JP2000357516A - 多相構造炭素電極材料 - Google Patents

多相構造炭素電極材料

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Bunichi Mizutani
文一 水谷
Shoji Yamaguchi
祥司 山口
Manabu Hayashi
学 林
Keiko Sugawara
圭子 菅原
Takashi Kameda
隆 亀田
Shoichiro Mori
彰一郎 森
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  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非水溶二次電池の電極材料として好適な、表
面の被覆相が破壊されていない多相構造を有する炭素質
物を提供する。 【解決手段】 結晶化度の高い炭素質物を比較的結晶化
度の低い炭素質物で被覆してなる多相構造を有する炭素
質物からなる炭素電極材料であって、被覆が破壊され核
が露出していないことを特徴とする多相構造炭素電極材
料及びこれを構成要素とする非水溶媒二次電池。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、非水溶媒二次電池
に適した電極材料とその製造方法に関し、特に多相構造
を有する炭素電極材料とその製造方法及び該炭素材料を
構成要素とする非水溶媒二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化に伴い高容量の
二次電池が必要になってきている。特にニッケル・カド
ミウム電池、ニッケル・水素電池に比べてエネルギー密
度の高いリチウム二次電池が注目されてきている。その
負極材料として、はじめリチウム金属を用いることが試
みられたが、充放電を繰り返すうちに樹枝状(デンドラ
イト状)にリチウムが析出し、セパレーターを貫通して
正極にまで達し、両極を短絡してしまう可能性があるこ
とが判明した。そのため、金属電極に変わってデンドラ
イトを防止できる炭素系の材料が着目されてきている。
【0003】炭素系の二次電池電極材料としては、特開
平4−171677号公報に示されるような、多相構造
を有する炭素質物を用いることが検討されている。これ
は、結晶性の高い炭素質物の長所(高容量かつ不可逆容
量が小さい)と短所(プロピレンカーボネート系電解液
を分解する)及び結晶化度の低い炭素質物の長所(電解
液との安定性に優れる)と短所(容量が小さく不可逆容
量大)を組合せ、互いの長所を生かしつつ、短所を補い
合うという考えによる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、炭素系
電極材料を円筒型電池に使用する場合には、通常は電極
をシート状に成形するために炭素系電極材料を粉末状に
する必要があり、特開平4−171677号公報に記載
の多相構造を有する炭素質物の場合でも、焼成後に粉砕
しなければならないため、被覆が破壊され核が露出して
しまい電極性能が低下するという問題があった。本発明
は、結晶化度の高い炭素質物を比較的結晶化度の低い炭
素質物で被覆してなる多相構造を有する炭素質物を、高
品質で連続的に焼成する方法とそれによって製造される
多相構造炭素電極材料を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、結晶化度の高
い炭素質物を縮合多環炭化水素化合物を主成分とする炭
素質物で被覆し、熱処理してなる粉体状の原料を、不活
性ガス中で回転運動を与えながら700〜1800℃で
焼結させることなく焼成することによって表層の炭素質
物を相を炭化し、多相構造の炭素電極材料を得ることを
特徴とする二次電池炭素電極材料製造方法と多相構造炭
素電極材料及びこれを使用した非水溶媒二次電池に関す
るものである。
【0006】本発明の製造方法により得る多相構造の炭
素質物である二次電池電極材料において、最終的に核を
形成する結晶化度の高い炭素質物については、好ましく
はX線広角回折において(002)面の面間隔d002
0.345nm以下、C軸方向の結晶子の大きさLcが
15nm以上、より好ましくは、d002 が0.340n
m以下、Lcが50nm以上、さらに好ましくはLcが
80nm以上である。また、体積平均粒径については、
好ましくは100μm以下、より好ましくは50μm以
下さらに好ましくは30μm以下である。
【0007】核となる炭素質物は、 (1)有機化合物を、不活性ガス流中又は真空中におい
て、300〜3000℃、好ましくは500〜3000
℃の温度で加熱することによって分解し、炭素化と黒鉛
化を行う。 (2)カーボンブラック、コークスなどの炭素質物をさ
らに加熱して炭素化を適当に進める。 (3)人造黒鉛、天然黒鉛、気相成長黒鉛ウィスカーを
用いる。等により得ることができる。
【0008】方法(1)において、出発物質として用い
ることのできる有機化合物としては、ナフタレン、フェ
ナンスレン、アントラセン、トリフェニレン、ピレン、
クリセン、ナフタセン、ピセン、ペリレン、ペンタフェ
ン、ペンタセンのような、3員環以上の単環炭化水素化
合物が互いに2個以上縮合してなる縮合多環式炭化水素
化合物;又は上記化合物のカルボン酸、カルボン酸無水
物、カルボン酸イミドのような誘導体;上記各化合物の
混合物を主成分とする各種のピッチを挙げることができ
る。
【0009】上述のピッチについてさらに詳述すると、
ナフサの分解の際に生成するエチレンヘビーエンドピッ
チ、原油の分解の時に生成する原油ピッチ、石炭の熱分
解の際に生成するコールピッチ、アスファルトの分解に
よって生成するアスファルト分解ピッチ、ポリ塩化ビニ
ル等を熱分解して生成するピッチなどを例として挙げる
ことができる。また、これらの各種のピッチをさらに不
活性ガス流下などで加熱し、キノリン不溶分が好ましく
は80%以上、より好ましくは90%以上、さらに好ま
しくは95%以上のメゾフェースピッチにして用いるこ
とができる。
【0010】一方、表層を構成する炭素質物の原料とし
ては、ナフタレン、フェナンスレン、アントラセン、ト
リフェニレン、ピレン、クリセン、ナフタセン、ピセ
ン、ペリレン、ペンタフェン、ペンタセンのような、3
員環以上の単環炭化水素化合物が互いに2個以上縮合し
てなる縮合多環式炭化水素化合物;又は上記化合物のカ
ルボン酸、カルボン酸無水物、カルボン酸イミドのよう
な誘導体;上記各化合物の混合物を主成分とする各種の
ピッチを挙げることができる。
【0011】上述のピッチについてさらに詳述すると、
ナフサの分解の際に生成するエチレンヘビーエンドピッ
チ、原油の分解の時に生成する原油ピッチ、石炭の熱分
解の際に生成するコールピッチ、アスファルトの分解に
よって生成するアスファルト分解ピッチ、ポリ塩化ビニ
ル等を熱分解して生成するピッチなどを例として挙げる
ことができる。
【0012】これら2種の炭素質物は焼成前に予め撹拌
し、表層材料の脱揮及び重縮合を進行させるのが好まし
い。この場合の処理温度は100〜600℃が好まし
く、また、減圧下、不活性雰囲気中で行うのが好まし
い。
【0013】焼成炉に供給される原料は、粉体状である
ことが望ましい。原料の平均粒径は好ましくは200μ
m以下、さらに好ましくは100μm以下、特に好まし
くは50μm以下である。
【0014】本発明に用いる焼成装置としては、水平面
に角度を持って回転する管状の回転炉、所謂ロータリー
キルンが好ましい。また、焼成中は炉の壁面による回転
力のみを原材料に与えるのが好ましく、回転炉内部に強
制撹拌手段を持たないものが好ましい。
【0015】焼成炉での焼成は不活性ガス中で行うが、
処理温度は表面層を構成する炭素質物の炭化が始まり、
さらに加熱しても焼結しなくなる温度より高いことが重
要である。処理温度は、好ましくは700℃〜1800
℃、さらに好ましくは900℃〜1500℃、特に好ま
しくは900℃〜1300℃である。
【0016】回転管の回転数は回転管の内径をr
(m)、回転数をN(rpm)とすると、好ましくは
0.001≦N/r≦500、さらに好ましくは0.0
1≦N/r≦100、特に好ましくは0.1≦N/r≦
50である。焼成後の炭素質物は粉末状あるいは顆粒状
になる。顆粒状になった場合でも硬く焼結しておらず、
簡単に解砕できる。
【0017】顆粒状になった場合の解砕は、粉砕エネル
ギーが小さく、過粉砕の起こりにくいものが望ましく、
例えば、回転羽や粉砕球による解砕機構のついた篩い機
などが挙げられる。この解砕機構付き篩い機の場合、解
砕された粉体はすぐにふるい分けられるので、過粉砕が
起こりにくい。
【0018】炭化した表面層による被覆の度合いはラマ
ン分光法により知ることができる。炭素質物は一般に、
波長514.5nmのアルゴンイオンレーザー光を用い
たラマンスペクトル分光において、1580cm-1付近
のピーク及び1360cm-1付近のピークを有し、15
80cm-1付近のピーク強度I1580に対する1360c
-1付近のピーク強度I1360の比であるR値(I1360
1580)が結晶化度に対応しており、R値は結晶化度が
高いほど小さくなることが知られている。また、炭素質
物のラマンスペクトルは、炭素質物の表面又は表面に非
常に近い部分の構造変化に敏感であるため、本発明のよ
うな多相構造の炭素質物の場合には、表層の被覆の度合
いを表す指標となる。本発明において最終的に核を形成
する結晶化度の高い炭素質物のR値は0.4以下が望ま
しく、最終的に得られる多相構造の炭素電極材料のR値
は、核となる炭素質物のR値よりも大きくなることが好
ましく、さらには0.5以上であることが好ましい。
【0019】
【実施例】内容積20リットルのステンレスタンクに人
造黒鉛粉末(LONZA社製KS−44)を3kg投入
し、さらにナフサ分解時に得られるエチレンヘビーエン
ドタール(三菱化学社製)7kgを加えて、ハンドミキ
サーにて20分撹拌した。さらに80℃の温水でステン
レス容器を湯浴し、さらに10分間同様な手法で撹拌し
た。ここで得られたスラリー状の混合物を計量ギアポン
プを用いて、栗本鉄工所製KRCS1リアクタ1台に1
kg/hrで供給し、被覆原料の熱処理ピッチ化反応を
行った。リアクタ内温を325℃に保ち、さらに減圧度
を660mmHgとし、脱気及び脱揮を行い、エチレン
ヘビーエンドタールの軽質留分の除去を行った。高粘性
を示す半固溶体である生成物を、KRCリアクタ出口よ
り、ストランド状で0.5kg/hrで回収した。こう
して炭素質物粒子と熱処理ピッチの複合物を得た。さら
に粉砕を行い粉体状の焼成原料を得た。
【0020】次に、ロータリーキルン(株式会社広築製
ロータリーチューブファーネス)を用いて、窒素気流
下1200℃で焼成して電極材料を得た。焼成原料はス
クリューフィーダーで回転管に投入した。ロータリーキ
ルンの回転管は外径100mm、長さ1500mmで、
傾斜4度、5.1rpmで運転した。得られた炭素質物
は、ほとんど焼結しておらず、塊状あるいは顆粒状のも
のも手で簡単に解砕できる程度であった。
【0021】焼成度及び表面構造を調べるためX線回折
及びラマン分光を行った。X線回折では、低角側ピーク
から算出されるd002 は、0.352nm、Lcは26
nmであり、高角側ピークから算出されるd002 は、
0.336nm、Lc は100nm以上であった。ま
た、ラマン分光のR値は0.71であった。黒鉛KS−
44のR 値は0.14であり、表面が被覆されていると
判断された。
【0022】この多相構造炭素質物の電極性能をリチウ
ムを対極とした充放電試験で評価した。その結果、作成
した3サンプルの容量は347.8mAh/g、34
5.2mAh/g及び338.9mAh/g、不可逆容
量は2.7mAh/g、2.1mAh/g及び2.3m
Ah/gであった。
【0023】〔比較例〕バッチ炉を用いて焼成を行い、
衝撃式粉砕機で粉砕して電極材料とした以外は、実施例
と同様の方法で電極材料を作成した。バッチ炉での焼成
は窒素気流下1200℃で行った。X線回折では、低角
側ピークから算出されるd002 は、0.350nm、L
cは49nmであり、高角側ピークから算出されるd
002 は0.336nm、Lcは100nm以上であっ
た。また、ラマン分光のR値は0.44であった。実施
例のR値は0.71であり、表面が被覆が粉砕により破
壊されていると考えられる。
【0024】電極性能は、リチウムを対極とした充放電
試験で評価した。その結果、作成した3サンプルの容量
は317.3mAh/g、321.3mAh/g及び3
192mAh/g、不可逆容量は4.5mAh/g、
3.8mAh/g及び4.3mAh/gであった。実施
例及び比較例の物性値及び充放電試験結果を表1に示
す。
【0025】なお、実施例及び比較例において、各種測
定は次のように行った。 (X線回折)炭素質材料が粉末の場合にはそのまま、微
小片状の場合にはメノウ乳鉢で粉末化し、試料に対して
約15wt%のX線標準高純度シリコン粉末を加えて混
合し、試料セルに詰め、グラファイトモノクロメーター
で単色化したCuKα線を線源とし、反射式ディフラク
トメーター法によって広角X線回折曲線を測定した。得
られたX線回折曲線は異なる結晶化度に由来する二つの
ピークが重なりあった形状を呈しており、低角側には炭
素質被覆相に由来する比較的ブロードなピーク、高角側
には内核に相当する炭素質に由来する比較的シャープな
ピークを有している。この回折曲線に対して、ピークの
分離を行った後、それぞれのピークに対してd002 とL
cを算出した。
【0026】(ラマン分光)波長514.5nmのアル
ゴンイオンレーザー光を用いた炭素質物のラマン分光法
では、1580cm-1付近のピーク及び1360cm-1
付近のピークを有する。1580cm-1付近のピーク強
度I1580に対する1360cm-1付近のピーク強度
1360の比でR値(I1360/I1580)を求めた。
【0027】(充放電試験)炭素質物に熱可塑性エラス
トマーをバインダーとして加えたスラリーを作成し、銅
箔上にドクターブレード法で塗布してシート状電極を作
成した。この電極を円板状に打ち抜き、電解液を含浸さ
せたセパレーターをはさみ、リチウム金属電極に対抗さ
せたコイン型セルを作成し、充放電試験を行った。電解
液としては、エチレンカーボネートとジエチレンカーボ
ネートを重量比1:1の比率で混合した溶媒に遇塩素酸
リチウムを1.5モル/リットルの割合で溶解させたも
のを用いた。
【0028】充放電試験は両電極値の電位差が0Vにな
るまで充電を行い、1.5Vまで放電を行った。その結
果、初期5サイクルの平均放電容量と、最初の1サイク
ルを除き5サイクル目まで不可逆容量(充電容量と放電
容量の差)を求めた。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】上記実施例及び比較例から明らかなよう
に本発明の方法によれば、多相構造を有する炭素質物を
被覆破壊により核を露出させることなく製造でき、優れ
た電極性能を実現できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅原 圭子 茨城県稲敷郡阿見町中央8丁目3番1号 三菱化学株式会社筑波研究所内 (72)発明者 亀田 隆 茨城県稲敷郡阿見町中央8丁目3番1号 三菱化学株式会社筑波研究所内 (72)発明者 森 彰一郎 茨城県稲敷郡阿見町中央8丁目3番1号 三菱化学株式会社筑波研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結晶化度の高い炭素質物を比較的結晶化
    度の低い炭素質物で被覆してなる多相構造を有する炭素
    質物からなる炭素電極材料であって、被覆が破壊され核
    が露出していないことを特徴とする多相構造炭素電極材
    料。
  2. 【請求項2】 前記比較的結晶化度の低い炭素質物が、
    前記結晶化度の高い炭素質物を縮合多環化合物を主体と
    する有機化合物で被覆した後、100℃〜600℃で熱
    処理し、ついで700℃〜1800℃で焼成して形成し
    たものであることを特徴とする、請求項1記載の多相構
    造炭素電極材料。
  3. 【請求項3】 前記有機化合物がピッチであることを特
    徴とする、請求項2に記載の多相構造炭素電極材料。
  4. 【請求項4】 前記結晶化度の高い炭素質物は、そのL
    cが15nm以上であることを特徴とする、請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の多相構造炭素電極材料。
  5. 【請求項5】 前記結晶化度の高い炭素質物は、そのd
    002 が0.345nm以下であることを特徴とする、請
    求項1〜4のいずれか1項に記載の多相構造炭素電極材
    料。
  6. 【請求項6】 結晶化度の高い炭素質物は、そのR値が
    0.4以下であることを特徴とする、請求項1〜5のい
    ずれか1項に記載の多相構造炭素電極材料。
  7. 【請求項7】 多相構造炭素電極材料のR値が、結晶化
    度の高い炭素質物のR値よりも大きいことを特徴とす
    る、請求項1〜6のいずれか1項に記載の多相構造炭素
    電極材料。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の炭
    素電極材料を構成要素とすることを特徴とする非水溶媒
    二次電池。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007072858A1 (ja) * 2005-12-21 2007-06-28 Showa Denko K. K. 複合黒鉛粒子及びそれを用いたリチウム二次電池
JP2009245762A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 電極材料に用いる粒子の炭素コーティング方法および二次電池
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