JP2000357567A - 放電式ランプのソケット - Google Patents

放電式ランプのソケット

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JP2000357567A
JP2000357567A JP11166625A JP16662599A JP2000357567A JP 2000357567 A JP2000357567 A JP 2000357567A JP 11166625 A JP11166625 A JP 11166625A JP 16662599 A JP16662599 A JP 16662599A JP 2000357567 A JP2000357567 A JP 2000357567A
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socket
terminal
electrode
valve
discharge lamp
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JP11166625A
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English (en)
Inventor
Hiroki Hirai
宏樹 平井
Tetsuji Tanaka
徹児 田中
Shigeki Sakai
茂樹 境
Yoshito Sakai
義人 酒井
Ryoji Tsuji
良次 辻
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトな構造で、バルブ未結合時におけ
るソケット端子間のアーク放電による回路短絡を確実に
防止する。 【解決手段】 放電式ランプのバルブ210に結合され
た状態でその発光部を電源に接続するソケット。そのハ
ウジング20,30に高圧側ソケット端子と低圧側ソケ
ット端子34とを組み込む。高圧側ソケット端子を固定
側端子22と電極側端子32とに分割し、バルブ未結合
状態では電極側端子32を固定側端子22から切離して
非通電状態にすることにより、低圧側ソケット端子34
との間でのアーク放電の発生を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のへッドラン
プなどに使用される放電式ランプのソケットに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、車両のへッドランプ等に用いられ
る点灯手段として、HID(High-Intensity Discharg
e)ランプをはじめとする放電式ランプが注目を集めて
いる。この放電式ランプは、低消費電力でありながら、
従前のハロゲンランプよりも輝度が高く、また長寿命で
あるという利点を有している(例えば特開平9−204
801号公報参照)。
【0003】その構造の一例を図1〜図13に示す。図
示の放電式ランプは、バルブ210、及び、これに結合
されるソケットを備えている。
【0004】バルブ210には、発光部212、灯具2
14、及びシールドカバー216が設けられている。発
光部212は、バルブ210の先端側で前後方向に延
び、放電による発光を行う。灯具214は、バルブ21
2のすぐ後方に位置し、バルブ212から放たれた光を
前方に反射させる。シールドカバー216は、バルブ2
12を側方に露出させた状態で当該バルブ212を前方
から覆う。
【0005】バルブ210の後部はソケット結合部22
0とされ、このソケット結合部220に前記ソケットの
ハウジング230が着脱可能に嵌合されるようになって
いる。このソケット結合部220には、前記発光部21
2の高圧電極222及び低圧電極224が露出してい
る。具体的には、ソケット結合部220の後部に高圧電
極222の端部がリング状に露出し、その外側を同じく
リング状に取り巻くように低圧電極224の端部が露出
している。
【0006】ソケットハウジング230には、高圧側ソ
ケット端子232及び低圧側ソケット端子234が固定
されている。これらソケット端子232,234の前端
部(図2では上端部)には電極接触部232b,234
bが、後端部には端子接触部232a,234aがそれ
ぞれ形成され、ソケットハウジング230とバルブ21
0のソケット結合部220とが嵌合された状態で高圧側
ソケット端子232の電極接触部232b及び低圧側ソ
ケット端子232の電極接触部234bがそれぞれ前記
高圧電極222及び低圧電極224に接触するように各
ソケット端子232,234が配置されている。
【0007】一方、このランプに給電を行うための電線
260の端部には電線端子262が装着され、この電線
端子262に形成された突出片262aが前記ソケット
ハウジング230内でそのソケット端子232,234
の端子接触部232a,234aに各々嵌着されるよう
になっている。また、これら電線260及び電線端子2
62はソケットカバー240によって背後から覆われる
ようになっている。
【0008】なお、図1及び図3において290は、ソ
ケット結合部220とソケットハウジング230とが完
全に結合されたか否かを検知するためにソケットハウジ
ング230に設けられるスイッチ端子である。
【0009】前記ソケット結合部220とソケットハウ
ジング230との嵌合構造は次のとおりである。図9に
示すように、ソケット結合部220の外周面には、径方
向に突出する2つの突起227が180°間隔で形成さ
れている。これに対し、ソケットハウジング230の外
周壁には、4つの嵌合溝237が90°間隔で形成され
ている。各嵌合溝237は、ソケットハウジング230
の軸方向端に開放された突起入口237aから周方向に
延び、その終端は突起227が進入できないほど小幅の
小幅部237bとなっている。換言すれば、この小幅部
237bのすぐ手前側の位置まで突起227が嵌合溝2
37内で周方向に進入可能となっている。
【0010】なお、嵌合溝237の個数を突起227の
個数より多くしているのは、ソケット結合部220に対
するソケットハウジング230の取付角度を90°間隔
で変更できるようにするためである。
【0011】次に、このランプにおけるシールド構造を
説明する。各電線260は、銅などからなる編組280
で覆われるようになっており、この編組280の端部に
は固定金具282がカシメ等の手段で固定されている。
この固定金具282の両側壁には、当該側壁から両外側
に広がる接触用ばね片283が形成されている。そし
て、この固定金具282がソケットハウジング230の
電線導入口に装着されるとともに、ソケットハウジング
230に対してその全体を覆う形状のシールドカバー2
50が装着され、かつ、このシールドカバー250の内
面と前記固定金具282のばね片283とが接触するこ
とにより、ソケットハウジング230から電線260に
かけてこれらを一連に覆うシールド構造が形成されるよ
うになっている。
【0012】次に、このランプの組立要領を説明する。
【0013】 図3に示すように、ソケットハウジン
グ230内に高圧端子232、低圧端子234、シール
部材236、及びスイッチ端子290を装着する。
【0014】 図4に示す各電線260を図5に示す
ソケット内電線溝238内にセットし、各電線端子26
2をソケット端子232,234に結合する。そして、
その上から図5に示すシール部材270を嵌め込み、こ
れをさらに図6に示すソケットカバー240で覆う。
【0015】 図7に示すようにソケットハウジング
230の電線導入部239とソケットカバー240の電
線導入部249とが合わされた部分に、編組280の端
部に固定された編組固定金具282を外嵌し、固定する
(図8の状態)。編組280は図略の回路を通じてアー
スに接続しておく。
【0016】 図9〜図13に示す要領で、ソケット
ハウジング230をソケット結合部220に嵌合する。
まず、各突起227が適当な嵌合溝237内にその突起
入口237aから軸方向に進入するようにしてソケット
ハウジング230とソケット結合部220とを軸方向に
嵌め合わせて仮嵌合する(図9→図10,図12)。次
に、ソケットハウジング230をソケット結合部220
に対して相対回転させることにより突起227を嵌合溝
237の奥まで(小幅溝237bのすぐ手前側の位置ま
で)周方向に進入させて本嵌合する(図11,図1
3)。
【0017】 図11に示すシールドカバー250を
当該カバー250がソケットハウジング230を外側か
ら覆う位置に装着する。このとき、ソケット用シールド
カバー250に形成されている接触部258の切欠25
8aと、バルブ用シールドカバー216の接触部218
に形成されているばね片218aとが係合するととも
に、前記シールドカバー250と編組固定金具282の
ばね片283とが接触することにより、両シールドカバ
ー216,250が編組固定金具282及び編組280
とともにアースに接続された状態となる。これにより、
バルブ210、ソケットハウジング230、及び電線2
60が連続してシールドされた状態となる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】前記放電式ランプで
は、高圧側ソケット端子232と低圧側ソケット端子2
34との間にかなりの電位差が与えられる。しかも、両
端子232,234の電極接触部232b,234bは
バルブ側電極と接続されるため、バルブと結合されてい
ない未結合状態ではともにバルブ側に露出した位置にあ
る。従って、これら電極接触部232b,234bが互
いに近接した位置にあると、前記未結合状態で電極接触
部232b,234b同士の間にアーク放電が発生する
おそれがあり、かかるアーク放電が発生すると回路が短
絡されて大電流が流れてしまうことになる。
【0019】このようなアーク放電に起因する短絡を防
ぐため、従来は、前記図1に示したように、両端子23
2,234の間にゴムなどの絶縁材料からなるシール部
材236を介在させるといった手段がとられている。し
かし、このシール部材236による絶縁には限界があ
り、前記アーク放電を完全に防ぐことは難しい。その他
の手段として、両端子232,234の電極接触部23
2b,234b同士の径方向距離を拡大する設計も考え
られるが、このような設計はソケット全体の小型・軽量
化及び低コスト化の著しい妨げになる。
【0020】本発明は、このような事情に鑑み、コンパ
クトな構造を保ちながら、バルブ未結合時に高圧側ソケ
ット端子と低圧側ソケット端子との間でアーク放電が発
生するのをより確実に防止できる放電式ランプのソケッ
トを提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、放電により発光する発光部を
有する放電式ランプのバルブに結合可能に構成され、そ
の結合状態で前記発光部を電源に接続する放電式ランプ
のソケットにおいて、前記結合状態で前記バルブの高圧
側電極に接続される高圧側ソケット端子と、前記結合状
態で前記バルブの低圧側電極に接続される低圧側ソケッ
ト端子とをハウジング内に組み込むとともに、前記高圧
側ソケット端子を、給電用電線に接続され、前記低圧側
ソケット端子の電極接触部よりもバルブから離れた位置
で前記ハウジングに固定される固定側端子と、前記バル
ブに対する結合方向と略平行な方向に移動可能となるよ
うに前記ハウジングに組み付けられる電極側端子とに分
割し、この電極側端子を前記バルブ側に向かう方向に付
勢する付勢手段を備え、前記バルブと結合していない状
態では前記付勢手段の付勢力で前記電極側端子が前記固
定側端子から離れた位置に保持されるのに対し、前記バ
ルブとの結合に伴って前記電極側端子が前記高圧側電極
に接触するとともに前記付勢力に抗して前記固定側端子
と接触するように構成したものである。
【0022】この構成によれば、バルブに結合されてい
ない状態では付勢手段の付勢力によって高圧側ソケット
端子の固定側端子と電極側端子とが離され、前記電極側
端子が電源から遮断されるので、この電極側端子と低圧
側ソケット端子との間にアーク放電が発生するおそれが
ない。一方、固定側端子はバルブ未結合状態でも高圧電
源に接続されるが、この固定側端子は電極側端子よりも
奥まった位置にあり、バルブ側に露出させる必要がない
ので、この固定側端子と前記低圧側ソケット端子の電極
接触部との間でアーク放電が発生することも回避でき
る。すなわち、この構成では、高圧側ソケット端子を、
バルブ電極に接続される電極側端子と、それよりもバル
ブから離れた位置にある固定側端子とに分割し、バルブ
側に露出させる必要がある電極側端子についてはこれを
固定側端子から電気的に切離すことにより、アーク放電
の発生を確実に防ぐことが可能となっているのである。
【0023】しかも、バルブとソケットとの結合は前記
付勢力に抗して行われるので、当該結合が不完全な状態
では前記付勢力によってバルブとソケットとが強制的に
引き離されることになる。従って、バルブとソケットと
が不完全結合状態のまま放置されることが防がれる。
【0024】その一方、このソケットをバルブに完全に
結合した状態では、前記電極側端子がバルブの高圧側電
極に接触するとともに、付勢手段の付勢力に抗して前記
固定側端子に接触するため、この固定側端子から前記電
極側端子を経てバルブの高圧側電極に従来通り給電がな
される。
【0025】前記電極側端子は、そのままの状態でハウ
ジング内に収納してもよいが、この電極側端子を絶縁材
料からなる保持部材内に組み込み、この保持部材を前記
固定側電極に対して相対移動可能となるようにハウジン
グ内に組み込むようにすれば、万が一、電極側端子が固
定側端子と通電状態になったとしても、当該電極側端子
と低圧側ソケット端子との絶縁性を保つことができる。
【0026】特に、前記保持部材のバルブ側端部を前記
電極側端子のバルブ側端部よりもバルブ側に突出させれ
ば、前記絶縁性をさらに高めることができる。
【0027】また、前記保持部材を具備するようにすれ
ば、例えば前記付勢手段として圧縮ばねを備える場合
に、その圧縮ばねが装着されるばね装着部を前記保持部
材に形成することによって、当該圧縮ばねの弾発力を確
実に保持部材及び電極側端子に伝えることができる。
【0028】また、バルブと結合していない状態で前記
固定側端子と低圧側ソケット端子の電極接触部との間に
前記保持部材が介在するようにその取付位置を設定する
ことにより、当該固定側端子と低圧側ソケット端子との
間にアーク放電が発生するのをより確実に防止すること
ができる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
4〜図28に基づいて説明する。なお、この実施の形態
にかかるソケットが結合される放電式ランプのバルブ
は、前記図1等に示したバルブ210と全く同等である
ため、ここでは同じ参照符を付してその説明を省略す
る。
【0030】この実施の形態にかかる放電式ランプ用ソ
ケットは、ハウジング本体30及びハウジング蓋20か
らなるハウジングを備え、これらは合成樹脂などの絶縁
材料で構成されている。ハウジング本体30は、前端側
(バルブ側)及び後端側の双方に開口する略筒状をな
し、その後端側開口を塞ぐように前記ハウジング蓋20
が装着される。そして、このハウジングの内部に、高圧
側ソケット端子を構成する電線側端子22及び電極側端
子32と、低圧側ソケット端子34とが組み込まれるよ
うになっている。これらの端子はすべて導電材料で構成
されている。
【0031】低圧側ソケット端子34は、図14,図1
7に示すように、全体が略筒状に湾曲して周方向両端が
近接する略C字状をなし、その後端部(図17では下端
部)に電線圧着部34aが形成されている。そして、こ
の電線圧着部34aに低圧用電線64の端末が圧着接続
された状態で、ハウジング本体30に形成された筒状の
収納溝30d(図15)内に差し込まれ、固定されるよ
うになっている。なお、この収納溝30dの一部は、ハ
ウジング本体30の周壁と、ハウジング蓋20から延長
された壁形成部23との間に形成されるようになってい
る。
【0032】この低圧側ソケット端子34からは斜め内
側に板ばね状の電極接触片35が延長されており、バル
ブ210との結合の際に前記電極接触片35がバルブ低
圧側電極224の外周面に径方向外側から接触するよう
に設計されている。
【0033】高圧側ソケット端子を構成する固定側端子
22は、図14及び図18に示すように横向きに突出す
る電線圧着部22aと、ソケット前方(図18では上
方)に突出する一対の接触片22bとを一体に有し、前
記電線圧着部22aが高圧用電線62の端末に圧着接続
された状態で、ハウジング蓋20の中央に設けられた端
子保持部21内に組み込まれ、固定されるようになって
いる。その固定位置は、図15に示すように、前記低圧
側ソケット端子34の電極接触片35よりも後方(バル
ブから離れる方向;図15では上方)に十分離間した位
置となっている。
【0034】同じく高圧側ソケット端子を構成する電極
側端子32は、ソケット前後方向(図15,図16,図
19では上下方向)に延びる筒状をなしている。この電
極側端子32の後端(図15では上端)には一対の接触
片32bが、前端には一対の電極接触片32cが各々形
成されている。図16に示すように、接触片32bは、
前記固定側端子22の接触片22bの内側に圧入可能な
形状を有し、電極接触片32cは、バルブ210の高圧
側電極222の外周面に径方向外側から接触可能な形状
を有している。
【0035】この電極側端子32は、略筒状をなす保持
部材40の内側に保持されており、この保持部材40と
ともに前後方向(すなわち軸方向)に移動可能となるよ
うにハウジング本体30内に組み込まれている。
【0036】保持部材40は、ハウジング本体30と同
様に合成樹脂などの絶縁材料からなり、その外周面には
前後方向(図19では上下方向)に延びる突出部41が
形成されている。一方、ハウジング本体30の内周面に
は、前側に終端をもつ案内溝33が凹設されており、こ
の案内溝33内に前記突出部41が後方から差し込まれ
ることにより、保持部材40が決まったストロークだけ
前後方向(すなわちバルブ210に対する結合方向と略
平行な方向)にスライド可能となるようにハウジング本
体30に保持されるようになっている。
【0037】前記電極側端子32の中間部外側面には、
側方に突出する突起32aが形成され、保持部材40の
内側面には、前記突起32aを係止する小径部42が形
成されている。そして、この係止によって、保持部材4
0に対する電極側端子32の動きが規制され、両者が一
体に前後方向(バルブ結合方向と平行な方向)に移動す
るようになっている。
【0038】保持部材40の後部には、後方に開口する
ばね装着溝44が形成されている。そして、このばね装
着溝44内に圧縮ばね24が嵌め込まれた状態で当該圧
縮ばね24が保持部材40とハウジング蓋20との間に
介在し、この圧縮ばね24の弾発力によって前記保持部
材40が前方すなわちバルブ側に近づく方向に付勢され
るようになっている。
【0039】前記ソケット結合部20とソケット30と
の嵌合構造は次のとおりである。
【0040】図17に示すように、ソケット結合部20
の外周面には、径方向に突出する2つの突起(突出部)
27が180°間隔で形成されている。
【0041】これに対し、ハウジング本体30の外周壁
後端には、前記突起227が軸方向に侵入可能な凹溝3
1が形成されている。さらに、前記低圧側ソケット端子
34の前端部には、前方に突出する2つの突出部34b
が形成され、各突出部34bの縁からそれぞれ周方向に
嵌合溝37が切り込まれている。そして、これらの嵌合
溝37の入口37aが前記凹溝31の奥方に位置するよ
うに、ハウジング本体30に対する低圧側ソケット端子
34の取付位置が設定されている。
【0042】各嵌合溝37の終端は、突起227が進入
できないほど小幅の小幅部37bとなっている。そし
て、この小幅部37bのすぐ手前側の位置に前記突起2
27の外形に対応する形状の嵌入孔部37c(図23,
図24)が形成され、この嵌入孔部37cに嵌入する位
置まで突起227が嵌合溝37内を周方向に進入できる
ようになっている。
【0043】このランプには、前記各電線62,64を
覆う編組80と、ソケット全体を覆うソケット用シール
ドカバー50とが具備されている。編組80は、銅等の
導電材料を編み込んでなり、その端部に固定金具70が
固定されている。そして、この固定金具70と前記ソケ
ット用シールドカバー50との接触により両者間が電気
的に接続されるように構成されている。
【0044】前記ハウジング本体30及びハウジング蓋
20には、その筒状外周壁から一方向に突出する電線導
出部30b,20bが形成され、ハウジング本体30の
電線導出部30bには前記電線62,64が嵌まり込む
溝30aが、ハウジング蓋20の電線導出部20bには
溝30aに嵌まり込んだ電線62,64を押える電線押
え20aが形成されている。そして、この電線導出部3
0b,20bが合体した部分に前記固定金具70が外嵌
状態で固定されるようになっている。
【0045】ソケット用シールドカバー50は、ソケッ
ト全体を覆う形状、すなわち、一方向に開口するキャッ
プ状をなしている。このソケット用シールドカバー50
には、前記バルブ用シールドカバー216における接触
部218のばね片218aと係合可能な突出片58aを
もつ一対の接触部58が形成されている。
【0046】次に、このランプの組立要領の一例を説明
する。
【0047】 図17に示すように、低圧側ソケット
端子34の電線圧着部34aに低圧用電線64の端末を
圧着接続し、この低圧側ソケット端子34をハウジング
本体30内に組み込む。
【0048】 図18に示すように、固定側端子22
の電線圧着部22aに高圧用電線62の端末を圧着接続
し、この固定側端子22をハウジング蓋20の端子保持
部21内に装着する。その上から、図19に示す圧縮ば
ね24をセットし、さらに、予め電極側端子32を組み
込んだ保持部材40をセットする。具体的には、保持部
材40に形成されたばね装着溝44内に前記圧縮ばね2
4を嵌め込み、この保持部材40とハウジング蓋20と
の間に圧縮ばね24が介在する状態にする。その後、図
20に示すように当該ハウジング蓋20と前記ハウジン
グ本体30とを合体させてソケットを完成する。
【0049】このとき、保持部材40は圧縮ばね24の
弾発力によって前方に押し出されているので、図15に
示されるように、前記保持部材40に保持されている電
極側端子32の接触部32bとハウジング蓋20側に固
定されている固定側端子22の接触部22bとは離間し
ており、固定側端子22には高圧電源が接続されても、
電極側端子32には接続されない。従って、この固定側
端子22と低圧側ソケット端子34の電極接触片35と
の間でアーク放電が生じることが防がれる。また、固定
側端子22は電極側端子32の奥方(図15では上方)
に位置していて、バルブ210側には露出していないの
で、この電極側端子32と前記電極接触片35との間で
アーク放電するおそれもない。
【0050】 図21に示すように、編組80の内側
に電線62,64を通すようにしながら、当該編組80
の端部の固定金具70を電線導出部30b,20bに外
嵌し、固定する。
【0051】 図22及び図23に示すように、ソケ
ット結合部220にハウジング本体30を仮嵌合する。
すなわち、ソケット結合部220の突起227が適当な
凹溝31内に軸方向に進入するようにしてハウジング本
体30とソケット結合部220とを軸方向に嵌め合わせ
る。その際、保持部材40はバルブ210のソケット結
合部220に当たり、圧縮ばね24の弾発力に抗してハ
ウジング蓋20側(後側)に押し込まれることになり、
その結果、図16に示すように電極側端子32の接触片
32bが固定側端子22の接触片22bの内側に嵌まり
込んで両端子22,32が電気的に接続される。すなわ
ち、電極側端子32にも給電が行われる状態となる。
【0052】 仮嵌合の後、ハウジング本体30をソ
ケット結合部220に対して相対回転させることにより
突起227を係合溝37にその入口37aから奥まで
(図24に示すように嵌合孔部37cに嵌まり込む位置
まで)周方向に進入させる。これにより、ハウジング本
体30とソケット結合部220とは軸方向に離れられな
くなり、ソケット−バルブの結合が完了する。この結合
状態で、バルブ210の高圧側電極222に電極側端子
32の電極接触片32cが接触することにより、ソケッ
トの高圧用電線62、固定側端子22、及び電極側端子
32を通じて前記高圧側電極222に高圧電源が接続さ
れるとともに、バルブ210の低圧側電極224に低圧
側ソケット端子34の電極接触片35が接触することに
より、低圧用電線64及び低圧側ソケット端子34を通
じて低圧側電極224に低圧電源が接続される。
【0053】ここで、もし、当該結合が不完全な段階、
例えば仮嵌合の段階で手を放した場合には、圧縮ばね2
4の弾発力によってハウジング本体30とソケット結合
部220とが軸方向に引き離されるため、中途半端な嵌
合状態でソケットとバルブ210とが放置されるおそれ
がない。従って、このような半嵌合状態でソケットとバ
ルブ210とが軸方向に接離することによる端子間アー
クの発生を防ぐ効果も得ることが可能である。
【0054】 図25に示すソケット用シールドカバ
ー50をソケットに被せ、その両突出片58aの間にば
ね片218aを割込ませる(図26の状態)。この取付
状態で接触部58,218同士は接触し、また、ソケッ
ト用シールドカバー50と編組固定金具70とも接触す
る。これにより、バルブ用シールドカバー216、ソケ
ット用シールドカバー50、固定金具70、及び編組8
0をまとめてアースに接続することが可能となる。これ
によって、ソケット及び電線62,64を連続して覆う
シールド装置が構築される。なお、このシールド装置は
適宜省略可能である。
【0055】その他、本発明は例えば次のような実施の
形態をとることも可能である。
【0056】A)本発明では、バルブとソケットとの具
体的な結合構造を問わない。例えば、両者が軸方向にの
み嵌合操作されるものであってもよい。
【0057】B)図例では、保持部材40に電極側端子
32を保持させて両者が一体に作動するようにしたもの
を示したが、電極側端子32を単独でハウジング本体3
0内に組み込むようにしてもよい。ただし、絶縁材料か
らなる保持部材40に前記電極側端子を保持させること
によって、次のような利点が得られる。
【0058】・もし万が一、電極側端子32と固定側端
子22との間でアーク放電が発生して固定側端子32が
通電状態になっても、この固定側端子32が保持部材4
0によって外側から覆われているために、この固定側端
子32と低圧側ソケット端子34との間でアーク放電が
発生することが防がれる。特に、図15,図16に示す
ように電極側端子32の前端部(電極接触片32c)よ
りも保持部材40の前端部が前方に突出していて前記電
極接触片32cが完全に覆われている構造では、効果が
より顕著となる。
【0059】・保持部材40に前記ばね装着溝44とい
った圧縮ばね42の装着部を自由に形成できるので、当
該圧縮ばね42の弾発力を確実に保持部材40ひいては
電極側端子32に伝えることができる。
【0060】・図15に示すように、バルブ未結合状態
で低圧側ソケット端子34の電極接触片35と固定側端
子22との間に絶縁部材である保持部材40が介在する
ようにその位置を設定することにより、前記電極接触片
35と固定側端子22との間でのアーク放電の発生をよ
り確実に防ぐことができる。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明は、放電式ランプの
ソケットにおいて、その高圧側ソケット端子を固定側端
子と電極側端子に分割し、バルブ未結合状態では前記電
極側端子が電源から切離されるようにしたものであるの
で、コンパクトな構造を保ちながら、当該高圧側ソケッ
ト端子と低圧側ソケット端子との間でアーク放電による
回路短絡が生じるのを確実に防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の放電式ランプの一例を示す断面図であ
る。
【図2】前記放電式ランプの分解斜視図である。
【図3】前記放電式ランプにおけるソケットの分解斜視
図である。
【図4】前記放電式ランプのソケットに電線端子をセッ
トする前の段階を示す断面正面図である。
【図5】前記放電式ランプのソケット本体に電線端子を
セットした後であってシール部材をセットする前の段階
を示す斜視図である。
【図6】前記放電式ランプのソケット本体にシール部材
をセットした後であってソケットカバーを装着する前の
段階を示す斜視図である。
【図7】前記ソケットに電線シールド用の編組を結合す
る前の段階を示す斜視図である。
【図8】前記ソケットに電線シールド用の編組を結合し
た状態を示す斜視図である。
【図9】前記ソケットをバルブに結合する前の段階を示
す斜視図である。
【図10】前記ソケットをバルブに仮嵌合した段階を示
す斜視図である。
【図11】前記ソケットをバルブに本嵌合した後であっ
てソケット用シールドカバーを装着する前の段階を示す
斜視図である。
【図12】前記ソケットをバルブに仮嵌合した段階を示
す断面斜視図である。
【図13】前記ソケットをバルブに本嵌合した状態を示
す断面斜視図である。
【図14】本発明の実施の形態にかかる放電式ランプの
ソケットの分解斜視図である。
【図15】図14にかかるソケットをバルブに結合する
前の状態を示す断面図である。
【図16】図14にかかるソケットをバルブに嵌合した
後の段階を示す断面図である。
【図17】図14にかかるソケットの低圧側ソケット端
子とハウジング本体とを示す斜視図である。
【図18】図14にかかるソケットの固定側端子と蓋と
を示す斜視図である。
【図19】図18に示す蓋に圧縮ばねをセットした状態
を示す斜視図である。
【図20】図19に示す蓋と図17に示すハウジング本
体とを結合する前の状態を示す斜視図である。
【図21】前記ハウジング本体と蓋とを結合したソケッ
トハウジングにシールド用編組を装着する前の状態を示
す斜視図である。
【図22】前記ソケットハウジングをバルブに結合する
前の状態を示す斜視図である。
【図23】前記ソケットハウジングをバルブに仮嵌合し
た段階を示す断面斜視図である。
【図24】前記ソケットハウジングをバルブに本嵌合し
た状態を示す断面斜視図である。
【図25】前記ソケットハウジングにソケット用シール
ドカバーを被着する前の状態を示す斜視図である。
【図26】前記ソケットハウジングにソケット用シール
ドカバーを被着した後の状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
20 ハウジング蓋 22 固定側端子 24 圧縮ばね 30 ハウジング本体 32 電極側端子 32c 電極接触片 34 低圧側ソケット端子 35 電極接触片 40 保持部材 62 高圧用電線 64 低圧用電線 210 バルブ 220 ソケット結合部 222 高圧側電極 224 低圧側電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平井 宏樹 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 田中 徹児 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 境 茂樹 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 酒井 義人 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 辻 良次 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 3K042 AA08 AB01 BA08 CA01 5E024 AA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電により発光する発光部を有する放電
    式ランプのバルブに結合可能に構成され、その結合状態
    で前記発光部を電源に接続する放電式ランプのソケット
    において、前記結合状態で前記バルブの高圧側電極に接
    続される高圧側ソケット端子と、前記結合状態で前記バ
    ルブの低圧側電極に接続される低圧側ソケット端子とを
    ハウジング内に組み込むとともに、前記高圧側ソケット
    端子を、給電用電線に接続され、前記低圧側ソケット端
    子の電極接触部よりもバルブから離れた位置で前記ハウ
    ジングに固定される固定側端子と、前記バルブに対する
    結合方向と略平行な方向に移動可能となるように前記ハ
    ウジングに組み付けられる電極側端子とに分割し、この
    電極側端子を前記バルブ側に向かう方向に付勢する付勢
    手段を備え、前記バルブと結合していない状態では前記
    付勢手段の付勢力で前記電極側端子が前記固定側端子か
    ら離れた位置に保持されるのに対し、前記バルブとの結
    合に伴って前記電極側端子が前記高圧側電極に接触する
    とともに前記付勢力に抗して前記固定側端子と接触する
    ように構成したことを特徴とする放電式ランプのソケッ
    ト。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の放電式ランプのソケット
    において、前記電極側端子を絶縁材料からなる保持部材
    内に組み込み、この保持部材を前記固定側電極に対して
    相対移動可能となるようにハウジング内に組み込んだこ
    とを特徴とする放電式ランプのソケット。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の放電式ランプのソケット
    において、前記保持部材のバルブ側端部を前記電極側端
    子のバルブ側端部よりもバルブ側に突出させたことを特
    徴とする放電式ランプのソケット。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の放電式ランプの
    ソケットにおいて、前記付勢手段として圧縮ばねを備え
    るとともに、前記保持部材に前記圧縮ばねが装着される
    ばね装着部を形成したことを特徴とする放電式ランプの
    ソケット。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載の放電式
    ランプのソケットにおいて、バルブと結合していない状
    態で前記固定側端子と低圧側ソケット端子の電極接触部
    との間に前記保持部材が介在するようにその取付位置を
    設定したことを特徴とする放電式ランプのソケット。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007500933A (ja) * 2003-06-10 2007-01-18 イルミネーション マネジメント ソリューションズ インコーポレイテッド 改良型led懐中電灯
KR100819510B1 (ko) 2007-01-03 2008-04-15 강명순 부분방전 발생방지 및 크랙발생을 방지하는 초고압변압기용 더블 소켓
KR100992465B1 (ko) 2007-08-13 2010-11-08 히로세덴끼 가부시끼가이샤 방전 램프용 소켓
US7850345B2 (en) 2005-08-17 2010-12-14 Illumination Management Solutions Inc. Optic for LEDs and other light sources
WO2016009181A1 (en) * 2014-07-14 2016-01-21 Robert Jordan Electrical connection system and method of installation

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