JP2000354418A - 選別装置 - Google Patents

選別装置

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JP2000354418A
JP2000354418A JP11168042A JP16804299A JP2000354418A JP 2000354418 A JP2000354418 A JP 2000354418A JP 11168042 A JP11168042 A JP 11168042A JP 16804299 A JP16804299 A JP 16804299A JP 2000354418 A JP2000354418 A JP 2000354418A
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JP
Japan
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fin
sorting
chaff
fins
treated
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Application number
JP11168042A
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English (en)
Inventor
Rikiya Tsuda
力也 都田
Noboru Ito
昇 伊藤
Toru Itamochi
透 板持
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切れ藁等の屑がチャフシーブの終端部から一
番収容部に混入して選別精度を低下させる不都合を解消
する。 【解決手段】 チャフシーブ20を、被処理物の流動方
向に所定間隔を存して並列する複数のフィン22で構成
すると共に、チャフシーブ20の終端位置に設けられる
最終フィン27の上端高さを他のフィン22よりも低く
して切れ藁等の引っ掛かりを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバイン等が備
える選別装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種コンバイン等が備える選
別装置は、被処理物を揺動選別する揺動選別体に、被処
理物を所定方向に流動させる揺動流板と、該揺動流板の
終端まで達した被処理物を篩選別するチャフシーブと、
該チャフシーブの終端まで達した被処理物を篩選別する
二番選別体(ストロラック等)とを設けると共に、前記
チャフシーブで篩落された被処理物を一番収容部に収容
するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記チャフ
シーブは、被処理物の流動方向に所定間隔を存して並列
する複数のフィンで構成されており、フィンの隙間から
落下しない切れ藁等の大きな屑は、順次フィン上を移送
されてチャフシーブの終端から二番選別体上に落下する
が、チャフシーブの終端まで達した屑が最終フィンに引
っ掛かると、フィンの隙間から一番収容部側に落下し易
くなるため、多量の屑が一番収容部に混入して選別精度
を低下させる可能性があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作
されたものであって、被処理物を揺動選別する揺動選別
体に、被処理物を所定方向に流動させる揺動流板と、該
揺動流板の終端まで達した被処理物を篩選別するチャフ
シーブと、該チャフシーブの終端まで達した被処理物を
篩選別する二番選別体とを設けると共に、前記チャフシ
ーブで篩落された被処理物を一番収容部に収容する選別
装置において、前記チャフシーブを、被処理物の流動方
向に所定間隔を存して並列する複数のフィンで構成する
と共に、チャフシーブの終端位置に設けられる最終フィ
ンの上端高さを、他のフィンよりも低くしたことを特徴
とするものである。つまり、切れ藁等の屑が最終フィン
に引っ掛かることなく二番選別体側に落下することにな
り、その結果、多量の屑が一番収容部に混入して選別精
度を低下させる不都合を防止することができる。また、
フィンの角度変化に基づいてチャフシーブの開度を調節
するにあたり、最終フィンを、略全開姿勢を維持する固
定フィンとしたことを特徴とするものである。つまり、
最終フィンを揺動選別体の補強部材に兼用できる許りで
なく、常に全開姿勢を維持して穀粒の回収ロスを防止す
ることができる。また、最終フィンの下端部に、上手側
隣接フィン方向に突出して屑の落下規制をする屑落下規
制片を形成したことを特徴とするものである。つまり、
最終フィンを、略全開姿勢を維持する固定フィンにして
も、屑の落下を可及的に規制できるため、屑の混入によ
る選別精度の低下を回避することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の一つ
を図面に基づいて説明する。図面において、1はコンバ
インに設けられる脱穀選別装置であって、該脱穀選別装
置1は、刈取茎稈を扱室2に沿って挟持搬送する脱穀フ
ィードチェン3、搬送茎稈から被処理物(混合物を含む
穀粒)を脱穀する扱胴4、脱穀された被処理物を漏下す
る受網5、該受網5から漏下せずに扱室終端まで達した
被処理物を単粒化処理する処理胴6、該処理胴6が単粒
化した被処理物を漏下する第二受網7、前記受網5から
漏下した被処理物を順次揺動搬送する揺動流板8、該揺
動流板8の終端部で被処理物を篩選別する一番選別部
9、該一番選別部9から漏下した被処理物を一番選別風
で精選する唐箕ファン10、精選された穀粒(選別材
料)を横搬送する一番ラセン11、該一番ラセン11の
終端まで搬送された穀粒を穀粒タンク(図示せず)に揚
上搬送する揚穀筒13、前記一番選別部9から漏下しな
かった被処理物や第二受網7から漏下した被処理物を篩
選別するストロラック(二番選別体)14、該ストロラ
ック14から漏下した被処理物を二番選別風で風選別す
る二番選別ファン15、風選別された二番物を横搬送す
る二番ラセン16、該二番ラセン16の終端まで搬送さ
れた被処理物を上記選別経路中に還元する二番還元筒1
7、前記ストロラック14の終端位置で藁屑等を機外に
排出する吸引ファン18等で構成されている。そして、
前記揺動流板8、一番選別部9およびストロラック14
は、一体的な揺動アッセンブリである揺動選別体19を
構成すると共に、クランク機構もしくはカム機構で強制
的に揺動せしめられるが、これらの基本構成は何れも従
来通りである。
【0006】前記一番選別部9は、第一篩選別体である
チャフシーブ20と、第二篩選別体であるグレインシー
ブ21とを上下二段に設けて構成されており、上段のチ
ャフシーブ20は、前後方向に所定間隔を存して並設さ
れる複数のフィン22で構成される一方、下段のグレイ
ンシーブ21は、所定の目合いを有する金網部材で構成
されているが、前記各フィン22から左右方向に突出す
る上側支持ピン22aは、揺動選別体19の左右側板1
9aに枢支される一方、下側支持ピン22bは、可動プ
レート23を介して一連状に連結されており、そのた
め、上側支持ピン22aを支点とする各フィン22の同
期揺動に基づいてチャフシーブ20の開度を変化させる
ことができるようになっている。
【0007】24は所定の上側支持ピン22aに一体的
に設けられるフィン作動アームであって、該フィン作動
アーム24の先端部には、転動自在なローラ24aが設
けられており、該ローラ24aの上下動に連動して複数
のフィン22が揺動するようになっている。一方、25
は揺動選別体19の外側面部に前後摺動自在に設けられ
るガイドプレートであって、該ガイドプレート25の上
部には、前記ローラ24aに接当する傾斜ガイド部25
aが形成される一方、ガイドプレート25の前部には、
フィン駆動モータ26(減速機構付きモータ)のピニオ
ンギヤ26aに噛合するラック部25bが形成されてい
る。即ち、前記傾斜ガイド部25aは、ガイドプレート
25の前後摺動位置に応じてローラ24aを上下動させ
るため、ガイドプレート25を強制的に前後摺動させる
フィン駆動モータ26の正逆駆動に基づいてチャフシー
ブ20の開度(フィン間隔)を調節することができるよ
うになっている。
【0008】27は前記チャフシーブ20の終端位置に
設けられる最終フィンであって、該最終フィン27は、
前述したフィン22(可動フィン)とは異なり、所定の
開度姿勢を維持する固定フィンに構成されている。そし
て、最終フィン27は、略全開姿勢(フィン22の全開
時揺動角度に略一致)を維持するため、穀粒の回収ロス
を防止することができ、しかも、最終フィン27の左右
両端部は、フィン取付板28を介して揺動選別体19の
左右側板19aに一体的に固定されているため、揺動選
別体19の補強部材としても機能するようになってい
る。尚、29はチャフシーブ20の始端位置に設けられ
る始端フィンであって、該始端フィン29も、最終フィ
ン27と同様に固定フィンに構成されているため、揺動
選別体19の補強部材に兼用することができるようにな
っている。
【0009】また、27aは前記最終フィン27の下端
部に折曲形成される屑落下規制片であって、該屑落下規
制片27aは、上手側隣接フィン方向に突出して屑の落
下規制をしている。つまり、最終フィン27を、略全開
姿勢を維持する固定フィンにしたものでありながら、一
番側への屑の落下を可及的に防止して屑の混入による選
別精度の低下を回避することができるようになってい
る。
【0010】また、前記最終フィン27の上端高さは、
他のフィン22の全閉時上端高さ(上端位置下限高さ)
に比して、所定寸法Lだけ低くなるように設定されてい
る。即ち、切れ藁等の屑が最終フィン27に引っ掛かる
ことを防止できるため、チャフシーブ20上の屑をスム
ーズにストロラック14側に落下させることができ、そ
の結果、多量の屑が一番側に混入して選別精度を低下さ
せる不都合を回避することができるようになっている。
【0011】叙述の如く構成されたものにおいて、被処
理物を揺動選別する揺動選別体19に、被処理物を所定
方向に流動させる揺動流板8と、該揺動流板8の終端ま
で達した被処理物を篩選別するチャフシーブ20と、該
チャフシーブ20の終端まで達した被処理物を篩選別す
るストロラック14とを設けると共に、前記チャフシー
ブ20で篩落された被処理物を一番ラセン11に収容す
るものであるが、前記チャフシーブ20を、被処理物の
流動方向に所定間隔を存して並列する複数のフィン22
で構成すると共に、チャフシーブ20の終端位置に設け
られる最終フィン27の上端高さを、他のフィン22よ
りも低くしたため、切れ藁等の屑が最終フィン27に引
っ掛かることなくストロラック14側にスムーズに落下
することになり、その結果、多量の屑が一番ラセン11
側に混入して選別精度を低下させる不都合を防止するこ
とができる。
【0012】また、前記フィン22の角度変化に基づい
てチャフシーブ20の開度を調節するにあたり、最終フ
ィン27を、略全開姿勢を維持する固定フィンとしたた
め、最終フィン27を揺動選別体19の補強部材に兼用
できる許りでなく、常に全開姿勢を維持して穀粒の回収
ロスを防止することができる。
【0013】また、前記最終フィン27の下端部に、上
手側隣接フィン方向に突出して屑の落下規制をする屑落
下規制片27aを形成したため、最終フィン27を、略
全開姿勢を維持する固定フィンとしたものでありなが
ら、一番側への屑の落下を可及的に規制して屑の混入に
よる選別精度の低下を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】脱穀選別装置の全体概略側面図である。
【図2】同上要部側面図である。
【図3】揺動選別体の平面図である。
【図4】同上要部側面図である。
【図5】チャフシーブの終端部を示す側面図である。
【符号の説明】
1 脱穀選別装置 8 揺動流板 9 一番選別部 11 一番ラセン 14 ストロラック 16 二番ラセン 19 揺動選別体 20 チャフシーブ 22 フィン 26 フィン駆動モータ 27 最終フィン 27a 該屑落下規制片 28 フィン取付板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板持 透 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内 Fターム(参考) 2B095 AA01 AA02 AA07 AA12 BA03 BA11 BA21 BA25 BA30 BB12 BB13 BB27 BB28 BB29 CA03 EA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理物を揺動選別する揺動選別体に、
    被処理物を所定方向に流動させる揺動流板と、該揺動流
    板の終端まで達した被処理物を篩選別するチャフシーブ
    と、該チャフシーブの終端まで達した被処理物を篩選別
    する二番選別体とを設けると共に、前記チャフシーブで
    篩落された被処理物を一番収容部に収容する選別装置に
    おいて、前記チャフシーブを、被処理物の流動方向に所
    定間隔を存して並列する複数のフィンで構成すると共
    に、チャフシーブの終端位置に設けられる最終フィンの
    上端高さを、他のフィンよりも低くしたことを特徴とす
    る選別装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、フィンの角度変化に
    基づいてチャフシーブの開度を調節するにあたり、最終
    フィンを、略全開姿勢を維持する固定フィンとしたこと
    を特徴とする選別装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、最終フィンの下端部
    に、上手側隣接フィン方向に突出して屑の落下規制をす
    る屑落下規制片を形成したことを特徴とする選別装置。
JP11168042A 1999-06-15 1999-06-15 選別装置 Pending JP2000354418A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01127427U (ja) * 1988-02-22 1989-08-31
JP2573367Y2 (ja) * 1991-12-10 1998-05-28 ヤンマー農機株式会社 揺動選別装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01127427U (ja) * 1988-02-22 1989-08-31
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