JP2000357472A - 偏向ヨークとそれを用いた陰極線管 - Google Patents

偏向ヨークとそれを用いた陰極線管

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JP2000357472A
JP2000357472A JP11169053A JP16905399A JP2000357472A JP 2000357472 A JP2000357472 A JP 2000357472A JP 11169053 A JP11169053 A JP 11169053A JP 16905399 A JP16905399 A JP 16905399A JP 2000357472 A JP2000357472 A JP 2000357472A
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wire
slit
ribs
rib
deflection yoke
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Akio Murata
明夫 村田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏向ヨーク2の線材12の巻回の向きを偏
向ヨーク軸方向における中間部ないしその近傍で大きく
変えることを可能にして偏向ヨーク2の磁界の強度分布
の調整範囲を拡げ、以てコンバージェンスと画歪の両立
を図り易くし、その両立のための補正の偏向ヨーク2以
外の補正手段への依存度を低め、以て偏向ヨーク2、そ
してそれを用いる陰極線管1の低価格化を図る。 【解決手段】偏向ヨーク2のボビン18の少なくとも一
部のリブ9に、くら型コイルを成す線材12のリブ9・
9間からの外れを防止する線材外れ防止突起15を形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線材が巻回されて
くら型コイルが構成されるボビンを用いた偏向ヨーク
と、その偏向ヨークを用いた陰極線管に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン受像機やコンピュー
タディスプレイ等に用いられる陰極線管は図6に示すよ
うに、偏向ヨークが設けられている。図7は偏向ヨーク
の全体を示す側面図である。図において、1は陰極線
管、2は従来の偏向ヨーク、3はくら型水平コイル、4
はくら型垂直コイル、5はDYコア、6はコマコイル、
7は画歪補正マグネットである。
【0003】図8(A)、(B)は従来のくら型偏向ヨ
ークを形成する銅線を巻回するためのボビン8を示す斜
視図で、(A)は内側のリブ9に切り欠きのないタイプ
のもの8aを示し、(B)は内側のリブ9切り欠き10
のあるタイプのもの8bを示す。そして、図8(C)は
切り欠き10のあるタイプの者8bを正面から視た図で
ある。11は各隣接リブ9・9間に生じるスリットであ
る。
【0004】図9(A)、(B)は従来におけるボビン
8a、8bに銅線等の線材12を巻回してコイル12を
構成した図であり、図9(B)に示すものは上記リブ9
に切り欠き10のあるタイプのボビン8bに線材12を
巻回してなり、切り欠き10を通してリブ9を斜めに横
切るようにスリット11からスリット11に渡るように
線材12を巻いているという特徴を有している。
【0005】従来において、ボビン8a、8bはリブ9
に切り欠き10を設けなかったり、設けたりしている点
での違いがあるが、ボビン断面を示す図10のように、
ボビン8の内側のリブ9はボビン8内面に単なる突条を
設けたに過ぎない形状を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来におい
ては、線材12をネック側から開口部へかけて対向する
スリット11から大幅に異なる場所のスリット11に走
らせることが難しいという問題があった。先ず、切り欠
き10のないボビン8aの場合[図8(A)、図9
(A)参照]、リブ9に線材12を通す切り欠き10が
ないので、線材12を或るスリット11から途中で別の
スリット11に走らせることができない。
【0007】また、リブ9に切り欠き10のあるボビン
8bの場合[図8(B)、図9(B)参照]、線材12を
或るスリット11から途中で別のスリット11に走らせ
ることができる。とはいっても、できるのは、図11に
示すように、或るスリット11からせいぜい隣のスリッ
ト11に走らせること程度である。というのは、あまり
急な角度に線材12を曲げるとリブ11から線材12が
外れ、巻き崩れが生じるからである。即ち、従来におい
ては、ネック側から開口部にかけて線材12を直線的に
走らせる線巻き、或いはせいぜいネック側から開口部に
かけて対向するスリット11から一段下のスリット11
に線材12を走らせる線巻きしかできなかったのであ
る。
【0008】ところで、なぜ線材12をネック側から開
口部にかけて大きく異なるスリット11に走らせること
ができないことが問題かと言えば、コンバージェンスと
画歪の両立に必要な複雑な磁界分布を形成することが難
しい乃至不可能であるからである。この問題について詳
しく説明すると次の通りである。
【0009】即ち、近年のテレビジョン受像機やコンピ
ュータディスプレイ等用の陰極線管(CRT)は、高性
能化が強く要求されるのみならず、CRTパネルのフラ
ット化への要求にも対応しなければならなくなってい
る。そして、そのCRTパネルがフラットになる程、偏
向ヨークの発生する磁界の強度分布によるコンバージェ
ンスと画歪の両立が難しくなり、そのため、商品化に際
してその両立の難しい点に対しては、陰極線管の外側部
分に補正回路等を設けることにより対応している。
【0010】また、CRTパネルのフラット化に応じて
偏向ヨークの画歪を補正する画歪補正マグネットも大型
化し、画歪補正によるコンバージェンスのズレも増えて
きて補正回路による補正のウェイトが大きくなる。これ
は、偏向ヨークやそれを用いる陰極線管の高価格化に直
結する。従って、コンバージェンスと画歪の両立の補正
回路等への依存度を低め、偏向ヨークにおいて可能な限
りその両立を図ることが望ましいのである。
【0011】しかるに、従来においては、上述したよう
に線巻きの方向を急激に曲げることができないため、磁
界の強度分布の調整の度合いが制約され、補正回路等の
偏向ヨーク以外での補正手段によることなくコンバージ
ェンスと画歪の両立を図ることが難しかった。というの
は、図12(横軸にくら型コイルの軸方向上における位
置、縦軸にくら型コイルが発生する磁界の強度をとった
もの)に示すように、コイルの中間部における磁界が最
も強く、コンバージェンスに最も強く影響するのに対
し、画歪の方は偏向されたビームに対して影響を及ぼす
ので開口部の磁界による寄与が大きいが、上述したよう
に、くら型コイルの中間部における磁界分布の変化のさ
せ方が制約されるからである。
【0012】つまり、磁界分布の調整範囲が狭いのであ
る。そして、実際上、コンバージェンスと画歪の両立を
図ることができるような磁界強度分布を実現していな
い。そのため、偏向ヨーク以外の補正回路等の補正手段
の力を借りてコンバージェンスと画歪の両立を図らざる
を得ず、それが偏向ヨークそしてそれを用いた陰極線管
の低価格化を阻む要因になっていたのである。
【0013】本発明はこのような問題点を解決すべく為
されたものであり、偏向ヨークの線材の巻回の向きを偏
向ヨーク軸方向における中間部ないしその近傍で大きく
変えることを可能にして偏向ヨークの磁界の強度分布の
調整範囲を拡げ、以てコンバージェンスと画歪の両立を
図り易くし、その両立のための補正の偏向ヨーク以外の
補正手段への依存度を低めることを目的とし、延いて
は、偏向ヨークそしてそれを用いる陰極線管の低価格化
を図ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の偏向ヨーク
は、ボビンの少なくとも一部のリブに、巻回されくら型
コイルを成す線材のリブ間からの外れを防止する線材外
れ防止突起を形成してなる。
【0015】従って、請求項1の偏向ヨークによれば、
或るスリット(隣接リブ間に存在する)に通した線材が
線材外れ防止突起に掛かって巻き崩れの原因となるリブ
からの外れを防止することができ、延いては巻き崩れの
おそれを伴うことなく線材の向きを大きく変えることが
可能となる。依って、或るスリットを通る線材をネック
側から開口部へかけてそのスリットと対向するスリット
から大きく離れた場所のスリットに走らせることがで
き、従来つくることのできなかった強度分布の磁界をつ
くることができ、コンバージェンスと画歪の両立を図っ
た磁界強度分布も安定につくることができる。
【0016】特に、くら型コイルの線材の向きを大きく
変える位置(ネック側から開口部へ向かう方向上におけ
る位置)によりコンバージェンスに対する影響と画歪に
対する影響を分けて及ぼすことができ、それによりコン
バージェンスと画歪の両立がより図り易くなり、CRT
パネルのフラット化に伴って生じていた高価な補正回路
を必要としたという問題を解決することができる。
【0017】請求項4の陰極線管は、請求項1の偏向ヨ
ークを用いるものである。従って、請求項1の偏向ヨー
クによる効果を享受した陰極線管を提供することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、基本的には、偏向ヨー
クのくら型コイルを巻回するボビンの少なくとも一本以
上のリブに、巻回される線材のその巻回方向と交差する
方向の線材外れ防止突起を形成してなるものであるが、
多くの場合、リブには線材を曲げて通す必要のある部分
には切り欠きがある。そして、切り欠きを通すことによ
り曲げられた線材が巻き崩れを起こさないようにするの
に効果的な位置に上記線材外れ防止突起が設けられてお
り、その場合、その線材外れ防止突起の形成位置として
最適位置というのは、切り欠きに隣接した位置である。
このように、線材外れ防止突起はリブの一部分に設ける
実施の態様があるが、しかし、リブ全域に渡って設ける
ようにしても差し支えない。
【0019】また、線材外れ防止突起の向きは線材の走
る面に対して垂直の向きであっても良いが、斜めの向き
にしてより線材の外れを有効に防止することができるよ
うにしても良い。
【0020】線材外れ防止突起は一般的には、全てのリ
ブに設けることは必ずしも必要ではなく、一部のリブに
設ければよい場合が多い。また、線材外れ防止突起はリ
ブと一体に形成するようにしても良いが、リブと別体に
形成し、リブに設けた嵌合部に嵌合させることにより取
り付けるようにしても良い。
【0021】
【実施例】以下、本発明を図示実施例に従って詳細に説
明する。図1(A)、(B)は本発明偏向ヨークの要部
を示すもので、(A)はボビン18の一部を示す斜視
図、(B)は同じくボビン18の一部を示す断面図であ
る。
【0022】図において、9はリブで、各隣接リブ9・
9間に線材12を通すスリット11が形成される。該リ
ブ9のうちの少なくとも一部のリブ9には切り欠き10
が設けられている。切り欠き10は、或るリブ9・9間
のスリット11を通した線材12を曲げてそれの隣、或
いは隣の隣など別のスリット11に通すことができるよ
うにするために設けられる。15はリブ9に設けられた
線材外れ防止突起で、リブ9・9間のスリット11を通
された線材12が折り曲げられそのスリットと一つない
しそれ以上離された別のスリット11に通した場合にお
いてその際線材12がリブ9から外れて離脱することを
防止する機能を果たす。
【0023】線材外れ防止突起15、15の向きは、リ
ブ9・9間を通る線材12が切り欠き10にて折り曲げ
られた場合において外れを阻止できる方向に設定する。
図1(A)に示すボビン18においては、リブ9、9の
切り欠き10よりもネック側寄りの部分の切り欠き10
近傍に設けた線材外れ防止突起15、15は図面におけ
る下向きに、切り欠き10よりも開口側の部分の切り欠
き10近傍に設けた線材外れ防止突起15、15は図面
における上向きに形成されている。
【0024】これは、図に現れた部分において、線材1
2を切り欠き10にてネック側(ガン側)から開口側
(パネル側)に行くに従って図面における上側に曲折さ
れて図面における上側寄りの別のスリット11に通すよ
うにしたためであり、これで線材12はどの部分でもリ
ブ9を越えて巻き崩れを起こすおそれがなくなる。図2
は線材外れ防止突起15、15により線材12がリブ
9、9から外れることを阻止されている状態を示す。こ
の図2と従来の問題点を示す図11と比較すると本発明
の利点が非常に明確になる。
【0025】このようなボビン18を用いた偏向ヨー
ク、そしてその偏向ヨークを用いた陰極線管によれば、
或るスリット(隣接リブ9・9間に存在する)11に通
した線材12が線材外れ防止突起15に引っ掛かり得る
ので、巻き崩れのおそれを伴うことなく向きを大きく変
えることが可能となる。従って、或るスリット11を通
る線材12をネック側から開口部へかけてそのスリット
11と対向するスリット11から大きく離れた場所のス
リット11に走らせることができ、従来つくることので
きなかった磁界の強度分布をつくることができ、コンバ
ージェンスと画歪の両立を図った磁界強度分布も安定に
つくることができる。
【0026】特に、くら型コイルの線材12の向きを大
きく変える位置(ネック側から開口部へ向かう方向上に
おける位置)によりコンバージェンスに対する影響と画
歪に対する影響を分けて及ぼすことができ、それにより
コンバージェンスと画歪の両立がより図り易くなり、C
RTパネルのフラット化に伴って生じていた高価な補正
回路を必要とするという問題を解決することができるの
である。
【0027】図3(A)、(B)はリブ9と一体に形成
したタイプの線材外れ防止突起15の各別のバリエーシ
ョン15a、15bを示す断面図であり、鉤状にして線
材外れを防止する外れ防止効果をより強めるようにして
いる。図4(A)〜(C)はリブ9と別体に形成したタ
イプの線材外れ防止突起15の各別のバリエーション1
5c、15d、15eを示す断面図及び斜視図である。
別体に形成すると型抜きが困難乃至不可能という問題の
制約から解放される。この場合、線材外れ防止突起15
c、15d、15eはリブ9が嵌合部16に嵌合されて
該リブ9との一体化が為される。このように線材外れ防
止突起15には種々のバリエーションがあり得る。
【0028】尚、リブ9の切り欠き10近傍以外の場
所、例えばリブ9のネック側端部近傍に設けるようにし
ても良い。というのは、切り欠き10近傍以外で巻き崩
れが生じ易くなる場合もあるからである。図5(A)、
(B)はそのような実施例(本発明偏向ヨークの第2の
実施例)を示す正面図で、(A)は線材12の巻回によ
るコイルの形成前のボビン18を示し、(B)はコイル
形成後のボビン18を示す。
【0029】
【発明の効果】請求項1の偏向ヨークによれば、線材外
れ防止突起により巻き崩れのおそれを伴うことなく線材
の向きを大きく変えることが可能となる。従って、或る
スリットを通る線材をネック側から開口部へかけてその
スリットと対向するスリットから大きく離れた場所のス
リットに走らせることができ、従来つくることのできな
かった磁界の強度分布をつくることができ、コンバージ
ェンスと画歪の両立を図った磁界強度分布も安定につく
ることができる。
【0030】特に、くら型コイルの線材の向きを大きく
変える位置(ネック側から開口部へ向かう方向上におけ
る位置)によりコンバージェンスに対する影響と画歪に
対する影響を分けて及ぼすことができ、それによりコン
バージェンスと画歪の両立がより図り易くなり、CRT
パネルのフラット化に伴って生じていた高価な補正回路
を必要とするという問題を解決することができる。
【0031】請求項2の偏向ヨークによれば、線材外れ
防止突起をリブに形成した切り欠きの近傍に形成したの
で、切り欠きにて折り曲げられてリブ間のスリットから
外れようとする線材のその外れを線材外れ防止突起にて
効果的に阻むことができる。
【0032】請求項3の偏向ヨークによれば、線材外れ
防止突起をリブとは別体の部材により構成したので、ボ
ビンの型成形が線材外れ防止突起により型抜き不能乃至
困難になるおそれがなくなる。
【0033】請求項4の陰極線管によれば、請求項1の
偏向ヨークを用いるものであるので、請求項1の偏向ヨ
ークによる効果を享受した陰極線管を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)は本発明偏向ヨークのの第1の
実施例の要部であるボビンの一部を示すもので、(A)
は斜視図、(B)は断面図である。
【図2】本発明偏向ヨークにおける線材外れ防止突起に
より線材がリブから外れることを阻止されている状態を
示す斜視図である。
【図3】(A)、(B)はリブと一体の線材外れ防止突
起の各別のバリエーションを示す断面図である。
【図4】(A)〜(C)はリブと別体の線材外れ防止突
起の各別のバリエーションを示す断面図及び斜視図であ
る。
【図5】(A)、(B)は本発明偏向ヨークの第2の実
施例の要部であるボビンを示す正面図で、(A)は線材
の巻回によるコイルの形成前の状態を示し、(B)はコ
イル形成後の状態を示す。
【図6】陰極線管を示す斜視図である。
【図7】偏向ヨークの側面図である。
【図8】(A)と、(B)、(C)はボビンの各別の従
来例を示し、(A)は第1の従来例(リブに切り欠きの
ないタイプ)の斜視図、(B)は第2の従来例(リブの
切り欠きのあるタイプ)の斜視図、(C)はその(第2
の従来例の)正面図である。
【図9】(A)、(B)はリブに切り欠きのあるタイプ
のボビンに対して線材の異なる巻回の仕方でコイルを形
成したものの正面図である。
【図10】従来例におけるボビンの断面図である。
【図11】発明が解決しようとする問題点である、線材
のリブ間からの外れによる巻線崩れを示す斜視図であ
る。
【図12】偏向ヨークによる磁界強度の軸方向における
分布図(横軸にくら型コイルの軸方向上における位置、
縦軸にくら型コイルが発生する磁界の強度をとったも
の)である。
【符号の説明】
1・・・陰極線管、2・・・偏向ヨーク、7・・・画歪
マグネット、18・・・ボビン、9・・・リブ、10・
・・切り欠き、11・・・スリット、12・・・線材、
15・・・線材外れ防止突起。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のリブを有し隣接リブ間に形成され
    たスリットにくら型コイルを構成する線材が通されたボ
    ビンの少なくとも一部のリブに、線材のリブ間からの線
    材外れを防止する線材外れ防止突起を形成してなること
    を特徴とする偏向ヨーク。
  2. 【請求項2】 線材外れ防止突起を形成したリブには少
    なくとも切り欠きが形成され、該線材外れ防止突起の形
    成位置が該切り欠きの近傍にされてなることを特徴とす
    る請求項1記載の偏向ヨーク。
  3. 【請求項3】 線材外れ防止突起がリブに固定され該リ
    ブとは別体の部材からなることを特徴とする請求項1又
    は2記載の偏向ヨーク。
  4. 【請求項4】 複数のリブを有し隣接リブ間に形成され
    たスリットにくら型コイルを構成する線材が通されたボ
    ビンの少なくとも一部のリブに、巻回された線材のリブ
    間からの線材外れを防止する線材外れ防止突起を形成し
    た偏向ヨークを有することを特徴とする陰極線管。
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