JP2000358179A - カメラ装置及び画像編集方法 - Google Patents

カメラ装置及び画像編集方法

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JP2000358179A
JP2000358179A JP11170134A JP17013499A JP2000358179A JP 2000358179 A JP2000358179 A JP 2000358179A JP 11170134 A JP11170134 A JP 11170134A JP 17013499 A JP17013499 A JP 17013499A JP 2000358179 A JP2000358179 A JP 2000358179A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク状記録媒体に記録した画像データ
に、デジタルズーム等の空間方向の編集処理を施す。 【解決手段】 光を入射して撮像信号を生成する撮像手
段と、上記撮像手段からの撮像信号をディスク状記録媒
体に記録するとともに、ディスク状記録媒体に記録され
た撮像信号を再生する記録再生手段と、ディスク状記録
媒体に記録された撮像信号について編集処理を施す画像
編集手段と、操作されることにより操作入力信号を生成
する操作入力手段と、上記記録再生手段による再生中
に、再生している撮像信号を編集する旨の上記操作入力
手段からの操作入力命令に応じて、上記画像編集手段に
より再生中の撮像信号に編集処理を施して、上記記録再
生手段により同一のディスク状記録媒体に編集処理が施
された撮像信号を記録するように制御する制御手段とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランダムアクセス
可能な記録媒体を用いたカメラ装置、及び、上述のカメ
ラ装置を用いた記録撮影後に行う画像編集方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】画像を記録する媒体として、テープ状記
録媒体を用いる映像記録再生装置としては、デジタルカ
メラがある。このデジタルカメラは、画像信号をデジタ
ル方式の画像データに変換して、圧縮し、テープ状記録
媒体に記録し、これを再生する。このデジタルカメラ
は、テープ状記録媒体に記録された画像データを操作す
ることにより様々な編集処理が可能である。具体的な編
集処理としては、例えば、切り出し、削除、並び替え、
フェードイン、フェードアウト等、時間軸方向について
の処理を行うことが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
編集処理はいわゆる時間軸方向の編集である。再生中に
デジタル方式の画像データを空間方向に編集すること、
例えば、デジタルズーム等の処理を、テープ状記録媒体
に記録されている画像データに行うことはできなかっ
た。
【0004】すなわち、撮影した画像データにズーム処
理を施したい場合、使用者は再生画像を一時停止したう
えで、ズーム処理を施したい箇所を選択し、ズーム処理
を施した。すなわち、画像データに対してズーム処理を
施したい場合、撮影時に光学ズーム処理をするしかな
く、使用者は不便を強いられていた。
【0005】また、再生中に行う空間方向の編集処理で
は、処理後のデータ量が処理前のデータ量と異なること
がある。この場合、編集処理後のデータの一部或いは全
部を、媒体の別のアドレスに記録する必要が生ずる。し
かし、テープ状記録媒体はランダムアクセスが不可能な
媒体であるため、異なるアドレスに記録することはでき
ない。
【0006】そこで、本発明はこのような従来の実情に
鑑みて提案されたものであり、ディスク状記録媒体に記
録した画像データに、デジタルズーム等の空間方向の編
集処理を施すカメラ装置、及び、画像編集方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るカメラ装置は、光を入射して撮像信
号を生成する撮像手段と、上記撮像手段からの撮像信号
をディスク状記録媒体に記録するとともに、ディスク状
記録媒体に記録された撮像信号を再生する記録再生手段
と、ディスク状記録媒体に記録された撮像信号について
編集処理を施す画像編集手段と、操作されることにより
操作入力信号を生成する操作入力手段と、上記記録再生
手段による再生中に、再生している撮像信号を編集する
旨の上記操作入力手段からの操作入力命令に応じて、上
記画像編集手段により再生中の撮像信号に編集処理を施
して、上記記録再生手段により同一のディスク状記録媒
体に編集処理が施された撮像信号を記録するように制御
する制御手段とを備える。
【0008】このカメラ装置では、撮影して、ディスク
状記録媒体に記録された映像の再生中に、所望の画像の
一部分を選択し、編集処理を行い、編集処理後の撮像信
号を同一の媒体に記録する。
【0009】本発明にかかる画像編集方法は、撮像素子
により生成した撮像信号をディスク状記録媒体から再生
し、再生している撮像信号を編集する旨の操作入力命令
に応じて、再生中の撮像信号に編集処理を施し、編集処
理を施した撮像信号を同一のディスク状記録媒体に記録
することを特徴とする。
【0010】この画像編集方法では、撮影して、ディス
ク状記録媒体に記録された映像の再生中に、所望の画像
の一部分を選択し、編集処理を行い、編集処理後の撮像
信号を同一の媒体に記録する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したカメラシ
ステムについて、図面を参照しながら説明する。
【0012】この本発明を適用したカメラシステムは、
以下の表1に示すようなMDデータ2規格に従って、撮
像して得た画像データを光ディスクに記録するととも
に、画像データを再生するものである。
【0013】
【表1】
【0014】この実施の形態におけるカメラシステム
は、図1に示すように、対物レンズ1を含み、撮像信号
を生成する光学系と、所定のカメラ処理を行って、画像
データを生成するカメラ処理部2と、所定の信号処理を
行う画像データ処理部3と、画像データを光ディスクD
に記録するためのデータ形式に変換するメディアドライ
ブ部6と、光ディスクDに記録再生を行うディスク記録
再生部7とから構成される。
【0015】光学系は、少なくとも対物レンズ1を含
み、入射された光を集光して、カメラ処理部2に含まれ
るCCD(Charge Coupled Devic
e)イメージセンサ(以下、CCDと呼ぶ。)11に入
射する。
【0016】カメラ処理部2は、対物レンズ1からの撮
像光が照射されるCCD11と、CCD11から撮像信
号を取り出して、所定のレベルに増幅するサンプルホー
ルド及びオートゲインコントロールアンプ(以下、S/
H−AGCと呼ぶ。)12と、このS/H−AGC12
からの撮像信号をデジタル形式に変換するビデオアナロ
グデジタルコンバータ13と、同期信号を生成するタイ
ミングジェネレータ14と、カメラ処理部2を構成する
各部の制御を行う制御部15とを備えている。
【0017】CCD11は、例えば、水平及び垂直画素
が、768H×494Vで構成される2次元カラーイメ
ージセンサであって、撮像光を原色(R、G、B)ある
いは補色(Ye、Cy、Mg)の色コーディングフィル
タにより色コーディングされた撮像信号に変換して、S
/H−AGC12に出力する。
【0018】S/H−AGC12は、CCD11からの
撮像信号について相関2重サンプルホールドを行うとと
もに、リセット雑音等の除去、及び、ゲインコントロー
ルをして、ビデオデジタルアナログコンバータ13に出
力する。
【0019】ビデオデジタルアナログコンバータ13
は、S/H−AGC12からの撮像信号を、デジタル方
式の画像データに変換する。そしてデジタルアナログコ
ンバータ13は、画像データを、画像データ処理部3に
供給する。
【0020】タイミングジェネレータ14は、上記CC
D11、S/H−AGC12、ビデオアナログデジタル
コンバータ13の処理に必要な同期信号を生成する。例
えば、この同期信号は、CCD11の水平及び垂直画素
が768H×494Vで構成されているものであれば、
例えば、14.318MHz(4fsc)のクロックに
基づき生成される。
【0021】制御部15は、カメラ処理部2を構成する
各部、及び上述の光学系を制御し、CCD11に入射さ
れる光量を調節する。
【0022】このとき、制御部15は、対物レンズ1を
制御駆動することで光学的ズームを行う。
【0023】また、この図1に示す画像データ処理部3
は、色コーディングに対応した信号処理等をする信号処
理部16と、信号処理部16において処理を行っている
画像データを一時格納するメモリ17と、画像データに
ついて動き補償を行う動き補償部18と、動き補償部1
8のデータを一時格納するメモリ19と、画像データの
圧縮、及び伸張を行うMPEG(Moving Pic
ture Experts Group)処理部20
と、MPEG処理部20のデータを一時格納するメモリ
21と、音声信号処理をする音声処理部22と、ビデオ
信号処理部3を構成する各部を制御する制御部23とを
備えている。
【0024】信号処理部16は、ビデオアナログデジタ
ルコンバータ13からの画像データに対して、上記CC
D11の色コーディングフィルタによる色コーディング
に対応したデコード処理等を行い、画像データから輝度
(Y)情報、色差(Cr/Cb)情報を生成する。
【0025】また、信号処理部16は、光ディスクDに
記録された画像を再生しているときに、メモリ17に随
時展開される画像に、編集処理を施す。なお、この編集
処理における信号処理部16で行う処理の詳細について
は後述する。
【0026】動き補償部18では、メモリ19を用い
て、信号処理部16で処理した画像データを用い、マク
ロブロック単位で動きベクトルを抽出する処理を行い、
動き補償を行う。そして、動き補償部18は、動き補償
を施した画像データをMPEG処理部20へ供給する。
【0027】MPEG処理部20は、信号処理部16か
らの動き補償された画像データを用いて、MPEG方式
で圧縮して、メディアドライブ部6に出力するととも
に、メディアドライブ部6からの画像データを伸張する
処理を行う。
【0028】音声処理部22は、制御部23により動作
モードが切り替えられて、記録モードの場合には、音声
データを高能率符号化圧縮(データ圧縮)するデータ圧
縮装置として機能し、再生モードの場合には信号処理部
から供給される圧縮音声データを伸張してからインター
フェースブロック4へ供給する。
【0029】制御部23は、操作入力部10からの操作
入力信号に基づいて、画像データ処理部3を構成する各
部を制御する。
【0030】メディアドライブ部6は、画像データをM
Dデータ2規格に準じて、エンコード/デコードするM
Dデータ2変換部24と、MDデータ2変換部24のデ
ータを一時格納するメモリ25と、画像データをMDデ
ータ1規格に準じてエンコード/デコードするMDデー
タ1変換部26と、光ディスクDから再生した再生信号
を抽出するRFアンプ27と、再生信号をデジタル方式
の画像データに変換するRFアナログデジタルコンバー
タ28と、メディアドライブ部6の各部を制御する制御
部29とからなる。
【0031】MDデータ2変換部24は、メモリ25を
用いて、信号処理部16から出力されたMPEG方式の
画像データを、MDデータ2規格に準じてエンコード
し、ディスク記録再生部7に供給する。また、MDデー
タ2変換部24は、再生して得たMDデータ2規格の画
像データをデコードし、信号処理部16へ供給する。
【0032】RFアンプ27は、ディスク記録再生部7
から供給されたアナログ方式の信号から、再生信号を抽
出して、RFアナログデジタルコンバータ28に出力す
る。
【0033】RFアナログデジタルコンバータ28は、
RFアンプ27からの再生信号をデジタル方式の画像デ
ータに変換し、MDデータ2変換部24或いはMDデー
タ1変換部26へ供給する。
【0034】制御部29は、メディアドライブ部6を構
成する各部を制御する。
【0035】ディスク記録再生部7は、光ディスクDに
磁界を印加する磁気ヘッド30と、光ディスクDが装着
され、回転させるスピンドルモータ31と、光ディスク
Dにレーザ光を照射して画像データの記録再生を行う光
ピックアップ32と、光ピックアップ32を光ディスク
Dの径方向に移動させるスレッドモータ33とを備え
る。
【0036】光ピックアップ32は、記録時において、
光ディスクDに対向するように配置され、記録用の光量
のレーザ光を光ディスクDに照射し、光ディスクDの光
磁気記録層をキュリー温度以上に加熱する。
【0037】このとき、磁気ヘッド30は、局部的に加
熱された光ディスクDの光磁気記録層に、磁界を印加す
ることにより画像データを記録する。
【0038】また、光ピックアップ32は、再生時にお
いて、再生用の光量のレーザ光を光ディスクDの光磁気
記録層に照射して、その反射光を検出することにより再
生信号を生成してRFアンプ27へ供給する。
【0039】光ピックアップ32は、MDデータ2規格
に準拠しており、光の波長λが650nmとされ、対物
レンズの屈折率NAが0.52とされている。
【0040】スピンドルモータ31は、光ディスクDを
所定の回転数で回転させる。
【0041】スレッドモータ33は、光ピックアップ3
2を目的のトラックまで高速で移動させる。
【0042】上記光ディスクDは、例えば、上記表1に
示したようなMDデータ2規格に準拠し、図2に示すよ
うに、凹状に形成されたランド42と、ウォブルが形成
されたグルーブ43aと、ウォブルが形成されないグル
ーブ43bとが、約0.95μmのトラックピッチをも
って形成されている。このMDデータ2規格において、
ランド42には、記録ビットがビット長を0.39μm
/bitとして記録されている。
【0043】この光ディスクDは、図3に示すように、
ウォブルが形成されたグルーブ43aと、ウォブルが形
成されないグルーブ43bがスパイラル状に形成されて
なる。この光ディスクDのアドレス方式としては、ウォ
ブルが形成されたグルーブ43aがディスク記録再生部
7により再生されることにより、絶対アドレスがFM変
調及びバイフェーズ変調でエンコードされる、インター
レースアドレッシング方式を採用している。
【0044】このカメラシステムはさらに、外部との信
号の入出力を管理するインターフェース部4と、画像を
表示する液晶表示ディスプレイ(以下、LCD(Liq
uid Crystal Display)と呼ぶ。)
5とを備える。
【0045】インターフェース部4は、画像データをア
ナログ化するビデオデジタルアナログコンバータ34
と、画像信号をLCD5へ出力する表示制御部35と、
画像信号をアナログ画像出力端子39へ出力する出力制
御部36と、アナログ方式の音声信号をデジタル化する
アナログデジタルコンバータ37と、デジタル方式の音
声データをアナログ化するデジタルアナログコンバータ
38とを備える。
【0046】ビデオデジタルアナログコンバータ34
は、信号処理部16からのデジタル方式の画像データを
アナログ化し、表示制御部35、及び出力制御部36に
供給する。
【0047】表示制御部35は、アナログ方式の画像信
号を、LCD5が画像表示できるデータ列に変換して、
LCD5へ出力する。
【0048】出力制御部36は、アナログ方式の画像信
号を、アナログ画像出力端子39を介して、ビデオデッ
キ等の出力装置へ出力する。
【0049】アナログデジタルコンバータ37は、MI
C(マイク)入力端子40を介してマイクロホン等の音
声入力装置から入力される、アナログ音声信号をデジタ
ル化して、音声処理部22へ供給する。
【0050】デジタルアナログコンバータ38は、音声
処理部22及びMDデータ1変換部26から供給される
デジタル方式の音声データをアナログ化し、アナログ音
声出力端子41を介して、スピーカ等の音声出力装置へ
出力する。
【0051】LCD5は、表示制御部35からの出力信
号に基づいて、画像データを表示する。また、LCD5
は、例えば、使用者が指で押圧することを検出するタッ
チセンサを備えた、タッチパネル等の、ポインティング
デバイスを兼ね備えていても良い。
【0052】さらに、このカメラシステムは、光ディス
クDの着脱を管理するEXT−インターフェース部8
と、各部に電源を供給する電源9と、使用者により操作
される操作入力部10とを備える。
【0053】EXT−インターフェース部8は、光ディ
スクの着脱を検出するセンサを備え、検出信号をビデオ
信号処理部3の制御部23に入力する。
【0054】電源9は、例えば、バッテリパックからな
る。
【0055】操作入力部10は、例えば、キーボード、
マウス、タッチパネル等からなり、使用者に操作される
ことで操作入力信号を生成する。操作入力部10は、編
集を開始する旨の操作入力信号をビデオ信号処理部3に
入力することで、編集処理を開始させる。操作入力部1
0は、例えば、画像を表示するLCD5の一部が押圧さ
れたときには、LCD5に備えられたタッチセンサから
の信号に応じて、画像の少なくとも一部をズームする旨
の操作入力信号を生成して制御部23に供給する。
【0056】次に、上述のように構成されたカメラシス
テムにより、画像を撮像して光ディスクDに記録する、
記録処理について説明する。
【0057】このように構成されたカメラシステムは、
光ディスクDに信号を記録するときは、対物レンズ1に
入射された光により、CCD11、S/H−AGC1
2、ビデオデジタルアナログコンバータ13で画像デー
タを生成し、信号処理部16,MDデータ2変換部24
により、MDデータ2規格に準拠した画像データとし、
ディスク記録再生部7により、光ディスクDに画像デー
タを記録する。
【0058】次に、上述のように光ディスクDに記録さ
れた画像データを再生して、LCD5に表示する再生処
理について説明する。
【0059】上述のカメラシステムにより再生すると
き、上述した記録処理により光ディスクDに記録された
画像データを、MDデータ2変換部24によりMDデー
タ2規格に準じてデコードし、一旦メモリ17に格納
し、信号処理部16においてMPEG規格に準じてデコ
ードして、非圧縮の画像データとし、ビデオデジタルア
ナログコンバータ34、表示制御部35を介してLCD
5に表示する。
【0060】次に、上述したように光ディスクDに記録
された画像データに編集を施す編集処理について説明す
る。
【0061】上述のカメラシステムは、上述した再生処
理による再生中に、操作入力部10からの編集処理を開
始する旨の操作信号が画像データ処理部3の制御部23
に入力されたときに、編集処理を開始する。
【0062】例えば、使用者がLCD5に表示された画
像に応じてタッチパネルを押圧することにより操作入力
信号を生成したとき、この操作入力信号は制御部23へ
入力され、信号処理部16がズーム処理を開始する。
【0063】具体的には、図4(a)に示すように、光
ディスクDからフレームF1〜F8を示す画像データが
メモリ17に読み出されているときに、時刻t1におい
てズーム処理開始の旨の操作入力信号が入力されること
により、メモリ17に格納されている画像データが示す
フレームF2から、所定時間経過後(t2)までの画像
データF7までを読み出す。次に、信号処理部16は、
読み出した画像データが示すフレームF2〜F7につい
てズーム処理を施して、編集処理がされたフレームF’
2〜F’7を生成し、フレームF’2〜F’7を示す画
像データを生成する。
【0064】次に、信号処理部16は、図4(b)に示
すように、ズーム処理を施したフレームF’2〜F’7
を示す画像データを、フレームF2〜F7を示す画像デ
ータに上書きするようにメディアドライブ部6及びディ
スク記録再生部7を制御する。このとき、信号処理部1
6は、編集処理を施した画像データを、MPEG処理部
20へ供給し、圧縮画像データを生成する。圧縮された
編集処理後の画像データを、メディアドライブ部6に供
給して、MDデータ2規格にエンコードし、光ディスク
Dに記録する。
【0065】ところで、ズーム処理後のデータ量が、ズ
ーム処理前のデータ量と異なり、光ディスクDの元のア
ドレスに、ズーム処理後のデータを記録できない場合が
ある。
【0066】このときには、信号処理部16は、元のア
ドレスに収まりきらないズーム処理後のデータを、元の
アドレスとは別のアドレスに記録するように制御する。
このとき、信号処理部16は、ズーム処理後のデータの
一部を、同一ディスクの別のアドレスに記録したことを
示す情報を生成し、TOC(Table of Con
tents)に記録するように制御する。
【0067】また、信号処理部16は、上述したよう
に、ズーム処理後の画像データの一部を他のアドレスに
記録する場合のみならず、図5に示したように、ズーム
処理を施した画像データの全てを他のアドレスに記録す
るように制御しても良い。このとき、ズーム処理前の画
像データは、消去されずに光ディスクD上に保存されて
いるため、ズーム処理を施した画像データの代わりに、
ズーム処理前の画像データが再生されるように編集し直
すことも可能である。
【0068】さらに、信号処理部16は、上述したよう
に、操作入力信号が制御部23に入力されてから所定時
間経過後にズーム処理を終了する例のみならず、予め所
定の時間を使用者により指定して、当該指定された時間
のみズーム処理を行っても良い。
【0069】さらにまた、信号処理部16は、ズーム処
理を終了する時刻を、上記所定の時間経過後又は指定し
た時間経過後とする場合のみならず、操作入力部10か
らのズーム処理を終了する旨の操作入力信号に応じてズ
ーム処理を終了しても良い。
【0070】次に、上述したように、ズーム処理を施し
て、光ディスクDに記録した画像データを再生する処理
について説明する。
【0071】カメラシステムにより、光ディスクDに記
録された画像データを再生しているときに、ズーム処理
を施した画像データのアドレスに達したときには、元の
画像データに代わって、ズーム処理を施した画像データ
を再生する。
【0072】また、例えばズーム処理後のデータが別の
アドレスにも記録されている場合、TOCの内容にした
がって、ズーム処理後の画像データのアドレスにアクセ
スし、再生する。そして、ズーム処理後の画像の再生が
終わったら、ズーム処理を施した画像データに続いて再
生される元の画像データのアドレスにアクセスし、画像
データの再生を続ける。
【0073】上述のようなカメラシステムにおいて、所
期の画像データにズーム処理を施し、ズーム処理後の画
像データを光ディスクDに記録する。したがって、この
カメラシステムによれば、媒体としてランダムアクセス
可能な光ディスクを用いているため、再生画像をズーム
処理前と同様に、時間的に連続して再生することができ
る。
【0074】なお、本発明は、上述のようなカメラシス
テムに限定されず、図6に示すような、外部から画像デ
ータが入力され、光ディスクDに記録するとともに再生
を行う光ディスク記録再生装置にも適用可能である。
【0075】この光ディスク記録再生装置における再生
時の処理を説明する。
【0076】光ディスクDに記録された信号を再生する
ときには、光ピックアップ51により画像データを読み
出し、光電変換した後、RFアンプ52を経て、アナロ
グデジタルコンバータ53でデジタル方式の画像データ
に変換する。次に、AGC(Amp Gain Con
trol)54、EQPLL55を経て、抜き取りクロ
ックが生成され、ビタビデコーダ56を経て再生データ
を生成し、復号部57でRLL(1,7)方式で復号す
る。復号された信号は、データバスを介して、メモリ5
8に展開され、ECC(Error Correcti
on Codes)復号/符号部59で誤り訂正ブロッ
ク単位にエラー訂正され、さらに再生処理部60でデス
クランブル処理及びEDCデコードが施され、再生した
画像データとして、クロック生成部61で生じたクロッ
ク信号と同期して外部の表示装置等に表示される。
【0077】次に、光ディスク記録再生装置の記録時の
処理について説明する。
【0078】この光ディスク記録再生装置は、外部から
光ディスクDに記録する画像データが入力されると、記
録処理部62でスクランブル処理、及びEDCエンコー
ド処理をして、データバスを介してメモリ58に書き込
む。次に、ECC復号/符号部59でエラー訂正パリテ
ィを付加し、変調部63でRLL(1,7)変調し、ヘ
ッドドライバ64を経て磁気ヘッド65へ供給する。ま
た、変調部63から、レーザドライバ66へクロック信
号が供給される。レーザドライバ66は、光ディスクD
に与える光量の制御等を行う信号を光ピックアップ51
へ供給する。
【0079】次に、上述したように記録再生を行うとき
に、光ピックアップ51、光ディスクDを駆動制御する
サーボ系の信号処理を説明する。
【0080】この光ディスク記録再生装置は、記録再生
を行うとき、光ピックアップ51からの信号により、マ
トリックスアンプ67でサーボエラー信号を抽出して、
デジタルサーボプロセッサ68で位相補償、ゲイン・目
標値設定を施す。次に、デジタルサーボプロセッサ68
は、マトリックスアンプ67からのサーボエラー信号に
基づき、光の照射位置を制御する制御信号をピックアッ
プドライバ69へ出力する。ピックアップドライバ69
は、光ピックアップ51へピックアップ駆動信号を出力
し、光ピックアップ51のトラッキングの微小調整を行
う。
【0081】また、マトリックスアンプ67により、光
ピックアップ51からの信号をバンドパスフィルタ70
に出力して、ウォブル信号を抽出する。ADIP(Ad
dress In Pregroove)デコーダ71
は、このウォブル信号を復号し、アドレス信号をシステ
ムコントローラ72へ供給する。トラック判別73は、
このウォブル信号に基づき、ウォブルが形成されたラン
ドか、ウォブルが形成されていないランドかの、トラッ
ク判別した結果であるトラック判別信号を、システムコ
ントローラ72へ供給する。
【0082】システムコントローラ72は、上述のアド
レス信号と、トラック判別信号に基づいて、アドレス制
御信号を生成し、デジタルサーボプロセッサ68へ出力
する。デジタルサーボプロセッサ68は、アドレス制御
信号に基づき、ドライバ制御信号を生成し、ピックアッ
プドライバ69へ出力する。ピックアップドライバ69
は、アクチュエータ及びスレッドモータ74へ、光ピッ
クアップ51のトラッキングを調整する駆動信号を出力
し、アクチュエータ及びスレッドモータ74を駆動す
る。
【0083】また、この光ディスク記録再生装置は、上
述のバンドパスフィルタ70から生成したウォブル信号
を、CLV(Constant Line Velos
ity)プロセッサ75により光ディスクDの線速度を
制御する回転制御信号をデジタルサーボプロセッサ68
へ出力する。デジタルサーボプロセッサ68は、回転制
御信号に基づいてドライバ制御信号をピックアップドラ
イバ69へ出力する。ピックアップドライバ69は、光
ディスクDの線速度を所定速度に保つ為の信号をスピン
ドルモータ76へ出力する。
【0084】上述の光ディスク記録再生装置は、上述し
た再生処理による再生中に操作入力信号が操作入力部7
7に入力されたとき、編集処理を開始する。この操作入
力信号は、データバスを介して、記録処理部62へ供給
され、メモリ58に格納された画像データについて記録
処理部62で上述の図4(a)及び図4(b)に示した
ズーム処理を施して、光ディスクDに記録する。
【0085】したがって、この図6に示すような光ディ
スク記録再生装置は、図1に示すようなカメラシステム
と同様に、光ディスクDに記録した画像データについて
ズーム処理を施すことができる。
【0086】なお、本発明における編集処理とは、ズー
ム処理に限られず、空間方向における編集処理であれば
いかなる処理を施しても良い。
【0087】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係るカメラ装置及び画像編集方法によれば、光ディ
スクに記録した画像にズーム処理を施し、ズーム処理後
の画像を同一の光ディスクに記録し、これを再生でき
る。したがって、本発明によれば、再生中における空間
方向の編集処理と記録が可能な、カメラ装置及び画像編
集方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したカメラシステムのブロック構
成図である。
【図2】MDデータ2規格に準拠した光ディスクの拡大
平面図である。
【図3】MDデータ2規格に準拠した光ディスクのアド
レス方式を表した平面拡大図である。
【図4】(a)は再生中に操作入力信号が入力されたと
きの画像データのズーム処理を説明するための図であ
り、(b)はズーム処理された画像データの編集処理を
説明するための図である。
【図5】ズーム処理後のデータの編集処理を説明するた
めの図である。
【図6】本発明を適用した光ディスク記録再生装置のブ
ロック構成図である。
【符号の説明】
1 カメラ処理部、3 画像データ処理部、5 LC
D、6 メディアドライブ部、7 ディスク記録再生
部、10 操作入力部、16 信号処理部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を入射して撮像信号を生成する撮像手
    段と、 上記撮像手段からの撮像信号をディスク状記録媒体に記
    録するとともに、ディスク状記録媒体に記録された撮像
    信号を再生する記録再生手段と、 ディスク状記録媒体に記録された撮像信号について編集
    処理を施す画像編集手段と、 操作されることにより操作入力信号を生成する操作入力
    手段と、 上記記録再生手段による再生中に、再生している撮像信
    号を編集する旨の上記操作入力手段からの操作入力命令
    に応じて、上記画像編集手段により再生中の撮像信号に
    編集処理を施して、上記記録再生手段により同一のディ
    スク状記録媒体に編集処理が施された撮像信号を記録す
    るように制御する制御手段とを備えるカメラ装置。
  2. 【請求項2】 撮像素子により生成した撮像信号をディ
    スク状記録媒体から再生し、 再生している撮像信号を編集する旨の操作入力命令に応
    じて、再生中の撮像信号に編集処理を施し、編集処理を
    施した撮像信号を同一のディスク状記録媒体に記録する
    ことを特徴とする画像編集方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004282762A (ja) * 2003-03-13 2004-10-07 Fr Telecom 遠隔映像処理回路の制御方法およびそのシステム

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