JP2002349865A - 加熱方法処理システムおよびプログラム - Google Patents

加熱方法処理システムおよびプログラム

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JP2002349865A
JP2002349865A JP2001162208A JP2001162208A JP2002349865A JP 2002349865 A JP2002349865 A JP 2002349865A JP 2001162208 A JP2001162208 A JP 2001162208A JP 2001162208 A JP2001162208 A JP 2001162208A JP 2002349865 A JP2002349865 A JP 2002349865A
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隆 柏本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、レシピを入力する定型原稿を有
し、この定型原稿に記述された情報を加工処理して不特
定多数のユーザが利便性のよい情報として利用できるよ
うにした加熱方法処理システムおよびプログラムを提供
する。 【解決手段】 ユーザはレシピを入力する定型原稿をホ
ストコンピュータ11からダウンロードするとともに前
記定型原稿をアップロードする時に定型原稿に記述され
た内容を関連するファイルに分類したり情報の変換処理
をすることで様々な加熱調理環境に対応した加熱調理情
報としてデータベース化できるとともに不特定多数のユ
ーザに利便性の高いレシピ情報を提供することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理物の加熱調理
方法に係わる操作情報や加熱動作情報を授受する加熱方
法処理システムおよびプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】インターネットを介して様々なホームペ
ージから料理メニューあるいはそのレシピを閲覧したり
入手することができる。また、新たな加熱制御情報を情
報端末あるいは記憶媒体を介して供給する加熱調理装置
もある。この種の加熱調理装置を含む加熱方法処理シス
テムとしては特開2000−356350号公報があ
る。この公報にはホスト側のサーバーが料理メニューや
そのレシピさらにはレシピに対応する加熱制御データな
どを保有し、ユーザは所望する調理情報をホームページ
から入手して加熱調理装置に供給し所望の料理メニュー
に係わる調理物を加熱調理することが開示されている。
【0003】また、この種のホームページ上の情報表示
は各社のサイトごとにそれぞれの特色を出して構成され
ていて、これらの情報は各社毎のホームページ上の所定
のフォーマットに、テキスト、画面入力、素材データあ
るいは加熱条件を所定の手順に従って入力しホストコン
ピュータに送信していた。また、インターネット上での
情報のやりとり以外に各ユーザはレシピ情報を雑誌から
切り抜きして保存したり、ノートにメモしたりする方法
がとられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の加熱調理に係わるシステムでは、加熱調理装置の型式
リスト以外の加熱調理装置に対しては、加熱制御データ
が使えない課題があった。
【0005】また、供給された加熱制御データはホスト
コンピュータを管理する側が提供するいわゆる既定デー
タであり、各ユーザ側での加熱調理に係わる環境、たと
えば選択した料理メニューに対してユーザが用いる食材
の種類や組合せが異なったり、食材を盛った食器の材質
や形状が異なることなどに対応した情報は不足してお
り、既定データを用いた加熱調理によって不満足な仕上
がりを生じる課題もあった。
【0006】また、加熱制御データを提供するシステム
において、ユーザ側から加熱情報を提供できるシステム
ではなかった。
【0007】さらに各社のホームページ上の情報表現や
各雑誌記事はその表現が様々でありユーザが利用する場
合の有効なデータ情報になっていなかった。またレシピ
の作成に対して、短時間に作成することができなかっ
た。
【0008】本発明は上記課題を解決するために、レシ
ピを入力する定型原稿を有し、この定型原稿に記述され
た情報を加工処理して不特定多数のユーザが利便性のよ
い情報として利用できるようにした加熱方法処理システ
ムおよびプログラムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、レシピを入力する定型原稿をダウンロード
するとともに前記定型原稿をアップロードする時に定型
原稿に記述された内容を関連するファイルに分類する情
報処理部とを備えたホストコンピュータを含む加熱方法
処理システムとしたものである。
【0010】上記発明によれば、定型原稿を用いること
でレシピ作成の作業のマニュアル化ができ作成作業を簡
単に行えるようになる。またユーザの属性に係わる食材
の組合せあるいは用いる食器の影響を含めて被調理物を
実際に加熱調理した時の加熱調理装置の操作内容の情報
や加熱動作情報を記述した定型原稿をホストコンピュー
タにアップロードし、ホストコンピュータでその情報を
分類したり加工することで様々な加熱調理環境に対応し
た加熱調理情報としてデータベース化できるとともに不
特定多数のユーザに利便性の高いレシピ情報を提供する
ことができる。またユーザは自身の加熱調理環境に対応
した加熱調理情報を入手できるので、安心して調理がで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、レシピ
を入力する定型原稿をダウンロードするとともに前記定
型原稿をアップロードする時に定型原稿に記述された内
容を関連するファイルに分類する情報処理部とを備えた
ホストコンピュータを含む加熱方法処理システムとした
ものであり、定型原稿を用いることでレシピ作成の作業
のマニュアル化ができ作成作業を簡単に行えるようにな
る。またユーザの属性に係わる食材の組合せあるいは用
いる食器の影響を含めて被調理物を実際に加熱調理した
時の加熱調理装置の操作内容の情報あるいは加熱動作情
報を記述した定型原稿に基づいてホストコンピュータは
アップロードされたレシピ情報を国別料理、主食・副
食、加熱熱源あるいは装置の機種別などに分類しデータ
ベース化して保管することにより、様々な加熱調理環境
に対応した加熱調理情報を不特定多数のユーザに高い利
便性をもって提供することができる。またユーザは自身
の加熱調理環境に対応した加熱調理情報を入手できるの
で、安心して調理ができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、レシピを入力す
る定型原稿をダウンロードするとともにレシピが入力さ
れた定型原稿をアップロードする情報処理部を備えたホ
ストコンピュータと、前記ホストコンピュータからダウ
ンロードしたレシピ情報に基づいて加熱方法が決定され
る加熱装置と、前記定型原稿に記述された内容を他の記
述様式に変換する変換処理手段とを含む加熱方法処理シ
ステムとしたものであり、変換処理手段が定型原稿の記
述内容に基づいて、たとえばアップロードした加熱動作
情報を他の型式の装置の加熱動作情報に変換することで
一つのレシピ情報の利用価値を高めるとともにより多く
のユーザにその利便性を提供することができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、特に請求項1に
記載の加熱方法処理システムのホストコンピュータが、
ホストコンピュータは、定型原稿に記述されたレシピ内
容を他のサイトに対応する記述仕様に変換する変換処理
手段を有するものであり、それぞれが特色を有するサイ
トへのレシピ記述仕様に変換する処理手段を備えること
でレシピ入力に関する作業を定型原稿を用いた標準作業
化することができ、レシピ作成に関する情報インフラを
形成することができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、ホストコンピュ
ータが音楽情報を有し、ダウンロードされるレシピの調
理時間に対応して音楽情報を時間圧縮または拡張すると
ともにその音楽情報をレシピに貼り付ける変換処理手段
を有する加熱方法処理システムとしたものであり、選択
した料理メニューの調理時間に対応する時間の間に流れ
る音楽情報を付与することで料理メニューに対して異国
情緒や高級店の雰囲気を演出したり、また調理に対する
楽しさを付加させることができる。
【0015】請求項5に記載の発明は、ホストコンピー
タが背景情報を有し、レシピを閲覧する時あるいはレシ
ピをダウンロードする時にレシピ内容に背景情報を関連
づける変換処理手段を有する加熱方法処理システムとし
たものであり、背景情報として、レシピにマッチした食
器、フォーク、スプーンあるいはランチョンマットなど
の情報を付与することで食卓上の演出情報やマナー情報
などを付与させることができる。
【0016】請求項6に記載の発明は、特に請求項2乃
至5のいずれか1項記載の加熱方法処理システムが、変
換処理手段の使用に対して課金する手段を有するもので
あり、コンテンツの中身を高める変換処理の利用価値と
満足度とを課金制度の利用度合いに基づいて判断し変換
処理内容の見なおしや処理内容更新に利用することがで
きる。
【0017】請求項7に記載の発明は、レシピを入力す
る定型原稿をダウンロードするとともにレシピが入力さ
れた定型原稿をアップロードする情報処理部を備えたホ
ストコンピュータと、前記ホストコンピュータからダウ
ンロードしたレシピ情報に基づいて加熱方法が決定され
る加熱装置と、前記定型原稿に記述された内容あるいは
ホストコンピュータが保有するレシピ情報を記憶媒体に
焼付ける焼付装置とを含む加熱方法処理システムとした
ものであり、焼付装置とその焼付ソフトプログラムを用
いてユーザの属性に合わせた料理ブックの作成や地域料
理特集のブックの作成などを容易に行うことができる。
そして、この作成に利用した料理レシピを提供した人に
印税が入るような形として市販することも可能である。
【0018】請求項8に記載の発明は、特に請求項1乃
至7のいずれか1項記載の加熱方法処理システムのすべ
てまたはその一部を機器で実行させるプログラムであ
る。そして、プログラムを用いることで情報センターや
家庭にあるソフトウエア変更可能な機器で容易に実現す
ることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0020】(実施例1)図1は本発明の実施例1の加
熱方法処理システムを示す全体構成図、図2は図1のホ
ストコンピュータのブロック図、図3は図1のレシピ登
録処理内容を示すフローチャート、図4は定型原稿、図
5は定型原稿への記述例、図6は定型原稿の記載内容の
他のサイトの記述様式に変換した例、図7は図1のレシ
ピ情報の取込処理内容を示すフローチャート、図8およ
び図9はレシピ情報の取込処理の具体的な作業内容を示
す図である。
【0021】図において、10は情報センター側であり
ホストコンピュータ11や焼付装置12を含み、13は
インターネット、14は第一のユーザ側であり情報端末
であるパーソナルコンピュータ(以下PCと記す)15
や焼付装置16や第一の加熱調理装置17を含み、18
は第二のユーザ側でありPC19や記憶媒体20および
第二の加熱調理装置21を含み、22は他のホームペー
ジを提供するサイト側でありPC23を含む構成からな
るシステムである。
【0022】ホスト側10のホストコンピュータ11に
は、インターネット13を介してアクセスされるホーム
ページ24に関する情報が記憶部25に格納されてい
る。またこのホストコンピュータ11には、コンピュー
タを制御および管理する処理部26、レシピ情報をデー
タベース化して保管した「レシピ情報DB」27やレシ
ピを入力する定型原稿28や提供される様々な情報を格
納する記憶部25、入力部29、焼付装置12などに記
憶部25内の情報を出力する出力部30およびインター
ネット13とホストコンピュータ11とを接続する通信
部31を含んでいる。
【0023】第一のユーザ側14の第一の加熱調理装置
17は、情報通信部を有するタイプであり、家庭内LA
NによってPC15と接続されている。PC15はホス
トコンピュータ11と第一の加熱調理装置17との仲介
をする位置付けのものである。
【0024】第二のユーザ側18の第二の加熱調理装置
21は、SDカードのような記憶媒体のドライブ部を有
するタイプであり、第二のPC19によって送受信され
る情報を記憶媒体20を介して授受するものである。
【0025】他のホームページを提供するサイト側22
のPC23は、独自のレシピ情報を提供しているサイト
におけるホストコンピュータと位置付けしている。本発
明における情報センター10のホストコンピュータ11
は定型原稿を利用して受信したレシピ情報をこの他のサ
イト22に対応する記述仕様に変換処理してホストコン
ピュータ11の記憶部25に格納したりPC23側に送
信したりする。
【0026】次にホストコンピュータ11のレシピ登録
処理について図3を用いて説明する。ユーザは、ホスト
コンピュータ11のホームページから所定のフォーマッ
ト用紙である定型原稿をダウンロードする(S10
1)。そしてたとえば第一のユーザ側14はPC15を
用いてこの定型原稿にレシピ情報を記述したり貼付けた
りする。この定型原稿には、第一の加熱調理装置17の
型式および用いた食材の組合せや料理の写真や食器の情
報を含めた第一のユーザの属性に係わる情報も含めて調
理メニュー情報などを記述する(S102)。そしてレ
シピ情報を記述した定型原稿をPC15からインターネ
ット13を介してホストコンピュータ11にアップロー
ドする(S103)。
【0027】この時、ホストコンピュータ11は、PC
15上の送信情報に必須事項の記入漏れがないかどうか
をチェックし、記入漏れがあればその内容を指摘してP
C15側に送信し、漏れ事項の追加記載の後あるいは記
入漏れがないと判断すると定型原稿の情報を取り込むよ
うにすることで以降の情報活用の効率化をはかることが
できる。
【0028】S104において、ホストコンピュータ1
1はアップロードした定型原稿の情報を使用した加熱調
理装置の型式、和食・洋食・中華などの料理アイテムあ
るいは各地域の郷土料理などの予め規定した型式分類や
メニュー分類に関連付けて振り分けてデータベース化し
て記憶部25に格納する。
【0029】またS105においてホストコンピュータ
11が備える情報変換処理手段によってユーザ側から送
信された定型原稿の情報を他のサイトのホームページに
対応する記述仕様に変換したり、操作情報および/また
は加熱動作情報が他の型式の加熱調理装置を使用して実
行可能かどうかを判定し実行することが可能な場合はそ
の型式に対応する操作情報および/または加熱動作情報
に変換してその処理結果を記憶部25に格納する(S1
06)。
【0030】さらにS106においてホストコンピュー
タ11内に格納された上記操作情報および/または加熱
動作情報を関連付けた加熱調理装置の型式に対応するよ
うに情報を加工しホームページ上での表示体裁に関連づ
けた形に情報を処理して記憶部25に処理結果を格納す
る。
【0031】これらの処理に対して、ホームページ閲覧
人からのレシピ情報や加熱装置の操作情報および/また
は加熱動作情報のダウンロードの要請が生じた時は、そ
の閲覧人が指定した加熱調理装置の型式に対応して予め
加工処理した操作情報および/または加熱動作情報をホ
ームページ閲覧人に送信する。
【0032】以上のシステムにおいて、まず第一のユー
ザ側14がレシピ情報をホスト側に送信する方法につい
て図4および図5を用いて説明する。
【0033】第一のユーザ側14がレシピ情報を登録す
る場合は、まずホストコンピュータ11にアクセスして
図4に示すようなレシピ情報を入力する定型原稿40を
ダウンロードする。図4において、41は調理メニュー
名を記入するウインドウでありプルダウン42をクリッ
クして料理アイテムを選択する。43は使用した加熱調
理装置の名前を記入するウインドウでありプルダウン4
4をクリックして装置の名前を選択する。45は使用し
た加熱調理装置の型式を入力するウインドウ、46は調
理メニューの分量を入力するウインドウ、47は用いた
食材を入力するウインドウであり単位の欄はプルダウン
48をクリックして選択する。49は加熱調理装置の操
作情報を操作手順に従って入力するウインドウであり、
この入力文の記述に当たって定式化する情報はプルダウ
ン50を用いて単位を選択しながら記述する。51は使
用した加熱調理装置の動作情報を添付する時のクリック
ボタン、52は「保存」ボタン、53は保存を中断する
「キャンセル」ボタンである。なお、プルダウン50の
単位情報は、図示したもの以外として加熱調理装置に付
帯した駆動手段の動作に対する回転速度として、たとえ
ば普通、高速、低速など、や回転停止角度として、たと
えば初期値、0度、45度、90度など、を登録してお
くことでユーザが記述文を作成するときの手間を緩和す
ることができる。
【0034】この定型原稿40に所定事項を記述した後
またはその途中において、保存ボタン52をクリックす
るとユーザ側のPCに所定の名前を付けて定型原稿40
を保存する作業になる。
【0035】次にホストコンピュータ11に作成した定
型原稿を送信する方法について説明する。定型原稿の送
信に当たっては、まずインターネット13を介してホス
トコンピュータ11が提供するホームページを閲覧し、
その中のレシピ情報をアップロードする作業を選択す
る。これにより送信手続きが開始する。そしてホストコ
ンピュータ11側でアップロードする定型原稿の記述内
容に対して必須事項の記載漏れチェックがなされ、記載
漏れが無いと判断するとこの定型原稿40の情報をホス
トコンピュータ11が取り込む。取り込んだ情報に対し
てホストコンピュータ11は上述した所定の加工処理を
行ない結果を記憶部25に格納する。
【0036】図5は定型原稿の記述例を示す。調理メニ
ューは「蒸かしいも」54、料理アイテムは「その他」
55、使用した加熱調理装置は「電子レンジ」56、装
置の型式は「NE−JW2」57、使用した材料は「さ
つまいも230g」58で「1人分」59、作り方の内
容60は手順ごとに順番に記述している。この記述入力
において、加熱動作条件に係わる数値データである加熱
電力、温度、時間などはプルダウン50を利用して選択
入力している。具体的な作り方の記述内容例は次の通り
である「被調理物は常時回転とし、被調理物であるさつ
まいもの温度が50℃に達するまでは加熱手段に最大電
力(出力600W)を供給し、50℃に達すると加熱手
段の出力を150Wに低下させてさつまいもの温度が7
5℃に達するまでこの出力で加熱を継続する。そしてさ
つまいもの温度が75℃に達すると加熱手段の出力を6
00Wに高めてさつまいもの温度が90℃になるまで加
熱を継続し、90℃に達すると加熱手段の出力を150
Wに低下させて1分間加熱した後、加熱調理を終了させ
る」。
【0037】加熱装置から加熱動作情報が入手できる場
合は、その情報を定型原稿40に添付することができ
る。この作業はクリックボタン51をクリックすること
で実行できる。加熱動作情報が添付されるとクリックボ
タン51にマークが入る。
【0038】加熱動作情報の型式変換処理においては、
図5の送信画面40上の作り方の欄に記述した記述文6
0のアンダーライン文字(W、分、秒、℃、度など)を
型式変換時の識別文字として用いる。
【0039】次に他のサイトで使用されている記述仕様
のレシピ情報への変換処理例を図6に示す。図6では、
加熱装置の加熱制御条件に関する情報を持たないレシピ
情報例である。
【0040】このように定型原稿への記述内容に対して
所定の変換処理を行って他のサイトでの記述仕様に焼き
直すシステムを提供することにより、レシピ情報を発信
するユーザは同一の定型原稿を利用するだけで様々なサ
イトに対応したレシピ情報が簡単に作成できる。そし
て、ユーザは情報発信の手間を解消するとともに情報発
信意欲を向上させることができる。
【0041】次にホストコンピュータ11からレシピ情
報をダウンロードする方法について図7から図9を用い
て説明する。
【0042】ユーザはホストコンピュータ11にアクセ
スし、そのホームページ上でレシピ情報のダウンロード
要請を入力して取込むレシピ情報の選択をする(S20
1)。この操作に対して図8の料理レシピ検索画面10
0が表示される。この検索画面100において、101
は料理の種類を選択するウインドウ、102は料理の材
料を選択するウインドウでありいずれも図示したような
予め決めた分類名が登録表示されその中から希望のもの
を選択する。103は選択した内容に対して具体的な料
理レシピを検索するための「検索」ボタン、104は
「取消」ボタンである。
【0043】図8の左側の画面100において、料理の
種類を「和食」、料理の材料を「その他」に選択して
「検索」ボタン103をクリックすると図8の右側の画
面105に画面が変わる。画面105において、106
は選択した料理の種類名、107は選択した料理の材料
名が表示される。また108には、ホストコンピュータ
11が格納している「和食*その他」(*は掛け算を示
す)に対応する料理レシピ一覧が表示される。そして各
料理メニューに対応して操作情報のデータが存在する加
熱調理装置の種類が表示される。109は「検索」ボタ
ン、110は「取消」ボタンである。なお、料理レシピ
一覧およびそれに対応した加熱調理装置の種類は一例で
あり、また表示項目が多い場合は画面を上下あるいは左
右にスクロールして全ての項目を検索することができ
る。
【0044】図8の画面105で「カツ丼」を選択する
と図9の左側の画面105となり、「検索」ボタン10
9をクリックすると、図9の右側の画面111が表示さ
れる。画面111において、112は選択した料理レシ
ピ名の表示、113はそのレシピに関連付けられた加熱
調理装置の中で選択した加熱調理装置の名称の表示、そ
して114には113に表示の加熱調理装置に関連付け
られたその装置の型式の一覧が表示される。ユーザが保
有している加熱装置の加熱制御条件を取込みたい場合
は、ボタン115をクリックして型式一覧の表示欄11
4から、希望の型式を選択(選択した状態を図では11
6で示す)する(S202)。そして、加熱動作情報の
ダウンロードを選択するボタン117をクリックする。
【0045】また画面111には、音楽情報や背景情報
を取込んで貼付け選択するボタン118、119を配置
している。音楽情報の取込みを選択すると(S20
3)、いくつかの曲名が表示されその中から希望の曲名
を選択することで選択した料理レシピの調理時間に対応
した時間となるように選択した曲名の流れる時間を圧縮
してレシピ情報に貼付けする。なお、調理時間が曲名に
対して長い場合には同一曲名を反復させて時間を拡張す
る。
【0046】このように選択した料理メニューの調理時
間に対応する時間の間に流れる音楽情報を付与すること
で料理メニューに対して異国情緒や高級店の雰囲気を演
出したり、また調理に対する楽しさを付加させることが
できる。
【0047】また背景情報の取込みを選択すると(S2
04)、レシピにマッチした食器、フォーク、スプーン
あるいはランチョンマットなどの情報を付与してレシピ
情報に貼り付ける。これらの背景情報は選択することも
できるし、レシピ内容に最適な背景情報をコンピュータ
に選択させることもできる。そしてこのような背景情報
をレシピ情報に貼り付けて配信することで食卓上の演出
情報やマナー情報などを付与させることができる。
【0048】120は「ダウンロード」ボタン、121
は「戻る」ボタンである。そして、画面111で型式の
選択、加熱動作情報のダウンロードの選択、音楽情報あ
るいは背景情報の取込み選択をした後、「ダウンロー
ド」ボタン120をクリックすることで選択したレシピ
情報に各種のコンテンツが付与された情報がユーザ側に
送信される(S206)。
【0049】次にダウンロード情報の使用方法について
説明する。
【0050】ユーザ側の加熱調理装置がLAN接続され
ている場合は、ユーザが保有するLAN接続のPCを用
いて加熱調理装置にデータを送信する。
【0051】ユーザ側の加熱調理装置がLAN接続は無
くて記憶媒体ドライブ部を備えている場合は、ユーザが
保有するLAN接続のPCを用いて記憶媒体にデータを
記録する。そしてその記憶媒体を加熱調理装置に挿入す
ることで加熱調理装置の表示部には選択した調理メニュ
ーのレシピ情報が表示され、また取り込んだ情報に加熱
動作条件が付帯されている場合にはその動作条件でもっ
て加熱調理装置が動作することになる。
【0052】また、ユーザ側の加熱調理装置が情報受け
入れができない型式の場合は、ダウンロードした情報を
PCからプリントアウトしてもよい。この場合は装置の
操作情報の記述文章が印刷されることになる。また、ユ
ーザが保有する加熱調理装置の型式がホームページ上の
気に入った加熱情報に関連付けられていない場合は、加
熱動作情報や操作情報の記載がされていないレシピ情報
のみを出力できるようにしても構わない。
【0053】さらには、ホストコンピュータ11はユー
ザ側が加熱動作情報を出力できない加熱調理装置を使用
して得た加熱情報を取り込むようにしても構わない。こ
の場合は、ユーザ側から調理メニューに関する情報と加
熱調理装置の型式と操作情報を受け取ることになる。そ
して取り込んだ情報に対しホストコンピュータ11内で
上述した一連の処理をして加熱情報を格納するようにし
ても構わない。こうすることで、より幅広いユーザから
の加熱情報を集めることができる。
【0054】そして、上述した定型原稿に記述された情
報をそれぞれに変換処理する場合にはその変換処理手段
の使用に対して課金する手段を備えさせている。
【0055】この課金手段を付帯させることでレシピ情
報のコンテンツを高める変換処理の利用価値とその満足
度とを課金制度の利用度合いに基づいて判断することが
でき、変換処理内容の見なおしや処理内容更新に利用す
ることができる。この結果、変換処理内容を時流やユー
ザ満足度に合ったものに更新することができる。
【0056】(実施例2)次に実施例2の加熱方法処理
システムについて説明する。実施例2が実施例1と相違
する点は、集めたレシピ情報を記憶媒体に焼付ける焼付
装置を利用するものである。
【0057】すなわち、この利用にはユーザ側で実行す
る場合とホストコンピュータ側で実行する場合に大別で
きる。まずユーザ側で実行する場合について説明する。
ユーザ側ではユーザ自身が作成したレシピ情報のみをユ
ーザの属性に合わせて分類し各分類ごとに記憶媒体に焼
付けて我が家のレシピ集とすることができる。
【0058】この場合には実施例1で説明した課金処理
は無しでおこなうことができる。また、ホームページか
らダウンロードしたレシピ情報を付帯させることもでき
る。この場合にはダウンロード時に課金処理を希望する
かどうかをユーザの判断にまかせることになる。
【0059】一方、ホストコンピュータ側では、不特定
多数のユーザから送信されてきたレシピ情報を様々な切
り口でもって分類し、各分類毎に情報を記憶媒体に焼付
てそのレシピ集を市販することもできる。この市販に当
たっては、情報を送信したユーザに印税などを還元する
ことでユーザ側の理解をもらったりさらにはユーザ側か
らのより積極的なレシピ情報の提供を醸成する情報イン
フラを形成することができる。
【0060】なお、上記した加熱方法処理システムのす
べてまたはその一部は家庭内のコンピュータ、情報処理
機能を搭載した加熱装置、ホストコンピュータ、インタ
ーネットを介してホストコンピュータに接続できるコン
ピュータや情報端末機器で実行させるプログラムとして
いる。
【0061】(実施例3)次に本発明の実施例3を示す
加熱方法処理システムにおける加熱装置の動作情報を授
受する内容について説明する。
【0062】本発明の加熱動作情報を有効に授受する加
熱装置のブロック構成図例を図10に示す。加熱調理装
置は加熱動作データ処理部200を備える。この加熱動
作データ処理部200は被調理物を加熱調理した時の加
熱調理装置が付帯する操作部に対して外部から入力した
操作情報または加熱調理装置が備える加熱手段201ほ
かの加熱調理時に動作する各種手段の動作情報を記憶す
る記憶部202、記憶媒体と情報の授受をするドライブ
部203、記憶部202の情報をLAN接続を介してP
C側と授受する通信部204を含む。
【0063】加熱調理時に動作する手段としては、加熱
手段201、調理物を移動させるために調理物を載置し
た載置皿を回転させる調理物移動駆動手段205、調理
物を誘電加熱する装置にあっては高周波を放射する放射
手段を回転させる駆動手段206および調理物を収納す
るとともに高周波が供給される加熱室内の高周波分布を
変化させる分布可変手段207を備える。また、これら
の各手段の動作状態を検知する手段として、加熱手段2
01への供給電力に相当する電気信号を検知したり加熱
手段の位置を検知する加熱手段の動作検知手段208、
調理物移動駆動手段205の動作および非動作状態を検
知したり非動作状態における調理物の存在位置に関する
情報として調理物移動駆動手段205の回転角度を判定
したり検知したりする動作検知手段209、放射手段の
駆動手段206の動作および非動作状態を検知したり非
動作状態における放射手段の停止状態に関する情報とし
て駆動手段206の回転角度を判定したり検知したりす
る動作検知手段210および分布可変手段207の可変
動作を分布可変手段207の駆動手段の動作状態から判
定したり検知する動作検知手段211を備える。
【0064】また調理物の物理情報として重量や温度や
形状を検知する調理物の物理情報検知手段212や調理
物を加熱室に出し入れするドアの開閉情報検知手段21
3を備える。そしてこれらの様々な検知手段208〜2
13の出力信号は加熱調理装置全体の制御を実行する制
御手段214に入力させている。
【0065】被調理物の加熱条件の情報は加熱調理装置
の操作部から手動で入力する方法と加熱動作データ処理
部200を介してデータ情報として入力する方法が選択
できる。手動入力の場合は、操作部から入力した加熱条
件(図中で215)を制御手段214が判断する。デー
タ情報として入力する場合は、通信部204を介してデ
ータ情報を取り込んだり記憶媒体の情報をドライブ部2
03を介して取り込んで制御手段214に送信する。ま
た各手段は手動操作(図中で216)によって直接的に
操作することができる。また、加熱動作データ処理部2
00に対して情報処理の開始あるいは終了(図中で21
7)の指令情報を入力することができる。
【0066】制御手段214は、取り込んだ加熱調理条
件および各検知手段から出力された信号に基づいて加熱
手段201、調理物移動駆動手段205、放射手段の駆
動手段206および分布可変手段207の動作を制御し
て被調理物の加熱調理を実行する。また、加熱調理を実
行した時の各手段の動作条件情報や各検知手段から出力
された信号情報を加熱動作情報として加熱動作データ処
理部200に出力する。
【0067】加熱動作データ処理部200は、制御手段
214から送られる加熱動作情報を情報処理の開始/終
了(図中で217)の指令に基づいて時系列に記憶し、
ユーザからの要請に従ってその情報をモデムやLANを
介してPCに出力したり、記憶媒体に直接出力したりす
る。
【0068】なお、加熱調理装置は、調理物移動駆動手
段205、放射手段の駆動手段206および分布可変手
段207をすべて備える必要はなく様々な組合せからな
る仕様を有する装置とすることができる。また、各手段
に対応した検知手段も必須のものではなく様々な仕様に
しても構わない。
【0069】また、加熱手段201が可動するヒータの
場合、加熱手段の動作検知手段208はヒータへの供給
電力やヒータの可動位置を検知する。
【0070】図11は本発明の加熱方法処理システムに
利用できる一実施例の加熱調理装置の構成図であり、上
記説明の加熱調理装置の具体的実施形態の一つを示す。
【0071】図11において、加熱室300は金属材料
から構成された金属境界部である右側壁面301、左側
壁面302、奥壁面303、上壁面304、底壁面30
5及び被調理物を加熱室300内に出し入れする開閉壁
面である開閉扉306(図示していない)により略直方
体形状に構成され、給電された高周波をその内部に実質
的に閉じ込めるように形成している。307は加熱室3
00に給電する高周波を発生する高周波発生手段である
マグネトロン、308はマグネトロン307が発生した
高周波を加熱室300に導く導波管、309は加熱室3
00と導波管308とを高周波的に結合するとともにマ
グネトロン307が発生した高周波を加熱室300内に
放射する給電口であり開閉扉306からみて右側壁面3
01の前後方向の略中央に設けている。310は被調理
物を載置する載置皿であり、回転台311に載置する。
給電口309は回転台311の周縁部と対面する位置に
設けている。312は回転台311とともに載置皿31
0を回転させて被調理物を移動させる回転駆動手段であ
る駆動モータであり、一方向にのみ回転する。この駆動
モータ312を動作させることで回転台311および載
置皿310が回転し被調理物が回転移動する。313は
駆動モータ312の回転角度を検出する検知手段であ
る。
【0072】314はマグネトロン307を駆動するイ
ンバータ駆動電源部、315は装置全体の動作を制御す
る制御手段である。316は被調理物の物理情報として
温度を検知する赤外線検知センサであり4個の検出素子
を有している。各検出素子は右側壁面301の給電口3
09の上方に設けた二つの孔317、318を介して載
置皿310の表面の赤外線量あるいは被調理物が載置さ
れた状態では被調理物の表面の赤外線量を検出し検出し
た信号は制御手段315に入力させている。赤外線検知
センサ316の4個の検出素子の検出領域は図11にお
いて一点破線の丸印319a〜319dで示す領域に設
定している。検出領域319aは載置皿310の略中央
領域、検出領域319dは載置皿310の周縁領域、検
出領域319b、319cはその間の領域に設定してい
る。これにより赤外線検知センサ316は載置皿310
の半径分を検出領域とし載置皿310を回転させること
で載置皿310のほぼ全域の温度を検出することができ
る。制御手段315には、操作部から入力された加熱情
報320、開閉扉306の開閉検知情報321、赤外線
検知センサ316の検知信号、回転角度検知手段313
の検知信号および駆動モータ312の信号回転軸を介し
て被調理物の重量を検出する重量センサ(図示していな
い)からの信号が入力される。そしてこれらの入力情報
に基づいて制御手段315は、インバータ駆動電源部3
14の動作および駆動モータ312の動作を制御して加
熱室300内に収納された被調理物を誘電加熱する。そ
して制御手段315はこの加熱調理時の開閉扉306、
インバータ駆動電源部314および駆動モータ312の
それぞれの動作状態や赤外線検知センサ316の検知信
号の変化を時系列に加熱動作データ処理部322に出力
する。この加熱動作データ処理部322は記憶媒体が組
込まれる。また323は表示部であり、装置が動作中の
加熱動作情報や加熱動作データ処理部322の記憶媒体
から調理レシピに係わる様々な情報を取込んで表示す
る。
【0073】また載置皿310はセラミック材料からな
る丸皿構成とし、回転台311は金属材料にて構成して
いる。また底壁面305および上壁面304の加熱室3
00の外側には輻射加熱用のヒータ(図示していない)
を設けてもよい。
【0074】また、操作部(図示していない)には、加
熱動作データ処理部322が制御手段315から送られ
てくるデータの取込を開始したり終了したりする操作キ
ー、加熱調理を自動処理する「解凍」キーや「あたた
め」キー、使用者の意図に基いて加熱を実行する「加熱
時間入力部」や「加熱温度入力部」、加熱中の被調理物
温度を表示する表示部、加熱開始を入力する「スター
ト」キー、および入力条件をクリアしたり加熱を中断す
る場合に使用する「取消」キーなどを備えている。
【0075】次に図5に示した料理メニューの加熱動作
情報を記憶した記憶媒体を用いてその加熱条件に基づき
加熱調理装置が内蔵する制御手段の動作を図12のフロ
ーチャートを用いて説明する。図12において、S30
1で上記した加熱調理の方法に関する情報を記憶媒体か
ら取込む。被調理物であるさつまいもはたっぷりと水に
浸した後新聞紙などの紙で包み加熱室内に収納載置した
後、ユーザは操作部上の「スタート」キーを押す(S3
02)ことで被調理物の誘電加熱が開始される。なお、
「スタート」キーに先立って「取消」キーが押されると
S301に戻る。また制御手段315は「スタート」キ
ーが押された以降、各手段の動作情報を時系列に取り込
みその情報を表示部に表示する。
【0076】S303でインバータ駆動電源部314を
動作させてマグネトロン307を動作させ給電口309
を介して加熱室300内に高周波(600W)を供給す
る。またS304で回転台311の駆動モータ312を
動作させて載置皿310を回転させる。駆動モータ31
2は同期モータで構成しており、商用電源周波数が60
Hzの場合、載置皿310を一回転させるのに要する時
間は10秒である。
【0077】S305では、制御手段315は0.5秒
間隔で赤外線検知センサ316の検出信号を取り込み、
第一の加熱条件である50℃に達したか否かを判定す
る。被調理物の温度が50℃に達するとS306に進
み、マグネトロン307の出力が150Wになるように
インバータ駆動電源部314の動作条件を変更する。
【0078】つぎにS307では第二の加熱条件である
75℃に達したか否かを判定する。被調理物の温度が7
5℃に達するとS308に進み、マグネトロン307の
出力が600Wになるようにインバータ駆動電源部31
4の動作条件を変更し、S309に進む。
【0079】S309では第三の加熱条件である90℃
に達したか否かを判定する。被調理物の温度が90℃に
達するとS310に進み、マグネトロン307の出力が
150Wになるようにインバータ駆動電源部314の動
作条件を変更しS311に進む。
【0080】S311では第四の加熱条件である1分間
加熱をするために経過時間を判定する。1分間を経過す
るとS312に進み、インバータ駆動電源314の動作
を停止しS313に進む。S313では駆動モータ31
2の電力供給を停止して被調理物の誘電加熱を完了す
る。この一連の動作を実行することで希望の調理ができ
あがる。
【0081】なお、上記の説明では加熱調理装置として
手動動作できる手段を多く備えた電子レンジを例に説明
したが、加熱調理装置としては電気オーブン(オーブン
レンジ)や炊飯器や誘導加熱調理器を用いることもでき
る。この場合、装置から得られる加熱動作データは、加
熱手段の動作が主体の情報となる。
【0082】またも焼付用の媒体は、CD−R、SDカ
ードのようなメモリ媒体など一般に市販されている媒体
を利用し、焼付に関するプログラムソフトも一般の市販
ソフトを用いて実行させることができる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、定
型原稿を用いることでレシピ作成の作業のマニュアル化
ができ作成作業を簡単に行えるようになる。またユーザ
の属性に係わる食材の組合せあるいは用いる食器の影響
を含めて被調理物を実際に加熱調理した時の加熱調理装
置の操作内容の情報あるいは加熱動作情報を記述した定
型原稿に基づいてホストコンピュータはアップロードさ
れたレシピ情報を国別料理、主食・副食、加熱熱源ある
いは装置の機種別などに分類しデータベース化して保管
することにより、様々な加熱調理環境に対応した加熱調
理情報を不特定多数のユーザに高い利便性をもって提供
することができる。またユーザは自身の加熱調理環境に
対応した加熱調理情報を入手できるので、安心して調理
ができる。
【0084】さらに、変換処理手段が定型原稿の記述内
容に基づいて、たとえばアップロードした加熱動作情報
を他の型式の装置の加熱動作情報に変換することで一つ
のレシピ情報の利用価値を高めるとともにより多くのユ
ーザにその利便性を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の加熱調理方法処理システム
を示す全体構成図
【図2】図1のホストコンピュータのブロック図
【図3】図1のレシピ登録処理の内容を示すフローチャ
ート
【図4】本発明の実施例1の定型原稿を説明する図
【図5】図4の情報を記載した原稿画面を説明する図
【図6】図5の定型原稿内容を他のサイトの記述様式に
変換したレシピ情報画面を説明する図
【図7】図1のレシピ情報の取込処理の内容を示すフロ
ーチャート
【図8】図7の処理における検索画面を説明する図
【図9】図7の処理における第2の検索画面を説明する
【図10】本発明の実施例3の加熱装置のブロック図
【図11】図10の一実施形態の加熱装置の構成図
【図12】図10の一実施形態の制御内容を示すフロー
チャート
【符号の説明】
11 ホストコンピュータ 12、16 焼付装置 17、19 加熱装置 20 記憶媒体 22 他のサイト 26 (ホストコンピュータの)処理部(変換処理手
段) 200、315 (加熱装置の)加熱動作データ処理部
(変換処理手段) S203 音楽情報の変換処理 S204 背景情報の変換処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉村 康男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 福本 明美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L086 CA07 CA09 CA11 DA22 DA24 DA28

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レシピを入力する定型原稿をダウンロー
    ドするとともに前記定型原稿をアップロードする時に定
    型原稿に記述された内容を関連するファイルに分類する
    情報処理部とを備えたホストコンピュータを含む加熱方
    法処理システム。
  2. 【請求項2】 レシピを入力する定型原稿をダウンロー
    ドするとともにレシピが入力された定型原稿をアップロ
    ードする情報処理部を備えたホストコンピュータと、前
    記ホストコンピュータからダウンロードしたレシピ情報
    に基づいて加熱方法が決定される加熱装置と、前記定型
    原稿に記述された内容を他の記述様式に変換する変換処
    理手段とを含む加熱方法処理システム。
  3. 【請求項3】 ホストコンピュータは、定型原稿に記述
    されたレシピ内容を他のサイトに対応する記述仕様に変
    換する変換処理手段を有する請求項1記載の加熱方法処
    理システム。
  4. 【請求項4】 ホストコンピュータは、音楽情報を有
    し、ダウンロードされるレシピの調理時間に対応して音
    楽情報を時間圧縮または時間拡張するとともにその音楽
    情報をレシピに貼り付ける変換処理手段を有する加熱方
    法処理システム。
  5. 【請求項5】 ホストコンピータは、背景情報を有し、
    レシピを閲覧する時あるいはレシピをダウンロードする
    時にレシピ内容に背景情報を関連づける変換処理手段を
    有する加熱方法処理システム。
  6. 【請求項6】 変換処理手段の使用に対して課金する手
    段を有する請求項2乃至5のいずれか1項記載の加熱方
    法処理システム。
  7. 【請求項7】 レシピを入力する定型原稿をダウンロー
    ドするとともにレシピが入力された定型原稿をアップロ
    ードする情報処理部を備えたホストコンピュータと、前
    記ホストコンピュータからダウンロードしたレシピ情報
    に基づいて加熱方法が決定される加熱装置と、前記定型
    原稿に記述された内容あるいはホストコンピュータが保
    有するレシピ情報を記憶媒体に焼付ける焼付装置とを含
    む加熱方法処理システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項記載の加
    熱方法処理システムのすべてまたはその一部を機器で実
    行させるプログラム。
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