JP2000355441A - シート案内装置 - Google Patents

シート案内装置

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JP2000355441A
JP2000355441A JP11167853A JP16785399A JP2000355441A JP 2000355441 A JP2000355441 A JP 2000355441A JP 11167853 A JP11167853 A JP 11167853A JP 16785399 A JP16785399 A JP 16785399A JP 2000355441 A JP2000355441 A JP 2000355441A
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sheet
thin plate
elastic thin
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curved
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Kazuhiko Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の小型化を図り、シート搬送時の騒音の
発生を抑制する。 【解決手段】 シート搬送方向における上流側が固定的
に支持され下流側の自由端がシートSの厚さ方向に弾性
的に屈撓可能であって自由端側には折り返された屈曲片
26が形成されている弾性薄板24を湾曲搬送路19に
備える。これにより、湾曲搬送路19を通過するシート
Sの後端がシート搬送部材から外れたときに自らの腰の
強さにより弾性薄板24を圧接するが、弾性薄板24の
屈撓作用によりシートSが伸張するエネルギーを吸収
し、シートSが湾曲搬送路19の内面を叩くことによる
騒音の発生を抑制することができる。また、弾性薄板2
4は自由端側に屈曲片26が形成されているため、シー
トSに接触する自由端に曲面27を形成することがで
き、これにより、弾性薄板24とシートSとの接触によ
る摺接音の発生を抑制することができる。さらに、小さ
な場所で弾性薄板24を支持できるため、装置の小型化
に寄与できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はOA機器において使
用されるシートを所望の部位に案内するシート案内装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、OA機器は小型化の要望が強く、
筐体内部はデッドスペースが形成されないように部品を
配置することが強いられる。これに伴い印字用紙などの
シートの搬送路を湾曲させる場合が多い。一方、シート
はある程度の腰の強さをもっており、湾曲した搬送路に
より曲げられても自らの腰の強さにより伸張しようとす
る。これにより、シートの後端が搬送ローラから外れた
瞬間にシートの後端が跳ね搬送路を形成するガイド板を
叩く。このときに騒音が発生する問題がある。
【0003】給紙時における騒音対策としては、第一の
従来技術(特開平6−255834号公報参照)があ
る。これは、給紙カセット内のシートを給紙ローラによ
りU字型に湾曲された搬送路に送り込みレジストローラ
に受け渡す給紙カセット付紙搬送機構であり、給紙ロー
ラから外れたシートの後端が急激に落下して搬送路を叩
くことがないように、給紙ローラから外れたシートの後
端を回転体で支えるようにしたものである。
【0004】第二の従来技術(特開平10−35946
号公報参照)は、給紙カセットから給紙ローラにより給
紙されたシートを湾曲したガイド部材によりレジストロ
ーラに向けて湾曲させて案内するシート搬送装置であ
り、ガイド部材に給紙方向の上流側に向かうに従い下方
に傾斜する平面案内面を形成し、この広い平面案内面に
給紙カセットから外れたシートの後端を衝突させ、この
ときに空気によるクッション作用を得て騒音の発生を防
止しようとするものである。
【0005】第三の従来技術(特開平8−26526号
公報参照)は、給紙カセットから給紙されたシートを湾
曲した搬送路によりレジストローラに導く場合に、レジ
ストローラの上流側の近傍に弾性薄板を設け、この弾性
薄板をシートとの接触により弾性的に撓ませながら、シ
ートの先端をレジストローラのニップ部に合わせようと
するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の第一の従来技術
は、シートの後端を支える回転体の外径をある程度以上
に大きくしないと効果が期待できない。しかし、回転体
の外径を大きくすることは部品配置のスペースの観点か
ら限りがある。
【0007】第二の従来技術は、シートの後端を支える
平面案内面の面積をある程度以上に広くしなければ効果
が期待できないので、小型化の要求に反する。
【0008】第三の従来技術に示された弾性薄板は、搬
送ローラから外れたシートの後端が跳ねることによる騒
音の発生を防止する効果は期待できない。
【0009】本発明の目的は、設置スペースが小さくて
済む弾性薄板により、湾曲された搬送路を通過するシー
トの後端が跳ね上がることによる騒音の発生を抑制する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
シート搬送部材により送られるシートを所望の部位に案
内する湾曲搬送路と、シート搬送方向における上流側が
固定的に支持され下流側の自由端が前記湾曲搬送路内に
おいて前記シートの厚さ方向に弾性的に屈撓可能であっ
て前記自由端側には折り返された屈曲片が形成されてい
る弾性薄板とを備える。
【0011】したがって、湾曲搬送路を通過するシート
は後端がシート搬送部材から外れたときに自らの腰の強
さによる伸張により弾性薄板を圧接するが、弾性薄板の
屈撓作用によりシートが伸張するエネルギーを吸収する
ことが可能である。これにより、シートは弾性薄板を通
過するときに湾曲搬送路の内面を後端の跳ね上がりによ
って叩打することがない。また、弾性薄板は自由端側に
屈曲片が形成されているため、シートに接触する自由端
に曲面を形成することが可能となる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記弾性薄板は、前記自由端に中央部が凹
む傾斜縁が形成されている。
【0013】したがって、シートの後端が弾性薄板の自
由端を離れる時期は、幅方向の中央が最も早く外側に向
かうに従い遅れることになるため、シートの後端の跳ね
上がりは中央部から外側に向かって徐々に行われる。こ
れにより、シートが弾性薄板を通過するときに跳ね上が
るエネルギーをより効果的に減衰させることが可能とな
る。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載発明
において、前記弾性薄板は、前記自由端に中央部が突出
する傾斜縁が形成されている。
【0015】したがって、シートの後端が弾性薄板の自
由端を離れる時期は、幅方向の外側が最も早く中央部に
向かうに従い遅れることになるため、シートの後端の跳
ね上がりは外側から中央部に向かって徐々に行われる。
さらに、搬送されるシートの進行によりシートの中央部
が弾性薄板の中央部に重なる長さが短くなるに従い弾性
薄板の中央部の腰の強さが弱くなりシートに与える抵抗
が小さくなるため、シートが弾性薄板を通過するときに
跳ね上がるエネルギーをより効果的に減衰させることが
可能となる。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
の何れか一記載の発明において、前記屈曲片の内面は前
記弾性薄板の母材に対して粘着剤により接着されてい
る。
【0017】したがって、弾性薄板の屈曲片の形状を長
期に亘り一定に維持することが可能となる。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
記載の発明において、前記湾曲搬送路は中間部に他の搬
送路が合流され、前記弾性薄板は前記屈曲片の端縁が前
記湾曲搬送路と前記他の搬送路とを仕切るガイド部材に
密着する状態で支持されている。
【0019】したがって、弾性薄板に形成した屈曲片の
端縁は湾曲搬送路と他の搬送路との何れに対しても表面
に露出することがなく、シートの先端が屈曲片の端縁に
引っかかる状態を回避することが可能となる。
【0020】請求項6記載の発明は、シート搬送部材に
より送られるシートを所望の部位に案内する湾曲搬送路
と、シート搬送方向における上流側が固定的に支持され
下流側の自由端が前記湾曲搬送路内において前記シート
の厚さ方向に弾性的に屈撓可能であって前記自由端に中
央部が凹む傾斜縁が形成されている弾性薄板とを備え
る。
【0021】したがって、湾曲搬送路を通過するシート
は後端がシート搬送部材から外れたときに自らの腰の強
さによる伸張により弾性薄板を圧接するが、このときに
弾性薄板の屈撓作用によりシートが伸張するエネルギー
を吸収することができる。しかも、弾性薄板の自由端に
は中央部が凹む傾斜縁が形成されているので、シートの
後端が弾性薄板の自由端を離れる時期は、幅方向の中央
が最も早く外側に向かうに従い遅れることになるため、
シートの後端の跳ね上がりは中央部から外側に向かって
徐々に行われる。これにより、シートが弾性薄片を通過
するときに跳ね上がるエネルギーをより効果的に減衰さ
せることが可能となる。
【0022】請求項7記載の発明は、シート搬送部材に
より送られるシートを所望の部位に案内する湾曲搬送路
と、シート搬送方向における上流側が固定的に支持され
下流側の自由端が前記湾曲搬送路内において前記シート
の厚さ方向に弾性的に屈撓可能であって前記自由端に中
央部が突出する傾斜縁が形成されている弾性薄板とを備
える。
【0023】したがって、湾曲搬送路を通過するシート
は後端がシート搬送部材から外れたときに自らの腰の強
さによる伸張により弾性薄板を圧接するが、このときに
弾性薄板の屈撓作用によりシートが伸張するエネルギー
を吸収することができる。しかも、弾性薄板の自由端に
は中央部が突出する傾斜縁が形成されているので、シー
トの後端が弾性薄板の自由端を離れる時期は、幅方向の
外側が最も早く中央部に向かうに従い遅れることになる
ため、シートの後端の跳ね上がりは外側から中央部に向
かって徐々に行われる。さらに、搬送されるシートの進
行によりシートの中央部が弾性薄板の中央部に重なる長
さが短くなるに従い弾性薄板の中央部の腰の強さが弱く
なりシートに与える抵抗が小さくなるため、シートが弾
性薄片を通過するときに跳ね上がるエネルギーをより効
果的に減衰させることが可能となる。
【0024】請求項8記載の発明は、請求項1ないし7
の何れか一記載の発明において、前記弾性薄板はこの弾
性薄板を支持する支持部材と等しい材料により形成され
ている。
【0025】したがって、シートが跳ね上がることによ
る騒音を弾性薄板により防止することが可能となる。さ
らに、リサイクルに際し、弾性薄板とこの弾性薄板を支
持する支持部材とを分別する煩わしさを解消することが
可能となる。
【0026】請求項9記載の発明は、請求項1ないし8
の何れか一記載の発明において、前記弾性薄板はポリエ
チレンテレフタレートにより形成されている。
【0027】したがって、シートの跳ね上がりによる騒
音を弾性薄板により防止することが可能となる。さら
に、弾性薄板の材料は入手が容易でコストも安く、加工
性もよく、高品質に維持することが可能となる。
【0028】請求項10記載の発明は、請求項1ないし
8の何れか位置記載の発明において、前記弾性薄板はポ
リスチレンにより形成されている。
【0029】したがって、シートの跳ね上がりによる騒
音を弾性薄板により防止することが可能となる。さら
に、弾性薄板を安い材料で製作することが可能である。
また、OA機器の構造物は、成形性、寸法安定性、機械
的特性、耐薬品性等において優れたアクリロニトリル−
ブタジエンスチレン樹脂により形成されている場合が多
いので、このような場合に弾性薄板をポリスチレンによ
り形成することにより、リサイクルに際し、OA機器の
構造物と弾性薄板とを分別する煩わしさを解消すること
が可能となる。
【0030】請求項11記載の発明は、請求項1ないし
10の何れか一記載の発明において、前記弾性薄板は搬
送する前記シートの色と異なる色に着色されている。
【0031】したがって、弾性薄板とシートとの区別が
容易となる。これにより、ジャム処理に際して、弾性薄
板をシートと誤って引っ張る操作ミスを防止することが
可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図4に基づいて説明する。図1は画像形成装置の
概要を示す縦断正面図である。図中、1は筐体である。
この筐体1の上部にはスキャナ2が設けられている。こ
のスキャナ2は、コンタクトガラス3の上に置いた原稿
からの反射画像を走査光学系4により偏向し、その偏向
された反射画像をレンズ5によりCCD6に結像するも
ので、図示しないがコンタクトガラス3に原稿を押える
押え板や原稿をコンタクトガラス3上に搬送する原稿送
り装置を備える。
【0033】また、筐体1の中間部には電子写真方式の
プリンタ部7が設けられている。このプリンタ部7は、
図1において、感光体8を反時計方向に回転させる過程
で帯電器9により帯電させ、前述したCCD6の読取画
像に基づいて光書き込みユニット10により感光体8の
帯電部分に光を照射して静電潜像を形成し、この静電潜
像を現像器11により現像し、この間に感光体8の外周
に給紙されたシートSに感光体8上の現像画像を転写器
12により転写し、転写後のシートSを定着装置13に
搬送し、ここでシートS上の転写画像を定着する。
【0034】このようなプリンタ部7とスキャナ2との
間には排紙トレイ14が配設されている。定着装置13
には排紙トレイ14の排紙受け入れ側と対向する排紙ロ
ーラ15が設けられている。
【0035】さらに、筐体1の下部には給紙カセット1
6が水平方向に引き出し可能に設けられ、この給紙カセ
ット16内のシートSを一枚ずつ引き出すシート搬送部
材としての給紙ローラ17と、感光体8の近傍に位置す
るレジストローラ18とは筐体1に設けられている。そ
して、給紙ローラ17とレジストローラ18との間には
湾曲搬送路19が設けられている。この湾曲搬送路19
は、給紙カセット16内のシートSをレジストローラ1
8に導くためのもので、給紙カセット16の一部に形成
した断面弧状のガイド20と、このガイド20の上部に
配置されて筐体1に設けられたガイド21と、このガイ
ド21に対向して筐体1に設けられたガイド22とによ
り形成されている。また、給紙カセット16には下方か
ら給紙される他のシート(図示せず)をレジストローラ1
8に導くための他の搬送路23が形成されている。この
他の搬送路23は湾曲搬送路19の中間部に合流され、
その合流部分には弾性薄板24が設けられている。
【0036】図2は弾性薄板24の支持構造を示す縦断
正面図、図3は弾性薄板24の斜視図、図4は弾性薄板
を側縁から見た説明図である。弾性薄板24は、ポリエ
チレンテレフタレート等のように弾性的に屈撓可能な材
料により形成され、シート搬送方向における上流側が支
持部材25に固着されている。この支持部材25は、こ
の例では給紙カセット16の一部であり、且つ湾曲搬送
路19と他の搬送路23とを仕切るガイド部材を兼ねて
いる。下流側の自由端が湾曲搬送路19内においてシー
トSの厚さ方向に弾性的に屈撓可能に設けられている。
そして、弾性薄板24の自由端側にはその弾性薄板24
を折り返した屈曲片26が形成され、したがって、弾性
薄板24の自由端には曲面27が形成されている。ま
た、屈曲片26の内面は弾性薄板24の母材に対して粘
着剤28により接着されている。なお、粘着剤28は両
面接着テープ、接着剤等を含む。
【0037】このような構成において、図2を参照して
給紙動作について説明する。給紙後の画像形成動作につ
いては既に述べた通りであるので説明を省略する。
【0038】給紙ローラ17により給紙カセット16か
ら送り出されたシートSは、先端縁が湾曲搬送路19の
ガイド20に突き当たり、このガイド20に沿って上方
に湾曲され、続いて弾性薄板24により案内され、ガイ
ド21とガイド22との間を通る。ガイド21,22の
間隔は下流側に向かうに従い狭くなり、シートSはレジ
ストローラ18のニップ部に導かれる。それ以後は感光
体8(図1参照)に同期して回転するレジストローラ1
8により感光体8に向けて搬送される。この際、シート
Sは湾曲搬送路19により湾曲されるが、後端縁が給紙
ローラ17及び給紙カセット16から外れると自らの腰
の強さにより伸張しようとするので、シートSが弾性薄
板24を圧接する。このときに弾性薄板24はシートS
の圧力により屈撓するため、シートSが弾性薄板24を
通過するときに、仮想線で示すように湾曲搬送路19の
内面(ガイド22の内面)に向けて跳ねるが、そのエネ
ルギーは叩打する程のものではなく、叩打音は発生しな
い。
【0039】本実施の形態では、湾曲搬送路19の中間
部に他の搬送路23が合流しているので、その合流点で
は湾曲搬送路19が広くなる。これにより、シートSの
後端はガイド20を通過したときに腰の強さにより伸張
してガイド22の内面に向けて跳ねるので、図2に示す
ように、その合流点に弾性薄板24を配置することが最
も効果的な弾性薄板24の使用形態である。
【0040】また、他の搬送路23の有無に関係なく、
図2に示すように、半径方向内側のガイド21の外側
に、ガイド20と、このガイド20の下流側の部分に対
して上流側の部分が外側に位置するように段差をつけて
ガイド22配置することにより、湾曲搬送路19を形成
することがある。これは、部品配置の都合でガイド2
0,22を連続して一体に形成することができにくい場
合に採用される構造であるが、このように、シートSを
ガイド20から段差のあるガイド22に導く構造を採用
するときに、ガイド20とガイド22との空間部に弾性
薄板24をし、シートSの伸張による騒音の発生を弾性
薄板24により防止する使用形態でもよい。
【0041】さらに、図示しないが、U字型に湾曲され
た二枚のガイドを対向させて湾曲通路を形成する場合、
湾曲搬送路の入口側を広くし、出口側を狭くすることが
よく行われている。このような場合に、外側のガイドの
内面に内側のガイドの内面に向けて延出する弾性薄板を
固定し、この弾性薄板の屈撓作用によりシートの後端が
跳ねるエネルギーを吸収する使用形態もある。
【0042】そして、弾性薄板24は自由端側に屈曲片
26が形成されているため、シートSに接触する自由端
に曲面27を形成することができる。すなわち、弾性薄
板24の自由端にはエッジが存在しないので、弾性薄板
24とシートSとの間で摺接音が発生することがない。
【0043】さらに、屈曲片26の内面は弾性薄板24
の母材に対して粘着剤28により接着されているので、
屈曲片26はめくり返ることがなく、長期に亘り一定の
形状に維持される。
【0044】次に、本発明の第二の実施の形態を図5に
基づいて説明する。本実施の形態及びこれに続く他の実
施の形態において、前記実施の形態と同一部分は同一符
号を付し、説明を省略する。本実施の形態は、弾性薄板
24を固定的に支持する部材として、シートSを案内す
る支持部材29を他の搬送路23の内部に設け、弾性薄
板24をこの支持部材29と等しい材料により形成した
ものである。したがって、リサイクルに際し、弾性薄板
24とこの弾性薄板24を支持する支持部材29とを分
別する煩わしさを解消することができる。なお、支持部
材29はシートを案内すれるガイドとしての機能を兼ね
るものである。
【0045】次に、本発明の第三の実施の形態を図6に
基づいて説明する。本実施の形態における弾性薄板24
は、自由端に中央部がV字形(或いは弧状)に凹む傾斜
縁30が形成されている。この場合、傾斜縁30を有す
る弾性薄板24は、図6(a)に示すように自由端側に
屈曲片26を備えていなくても、図6(b)に示すよう
に自由端側に屈曲片26を備えていてもよい。
【0046】図6(a)(b)に示すように、中央部が
凹む傾斜縁30が形成された弾性薄板24を用いる場合
には、シートSの後端が弾性薄板24の自由端を離れる
時期は、幅方向の中央が最も早く外側に向かうに従い遅
れることになる。このため、シートSの後端の跳ね上が
りは中央部から外側に向かって徐々に行われる。これに
より、シートSが跳ね上がるエネルギーをより効果的に
減衰させることができる。なお、図6(a)(b)の比
較では、(b)の方が弾性薄板24の自由端にエッジが
存在しないので、シートSとの接触による摺接音の発生
を抑制する上で有利である。
【0047】次に、本発明の第四の実施の形態を図7及
び図8に基づいて説明する。本実施の形態における弾性
薄板24は、自由端に中央部が逆V字形(或いは弧状)
に突出する傾斜縁31が形成されている。この場合、傾
斜縁31を有する弾性薄板24は、図7(a)に示すよ
うに自由端側に屈曲片26を備えていなくても、図7
(b)に示すように自由端側に屈曲片26を備えていて
もよい。
【0048】図7(a)(b)に示すように、中央部が
凹む傾斜縁31が形成された弾性薄板24を用いる場合
には、シートSの後端が弾性薄板24の自由端を離れる
時期は、幅方向の外側が最も早く中央部に向かうに従い
遅れることになる。このため、シートSの後端の跳ね上
がりは外側から中央部に向かって徐々に行われる。さら
に、搬送されるシートSの進行によりシートSの中央部
が弾性薄板24の中央部に重なる長さが短くなるに従い
弾性薄板24の中央部の腰の強さが弱くなり、図8に仮
想線で示すように、弾性薄板24はシートSに与える抵
抗が小さくなり屈撓し易くなる。これにより、シートS
が跳ね上がるエネルギーをより効果的に減衰させること
ができる。この場合も、図7(a)(b)の比較では、
(b)の方が弾性薄板24の自由端にエッジが存在しな
いので、シートSとの接触による摺接音の発生を抑制す
る上で有利である。
【0049】次に、本発明の第五の実施の形態を図9に
基づいて説明する。本実施の形態では、湾曲搬送路19
の中間部に他の搬送路23が合流されている。そして、
弾性薄板24は屈曲片26の端縁が湾曲搬送路19と他
の搬送路23とを仕切るガイド部材(支持部材を兼ね
る)25に密着する状態で支持されている。
【0050】したがって、弾性薄板24に形成した屈曲
片26の端縁は湾曲搬送路19と他の搬送路23との何
れに対しても表面に露出することがない。したがって、
シートSの先端が屈曲片26の端縁に引っかかる状態を
回避することができる。
【0051】なお、上記の弾性薄板24はポリエチレン
テレフタレート(PET)により形成されているため、
材料の入手が容易でコストも安く、加工性もよく、高品
質に維持することができる。或いは、弾性薄板24を安
価なポリスチレン(PS)により形成してもよい。
【0052】OA機器の構造物は、成形性、寸法安定
性、機械的特性、耐薬品性等において優れたアクリロニ
トリル−ブタジエンスチレン樹脂により形成されている
場合が多い。本実施の形態では、例えば給紙カセット1
6やガイド部材29等が相当する。このような場合に弾
性薄板24をポリスチレンにより形成することにより、
リサイクルに際し、給紙カセット16やガイド部材29
に対して弾性薄板24を分別する煩わしさを解消するこ
とができる。
【0053】さらに、弾性薄板24をシートSの色と異
なる色に着色することにより、弾性薄板24とシートS
との黙視による区別を容易にすることができる。着色の
色は、例えばシートSとの区別がつき易い黒、紺、灰色
等が上げられる。これにより、ジャム処理に際して、弾
性薄板24をシートSと誤って引っ張る操作ミスを防止
することができる。また、弾性薄板24はシートSに比
較すると汚れている場合が多いが、シートSと誤認して
触れることが回避されるため、手を汚す不快感を感じる
ことはない。
【0054】本発明は、上記のように給紙過程において
シートを案内するシート案内装置に限られるものではな
く、画像形成後におけるシートの搬送過程でシートを案
内する場合にも適用できるものである。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、シート搬
送方向における上流側が固定的に支持され下流側の自由
端がシートの厚さ方向に弾性的に屈撓可能であって自由
端側には折り返された屈曲片が形成されている弾性薄板
を湾曲搬送路に備えるので、湾曲搬送路を通過するシー
トは後端がシート搬送部材から外れたときに自らの腰の
強さによる伸張により弾性薄板を圧接するが、弾性薄板
の屈撓作用によりシートが伸張するエネルギーを吸収す
ることができる。これにより、シートの伸張による後端
の跳ね上がりによって湾曲搬送路の内面を叩打すること
がなく、叩打音の発生を抑制することができる。また、
弾性薄板は自由端側に屈曲片が形成されているため、シ
ートに接触する自由端に曲面を形成することができ、こ
れにより、弾性薄板とシートとの接触による摺接音の発
生を抑制することができる。さらに、小さな場所で弾性
薄板を支持できるため、装置の小型化に寄与することが
できる。
【0056】請求項2記載の発明によれば、弾性薄板は
自由端に中央部が凹む傾斜縁が形成されているので、シ
ートの後端が弾性薄板の自由端を離れる時期は、幅方向
の中央が最も早く外側に向かうに従い遅れることになる
ため、シートの後端の跳ね上がりは中央部から外側に向
かって徐々に行われる。これにより、シートが跳ね上が
るエネルギーをより効果的に減衰させることができる。
【0057】請求項3記載の発明によれば、弾性薄板は
自由端に中央部が突出する傾斜縁が形成されているの
で、シートの後端が弾性薄板の自由端を離れる時期は、
幅方向の外側が最も早く中央部に向かうに従い遅れるこ
とになるため、シートの後端の跳ね上がりは外側から中
央部に向かって徐々に行われる。さらに、搬送されるシ
ートの進行によりシートの中央部が弾性薄板の中央部に
重なる長さが短くなるに従い弾性薄板の中央部の腰の強
さが弱くなりシートに与える抵抗が小さくなるため、シ
ートが跳ね上がるエネルギーをより効果的に減衰させる
ことができる。
【0058】請求項4記載の発明によれば、屈曲片の内
面は弾性薄板の母材に対して粘着剤により接着されてい
るので、弾性薄板の屈曲片の形状を長期に亘り一定に維
持することができる。
【0059】請求項5記載の発明によれば、湾曲搬送路
は中間部に他の搬送路が合流され、弾性薄板は屈曲片の
端縁が湾曲搬送路と他の搬送路とを仕切るガイド部材に
密着する状態で支持されているので、弾性薄板に形成し
た屈曲片の端縁は湾曲搬送路と他の搬送路との何れに対
しても表面に露出することがなく、これにより、何れの
搬送路でシートを搬送する場合でも、シートの先端が屈
曲片の端縁に引っかかる状態を回避することができる。
【0060】請求項6記載の発明によれば、シート搬送
方向における上流側が固定的に支持され下流側の自由端
がシートの厚さ方向に弾性的に屈撓可能であって自由端
側には折り返された屈曲片が形成されている弾性薄板を
湾曲搬送路に備えるので、湾曲搬送路を通過するシート
は後端がシート搬送部材から外れたときに自らの腰の強
さによる伸張により弾性薄板を圧接するが、弾性薄板の
屈撓作用によりシートが伸張するエネルギーを吸収する
ことができる。これにより、シートの伸張による後端の
跳ね上がりにより湾曲搬送路の内面を叩打することがな
く、叩打音の発生を抑制することができる。しかも、弾
性薄板の自由端には中央部が凹む傾斜縁が形成されてい
るので、シートの後端が弾性薄板の自由端を離れる時期
は、幅方向の中央が最も早く外側に向かうに従い遅れる
ことになるため、シートの後端の跳ね上がりは中央部か
ら外側に向かって徐々に行われる。これにより、シート
が跳ね上がるエネルギーをより効果的に減衰させること
が可能となる。さらに、小さな場所で弾性薄板を支持で
きるため、装置の小型化に寄与することができる。
【0061】請求項7記載の発明によれば、シート搬送
方向における上流側が固定的に支持され下流側の自由端
がシートの厚さ方向に弾性的に屈撓可能であって自由端
側には折り返された屈曲片が形成されている弾性薄板を
湾曲搬送路に備えるので、湾曲搬送路を通過するシート
は後端がシート搬送部材から外れたときに自らの腰の強
さによる伸張により弾性薄板を圧接するが、弾性薄板の
屈撓作用によりシートが伸張するエネルギーを吸収する
ことができる。これにより、シートの伸張による後端の
跳ね上がりにより湾曲搬送路の内面を叩打することがな
く、叩打音の発生を抑制することができる。しかも、弾
性薄板の自由端には中央部が突出する傾斜縁が形成され
ているので、シートの後端が弾性薄板の自由端を離れる
時期は、幅方向の外側が最も早く中央部に向かうに従い
遅れることになるため、シートの後端の跳ね上がりは外
側から中央部に向かって徐々に行われる。さらに、搬送
されるシートの進行によりシートの中央部が弾性薄板の
中央部に重なる長さが短くなるに従い弾性薄板の中央部
の腰の強さが弱くなりシートに与える抵抗が小さくなる
ため、シートが跳ね上がるエネルギーをより効果的に減
衰させることが可能となる。さらに、小さな場所で弾性
薄板を支持できるため、装置の小型化に寄与することが
できる。
【0062】請求項8記載の発明によれば、弾性薄板は
この弾性薄板を支持する支持部材と等しい材料により形
成されているので、シートが跳ね上がることによる騒音
を弾性薄板により防止することができ、さらに、リサイ
クルに際し、弾性薄板とこの弾性薄板を支持する支持部
材とを分別する煩わしさを解消することができる。
【0063】請求項9記載の発明によれば、弾性薄板は
ポリエチレンテレフタレートにより形成されているの
で、シートの跳ね上がりによる騒音を弾性薄板により防
止することができ、さらに、弾性薄板の材料は入手が容
易でコストも安く、加工性もよく、弾性薄板の品質を向
上させることができる。
【0064】請求項10記載の発明によれば、弾性薄板
はポリスチレンにより形成されている、シートの跳ね上
がりによる騒音を弾性薄板により防止することができ、
さらに、弾性薄板を安い材料で製作することができる。
また、OA機器の構造物は、成形性、寸法安定性、機械
的特性、耐薬品性等において優れたアクリロニトリル−
ブタジエンスチレン樹脂により形成されている場合が多
いので、このような場合に弾性薄板をポリスチレンによ
り形成することにより、リサイクルに際し、OA機器の
構造物と弾性薄板とを分別する煩わしさを解消すること
ができる。
【0065】請求項11記載の発明によれば、弾性薄板
はシートの色と異なる色に着色されているので、弾性薄
板とシートとの区別が容易となる。これにより、ジャム
処理に際して、弾性薄板をシートと誤って引っ張る操作
ミスを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態における画像形成装
置の概要を示す縦断正面図である。
【図2】弾性薄板の支持構造を示す縦断側面図である。
【図3】弾性薄板を示す斜視図である。
【図4】弾性薄板を側縁から見た説明図である。
【図5】本発明の第二の実施の形態における弾性薄板の
支持構造を示す縦断側面図である。
【図6】本発明の第三の実施の形態における弾性薄板及
びその支持構造を示す斜視図である。
【図7】本発明の第四の実施の形態における弾性薄板及
びその支持構造を示す斜視図である。
【図8】弾性薄板の支持構造を示す縦断側面図である。
【図9】本発明の第五の実施の形態における弾性薄板の
支持構造を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
S シート 17 シート搬送部材 19 湾曲搬送路 24 弾性薄板 25 支持部材、ガイド部材 26 屈曲片 28 粘着剤 29 支持部材 30,31 傾斜縁

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート搬送部材により送られるシートを
    所望の部位に案内する湾曲搬送路と、 シート搬送方向における上流側が固定的に支持され下流
    側の自由端が前記湾曲搬送路内において前記シートの厚
    さ方向に弾性的に屈撓可能であって前記自由端側には折
    り返された屈曲片が形成されている弾性薄板と、を備え
    るシート案内装置。
  2. 【請求項2】 前記弾性薄板は、前記自由端に中央部が
    凹む傾斜縁が形成されている請求項1記載のシート案内
    装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性薄板は、前記自由端に中央部が
    突出する傾斜縁が形成されている請求項1記載のシート
    案内装置。
  4. 【請求項4】 前記屈曲片の内面は前記弾性薄板の母材
    に対して粘着剤により接着されている請求項1ないし3
    の何れか一記載のシート案内装置。
  5. 【請求項5】 前記湾曲搬送路は中間部に他の搬送路が
    合流され、前記弾性薄板は前記屈曲片の端縁が前記湾曲
    搬送路と前記他の搬送路とを仕切るガイド部材に密着す
    る状態で支持されている請求項1ないし4の何れか一記
    載のシート案内装置。
  6. 【請求項6】 シート搬送部材により送られるシートを
    所望の部位に案内する湾曲搬送路と、 シート搬送方向における上流側が固定的に支持され下流
    側の自由端が前記湾曲搬送路内において前記シートの厚
    さ方向に弾性的に屈撓可能であって前記自由端に中央部
    が凹む傾斜縁が形成されている弾性薄板と、を備えるシ
    ート案内装置。
  7. 【請求項7】 シート搬送部材により送られるシートを
    所望の部位に案内する湾曲搬送路と、 シート搬送方向における上流側が固定的に支持され下流
    側の自由端が前記湾曲搬送路内において前記シートの厚
    さ方向に弾性的に屈撓可能であって前記自由端に中央部
    が突出する傾斜縁が形成されている弾性薄板と、を備え
    るシート案内装置。
  8. 【請求項8】 前記弾性薄板はこの弾性薄板を支持する
    支持部材と等しい材料により形成されている請求項1な
    いし7の何れか一記載のシート案内装置。
  9. 【請求項9】 前記弾性薄板はポリエチレンテレフタレ
    ートにより形成されている請求項1ないし8の何れか一
    記載のシート案内装置。
  10. 【請求項10】 前記弾性薄板はポリスチレンにより形
    成されている請求項1ないし8の何れか一記載のシート
    案内装置。
  11. 【請求項11】 前記弾性薄板は搬送する前記シートの
    色と異なる色に着色されている請求項1ないし10の何
    れか一記載のシート案内装置。
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