JP2000356351A - 電子レンジシステム - Google Patents

電子レンジシステム

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JP2000356351A
JP2000356351A JP16847199A JP16847199A JP2000356351A JP 2000356351 A JP2000356351 A JP 2000356351A JP 16847199 A JP16847199 A JP 16847199A JP 16847199 A JP16847199 A JP 16847199A JP 2000356351 A JP2000356351 A JP 2000356351A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実用性に優れた電子レンジシステムを提供す
る。 【解決手段】 宅内には音声合成機能を有した電子レン
ジ1と、これと宅外のインターネット5を介してホーム
ページ情報を格納したホストコンピュータ4に接続する
ための中継BOX3とパソコン2とが設けられる。コン
ピュータ4のホームページ格納部421には複数の料理
メニューのそれぞれに対応して該料理メニューの説明情
報とレンジ1にて加熱調理するための加熱制御データを
含むメニューデータと、メニューデータをインターネッ
ト5を介してパソコン2に転送するために操作されるボ
タンに関する情報を含む。レンジ1にパソコン2からメ
ニューデータが供給されると説明情報は音声出力され、
また加熱制御データに従い料理メニューが加熱調理され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は通信回線を介して
ホストコンピュータ側から供給される情報に従い各家庭
の電子レンジを制御可能とするための電子レンジシステ
ムに関し、特に、インターネットを介して所定のホーム
ページ情報を有したホストコンピュータにアクセスし、
該ホストコンピュータからの情報に基づいて電子レンジ
の制御を可能とするための電子レンジシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】外部
の通信ネットワークから与えられる情報に従って家庭機
器を制御する装置が特開平10−276478号公報に
開示される。この公報では、家庭内の各種の家電機器を
含んで、これを制御する家電機器制御装置においてイン
ターネット、家電機器制御のサーバおよびリモコンを介
して各家電機器がホームページのホストコンピュータか
ら該機器の制御情報を取込んで、これに従い機能を達成
する技術が示される。
【0003】この公報では、制御情報が調理に関する調
理情報である場合も述べられているが、ユーザが所望す
るような調理情報をホームページから入手して、家電機
器である電子レンジに供給して、該電子レンジにてどの
ように加熱調理のための処理が行なわれるかの具体的な
ものが何ら示されてなく、極めて実現性に乏しいといえ
る。
【0004】それゆえにこの発明の目的は、実用性に優
れた電子レンジシステムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の電子レ
ンジシステムは、インターネットと、出力部を有してイ
ンターネットを介して情報を送受信する情報処理装置を
含む情報処理部と、情報処理部から供給される供給情報
中の加熱制御データに従って加熱動作をする電子レンジ
と、インターネットに接続されて、出力部に表示される
ホームページ画面に対応したホームページ情報が格納さ
れる情報格納部を有するホストコンピュータとを備え
る。そして、ホームページ情報には、複数の料理メニュ
ーのそれぞれに対応して、該料理メニューを説明するた
めの説明情報および電子レンジにて認識されて該料理メ
ニューを加熱調理するための加熱制御データを含むメニ
ューデータと、メニューデータをインターネットを経由
して情報処理装置に転送するために操作される転送指示
ボタンの情報とが含まれる。そして、電子レンジは、供
給情報中の説明情報で示される内容を音声信号に変換し
て音声出力するための音声出力部を有する。
【0006】この説明情報はテキストデータであっても
よい。請求項1によればユーザはホームページ画面で出
力される転送指示ボタンを操作するだけでホームページ
で提供される所望する料理メニューに対応の加熱制御デ
ータをインターネット経由で電子レンジに直接与えて認
識させて、すなわち加熱制御データを電子レンジにより
認識できるようにデコードする処理が省略されて加熱動
作を速やかに制御させることができる。したがって、所
望料理メニューが電子レンジにおいて速やかにかつ自動
的に加熱調理されて実用性に優れる。
【0007】また、電子レンジにおいては所望料理メニ
ューに対応の説明情報は音声出力部により音声にしてメ
ッセージ出力されるから、説明情報を画面送り操作しな
がら確認する場合に比較して、メッセージを聞きながら
加熱調理の下準備ができるようになり実用性に優れる。
【0008】また、説明情報がテキストデータで構成さ
れる場合には、音声出力部にはテキストリーダ機能を備
えたものを用いるだけでよいから、コストアップを回避
できる。
【0009】請求項2に記載の電子レンジシステムは、
請求項1に記載のシステムにおいてさらに次のような特
徴を有する。つまり、電子レンジは各種情報が格納され
るメモリと、このメモリの内容をアクセスして情報処理
するとともに情報処理部と通信するレンジ処理部とをさ
らに有する。そして、このレンジ処理部は、各種情報を
要求する情報要求を受理したことに応じて、メモリから
各種情報を読出して送信する情報送信手段を有する。そ
して、情報処理部は、情報要求をレンジ処理部に送信す
る要求送信手段と、情報送信手段により送信された各種
情報を出力部を介して出力する情報出力手段とを有す
る。
【0010】請求項2によれば、電子レンジ側の各種情
報は、要求すれば情報処理部の出力部から出力される。
したがって、各種情報は電子レンジ側では出力すること
ができない場合であっても、ユーザは必要に応じて情報
処理部の出力部から各種情報を出力させて内容を確認で
きるから、各種情報に基づく電子レンジの状態を総合的
に知ることができて、実用性に優れる。
【0011】請求項3に記載の電子レンジシステムは、
請求項2に記載の電子レンジシステムにおける各種情報
に、電子レンジにおける故障の有無を示す情報を少なく
とも含む自己診断情報が含まれて構成される。
【0012】請求項3によれば、出力される各種情報に
より自己診断情報が提示される。したがって、ユーザ
は、電子レンジの故障の有無などの自己診断情報を参照
して電子レンジの故障解析もできるから実用性に優れ
る。
【0013】請求項4に記載の電子レンジシステムは、
請求項2または3に記載の電子レンジシステムにおける
各種情報に、電子レンジにおいて、加熱制御データに従
う加熱動作により加熱調理された料理メニューを含む1
つ以上の加熱調理メニューのうち、加熱調理された頻度
が高い加熱調理メニューを示すメニュー情報が含まれて
構成される。
【0014】請求項4によれば、出力される各種情報に
よりメニュー情報が提示される。したがって、加熱調理
された頻度が高い加熱調理メニューを参考にして食生活
にバリエーションを持たせたり、改善することができて
実用性に優れる。
【0015】請求項5に記載の電子レンジシステムは、
請求項2ないし4のいずれかに記載の電子レンジシステ
ムにおいて、加熱動作は複数種類の加熱モードのいずれ
かに従う動作であり、各種情報には複数種類の加熱モー
ドのそれぞれについて、加熱動作が行われた時間を示す
時間情報が含まれるように構成される。
【0016】請求項5によれば、各種情報として時間情
報が提示される。したがって、ユーザは時間情報を確認
して該レンジの加熱モードの使用の傾向を知って、使い
方を改善したりするための目安とできる。
【0017】請求項6に記載の電子レンジシステムは、
請求項1ないし5のいずれかに記載の電子レンジシステ
ムにおいて、情報処理部は、インターネットを介して受
信された1つ以上のメニューデータが少なくとも格納さ
れるメモリ部と、外部操作されて特別な料理メニューに
ついての情報を入力する入力手段と、入力手段で入力さ
れた情報を処理してメニューデータに変換して、メモリ
部に格納するメニューデータ格納手段と、要求されたこ
とに応答して、メモリ部から要求された特別料理メニュ
ーに対応のメニューデータを読出して電子レンジに供給
する供給手段とをさらに備えて構成される。
【0018】請求項7に記載の電子レンジシステムは、
請求項6に記載の電子レンジシステムにおいて情報処理
部に、情報処理装置と電子レンジとの間で通信を中継し
て処理する中継装置がさらに含まれて構成される。
【0019】請求項6または7によれば、情報処理装置
または中継装置の入力手段を外部操作され入力された特
別料理メニューのメニューデータは情報処理部のメモリ
部に格納されて、その後の要求に応答してメモリ部から
読出されて電子レンジに供給される。したがって、ユー
ザは電子レンジ側の制限で電子レンジ側に特別料理メニ
ュー、例えばユーザが作成したオリジナル料理メニュー
のメニューデータを登録できない場合でも、情報処理部
側の情報処理装置または中継装置のメモリ部に一旦登録
しておけば、以降、所望したときには電子レンジにおい
て情報処理部側から供給された当該メニューデータを用
いて特別料理メニューの加熱調理を自動的に行わせるこ
とができるから実用性に優れる。
【0020】請求項8に記載の電子レンジシステムは請
求項1ないし7のいずれかに記載の電子レンジシステム
において以下の特徴を備える。つまり、ホストコンピュ
ータは、複数種類の市販冷凍食品メニューのそれぞれに
ついて、メニュー名データおよび該市販冷凍食品メニュ
ーを加熱調理するための標準的な加熱制御データが格納
される冷凍食品加熱情報格納部と、データ要求を受理し
て、受理されたデータ要求に対応する標準的加熱制御デ
ータを冷凍食品情報格納部から読出して送信する加熱制
御データ送信手段とをさらに有する。そして、情報処理
装置は、所望される市販冷凍食品メニューのメニューデ
ータ名が外部から入力されると、入力されたメニューデ
ータ名を含むデータ要求をホストコンピュータに送信す
るデータ要求送信手段と、データ要求の送信後、ホスト
コンピュータから標準的加熱制御データを受理して、電
子レンジの加熱動作の能力に対応して最適となるように
変換した後、電子レンジに供給する変換/供給手段とを
有する。
【0021】請求項8によれば電子レンジにおいて市販
の冷凍食品メニューを加熱調理する場合には、ホストコ
ンピュータ、インターネットおよび情報処理装置を介し
て電子レンジの加熱動作の能力に対応して最適となるよ
うに変換された該冷凍食品メニューの標準的加熱制御デ
ータが電子レンジに供給される。したがって、電子レン
ジにおいては、市販冷凍食品メニューの加熱調理時に
は、電子レンジの加熱動作の能力に制限されることなく
該冷凍食品メニューを最適に加熱調理できて実用性に優
れる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0023】(実施の形態1)図1は、この発明の実施
の形態1による電子レンジシステムの概略構成図であ
る。図2は、図1の各部のブロック構成を示す図であ
る。
【0024】図1において電子レンジシステムは宅外に
はインターネット5とこれに接続されたホストコンピュ
ータ4が設けられ、宅内には電子レンジ1、インターネ
ット5にモデム6を介して接続されるパソコン(パーソ
ナルコンピュータの略)2、およびパソコン2と電子レ
ンジ1との間の信号を変換しながら通信を中継して両者
を接続するための中継装置でありACアダプタ8から電
源供給される中継BOX3が設けられる。宅内において
電子レンジ1と中継BOX3とは3線ケーブル9を介し
て接続される。この接続時には、図示されるように3線
ケーブル9の一端にあるコネクタCNが電子レンジ1の
図示されない入出力端子に接続される。また、宅内にお
いてパソコン2と中継BOX3とはRS−232Cに従
って通信するためにRS−232Cケーブル7を介して
接続される。
【0025】宅外のホストコンピュータ4にはインター
ネット5を介してアクセスされる各種のホームページに
関する情報が登録される。ホストコンピュータ4は該ホ
ストコンピュータ4自体を集中的に制御および管理する
ための処理部41、ホームページの画面を構成するため
の情報(以下、ホームページ情報という)を含む情報が
格納されるメモリ領域であるホームページ格納部421
を有するメモリ42、入力部43、出力部44およびイ
ンターネット5と該ホストコンピュータ4とを通信接続
するための通信部45を含む。
【0026】図2において電子レンジ1は制御部10A
と加熱部10Bとを含む。制御部10Aはマイコン1
0、メモリ11、表示部であるLCD(液晶ディスプレ
イ)パネル13、LCDパネル13を駆動するためのL
CDドライバ12、コネクタCNが接続される入出力端
子を含むI/F(インタフェースの略)部14、外部操
作可能な入力部15、該電子レンジ1の各部に電源供給
するための電源回路16、与えられるデータに基づいて
音声データを合成して出力するための音声合成IC17
およびIC17から与えられる音声データに基づいて音
声出力するためのスピーカ18を含む。入力部15とL
CDパネル13とは一体的に設けられてタッチパネルを
構成する。
【0027】加熱部10Bは、マイコン10の制御に従
いメモリ11に格納された後述する加熱データを含む各
種の情報に従う加熱調理のための加熱動作をする。加熱
動作のために加熱部10Bはセンサ部60、ブザー6
1、リレー等62、リレー等62を介してマイコン10
により制御されるターンテーブルモータ63、ヒータ6
4および加熱のためのマイクロ波を発生するマグネトロ
ン65を含む。なお、ここでは加熱部10Bにおける加
熱動作は公知の技術に従うので詳細説明は省略する。
【0028】パソコン2は、CPU20、各種プログラ
ムを含む情報が格納されるメモリ21、表示部22、出
力部23、外部操作可能な入力部24、RS−232C
ケーブル7とCPU20とを接続するためのRS−23
2Cポート25およびモデム6とCPU20とを接続す
るためのI/F部26を含む。
【0029】中継BOX3は、マイコン30、不揮発性
格納素子であるフラッシュメモリ31、RS−232C
ケーブル7とマイコン30とを接続するための送受信部
32、3線ケーブル9とマイコン30とを接続するため
のI/F部33、各部に電源供給するための電源回路3
4、および図1のディスプレイ35に関連の表示装置3
6および図1のキー操作部37に関連のキー入力装置3
8を設ける。図1では、ディスプレイ35とキー操作部
37とを個別に設けたが、一体的に構成されたタッチパ
ネルとして提供されてもよい。
【0030】なお、3線ケーブル9を介しての通信に
は、UART(Universal Asynchronous Receiver Tran
smitterの略)が採用される。また、中継BOX3が設
けられない場合には、電子レンジ1はパソコン2と直接
に通信することができる。
【0031】ここで、ホームページのサーバであるホス
トコンピュータ4の中でインターネット5を介して公開
される料理情報を用いて宅内の電子レンジ1にて調理す
る手順を以下に説明する。
【0032】図3、図4および図5は、図1のホストコ
ンピュータ4のホームページ格納部421に格納される
ホームページ情報に従って表示されるホームページ画面
の例を示す図である。図3、図4および図5には、本出
願人がインターネットを介して提供しているホームペー
ジの画面例が示される。ユーザによりパソコン2が操作
されて、インターネット5を介してホストコンピュータ
に対応の所定アドレスがアクセスされると、図3のホー
ムページ画面がパソコン2の出力部23に表示されて、
図3のホームページ画面の矢印Aで示される項目「電子
レンジ」をユーザが入力部24によりクリックすること
により、次に図4に示されるホームページ画面が示され
る。図4のホームページ画面には、6月の毎日について
の料理メニューがカレンダー形式で示されている。ここ
では、一例として「6月のメニューカレンダー」のタイ
トルを有するホームページ画面が示されているが、次画
面、または前画面が指定されることによりたとえば1年
分についての毎月のメニューカレンダーがホームページ
画面にて示される。
【0033】次に、ユーザが図4のホームページ画面の
矢印Aで示される料理メニューをクリックして指定する
と、次に図5のホームページ画面が表示されて、指定さ
れた料理メニューの仕上がり状態を示す映像、材料の情
報、作り方の情報などが表示される。ここでは、図5の
ホームページ画面例のみを示しているが、予め準備され
た、たとえば図4のホームページ画面で示される1年分
の各メニューについて上述した図4のホームページ画面
のためのホームページ情報がホームページ格納部421
に予め準備されている。
【0034】そして、ユーザが図5のホームページ画面
を見て、矢印Aの項目「調理データのダウンロード」を
指定してクリックすると、応じてホストコンピュータ4
からインターネット5を介して図5に示される料理メニ
ューに関して電子レンジ1においてユーザに表示すべき
データと電子レンジ1の加熱部10Bを用いて加熱調理
するために用いられる加熱データがパソコン2にダウン
ロードされる。
【0035】なお、パソコン2のメモリ21には、図5
の矢印Aの項目のクリックに応じた機能を有効とするた
めの専用プログラムがメモリ21に予めインストールさ
れている。
【0036】ホームページの提供者は、ホストコンピュ
ータ4において図3〜図5のホームページ画面に対応の
ホームページ情報を所定プログラムを用いて作成して形
式変換してホームページ格納部421に格納する。この
詳細は周知技術であり説明は省略される。
【0037】図6は、図1のホストコンピュータ4で作
成された各メニューについてのメニュー情報MIを含む
ホームページ情報を示す図である。図示されるホームペ
ージ情報HMDは図5のホームページ画面に対応の情報
であり、ホームページ画面にて表示されてホームページ
画面を構成するための画面データDS15とメニュー情
報MIを含む。メニュー情報MIは電子レンジ1のLC
Dパネル13にて表示されるテキストデータの表示デー
タ群DS13および電子レンジ1の加熱動作を制御する
ための加熱データ群DS14からなる。表示データ群D
S13は対応するメニューについてのメニュー名MN、
1個以上の材料データIDiおよび1個以上の作り方デ
ータJDiを含む。加熱データ群DS14は対応するメ
ニューを加熱調理するためにマイコン10が直接に認識
して(デコード処理することなく)加熱部10Bの各部
を制御するために用いられる1個以上の加熱データKD
iを含む。
【0038】画面データDS15は、パソコン2におい
て図5のホームページ画面にてユーザに対して表示され
る画面を構成するデータであり、矢印Aで示される項目
“調理データのダウンロード”は図6のデータDS15
中の転送ボタンB1に対応する。
【0039】したがって、ユーザにより図5の矢印Aで
示される項目“調理データのダウンロード”が指定され
てクリックされると図6の転送ボタンB1がクリックさ
れてホストコンピュータ4の処理部41は、対応する表
示データ群DS13および加熱データ群DS14からな
るメニュー情報MIを通信部45とインターネット5を
介してパソコン2にダウンロードする。
【0040】図7は、図1のパソコン2におけるメニュ
ー情報のダウンロードに関する操作概要を示すフローチ
ャートである。図において宅内のユーザはパソコン2の
入力部24を操作してインターネット5を介してホーム
ページのホストコンピュータ4をアクセスするので(図
12のF1)ホストコンピュータ4のホームページ格納
部421中のホームページ情報HMDの画面データDS
15を含むホームページ画面のためのデータがパソコン
2に送信されて図3のホームページ画面が出力部23に
表示される(F2)。図3のホームページ画面の矢印A
で示される項目“電子レンジ”が入力部24によりクリ
ックされると、画面が切換わり図4のメニュー群からな
るホームページ画面が表示される(F3とF4)。
【0041】次に、図4のホームページ画面で、矢印A
が示す“豆腐バーグ”が入力部24にてクリックされる
と画面が切換わり、図5に示す“豆腐バーグ”の料理メ
ニュー画面が示される(F5とF6)。
【0042】次に、ユーザが図5の矢印Aが指示する項
目“調理データのダウンロード”を入力部24にてクリ
ックするとホストコンピュータ4中のホームページ格納
部421における対応する図11の表示および加熱デー
タDS13とDS14からなるメニュー情報MIはパソ
コン2に送信され、メモリ21に一旦格納される(F
8、F9)。
【0043】各メニュー画面に、“調理情報のダウンロ
ード”を指定するために操作されるボタンを設けて表示
データDS13および加熱データDS14からなる調理
情報MIのパソコン2への送信を可能にする。
【0044】図8は図1の中継BOX3の動作の概略を
示すフローチャートである。パソコン2側において前述
したようにしてメニュー情報MIのダウンロード要求が
生じるとパソコン2側から中継BOX3に通信要求が送
信されてパソコン2からRS−232C方式に従って表
示および加熱データDS13およびDS14からなるメ
ニュー情報MIが送信されて、中継BOX3の送受信部
32およびマイコン30を介してフラッシュメモリ31
に格納される(図8のF10〜F12)。その後、マイ
コン30は電子レンジ1側にメニュー情報の格納が完了
した旨のメニュー情報格納完了通知を送信する(F12
1)。
【0045】なお、フラッシュメモリ31には、複数の
料理メニューについてのメニュー情報MIを格納するこ
とができる。
【0046】電子レンジ1のマイコン10からの要求に
より、中継BOX3のマイコン30はフラッシュメモリ
31に格納しているすべてのメニュー名MNをケーブル
9を介して電子レンジ1のマイコン10に送信する(F
13とF14)。
【0047】その後、電子レンジ1のマイコン10から
の指示により、中継BOX3内のマイコン30はフラッ
シュメモリ31に格納されている1つ以上のメニュー情
報MIの中から、指定されたメニュー名MNに対応する
加熱データDS14を電子レンジ1のマイコン10に送
信する(F16)。
【0048】図9は、図1の電子レンジの動作の概略を
示すフローチャートである。図10は、図8のフローチ
ャートにおける中継BOX側のフラッシュメモリ31の
格納内容例を示す図である。
【0049】フラッシュメモリ31には、たとえば最大
5つのメニュー情報MIが格納可能であり、図10では
インターネット5とパソコン2を介してホームページの
ホストコンピュータ4から受理した5つのメニュー情報
MIが予め格納されている。各メニュー情報MIは、メ
ニュー名MNi(iは1、2,3、・・・)、材料デー
タIDi、作り方データJDiおよび加熱データKDi
からなる。
【0050】図9の電子レンジ1の動作を図10を参照
して説明する。なお、中継BOX3のフラッシュメモリ
31には図10の内容が予め格納されていると想定す
る。
【0051】まず、ユーザは、中継BOX3のフラッシ
ュメモリ31に既にメニュー情報MIが格納されている
のでキー操作してマイコン10に対して中継BOX3の
マイコン30にすべてのメニュー名MNを要求するよう
指示する(F17、F18)。
【0052】マイコン30はすべてのメニュー名MNの
要求に応答して図10のフラッシュメモリ31からすべ
てのメニュー名MNiを読出して、ケーブル9を介して
電子レンジ1に送信するので、電子レンジ1のマイコン
10はすべてのメニュー名MNiを受信して、LCDパ
ネル13に表示する(F19〜F20)。
【0053】表示されたすべてのメニュー名MNiのう
ち、ユーザにより、たとえばメニュー“シュークリー
ム”が操作(タッチ)されて指定されると、マイコン1
0は指定されたメニュー名MN3(“シュークリー
ム”)に対応の加熱データKD3をケーブル9を介して
中継BOX3に要求する(F21とF22)。
【0054】中継BOX3のマイコン30は、電子レン
ジ1からのメニュー名MN3(“シュークリーム”)に
対応のデータ要求に応答して、フラッシュメモリ31か
らメニュー名MN3(“シュークリーム”)に対応する
加熱データKD3を読出し送信するので、電子レンジ1
のマイコン10はこの加熱データKD3を受信して一
旦、メモリ11に書込み格納させる(F22とF2
3)。
【0055】上述した処理を所望する全てのメニューに
ついて同様に繰返すことで、メモリ11には所望する全
メニューについての加熱データKDiが格納される。
【0056】次に、電子レンジ1において所望メニュー
の表示データ群DS13を画面出力に代えて音声出力す
る場合について説明する。ここでは、表示データ群DS
13中の作り方データJDiを音声出力する場合が説明
されるが、これに限定されない。材料データIDiを音
声出力するようにしてもよく、両方のデータを音声出力
するようにしてもよい。
【0057】図11は電子レンジ1における作り方デー
タJDiの画面出力例を示す図である。電子レンジ1の
LCDパネル13においては1つ以上の作り方データで
JDiが複数画面で構成されて表示される場合には、図
11で示されるような順次画面送り操作などして表示さ
れる。しかしながら、すべての作り方データでJDiを
確認するためには、入力部15の図示されない画面送り
キーを操作しなければならない。これを煩わしいとする
ユーザは、画面表示に代えて音声合成IC17およびス
ピーカ18により出力される音声によりすべての作り方
データJDiを確認することもできる。これを以下に説
明する。なお、図10に示される内容の情報は中継BO
X3およびパソコン2にそれぞれ格納されており、電子
レンジ1のメモリ11には、前述の手法により図10の
すべてのメニュー名MNiと、それぞれに対応する加熱
データKDiとが格納されていると想定する。そして、
電子レンジ1は中継BOX3が接続される場合には中継
BOX3から、中継BOX3が接続されない場合にはパ
ソコン2から音声出力のためのデータを通信により得
る。
【0058】図12は、この発明の実施の形態1による
作り方データJDiの音声出力処理のフローチャートで
ある。図13(A)および(B)は図12の処理フロー
チャートにおいて電子レンジ1側に表示される画面例を
示す図である。
【0059】ユーザが図11の画面表示に代替して音声
出力を所望した場合には、電子レンジ1のマイコン10
から画面表示情報要求が中継BOX3のマイコン30ま
たはパソコン2のCPU20に送信される(F30,F
31)。
【0060】具体的には、電子レンジ1のLCDパネル
13にはメモリ11に予め格納されたすべてのメニュー
名MNiを用い、図13(A)のメニュー選択のための
画面が表示されるので、ユーザが入力部15を操作して
図13(A)の画面において所望するメニュー名を選択
する。このとき、たとえば“シュークリーム”が選択さ
れたとするとLCDパネル13には、図13(B)の画
面が表示される。
【0061】この画面を見たユーザが入力部15の図示
されないスタートキーを操作するとマイコン10はメモ
リ11から対応する加熱データKDiを読出して、これ
に従う加熱調理を制御するが、ユーザがシュークリーム
の作り方データJDiの音声出力を望んだ場合には図1
3(B)の矢印Aで示される“作り方”キーが押下され
るので、マイコン10はこの操作に応じて画面表示情報
要求を送信する。この画面表示情報要求は当該電子レン
ジ1の機種を特定する機種名と情報が要求されているメ
ニュー名MNi(MN3:シュークリーム)および要求
する情報の種類(材料データIDiまたは作り方データ
JDi)がコード化して示されたものである。
【0062】中継BOX3のマイコン30またはパソコ
ン2のCPU20は電子レンジ1側から送信された画面
表示情報要求を受信すると(F32,F33)、画面表
示情報要求で示されるメニュー名MN3に対応の材料デ
ータID3または作り方データJD3をフラッシュメモ
リ31またはメモリ21から読出して電子レンジ1側の
マイコン10に送信する(F34,F35)。
【0063】電子レンジ1のマイコン10は送信された
材料データID3または作り方データJD3を受信して
(F36,F37)、音声合成IC17に与えて音声信
号に変換し、変換された音声信号を用いてスピーカ18
から音声出力させるよう処理する(F38,F39)。
なお、音声合成IC17とスピーカ18を用いてテキス
トデータを音声信号に変換し音声出力する一連の処理は
周知の技術によりなされるものであるからここではその
詳細説明は省略される。
【0064】したがって、ユーザはシュークリームの作
り方データまたは材料データを図11のように画面送り
することなく、音声にして認識することができる。
【0065】(実施の形態2)次に実施の形態2につい
て説明する。本実施の形態では、図1および図2の構成
が採用されて、図1の電子レンジ1におけるセンサ部6
0の自己診断情報、よく使用されているメニューの情報
および加熱モードごとの使用時間を示す情報が必要に応
じて電子レンジ1から発信されて、中継BOX3または
パソコン2において外部に出力される。これを図面を参
照し説明する。
【0066】図14は、この発明の実施の形態2におい
て電子レンジ1のメモリ11に格納される情報を説明す
る図である。メモリ11には図14に示されるようにセ
ンサ自己診断情報100、加熱調理メニュー頻度情報2
00、高頻度情報300および使用時間情報400が格
納される。電子レンジ1のセンサ部60の自己診断情報
100はマイコン10によりメモリ11に、図14のフ
ォーマットに従い記憶される。センサ自己診断情報10
0は8ビットのデータからなり、各ビットデータを用い
てセンサ部60中の各センサについて自己診断情報が示
される。センサ部60にたとえば加熱室内の温度および
湿度を検出する温度センサおよび湿度センサ、ならびに
ターンテーブル上に載置された食品の重量を検出する重
量センサが含まれる場合には、センサ自己診断情報10
0の0および1ビット目には温度センサに割当てられ、
2および3ビット目には湿度センサに割当てられ、4ビ
ット目は重量センサに割当てられる。そして各センサに
割当てられた各ビットの状態を用いて、対応するセンサ
の自己診断情報(正常、異常など)がセットされる。
【0067】調理メニュー頻度情報200は、1つ以上
の加熱調理メニュー名201と、メニュー名201のそ
れぞれに対応して、頻度データ202とメニューコード
203とを含む。加熱調理メニュー名201は前述した
ホームページから取得した料理メニュー名と電子レンジ
1に加熱調理のための基本機能として予め固有に設けら
れている機能、たとえば通常の食品を温め機能を示す
“温め”、牛乳の加熱機能を示す“牛乳”および酒のか
んの機能を示す“酒かん”などを含む。頻度データ20
2は、対応する加熱調理メニュー名201に対応する加
熱データに基づいた加熱動作が電子レンジ1において実
行された回数を示す値である。メニューコード203は
対応する加熱調理メニュー名201を当該システムにお
いて一意に特定するためのコードである。
【0068】高頻度情報300はマイコン10により作
成されてメモリ11にストアされる。具体的には加熱調
理メニュー頻度情報200において頻度データ202が
示す値が高いものが、たとえば3つ分が抽出されて高い
ものから順に対応するメニューコード203が高頻度使
用メニューコード301として登録される。
【0069】使用時間情報400は図1の電子レンジ1
において加熱モードごとの加熱部10Bが使用(駆動)
された累積時間を示すものである。使用時間情報400
は加熱のために駆動される熱源を特定して示す1つ以上
の熱源データ401と、熱源データ401のそれぞれに
ついて加熱のために当該熱源が使用された累積時間を示
す使用時間データ402とを含む。使用時間データ40
2はマイコン12より1分ごとにカウントアップされて
設定される。
【0070】このように本実施の形態2ではメモリ11
において、電子レンジ1の使用の履歴を示す情報ならび
にセンサ部の自己診断情報による健全性を示す情報が登
録される。
【0071】図15は、この発明の実施の形態2による
パソコン2において電子レンジ1側で当該レンジ使用に
伴い登録された情報を受信して出力するための処理フロ
ーチャートである。このフローチャートでは図14で示
された情報100〜400がパソコン2からの要求に応
じて電子レンジ1の使用の履歴を示す情報ならびに故障
がなく健全な状況であるか否かがパソコン2において報
知(外部出力)される。この処理を以下に説明する。
【0072】まず、パソコン2の入力部24を操作して
ユーザが電子レンジ1側の図14に示されるような各種
情報のうち所望する情報の要求を入力すると、入力され
た要求は中継BOX3を経由して電子レンジ1のマイコ
ン10に送信される(F40,F41)。
【0073】マイコン10は、当該要求を受信して要求
された情報をメモリ11から読出して中継BOX3を経
由してパソコン2のCPU20に送信する(F42〜F
45)。
【0074】CPU20は送信された情報を受信して出
力部23を介してプリント出力したり表示部22を介し
て画面表示する(F46〜F48)。なお、ここでは中
継BOX3を経由する処理としたが中継BOX3が設け
られない場合には、パソコン2と電子レンジ1とが直接
に通信して上述の処理を行なうようにしてもよい。
【0075】このように電子レンジ1側で図14に示さ
れる情報を表示することができない場合でも、パソコン
2側でこれら情報を出力して報知することができるか
ら、ユーザは電子レンジ1の使用の履歴や健全性(故障
の有無、故障の内容)を総合的に判断して速やかに故障
解析などの対応をとることができる。
【0076】(実施の形態3)次に実施の形態3につい
て説明する。実施の形態1ではホストコンピュータ4の
ホームページ画面で提供される料理メニュー情報MIに
従って加熱調理が行われるとしたが、本実施の形態3で
はユーザが独自に作成した料理に関するレシピが登録さ
れて、登録されたユーザ独自のレシピに従い電子レンジ
1にて加熱調理が自動的に行われる。この点を以下に説
明する。
【0077】図16は、この発明の実施の形態3による
レシピ登録動作のための処理フローチャートである。ユ
ーザは、中継BOX3またはパソコン2のキー入力装置
38または入力部24にて以下の手順で操作する。
【0078】つまり、独自に登録を所望するメニュー名
を示すレシピ名を入力する(F50)。次に、入力した
レシピで示される料理の加熱調理のための電子レンジ1
の加熱モード(レンジモード、オーブンモード、グリル
モードなど)を選択して入力し、次に選択した加熱モー
ドにおける出力レベル(マイクロ波出力(W)、オーブ
ン設定温度(℃)およびヒータのデューティ比など)を
選択して入力し、そして、加熱時間(分,秒)を入力
し、最後に登録キーを押下する(F51〜F54)。
【0079】登録キーの押下に応じてそれまでに入力さ
れた一連のデータは、メモリ31またはメモリ21に図
10に示されるデータに追加してメニュー名MNiおよ
び加熱データKDiとして格納される(F56)。この
格納時には、マイコン30またはCPU20は、これら
入力データを、電子レンジ1側のマイコン10でデコー
ド処理することなく速やかに認識して加熱部10Bを実
行制御可能なフォーマットのデータに予め変換処理して
加熱データKDiとして格納する。
【0080】なお、ここでは、ユーザ独自のレシピに対
応して加熱データKDiのみを設定するとしているが、
対応する材料データIDiおよび作り方データJDiを
入力して作成し、メモリに登録することも同様に可能で
ある。
【0081】このように、ユーザ独自に作成したレシピ
に従う加熱調理のためのデータを前述したホームページ
画面で提供される料理メニューデータと同様にパソコン
2または中継BOX3において登録することができるか
ら、その後ユーザは、ユーザ独自のレシピに従う加熱調
理を電子レンジ1にて自動的に行なわせることができ
る。
【0082】図17は、図16の手順に従って作成され
たデータに基づいて加熱調理を電子レンジ1にて実行す
るための手順を示す図である。ユーザは独自のレシピの
データ登録の後、中継BOX3またはパソコン2のキー
入力装置38または入力部24を操作して当該レシピ名
を入力すると入力されたレシピ名に基づきフラッシュメ
モリ31またはメモリ21の図10に示されるような内
容が検索され、対応する加熱データKDiが読出され
て、電子レンジ1のマイコン10に送信される(F60
〜F62)。マイコン10は送信された加熱データKD
iを受信して、一旦、メモリ11に格納して、その後入
力部15の加熱スタートキーが押下されると当該加熱デ
ータKDiに従って加熱部10Bが制御されて、ユーザ
の所望するレシピの料理メニューが自動的に加熱調理さ
れる(F63〜F66)。
【0083】(実施の形態4)以下、この発明の実施の
形態4について説明する。図18はこの発明の実施の形
態4に適用される電子レンジシステムの構成図である。
図18の構成と図1の構成とを比較し異なる点は、図1
8のシステムが図1のホストコンピュータ4に代替して
ホストコンピュータ4Aを備える点にある。ホストコン
ピュータ4Aの構成とホストコンピュータ4との構成を
比較し異なる点は、ホストコンピュータ4のメモリ42
に冷凍食品データ格納部422を追加して設けている点
にある。その他の構成は図1および図2に示されたもの
と同じであり説明は省略される。
【0084】冷凍食品データ格納部422は、一般の電
子レンジを用いて加熱調理することのできる複数の市販
冷凍食品のそれぞれについて当該冷凍食品を特定するた
めの冷凍食品メニュー名と、一般の電子レンジで当該冷
凍食品を加熱調理するために当該電子レンジの加熱動作
を制御するための加熱データとが対応づけされて予め記
憶される。
【0085】図19は、この発明の実施の形態4におけ
る冷凍食品の加熱調理のための一連の手順を示す処理フ
ローチャートである。冷凍食品の加熱調理が所望された
場合、電子レンジ1のマイコン10から当該電子レンジ
の機種あるいは最大出力レベルを示すデータがパソコン
2に送信されてパソコン2はこれらのデータを受信する
と接続される電子レンジ1の情報としてメモリ21に格
納する(F70〜F74)。そして電子レンジ1側の入
力部15を介してユーザにより市販の冷凍食品メニュー
名が入力されて(F71)、パソコン2に送信される。
パソコン2は電子レンジ1から送信された冷凍食品メニ
ュー名を入力し、インターネット5を経由してホストコ
ンピュータ4Aに送信する(F75,F76)。
【0086】ホストコンピュータ4Aの処理部41は冷
凍食品メニュー名を通信部45を介して受信し、これに
基づいて冷凍食品データ格納部422を検索し対応する
加熱データをインターネット5を介してパソコン2に送
信する(F77〜F79)。
【0087】パソコン2のCPU20はホストコンピュ
ータ4Aから送信された加熱データを受信すると(F8
0,F81)、受信した加熱データを前述のようにして
予め登録された電子レンジ1の機種データまたは最大出
力データに基づいて電子レンジ1で最適に調理可能な加
熱データ(出力レベル、加熱時間)に変換して、変換さ
れた加熱データを電子レンジ1のマイコン10に送信す
る(F82およびF83)。この加熱データの変換は、
たとえば電子レンジ1側から予め受信された情報として
マイクロ波の最大出力800Wであった場合に、ホスト
コンピュータ4Aから受信した加熱データがマイクロ波
を用いた加熱であって出力レベルが500Wで5分間の
加熱時間を要することを示している場合、両データのマ
イクロ波の出力比を加熱時間に換算することにより、受
信した加熱データをマイクロ波の最大出力800W、加
熱時間を3分8秒に変換して電子レンジ1側に送信す
る。
【0088】電子レンジ1側のマイコン10では、受信
した変換後の加熱データに従い加熱実行動作に移行する
(F86)。
【0089】このように市販の冷凍食品の加熱時間をパ
ソコン2に接続された電子レンジ1に最適な出力レベル
および加熱時間となるように自動的に変換し、変換され
たデータに基づいて電子レンジ1側で加熱実行可能とな
るから、ユーザの電子レンジ1における出力調整処理を
省略することができるとともにユーザの入力間違いによ
る加熱調理の失敗も防止することができる。
【0090】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による電子レンジシス
テムの概略構成図である。
【図2】図1の各部のブロック構成を示す図である。
【図3】図1のホストコンピュータのホームページ格納
部に格納されるホームページ情報に従って表示されるホ
ームページ画面の例を示す図である。
【図4】図1のホストコンピュータのホームページ格納
部に格納されるホームページ情報に従って表示されるホ
ームページ画面の例を示す図である。
【図5】図1のホストコンピュータのホームページ格納
部に格納されるホームページ情報に従って表示されるホ
ームページ画面の例を示す図である。
【図6】図1のホストコンピュータ4で作成された各メ
ニューについてのメニュー情報MIを含むホームページ
情報を示す図である。
【図7】図1のパソコン2におけるメニュー情報のダウ
ンロードに関する操作概要を示すフローチャートであ
る。
【図8】図1の中継BOX3の動作の概略を示すフロー
チャートである。
【図9】図1の電子レンジの動作の概略を示すフローチ
ャートである
【図10】図8のフローチャートにおける中継BOX側
のフラッシュメモリ31の格納内容例を示す図である。
【図11】電子レンジ1における作り方データJDiの
画面出力例を示す図である。
【図12】この発明の実施の形態1による作り方データ
JDiの音声出力処理のフローチャートである。
【図13】(A)および(B)は図12の処理フローチ
ャートにおいて電子レンジ1側に表示される画面例を示
す図である。
【図14】この発明の実施の形態2において電子レンジ
1のメモリ11に格納される情報を説明する図である。
【図15】この発明の実施の形態2によるパソコン2に
おいて電子レンジ1側で当該レンジ使用に伴い登録され
た情報を受信して出力するための処理フローチャートで
ある。
【図16】この発明の実施の形態3によるレシピ登録動
作のための処理フローチャートである。
【図17】図16の手順に従って作成されたデータに基
づいて加熱調理を電子レンジ1にて実行するための手順
を示す図である。
【図18】この発明の実施の形態4に適用される電子レ
ンジシステムの構成図である。
【図19】この発明の実施の形態4における冷凍食品の
加熱調理のための一連の手順を示す処理フローチャート
である。
【符号の説明】
1 電子レンジ 2 パソコン 3 中継BOX 4、4A ホストコンピュータ 5 インターネット 17 音声合成IC 18 スピーカ 31 フラッシュメモリ 421 ホームページ格納部 422 冷凍食品データ格納部 HMD ホームページ情報 B1 転送ボタン MI メニュー情報 DS13 表示データ群 DS14 加熱データ群 DS15 画面データ群 MNi メニュー名 IDi 材料データ JDi 作り方データ KDi 加熱データ なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L086 AA01 CA07 CA09 CA10 CA11 CC07 CC12 CC14 CC16 5B089 GA01 HA10 JB17 JB22 JB24 KA04 KB04 KH15 LB13 MC11 5K030 GA16 HA08 HB21 HC01 JL09 JT06 KA20 LD17 9A001 DD13 HH18 JJ25 JJ75 KK62

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットと、 出力部を有して、前記インターネットを介して情報を送
    受信する情報処理装置を含む情報処理部と、 前記情報処理部から供給される供給情報中の加熱制御デ
    ータに従って加熱動作をする電子レンジと、 前記インターネットに接続されて、前記出力部に表示さ
    れるホームページ画面に対応したホームページ情報が格
    納される情報格納部を有するホストコンピュータとを備
    え、 前記ホームページ情報には、 複数の料理メニューのそれぞれに対応して、該料理メニ
    ューを説明するための説明情報および前記電子レンジに
    て認識されて該料理メニューを加熱調理するための前記
    加熱制御データを含むメニューデータと、前記メニュー
    データを前記インターネットを経由して前記情報処理装
    置に転送するために操作される転送指示ボタンの情報と
    が含まれて、 前記電子レンジは、前記供給情報中の前記説明情報で示
    される内容を音声信号に変換して音声出力するための音
    声出力部を有する、電子レンジシステム。
  2. 【請求項2】 前記電子レンジは、 各種情報が格納されるメモリと、 前記メモリの内容をアクセスして情報処理するとともに
    前記情報処理部と通信するレンジ処理部とをさらに有
    し、 前記レンジ処理部は、前記各種情報を要求する情報要求
    を受理したことに応じて、前記メモリから前記各種情報
    を読出して送信する情報送信手段を有し、前記情報処理
    部は、 前記情報要求を前記レンジ処理部に送信する要求送信手
    段と、 前記情報送信手段により送信された前記各種情報を前記
    出力部を介して出力する情報出力手段とを有する、請求
    項1に記載の電子レンジシステム。
  3. 【請求項3】 前記各種情報には、前記電子レンジにお
    ける故障の有無を示す情報を少なくとも含む自己診断情
    報が含まれる、請求項2に記載の電子レンジシステム。
  4. 【請求項4】 前記各種情報には、前記電子レンジにお
    いて、前記加熱制御データに従う加熱動作により加熱調
    理された前記料理メニューを含む1つ以上の加熱調理メ
    ニューのうち、加熱調理された頻度が高い前記加熱調理
    メニューを示すメニュー情報が含まれる、請求項2また
    は3に記載の電子レンジシステム。
  5. 【請求項5】 前加熱動作は複数種類の加熱モードのい
    ずれかに従う動作であり、 前記各種情報には、前記複数種類の加熱モードのそれぞ
    れについて、前記加熱動作が行われた時間を示す時間情
    報が含まれる、請求項2ないし4のいずれかに記載の電
    子レンジシステム。
  6. 【請求項6】 前記情報処理部は、 前記インターネットを介して受信された1つ以上の前記
    メニューデータが少なくとも格納されるメモリ部と、 外部操作されて、特別な前記料理メニューについての情
    報を入力する入力手段と、 前記入力手段で入力された情報を処理して、前記メニュ
    ーデータに変換して、前記メモリ部に格納するメニュー
    データ格納手段と、 要求されたことに応答して、前記メモリ部から要求され
    た前記特別料理メニューに対応の前記メニューデータを
    読出して、前記電子レンジに供給する供給手段とをさら
    に有する、請求項1ないし5のいずれかに記載の電子レ
    ンジシステム。
  7. 【請求項7】 前記情報処理部には、前記情報処理装置
    と前記電子レンジとの間で通信を中継して処理する中継
    装置がさらに含まれる、請求項6に記載の電子レンジシ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記ホストコンピュータは、 複数種類の市販冷凍食品メニューのそれぞれについて、
    メニュー名データおよび該市販冷凍食品メニューを加熱
    調理するための標準的な前記加熱制御データが格納され
    る冷凍食品加熱情報格納部と、 データ要求を受理して、受理された前記データ要求に対
    応する前記標準的加熱制御データを前記冷凍食品情報格
    納部から読出して送信する加熱制御データ送信手段とを
    さらに有し、 前記情報処理装置は、 所望される前記市販冷凍食品メニューの前記メニューデ
    ータ名が外部から入力されると、入力された前記メニュ
    ーデータ名を含む前記データ要求を前記ホストコンピュ
    ータに送信するデータ要求送信手段と、 前記データ要求の送信後、前記ホストコンピュータから
    前記標準的加熱制御データを受理して、前記電子レンジ
    の前記加熱動作の能力に対応して最適となるように変換
    した後、前記電子レンジに供給する変換/供給手段とを
    有する、請求項1ないし7のいずれかに記載の電子レン
    ジシステム。
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