JP2000355395A - 液面被覆方法及び液面被覆材 - Google Patents

液面被覆方法及び液面被覆材

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JP2000355395A
JP2000355395A JP11202106A JP20210699A JP2000355395A JP 2000355395 A JP2000355395 A JP 2000355395A JP 11202106 A JP11202106 A JP 11202106A JP 20210699 A JP20210699 A JP 20210699A JP 2000355395 A JP2000355395 A JP 2000355395A
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Japan
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liquid
liquid surface
regular
plate
board
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JP11202106A
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Shingo Yoshitomi
進吾 吉冨
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Aramu KK
Original Assignee
Aramu KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明では、簡単な単一構造の浮き体で液面を
隙間なく埋めて液体を気体から遮断することの出来る液
面被覆方法及び液面被覆材を提供することを課題とす
る。 【構成】本発明では、正三角形、正四角形或いは正六角
形のうちのどれらか同一形状の板体1を多数浮かべて液
面を覆う液面被覆方法とした。また、液体の比重よりも
軽い素材で平面視が正三角形、正四角形或いは正六角形
の板体1に形成して液面被覆材を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体の表面に浮かべて
気体が液体中に溶け込んだり液体が蒸発したりするのを
防ぎ、さらには液体を保温する効果や臭気が発散するの
を防ぐ効果のある液面被覆方法及び液面被覆材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年において、空気を抜いた水つまり脱
気水を配管に流すことで配管の酸化を防ぐ技術が普及し
てきたが、従来より空気が液体中に溶け込んだり液体が
蒸発するのを防ぐ為に多数の浮き体を液面上に浮かべて
液体を空気から遮断しようとする技術手段が有る。例え
ば、特開平5−12469号の公開特許公報には液面に
浮かべる中空のフロートボールが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のフロートボール
は、中空に形成しその内部に液体の比重に合わせてボー
ルの最大径部分が液面となるように浮力を調整する錘を
入れた構造であるために、複雑で製造コストが高い。ま
た、このフロートボールは球状になっているために液面
に浮かべた場合に図5に示す如く各フロートボール10
が互いに密着しないで隙間11が生じ液体を空気から完
全には遮断できない。この空気に触れる隙間11を少な
くするためにフロートボール10よりも小さな球状浮き
体を混ぜて液面に浮かせることも行われているが、小さ
な球状浮き体が液体のフィルターに引っかかって液体の
流れが悪くなるなどの問題が生じていた。そこで、本発
明では、簡単な単一構造の浮き体で液面を隙間なく埋め
て液体を気体から遮断することの出来る液面被覆方法及
び液面被覆材を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、正三角形、
正四角形或いは正六角形のうちのどれらか同一形状の板
体1を多数浮かべて液面を覆う液面被覆方法とした。ま
た、液面被覆材を液体の比重よりも軽い素材で平面視が
正三角形、正四角形或いは正六角形となる板体1に形成
した。さらには、正多角形板体1の上下両側に滑り面2
を形成して液面被覆材を構成した。
【0005】
【発明の作用及び効果】本発明は、平面視が正三角形、
正四角形或いは正六角形のうちのどれらか同一形状の板
体1を多数液面に浮かべるので、板体1が表面張力で集
まりながら各角部が密着して隙間なく液面を覆うことに
なり、板体1の浮き上がり程度に関係なくつまり液体の
比重が変動しても各板体1が液面を隙間なく覆って浮く
ことになり、液体を一層の板体1で効果的に覆うことが
出来る。また、板体1の上下両側に滑り面2を形成する
ことで、板体1の投入時や液体の注入時に各板体1が滑
って重なり合うことなく液面上に広がって最小の個数で
効果的に液面を覆うことが出来る。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を示す図面を参照しな
がら説明する。この実施例では、図1に示す如く、液面
被覆材を平面視の形状が正六角形になるようにして、最
大幅Dに対して厚みTを1/4〜1/7程度の板体1に
している。この板体1の上下両側には中央が膨らんだ膨
出部3を設けてその頂点4から周縁に向けて僅かに傾斜
した滑り面2を形成していて、液面被覆材が重なった場
合に滑り落ち易いようにしている。この液面被覆材は樹
脂で成形し図2に示す如く、内部5は発泡して軽くなる
ようにし外周部6は表面が滑りやすいように密にしてい
る。
【0007】液面被覆材の平面視の形状は、上記の正六
角形の他に正三角形や正四角形でもよいが、液面被覆材
を液面に投入した際に正六角形の板体1が最も速く液面
を覆うようになる。また、この液面被覆材は液体に対す
る比重が0.85から0.95程度となるようにするの
が液面に浮いた場合の安定がよく、材質は、液体が水の
場合には発泡ポリエチレンが耐久性に優れていて良い
が、覆う液体の種類によって侵されない材質を適宜に選
べば良い。液面被覆材を液体中に投入すると、図3と図
4に示す如く液面7を一層の液面被覆材で隙間無く覆
い、液体と空気の遮断や液体の保温更には臭気の発散防
止等の効果がある。なお、液面被覆材は板状にしている
が、これは液面被覆材が平面視で正多角形状になって安
定して浮くようにするためで、厚みTが大きすぎると傾
いたり起立して浮くようになるため、最大幅Dに対する
厚みTの割合T/Dをあまり大きくしてはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明実施例の断面を示す正断面図である。
【図3】本発明実施例の使用状焦を示す平面図である。
【図4】本発明実施例の使用状態を示す側断面図であ
る。
【図5】従来の使用状態を示す平面図である。
【符号の説明】 1 板体 2 滑り面 3 膨出部 4 頂点

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正三角形、正四角形或いは正六角形のうち
    のどれらか同一形状の板体(1)を多数浮かべて液面を
    覆う液面被覆方法。
  2. 【請求項2】液体の比重よりも軽い素材で平面視が正三
    角形、正四角形或いは正六角形の板体(1)に形成した
    液面被覆材。
  3. 【請求項3】正多角形板体(1)の上下両側に滑り面
    (2)を形成してなる請求項2に記載の液面被覆材。
  4. 【請求項4】正多角形板体(1)の上下両側の中央に膨
    出部(3)を設けてこの膨出部(3)の頂点(4)から
    周縁部に向かう滑り面(2)を形成してなる請求項3に
    記載の液面被覆材。
JP11202106A 1999-06-11 1999-06-11 液面被覆方法及び液面被覆材 Pending JP2000355395A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013035548A (ja) * 2011-08-03 2013-02-21 Aramu Kk 液面被覆用フロート
CN113387066A (zh) * 2020-03-11 2021-09-14 中国石油化工股份有限公司 浮板及拱顶油罐
WO2023243163A1 (ja) * 2022-06-16 2023-12-21 住友電気工業株式会社 タンク、及びレドックスフロー電池システム

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