JP2000357261A - 年齢識別型自動販売機 - Google Patents

年齢識別型自動販売機

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JP2000357261A
JP2000357261A JP16706799A JP16706799A JP2000357261A JP 2000357261 A JP2000357261 A JP 2000357261A JP 16706799 A JP16706799 A JP 16706799A JP 16706799 A JP16706799 A JP 16706799A JP 2000357261 A JP2000357261 A JP 2000357261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vending machine
card
microphone
age
speaker
Prior art date
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Pending
Application number
JP16706799A
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English (en)
Inventor
Kazuo Onishi
和雄 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitaka & Co Ltd
FUJITAKA KK
Original Assignee
Fujitaka & Co Ltd
FUJITAKA KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 年齢識別型自動販売機1において、年齢証明
カード不所持の客が店主等の了解を得て購入するための
マン・マシンシステムを構築しようとする。 【解決手段】 年齢証明カードの挿入口4と、年齢証明
カードを光学的その他の物理的手段により走査して年齢
条件の識別と販売可否の判断を行うカード識別手段5
と、カード識別手段が販売可信号を発生したことに応答
して入金を許容する金銭保留機構3と、販売可信号と入
金信号とを受けて商品選択動作が可能となる選択・販売
機構6とを備えた自動販売機において、来店告知ボタン
7と、顧客の相貌を撮影するカメラ8と、顧客が使用す
るためのマイク9及びスピーカ10とを装備し、店内1
3において、告知ボタンの押動に応答して付勢される告
知信号手段14と、カメラの撮影画像を映し出すモニタ
ー装置15と、自動販売機側のマイク及びスピーカと通
話するためのマイク16及びスピーカ17と、選択・販
売機構に対して人為的に販売可信号を供給するための識
別解除ボタン19とを設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、年齢識別機能を有する
自動販売機であって、特に店内との通信手段を有する年
齢識別型自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】酒類、たばこ等、その購入に年齢制限が
ある商品の自動販売機において、運転免許証その他の年
齢証明カードの挿入口を有し、そのカードを主として光
学的に走査しカードに記録された年齢条件の識別と販売
可否の判断を行うようにしたものがすでに開発され、使
用されつつある。
【0003】しかしながら、この年齢識別型の自動販売
機を利用しようとする成人客(特定商品に対する年齢条
件を満たした客)は所定の年齢証明カードを所持してい
なければならず、また運転免許証を証明カードとして用
いる場合、運転免許を持っていない人はこの自動販売機
で商品を購入できないことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のように
年齢証明カードで客の年齢を識別し販売する自動販売機
において、当該証明カードを所持していない人が、例外
的に所望商品を購入できるシステムを提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するた
め、本発明は運転免許証その他の年齢証明カードの挿入
口と、前記年齢証明カードを光学的、磁気的、電磁的そ
の他の物理的手段により走査してカードに記録された年
齢条件の識別と販売可否の判断を行うカード識別手段
と、前記カード識別手段が販売可信号を発生したことに
応答して貨幣投入口からの入金を許容する金銭保留機構
と、前記カード識別手段からの販売可信号と前記金銭保
留機構からの入金信号とを受けて商品選択動作が可能と
なる選択・販売機構とを備えた自動販売機において、来
店告知ボタンと、前記告知ボタンを押した顧客の相貌を
撮影するカメラと、前記顧客が使用するためのマイク及
びスピーカとを装備し、前記自動販売機を管理する店内
において、前記告知ボタンの押動に応答して付勢される
ランプ又はブザー等の信号手段と、前記カメラの撮影画
像を映し出すモニター装置と、前記自動販売機側のマイ
ク及びスピーカと通話するためのマイク及びスピーカ
と、前記カード識別手段の識別機能を解除し前記選択・
販売機構に対して人為的に販売可信号を供給するための
識別解除ボタンとを設けたことを特徴とする年齢識別型
自動販売機を構成したものである。
【0006】上記の方法によれば、年齢証明カードを所
持していない成人客は、その販売機の来店告知ボタンを
押すことにより、店主、店員その他の関係者(以下「店
主等」という。)に来店を告げる。これにより店主等
は、例えば店内マイク又はスピーカに関連して設置され
たスイッチをオンにして販売機側マイク及びスピーカと
の間の通話を可能にし、同時にモニター装置に映った客
の相貌を見ながら、その客と対話し年齢を確認又は推定
して、販売可と判断した時は識別解除ボタンを押すこと
によりカード識別手段から販売機の選択・販売機構に対
して強制的に販売可信号を送らせ、それ以後の客による
貨幣投入及び商品選択操作を有効にする。好ましくは店
主等による識別解除ボタンの操作に応答して表示される
販売機の販売可表示ランプを設けることにより、客の利
便に供することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は実施例における年齢識別型
自動販売機の概略構成と、利用客がこの自動販売機を管
理する店舗の店主等と通信し、さらに店主等がこの自動
販売機を操作する要素間接続を示す線図である。図1に
おいて二点鎖線枠1は自動販売機であり、その内側に描
かれた諸要素は販売機正面装備又は内蔵物であることを
意味している。自動販売機1には正面装備の貨幣投入口
2と連動する金銭保留機構3、同じく正面装備のカード
挿入口4から挿入された運転免許証その他の年齢証明カ
ードを光学的、磁気的、電磁的その他の物理的手段によ
り走査してカードに記録された年齢条件の識別と販売可
否の判断を行うカード識別機5、このカード識別機5か
らの販売可信号と金銭保留機構3からの入金信号とを受
けとることにより商品選択可能となる選択・販売機構6
が内蔵されている。
【0008】自動販売機1は、本発明に固有の正面装備
として来店告知ボタン7、前記告知ボタン7を押した顧
客の相貌を撮影するCCDカメラ8、その顧客が使用す
るためのマイク9及びスピーカ10とを有し、これらを
販売機側インターホーンセット11として集約構造化し
ている。さらに自動販売機1の正面には、後述の識別解
除ボタンの作動に由来して、好ましくは選択・販売機構
6により付勢される販売可表示ランプ12が装備され
る。
【0009】自動販売機1を管理する店内13には、前
記告知ボタン7の押動に応答して付勢されるランプ又は
ブザー等の告知信号手段14と、前記CCDカメラ8の
撮影画像を映し出す液晶ディスプレイ等からなるモニタ
ー装置15と、前記自動販売機側のマイク及びスピーカ
と通話するためのマイク16及びスピーカ17とを店内
用インターホーンセット18として集約構造化してい
る。店内13にはさらに、このインターホーンセット1
8に近接して、販売機1のカード識別機5の識別機能を
解除し、選択・販売機構6に対して人為的に販売可信号
を供給するための識別解除ボタン19が設けられてい
る。
【0010】CCDカメラ8は図において来店告知ボタ
ン7の作動に応答して付勢されるようになっており、自
動販売機側のマイク9及びスピーカ10と店内のマイク
16及びスピーカ17との間の回線は、この店内のマイ
ク又はスピーカに直接もしくは近接して設けられたスイ
ッチ20を店員が操作することにより通話可能とされる
ものであるが、このスイッチ20を周知の屋内外インタ
ーホーンの屋内側ハンドセット連動型として構成し、C
CDカメラ8及びモニター装置15の付勢を合わせて行
う方式としてもよい。
【0011】選択・排出機構6がカード識別機5からの
販売可信号と、金銭保留機構3から入金信号とを受けと
ったのち客の商品選択操作を経て、この選択・販売機構
6から所定の商品が排出され、必要なら釣り銭が返却さ
れると、この情報を受けとったカード識別機は年齢識別
機能を回復し、販売可表示ランプ12は消えて自動販売
機は再び待機状態となる。
【0012】実施例の自動販売機の構成は以上のとおり
であり、その動作順序を述べると次の通りである。ま
ず、客が来店告知ボタン7を押す。店内設置のランプ又
はブザー等からなる告知信号手段14が発報し、客の来
店を告知する。同時に告知ボタン7に接続したCCDカ
メラ8が作動し、店内のモニター装置15に客の映像を
伝送する。店主等はマイク用のスイッチ20を“オン”
にし、客とインターホーンを通して対話する。店主等は
この対話内容とモニター映像による客の風貌とから年齢
の確認又は推定を行い、販売可否を判断する。販売可と
判断した時は、店内の識別解除ボタン19を押し、カー
ド識別機5の識別機能、従ってカード不携帯による販売
不可状態を解除する。カード識別機より選択・販売機構
6に販売可信号を伝送し、選択・排出機構6は販売可表
示ランプ12に販売可信号を送って点灯させるととも
に、金銭保留機構3に金銭受入れ可信号を伝送する。客
が所定金額以上の貨幣を投入し、商品選択ボタン(図示
せず)の一つを押すことにより、選択・販売機構6は選
択された商品を排出し、これに従って金銭保留機構3は
必要な釣り銭を返却する。選択・販売機構6は販売可表
示ランプ12を消灯し、販売機は再びもとの販売不可・
待機状態に戻る。
【0013】
【発明の効果】以上の通り、本発明の自動販売機によれ
ば、年齢条件を満たしているが運転免許証等の証明カー
ドを所持していない人に対しても、販売機設置店の店主
等が映像モニター付きインターホーン手段を介して判断
することにより自動販売機の販売動作を許容し、年齢識
別型自動販売機による硬直的な対応を緩和して一般利用
者の便宜に応えようとするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における年齢識別型自動販売機の概略構
成と、利用客と店主等との通信回路、及び店内からこの
自動販売機を操作する要素間接続を示す線図である。
【符号の説明】
1 自動販売機 2 貨幣投入口 3 金銭保留機構 4 カード挿入口 5 カード識別機 6 選択・販売機構 7 来店告知ボタン 8 CCDカメラ 9、16 マイク 10、17 スピーカ 11 販売機側インターホーンセット 12 販売可表示ランプ 13 店内 14 告知信号手段 19 識別解除ボタン 20 スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転免許証その他の年齢証明カードの挿
    入口と、前記年齢証明カードを光学的、磁気的、電磁的
    その他の物理的手段により走査してカードに記録された
    年齢条件の識別と販売可否の判断を行うカード識別手段
    と、前記カード識別手段が販売可信号を発生したことに
    応答して貨幣投入口からの入金を許容する金銭保留機構
    と、前記カード識別手段からの販売可信号と前記金銭保
    留機構からの入金信号とを受けて商品選択動作が可能と
    なる選択・販売機構とを備えた自動販売機において、来
    店告知ボタンと、前記告知ボタンを押した顧客の相貌を
    撮影するカメラと、前記顧客が使用するためのマイク及
    びスピーカとを装備し、前記自動販売機を管理する店内
    において、前記告知ボタンの押動に応答して付勢される
    ランプ又はブザー等の信号手段と、前記カメラの撮影画
    像を映し出すモニター装置と、前記自動販売機側のマイ
    ク及びスピーカと通話するためのマイク及びスピーカ
    と、前記カード識別手段の識別機能を解除し前記選択・
    販売機構に対して人為的に販売可信号を供給するための
    識別解除ボタンとを設けたことを特徴とする年齢識別型
    自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記自動販売機がさらに、前記店内の識
    別解除ボタンの作動に応答して付勢される販売可表示ラ
    ンプを装備していることを特徴とする請求項1記載の自
    動販売機。
  3. 【請求項3】 前記カメラが前記来店告知ボタンの作動
    に応答して付勢されるものであり、前記自動販売機側の
    マイク及びスピーカと店内のマイク及びスピーカとの間
    の通話が、前記店内のマイク又はスピーカに直接もしく
    は近接して設けられたスイッチを操作することにより可
    能となるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記
    載の自動販売機。
  4. 【請求項4】 前記選択・販売機構から所定の商品が排
    出され、必要なら釣り銭が返却された後、前記カード識
    別手段の識別機能を回復させるようにしたことを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか1項記載の自動販売機。
JP16706799A 1999-06-14 1999-06-14 年齢識別型自動販売機 Pending JP2000357261A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003208489A (ja) * 2002-01-15 2003-07-25 Sony Corp 証明システム、証明装置、証明方法、証明プログラム、証明プログラム格納媒体、携帯端末装置、証明情報取得方法、証明情報取得プログラム、証明情報取得プログラム格納媒体、商品販売装置、商品販売方法、商品販売プログラム、商品販売プログラム格納媒体

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JP2003208489A (ja) * 2002-01-15 2003-07-25 Sony Corp 証明システム、証明装置、証明方法、証明プログラム、証明プログラム格納媒体、携帯端末装置、証明情報取得方法、証明情報取得プログラム、証明情報取得プログラム格納媒体、商品販売装置、商品販売方法、商品販売プログラム、商品販売プログラム格納媒体

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