JP2000355305A - 製品の集積供給装置及びその集積供給方法 - Google Patents

製品の集積供給装置及びその集積供給方法

Info

Publication number
JP2000355305A
JP2000355305A JP11165339A JP16533999A JP2000355305A JP 2000355305 A JP2000355305 A JP 2000355305A JP 11165339 A JP11165339 A JP 11165339A JP 16533999 A JP16533999 A JP 16533999A JP 2000355305 A JP2000355305 A JP 2000355305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
products
integrated
roller
measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11165339A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4137294B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Shinoda
清 信田
Takashi Sugihara
崇史 杉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
Original Assignee
Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Automatic Machinery Works Ltd filed Critical Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
Priority to JP16533999A priority Critical patent/JP4137294B2/ja
Publication of JP2000355305A publication Critical patent/JP2000355305A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4137294B2 publication Critical patent/JP4137294B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装するべき製品を正確に所定の個数だけ集
積するとともに、その迅速な供給をも可能とする製品の
集積供給装置及び集積供給方法を提供する。 【解決手段】 搬送ライン2を通じて製品Aを搬送し、
その終端部にてエレベータユニット24の昇降テーブル
60上に滞留させる。製品Aはその搬送過程にて、所定
の計測地点Pを通過する際、計測ユニット30によりそ
の搬送方向への長さを計測される。コントローラ26は
この計測結果に基づき、昇降テーブル60上に滞留され
た製品Aの個数を求めることができ、その個数が所定の
個数に達したとき、昇降テーブル60を上昇させて集積
製品列Bを包装機に向けて供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品を所定の個数
に集積した状態で包装する集積包装機に好適した製品の
集積供給装置及びその集積供給方法に関する。
【0002】
【関連する背景技術】この種の製品の集積及びその集積
製品の供給にあっては、個々に搬送される製品を滞留さ
せて集積製品列を形成し、この集積製品列が所定の個数
に達すると、その集積製品列を包装機に向けて供給す
る。具体的には、製品の搬送をストッパにより規制し
て、このストッパを先頭として集積製品列を形成し、そ
して、その集積製品列をエレベータにより一括して包装
機に向けて送り込む。ここで、集積製品列に所定個数分
の製品が含まれているか否かを判定するために、各種の
判定手法が採用されている。
【0003】例えば、センサを用いて製品個数を判定す
る場合、形成するべき集積製品列の先頭及び最後尾の位
置にそれぞれセンサを配置して、これらセンサからの検
出信号に基づいて製品個数を判定する手法がある。具体
的には、一方のセンサによりストッパに対して製品が当
接しているか否かを検出し、他方のセンサにより先頭の
製品から数えて所定個数となる位置に製品があるか否か
を検出する。この場合、2つのセンサから同時に検出信
号が出力されているとき、集積製品列に所定個数分の製
品が含まれるものと判定することができると考えられ
る。
【0004】製品が相互に間隔を置くことなく、連なっ
て搬送される場合にあっては、反射式センサを用いて製
品個数を判定する手法がある。具体的には、反射式セン
サは搬送される製品の外面に向けてセンサ光を投射し、
その反射強度に基づいて個々の製品の外面とその縁とを
判別する。この場合、センサ光を通過した製品の縁の数
に基づき、先頭から所定個数分の製品が通過したものと
判定できると考えられる。
【0005】一方、搬送した製品を搬送経路から送出し
てプレート上に載せ換え、このプレート上にて集積製品
列を形成する場合にあっては、所定の先頭位置にセンサ
を配置して、このセンサからの検出信号に基づいて製品
個数を判定することができる。具体的には、プレートは
搬送経路の終端から延びており、搬送経路から送出され
た製品は、押せ押せ方式で順次プレート上に載せ換えら
れ、列をなしてプレート上を押し進められる。その製品
列がプレート上で所定の整列位置に達すると、先頭の製
品がストッパプレートに当接して製品列は停止する。こ
のとき、プレート上には既に所定個数分の製品が載せ換
えられていると考えられることから、先頭位置で製品が
検出されたとき、その後続に所定個数分の集積製品列が
形成されているものと判定することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た各種の判定手法にあっては、判定についての正確性を
保証するのが難しい。具体的には、集積製品列の先頭位
置と最後尾の位置にそれぞれセンサが配置されている場
合、個々の製品が間隔を置いて搬送されたとき、製品の
集積が所定個数に満たなくても、2つのセンサから同時
に検出信号が出力されることがある。このような状況に
あっては、単に2つの検出信号が出力されたとしても、
直ちに所定個数の判定を成立させることはできない。こ
のため、最後尾の位置に配置されたセンサについては、
その検出信号が所定時間継続して出力されたときのみ、
その出力を有効とする補正処理を必要とする。このよう
な補正処理を行えば、所定個数の判定を有効に成立させ
ることができるものの、この場合、補正処理のための時
間を要する分、集積製品列の供給開始タイミングが遅れ
てしまう。このようなタイミングの遅れは、包装機全体
の作動サイクルを不所望に延長し、その生産効率を低下
させる要因となる。
【0007】また、反射式センサを用いる判定手法にあ
っては、例えば製品の外面に模様が付されている場合、
その模様を製品の縁として誤って判別してしまう虞があ
る。更に、製品の厚み公差分のばらつきが製品毎に極端
に大きい場合、製品の外面と縁とを正確に判別すること
ができないこともある。このような状況にあっては最
早、個数判定の正確性を保証することはできない。
【0008】一方、搬送された製品を押せ押せ方式でプ
レート上に載せ換えている場合、単に整列位置に製品が
達したことを検出していても、その後続に所定個数の製
品列が確実に集積されているという保証はない。本発明
は上述の事情に基づいてなされたもので、その目的とす
るところは、所定個数分の製品が集積されたことを確実
に知ることができ、また、その集積製品列が形成された
時点で直ちに供給を可能とする製品の集積供給装置及び
集積供給方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の製品の集積供給
装置及び集積供給方法(請求項1,4)は、搬送経路を
通じて製品を搬送しながら、搬送経路に設けられた集積
セクションにて製品を一列に滞留させて集積製品列を形
成し、この製品の搬送過程にて、集積セクションの入口
直前に配置された計測地点を製品が通過するとき、搬送
方向でみて製品の長さを計測して計測信号を出力し、こ
の計測信号を加算して集積セクション内に搬送された製
品の個数を算出するとともに、算出された製品の個数が
所定個数に達したとき、集積製品列を包装機に向けて供
給するものとしている。
【0010】上述した集積供給装置及び集積供給方法に
よれば、集積するべき製品の仕様が既知であり、その個
々の長さが明らかであることから、その搬送過程で計測
した製品の長さを加算すれば、計測地点を通過した製品
の個数を正確に算出することができる。そして、この算
出結果に基づき、集積された製品の個数が所定個数に達
したか否かを正確に判定可能である。従って、包装機に
向けて供給されるべき集積製品列には、確実に所定個数
分の製品が含まれる。
【0011】集積供給装置の場合、その計測手段はロー
ラ及びパルス発信器から実現され(請求項2)、ローラ
は計測地点を通過する製品の外面に接して回転し、ま
た、パルス発信器はローラの回転角に応じてパルス信号
を出力する。この場合、ローラは製品の通過に伴い、そ
の外面の長さ分だけ回転し、その回転角はパルス信号と
して出力される。この場合、ローラが製品の外面に接触
することで、その外周面の移動量、つまり、製品の長さ
を確実に計測可能である。
【0012】より好ましくは、上述した計測手段は更
に、ローラを製品の厚み方向に変位自在に支持する支持
機構と、計測地点に配置されて、製品が計測地点を通過
する期間、その製品の検出信号を出力する製品検出セン
サとを含むことができ、この製品検出センサから検出信
号が出力されるときのみ、パルス発信器からのパルス信
号の出力を有効とする(請求項3)。この場合、ローラ
が製品に接触するとき、ローラはその厚み方向に変位し
て、製品の寸法公差による厚みの変動を許容する。この
とき、搬送される製品が計測地点の手前でローラの外面
に当接したり、あるいは、計測地点を超える位置でロー
ラの外面から離間するものであっても、この間、パルス
信号の出力はあくまで、製品が計測地点を通過する期間
にのみ有効とされるので、計測誤差を生じることはな
い。
【0013】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、集積包装機内
での包装処理の流れが概略的に示されており、実施例の
集積供給装置は、この集積包装機に適用されている。図
示の搬送ライン2は、包装機の包装セクションに向けて
水平に延びており、包装すべき製品Aを一定の速度で搬
送することができる。搬送ライン2の終端部には、図示
しないエレベータが配置されており、搬送された製品A
はこのエレベータの昇降面上にて滞留し、ここに一列を
なして集積される(集積セクション)。そして、所定の
個数に製品Aが集積されると、エレベータ上に一括して
包装すべき集積製品列Bが形成される。この集積製品列
Bはエレベータともに供給位置まで上昇され、この供給
位置にて、図示しないラッチ形ホルダ上に保持される。
なお、図1にはエレベータの昇降通路のみが2点鎖線で
示されている。また、製品Aの集積形態は、図示のよう
な1段積みに限らず、例えば2段積、又は、それ以上で
あってもよい。なお、2段積み以上の場合には、集積製
品列Bの段積みのための抱えラッチが使用される。
【0014】一方、集積製品列Bの供給位置の近傍から
は包材Fの垂直な繰出し経路6を挟み、包装ライン4が
水平に延びている。包材Fは例えば薄いフィルムからな
り、包材ロール8から複数のガイドローラにより案内さ
れて繰出し経路6まで導かれている。なお、包装機に
は、包材ロール8に並んで待機ロール10もまた配置さ
れている。
【0015】フィルムロール8から引き出された包材F
は多数のガイドローラを経てフィードローラ12とピン
チローラ14との間に導かれ、フィードローラ12の回
転により下方に向け且つ繰出し搬送面に沿って繰り出さ
れる。繰出し搬送面は、搬送ライン2の終端と包装ライ
ン4の始端との間に規定され、フィードローラ12の下
方位置から搬送ライン2側に垂直に延びている。
【0016】更に、包材Fにはフィードローラ12より
も上流位置にてティアテープTが連続して張り付けられ
るようになっており、このティアテープTはテープリー
ル18から連続して繰り出されるものとなっている。フ
ィードローラ12の下方にはカッタユニット16が配置
されており、このカッタユニット16は固定刃20と可
動刃22とを備えている。可動刃22は固定刃20に対
して進退可能であり、繰出し搬送面上に繰り出された包
材FをティアテープTとともに切断し、繰出し搬送面上
にて所定長さの包装シートSを形成する。それ故、包装
シートSにはティアテープ片tが予め備えられている。
【0017】供給位置にある集積製品列Bはプッシャ
(図示されていない)により包装シートSを伴って包装
ライン4内に突っ込まれ、この際、包装シートSは集積
製品列Bの回りに胴折りされる。集積製品列Bは包装ラ
イン4内を移送される過程にて、図1に示すように包装
シートSの折り込みが順次実施される結果、集積製品B
は包装シートSにより包装され、この後、その包装品は
包装ライン4の終端から排出シュート(図示しない)を
介して排出される。
【0018】図2を参照すると、集積供給装置の全体的
な構成が概略的に示されている。図示のように、搬送ラ
イン2はベルトコンベアの搬送面からなり、その終端部
にはエレベータユニット24が配置されている。このエ
レベータユニット24はコントローラ26によりその作
動を制御されており、コントローラ26には、入出力イ
ンタフェースとして表示/入力部28が接続されてい
る。
【0019】また、集積供給装置は、搬送ライン2の途
中に配置された計測ユニット30(計測手段)を備えて
おり、この計測ユニット30の具体的な構造が図3及び
図4に示されている。図3及び図4に示されるように、
計測ユニット30は搬送ライン2の上方に配置されてお
り、搬送ライン2の幅方向に離間して配置された一対の
支持プレート32,33を有している。これら支持プレ
ート32,33間には、製品Aの搬送方向に垂直なロー
ラ軸34が水平に延びており、ローラ軸34は、その両
端をそれぞれ、軸受36を介して支持プレート32,3
3に支持されている。
【0020】ローラ軸34の外周にはローラ38が取り
付けられており、それ故、ローラ38は支持プレート3
2,33に対して回転自在となっている。このローラ3
8は軸線方向に段付き形状をなしており、その大径部分
の外周面には2本の溝40が形成されている。これら溝
40にはそれぞれ、Oリング42が填め込まれており、
また、これらOリング42は何れも、ローラ38の外周
面から全周に亘って突出している。
【0021】ローラ38の小径部分にはスリット付きデ
ィスク44が取り付けられており、このスリット付きデ
ィスク44の外径はローラ38の外径より小さく設定さ
れている。スリット付きディスク44は、環状のスリッ
ト孔列46を有しており、このスリット孔列46は同一
の径上に等ピッチで形成されている。一方の支持プレー
ト32には、透過型の測長センサ48が取り付けられて
いる。この測長センサ48は前述のスリット付きディス
ク44の両側にてセンサ光を送受することができ、その
光軸Xのレベル位置はローラ軸34に対してスリット孔
列46と同一の径上に位置付けられている。なお、測長
センサ48の出力は、上述したコントローラ26に供給
されている。
【0022】スリット付きディスク44はローラ38と
一体的に回転することができ、それ故、ローラ38が回
転されると、スリット付きディスク44の回転により、
測長センサ48からパルス信号が出力される(パルス発
信器)。一対の支持プレート32,33は、それぞれ搬
送ライン2の上流側に延びる基端部50を有しており、
これら一対の支持プレート32,33はその基端部50
にて、連結部材52を介して相互に連結されている。一
対の支持プレート32,33及び連結部材52には貫通
孔54が形成されており、この貫通孔54はローラ軸3
4と平行に延びている。貫通孔54には支持ロッド56
が嵌め合わされており、この支持ロッド56の外周面と
貫通孔54との間には所定のクリアランスが確保されて
いる。支持ロッド56は例えば、図示しない包装機の機
体に固定して取り付けられており、それ故、計測ユニッ
ト30は、支持ロッド56を介して包装機に支持され、
そして、支持ロッド56を中心として搬送ライン2に対
し上下方向に揺動することができる。なお、支持ロッド
56を固定する位置は包装機の機体に対して適宜に変更
することができ、この場合、計測ユニット30全体の配
置もまた可変である。
【0023】また、計測ユニット30の下方には、搬送
ライン2を挟んで製品検出センサ58が配置されてお
り、この製品検出センサ58もまた、コントローラ26
に接続されている。製品検出センサ58の検出面は、搬
送される製品Aの下面に対向しており、そのセンサ光軸
は図3でみてローラ38の中心を通る鉛直線上に配置さ
れている。製品検出センサ58は、搬送される製品Aが
そのセンサ光軸線上の地点P(計測地点)を通過する期
間、その製品Aの検出信号を出力する。
【0024】図5を参照すると、製品Aの搬送に伴う計
測ユニット30の揺動を表したモデルが示されている。
計測ユニット30の下方への揺動は、図示しないストッ
パにより規制されるようになっており、この場合、その
初期位置では、ローラ38の搬送ライン2からの最小高
さhが製品Aの標準厚みHよりも低く設定されている
(実線により図示)。
【0025】それ故、搬送ライン2上の製品Aはその搬
送に伴い、前述した計測地点Pの手前の位置でローラ3
8、つまり、Oリング42に当接する。この後、製品A
の更なる搬送に伴い、搬送方向でみて製品Aの前端が計
測地点Pに到達すると、図3に示されるようにローラ3
8が製品Aの上面に相対的に乗り上げる。このとき、図
5中2点鎖線で示されるように、計測ユニット30全体
が上方、つまり、製品Aの厚み方向に押し上げられる。
そして、製品Aが計測地点Pを通過している期間、計測
ユニット30はその最高位置に保持される。
【0026】この後、製品Aの後端が計測地点Pを通過
すると、ローラ38は製品Aの上面から相対的に脱落
し、製品Aの搬送に伴い、上述した初期位置まで下方に
揺動する。この間、ローラ38は製品Aの外面との接触
により、図5中反時計回りの方向に回転される。このと
きローラ38は、製品Aが計測地点Pを通過している期
間は、搬送方向でみて製品Aの上面の長さLに相当する
外周長分だけ回転し、更に、製品Aへの乗り上げ及びそ
の脱落の動作の間に製品Aが搬送される距離a,bの和
に相当する外周長の分だけ回転する。なお、これら外周
長の曲率はOリング42による接触有効径である。
【0027】ここで、図6を参照すると、上述したロー
ラ38の回転に伴う測長センサ48からの出力及び製品
Aの搬送に伴う製品検出センサ58からの出力が示され
ている。例えば、ある時刻t1に製品Aの前端がローラ
38の外面にてOリング42に当接したとき、この時点
からローラ38の回転が立ち上がると同時に、測長セン
サ48からパルス信号が出力される。一方、この時点で
製品Aは計測地点Pに到達しておらず、それ故、製品検
出センサ58からの検出信号の出力はみられない。
【0028】製品Aの更なる搬送に伴い、時刻t2にそ
の前端が計測地点Pに到達すると、この時点で製品検出
センサ58から検出信号が出力される。この検出信号
は、製品Aの後端が計測地点Pを通過する時刻t3まで
の間、継続して出力される。製品Aの後端が計測地点P
を通過した後、時刻t4に製品Aの後端がローラ38の
外面から離れると、この時点でローラ38の回転が停止
されるので、パルス信号の出力もまた停止される。
【0029】次に、上述した集積供給装置により実施さ
れる製品Aの集積供給方法について説明する。図2に示
されるように、集積するべき製品Aを、例えばベルトコ
ンベヤからなる搬送ライン2にて一定の速度で搬送す
る。このとき、製品Aは相互に間隔を存して搬送されて
いてもよいし、また、密集した状態で搬送されていても
よい。
【0030】搬送された製品Aを、エレベータユニット
24の昇降テーブル60上にて一列に滞留させ、ここに
製品列を形成する。なお、製品列の先頭には図示しない
製品ストッパが配置されている。一方、製品Aを搬送す
る過程で、計測ユニット30により個々の製品Aの長さ
Lを計測する。具体的には、コントローラ26は、上述
した測長センサ48及び製品検出センサ58からそれぞ
れパルス信号及び検出信号の出力を受け取り、これら信
号に基づき製品Aの長さLを計測する。
【0031】図7を参照すると、このときコントローラ
26が実行する計測ルーチンが示されている。具体的に
は、先ずそのステップS10において、製品検出センサ
58から検出信号が出力されているか否かを判別し、そ
して、その出力があるときのみ(Yes)、次のステッ
プS12に進む。ステップS12では、測長センサ48
から出力されるパルス信号の立ち上がりがあるか否かを
判別し、この判別が成立するときは(Yes)、次にス
テップS14を実行する。
【0032】そして、ステップS14では、所定のカウ
ントパルス変数CPに所定の加算値(=1)を加算し
て、その変数CPの値をインクリメントする。製品検出
センサ58から検出信号が出力されている間は、コント
ローラ26は以上のステップS10〜S14の手順を繰
り返しながらカウントパルス変数CPの値を1ずつイン
クリメントしていく。
【0033】この後、製品検出センサ58からの出力が
途絶えると、コントローラ26は計測ルーチンを一旦終
了し、この間にインクリメントしたカウントパルス変数
CPの値(=例えば製品1個分)をメモリに保存する。
ここで、製品Aの1個あたり、その長さLについてカウ
ントパルス変数CPが実際にいくらの値を示すかは、そ
の製品の長さL、この長さLに対応するローラ38の回
転角、また、スリット孔の数等を考慮して、予め正確に
設定されている。
【0034】ここで、図6からも明らかなように、コン
トローラ26は上述の計測ルーチンを実行することで、
測長センサ48から出力されるパルス信号については、
製品検出センサ58の出力があるときのみ、その出力を
有効なものとしてカウントする(例えば時刻t2
3)。この結果、実際に製品Aが計測地点Pを通過し
ている期間に出力されたパルス信号のみがカウントパル
ス変数CPの値に含まれ、その他の期間(例えば時刻t
1〜t2及び時刻t3〜t4)に出力されたパルス信号につ
いては無視される。
【0035】また、コントローラ26は上述した計測ル
ーチンを実行し、計測地点Pを通過する製品Aの長さL
を計測するとともに、その計測結果を順次加算して、昇
降テーブル60上に搬送された製品Aの個数を算出する
ことができる。具体的には、図6に示されるように、1
つの製品Aの通過により時刻t3にカウントパルス変数
CPの値が保存された後、次の製品Aが計測地点Pに到
達すると(時刻t5)、その時点からカウントパルス変
数CPのインクリメントが再開され、その製品Aが計測
地点Pを通過した時点(時刻t6)でカウントパルス変
数CPの値は2倍に増加(=製品2個分)している。
【0036】コントローラ26は、上述のようにカウン
トパルス変数CPの値を順次加算することで、昇降テー
ブル60上に滞留している製品Aの個数を正確に算出す
ることができる。コントローラ26は更に、上述の算出
結果に基づいて、供給するべき集積製品列Bが確実に形
成されたか否かを判別することができる。具体的には、
コントローラ26は図7の計測ルーチンの実行に並行し
て、昇降テーブル60上に搬送された製品Aの個数が所
定個数(例えば5個)に達したか否かを判定する処理を
実行する。
【0037】図8を参照すると、コントローラ26が実
行する判定ルーチンが示されており、具体的には先ず、
そのステップS20において、カウントパルス変数CP
の値が所定の設定値CPmに達したか否かを判別する。
この設定値CPmは、得られたカウントパルス変数CP
に基づいて、昇降テーブル60上に集積製品列Bが確実
に形成されたことを判定するための判定閾値として設定
されている。具体的には、図2に示されるように、昇降
テーブル60上に集積製品列Bが形成されたとき、その
全長LBは製品Aの5個分の長さに相当する。一方、計
測地点Pは集積製品列Bの後端から例えば所定の間隔L
Oだけ後方にオフセットして配置されているので、集積
製品列Bの後方にこの間隔LO分の長さだけ製品Aが滞
留していれば、集積製品列Bが昇降テーブル60上に完
全に形成されていることを確認することができる。
【0038】なお、これら全長LB及び間隔LOの具体的
な値はそれぞれ自由に設定することができ、その作業は
上述した表示/入力部28を通じて行うことができる。
例えば全長LBの値は、包装するべき製品Aの仕様やそ
の集積するべき個数に応じて適宜に書き換えることがで
きる。また、間隔LOは昇降テーブル60の昇降に対し
て、実際に計測ユニット30が干渉しない程度の値に設
定されている。
【0039】従って、カウントパルス変数CPを加算し
た結果、その値が集積製品列Bの全長LB(=製品5個
分の長さ)及び間隔LOを合算した長さ(=LB+LO
に相当するパルス数に達したとき、ステップS20での
判定が成立する(Yes)。コントローラ26は続いて
ステップS22を実行し、製品検出センサ58からの検
出信号の出力を確認する。この検出信号が出力されてい
れば(Yes)、図2に示される状態で昇降テーブル6
0上に集積製品列Bが完全に形成されていることが確認
できるので、この場合、コントローラ26はステップS
24に進む。
【0040】ステップS24では、コントローラ26は
現在のカウントパルス変数CPの値をリセットし、代わ
りにオフセットパルス変数POを与える。オフセットパ
ルス変数POの値は、上述した間隔LOの長さに相当する
パルス数であり、このような処理は、既に計測地点Pを
通過した製品Aの長さ分のパルス数を、カウントパルス
変数CPの初期値として与えるためのものである。
【0041】そして、コントローラ26はステップS2
6に進み、ここで判定成立信号を出力する。この判定成
立信号は、同時にアクチュエータ62に対する作動指令
信号をも形成し、コントローラ26はこの信号の出力に
よりアクチュエータ62を駆動して昇降テーブル60を
上昇させ、上述のように集積製品列Bを所定の抱えラッ
チに向けて供給する。
【0042】集積製品列Bの供給が完了すると、コント
ローラ26はアクチュエータ62を駆動して昇降テーブ
ル60を下降させる。この後、後続の製品Aがその搬送
により昇降テーブル60上に順次一列をなして滞留す
る。なお、上述の説明では、昇降テーブル60上に製品
Aが全く滞留していない状態で、その集積供給動作を開
始した場合について説明しているが、次回からの集積供
給動作においては、判定ルーチンの実行においてカウン
トパルス変数CPには既に、初期値としてオフセットパ
ルス変数PO(間隔LOに相当するパルス数)が与えられ
ているので、ステップS20において判定が成立するた
めには、カウントパルス変数CPの値が製品Aの5個分
の長さに相当するパルス数だけ新たに加算されるだけで
よい。従って、通常の集積供給動作においては、製品A
の個数の算出において、その個数が5個に達したとき、
その時点でコントローラ26は直ちに集積製品列Bの供
給を開始することができる。
【0043】本実施例の集積供給装置を用いた集積供給
方法は、集積するべき個々の製品Aの長さLを直接的に
計測することにより、集積された製品列に所望の個数分
の製品Aが確実に含まれることを正確に判定することが
できる。また、その判定が成立した時点で直ちに集積製
品列Bの供給を開始できるから、集積包装機全体として
の稼働率を向上し、その処理能力を大幅に高める。
【0044】また、個々の製品Aについての寸法公差
や、その外面に付された模様等の影響による誤判定がな
く、常に安定した製品供給が可能である。本発明は上述
した実施例以外にも種々に変形して実施可能である。例
えば、計測ユニット30は、搬送される製品Aに対して
その上面だけでなく、側面や下面に向かって配置されて
いてもよい。また、ローラ38やスリット付ディスク4
4、そして、測長センサ48や製品検出センサ58の具
体的な構成は種々に変形可能であり、ローラ38の回転
に伴うパルス信号の発生は、電気的又は電磁的な他の技
術手段により実現可能である。
【0045】上述した実施例では、搬送ライン2の搬送
速度は一定としているが、その搬送速度が可変されるも
のであってもよい。なお、搬送速度が一定である場合、
計測ユニット30を透過型センサに置き換え、そのセン
サ出力時間Tと搬送速度Vとの関係から製品長さLを算
出しても良い。また、上述の実施例では計測ユニット3
0が上下に揺動するものとしているが、単に直動させて
もよい。なお、計測ユニット30は包装機に対して固定
されていてもよく、この場合、搬送ライン2上でのロー
ラ38の最小高さhは、製品Aの厚みHと同一に設定さ
れ、また、製品検出センサ58は不要である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の製品の集
積供給装置及び集積供給方法(請求項1,4)によれ
ば、供給するべき集積製品列に所望の個数の製品が正確
且つ確実に含まれるので、包装機の停止や包装不良を招
くことがない。また、製品を集積した時点で直ちに供給
を開始することができるので、包装機の処理能力を大幅
に向上することができる。
【0047】また、集積供給装置においてローラと製品
の外面との接触により製品の長さを計測するものであれ
ば(請求項2)、搬送経路の速度が変動していても、確
実にその計測が可能であり、装置の信頼性が向上する。
更に、ローラが製品の厚み方向に変位できれば(請求項
3)、搬送される製品毎にそれぞれ計測が可能であり、
また、その変位分の計測誤差が補償されるので、装置の
汎用性をも向上させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】集積包装機内での包装処理の流れを示した斜視
図である。
【図2】集積供給装置の構成及び配置を概略的に示した
図である。
【図3】計測ユニットを具体的に示した側面図である。
【図4】図3中、IV−IV線に沿う断面図である。
【図5】計測ユニットの揺動をモデル的に示した図であ
る。
【図6】パルス信号及び検出信号の時間的な変化をそれ
ぞれ示した図である。
【図7】計測ルーチンを示したフローチャートである。
【図8】判定ルーチンを示したフローチャートである。
【符号の説明】
2 搬送ライン(搬送経路) 24 エレベータユニット(供給手段) 26 コントローラ(計測手段、算出手段) 30 計測ユニット(計測手段) 38 ローラ 42 Oリング 44 スリット付ディスク(パルス発信器) 48 測長センサ(パルス発信器) 54 貫通孔(支持機構) 56 支持ロッド(支持機構) 58 製品検出センサ 60 昇降テーブル(集積セクション)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品を所定の個数に集積した状態で包装
    機に供給する集積供給装置において、 製品を搬送する搬送経路と、 前記搬送経路に設けられ、搬送される製品を一列に滞留
    させて集積製品列を形成する集積セクションと、 前記集積セクションの入口直前にて製品が所定の計測地
    点を通過するとき、搬送方向でみてその製品の長さを計
    測し、計測信号を出力する計測手段と、 前記計測手段からの計測信号を加算して、前記集積セク
    ション内に搬送された製品列の個数を算出する算出手段
    と、 前記算出手段により算出された製品の個数が所定個数に
    達したとき、前記集積製品列を包装機に向けて供給する
    供給手段とを具備したことを特徴とする製品の集積供給
    装置。
  2. 【請求項2】 前記計測手段は、 前記計測地点を通過する製品の外面に接して回転するロ
    ーラと、 前記ローラの回転角に応じてパルス信号を出力するパル
    ス発信器とを含むことを特徴とする請求項1に記載の製
    品の集積供給装置。
  3. 【請求項3】 前記計測手段は、 前記ローラを製品の厚み方向に変位自在に支持する支持
    機構と、 前記計測地点に配置され、製品が前記計測地点を通過す
    る期間、その製品の検出信号を出力する製品検出センサ
    とを更に含み、 前記製品検出センサから検出信号が出力されるときの
    み、前記パルス発信器からのパルス信号の出力を有効と
    することを特徴とする請求項2に記載の製品の集積供給
    装置。
  4. 【請求項4】 搬送経路を通じて製品を搬送する一方、
    前記搬送経路に設けた集積セクションにて製品を一列に
    滞留させて集積製品列を形成し、この製品の搬送過程に
    て、前記集積セクションの入口直前を製品が通過すると
    き、搬送方向でみてその製品の長さを計測し、この計測
    結果を加算して前記集積セクション内に搬送された製品
    の個数を算出するとともに、この算出した個数が所定個
    数に達したとき、前記集積製品列を包装機に向けて供給
    することを特徴とする製品の集積供給方法。
JP16533999A 1999-06-11 1999-06-11 製品の集積供給装置及びその集積供給方法 Expired - Fee Related JP4137294B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16533999A JP4137294B2 (ja) 1999-06-11 1999-06-11 製品の集積供給装置及びその集積供給方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16533999A JP4137294B2 (ja) 1999-06-11 1999-06-11 製品の集積供給装置及びその集積供給方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000355305A true JP2000355305A (ja) 2000-12-26
JP4137294B2 JP4137294B2 (ja) 2008-08-20

Family

ID=15810471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16533999A Expired - Fee Related JP4137294B2 (ja) 1999-06-11 1999-06-11 製品の集積供給装置及びその集積供給方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4137294B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009042852A3 (en) * 2007-09-27 2009-08-06 Graphic Packaging Int Inc Carton packaging machine having trailing article pusher assemblies

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104773326B (zh) * 2015-03-30 2016-08-31 安徽科达机电有限公司 一种加气混凝土砌块并坯机及并坯方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009042852A3 (en) * 2007-09-27 2009-08-06 Graphic Packaging Int Inc Carton packaging machine having trailing article pusher assemblies
JP2010540369A (ja) * 2007-09-27 2010-12-24 グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド 後端物品押し込みアセンブリ付カートン梱包機
US7861496B2 (en) 2007-09-27 2011-01-04 Graphic Packaging International, Inc. Carton packaging machine having trailing article pusher assemblies

Also Published As

Publication number Publication date
JP4137294B2 (ja) 2008-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI398307B (zh) Detection and screening device and its detection and screening method
EP3774618B1 (en) Method for performing measurements of logs in a production line and production line for implementing the method
JPH057253B2 (ja)
JP2009526720A (ja) パレット載置可能な製品を集合化する方法および装置
JP2008529932A (ja) 棒状の物品を搬送するための装置及び方法
JPH1016912A (ja) 個数不足検出装置
JP2000355305A (ja) 製品の集積供給装置及びその集積供給方法
EP1918235A2 (en) Method and machine for folded concertina stacking of cards made into a strip
US7475769B2 (en) Device for handling packets
US7455171B2 (en) Method and apparatus for processing printed articles
JP2007069109A (ja) 物品選別装置
JP2007186288A (ja) 減列型製品供給装置
JP3205007B2 (ja) 搬送物の位置ずれと形状不良を検出する方法
JP5684459B2 (ja) トリム排出装置及びトリム排出方法
JP2017067711A (ja) 計量装置
JP4763115B2 (ja) 測定装置
JP4528081B2 (ja) 包装硬貨受渡装置
JP2007516911A (ja) オーバラップした扁平な送付物を検出するための方法及び装置
JP6049400B2 (ja) 計量装置
JPH03280183A (ja) 棒金投出機の棒金径判定基準自動調整装置
JP2004010107A (ja) 連続包装体の搬送位置検出方法および搬送位置検出装置
JP5144765B2 (ja) 硬貨重積装置
JP2023131841A (ja) 連包袋の厚さ測定装置
JP2546501Y2 (ja) 硬貨包装機
JP2001278521A (ja) シート体の集積装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070314

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070508

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071107

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071211

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080528

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120613

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120613

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130613

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130613

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130613

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees