し
て入射する被写体光を撮像素子を用いて撮像し、被写体
像を示す電子画像情報に変換する撮像部と、前記レンズ
部を駆動する電動駆動手段と、前記撮像部を介して取得
される画像を表示する表示装置と、ストロボ装置と、を
備えた電子カメラにおいて、該電子カメラは、前記スト
ロボ装置を発光させるための電荷を蓄積するコンデンサ
を充電する充電手段と、前記コンデンサを第1の充電モ
ードによってストロボ使用可能状態まで充電した後、ス
トロボ装置の使用待機中に前記コンデンサを前記第1の
充電モードよりも小さい充電電流の第2の充電モードに
よって補完充電するように前記充電手段を制御する一
方、前記撮像部を介して取得される画像を前記表示装置
に表示しながら撮影を行う撮影モード時において前記電
動駆動手段により前記レンズ部が駆動される期間中には
前記補完充電を禁止する制御手段と、を備えたことを特
徴としている。
【0010】本明細書において「電子カメラ」とは、ビ
デオカメラ、電子スチルカメラ、デジタルカメラ、動画
・静止画両記録可能なデジタルカメラ、など、動画、静
止画を問わず、また、画像信号の記録形式がデジタル形
式であるかアナログ形式であるかを問わず、撮像素子を
用いて被写体を撮像し、光学像を電子映像に変換し得る
カメラ及びこれに類する撮像装置を含む概念として用い
る。なお、銀塩写真フイルムによる記録手段と、撮像素
子を用いた電子映像取得のための手段とが組み合わされ
てなる複合カメラについても「電子カメラ」の概念に属
する。
【0011】本発明の電子カメラによれば、撮像部を介
して取得される画像を動画像(若しくは間欠画像)とし
て表示装置に表示させる撮影モードでは、撮像部と表示
装置を同時に駆動させるため、定常的に大電流が消費さ
れることになる。かかる画像表示中は、明るさ調整やピ
ント調整のためにレンズ部の駆動が必要となるが、本発
明の電子カメラはレンズ部の駆動中に補完充電をOFF
するため、最大消費電流(ピーク電流)を低く抑えるこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るストロボ充電制御方法及び装置並びに電子カメラの好
ましい実施の形態について説明する。
【0013】図1は本発明の実施の形態を示すデジタル
カメラの構成を示すブロック図である。同図に示すよう
に、このデジタルカメラ10は、レンズ部12、撮像制
御部14、システム制御部16、ストロボ発光部18、
充電制御部20、電源部22、表示装置24、及び記録
媒体26等から構成される。
【0014】レンズ部12はズームレンズで構成される
とともに、図示せぬモータ(ズームモータやフォーカス
モータ)を含むレンズ駆動装置(電動駆動手段に相当)
を含む。レンズ駆動装置はシステム制御部16によって
制御され、レンズ部12のズーミング動作及び自動焦点
調節(AF)動作が行なわれる。また、レンズ部12は
図示せぬ絞り装置を含み、システム制御部16によって
電動の絞り駆動手段(電動駆動手段に相当)が制御さ
れ、絞りの開口の大きさが調整される。
【0015】撮像制御部14は、撮像素子としてのCC
Dと、該CCDから得られる画像信号を処理する信号処
理手段を有し、被写体の光学像を電子画像データに変換
するブロックである。本例のデジタルカメラ10に搭載
されているCCDは、シャッタゲートパルスのタイミン
グによって電荷の蓄積時間(シャッタスピード)を制御
する、いわゆる電子シャッタ機能を有している。
【0016】システム制御部16は、本デジタルカメラ
10全体を統括制御する処理部である。システム制御部
16は撮像制御部14から得られる画像データに基づい
て、焦点評価演算やAE演算などの各種演算を行う。す
なわち、デジタルカメラ10は、AF機能、自動露光制
御(AE)機能、及びオートホワイトバランス(AW
B)調整機能を有する。例えば、AE制御は、CCDか
ら得たR、G、B信号の積算値に基づいて被写体輝度
(撮影EV値)を求め、この撮影EV値に基づいて絞り
値とシャッタスピードを決定し、絞りを駆動するととも
に、決定したシャッタスピードとなるように電子シャッ
タによって電荷の蓄積時間を制御する。
【0017】したがって、デジタルカメラ10のレンズ
部12を被写体に向けるだけで、最適な露出調整が行わ
れるとともに、ピント合わせが自動的に行われる。ま
た、ストロボの動作モードが低輝度自動発光モードに設
定されている場合には、CCDと兼用される測光手段又
は別個の測光手段により被写体の明るさを検知して、低
輝度時に被写体を適正露光で撮影できるようにストロボ
発光部18を自動発光させるようになっている。
【0018】充電制御部20はストロボ発光用コンデン
サに相当するメインコンデンサ28と、充電手段に相当
する昇圧充電回路を有し、電源部22の電池から電力の
供給を受けてメインコンデンサ28を充電する。充電制
御部20はシステム制御部16の指示にしたがって充電
動作を制御する。
【0019】電源部22は一次電池、又は二次電池を含
み、前記充電制御部20、撮像制御部14その他の各回
路ブロックに対して所要の電圧の電力を供給する。
【0020】表示装置24は、例えば、液晶ディスプレ
イ、プラズマディスプレイその他の平面ディスプレイで
構成される。表示装置24には、CCDを介して取得さ
れた画像がリアルタイムに動画像として、又はリアルタ
イムではないが、ほぼ連続した画像(間欠画像)として
表示される。したがって、撮影者は表示装置24の画面
を見ながら被写体の構図等を決めることができる。
【0021】表示装置24には撮影画像や再生画像の他
に、デジタルカメラ10のモード設定その他の各種設定
・選択操作に必要なメニューや選択項目、記録媒体26
の残容量表示、撮影可能画像数、再生画像のコマ番号、
電池の残量等のカメラ機能に関連する情報も表示され
る。
【0022】シャッターボタンの押圧操作など記録開始
の指示を与える所定の操作に応動して、前記レンズ部1
2を介してCCDの受光面に入射した被写体光は、CC
Dの各受光センサにおいて入射光量に応じた量の信号電
荷に変換される。この信号電荷は、読み出しパルスに基
づいて信号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順
次読み出される。CCDから出力された画像信号は、色
分離、ゲンイ調整など所要の処理が施された後、A/D
変換され、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr,Cb
信号)に変換される。こうして得られた画像信号はJP
EGその他の所定の形式にしたがって圧縮処理され、記
録媒体26に記録される。
【0023】記録媒体26は、メモリカード、PCカー
ド、磁気ディスク、光磁気ディスク、メモリスティック
など様々な形態を用いることができる。
【0024】図2は本例のデジタルカメラ10における
メインコンデンサ28の充電制御に係る制御信号のタイ
ミングチャートである。
【0025】デジタルカメラ10の主電源スイッチがO
Nすることによって、デジタルカメラ10は本充電モー
ド(第1の充電モードに相当)に設定される。また、ス
トロボを発光させた後も本充電モードに設定される。こ
の本充電モードの場合、システム制御部16は充電制御
部20に対して充電を許可する充電許可信号を与える。
充電制御部20はシステム制御部16から受入する充電
許可信号にしたがって、充電電流をハイ(HIGH)に
設定し、所定の電流値IH (第1の充電電流値に相当)
でメインコンデンサ28の充電を行う。
【0026】かかる本充電モードによる充電期間中、シ
ステム制御部16は表示装置24に対して表示をOFF
させる信号(表示OFF信号)を与えている。また、こ
の間システム制御部16はレンズ駆動装置に対してレン
ズ駆動を禁止する信号(レンズ駆動OFF信号)を与え
ている。こうして、本充電モード時においては、表示装
置24及びレンズ駆動装置はOFFとなり、電源部22
からメインコンデンサ28の充電のために大電流が供給
される。その結果、メインコンデンサ28は高速充電さ
れ短時間で所要の充電が完了する。
【0027】メインコンデンサ28においてストロボの
発光に十分な所定量のエネルギーが蓄えられたことが検
出されると、充電制御部20は充電電流をロウ(LO
W)に設定する。メインコンデンサ28の蓄積エネルギ
ーを監視する手段としては、例えば、コンデンサ両端の
電圧を検出する手段が用いられる。
【0028】充電電流がハイ(HIGH)からロウ(L
OW)に切り換えられるタイミングで本充電モードが終
了して撮影モードに移行する。すなわち、充電電流がロ
ウ(LOW)に切り換えられると同時に、システム制御
部16は表示装置24に対して表示をONさせる信号
(表示ON信号)を与える。また、このとき、システム
制御部16は撮像制御部14に対してCCDの駆動をO
Nさせる信号を与え、映像の取り込み処理を開始させ
る。こうして、CCDを介して取り込んだ画像が表示装
置24の画面上に表示される。
【0029】かかる撮影モード期間中、通常は、システ
ム制御部16から充電制御部20に対して充電許可の指
令が与えられており、メインコンデンサ20の自己放電
によるエネルギー損失を補てんすべく、前記本充電モー
ドの電流値よりも小さい所定の電流値IL (第2の充電
電流値に相当)による充電(以下、補完充電という。)
が継続される。この補完充電によって、ストロボの発光
待機中において常にメインコンデンサ28はストロボの
発光に十分な所定量のエネルギーが保持され、いつでも
ストロボを使用できる状態になっている。なお、撮像モ
ード期間中に、メインコンデンサ28の自己放電を補完
するために一定小電流で充電を行う状態を補完充電モー
ド(第2の充電モードに相当)と呼ぶことにする。
【0030】撮影モード中、撮像制御部14は被写体の
明るさに応じた絞りの調整や、ズーム動作、並びにこれ
ら動作に連動してフォーカスモータ等の駆動を行ってお
り、表示装置24に表示される動画像は常に明るさとピ
ントが適正な状態に保たれる。
【0031】本デジタルカメラ10では、このようなレ
ンズ部12の駆動前に、撮像制御部14からシステム制
御部16を通じて充電制御部20に対し充電の禁止を指
令する信号(充電禁止信号)を送る。該充電禁止信号に
よって補完電流がOFF(電流値=0)となる。そし
て、レンズ駆動が終了した後に、撮像制御部14からシ
ステム制御部16を通じて充電制御部20に対し充電を
許可する信号(充電許可信号)を送る。この充電許可信
号によって補完電流は前記補完充電モードにおける一定
の小電流値に再設定される。
【0032】なお、図2に示したように、実際にレンズ
部12を駆動するタイミングの少し手前(所定の時間差
Δt1 )から補完充電を禁止し、レンズ部12の駆動が
完了したタイミングの少し後刻(所定の時間差Δt2
に補完充電の許可が与えられる。こうして、本実施の形
態に係るデジタルカメラ10では、撮影モード時におい
てレンズ部12が駆動されている期間中に限り、補完充
電の電流がOFFされる。
【0033】上記の如く構成されたデジタルカメラ10
の作用は次の通りである。
【0034】ストロボ発光用のメインコンデンサ28は
本充電モードで大電流にて充電され、ストロボが使用可
能になった後に、撮影モードに移行する。メインコンデ
ンサ28は時間経過と共に自己放電するが、メインコン
デンサ28が発光可能電圧を下回ると、ストロボが使用
できなくなるため、これを回避すべく本例のデジタルカ
メラ10では本充電モードの終了後に補完充電モードに
入り、ストロボの使用待機中に小電流にて補完充電を行
っている。
【0035】撮影モードが表示装置24に動画を表示し
ながら撮影を行うモードであるとき、表示装置24、撮
像制御部14、システム制御部16、充電制御部20等
の各ブロックの回路動作が必要であり最も定常的に電源
電流を消費することになる。
【0036】また、撮影モード中には、被写体によって
は動画像の明るさ、ピントを適正に保つために、レンズ
部12の絞りやフォーカス等を駆動する場合がある。仮
に、前記定常的な電源電流に加えてレンズ部12の駆動
電流が追加されたとすると、最大消費電流が大きくな
り、これに対応すべく電源回路も大型化するという問題
がある。
【0037】これに対し、本発明の実施の形態に係るデ
ジタルカメラ10は、レンズ部12の駆動される期間中
は、ストロボの補完充電を禁止するため、最大消費電流
を低く抑えることができる。したがって、電源回路の小
型化を図ることができる。また、レンズ部12の駆動
は、絞り調整、フォーカシング、ズーミングなどの特定
の期間だけであり、常時駆動されているわけではないの
で、レンズ部12の駆動中に補完電流を一時的にOFF
することによってストロボが発光しなくなるという事態
には至らない。
【0038】上記実施の形態は、本充電モード終了後の
補完充電モードにおいて、レンズ部の駆動時以外は、原
則的に常時、補完充電を継続しているが、補完充電モー
ドにおける充電の態様は、常時連続的に行う態様の他、
一定時間間隔毎に定期的に行う態様も可能であり、ま
た、メインコンデンサ28の電圧を監視して、一定の基
準値を下回ったことを検知したら、その都度(不定期
に)補完充電を行う態様も可能である。何れの場合も、
レンズ部12の駆動期間中には補完充電を禁止して最大
消費電流を低く抑える。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、レ
ンズ系の駆動時に補完充電用の充電電流をオフするよう
にしたので、装置全体としての電源容量を小さく抑える
ことができ電源回路の小型化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すデジタルカメラの構
成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態における充電制御の制御信
号のタイミングチャート
【符号の説明】
10…デジタルカメラ(電子カメラ)、12…レンズ
部、14…撮像制御部(撮像部)、16…システム制御
部(制御手段)、18…ストロボ発光部(ストロボ装
置)、20…充電制御部(充電手段、制御手段)、22
…電源部、24…表示装置、28…メインコンデンサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストロボ装置を発光させるための電荷を
    蓄積するコンデンサを第1の充電モードによってストロ
    ボ使用可能状態まで充電し、その後ストロボ装置の使用
    待機中に前記コンデンサを前記第1の充電モードよりも
    小さい充電電流の第2の充電モードによって補完充電す
    る一方、カメラのレンズ部が駆動される期間中には前記
    補完充電を禁止することを特徴とするストロボ充電制御
    方法。
  2. 【請求項2】 ストロボ装置を発光させるための電荷を
    蓄積するコンデンサの充電を制御するストロボ充電制御
    装置において、該装置は、前記コンデンサを第1の充電
    モードによってストロボ使用可能状態まで充電させた
    後、ストロボ装置の使用待機中に前記コンデンサを前記
    第1の充電モードよりも小さい充電電流の第2の充電モ
    ードによって補完充電させる一方、カメラのレンズ部が
    駆動される期間中には前記第2の充電モードによる補完
    充電を禁止するように前記コンデンサの充電を制御する
    ことを特徴とするストロボ充電制御装置。
  3. 【請求項3】 レンズ部を介して入射する被写体光を撮
    像素子を用いて撮像し、被写体像を示す電子画像情報に
    変換する撮像部と、前記レンズ部を駆動する電動駆動手
    段と、前記撮像部を介して取得される画像を表示する表
    示装置と、ストロボ装置と、を備えた電子カメラにおい
    て、該電子カメラは、 前記ストロボ装置を発光させるための電荷を蓄積するコ
    ンデンサを充電する充電手段と、 前記コンデンサを第1の充電モードによってストロボ使
    用可能状態まで充電した後、ストロボ装置の使用待機中
    に前記コンデンサを前記第1の充電モードよりも小さい
    充電電流の第2の充電モードによって補完充電するよう
    に前記充電手段を制御する一方、前記撮像部を介して取
    得される画像を前記表示装置に表示しながら撮影を行う
    撮影モード時において前記電動駆動手段により前記レン
    ズ部が駆動される期間中には前記補完充電を禁止する制
    御手段と、 を備えたことを特徴とする電子カメラ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電子カメラにおいて、
    該電子カメラは、前記充電手段、前記撮像部、前記電動
    駆動手段、及び前記表示装置に電力を供給する共通の電
    源部を備えていることを特徴とする電子カメラ。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載の電子カメラにお
    いて、前記制御手段は前記第1の充電モード時には充電
    電流を第1の充電電流値に設定し、前記第2の充電モー
    ド時には充電電流を前記第1の充電電流値よりも小さい
    第2の充電電流値に切り換えることを特徴とする電子カ
    メラ。
  6. 【請求項6】 請求項3、4又は5に記載の電子カメラ
    において、前記制御手段は、前記第1の充電モードによ
    る充電の完了後に、前記第2の充電モードによる補完充
    電を継続的に行い、前記レンズ部の駆動時には前記補完
    充電を禁止し、前記レンズ部の駆動完了後に前記補完充
    電を再開させることを特徴とする電子カメラ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の電子カメラにおいて、
    前記制御手段は、前記レンズ部の駆動開始よりも以前に
    前記補完充電を禁止し、前記レンズ駆動部の駆動完了の
    以後、前記補完充電を再開させることを特徴とする電子
    カメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016057485A (ja) * 2014-09-10 2016-04-21 キヤノン株式会社 発光制御装置、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置

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