JP2000357020A - 暗証番号認識回路 - Google Patents

暗証番号認識回路

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JP2000357020A
JP2000357020A JP11168455A JP16845599A JP2000357020A JP 2000357020 A JP2000357020 A JP 2000357020A JP 11168455 A JP11168455 A JP 11168455A JP 16845599 A JP16845599 A JP 16845599A JP 2000357020 A JP2000357020 A JP 2000357020A
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/70Protecting specific internal or peripheral components, in which the protection of a component leads to protection of the entire computer
    • G06F21/81Protecting specific internal or peripheral components, in which the protection of a component leads to protection of the entire computer by operating on the power supply, e.g. enabling or disabling power-on, sleep or resume operations

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単なハードウェア回路による電源初期投入
時及び長時間運転休止時からの復帰時において同じセキ
ュリティチェック回路によるセキュリティ機能を提供す
る。 【解決手段】 パーソナルコンピュータ等の情報端末装
置8の電源投入または省電力のサスペンド状態からの通
常動作状態への復帰時において、電源スイッチ4または
サスペンド状態からの復帰スイッチ5を押下した回数を
暗証番号として認識し、暗証番号が合致した時のみ電源
を投入または休止状態から復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパーソナルコンピュ
ータ装置等の使用における暗証番号によるセキュリティ
の検査方式に関し、特にパーソナルコンピュータ装置全
体への電力の供給を行う前にセキュリティの検査専用の
部分回路にのみ給電し、当該部分回路は電源スイッチを
押下する回数を暗証番号と見なし当該暗証番号によるセ
キュリティの検査に合格した時始めて装置全体に給電す
る暗証番号認識回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のセキュリティ機能を有する情報処
理装置は電源スイッチの押下によって情報処理装置全体
に給電し、セキュリティチェックのためのソフトウェア
プログラムを動作させる事によってセキュリティ機能を
実行している場合が殆どである。
【0003】但し、特開平10−293626には電源
スイッチの投入によってコンピュータ機能を持つサブ電
源装置がまず動作し、該サブ電源装置においてパスワー
ドチェックを行い、このチェックをパスしたとき、主電
源装置から情報処理装置本体に給電する内容が記載され
ている。
【0004】又、特開平5−333773にはキーボー
ド上の所定の組み合わせのキーを押下しながら電源スイ
ッチの投入操作をすると、押下されたキーに対応するデ
ータが予め設定されたパスワードと比較され両者が一致
するとシステムの電源が立ち上がる事でソフトウェア処
理によらないセキュリティ機能が実現されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】プライベート情報の保
護や、企業内の機密保持が重要視されている現在、パー
ソナルコンピュータそのものにもセキュリティ機能の必
要性が高まりつつある。
【0006】そうした背景において、上述した従来の技
術においては、情報処理装置におけるセキュリティチェ
ックの為にパスワードや暗証番号の入力を行う場合、キ
ーボードからの入力に依存していた。キーボードからの
入力を可能とするには通常、ソフトウェアのキーボード
ドライバーの立ち上げを行う必要があるが、この場合ソ
フトウェアの他の装置ドライバーも動作可能な状態にす
る場合が多く、セキュリティのチェックを行う前にセキ
ュリティ保護を無効とするセキュリティ情報の書き換え
等を行う余地が発生している。
【0007】そのような問題を防ぐため、前述した特開
平10−293626や特開平5−333773の技術
はソフトウェア本体の立ち上げ前にハードウェアによる
セキュリティチェックを行うものであるが、いずれもハ
ードウェアとしてかなりの機能を必要としていた。本発
明もセキュリティのチェックをハードウェアにて行うも
のであるが、前2例に比較し軽い形で実現するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明の暗証
番号認識回路は、情報処理装置において、電源の投入を
するための電源スイッチと、電源スイッチが押下される
と最初に給電を受け続いて行われる電源スイッチの押下
された数を認識して暗証番号と見なし登録されている暗
証番号と一致するか一致しないかを判断する暗証番号認
識回路と、最初の電源スイッチの押下によって前記暗証
番号認識回路に給電し前記暗証番号認識回路による暗証
番号の比較の結果を受け暗証番号が一致するとシステム
全体に給電を行い一致しないと給電を行わない電源制御
回路と、前記暗証番号が一致したとき電源制御回路から
給電を受けるコンピュータ機能を持ったコンピュータ回
路とを備える。
【0009】本願の第2の発明の暗証番号認識回路は、
情報処理装置において、サスペンド状態から通常の動作
状態に復帰するための復帰スイッチと、復帰スイッチが
押下されると続いて操作される復帰スイッチの押下され
た数を認識して暗証番号と見なし登録されている暗証番
号と一致するか一致しないかを判断する暗証番号認識回
路と、最初の復帰スイッチの押下されたことをを認識す
ると前記暗証番号認識回路に暗証番号の検査を指示し前
記暗証番号認識回路による暗証番号の比較の結果を受け
暗証番号が一致すると休電中の回路に対し給電を再開し
て暗証番号が一致したことをコンピュータ回路に報告し
比較の結果が一致しないと休電中の回路への給電を行わ
ずに暗証番号が一致しない報告のみをコンピュータ回路
に行う電源制御回路と、前記電源制御回路からの前記報
告を受け比較の結果が一致した場合はサスペンド状態か
ら通常の動作状態に復帰し比較の結果が一致しない場合
はシステムシャットダウン処理を行った後電源の停止指
示を前記電源制御回路に対して行うコンピュータ回路と
を備える。
【0010】本願の第3の発明の暗証番号認識回路は、
第1又は第2の発明において、前記電源スイッチ又は前
記復帰スイッチの押下した数をもとに構成される前記暗
証番号は、押下した数を0〜9に対応する1つの桁とし
て1又は複数の桁から構成され複数の桁を持つ場合押下
操作における各桁間の区切りを一定の時間間隔で行うこ
とを特徴とする。
【0011】本願の第4の発明の暗証番号認識回路は、
第1又は第2の発明において、前記暗証番号に関連する
情報は、暗証番号の桁数、10進数の暗証番号、暗証番
号の1桁を入力するのに必要とする時間と暗証番号の全
体を入力するのに必要とする時間とから構成されること
を備える。
【0012】本願の第5の発明の暗証番号認識回路は、
第1又は第2の発明において、前記暗証番号認識回路
は、前記暗証番号に関連する情報を記憶する暗証番号メ
モリーと、前記暗証番号メモリーをアクセスする暗証番
号R/W回路と、前記電源スイッチ又は復帰スイッチか
ら入力された暗証番号を前記暗証番号メモリの中にある
暗証番号と比較し一致するか一致しないかを前記電源制
御回路に報告する暗証番号比較回路と、前記電源スイッ
チ又は前記復帰スイッチの押下された数を1桁を入力す
るのに必要な時間をもとにカウントするスイッチ動作監
視回路と、前記スイッチ動作監視回路の動作状況をLE
D等の外部に表示する為の情報を収集する表示制御回路
とを含むことを備える。
【0013】本願の第6の発明の暗証番号認識回路は、
第1又は第2の発明において、前記情報処理装置が給電
されていない状態で前記電源スイッチが押下された場合
と前記情報処理装置がサスペンド状態で前記復帰スイッ
チが押下された場合において、前記電源制御回路は前記
暗証番号認識回路に暗証番号の照合を指示することを備
える。
【0014】本願の第7の発明の暗証番号認識回路は、
第1又は第2の発明において、前記暗証番号に関連する
情報は、コンピュータ回路上で動作する暗証番号登録プ
ログラムで行うことを備える。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置8に
おいて、投入された暗証番号を検査する暗証番号認識回
路1と、情報処理装置8全体の電源を制御する電源制御
回路2と、前記暗証番号認識回路1による暗証番号の検
査に合格すると給電され動作を行うコンピュータ回路7
と、暗証番号認識回路1の動作状態をLED9を制御し
て表示することにより暗証番号入力時の操作を補助する
動作状態表示部3と、情報処理装置8への給電を行う為
の電源スイッチ4と、情報処理装置8が給電を受けた後
サスペンド状態にしたりサスペンド状態から通常の動作
状態に戻す為の復帰スイッチ5と、緑色や赤色の表示を
行って電源スイッチ4の押下操作を支援するLED9と
からなる。
【0017】さらに、暗証番号認識回路1は、設定され
た暗証番号等の情報を記憶する不揮発性メモリによる暗
証番号メモリー40と、前記暗証番号メモリー40への
書き込みとそこからの読み出しを制御する暗証番号R/
W回路30と、決められた時間間隔内での電源スイッチ
4又は復帰スイッチ5の押下を暗証番号の入力操作とし
て監視し押下した回数をカウントするスイッチ動作監視
回路10と、スイッチの押下により入力された暗証番号
と前記暗証番号メモリー40に記憶された暗証番号とを
比較し一致/不一致を判断する暗証番号比較回路20
と、動作状態表示部3を制御する表示部制御回路50
と、電源スイッチ4と復帰スイッチ5を押下する信号を
ORしてスイッチ動作監視回路10に当該信号を供給す
るスイッチ用OR回路60と、を含む。
【0018】コンピュータ回路7は、暗証番号等の登録
や更新を暗証番号メモリー40に対して行う暗証番号登
録プログラム70と、通常の動作状態で復帰スイッチ5
が押下されたり指定された時間の間の動作がない場合コ
ンピュータ回路7をサスペンド状態とし、又、サスペン
ド状態にあって復帰スイッチ5の押下で暗証番号のチェ
ックに通った時、システムの状態をサスペンド状態から
通常の動作状態に復帰させたりするオペレーティングシ
ステム71(BIOS機能も含む)を含む。
【0019】電源スイッチ信号線41は電源スイッチ4
が押下されたことを電源制御回路2に通知するものであ
る。復帰スイッチ信号線51は復帰SW5が押下された
ことを電源制御回路2に通知するものである。電源制御
回路2はコンピュータ回路7に給電中の状態の時、それ
ぞれの信号を区別可能な形にコード化してそれをコンピ
ュータ回路7上のオペレーティングシステム(以下、O
Sと称す)71に通知する。
【0020】次に、本発明の実施の形態の動作について
図面を参照して説明する。
【0021】図1と図2の電源投入時のフローチャート
により、本発明の実施例の動作を説明する。
【0022】最初に情報処理装置8全体の電源未投入状
態での本発明の動作について説明する。
【0023】電源スイッチ4に対する最初のスイッチ押
下操作により(S1)、電源スイッチ信号線41を経由
して電源制御回路2はそれを認識すると、暗証番号認識
回路1に対して電源を供給する(S2)。電源未投入状
態であるときに復帰スイッチ5が押下された時は電源制
御回路2はそれを無視する。
【0024】暗証番号R/W回路30は、暗証番号メモ
リー40から予めユーザによって設定された暗証番号、
その桁数、暗証番号の1桁の入力に要する時間である1
桁入力所要時間情報を読み出し、暗証番号と桁数は暗証
番号比較回路20に転送し、暗証番号の桁数、1桁入力
所要時間をスイッチ動作監視回路10に転送する(S
3)。
【0025】スイッチ動作監視回路10は、1桁入力の
所要時間を内部タイマーに設定し、以降、暗証番号入力
待ちの状態となる。
【0026】尚、1桁入力の所要時間は桁の移動等にて
必要な区切り時間を含んでいる。
【0027】暗証番号を転送された暗証番号比較回路2
0は、スイッチ動作監視回路10からユーザーが入力し
た暗証番号が転送されるのを待機する状態となる。
【0028】表示部制御回路50は、この状態を動作状
態表示部3に伝え、暗証番号入力待機状態になったこと
を動作状態表示部3に通知し、動作状態表示部3は、電
源スイッチ4の近くにあるLED9に緑色の表示をして
ユーザーに示す(S4)。この緑色の表示は暗証番号1
桁の入力に要する時間点灯し続ける。
【0029】LED9が緑色の表示をしている間のスイ
ッチの押下は有効としてカウントされるが、入力桁の次
桁への遷移時や暗証番号の入力ミスによる再入力時にお
けるそれぞれの区切りを表す赤色表示時でのスイッチ押
下は無視され、カウントがされない。
【0030】暗証番号入力待機状態になったスイッチ動
作監視回路10は、電源スイッチ4の任意の動作回数
(1桁を表す回数として0〜9回が妥当)をカウントす
る(S5)。1桁入力所要時間を内部タイマーにより監
視し(S6)、設定時間経過後に表示部制御回路50と
動作状態表示部3を通じて1桁の番号を認識したことを
LED9の表示を1秒間赤色表示をすることでユーザー
に示し(S7)、再度内部タイマーに1桁入力所要時間
を設定後、2桁目があれば2桁目の暗証番号入力待機状
態となる。この時LED9の表示は再び緑色になる(S
4)。
【0031】上記動作を、暗証番号の桁数と同一回数
(例えば4桁なら4回となり、ユーザからの設定を可能
とする)繰り返し(S8)、全桁の入力が終わると、ス
イッチ動作監視回路10はそれを暗証番号比較回路20
に転送する。
【0032】暗証番号比較回路20は、既に暗証番号メ
モリー40に登録されていた暗証番号と、入力された暗
証番号を比較する(S9)。一致した場合、暗証番号比
較回路20は、電源制御回路2に対しコンピュータ回路
7への電源供給を要求し、電源制御回路2はこれを受け
コンピュータ回路7への電源供給を開始する(S1
0)。
【0033】一致しない場合、暗証番号比較回路20
は、電源制御回路2に対し暗証番号認識回路1への給電
を停止する要求を行う為、電源制御回路2は暗証番号認
識回路1への給電を停止するので装置全体が電源未投入
状態に戻ることになる(S11)。
【0034】電源スイッチ4をONにしたとき、暗証番
号R/W回路30は暗証番号メモリー40を参照する
が、暗証番号メモリー40上に「暗証番号機能を使用す
る」が設定されている場合は、上述したように暗証番号
の確認処理が行われる。
【0035】「暗証番号機能を使用しない」が設定され
ている場合、その通知を暗証番号R/W回路30から通
知された暗証番号比較回路20は、暗証番号の比較が一
致した時と同様な通知を電源制御回路2に行うため、暗
証番号の確認なしに立ち上がることになる。
【0036】尚、本発明を適用した情報処理装置8を出
荷するメーカ等において、出荷時の暗証番号メモリー4
0の初期値は「暗証番号機能を使用しない」の設定に事
前に行っておく等の考慮が必要となる。
【0037】暗証番号メモリ40への暗証番号の設定は
以下のように行う。本体のコンピュータ回路7が給電を
受け、正常に立ち上がると暗証番号の設定や更新及び暗
証番号の取り消し等の機能を持った暗証番号登録プログ
ラム70を起動することができる。
【0038】暗証番号登録プログラム70は以下の情報
を暗証番号メモリー40に設定することが出来る。 (1)暗証番号機能を使用するか否かの識別情報 (2)暗証番号の桁数 (3)暗証番号 (4)暗証番号1桁についての入力する時間(秒単位) (1)の暗証番号機能を使用するか否かは本発明の暗証
番号を認識して検査する機能を使用するかどうかを識別
するためのもので、使用するとした場合は暗証番号のチ
ェック機能が動作し、使用しないとすると暗証番号のチ
ェック機能は動作しない。(2)〜(4)の情報につい
ては既に説明した通りである。 暗証番号登録プログラ
ム70は、暗証番号認識回路1の暗証番号R/W回路3
0の持つインターフェースを使用して前述した情報の書
き込みや読み込み作業を行う。
【0039】次に運用状態に入った段階で復帰スイッチ
が押下された場合や長時間の未使用状態が続いた時の処
理を説明する。
【0040】通常モードに入った状態で復帰スイッチを
押下したり、アプリケーションプログラムも動作せず、
情報処理装置8への操作も行われない未使用の状態が継
続したとき、コンピュータ回路7上で動作するOS71
は、通常の動作モードからサスペンド状態に情報処理装
置8の状態を遷移させる。通常の動作モードがサスペン
ド状態に遷移する時間間隔はユーザの指定に従う。
【0041】このサスペンド状態とは情報処理装置8の
動作に要するバッテリーの節約の為に情報処理装置8を
構成するチップのうち休止時には動作の必要のないチッ
プへの給電を停止するものである。但し、再度通常の動
作モードに戻るための必要なチップへの給電は停止させ
ない。OS71はサスペンド状態に入る為、電源制御回
路2に対し給電の必要のない装置への給電の停止を指示
する。
【0042】サスペンド状態に遷移した段階において、
マシンの再使用を行う為には復帰スイッチ5の押下が必
要となる。この押下操作をすると、電源制御回路2は復
帰スイッチ5が押下されたことをOS71に報告する。
【0043】OS71はサスペンド状態にあるのを確認
すると、電源制御回路2に対して暗証番号のチェックを
行うように指示する。OS71よりこの指示を受けた電
源制御回路2は、前述した電源スイッチ4の押下時と同
様に暗証番号認識回路1に対し暗証番号のチェックを指
示することになる。
【0044】ユーザはこの時は復帰スイッチ5を押下し
て正しい暗証番号を入力すると暗証番号比較回路20は
暗証番号一致の通知を電源制御回路2に対して行い電源
制御回路2は給電を停止中のチップに対する給電を開始
し給電を再開したことをOS71に報告することで、サ
スペンド状態から通常の動作状態に戻るわけである。
【0045】但し、暗証番号メモリ40に「暗証番号機
能を使用しない」の設定がされている場合においては、
暗証番号のチェックを行わずに通常の動作状態に復帰す
る。
【0046】正常な暗証番号の入力が行われないと、暗
所番号比較回路20からその通知を受けた電源制御回路
2はOS71に暗証番号の入力不正の報告を行うので、
OS71はシステムのシャットダウン処理を行った後、
電源制御回路2に対してシステム全体の電源の切断を指
示して終了する。
【0047】尚、通常の動作状態の場合と同様にサスペ
ンド状態にあって電源スイッチ4の押下が行われた場合
は、OS71はシステムのシャットダウン処理を実行し
た後、電源制御回路2に情報処理装置8への電源の停止
を指示する。又、サスペンド状態にない時の復帰スイッ
チ5の押下はOS71によりサスペンド状態にされる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、暗証番号の入力を
電源スイッチ4を押下した数で行うため、入力操作が単
純であり、又、セキュリティのチェックをソフトウェア
の起動前に簡単なハードウェア回路によって行うことで
セキュリティのガードを破りにくいという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例における暗証番号認識回路を
示すブロック図である。
【図2】本発明の1実施例における暗証番号認識回路の
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 暗証番号認識回路 2 電源制御回路 3 動作状態表示部 4 電源スイッチ 41 電源スイッチ信号線 5 復帰スイッチ 51 復帰スイッチ信号線 10 スイッチ動作監視回路 20 暗証番号比較回路 30 暗証番号R/W回路 40 暗証番号メモリー 50 表示部制御回路 60 スイッチ用OR回路 7 コンピュータ回路 70 暗証番号登録プログラム 71 オペレーティングシステム 8 情報処理装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置において、電源の投入をす
    るための電源スイッチと、電源スイッチが押下されると
    最初に給電を受け続いて行われる電源スイッチの押下さ
    れた数を認識して暗証番号と見なし登録されている暗証
    番号と一致するか一致しないかを判断する暗証番号認識
    回路と、最初の電源スイッチの押下によって前記暗証番
    号認識回路に給電し前記暗証番号認識回路による暗証番
    号の比較の結果を受け暗証番号が一致するとシステム全
    体に給電を行い一致しないと給電を行わない電源制御回
    路と、前記暗証番号が一致したとき電源制御回路から給
    電を受けるコンピュータ機能を持ったコンピュータ回路
    とを備えることを特徴とする暗証番号認識回路。
  2. 【請求項2】 情報処理装置において、サスペンド状態
    から通常の動作状態に復帰するための復帰スイッチと、
    復帰スイッチが押下されると続いて操作される復帰スイ
    ッチの押下された数を認識して暗証番号と見なし登録さ
    れている暗証番号と一致するか一致しないかを判断する
    暗証番号認識回路と、最初の復帰スイッチの押下された
    ことをを認識すると前記暗証番号認識回路に暗証番号の
    検査を指示し前記暗証番号認識回路による暗証番号の比
    較の結果を受け暗証番号が一致すると休電中の回路に対
    し給電を再開して暗証番号が一致したことをコンピュー
    タ回路に報告し比較の結果が一致しないと休電中の回路
    への給電を行わずに暗証番号が一致しない報告のみをコ
    ンピュータ回路に行う電源制御回路と、前記電源制御回
    路からの前記報告を受け比較の結果が一致した場合はサ
    スペンド状態から通常の動作状態に復帰し比較の結果が
    一致しない場合はシステムシャットダウン処理を行った
    後電源の停止指示を前記電源制御回路に対して行うコン
    ピュータ回路とを備える事を特徴とする暗証番号認識回
    路。
  3. 【請求項3】 前記電源スイッチ又は前記復帰スイッチ
    の押下した数をもとに構成される前記暗証番号は、押下
    した数を0〜9に対応する1つの桁として1又は複数の
    桁から構成され複数の桁を持つ場合押下操作における各
    桁間の区切りを一定の時間間隔で行うことを特徴とする
    請求項1又は2記載の暗証番号認識回路。
  4. 【請求項4】 前記暗証番号に関連する情報は、暗証番
    号の桁数、10進数の暗証番号、暗証番号の1桁を入力
    するのに必要とする時間とから構成されることを特徴と
    する請求項1又は2記載の暗証番号認識回路。
  5. 【請求項5】 前記暗証番号認識回路は、前記暗証番号
    に関連する情報を記憶する暗証番号メモリーと、前記暗
    証番号メモリーをアクセスする暗証番号R/W回路と、
    前記電源スイッチ又は復帰スイッチから入力された暗証
    番号を前記暗証番号メモリの中にある暗証番号と比較し
    一致するか一致しないかを前記電源制御回路に報告する
    暗証番号比較回路と、前記電源スイッチ又は前記復帰ス
    イッチの押下された数を1桁を入力するのに必要な時間
    をもとにカウントするスイッチ動作監視回路と、前記ス
    イッチ動作監視回路の動作状況をLED等の外部に表示
    する為の情報を収集する表示制御回路とを含むことを特
    徴とする請求項1又は2記載の暗証番号認識回路。
  6. 【請求項6】 前記情報処理装置が給電されていない状
    態で前記電源スイッチが押下された場合と前記情報処理
    装置がサスペンド状態で前記復帰スイッチが押下された
    場合において、前記電源制御回路は前記暗証番号認識回
    路に暗証番号の照合を指示することを特徴とする請求項
    1又は2記載の暗証番号認識回路。
  7. 【請求項7】 前記暗証番号に関連する情報は、コンピ
    ュータ回路上で動作する暗証番号登録プログラムで行う
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の暗証番号認識回
    路。
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Cited By (4)

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