JP2000354227A - デジタル静止画像を蓄積可能なテレビ受像機 - Google Patents

デジタル静止画像を蓄積可能なテレビ受像機

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Abstract

(57)【要約】 【課題】デジタル静止画の特性を生かし、撮影した静止
画が家庭において散逸せずにいつでも鑑賞可能となるよ
うな静止画鑑賞装置を提供する。 【解決手段】放送されるテレビ画像信号を受信するチュ
ーナーと、複数のデジタル静止画像データを蓄積する大
容量記憶装置と、テレビ画像信号と静止画像を選択的に
表示するテレビ表示部と、デジタルスチルカメラ載置時
にデジタルスチルカメラと接続される信号コネクタを介
してデジタルスチルカメラから前記大容量記憶装置にデ
ジタル静止画像データを転送する転送制御部と、デジタ
ルスチルカメラ載置によりデジタル静止画像データの転
送を自動的に起動する転送起動制御部とを有することを
特徴とするテレビ受像機を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が関連する技術分野】本発明は、デジタル静止画
像の鑑賞に関し、特にテレビ受像機によるデジタル静止
画の鑑賞に関する。
【0002】
【従来の技術】撮影された静止画像は、プリントにより
鑑賞されるのが一般的である。通常、これらのプリント
は、袋またはポケットアルバムに収納して保管される。
目的によっては、取捨選択してアルバムに整理される場
合もある。しかしながら、家庭におけるプリントの保管
場所は一定しないことが多く、一度鑑賞した後は時間の
経過と共に散逸してしまう場合が多いのが実情である。
特に、アルバム整理をせずに袋又はポケットアルバムに
収納したままにしたようなプリントは、後日の発見が困
難なことも多い。
【0003】デジタルスチルカメラが登場してからは、
プリントによる鑑賞だけでなく、電子モニターによる鑑
賞や通信による伝達など、静止画の活用形態が多様化し
た。特に、静止画像をパーソナルコンピュータに取りこ
めるようになった結果、静止画像を電子データベース化
することも可能になった。また、デジタルスチルカメラ
により撮影した静止画像データを蓄積することを目的と
した、いわゆる画像ファイリング装置や電子アルバム装
置も提案されている。例えば、特開昭63−14296
3号公報、特開平7−87432号公報、特開平7−2
82077号公報、特開平7−182366号公報、特
開平11−32285号公報、キャメディアVS100
MO(オリンパス光学工業株式会社の商品名)、デジタ
ルフォトステーション(キヤノン株式会社の商品名)PH
OTOSTATION PA-200(商品名)などが知られている。静
止画像の鑑賞は、一般家庭で用いられているテレビ受像
機で行われる場合もある。
【0004】一方、画像の書き込み/読み出しが可能な
メモリ機能を備えたテレビ受像機も提案されている。例
えば、特開平10−248038号公報では、テレビ放
送の画像信号やビデオカメラやスチルカメラなどで再生
され供給される静止画または動画等のなどの画像信号を
テレビの揮発性画像メモリに記憶し、リモコン操作によ
り読み出すことが可能なテレビ受像機が提案されてい
る。
【0005】さらに、特開平8−69684では、ディ
スプレイ装置を備えたデッキ部に電子カメラを載置する
と電子カメラの充電を行うと共に、画像データをデッキ
に搭載された交換可能な記憶装置に自動バックアップし
て電子カメラのメモリを消去することが提案されてい
る。また、特開平9−102897には、ビデオムービ
ーカメラをテレビ受像機内に収納して充電および再生制
御などを行うことが提案されている。
【0006】しかしながら、上記のような種々の試みに
もかかわらず、電子メールやインターネットのホームペ
ージへの画像貼りつけなどの場合を除き、プリント以外
の手段による画像鑑賞は充分一般化しているとは言えな
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、デジ
タル静止画の特性を生かし、撮影した静止画が家庭にお
いて散逸せずにいつでも鑑賞可能となるような静止画鑑
賞装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、家庭内で誰もが利用するテレビ受像機を
ベースに構成するとともに、デジタルスチルカメラに必
須のユーザー行動を関連させることにより、撮影した静
止画の散逸を防止するようにした。すなわち、本発明の
解決手段によれば、放送されるテレビ画像信号を受信す
るチューナーと、複数のデジタル静止画像データを蓄積
する大容量記憶装置と、前記チューナーからのテレビ画
像信号と前記大容量記憶装置からのデジタル静止画像デ
ータに基づく静止画像を選択的に表示するテレビ表示部
と、デジタルスチルカメラ載置部と、デジタルスチルカ
メラ載置時にデジタルスチルカメラと接続される信号コ
ネクタと、前記信号コネクタを介してデジタルスチルカ
メラから前記大容量記憶装置にデジタル静止画像データ
を転送する転送制御部と、デジタルスチルカメラ載置に
よりデジタル静止画像データの転送を自動的に起動する
転送起動制御部とを有することを特徴とするデジタル静
止画像を蓄積可能なテレビ受像機が提供される。
【0009】この構成によれば、家庭内で誰もが利用す
るテレビ受像機自体がデジタル静止画の唯一の静止画像
蓄積装置になっていると共に、デジタルスチルカメラの
常時の保管場所ともなっているため、使用後のデジタル
カメラを保管のためにテレビ受像機に載置するだけで、
撮影したデジタル静止画像データがテレビ受像機に自動
的に転送され、その家庭における静止画は全てテレビ受
像機内に存在することになって、散逸することがない。
【0010】さらに、デジタルスチルカメラ載置時にデ
ジタルスチルカメラと接続される充電コネクタと、前記
充電コネクタを介してデジタルスチルカメラを充電する
充電制御部と、デジタルスチルカメラ載置により充電を
自動的に起動する充電起動制御部とを有するよう構成す
れば、使用後のデジタルスチルカメラを保管のためにテ
レビ受像機に載置するというユーザー行動の動機が充電
の必要性によってより強固になる。
【0011】また、デジタルスチルカメラ収納部を有
し、前記デジタルスチルカメラ載置部は前記収納部の内
部に設置されているよう構成すれば、デジタルスチルカ
メラの常時の保管場所である意味付けがより明確にな
る。本発明の解決手段における他の特徴によれば、テレ
ビ受像機本来の機能に混乱をきたさないため、テレビ受
像機をオンオフするメインスイッチと、テレビ画像信号
を表示するテレビモードとデジタル静止画像データに基
づく静止画を表示する静止画モードとを切換えるモード
スイッチと、前記大容量記憶装置の駆動非駆動を制御す
る駆動制御部とを有し、前記メインスイッチがオンされ
た時点では前記大容量記憶装置は非駆動としてテレビモ
ードにてテレビ受像機を立ち上げると共に、モードスイ
ッチによって静止画モードへの切換えが行われると前記
大容量記憶装置を駆動状態とするよう構成している。
【0012】本発明の解決手段におけるさらに他の特徴
によれば、テレビ受像機の機能に静止画像蓄積装置の機
能を融合させるため、前記大容量記憶装置から読み出さ
れたデジタル静止画像データを一時記憶する一時記憶部
を有し、前記モードスイッチによってテレビモードから
静止画モードへの切換えが行われたとき、前記一時記憶
部にデータがあれば前記大容量記憶装置の駆動非駆動状
態にかかわらず直ちに前記一時記憶装置のデータに基づ
いて前記テレビ表示部での表示が行われるよう構成して
いる。
【0013】本発明の解決手段におけるさらに他の特徴
によれば、テレビ受像機におけるテレビ放送の受信表示
と蓄積装置の静止画像表示の煩雑な切換えに迅速に対応
するため、前記モードスイッチによって静止画モードか
らテレビモードへの切換えが行われたときは、テレビ表
示部の表示を直ちにテレビ画像表示に切換えるととも
に、前記大容量記憶部の駆動は所定時間継続するよう構
成している。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態1〜5
について説明する。 (実施の形態1) (1) システム構成 図1及び図2は実施の形態1のシステム外観斜視図及び
システム構成図である。
【0015】実施の形態1におけるテレビ受像機は、チ
ューナーなどからなるテレビ受像機本体1とプラズマデ
ィスプレイなどからなるテレビ表示部2は別体で、ケー
ブル1aを介して接続されており、テレビ受像機本体1
からテレビ表示部2に画像及び音声信号が送られる。テ
レビ受像機本体1の操作はテレビリモコン3によって行
なわれる。テレビ受像機本体1とテレビ表示部2には、
それぞれケーブル1b、2aを介して商用電源が供給さ
れる。
【0016】画像蓄積装置4はテレビ受像機本体1に二
本のケーブルで接続されており、ケーブル4aを介して
テレビ受像機本体1から画像蓄積装置4に制御信号が送
られると共に、ケーブル4bを介して画像蓄積装置4か
らテレビ受像機本体1のAV入力に画像信号および音声
信号が送られる。画像蓄積装置4はハードディスクなど
の大容量メモリを持ち、大量のデジタル画像を管理デー
タと共に記憶する。なお、画像蓄積装置4には、ケーブ
ル4cを介して商用電源が供給され、プリンタ9がケー
ブルで接続されている。
【0017】テレビリモコン3は、テレビモードではテ
レビ受像機本体の通常テレビ機能を制御する。テレビリ
モコン3において後述のアルバムモードボタンが操作さ
れると、アルバムモードとなり、テレビリモコン3の操
作に応答してテレビ受像機本体1は画像蓄積装置4を制
御し、テレビリモコン3の操作に応じた画像信号がテレ
ビ受像機本体1に送られてテレビ表示部2に表示され
る。
【0018】ステーション5はデジタルスチルカメラ
(以下デジタルカメラ)6のための収納部を持ち、収納
部には給電端子5fと信号端子5dが設けられていて、
これらの端子はデジタルカメラ6をステーションの収納
部に収納することにより、対応するデジタルカメラの端
子と接続される。ステーション5は、ケーブル5aを介
して商用電源から電力が供給されるACアダプタ5eを
持ち、その出力が給電端子5fにつながっている。ステ
ーション5のIEEE1394コネクタ5cはケーブル5bを介
してそのまま画像蓄積装置4に直結している。このよう
にステーション5は、デジタルカメラ収納部、信号端子
5d、IEEE1394コネクタ5cおよび給電端子5fとAC
アダプタ5eを持つ簡単な構成であり、デジタルカメラ
6に合った専用のものが用意されている。これに対し
て、画像蓄積装置4は汎用であり、ケーブル5b接続用
のコネクタ形状を規格化することにより、個々のデジタ
ルカメラに合ったステーションにつなぎ換えて使用でき
る。
【0019】デジタルカメラ6がステーション5に収納
されると、まずデータ転送が自動的に起動され、ケーブ
ル5bを介して画像蓄積装置4にデジタルカメラ内の全
てのデジタル画像信号が自動転送される。自動転送がエ
ラーなしに完了したことが確認されると、デジタルカメ
ラ内のメモリ内容は全て自動消去される。このときメモ
リのエンプティを示すLED5kが点灯する。データ転
送が完了すると充電が自動的に起動され、完了と共に自
動停止する。このとき充電完了を示すLED5mが点灯
する。従って、デジタルカメラ6をステーション5に収
納したまま放置すれば、データ転送及び充電が完了し、
デジタルカメラ6をステーション5から取り外したとき
即座に使用可能となる。デジタルカメラ6の取り外しの
際にはLED5kとLED5mを確認する。なお、デジ
タルカメラの放置により自然放電があった時は、自動的
に充電動作が繰り返される。
【0020】図2は本発明の実施の形態1のシステム構
成図あり、ケーブル1aはテレビ受像機本体1のAVコ
ネクタ1cおよびテレビ表示部2のAVコネクタ2b間
を接続する。通常のテレビモードにおいて、テレビ受像
機本体1はチューナーを含むTV回路1dからの信号を
AV出力制御部1eを介してAVコネクタ1cに送って
いる。受信部1fはテレビリモコン3の送信部3aから
の赤外信号を受け、受信内容はデコーダ1gを介してC
PU1hに伝達される。テレビモードにおいてはテレビ
リモコン3の操作に応じてTV回路1dが制御され、チ
ャンネルや音量の変更などが行われる。
【0021】テレビリモコン3によりモード変更の操作
が行われ、デコーダ1gからの信号に基づいてCPU1
hがテレビモードからアルバムモードへの変更を検出す
ると、AV出力制御部1eはTV回路1dからの信号に
換えて、AVコネクタ1iからの信号をAVコネクタ1
cに送るようになる。さらに、アルバムモードになる
と、デコーダ1gからの信号に基づいてCPU1はIEEE
1394コネクタ1jからIEEE1394規格によるケーブル4a
を介して画像蓄積装置4のIEEE1394コネクタ4dに制御
信号を送る。このようにして、テレビリモコン3の操作
による画像蓄積装置4の制御が可能となる。例えば、テ
レビリモコン3によって画像の送りを指示すると、受信
部1f、デコーダ1g、CPU1h、IEEE1394コネクタ
1j、ケーブル4a、IEEE1394コネクタ4dのルートで
画像送りの制御信号が画像蓄積装置4に送られる。これ
によって、IEEE1394コネクタ4dに接続されているCP
U4eは画像送り信号であることを検知し、ハードディ
スクなどからなる記憶部4fから次の画像を読み出し
て、NTSC(National Television System Committee)
変換回路4gを介しAVコネクタ4hからケーブル4b
を通してAVコネクタ1iに読み出した次画像の信号を
送る。
【0022】IEEE1394規格によるケーブル5bは、画像
蓄積装置4のIEEE1394コネクタ4iとステーション5の
IEEE1394コネクタ5cとの間に接続されている。IEEE13
94コネクタ5cから信号端子5dの間はステーション5
内で直結になっている。信号端子5dはIEEE1394規格に
よるが端子形状はデジタルカメラ6専用の形状となって
いる。商用電源5aに接続されているACアダプタ5e
の出力は充電端子5fに接続されている。信号端子5d
と充電端子5fは1つの接続コネクタ内にまとめられて
いる。デジタルカメラ6の信号端子6aと充電端子6c
もこれに対応して1つの接続コネクタ内にまとめられて
いる。デジタルカメラ6をステーションに収納すると、
デジタルカメラ6の信号端子6aがステーションの信号
端子5dと接触すると共に、デジタルカメラ6充電池6
bに接続されている充電端子6cがステーション5の充
電端子5fと接触する。これによって、デジタルカメラ
6の画像信号が信号端子6a、信号端子5d、IEEE1394
コネクタ5c、ケーブル5b、IEEE1394コネクタ4iを
通じて画像蓄積装置4のCPU4eに吸い上げられると
共に、充電池6bに対してACアダプタ5eから充電が
行われる。実施の形態1のテレビ受像機は、テレビ受像
機本体1とテレビ表示部2とを別体に構成したものを説
明した。しかし、テレビ受像機として、テレビ受像機本
体とテレビ表示部とを一体に構成してもよい。
【0023】なお、上記の例では、画像蓄積装置4から
テレビ受像機本体1へ、画像蓄積装置4内のNTSC変
換回路4gで変換されたテレビ信号をAVコネクタを介
して送信した。しかし、テレビ受像機本体1に設けられ
たIEEE1394コネクタ1jを介してテレビ信号に変換して
いないデジタル信号を受信し、テレビ受像機本体1のT
V回路1dによりテレビ信号に変換してもよい。
【0024】また、テレビ表示部2のAVコネクタに、
画像蓄積装置4からの信号をテレビ受像機本体1を介さ
ずに直接送信することも可能である。更に、テレビ表示
部2には、不図示であるがIEEE1394インターフェース、
IEEE1394コネクタを備えている。デジタル信号をIEEE13
94コネクタを介して送信してもよい。 (2)各構成及び機能 次に本発明のシステムを構成する画像蓄積装置、ステー
ション及びデジタルカメラの各構成及び機能について説
明をする。
【0025】図3は、実施の形態1の画像蓄積装置4の
構成を示すブロック図である。本実施の形態1の画像蓄
積装置4は、以下に説明する装置により構成される。C
PU4eは、画像蓄積装置4内の装置を制御し、デジタ
ルカメラ6内のCPU6hと連携して、後述する図6、
図7、図8のフローを処理する。また、CPU4eには
ROMが搭載されており、画像等のデータが記憶されて
いる。
【0026】カードスロット4sは、デジタルカメラ6
に装着されるカードメモリ(コンパクトフラッシュ、ス
マートメディア、メモリースティック等)から画像また
は音声信号を読み取る装置である。 なお、コンパクト
フラッシュは米国San Disk社、スマートメディアは
(株)東芝、メモリスティックはソニー(株)のそれぞ
れ商品名である。
【0027】カードドライバ4pは、CPU4eからの
指令によりカードスロット4sを駆動する装置である。
記憶部4fは、画像または音声信号を大量に保存する不
揮発性の大容量ハードディスクである。また、CPU4
eで処理されるプログラムも記憶している。記憶部ドラ
イバ4nは、CPU4eからの指令により記憶部4fを
駆動する装置である。
【0028】MPEG(Moving Picture Expert Group)
デコーダ4kは、MPEG方式で圧縮記録された動画像
データを伸長し再生するための装置である。JPEG(J
oint Photograpfic Expert Group)デコーダ4tは、J
PEG方式で圧縮記録された静止画像データを伸長し再
生するための装置である。フレームメモリ4mは、画像
又は音声信号を一時的に記憶しておく揮発性の半導体メ
モリである。フレームメモリ4mは、デジタルカメラ6
からの画像又は音声信号のファイル転送時に使用される
他に、テレビ受像機本体1、プリンタ9への画像出力時
にも使用される。
【0029】スイッチ回路4qは、画像蓄積装置4に設
けられたスイッチが操作されたことを検出しCPU4e
に伝達する回路である。電源回路4rは、不図示の商用
電源と接続され、画像蓄積装置4内の各装置に電力を供
給する装置である。IEEE1394インターフェース4jは、
制御信号、画像または音声信号等をテレビ受像機本体
1、デジタルカメラ6(ステーション5)、プリンタ9
に搭載されたIEEE1394インターフェースと送受信するた
めの装置である。また、テレビリモコン3からの信号を
受信し、CPU4eに伝達する。
【0030】IEEE1394コネクタ4i,4dは、テレビ受
像機本体1、デジタルカメラ6(ステーション5)、プ
リンタ9に搭載されたIEEE1394インターフェース間を結
ぶケーブルを接続するためのコネクタである。NTSC
変換回路4gは、デジタル的画像信号をNTSC方式の
テレビ信号に変換する装置である。これにより、上記IE
EE1394インターフェースを搭載しないテレビであっても
画像を再生することができる。
【0031】AVコネクタ4hは、NTSC変換器4g
で変換されたテレビ信号を外部に出力するためのコネク
タである。図4は、実施の形態1のステーション5の構
成を示すブロック図である。実施の形態1のステーショ
ン5について図4を用いて説明する。ACアダプタ5e
は、不図示の商用電源と接続され、装着されるデジタル
カメラ6に電力を供給するための電源装置である。ま
た、デジタルカメラ6に装着された充電池6bの充電に
も用いられる。
【0032】DSC接続コネクタ5jは、デジタルカメ
ラ6に設けられたDSC接続コネクタ6nと接続するコ
ネクタであり、図2の信号端子5dと充電端子5fに対
応している。DSC接続コネクタ5jは、ACアダプタ
5e、IEEE1394インターフェース5cと電気的に接続さ
れている。このDSC接続コネクタ5jを介して、デジ
タルカメラ6に電力を供給したり、信号の授受をする。
信号端子5dは、IEEE1394規格に準拠した信号の授受を
行うための端子である。このDSC接続コネクタ5j
は、デジタルカメラ6と接続するために設けられた専用
形状で構成されたコネクタである。なお、図2では言及
しなかったがDSC接続コネクタ5jは、AVコネクタ
5gとも電気的に接続する端子も備えている。
【0033】AVコネクタ5gは、デジタルカメラ6内
でNTSC変換されたテレビ信号を外部に出力するため
のコネクタである。実施の形態では説明していないが、
このAVコネクタ5gと他の機器のAVコネクタとを接
続することで、IEEEインターフェースを備えていない機
器でもデジタルカメラ6内で変換されたテレビ信号を鑑
賞することができる。
【0034】IEEE1394コネクタ5cは、画像蓄積装置4
に搭載されたIEEE1394インターフェース間を結ぶケーブ
ル5bを接続するためのコネクタである。実施の形態で
は、IEEE1394コネクタ5cを画像蓄積装置4のIEEE1394
コネクタ4iと接続した場合についてのみ説明している
が、テレビ受像機本体1、プリンタ9がデジタルカメラ
6内の画像、音声ファイルを取り扱える場合には、画像
蓄積装置4を介さずにテレビ受像機本体1、プリンタ9
に搭載されたIEEE1394インターフェースと接続して、画
像、音声ファイルを再生、印刷することができる。
【0035】LED5iは、メモリ用LED5kと充電
用LED5mとを有する。LED5iは、その点灯状態
により、デジタルカメラ6内に装着されたカードメモリ
と充電池5bの状態を使用者に知らしめる。LEDドラ
イバ5hは、デジタルカメラ6のCPU6hまたは画像
蓄積装置4のCPU4eからの指令によりLED5iの
点灯制御を行う。
【0036】図5は、デジタルカメラ6の構成を示すブ
ロック図である。実施の形態1のデジタルカメラ6につ
いて図5を用いて説明する。また、ここでは撮影、画像
処理の説明を省略しているが当然、撮影レンズ、撮像素
子、画像処理回路等は備えている。CPU6hは、デジ
タルカメラ6内の各装置を制御し、画像蓄積装置4内の
CPU4eと連携して後述の図26に示すフローを処理
する。
【0037】スイッチ回路6fは、デジタルカメラ6に
設けられたレリーズボタン6r、コマンドダイヤル6s
等が操作されることを検出してCPU6hに伝達する回
路である。IEEE1394インターフェース6eは、制御信
号、画像または音声信号等をテレビ受像機本体1、画像
蓄積装置4、プリンタ9に搭載されたIEEE1394インター
フェースと送受信するための装置である。
【0038】IEEE1394コネクタ6dは、IEEE1394インタ
フェースを備えた他の機器と信号の授受を行うためのコ
ネクタである。実施の形態では説明していないが、ステ
ーション5を介さずに画像蓄積装置4と信号の授受を行
うときに使用される。また、テレビ受像機本体1、プリ
ンタ9がデジタルカメラ6内の画像、音声ファイルを取
り扱える場合には、画像蓄積装置4を介さずにテレビ受
像機本体1、プリンタ9に搭載されたIEEE1394インター
フェースと接続して、画像、音声ファイルを再生、印刷
することができる。
【0039】AVコネクタ6mは、NTSC変換された
テレビ信号を外部に出力するためのコネクタである。実
施の形態1では説明していないが、このAVコネクタ6
mと他の機器のAVコネクタとを接続することで、IEEE
インターフェースを備えていない機器でもデジタルカメ
ラ6内で変換されたテレビ信号を鑑賞することができ
る。
【0040】DSC接続コネクタ6nは、ステーション
5に設けられたDSC接続コネクタ5jと接続するコネ
クタである。DSC接続コネクタ6nを介して、電力の
供給を受けたり、信号の授受をする。DSC接続コネク
タ6nは、DSC接続コネクタ5jと同様に、信号端
子、充電端子、AV端子を備える。信号端子での信号の
授受は、IEEE1394規格に準拠した信号で行われる。この
DSC接続コネクタ6nは、ステーション5と接続する
ために設けられた専用形状で構成されたコネクタであ
る。
【0041】充電池6bは、デジタルカメラ6内の各装
置を駆動するため電力を供給する電池である。充電池6
bは、ステーション5内のACアダプタ5eから供給さ
れた電力により充電を行う。カードスロット6iは、装
着されたカードメモリ(コンパクトフラッシュ、スマー
トメディア、メモリースティック等)に画像または音声
信号を記録し、また読み取る装置である。
【0042】カードドライバ6jは、CPU6hからの
指令によりカードスロット6iを駆動する装置である。
また、画像蓄積装置4、デジタルカメラ6は電源がOF
Fの状態でも、IEEE1394インターフェースを介して外部
から入力された信号により電源をONすることが可能で
ある。 (a)充電;画像吸い上げフロー 図6、図7に画像蓄積装置4内のCPU4eで実行され
るフローチャートを示す。
【0043】図6に示すフローは、画像蓄積装置4によ
りステーション5にデジタルカメラ6が接続されたこと
を検出することによりスタートする。画像蓄積装置4に
は常に待機状態でいるため微少電流が流れており、IEEE
1394コネクタ4i、ケーブル5b、IEEE1394コネクタ5
cを介してステーション5と通信可能状態にある。ステ
ーション5にデジタルカメラ6が接続されたことが検出
できる。
【0044】ステップS151では、デジタルカメラ6
からの画像及び音声信号の受信に必要な機能を起動す
る。具体的には、メイン電源をONし、画像及び音声信
号を記録する記憶部4fの駆動、受信プログラムの起動
等を行う。ステップS152では、ケーブル5aを介し
てステーション5内のACアダプタ5eを駆動させ、デ
ジタルカメラ6に電力を供給するとともに、デジタルカ
メラ6のメイン電源をONする。当然、接続前からデジ
タルカメラ6のメイン電源がONしていた場合には、メ
イン電源のON状態を継続させる。
【0045】ステップS153では、デジタルカメラ6
内に、画像蓄積装置4で取り扱える(再生できる)画像
及び音声信号のファイルが存在するか否かを検出する。
存在する場合にはステップS154進み、存在しない場
合には図7のステップS161に進む。ここで、画像蓄
積装置4は、JPEGファイル、MPEGファイル、G
IFファイル、ビットマップファイル、フラッシュピッ
クスファイル等の標準化された画像ファイル、WAVE
ファイル等の音声ファイルは予め取り扱うことができる
ように設定されている。デジタルカメラには、各メーカ
ーが独自に開発した形式で記録した画像ファイルが存在
する場合がある。こうした独自形式の画像ファイルは専
用のソフトウェアが無いと取り扱うことができない。ま
た、デジタルカメラに装着されるカードメモリは、デジ
タルカメラ以外の機器でも使用できるため、文書ファイ
ル等、画像、音声ファイル以外のファイルが存在する可
能性もある。画像蓄積装置4で取り扱えないファイル
は、受信しても再生することができないので受信しな
い。
【0046】しかし、画像蓄積装置4の扱えないファイ
ルは、専用のソフトウェアを画像蓄積装置4にセットア
ップ(インストール)することにより取り扱えるように
なる。セットアップしたことにより取り扱い可能となっ
たファイルは、セットアップ後から自動的に受信するこ
とになる。なお、デジタルカメラ6がカードメモリの着
脱可能な場合にカードメモリを備えていない場合には当
然ファイルが存在しないと判断される。カードメモリを
備えていない場合は、デジタルカメラ6のLCD6q
に、カードメモリが存在しないことを使用者に伝える警
告表示を行わせるようにデジタルカメラ6を制御する。
また、取り扱えないファイルが存在する場合には、デジ
タルカメラ6のLCD6qに、取り扱えないファイルが
存在することを使用者に伝える警告表示を行わせるよう
にデジタルカメラ6を制御する。
【0047】ステップS154では、記憶部4fの共通
フォルダに日付等の名前を付したフォルダを作成する。
例えは、フォルダ名は、「990401-990402」と受信する
画像及び音声信号ファイルの最初に記録されたファイル
の日時と最後に記録されたファイルの日時を表すように
する。日付情報は画像及び音声信号ファイルのヘッダ部
に記録されている日付情報を使用する。共通フォルダ
は、記憶部4f内に予め作成されているフォルダで、デ
ジタルカメラ6からファイルが転送されるフォルダであ
る。また、画像蓄積装置4には共用フォルダの中に、
「家族」「お父さん」「お母さん」「太郎」と名付けら
れたフォルダが予め作成されている。
【0048】ステップS155では、ステーション5の
メモリ用LED5kを点滅させ、ファイルの転送中であ
ることを使用者に知らしめる。ステップS156では、
デジタルカメラ6から撮影、録音順に画像及び音声信号
ファイルを受信し、記憶部4fの「990401-990402」フ
ォルダに記録する。本ステップの信号受信制御について
は図8を用いて詳述する。
【0049】ステップS157では、デジタルカメラ6
のLCD6qに図11に示すような表示を行い、どのフ
ォルダに保存するか問い合わせる。ここでは、共用フォ
ルダの中に作られているフォルダを選択可能に表示して
いる。フォルダを選択する方法は、コマンドダイヤル6
sを回転することでフォルダを選択し、レリーズボタン
6rを押すことで選択されたフォルダが指示される。
【0050】ステップS158では、フォルダが指示さ
れたか否かを検出し、検出された場合にはステップS1
60に進み、検出されない場合にはステップS159に
進む。ステップS159では、フォルダの問い合わせを
始めてから所定時間が経過したかを検出する。所定時間
経過していればステップS161に進み、所定時間経過
していなければステップS157に戻り、フォルダの問
い合わせを継続する。
【0051】ステップS160では、共用フォルダの中
のフォルダ「990401-990402」ごとフォルダ構造を崩す
ことなく指定されたフォルダに移動する。ステップS1
61では、デジタルカメラ6に装着されたカードメモリ
が空であるか否かを検出する。空である場合はステップ
S162に進み、空でない場合にはステップS163に
進む。
【0052】ステップS162では、ステーション5の
メモリ用LED5kを点灯させ、デジタルカメラ6に装
着されたカードメモリが空であることを使用者に知らし
める。ステップS163では、ステーション5のメモリ
用LED5kを消灯させ、デジタルカメラ6に装着され
たカードメモリが空でないことを使用者に知らしめる。
【0053】ステップS164では、デジタルカメラ6
のメイン電源をOFFさせる。接続前からデジタルカメ
ラ6のメイン電源がONしていた場合でも、本ステップ
でデジタルカメラ6のメイン電源をOFFさせる。ステ
ップS165では、デジタルカメラ6内に充電池6bが
装着されているか否かを検出する。充電池6bが装着さ
れている場合にはステップS166に進み、充電池6b
でない、または装着されていない場合にはステップS1
70に進む。
【0054】ステップS166では、デジタルカメラ6
の充電池6bの充電を開始する。ステップS167で
は、ステーション5の充電用LED5mを点滅させ、充
電池6bが充電中であることを使用者に知らしめる。ス
テップS168では、充電が完了したか否かを検出す
る。完了していればステップS169に進み、完了して
いなければステップS166に戻り、充電を継続する。
【0055】ステップS169では、ステーション5の
充電用LED5mを点灯させ、充電池6bが充電完了し
たことを使用者に知らしめる。ステップS170では、
ステーション5に対して電力供給を終了する。ステップ
S171では、画像蓄積装置4のメイン電源をOFF
し、本フローを終了する。 (b)信号受信 図8〜図10を用いて図6におけるステップS156の
信号受信制御について説明する。
【0056】ステップS101では、デジタルカメラ6
とステーション5との接続状態が解除された場合に処理
される接続解除割り込み処理の割り込みを可能にする。
接続解除割り込み処理は図9を用いて説明する。ステッ
プS102では、デジタルカメラ6により転送中止が指
示されたか否かを検出する。デジタルカメラ6のレリー
ズボタンが操作されることにより転送中止が指示され
る。転送中止が指示された場合には図9のステップS1
10に進み、指示されていなければステップS103に
進む。
【0057】ステップS103では、デジタルカメラ6
の未転送ファイルが記録されているフォルダ(階層)構
造を検出する。未転送ファイルがフォルダ構造を有して
いる場合はステップS104に進み、フォルダ構造を有
していない場合はステップS106に進む。ステップS
104では、ステップS103で検出されたフォルダが
画像蓄積装置4内に既に存在しているか検出する。存在
していればステップS106に進み、存在していなけれ
ばステップS105に進む。
【0058】ステップS105では、図6のステップS
154で作成されたフォルダ「990401-990402」内に、
更にフォルダを作成する。ステップS106では、デジ
タルカメラ6に未転送ファイルを転送するよう指示し、
を図6のステップS154、ステップS105で作成さ
れたフォルダ内に記録する。
【0059】これによりデジタルカメラ6内にフォルダ
構造で記録されていた場合には、記録されていたフォル
ダ構造を崩すことなく画像蓄積装置4に記録でき、整理
しやすい。更にステップS106では、デジタルカメラ
6のLCD6qを使用して転送中であることを表示する
ようデジタルカメラ6に指示する。
【0060】ステップS107では、デジタルカメラ6
から画像蓄積装置4にファイルの記録が完了したか否か
を検出する。完了していればステップS108に進み、
完了していなければステップS106で転送を継続す
る。ステップS108では、デジタルカメラ6内のファ
イルのヘッダ部に転送済みであることを示す情報を付加
するようデジタルカメラ6に指示する。図10のステッ
プS121、ステップS122で、この付加された情報
に基づいてファイルが消去される。そしてステップS1
09に進む。
【0061】ステップS109では、デジタルカメラ6
内に、更に画像蓄積装置4で取り扱うことができる未転
送ファイルが存在するか否かを検出する。未転送ファイ
ルが存在する場合にはステップS102に戻り、未転送
ファイルが存在しない場合にはステップS116に進
む。前述したステップS102で転送中止の指示を検出
した場合、ステップS110で、デジタルカメラ6のL
CD6qに図11に示すように転送済みのファイルも含
めて全ての転送を中止するか使用者に質問する。
【0062】ステップS111では、ステップS110
の質問に対して「No」が指示されたか否かを検出す
る。「No」が指示された場合にはステップS116に
進む。また、「No」が指示されていない場合はステッ
プS112に進む。ここで、使用者により「No」が指
示された場合には転送済みのファイルは転送したままで
よいと判断される。
【0063】ステップS112では、ステップS110
の質問に対して「Yes」が指示されたか否かを検出す
る。「Yes」が指示された場合にはステップS114
に進み、「Yes」が指示されていない場合はステップ
S113に進む。ここで、使用者により「Yes」が指
示された場合には、充電をするためにステーション5に
装着したものと判断される。「Yes」か「No」を指
示する方法は、コマンドダイヤル6sを回転することに
より「Yes」または「No」を選択し、レリーズボタ
ン6rを押すことにより選択されたほうが指示される。
【0064】ステップS114では、今回転送したファ
イルとフォルダ、更に「990401-990402」フォルダを画
像蓄積装置4内の記憶部4fから削除する。ステップS
115では、デジタルカメラ6内のファイルのヘッダ部
に付加された転送済み情報を解除するようデジタルカメ
ラ6に指示する。ステップS113では、転送中止指示
がなされてから所定時間が経過したか否かを検出する。
所定時間経過していなければステップS110に戻り、
指示を待つ。所定時間経過した場合には、ステップS1
02の転送中止指示により充電のみをするためにステー
ション5に装着されたものと見なしステップS114に
進む。
【0065】ステップS116では、プロテクトされた
ファイルを転送したか否かを検出する。プロテクトされ
たファイルを転送している場合はステップS117に進
み、プロテクトされたファイルを転送していない場合は
ステップS122に進む。プロテクトとは、カードメモ
リに記録されたファイルを誤消去してしまわないように
ファイル管理するようデジタルカメラ6に備えられた機
能である。通常、プロテクトを解除しない限りそのファ
イルは消去することはできない。
【0066】ステップS117では、図11に示すよう
にプロテクトされたファイルを消去するかLCD6qに
表示する。ステップS118では、ステップS517の
質問に対して「No」が指示されたか否かを検出する。
「No」が指示されたことを検出した場合はステップS
122に進む。また、「No」が指示されたことを検出
しない場合はステップS119に進む。
【0067】ステップS119では、ステップS117
の質問に対して「Yes」が指示されたか否かを検出す
る。「Yes」が指示されたことを検出した場合はステ
ップS121に進む。また、「Yes」が指示されたこ
とを検出しない場合はステップS120に進む。ステッ
プS120では、プロテクトされたファイルを消去する
かLCD6qに表示し始めてから所定時間が経過したか
否かを検出する。所定時間経過していなければステップ
S117に戻り、指示を待つ。また、所定時間経過して
いればステップS121に進む。ここでは特に指示され
ない場合には、カードメモリの空き容量を増やすため
に、プロテクトされたファイルを削除するようにした。
【0068】ステップS121では、ステップS108
でファイルのヘッダ部に付加された転送済み情報を検索
して、デジタルカメラ6から転送が完了しているファイ
ルを削除する。ステップS122では、ステップS10
8でファイルのヘッダ部に付加された転送済み情報とプ
ロテクト情報を検索して、デジタルカメラ6から転送が
完了しているファイルのうちプロテクトされていないフ
ァイルのみを削除する。
【0069】ステップS123では、接続解除割り込み
処理の割り込みを不可にし、本フローを終了する。 (c)途中取り外し 図9を使用して接続解除割り込み処理を説明する。本フ
ローは、割り込みが可能である状態において、ステーシ
ョン5とデジタルカメラ6との接続が解除されることに
よりスタートする。
【0070】ステップS181では、デジタルカメラ6
の表示部を使用して接続されていないことを警告し、使
用者に接続することを促す。ステップS182では、フ
ァイルの転送途中に接続解除があり、記憶部4f内に転
送が完了していないファイルが存在するか否かを検出す
る。存在する場合にはステップS183に進み、存在し
ない場合にはステップS184に進む。
【0071】ステップS183では、記憶部4f内の転
送完了していないファイルを削除する。ステップS18
4では、デジタルカメラ6とステーション5が接続され
たか否かを検出する。接続されたことが検出された場合
にはステップS187に進み、検出されない場合にはス
テップS185に進み。
【0072】ステップS187では、再度接続されたデ
ジタルカメラが前回接続されていたデジタルカメラ6で
あるか判別する。同じデジタルカメラ6であった場合に
は図8のステップS109に進む。これにより、既に作
成されたフォルダに転送を可能にする。異なるデジタル
カメラであった場合には図6のステップS152に進
む。
【0073】ステップS185では、接続が解除されて
からの経過時間が所定時間を越えたか否かを検出する。
経過時間が所定時間を越えた場合にはステップS186
に進み、越えていない場合にはステップS184に戻
る。ステップS186では、画像蓄積装置4の電源をO
FFして本フローを終了する。
【0074】実施形態1では、全てのファイルの転送が
終了した後に、正常に転送したファイルに対応するデジ
タルカメラ6内のファイルを一括して消去するよう構成
した。しかし、それだけに限らず、1つのファイルの転
送が終了した時点で対応するファイルを個別に消去する
ようにしてもよい。なお、実施形態1のデジタルカメラ
では、転送が終了したファイルを実際に消去する例を説
明したが、ファイルの上書き可能なデジタルカメラでは
ファイルのヘッダ部に消去可能情報を付加するのみで実
際に消去しなくてよい。
【0075】また、本実施の形態1では、画像蓄積装置
4によりデジタルカメラ6の装着を検出したが、テレビ
受像機本体1により検出するようにしてもよい。また、
本実施の形態のフローチャートの制御は、画像蓄積装置
4内のCPU4eにより実行させたがテレビ受像機本体
1内のCPU1hにて実行してもよい。 (d)デジタルカメラ6内CPU6hでの処理 また、図8に示したフローチャートはデジタルカメラ6
内のCPU6hにより実行させてもよい。以下にデジタ
ルカメラ6内のCPU6hにより実行する実施の形態を
図13を用いて説明する。
【0076】ステップS501では、デジタルカメラ6
とステーション5との接続状態が解除された場合に処理
される接続解除割り込み処理の割り込みを可能にする。
接続解除割り込み処理は図12を用いて説明する。ステ
ップS502では、デジタルカメラ6のレリーズボタン
が操作され転送中止が指示されたか否かを検出する。転
送中止が指示された場合にはステップS510に進み、
指示されていなければステップS503に進む。
【0077】ステップS503では、未転送ファイルが
記録されているフォルダ(階層)構造を検出する。未転
送ファイルがフォルダ構造を有している場合はステップ
S504に進み、フォルダ構造を有していない場合はス
テップS506に進む。ステップS504では、ステッ
プS503で検出されたフォルダが画像蓄積装置4内に
既に存在しているか検出する。存在していればステップ
S506に進み、存在していなければステップS505
に進む。
【0078】ステップS505では、画像蓄積装置4の
記憶部4fに図6のステップS154で作成されたフォ
ルダ「990401-990402」内に、更にフォルダを作成する
ように画像蓄積装置4に指令する。ステップS506で
は、未転送ファイルを画像蓄積装置4に転送し図6のス
テップS154、ステップS505で作成されたフォル
ダ内に記録するよう指示する。
【0079】これによりデジタルカメラ6内にフォルダ
構造で記録されていた場合には、記録されていたフォル
ダ構造を崩すことなく画像蓄積装置4に記録されるため
整理しやすい。更にステップS506では、LCD6q
に転送中であることを表示する。ステップS507で
は、画像蓄積装置4に転送したファイルの記録が完了し
たか否かを検出する。完了していればステップS508
に進み、完了していなければステップS506で転送を
継続する。画像蓄積装置4は、転送されたファイルが記
憶部4fへの記録が完了したときに完了信号を送信する
ようになっている。
【0080】ステップS508では、デジタルカメラ6
内のファイルのヘッダ部に転送済みであることを示す情
報を付加する。図15に示すステップS521、ステッ
プS522で、この付加された情報に基づいてファイル
が消去される。そしてステップS509に進む。ステッ
プS509では、デジタルカメラ6内に、更に画像蓄積
装置4で取り扱うことができる未転送ファイルが存在す
るか否かを検出する。未転送ファイルが存在する場合に
はステップS502に戻り、未転送ファイルが存在しな
い場合にはステップS516に進む。
【0081】ステップS510では、デジタルカメラ6
のLCD6qに図11に示すように転送済みのファイル
も含めて全ての転送を中止するか使用者に質問する。ス
テップS511では、ステップS510の質問に対して
「No」が指示されたか否かを検出する。「No」が指
示されたことを検出した場合にはステップS516に進
む。また、「No」が指示されたことを検出しない場合
はステップS512に進む。ここで、使用者により「N
o」を指示された場合には転送済みのファイルは転送し
たままでよいと判断される。
【0082】ステップS512では、ステップS510
の質問に対して「Yes」が指示されたか否かを検出す
る。「Yes」が指示されたことを検出した場合にはス
テップS514に進み、「Yes」が指示されたことを
検出しない場合はステップS513に進む。ここで、使
用者により「Yes」を指示された場合には、充電をす
るためにステーション5に装着したものと判断される。
【0083】ステップS514では、今回転送したファ
イルとフォルダ、更に「990401-990402」フォルダを画
像蓄積装置4内の記憶部4fから削除するよう画像蓄積
装置4に指示する。ステップS515では、デジタルカ
メラ6内のファイルのヘッダ部に付加された転送済み情
報を解除する。
【0084】ステップS513では、転送中止指示がな
されてから所定時間が経過したか否かを検出する。所定
時間経過していなければステップS510に戻り、指示
を待つ。所定時間経過した場合には、ステップS502
の転送中止指示により充電のみをするためにステーショ
ン5に装着されたものと見なしステップS514に進
む。
【0085】ステップS516では、プロテクトされた
ファイルを転送したか否かを検出する。プロテクトされ
たファイルを転送している場合はステップS517に進
み、プロテクトされたファイルを転送していない場合は
ステップS522に進む。プロテクトとは、カードメモ
リに記録されたファイルを誤消去してしまわないように
ファイル管理するようデジタルカメラ6に備えられた機
能である。通常、プロテクトを解除しない限りそのファ
イルは消去することはできない。
【0086】ステップS517では、図11に示すよう
にプロテクトされたファイルを消去するかLCD6qに
表示する。ステップS518では、ステップS517の
質問に対して「Yes」が指示されたか否かを検出す
る。「Yes」が指示されたことを検出した場合はステ
ップS522に進む。また、「Yes」が指示されたこ
とを検出しない場合はステップS519に進む。
【0087】ステップS519では、ステップS517
の質問に対して「No」が指示されたか否かを検出す
る。「No」が指示されたことを検出した場合はステッ
プS521に進む。また、「No」が指示されたことを
検出しない場合はステップS520に進む。ステップS
520では、プロテクトされたファイルを消去するかL
CD6qに表示し始めてから所定時間が経過したか否か
を検出する。所定時間経過していなければステップS5
17に戻り、指示を待つ。また、所定時間経過していれ
ばステップS521に進む。ここでは特に指示されない
場合にはプロテクトされたファイルを削除しないように
した。
【0088】ステップS521では、ステップS508
でファイルのヘッダ部に付加された転送済み情報とプロ
テクト情報を検索して、デジタルカメラ6から転送が完
了しているファイルのうちプロテクトされていないファ
イルのみを削除する。ステップS522では、ステップ
S508で付加された転送済み情報を検索して、デジタ
ルカメラ6から転送が完了している全てのファイルを削
除する。
【0089】ステップS523では、接続解除割り込み
処理の割り込みを不可にし、本フローを終了する。 (3)画像蓄積装置の動作 テレビリモコンの操作により行われる画像蓄積装置の動
作について具体的に説明する。
【0090】テレビリモコン3の詳細を図16 に示
す。テレビ受像機本体1に微小電流が供給されてスタン
バイ状態にあるときに、テレビリモコン3の電源ボタン
3aが押されると、テレビ受像機本体1のメイン電源が
オンとなる。図17は、メイン電源オン後のテレビ受像
機本体の基本動作フローである。ステップS1でメイン
電源がオンになると、ステップS2においてテレビ受像
機本体は常にテレビモードにて立ち上がる。従って、直
前の使用において、例えば後述するアルバムモードにて
テレビ受像機本体1のメイン電源をオフしていたとして
も、新たにメイン電源をオンしたときは、テレビ受像機
本体1はテレビモードにて立ち上がる。ここで、テレビ
モードとは、通常のテレビ放送を受信して鑑賞するモー
ドをいう。ステップS3でアルバムモードなど他のモー
ドへのモード変更操作による割込みを可能にし、ステッ
プS4でメイン電源オフ操作による割込みを可能にした
あと、フローはステップS5のテレビモード動作に入
る。
【0091】ステップS5でテレビモード動作に入り、
テレビ放送の表示が始まると、所定時間(例えば5秒
間)、テレビ表示部2においてデジタルカメラの情報が
テレビ放送画面に重畳して表示される。表示されるデジ
タルカメラの情報は、例えばデジタルカメラ6のステー
ション5への載置の有無、デジタルカメラ6から画像蓄
積装置4へのデジタル静止画像の転送状況、デジタルス
チルカメラの充電状況などである。
【0092】図16 におけるテレビリモコン3のアル
バムボタン3bを押すと、モード変更割込みがかかる。
アルバムモードの基本フローを示す図13において、ス
テップS6でモード変更割込みがかかると、ステップS
7でアルバムモードへのモード変更であることが確認
し、ステップS8へ進む。なお、モード変更割込みがア
ルバムモードへものでなかったときは、ステップS7か
ら別モードのフローへ進む。ステップS8ではアルバム
モードから他のモードへの変更に必要なモード変更割込
み操作を可能とする処理をし、ステップS9ではアルバ
ムモードから直接テレビ受像機本体1のメイン電源をオ
フ操作するためのメイン電源オフ割込みを可能とする処
理をする。
【0093】ステップS10において、画像蓄積装置4
に微小電流が供給されてスタンバイ状態にあることが確
認されると、ステップS11で画像蓄積装置4の電源を
オンする指示が出され、画像蓄積装置4が立ち上がる。
ステップS12では、後述するデータ取込み完了割込み
を受け付けるための処理が行われる。一方、ステップS
10において画像蓄積装置4がスタンバイ状態でない場
合は、ステップS13でテレビ表示部2に「画像蓄積装
置の電源を入れてください」とのメッセージが表示さ
れ、ステップS14にて画像蓄積装置4の元電源がオン
されるのを待つ。画像蓄積装置4の元電源がオンされる
と、ステップS15でメッセージの表示を終了し、ステ
ップS12に進む。
【0094】ステップS16では、バックグラウンドミ
ュージックがスタートする。これは、テレビモードで放
送を受信している際に通常流れている音声がアルバムモ
ードになって無音状態になる違和感を緩和するためであ
る。このバックグラウンドミュージックはあらかじめ準
備されているものがランダムに選ばれる。この機能はユ
ーザ設定によって、バックグラウンドミュージックの代
わりにそのままテレビ音声を流す、または完全に無音に
するなど、任意に変更できる。
【0095】ステップS171では、フレームメモリ4
mに画像が保持されているか否かを検出する。フレーム
メモリ4mには、図28のステップS87で画像が保持
される。保持されていればステップS172に進み、保
持されてなければステップS174に進む。ステップS
172では、図28のステップS87でフレームメモリ
4mに保持された表示画像を読み出し、テレビ表示部2
に表示する。半導体メモリであるフレームメモリ4mに
保持された表示画像は瞬時に読み出され、表示を行うこ
とができる。そのため、アルバムモードに変更されてか
らテレビ表示部2に画像が表示されるまでの期間を極力
短くすることができ、違和感を生じさせない。
【0096】ステップS173では、記憶部ドライバ4
nに指令を出し、記憶部4fの駆動を開始する。そし
て、ステップS18に進む。上述したステップS171
で画像が保持されてない場合は、ステップS174で、
ROM内に予め記憶されたアルバムモードのメニュー画
像を読み出し、表示する。ROMは、画像蓄積装置4の
CPU4e内に存在している半導体メモリである。RO
Mに記憶されたメニュー画像も瞬時に読み出され、表示
を行うことができる。
【0097】ステップS175では、記憶部ドライバ4
nに指令を出し、記憶部4fの駆動を開始する。ステッ
プS176では、画像、音声を再生するための再生プロ
グラムを起動する。そして、ステップS17に進む。ス
テップS17では、画像蓄積装置4に取込まれた最新の
フォルダ中の第1画像が再生され、テレビ受像機本体1
に表示される。なお、この機能は、アルバムモードへの
変更に応答して、ある一定のルールによって選択された
画像を画像蓄積装置4で自動的に再生して表示すること
を意味するものであり、ある一定のルールによって選択
される画像としては、上記の最新のフォルダ中の第1画
像に代えて、例えば画像蓄積装置4に取込まれた画像フ
ァイル中の最新撮影日時の画像としてもよい。アルバム
モードは、このようにして立ち上がった後、ステップS
18のアルバムモード動作に入る。
【0098】なお、上記の構成に換えて、ステップS1
74においてテレビモードの表示を継続し、ステップS
17で画像の取り込みが行われた後、表示をアルバムモ
ードに切換えるよう構成することもできる。アルバムモ
ードへモード切換は、画像蓄積装置4がデジタルカメラ
6から画像ファイルを取込んでいる最中でも行われる。
また、アルバムモードにおいてテレビ受像機本体1を使
用中において、画像取込みのためにデジタルカメラ6が
ステーション5に挿入されることもある。図19はこの
ような場合に対応する動作を示す。アルバムモードへの
切換前にデジタルカメラ6から画像蓄積装置4への画像
ファイル取込みが完了していれば、図13のステップS
17の機能により取込み完了の最新フォルダの第1画像
が表示されるから図19のフローが動作することはな
い。これに対し、アルバムモードへの切換が行われたあ
とに画像ファイルのデータ取込みが完了した場合には、
図19のステップS19で割込みがかかり、「新しい画
像ファイルのフォルダが取込まれた」旨のメッセージを
テレビ表示部2の画面表示に重畳して表示する。表示は
ステップS21で例えば7秒程度の所定時間がカウント
される間続き、ステップS22で終了する。この機能は
アルバムモード中はいつでも機能し、メッセージを見た
使用者は、後述する操作により任意に新着フォルダの画
像を見ることができる。
【0099】図20は、図18のステップS18のアル
バムモード動作の詳細である。すなわち、アルバムモー
ドへの切換に応答して図18のステップS17で画像表
示が行われると、図20のステップS24からのアルバ
ムモード動作に移行し、ステップS25〜ステップS3
0において、以下に詳述する各種の割込みが可能になる
とともに、あとは使用者の操作を待ってステップS31
で待機状態に入る。図16 のテレビリモコン3のTV
アルバムボタン3bが押されてからここまでの動作は、
きわめて短時間に行われる。
【0100】アルバムモードにおいてテレビ表示部2に
表示されている画像を送るには、図16 のチャンネル
ボタン3cの「+」または「−」を操作する。図21は
この場合の動作を示す。画像が表示されている状態にお
いてチャンネルボタン3cが操作されると、図21のス
テップS32で画面送り割込みがかかる。チャンネルボ
タン3cの「+」が押されたのであれば、次画面送り操
作であるからステップS33からステップS34に移行
し、チャンネルボタンが押される前の現画面が、フォル
ダ中の最終画面かどうかがチェックされる。そして、最
終画面でなければステップS35で一画面送りをおこな
い、ステップS36でリターンする。これに対し、ステ
ップS34で現画面が最終画面であるときは,これ以上
送る画面がないから何もせずステップS36でリターン
する。つまり、現画面が最終画面であるときはチャンネ
ルボタン3cの「+」を押しても何も受け付けないこと
になる。ステップS33において次画面送り操作でなか
ったときは、画面戻しのためにチャンネルボタン3cの
「−」が押されたものと判断してステップS37に移行
する。ステップS37では、チャンネルボタンが押され
る前の現画面が、フォルダ中の1枚目の画面かどうかを
チェックし、1枚目でなければステップS38で一画面
戻しをおこない、ステップS36でリターンする。これ
に対し、ステップS37で現画面が1枚目であるとき
は,これ以上戻す画面がないから何もせずステップS3
6でリターンする。つまり、現画面が1枚目であるとき
にチャンネルボタン3cの「−」を押しても何も受け付
けないことになる。
【0101】なお、この実施の形態では、「1枚目」お
よび「最終画面」をそれぞれひとつのフォルダ内におけ
るものとしたが、これに代えて、画像蓄積装置内のすべ
ての画像における「1枚目」および「最終画面」として
もよい。この場合は、最新のフォルダの1枚目まで画像
戻しを行ったうえで、さらにチャンネルボタン3cの
「−」が押されたときは、ひとつ旧いフォルダの中の最
終画面が表示されることになる。以下、最も旧いフォル
ダの1枚目に到るまで、チャンネルボタン3cの「−」
の操作を受け付けて画面戻しが行われる。このようにす
れば、後述する階層変更操作を知らない使用者であって
も、一応は画像蓄積装置内の全画像を見ることができ
る。
【0102】図22はテレビ表示部2に表示される種々
の画面を示したもので、(G1)、(G2)は画像が表
示されている場合である。図16と対応づければ、画像
(G1)が表示されている状態でチャンネルボタン3c
の「+」を押すと画像(G2)への次画面送りが行わ
れ、画像(G2)が表示されている状態でチャンネルボ
タン3cの「−」を押すと画像(G1)への画面戻しが
行われる。
【0103】図22において、(S1)、(S2)は連
続する九つの画像をテレビ表示部2の画面を9分割して
縮小一覧表示したものであり、デジタルカメラのサムネ
イル表示に対応するものである。ここでは、14つの画
像が存在する場合を示している。一方、(F1)は連続
する7つのフォルダの情報をテレビ表示部2の画面を9
分割して一覧表示したものであり、それぞれにフォルダ
名称、日付、内容、等の文字表示とそのフォルダの1枚
目の縮小画像が表示されている。ここでは、7つフォル
ダが存在する場合を示している。
【0104】また、(Y1)、(Y2)は連続する九つ
の年をテレビ表示部2の画面を9分割して一覧表示した
ものである。ここでは、18つ以上の年が存在する場合
を示している。画像蓄積装置4は、これら「サムネイ
ル」、「フォルダ」、「年」を、テレビ表示部2に予め
決められた9分割で表示させるため、9つ以下の場合は
全ての画像を同時に表示し、9つ以上存在する場合は9
つ毎に画像を分けて表示するよう制御する。したがっ
て、9つ以上のフォルダが存在する場合には(S1)、
(S2)のサムネイル一覧表示がフォルダ一覧表示に置
き換わったような表示形態になる。
【0105】また、これらの「画像」、「サムネイ
ル」、「フォルダ」、「年」を階層と呼ぶことにする。
アルバムモードにおいてテレビ表示部2に表示されてい
る階層を変更するには、図16 の音量ボタン3dの
「+」または「−」を操作する。図23はこの場合の動
作を示す。画像が表示されている状態において音量ボタ
ン3dが操作されると、図23のステップS39で階層
変更割込みがかかる。音量ボタン3dの「+」が押され
たのであれば、階層アップ操作であるからステップS4
0からステップS41に移行し、音量ボタン3dが押さ
れる前の現画面が、階層中の年かどうかがチェックされ
る。そして、年でなければステップS42で階層を一段
アップし、ステップS43でリターンする。例えば、図
22において画像(G1)からサムネイル(S1)に移
行する。この場合、サムネイル(S1)は9分割された
画面の左上隅に画像(G1)を配し、画像(G2)をそ
の右に配して、以下この順で画像(G1)を筆頭とする
一連の九つの画像を表示するものとする。なお、表示の
ルールとしては、画像(G1)を左上隅に配するのに代
え、9分割画面の中央に配するようにすることもでき
る。
【0106】ステップS40で現階層が年であるとき
は,これアップする階層がないから何もせずステップS
43でリターンする。つまり、現階層が年であるとき
は、音量ボタン3dの「+」を押しても何も受け付けな
いことになる。なお、図23において、階層を記憶する
レジスタをサイクリックとし、ステップS41を省略す
れば、現階層が年であるときにさらに音量ボタン3dの
「+」を押したときには画像階層に戻るように構成して
もよい。このことは以下に説明するステップS44につ
いても同様である。
【0107】ステップS40において階層アップでなか
ったときは、階層ダウンのために音量ボタン3dの
「−」が押されたものと判断してステップS44に移行
する。ステップS44では、音量ボタン3dの「−」が
押される前の現階層が、画像かどうかをチェックし、画
像でなければステップS45で階層を一段ダウンし、ス
テップS43でリターンする。例えば、図22において
フォルダ(F1)からサムネイル(S1)に移行する。
この場合、サムネイル(S1)はフォルダ(F1)の9
分割された画面の左上隅のフォルダの中の最初の9画面
を表示するものとする。
【0108】ステップS44で現階層が画像であるとき
は,これ以上階層をダウンできない何もせずステップS
43でリターンする。つまり、現階層が画像であるとき
に音量ボタン3dの「−」を押しても何も受け付けない
ことになる。これに代えて、操作を受け付けて階層をサ
イクリックに変更するよう構成できることは上述したと
おりである。
【0109】階層ダウン操作については、上記の階層変
更割込みによるほか、図24に示す選択フローによって
も行われる。一例として、図22のサムネイル(S1)
が表示されている状態において、図16 のテレビリモ
コン3にある12キー3eの「2」のボタンを押すと、
画面は、画像(G2)に切換わる。つまり、テレビリモ
コン3において12キー3eのボタン「1」〜「9」は
二次元配置的にテレビ表示部2の九つの分割画面とそれ
ぞれ対応付けられており、ボタンを押すことによって分
割画面の中から対応する位置のものが選択されることに
なる。上記の例では画像(G2)に対応する画像はサム
ネイル(S1)の9分割画面のうち上段中央に配されて
いるが、12キー3eの「1」〜「9」の配置において
上段中央にあるのはボタン「2」なので、このボタン
「2」を押すことで、画像(G2)が選択されたことに
なる。
【0110】以上の動作を、図24の選択フローで詳し
く見る。今度は、年(Y2)がテレビ表示部2に表示さ
れている場合を例にとって説明する。年表示は年を手が
かりに画像検索するときに使用する。例えば、1988
年作成のフォルダから画像を探したいとする。この場
合、年(Y2)の表示において、「1988」は中段右
側にあるので、これを選択するために12キー3eの配
置で中段右側にある「6」のボタンを押す。これによっ
て、図24のステップS46において選択割込みがかか
る。ステップS47で現在の階層が画像であるかどうか
がチェックされ、画像であればなにもせず、ステップS
52でリターンする。つまり、テレビ表示部2に表示さ
れているのが画像であれば、選択の対象はないので、1
2キー3eの各ボタンの操作は一切受け付けない。今回
の例では階層は年であるからステップS47からステッ
プS48に進む。ステップS48においては、12キー
3eのボタン「6」が押されたことにより、1988年
作成の全フォルダの選択処理が行われるとともに作成日
順位に整理される。ステップS49では階層が年、フォ
ルダ、サムネイルのいずれかかどうかがチェックされ
る。今回の例では階層は年であるからステップS50で
階層が一段ダウンされてフォルダの階層となる。これに
よってテレビ表示部2にはフォルダ(F1)が表示され
る。フォルダ(F1)の9分割画面には1988年作成
の最も早い日付のものを筆頭に上段左側から日付順にフ
ォルダの情報が表示される。ステップS51では一段ダ
ウンした結果の新しい階層が画像かどうかのチェックが
行われる。今回の例では、新しい階層はフォルダなので
そのままステップS52でリターンとなる。
【0111】図24のステップS53からステップS5
6は、以後の検索の情報として各画像に処理履歴を書込
むための動作を示す。ステップS51おいて一段ダウン
した結果の新しい階層が画像であるときはステップS5
3において「マイ・アルバム」モードにおける使用であ
るかどうかチェックされる。「マイ・アルバム」モード
の詳細は後述する。「マイ・アルバム」モードでなけれ
ば、ステップS54で画像選択日時がその画像データの
ヘッダ部に書込まれ、ステップS55でその画像に到っ
た検索履歴などその他の選択条件がその画像のヘッダ部
に書き込まれる。これらの情報は、後日同じ画像を検索
するときの手がかりとして機能する。例えば画像選択日
時は、「1週間前に見た画像」という検索条件にて同じ
画像を検索する際に有用である。ステップS53におい
て「マイ・アルバム」モードにおける使用であると判断
されると、誰が検索した画像かという個人情報がステッ
プS54においてその画像のヘッダ部に書き込まれ、後
日の検索の手がかりとして機能する。なお、ステップS
49において階層がいずれにも該当しない場合は、階層
変更に関係しない選択が行われたと判断され、ステップ
S57においてそのために必要な選択処理が行われる。
この動作の代表的なものはマイ・アルバムモードにおけ
る個人の選択である。
【0112】ここで、マイ・アルバムモードにおける個
人の選択について説明する。図16のテレビリモコン3
におけるメニューボタン3fを押すと、テレビ表示部2
に9分割画面があらわれ、それぞれ12キー3eの
「1」〜「9」の配列どおりに1〜9の数字が表示され
る。この表示は別途適宜の入力手段によって家族の個人
名などに置き換えることも可能である。この動作を図2
5のマイ・アルバムフローで説明すると、メニューボタ
ン3fの操作により、ステップS56でマイ・アルバム
割込みがかかり、ステップS57においてテレビ表示部
2に12キー3eの「1」〜「9」の配列どおりに1〜
9の数字が表示されことになる。このフローはステップ
S58でリターンし、12キー3eの操作を待つ。例え
ば、操作者が家族の父であり、数字1を割り当てていた
とすると、12キー3eの「1」を押すと図24のステ
ップS46からステップS49および、ステップS5
7、ステップS52が機能する。この結果、以後の操作
において画像の選択をしたとすると、図24のステップ
S51、ステップS53、に続いてテップS56におい
て選択した画像のヘッダ部に「父」の情報が書込まれ
る。
【0113】図16 のテレビリモコン3における選択
ボタン3gを操作すると、図26におけるステップS5
9で検索割込みがかかり、ステップS60においてテレ
ビ表示部2に検索条件入力画面が表示される。選択ボタ
ン3gをさらに適宜操作することにより、ステップS6
1において表示された検索条件における検索カテゴリー
を変更することができる。選択した検索カテゴリーにお
いて日付などの検索条件を入力するには12キー3eを
用いる。これによってステップS62が機能する。検索
条件が決まったら、図16 のテレビリモコン3におけ
る決定ボタン3hを押すことによりステップS63から
ステップS64に進む。ステップS61からステップS
63は、最終操作結果を保存しながら、所定時間毎に繰
り返されるので、決定ボタン3hを押さない限り、ステ
ップS61、ステップS62における修正は繰り返し可
能である。ステップS64では検索が実行されると共に
結果のフォルダが作成され、ステップS65で検索結果
が図22のサムネイル(S1)のような形式で表示され
る。なお、検索結果のヒット画像数が多い場合や検索条
件に階層がある場合は、適宜複数のフォルダに検索結果
が分離され、図22のフォルダ(F1)のような形式で
表示される。検索結果のヒット画像のヘッダ部にはステ
ップS66からステップS69により、後日の検索のた
めの情報が書込まれステップS70でリターンする。な
お、フォルダがある場合には、フォルダにも同様の情報
を書込むようにしてもよい。
【0114】次に画像のプリントについて説明する。テ
レビ表示部2に画像が表示されている場合において、そ
の画像をプリントしたいときは、テレビリモコン3にお
ける決定ボタン3hを押すと、図27のステップS71
でプリント割込みがかかる。この場合、テレビ表示部2
に表示されている階層が画像でないときに誤って決定ボ
タン3hが押されても何も受け付けず、ステップS72
からステップ78に飛んでリターンする。階層が画像で
あったときはステップS72からステップS73に進
む。ステップS73からステップS75は、後日の検索
のために画像のヘッダ部に情報を書込む機能である。ス
テップS751では、画像のヘッダ部にプリント情報が
有るか否かを検出する。プリント情報がない場合にはス
テップS76に進む。ステップS76では画像のヘッダ
部にプリントすべき旨の情報が書込まれる。ステップS
77では、テレビ表示部2の画像表示に「プリント受
付」の旨を重畳表示する。また、ステップS751でプ
リント情報が有る場合にはステップS752に進む。ス
テップS752では画像のヘッダ部に書き込まれたプリ
ント情報を消去する。ステップS753では、テレビ表
示2の画像表示に重畳表示された「プリント受付」を消
去する。以上の動作によりステップS78にリターンし
するので、この動作は別の画像を呼び出して何度でも行
うことができる。プリントの実行は、アルバムモード終
了の際にまとめて行われる。
【0115】他のモードへの変更操作をする、あるいは
画像蓄積装置4の主電源が不用意に落とす操作をすると
き、アルバムモードは終了する。例えば、アルバムモー
ドからテレビモードに戻るにはTVアルバムボタン3b
を押す。ビデオモード1に変更するにはビデオ1ボタン
3jを押す。画像蓄積装置4の主電源スイッチを操作す
る。これらのいずれかの操作がおこなわれると、アルバ
ムモード終了フローを示す図28のステップS79にお
いてモード変更割込みがかかる。ステップS80、ステ
ップS81ですでに説明した割込み可能処理をした後、
ステップS91ではアルバムモード終了フローが開始さ
れたのが他モードへの変更操作によるものか、それとも
画像蓄積装置4の主電源を落とす操作によるものかを判
別し、他モードへの変更操作によるものである場合はス
テップS82に進む。ステップS82ではプリント情報
のある画像があるかどうかをチェックする。該当する画
像があればステップS83において、図22のサムネイ
ル(S1)の形式でそれらを表示する。この状態でテレ
ビリモコン3の決定ボタン3hが押されると、ステップ
S85でプリントの実行が行われるとともに、各画像の
ヘッダ部にプリント実行済みの情報が書込まれる。この
後、ステップS86において、指定されたモードへの変
更が行われ、ステップS87でリターンする。ステップ
S85からステップS86への移行はプリント指示直後
に行われ、実際のプリントの実行は他のモードのバック
グラウンド、例えばテレビ放送受信鑑賞中に行われる。
【0116】ステップS82でプリントすべき情報がな
ければ直接ステップS86に飛ぶ。また、ステップS8
4において、決定ボタン3hの代わりに、テレビリモコ
ン3のメニューボタン3fが押されるとステップS90
でプリント保留処理が行われ、プリントを実行せずにス
テップS86に移行する。ステップS90では、各画像
のヘッダ部にその旨の情報が書込まれ、以後テレビ受像
機本体の電源オン時、モード変更時など、適宜の節目で
プリント未実行の画像がある旨のメッセージの表示が所
定時間行われる。この表示は、各画像のプリント実行を
行うか、プリント指示の取り消し操作をするまで、繰り
返し行われる。
【0117】ステップS87では、表示画面をフレーム
メモリ4mに保持する。ここで、表示画像をフレームメ
モリ4mに保持する理由は、再度、アルバムモードに変
更されたときに他のモードに変更される前のアルバムモ
ードと同じ状態にするためである。なお、この処理以降
は、指定モードの処理のバックグランドで並列して制御
される。
【0118】ステップS88では、他のモードに変更さ
れてから所定時間が経過したか否かを検出し、所定時間
経過していればステップS89に進み、経過していなけ
れば計時を継続する。ステップS89では、省電のため
画像蓄積装置4の記憶部4fの駆動を停止させ、省電力
モードにする。ここで、所定時間経過した後に省電力モ
ードに移行する理由を説明する。例えば誤って他のモー
ドに移ってしまった場合、すぐに画像蓄積装置モードに
戻る可能性がある。このような場合にいちいち記憶部4
fの駆動停止、駆動開始を繰り返すと、アルバムモード
が動作可能になるまでに時間がかかってしまうし、ま
た、記憶部4fの負担が大きくなる。
【0119】また、上述のステップS91で画像蓄積装
置4の主電源を落とす操作によるものである場合は、ス
テップS92に進む。ステップS92では、プリント情
報のある画像があるかどうかをチェックする。該当する
画像があればステップS93でプリント保留処理が行わ
れ、プリントを実行せずにステップS94に移行する。
ステップS93では、各画像のヘッダ部にその旨の情報
が書込まれ、以後テレビ受像機本体の電源オン時、モー
ド変更時など、適宜の節目でプリント未実行の画像があ
る旨のメッセージの表示が所定時間行われる。この表示
は、各画像のプリント実行を行うか、プリント指示の取
り消し操作をするまで、繰り返し行われる。ステップS
92で該当する画像がなけれはステップS94に飛ぶ。
ステップS94ではテレビモードに移行し、ステップS
95に進む。ステップS95では画像蓄積装置4に対し
て、記憶部4fの駆動を停止させる等の終了処理を施し
て主電源をオフする。
【0120】プリンタ9は電源ON、OFFも含めた全
ての機能を画像蓄積装置7によって制御される。画像蓄
積装置7のCPUは、プリンタ9を制御する制御指令を
テレビ受像機本体1のテレビリモコン3からテレビ受像
機本体1を介して受け、該受けた制御指令をプリンタ9
に伝達する。前記CPUは、画像蓄積装置7及び該画像
蓄積装置7に接続された各種機器の状態を参照して、指
示された制御指令出力の許諾、出力のタイミングを決定
し実行する。
【0121】さらに、次のような利点がある。即ち、他
の機器の動作、状態との整合性をもってプリンタ9を作
動させることができる。画像蓄積装置7専用のリモコン
を必要とせず、テレビリモコン1つで済み、且つテレビ
リモコンの通信先は制御対象の機器が何であるかに係わ
らず常にテレビ受像機本体1であるので使い勝手が良
い。テレビ受像機本体1以外の機器はリモコンからの信
号を受けないので、従来のように各機器を信号受信部が
リモコン操作位置から見通せることという設置上の制約
がない。 (実施の形態2)次に本発明の他の実施の形態2につい
て説明する。
【0122】図29、図30は、本発明の実施の形態2
のシステム外観斜視図及び構成ブロック図である。図2
9において、画像蓄積装置7とデジタルカメラ8以外の
構成は図1に示した実施の形態と共通である。なお、実
施の形態2では、さらに画像蓄積装置7に電話通信用モ
デム10および電話機11が接続されているが、これら
の接続は実施の形態1でも可能である。
【0123】本発明の実施の形態2ではデジタルカメラ
8に給電するACアダプタが画像蓄積装置7自身に設け
られており、ケーブル8aはACアダプタからの給電路
とデジタルカメラからの信号伝達路が一本にまとめられ
た専用規格のものになっている。この実施の形態でも、
画像蓄積装置7は汎用であり、専用規格ケーブル8aの
みがデジタルカメラ8用の専用品となる。また、この実
施の形態においても、充電のためにデジタルカメラ8と
にケーブル8aを接続するだけで、データ転送及び充電
が自動起動される。
【0124】実施の形態2のシステム構成ブロック図で
ある図30において、デジタルカメラ8は、IEEE1394に
準拠した信号端子と充電端子が一つにまとめられた専用
規格の接続ターミナル8cをもつ。接続ターミナル8c
の信号端子はデジタルカメラの回路系に接続されている
と共に、充電端子は充電池6bに接続されている。接続
ターミナル8cにはケーブル8aが接続されるが、この
ケーブル8aは充電路8dとIEEE1394に準拠した信号伝
達路8eが一本のケーブルとしてまとめられた専用規格
のものである。これと対応して画像蓄積装置7は、IEEE
1394に準拠した信号端子と充電端子が一つにまとめられ
た専用規格の接続ターミナル7iをもつ。接続ターミナ
ル7iの充電端子はACアダプタ7jに接続されると共
に、信号端子はIEEE1394端子7kに接続されている。
【0125】上記のように、画像蓄積装置7は種々のデ
ジタルカメラに使用可能な汎用品であるが、デジタルカ
メラによっては電源電圧が異なる。そこで、ACアダプ
タ7jは複数の電圧を選択して出力できるよう構成され
ており、画像蓄積装置7のCPU7eは、デジタルカメ
ラ8の接続ターミナル8c、信号伝達路8e、接続ター
ミナル7i、IEEE1394端子7kを介して、デジタルカメ
ラ8の電源電圧の情報を検知し、検知結果に応じてAC
アダプタ7jを制御してデジタルカメラ8に適した電圧
を選択して出力させる。このようにして、デジタルカメ
ラ8は、接続ターミナル8cさえ専用規格としておけ
ば、異なった電源電圧を採用することが可能である。
【0126】図30において、IEEE1394端子7mにはプ
リンタ9が接続されている。図30では図29のモデム
10の接続の図示は省略しているが、その構成は同様で
ある。図30のその他の構成は図2に準じて理解できる
ので説明を省略する。本発明の他の実施の形態2のテレ
ビリモコン操作による画像蓄積装置の動作について説明
する。本発明の実施の形態2はすでに画像蓄積装置7内
蔵の記憶部7fに記憶保存されている画像データをテレ
ビ表示部2に画像表示する画像蓄積装置7の動作であ
る。
【0127】なお、本実施の形態においては、デジタル
カメラ6から画像蓄積装置7への画像データの転送・記
憶が1フォルダ分完了したときに、該フォルダに含まれ
る全画像のサムネイルを表示し、その中の任意の1画像
を該フォルダの代表画像として選択し該フォルダの名前
と対応させて記憶しておく。特に選択をしなければ該フ
ォルダ中の先頭画像が代表画像に選択される。サムネイ
ルの表示・代表画像の選択はデジタルカメラ6から画像
蓄積装置7への画像データ転送・記憶とは独立させて、
前記転送・記憶完了後の任意の時に行えるようにしても
良い。
【0128】図29は本実施の形態2で用いるテレビリ
モコンであり、このテレビリモコンはメニュ−ボタン4
5と画像蓄積装置7の大量の画像データの中から所望の
フォルダや画像を検索/編集が選択できる選択ボタン4
6を有しており、実施の形態1とは異なる種類のリモコ
ンである。前記テレビリモコンはテレビ表示部に表示さ
れたメニューを選択、指令するためにも用いられ、その
ための操作ボタンはテレビを視聴する機能を遠隔操作す
るためのボタンと兼用されている。 <モード選択>本実施の形態例のテレビ受像機本体1
は、メインスイッチONにより実施の形態1と同様テレ
ビモードで立ち上がり、モード選択の割込を可能とした
後、後述するテレビモード処理を実行しテレビ放送を聴
視可能な状態とする。従って、テレビ受像機本体1は、
テレビリモコン3のメニューボタン45(図31)が押
されるとモード選択処理を割込処理する。
【0129】モード選択処理の動作を図32のフローチ
ャートで説明する。この処理はテレビ受像機本体1の制
御部であるCPU1hが行う処理である。メニューボタ
ン45が押されると、テレビ表示部2に表示されている
テレビ放送受信画像に図33のメニュー50が重畳表示
される(S301)。表示されたメニュー50には、通
常のテレビ操作用メニュー51に加えてアルバムモード
メニュー52も含まれている。テレビ操作用メニュー5
1は、通常のテレビ操作を行うためのメニューで、選択
されたメニューに従ってテレビ受像機本体1内で処理さ
れる。なお画質調整など前記メニューの一部はアルバム
モードでも有効である。
【0130】アルバムモードメニュー52には2つのサ
ブモードすなわち「アルバムモード」、「プリントモー
ド」と「テレビモードに戻る」が含まれている。アルバ
ムモードメニューの前記2つのサブメニューは、画像蓄
積装置7に対するもので、これらが選択されると、テレ
ビ受像機本体1はそのメニューに応じて画像蓄積装置
7、或いは画像蓄積装置7を介してプリンタ9と信号を
送受信して画像蓄積装置7にアルバムモード処理、プリ
ントモード処理や電源のON/OFFを行わせる。
【0131】使用者によるモードの選択は、テレビリモ
コン3の選択ボタン46で所望のモードにカーソル53
を合わせ、決定ボタン47を押下することにより行われ
る。S302では、選択されたモードがどのモードであ
るかを判別し、テレビモードであればS303のテレビ
モード処理に進む。アルバムモードまたはプリントモー
ドであればS304に進み、画像蓄積装置7の電源をO
NにしてS305に進む。S305では選択されたモー
ドがプリントモードかアルバムモードかを判断し、アル
バムモードであればS306のアルバムモード処理に進
む。プリントモードであれば、S307に進んでプリン
タ9の電源をONとし、または画像蓄積装置7にプリン
タ9の電源をONとさせてS308のプリントモード処
理に進む。なお、S304、S307で画像蓄積装置7
及びプリンタ9の電源が既にONになっているときは何
もせず次のステップに進む。
【0132】<アルバムモード>次にアルバムモードす
なわち画像蓄積装置7の動作説明をする。 図34はア
ルバムモード動作のフローチャートを示す。図33のよ
うに画面表示されたメニューの中からアルバムモードが
選択されと、画像蓄積装置7のCPU4eはテレビ受像
機本体1のCPU1hに信号を送り、AV出力制御部1
eからテレビ表示部2に出力する画像をテレビ放送受信
画像から画像蓄積装置の画像に切替え、画像蓄積装置7
の記憶部4fに保存されている全フォルダをフレームメ
モリ106に読み出し、テレビ表示部2に全フォルダ情
報を一覧表で表示する。同時に画像検索モードメニュー
も表示する。その時のテレビ画面表示の一例を各フォル
ダの代表画像と共に図35に示す。 なお、図35にお
いて前記フォルダ情報には各フォルダの代表画像も含ま
れ、前記テレビ表示画面の一部に代表画像30がフォル
ダNo.と共にフォルダNo.順に表示される。表示さ
れた代表画像を見てフォルダの選択ができるので、的確
に所望のフォルダを選択することができる。
【0133】アルバムモード処理中のメニューには図3
5に示すように「テレビモードに戻る」を表示してお
き、テレビ放送を鑑賞したくなったときいつでも「テレ
ビに戻る」ボタンを押すことにより、直接テレビ放送受
信画像に戻ることができるようにしてある。テレビ表示
部2に表示された全フォルダ情報は、撮影時に作成され
たフォルダ、また記憶部4fに保存する際に作成された
フォルダの階層に関係なく撮影年月日の新しいフォルダ
順に並べられている。所望のフォルダは、テレビリモコ
ン3の選択ボタン46によりフォルダNo.単位で選択
することができ、決定ボタン47により所望フォルダが
確定される(S205)。また、このテレビ表示部2に
表示されたフォルダ一覧表にはソート条件も同時に表示
されており、テレビリモコン3の選択ボタン46により
該当するフォルダを選択し、決定ボタン47を押すこと
によりソート条件を選択することができる。
【0134】前記選択操作により、選択された所望フォ
ルダに対応する代表画像が縁取られる、或いはより明る
いハイライト表示されるなどの方法によって他の画像と
区別される。また、画像蓄積装置7内に記憶された大量
の画像の中から過去に作成したフォルダや画像を検索す
るために検索メニューが設けられており、必要に応じて
検索を行うことができる。フォルダ/画像検索メニュー
表示の画像検索を選択するときにはテレビリモコンのチ
ャンネルボタンにより「0」を押すことにより行われる
(S202)。
【0135】ステップS205やS202にて所望フォ
ルダが確定されると選択されたフォルダ内の画像データ
のヘッダ部に保存されている圧縮画像データ(サムネイ
ル画像)がフレームメモリに読み出され、D/A変換さ
れ、9つの小画面としてテレビ表示部に表示される(S
207)。 図36はS207でのテレビ表示部に表示
された例を示したものである。
【0136】テレビリモコンによるサムネイル画像の表
示、選択の一例として次のようにして行うこともよい。
テレビリモコン3にはテレビのチャンネル選択を行う数
字ボタンが設けられている。現在一般に多く使用されて
いるテレビリモコンの前記数字ボタンは1から12であ
る。そこで本発明の画像蓄積装置7は、テレビリモコン
3のチャンネル数字ボタンの数の情報を受け取り、サム
ネイル画像を表示する際、チャンネル数字ボタンの数と
同じ数及び配列でサムネイル画像を表示する。すなわ
ち、チャンネル数字ボタンが12であれば12個のサム
ネイル画像を表示し、チャンネル数字ボタンのテレビリ
モコン配列位置と同じ配列位置にサムネイル画像を表示
する。そして、表示中のサムネイル画像中の選択は前記
数字ボタンで選択するサムネイル画像の番号に一致する
数字の数字ボタンを押下する。
【0137】ところで、画像蓄積装置7に記憶されたデ
ータから対象画像として指定されたフォルダ中の各画像
には一連の番号が付されており、サムネイル画像表示画
面にその番号が付加表示されている。現在表示されてい
ないサムネイル画像を前記番号をチャンネルボタンで指
定することにより、その画像にジャンプして表示するこ
とができる。
【0138】本実施の形態では1から12チャンネルを
有するリモコンで説明したが、チャンネル数にはとられ
ない。むしろテレビの多チャンネル化に対応して前記数
字ボタンの数が今後増えると予想され、テレビリモコン
のチャンネルボタンとテレビ表示画像と対応づけて画像
選択操作することはますます画像選択操作性の点で効果
的となる。
【0139】ステップS202にてフォルダ/画像検索
が選択されるとS203の検索条件設定処理が行われ
る。条件設定が終了するとS204の検索実行処理が行
われ、ステップS207に移る。ステップS203の検
索条件設定処理については後述する(図37)。次に図
36の画面表示された画像を選択し、アルバム鑑賞する
操作について説明する。
【0140】ステップS208はS207で画面表示さ
れた画像の中から所望の画像を選択するステップであ
る。画像の選択は、テレビリモコンの選択ボタン46に
より選択し、決定ボタン47により確定される。確定さ
れるとステップ209に進み、選択されたサムネイル画
像に対応する鑑賞画像をハードディスク4fからフレー
ムメモリに読出し、ステップS210でD/A変換され
た後テレビ画面に表示する。テレビ表示部に表示された
第1画面(9小画像)で所望の画像が見つけられなけれ
ば、テレビリモコン音量ボタン42により次画面送り操
作が行われる(S211)。
【0141】以上の操作により、所望の画像をハードデ
ィスクから読出し、テレビ表示部2の画面上に表示され
鑑賞することが可能となる。ステップS211では鑑賞
した画像をプリントすると判断するときには画面メニュ
ー表示されているプリントボタンをテレビリモコンの選
択ボタンにて選択し、決定ボタンを押すことにより確定
する。
【0142】なお、モード選択(図32)の説明におい
てプリントモードが選択された場合にプリンタの電源を
ONとすると説明したが、図34のS211〜S213
に示したようにS211でプリントする画像が確定され
プリンタにプリント実行が指示されるときにプリンタが
OFFであればプリンタの電源がONとされるようにし
ても良い。前記プリント実行指令が出力されたときプリ
ンタの電源をONとする信号が出力されても良いし、前
記プリント実行指令がプリンタの電源をONとする信号
を兼ねても良い。
【0143】次にステップS203検索条件設定処理に
ついて説明する。 図37は検索条件設定処理の操作を
示すフローチャートである。また図38はステップS2
20でのテレビ表示部2に表示された検索条件設定メニ
ューである。検索条件項目としては、撮影時に撮影され
ると自動的に付与されるコマ番号、撮影年月日時刻な
ど、撮影者自身が入力したタイトル名やメモなどのテキ
ストデータ、さらに充電年月日などがハードディスクの
各フォルダに格納されている。実施の形態で示したタイ
トル名や撮影者名は撮影時にメディアに作成されるフォ
ルダ名であり、ハードディスク上にそのままの名でフォ
ルダ作成される。本実施の形態では検索条件項目として
ハードディスクのフォルダ番号、充電年月日、撮影年月
日、撮影者名、タイトル・メモが選択されている。
【0144】ステップ221はハードディスクに格納さ
れている過去に作成した検索条件をテレビ画面上に読み
出すか否かを決めるための操作である。この操作は銀塩
写真のアルバム整理で過去に作成したアルバムを取り出
す操作に相当する。ステップS221の操作方法として
は、2つの操作が選択できるようになっている。1つ目
の操作は操作しなければ検索条件初期設定されている既
定値に基づいて選択操作できるようになっており、テレ
ビリモコン選択ボタンにより順次選択し、決定ボタンよ
り確定していく操作である。2つ目の操作は、選択メニ
ュー表示されている「アルバム名読出し」をテレビリモ
コンの選択ボタンにより選択し、決定ボタンにより確定
することにより行われる操作である。
【0145】まず第1の操作法は、ステップ223から
S230まで各検索条件項目(フォルダ)について順次
メニュー指示に従って入力、選択していく操作である。
ステップS223の撮影者名フォルダの選択項目として
予め登録されている選択項目を選択することになる。図
38には検索条件設定メニュー表示画面を示す。図で
は、TARO、HANAKO、ICHIROと家族3名登録表示されてお
り、HANAKOを選択した場合を示している。この選択項目
についてはステップS232の条件保存登録処理(アル
バム登録)で後述する。
【0146】次のステップS224では検索しようとす
る撮影年月日範囲を入力する操作であり、S225で入
力操作が行われる。この入力操作はテレビリモコンのチ
ャンネルボタンにより数値選択し入力することにより行
われる。ステップS226のタイトル名条件項目では先
のステップS223と同様予め登録してある選択項目を
選択する。ここでのタイトル名は撮影時にメディアに作
成されるフォルダと対応させて登録するようにすること
が可能である。ステップS227のメモ検索は撮影時や
アルバム編集時にテキストデータで作成されたメモを部
分一致検索で全フォルダにわたって検索することが可能
である。そのキーワード入力操作S228は、テレビ表
示部2の画面上にメニュー表示されている文字作成コー
ド表を選択し表示して行われる。画面上の文字作成コー
ド表上でテレビリモコンの選択ボタンと決定ボタンを押
すことにより検索しようとする文字を作成する。 な
お、文字入力は画像蓄積装置7のCPUに不図示のキー
ボード装置やペン入力装置などを接続して行ってもよ
い。
【0147】第2の操作法は、ステップS222の検索
条件設定読出し処理(アルバム読出し)によりハードデ
ィスクに保存されている検索条件、すなわち過去に作成
したアルバム名を読み出す作業である。図39はアルバ
ム名検索処理のフローチャートを示す。ステップS22
2はテレビ画面上に表示されているアルバム名読出しモ
ードをテレビリモコンの選択ボタンを押すことにより開
始される。ステップS240にてハードディスクのアル
バム名フォルダに格納されている検索条件の全内容を読
出し、テレビ表示部の画面上に一覧表示させ、フォルダ
選択可能モードとなる。図40はアルバム名一覧の一例
を示す。このモードにおいても図35と同様メニュー表
示されているアルバム名入力検索モードを選択すること
ができる。ステップS242以降はアルバム名を入力さ
せるフローであり、S246以降は一覧表示されている
アルバムファイルをテレビリモコンの選択ボタンにより
選択し、決定ボタンとにより確定するフローである。
【0148】以上の操作により、所望のアルバムを検索
することが可能となり、これら一連の検索結果がステッ
プS244で表示される。次に検索条件設定された結果
をアルバム名やメモを付けて保存する処理動作である図
37のステップS232の処理について説明する。図4
1は検索条件の保存(アルバム保存)及び条件選択の登
録処理のフローチャートである。図38の表示された選
択メニューのアルバム保存モードをテレビリモコンの選
択ボタンにより選択し、決定ボタンにより確定すること
により処理が開始される。
【0149】ステップS250ではアルバム名の撮影年
月日や画像IDなどの検索条件項目や各項目における選
択項目の追加や削除などがあるか否かあればステップ2
51に進み、なければアルバム保存のステップS257
へと進む。S257はハードディスクにファイルとして
格納するためのアルバム名を入力する操作である。アル
バム名入力はテレビ選択メニュー表示されている文字コ
ード表モードをテレビリモコンのチャンネルボタンで選
択し、決定ボタンにより確定することによって行われ、
ハードディスクのアルバム名フォルダにファイルとして
保存される。
【0150】またステップS250において条件項目・
選択項目の削除や追加登録があるときには、図38の選
択メニュー表示されている条件項目・選択項目の削除追
加をテレビリモコンのの選択ボタンで選択し決定ボタン
により確定することにより行われる。ステップS251
からS256までは検索条件項目及び選択項目の削除操
作の処理である。削除項目がなければステップS257
の検索条件の選択項目の設定登録処理モードに進む。図
42は一連操作のフローチャートの一例を示す。
【0151】この処理は図38で示されている検索条件
設定画面の検索条件では撮影者名、撮影年月日、タイト
ル名、メモなどの項目が示されているが、これ以外に画
像IDや撮影条件などについての項目を追加登録する場
合に行われる操作である。ステップS260では登録す
る検索条件項目の数を入力し、S263にて項目名「画
像ID」を入力する。ステップS264では項目名「画
像ID」の選択項目、例えば「99041501」、「9904040
3」「98040203」などを入力する。これら入力操作はま
ず画面選択メニュー表示されている文字コード表を選択
する。「画像ID」、「99041501」、「99040403」「98
040203」などの文字は画面表示されている文字コード表
をテレビリモコンのチャンネルボタンにより作成され、
決定ボタンで確定される。 以下入力された検索条件項
目数、選択項目数まで順次同様な操作を行うことにより
検索条件項目の設定登録処理が行われる。
【0152】このように本発明では一般家庭で普及して
いるテレビリモコン操作により画像蓄積装置7を起動で
きるため、画像蓄積装置7専用テレビリモコンは不要と
なる。また一連の操作がテレビ表示部の画面上に表示選
択メニューとして表示されているため、機械操作が不慣
れな人にも簡単に操作できるように配慮されている。
【0153】なお、図36のS250とS257との間
に、前記操作で設定した検索条件によって検索された画
像、即ち作成したアルバムに含まれる画像のサムネイル
を表示させ、その中の任意の1画像を該アルバムの代表
画像として選定・記憶するステップを追加し、図34の
S240で表示させた図35のアルバム名一覧に、表示
されたアルバム名に対応する代表画像を表示するように
すると、鑑賞したいアルバムをより的確に選択すること
ができ好ましい。 (2)プリントモード処理 図33のテレビ表示部2の画面に表示されたメニューで
プリントモードを選択したときの動作について説明す
る。
【0154】プリントモード処理は、画像蓄積装置7に
記憶された画像のうち所望の画像のプリントを出力する
ための処理である。図34の説明中のS207〜S21
2にプリント出力手順の一例を示したが、ここでは、よ
り機能を高めた実施の形態例を示す。システムの構成
は、前述実施の形態例と同じであるので同一符号を引用
することで説明を省略する。
【0155】なお、本実施の形態2によるプリントモー
ド処理を行う場合には、S301でモード選択メニュー
を表示させると同時に、メニューボタン45が押された
時のモードを前モードとして記憶しておく。S301で
表示された図33のメニューのプリントモードを選択す
る。すると図32のフローにおいてS305でプリント
モードであるか否かが判断される。ここではプリントモ
ードが選択されているのでS307へ進みプリンタの電
源をONとしてS308のプリントモード処理へ進む。
【0156】(a)画像蓄積装置の記憶内容 デジタルカメラで撮影した画像データは全て画像蓄積装
置7の記憶部7fに転送・記憶されている。前記記憶部
7fに記憶されている画像データには、撮影時のデータ
を引き継いだ、若しくは前記記憶部7fに転送・記憶時
に指定したフォルダ名又はフォルダ番号、ファイル名又
はファイル番号が付されている。画像蓄積装置7に転送
・記憶される各画像データには撮影時に付加されたコメ
ント、例えば撮影日時、撮影時に入力した各種メモも含
まれる。
【0157】デジタルカメラによる撮影時、全画像にプ
リント出力する画像であることを示すプリント出力指示
信号が付加される。前記プリント出力指示信号はデジタ
ルカメラの操作により消去することができる。従って、
前記画像記憶部7fに記憶されている画像データは、前
記プリント出力指示信号付きの画像データと、プリント
出力指示信号なしの画像データとが混在している。
【0158】(b)プリント出力画面の選択 前記所望の画像は、デジタルカメラによる撮影時にプリ
ント出力指示信号が付されることによる他、本プリント
モード処理の中でアルバムモード処理の機能を用いて前
述した検索操作を行って選択・表示した画像に対してプ
リント出力指示信号を追記、削除、変更することによっ
て選択する。さらに、本プリントモード処理では、必要
に応じて、プリントに付すコメントの設定やトリミング
指定などのプリント条件の設定も行われる。コメントの
設定、トリミング指定、プリント出力指示信号の追記、
削除、変更の詳細については後述する。
【0159】前記コメントの設定、トリミング指定、プ
リント出力指示信号に関する処理やプリント条件の設定
は、前述したアルバムモード処理でも行えるようにして
も良い。 (c)プリント出力 プリントモード処理の詳細を図43のフローで説明す
る。このフローの処理は画像蓄積装置7の制御部である
CPU7eが行う処理である。
【0160】プリントモード処理が開始されると、画像
蓄積装置7は、図44のプリントメニュー54をテレビ
表示部2に表示中の画像に重畳して表示させる(S31
1)。図44では前モードがアルバムモードでサムネイ
ル表示画面に重畳表示された例を示したが、前モードが
テレビモードの場合はテレビ放送画面に重畳表示され
る。
【0161】プリントメニュー54には、「逐次プリン
ト」、「一括プリント」、「プリント条件設定」が含ま
れる。S312では選択されたメニューに応じて処理の
流れを分岐制御する。逐次プリントが選択された場合は
S313に進み、前述のアルバムモードの機能によっ
て、プリント出力する画像が選択され、その鑑賞画像が
テレビ表示部2に表示されると共に、プリント開始を指
示するメニューが重畳表示される(S314)。ここ
で、必要に応じて表示された画像に対してトリミング指
定(S315)、コメント入力(S316)、プリント
条件設定(S317)が割込処理可能である。各割込処
理については後述する。なお、点線枠内の上記S313
〜S314は前述したアルバムモード処理の機能であ
る。
【0162】決定ボタン47の押下によってプリント出
力が開始され(S318)、表示中の画像がプリント出
力されて(S319)、次の画像が選択されて(S32
0)、S313に戻る。以下、S313からS320の
ステップを繰り返すことによりプリントする画像を逐次
表示させながらプリント出力が行われる。S312で一
括プリントが選択された場合は、S321に進み、アル
バムモードの機能によってプリント出力したい画像が含
まれるフォルダが選択される。前記フォルダの選択は、
フォルダ名で検索/指定されたフォルダ、又は検索され
た画像を含むフォルダとして選択される。検索された画
像が複数のフォルダにある場合は一時的に自動生成され
たプリント出力用フォルダに検索された画像の管理情報
が書き込まれる。前記フォルダが生成されたときは、該
フォルダがプリント出力対象フォルダとして選択され
る。この間、サムネイルの表示、鑑賞画像の表示がアル
バムモードの機能によって適宜行われる。また、一括プ
リント開始のメニューが重畳表示され、決定ボタン47
の押下によってS322に進み一括プリント出力が開始
される。
【0163】一括プリントでは、選択されたフォルダ中
の画像で、プリント出力指示信号が付された全画像が、
指定された枚数、順次プリント出力される。S323で
は、モード選択のためにテレビリモコン3のメニューボ
タン45が押された時のモード(前モード)に応じて、
以降の処理の流れを分岐制御する。前記前モードがテレ
ビモードであった場合はS331に進み、テレビモード
処理を実行する。つまり、通常のテレビとしての動作を
行うと同時に、裏モードでプリント出力を続行する(S
332)。そして、プリント出力の進捗状況(残り出力
枚数など)やプリント終了を示す信号をテレビモード処
理に割り込み出力する(S333)。そして、S311
に戻りテレビモード処理を継続する。
【0164】前記前モードがアルバムモードであった場
合は、S324に進み、現在プリント出力中の画像を表
示する。同時に、プリント出力の進捗状況を重畳表示す
る(S325)。そして、全対象画像のプリント出力が
完了したら(S326)、一括プリント完了を表示して
(S327)、処理を終了する。あるいは、S324で
プリント出力対象フォルダに含まれるプリント出力指示
信号の付された画像のみをサムネイル表示して、プリン
ト出力が終了した画像のサムネイル表示を終了すること
によってS325の進捗状況表示としても良い。
【0165】S312でプリント条件設定が選択された
場合はS341に進み、図45のプリント条件設定メニ
ューが表示中の画像に重畳表示される。適宜のメニュー
を選択することによって、プリント画質、用紙の種類、
プリント枚数、コメント出力要否、コメント設定などの
プリント条件を入力・設定してS311に戻り、再びプ
リントメニューを表示して他のメニューが選択されるの
を待つ。以降の一括プリントは前記設定された条件に従
って行う。逐次プリントの場合もS317で異なる条件
が指定されなければこの条件で行う。S317のプリン
ト条件設定の割込処理はS341の処理と同じである
が、ここで設定された各種条件は次のプリント出力にの
み有効であり、プリント出力完了後に元の設定に戻され
る。なお、各項目には最も一般的と思われる条件がデフ
ォルトで設定されている。
【0166】(d)テレビモード処理 S331のテレビモード処理とS303のテレビモード
処理とは同様の処理であり、一括プリント中にテレビ放
送の視聴を可能とするためのものである。この処理はテ
レビ本体1のCPU1hが行う。以下、テレビモード処
理を図46のフローにより説明する。
【0167】テレビモード処理が開始されると、テレビ
受像機本体1はS351で通常のテレビ放送受信動作を
行い、S353で図43のS333の、画像蓄積装置7
のCPU7eからのプリント進捗状況、プリント終了の
割込信号S352があったかどうかを判断する。そし
て、前記割込信号S352が無ければS355に進む。
前記割込信号S352があった場合はS354で、前記
画像蓄積装置7のCPU7eから受けたプリント進捗状
況やプリント終了の表示をテレビ表示部2に所定時間だ
け重畳表示させてS355に進む。そして、S355で
はテレビ受像機本体1の電源OFFを検出する処理を行
い、電源OFFが検出されなければS351に戻りテレ
ビ放送受信動作を継続する。
【0168】S355でテレビ本体の電源OFFが検出
された場合は、S356に進み裏モードで一括プリント
処理中であるか否かを判断する。前記処理中でなければ
S360に進み、テレビ受像機本体1、画像蓄積装置
7、プリンタ9の電源をOFFして処理を終了する。前
記処理中である場合はS357に進み、テレビ受像機本
体1のテレビ受像回路への給電とテレビ表示部2の電源
をOFFとする。画像蓄積装置7、プリンタ9の電源は
そのままなので、S358でプリント出力の終了を検出
するまで一括プリント出力が継続され、プリント出力の
進捗状況や終了の信号がテレビ受像機本体1に割込出力
される。そして、S358でプリント出力の終了を検出
したらS359で画像蓄積装置7、プリンタ9の電源を
OFFし、テレビ受像機本体1の残り部分の電源をOF
Fして処理を終了する。
【0169】なお、S356以降の処理は主に画像蓄積
装置のCPUで処理し、必要な信号を必要に応じてテレ
ビ受像機本体、プリンタに出力して上記と同じ動作を果
たすようにしても良い。S357のテレビ受像機本体1
のテレビ受像回路の電源OFFに際し、テレビ本体1は
S358以下の処理が続行されたことを記録する。そし
て、次回テレビ受像機本体1の電源がONされた時に、
プリンタにプリントがある旨の表示を行う。その際、プ
リンタ9が作動中か、停止しているか(電源OFFを含
む)を確認し、作動中であればプリントの進捗状況を表
示し、停止中であればプリント完了を表示することが好
ましい。
【0170】なお、プリンタは作動中、テレビ放送の視
聴に支障をきたす電気ノイズや騒音を発生することがあ
る。そこで、テレビモード処理を該モードに入った時点
で未プリント出力分のプリント出力を中断しテレビ放送
受信動作のみを行うようにして、支障無くテレビ放送を
視聴できるようにし、テレビ受像機本体1の電源がOF
Fされたら又はテレビモード以外のモードとされたら前
記テレビモード処理を再開するようにすることができ
る。
【0171】(e)プリント出力指示信号に関する処理 プリント出力する画像の選択・指定はデジタルカメラ側
で行うほか、アルバムモードでも行うことができる。即
ち、図32のアルバムモードでの画像選択(S31
3)、アルバムモードでのフォルダの選択(S321)
にプリント出力画像の選択機能が含まれている。
【0172】例えば、画像鑑賞のために画像選択機能で
指定した、目的とする画像データ範囲、例えば特定のフ
ォルダ中の画像や撮影日時が指定した日時範囲の画像の
サムネイルを表示する(図36)と、既にデジタルカメ
ラでプリント出力指示信号を付された画像31にはプリ
ント選択マークP1(32)が画像の右側方に同時に表
示される。プリント出力指示信号が付されていない画像
33にはプリント選択マークの表示がない。
【0173】既に述べた如く、撮影時に自動的にプリン
ト出力指示信号が付されるので、デジタルカメラを操作
してプリント出力指示信号を削除しない限りデジタルカ
メラから読み込まれた画像にはプリント出力指示信号が
付されている。これにより、プリントモードでプリント
出力するときの操作手順が減り、簡素化される。サムネ
イル表示中の任意の1画像を前記画像選択機能で選択し
て表示させた鑑賞画像にも前記プリント選択マークP1
が同時に表示される。前記プリント選択マークのPに続
く数字はプリント出力する枚数を示す数字であり、デジ
タルカメラで付加されるプリント出力指示信号P1はプ
リント出力1枚を意味する。
【0174】そして、画像蓄積装置7は、サムネイル表
示で選択した画像及び鑑賞画像に対してテレビリモコン
3(図31)の操作によって前記プリント出力指示信号
を付加、変更、消去することができる。具体的操作方法
は、対象とする画像を選択/表示して、テレビリモコン
3の音量ボタン42の+ボタン42A、−ボタン42B
でPに続く数字を増減させる。図31の画像34には前
記の操作により変更したプリント出力2枚を意味するプ
リント選択マークP2(35)が表示されている。P0
でプリント出力信号が消去されプリント選択マークの表
示が消える。プリント選択マーク無表示(即ちP0)の
時、+ボタン42Aを押下するとP1が表示される。 (f)トリミング アルバムモードで表示中の鑑賞画像に対して、ズーミン
グ機能を利用してトリミング指定をすることができる。
ズーミング機能は鑑賞画像表示中にチャンネルボタン4
3が押下されることで起動され、+のチャンネルボタン
43Aの押下によってズームアップされ、−のチャンネ
ルボタン43Bの押下によってズームダウンされる。そ
して、ズーミングして表示中の画像範囲がプリント出力
範囲となる。ズーミング画像を表示して決定ボタン47
を押下するとトリミング範囲及び倍率がその画像の画像
データに追加記録される。
【0175】この情報が付された画像を表示すると画像
の右側にトリミング条件が記憶されていることを示すマ
ークT(36)が表示される。そして、選択ボタン46
で表示画像を順次表示させる際、元の画像に対して、そ
の画像データに追加記録された前記トリミング条件によ
ってトリミング処理を行って作成したトリミング画像を
元の画像の後に表示する。従って、後日でも同一のトリ
ミング画像のプリントを作成することができる。なお、
前記トリミング画像の作成処理は元の画像を表示すると
同時に開始し、トリミング画像の表示に要する見かけ時
間を短縮する。
【0176】画像蓄積装置7の記憶部7fに追加記憶す
るデータはトリミング条件のみなので、トリミングされ
た画像を記憶する場合に比べ、追加記憶するデータ容量
が小さくて済む。 (g)コメント出力 S341のプリント条件設定でのコメントA、Bを設定
しコメント出力要を選択すると、その画像データに付加
されたコメントが図47に示すように画像の範囲外にプ
リントされる。この場合、アルバムモードで表示した鑑
賞画像60の画像表示領域61の下方に設けられたコメ
ント表示部62に鑑賞画像に付されたコメントが表示さ
れる。前記コメントとしては、撮影日時など撮影時に付
加されたコメントA(63)の他、アルバムモードにお
いてテレビリモコン3を用いて追加したコメントB(6
4)がある。前記コメントA、Bは修正することができ
る。
【0177】即ち、撮影時に付されたコメントAがあれ
ば鑑賞画像の前記コメント表示部62に表示される。そ
して、コメントBの表示位置にカーソルが表示され、こ
の位置にテレビリモコン3で追加コメントBを入力する
ことができる。表示中のコメントの任意の位置にカーソ
ルを移動して入力すれば表示中のコメントは上書き修正
される。
【0178】テレビリモコン3によるコメントの入力
は、携帯電話、PHSによる文字入力と同様の方法とす
ることができ、例えば、あ、か、さ、た、な、…わの各
行にチャンネルボタンの数字1、2、3、4、5…0を
対応させ、これらの数字を押す回数をあ、い、う、え、
おの各段に対応させる。そして各文字毎に決定ボタンで
確定し、決定ボタン47を2回連続して押すことでコメ
ント入力を終了する。例えば、カメラは、2、決定、7
777、決定、9、決定、決定とテレビリモコン3のチ
ャンネルボタン48、決定ボタン47を操作することで
入力される。更に、適宜仮名−漢字変換機能を持たせて
も良い。
【0179】なお、S341のプリント条件設定で設定
したコメントBは、設定後にプリント出力する全てのプ
リントに付されるので、同一のコメント付す場合に便利
である。一方、逐次プリントのプリント条件入力(S3
17)で設定したコメントBはその画像に対してのみ有
効であるので、各画像に異なるコメントを付す場合に用
いると良い。
【0180】なお、鑑賞画像表示中にテレビリモコン3
の数字ボタン48による上記コメント入力操作をするこ
とによって、プリント条件設定処理(S317)中のコ
メント入力機能(S316)を起動させることができ
る。 (実施の形態3)図48は実施の形態3の外観斜視図で
あり、画像蓄積装置4の構成は図1の実施の形態1と同
じである。一方、デジタルカメラ8は図29の実施の形
態2と同じになっている。
【0181】図48の実施の形態3の特徴は複合充電器
12にある。複合充電器12と画像蓄積装置4を接続す
るケープル12bは、IEEE1394規格によるもので、図1
のケーブル5bと同じものである。一方、複合充電器1
2とデジタルカメラ8を接続するケーブル12cは図2
9のケーブル8aと同様、給電路と信号伝達路が一本に
まとめられた専用ケープルになっている。また、商用電
源が供給されるケープル12aは図1のケーブル5aと
同じものである。その他の構成は、図1の実施の形態1
と同様なので説明を省略する。
【0182】図49は、実施の形態3のシステム構成図
であり、複合充電器12において、接続ターミナル8c
にはケーブル12cが接続されるが、このケーブル12
cは充電路12dとIEEE1394に準拠した信号伝達路12
eが一本のケーブルとしてまとめられた専用規格のもの
である。これと対応して複合充電器12は、IEEE1394に
準拠した信号端子と充電端子が一つにまとめられた専用
規格の接続ターミナル12fをもつ。接続ターミナル1
2fの充電端子はACアダプタ12gに接続されると共
に、信号端子はIEEE1394端子12hに接続されている。
IEEE1394端子12hには、IEEE1394規格によるケーブル
12bが接続される。また、ACアダプタ12gにはケ
ーブル12aを介して商用電源が供給される。
【0183】実施の形態3においては、複合充電器12
がデジタルカメラ8専用の付属品となり、ACアダプタ
12gはデジタルカメラ8に合った専用の出力電圧を供
給する。デジタルカメラ8が異なれば、これに対応する
異なった電圧の複合充電器12を供給することによっ
て、画像蓄積装置4は汎用品となる。また、複合充電器
12は、通常の充電器に対し、画像蓄積装置4に接続す
るためのIEEE1394端子を付加すると共に、デジタルカメ
ラ8との接続端子として充電端子と信号端子を複合した
接続ターミナルを設け、これらの間の配線するだけで構
成できるので、格別のコストアップを要しない。 (実施の形態4)図50は実施の形態4の外観斜視図で
ある。この実施の形態では、図1の実施の形態1におけ
る各機能がひとつのテレビ受像機としてまとめられてい
る。図1との関係で詳細に説明すると、まず実施の形態
1ではテレビ受像機本体1とテレビ表示部2が別体であ
ったが、図50の実施の形態4は通常のテレビ受像機と
して構成されている。すなわち、箱体13には、テレビ
表示部14とともにチューナーなどからなるテレビ受像
機本体が収められている。箱体13にはさらに図1の実
施の形態1における画像蓄積装置4に対応する機能も組
み込まれている。
【0184】実施の形態4では、実施の形態1における
テレビ受像機本体1と画像蓄積装置4に対応する機能が
一つのテレビ受像機としてまとめられているので、画像
蓄積装置4のためのハードディスクなどからなる大容量
の記憶部4fには、画像データの記憶だけでなく、テレ
ビ受像機本体1の制御のためのプログラムを記憶させる
ことも可能である。
【0185】15はデジタルカメラ収納スペースであ
り、扉16を閉じることで、収納されたデジタルカメラ
を密閉し、防塵を図る。収納スペース15は、テレビ受
像機の熱や電磁波からの影響が少ない位置に配されると
共に、収納スペース壁も必要に応じ耐熱および耐電磁波
構造とされる。図50におけるステーション17は、図
1のステーション5に対応するもので、デジタルカメラ
18専用のものであり、デジタルカメラに合わせて交換
できる。ステーション17は規格化された給電コネクタ
および信号コネクタを持ち、収納スペース15の底部に
装着することでこれらのコネクタがテレビ受像機本体の
対応するコネクタと接続される。収納スペース15は各
種のカメラおよびステーションに対応するため充分の広
さを持っており、ステーションとの間のコネクタとその
配置だけが規格化されている。
【0186】実施の形態4における使用状況を説明する
と、所望のステーション17が収納スペース15に装着
されている状態が待機状態であり、デジタルカメラ18
は例えば戸外などにおいて使用される。帰宅後、扉16
を空けて常の収納場所である収納スペース15のステー
ション17の上にデジタルカメラ18を載せて収納し、
扉16を閉じれば基本操作は終了である。このような使
用環境では、まず、デジタルカメラの収納場所が一定の
ところに定まるので、紛失のおそれがない。また、収納
中において、自動的に充電および画像データの吸い上げ
が行われ、メモリが空になる。したがって、次回の使用
時には、デジタルカメラを探し回ることもなく、また、
電源および撮影可能メモリ容量の心配をする必要もな
い。さらに、過去に撮影した画像は全て間違いなくテレ
ビ受像機中の画像蓄積装置に蓄積されているので、フィ
ルムカメラの場合におけるネガやプリントの散逸といっ
た事態も生じない。テレビ表示部14で確認しながら画
像蓄積装置の中をサーチすることによって、所望の画像
は必ず発見できる。なお、画像蓄積装置は電子ファイル
であるから、適宜の効率良いサーチ手法の実施が可能で
ある。
【0187】図50の実施の形態4では、さらにプリン
タ機能と通信機能がテレビ受像機の箱体13内に組み込
まれている。19は通信機能のための商用電話線へのモ
ジュラージャックであり、テレビ受像機内の通信機能に
対応していると共に電話機11にも通じている。20は
プリンタのプリント排紙口であり、21はプリント用紙
供給部の蓋である。以上のようなテレビ受像機の全機能
に対して、ケーブル22から商用電源が供給される。
【0188】図50の実施の形態4の機能の詳細や使用
操作の詳細は、これまで説明した各実施の形態と基本的
に同じであり、テレビリモコンにより操作可能である。
なお、実施の形態4では、図50からは見えない位置
に、実施の形態1におけるカードスロット4sに対応す
るカードスロットが設けられており、デジタルカメラ1
8の収納によるほか、このカードスロットに挿入された
カードメモリからデジタル静止画像データを入力するこ
とも可能である。 (実施の形態5)本発明の他の実施の形態5について説
明する。
【0189】これまでのいずれの実施の形態も画像蓄積
装置とプリンタとは別体となった構成であるが、本実施
の形態5では画像蓄積装置とプリンタと一体的に構成し
た例である。他の構成についてはこれまでの実施の形態
のいずれかと同じである。図51(a)に示したよう
に、プリンタ9は画像蓄積装置7から独立したユニット
で構成されており、画像蓄積装置7の上面に載置され
る。画像蓄積装置7の上面にはプリンタ9を所定の位置
に安定して載置するためにプリンタ9の下面の突起部9
Aを収納する窪み7Aなどの位置決め手段が設けられて
いる。さらに画像蓄積装置7の上面とプリンタ9の下面
には、画像蓄積装置7とプリンタ9との間で画像データ
や制御信号を授受するコネクタ接点やフォトカップラな
どの信号伝達手段7B、9Bが設けられている。従って
図51(b)に示したように、プリンタ9を画像蓄積装
置7の所定の位置に載置するだけでプリント出力可能な
状態になる。
【0190】プリンタ9と画像蓄積装置7とが一体的に
設置されるので設置スペースが小さくて済む。また、分
離することもできるので、一方が故障した場合にはそち
らだけを修理・交換可能であるというメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1のシステム外観斜視図。
【図2】実施の形態1のシステム構成図。
【図3】画像蓄積装置の構成ブロック図。
【図4】ステーションの構成ブロック図。
【図5】デジタルカメラの構成ブロック図。
【図6】画像蓄積装置の動作を説明する第1のフローチ
ャート。
【図7】画像蓄積装置の動作を説明する第2のフローチ
ャート。
【図8】信号受信制御動作を説明する第1のフローチャ
ート。
【図9】信号受信制御動作を説明する第2のフローチャ
ート。
【図10】信号受信制御動作を説明する第3のフローチ
ャート。
【図11】画像蓄積装置内の記憶部に作成されたフォル
ダの一例。
【図12】接続解除割り込み処理動作を説明するフロー
チャート。
【図13】図7とは別の信号受信制御動作を説明する第
1のフローチャート。
【図14】図7とは別の信号受信制御動作を説明する第
2のフローチャート。
【図15】図7とは別の信号受信制御動作を説明する第
3のフローチャート。
【図16】実施の形態1で用いたテレビリモコン。
【図17】テレビ受像機本体の基本動作フローチャー
ト。
【図18】実施の形態1のアルバムモードの基本フロー
チャート。
【図19】実施の形態1のデータ取り込み割り込みフロ
ーチャート。
【図20】実施の形態1のアルバムモード動作フローチ
ャート。
【図21】実施の形態1の画面送り動作フローチャー
ト。
【図22】実施の形態1の階層変更操作を説明するテレ
ビ表示部の画面表示例。
【図23】実施の形態1の階層変更フローチャート。
【図24】実施の形態1の階層変更操作における選択フ
ローチャート。
【図25】実施の形態1のマイ・アルバムモード動作を
説明するフローチャート。
【図26】実施の形態1の検索動作を説明するフローチ
ャート。
【図27】実施の形態1のプリント処理動作を説明する
フローチャート。
【図28】実施の形態1のアルバムモード終了フローチ
ャート。
【図29】実施の形態2のシステム外観斜視図。
【図30】実施の形態2のシステム構成図。
【図31】実施の形態2で用いたテレビリモコン。
【図32】実施の形態2のモード選択割り込み動作を説
明するフローチャート。
【図33】実施の形態2のテレビ表示部の画面表示メニ
ュー例。
【図34】実施の形態2のアルバムモード処理動作を説
明するフローチャート。
【図35】実施の形態2のテレビ表示部に表示された全
フォルダ情報一覧表の一例。
【図36】実施の形態2のテレビ表示部に表示されたサ
ムネイル画像の一例。
【図37】実施の形態2のアルバムモード処理時におけ
る検索条件設定処理動作を説明するフローチャート。
【図38】実施の形態2のテレビ表示部に表示された検
索条件設定メニューの一例。
【図39】実施の形態2のアルバム名検索処理作を説明
するフローチャート。
【図40】実施の形態2のテレビ表示部に表示されたア
ルバム名リストの一例。
【図41】実施の形態2の検索条件保存・登録処理の動
作フローチャート。
【図42】実施の形態2の検索条件選択項目の登録処理
の動作フローチャート。
【図43】実施の形態2のプリントモード処理の動作フ
ローチャート。
【図44】実施の形態2のテレビ表示部に表示されたプ
リントモード処理メニュー。
【図45】実施の形態2のテレビ表示部に表示されたプ
リント条件メニュー。
【図46】実施の形態2のテレビモード処理の動作フロ
ーチャート。
【図47】実施の形態2のプリント出力された表示例。
【図48】実施の形態3のシステム外観斜視図。
【図49】実施の形態3のシステム構成図。
【図50】実施の形態4のシステム外観斜視図。
【図51】実施の形態5のプリンタ構成図。
【符号の説明】
1 テレビ受像機本体 2 テレビ表示部 3 テレビリモコン 4、7 画像蓄積装置 4a、7a テレビ受像機と画像蓄積装置とを接続する
信号ケーブル 4b、7b テレビ受像機と画像蓄積装置とを接続する
信号ケーブル 4e、7e 制御部 4f、7f 記憶部 4g、7g NTSC変換回路 5、12 ステーション 6、8 デジタルカメラ 9 プリンタ 10 電話通信用モデム 11 電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野本 徹志 東京都品川区二葉1丁目3番25号 株式会 社ニコン技術工房内 (72)発明者 石野 行宜 東京都品川区二葉1丁目3番25号 株式会 社ニコン技術工房内 (72)発明者 大村 晃 東京都品川区二葉1丁目3番25号 株式会 社ニコン技術工房内 Fターム(参考) 5C025 AA25 BA26 BA28 CA01 CA09 CB01 CB10 DA01 DA08 5C053 FA04 FA08 FA24 GA11 GB36 GB37 JA16 KA04 KA24 LA01 LA03 LA06 LA07 LA20

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送されるテレビ画像信号を受信するチ
    ューナーと、複数のデジタル静止画像データを蓄積する
    内蔵の大容量記憶装置と、前記チューナーからのテレビ
    画像信号と前記大容量記憶装置からのデジタル静止画像
    データに基づく静止画像を選択的に表示するテレビ表示
    部と、デジタルスチルカメラ載置部と、デジタルスチル
    カメラ載置時にデジタルスチルカメラと接続される信号
    コネクタと、前記信号コネクタを介してデジタルスチル
    カメラから前記大容量記憶装置にデジタル静止画像デー
    タを転送する転送制御部と、デジタルスチルカメラ載置
    によりデジタル静止画像データの転送を自動的に起動す
    る転送起動制御部とを有することを特徴とするデジタル
    静止画像を蓄積可能なテレビ受像機。
  2. 【請求項2】 デジタルスチルカメラ載置時にデジタル
    スチルカメラと接続される充電コネクタと、前記充電コ
    ネクタを介してデジタルスチルカメラを充電する充電制
    御部と、デジタルスチルカメラが載置されているときに
    充電を自動的に起動する充電起動制御部とを有すること
    を特徴とする請求項1記載のテレビ受像機。
  3. 【請求項3】 デジタルスチルカメラ収納部を有し、前
    記デジタルスチルカメラ載置部は前記収納部の内部に設
    置されていることを特徴とする請求項2記載のテレビ受
    像機。
  4. 【請求項4】 前記デジタルスチルカメラ載置部は、前
    記デジタルスチルカメラ収納部内において、収納される
    デジタルスチルカメラに応じて交換可能であることを特
    徴とする請求項3記載のテレビ受像機。
  5. 【請求項5】 前記デジタルスチルカメラ収納部は収納
    完了状態においてデジタルスチルカメラを密閉すること
    を特徴とする請求項3記載のテレビ受像機。
  6. 【請求項6】 テレビ受像機をオンオフするメインスイ
    ッチを有し、前記転送起動制御部および前記充電制御起
    動部は前記メインスイッチがオフであってもデジタルス
    チルカメラ載置により起動可能となることを特徴とする
    請求項2記載のテレビ受像機。
  7. 【請求項7】 テレビ受像機をオンオフするメインスイ
    ッチを有し、前記メインスイッチのオンに連動して少な
    くとも所定時間、前記テレビ表示部においてデジタルス
    チルカメラの情報を表示することを特徴とする請求項2
    記載のテレビ受像機。
  8. 【請求項8】 前記メインスイッチのオンに連動して前
    記テレビ表示部において表示されるデジタルスチルカメ
    ラの情報はデジタルカメラの載置の有無、デジタル静止
    画像の転送状況、デジタルスチルカメラの充電状況の少
    なくともひとつであることを特徴とする請求項7記載の
    テレビ受像機。
  9. 【請求項9】 前記メインスイッチのオンに連動して前
    記テレビ表示部において表示されるデジタルスチルカメ
    ラの情報は前記チューナーからのテレビ画像信号に重畳
    して表示されることを特徴とする請求項7記載のテレビ
    受像機。
  10. 【請求項10】 前記転送制御部は、デジタルスチルカ
    メラから前記大容量記憶装置へのデジタル静止画像デー
    タの転送が完了するとデジタルスチルカメラに対してデ
    ジタル静止画像を消去させる信号を送ることを特徴とす
    る請求項1記載のテレビ受像機。
  11. 【請求項11】 前記大容量記憶装置にはテレビ受像機
    制御のためのプログラムが記憶されていることを特徴と
    する請求項1記載のテレビ受像機。
  12. 【請求項12】 テレビ受像機をオンオフするメインス
    イッチと、テレビ画像信号を表示するテレビモードとデ
    ジタル静止画像データに基づく静止画を表示する静止画
    モードとを切換えるモードスイッチと、前記大容量記憶
    装置の駆動非駆動を制御する駆動制御部とを有し、前記
    メインスイッチがオンされた時点では前記大容量記憶装
    置は非駆動としてテレビモードにてテレビ受像機を立ち
    上げると共に、モードスイッチによって静止画モードへ
    の切換えが行われると前記大容量記憶装置を駆動状態と
    することを特徴とする請求項1記載のテレビ受像機。
  13. 【請求項13】 放送されるテレビ画像信号を受信する
    チューナーと、複数のデジタル静止画像データを蓄積す
    る内蔵の大容量記憶装置と、前記チューナーからのテレ
    ビ画像信号と前記大容量記憶装置からのデジタル静止画
    像データに基づく静止画像を選択的に表示するテレビ表
    示部と、前記大容量記憶装置にデジタル静止画像データ
    を入力する入力部と、テレビ受像機をオンオフするメイ
    ンスイッチと、テレビ画像信号を表示するテレビモード
    とデジタル静止画像データに基づく静止画を表示する静
    止画モードとを切換えるモードスイッチと、前記大容量
    記憶装置の駆動非駆動を制御する駆動制御部とを有し、
    前記メインスイッチがオンされた時点では前記大容量記
    憶装置は非駆動としてテレビモードにてテレビ受像機を
    立ち上げると共に、モードスイッチによって静止画モー
    ドへの切換えが行われると前記大容量記憶装置を駆動状
    態とすることを特徴とするデジタル静止画像を蓄積可能
    なテレビ受像機。
  14. 【請求項14】 前記入力部は、デジタルスチルカメラ
    載置部と、デジタルスチルカメラ載置時にデジタルスチ
    ルカメラと接続される信号コネクタであることを特徴と
    する請求項13記載のテレビ受像機。
  15. 【請求項15】 前記入力部は、デジタル静止画像デー
    タを記憶したメモリカードのためのカードスロットであ
    ることを特徴とする請求項13記載のテレビ受像機。
  16. 【請求項16】 前記大容量記憶装置から読み出された
    デジタル静止画像データを一時記憶する一時記憶部を有
    し、静止画モードでは前記一時記憶装置のデータに基づ
    いて前記テレビ表示部に静止画が表示されることを特徴
    とする請求項13記載のテレビ受像機。
  17. 【請求項17】 前記一時記憶装置のデータは、前記メ
    インスイッチのオン状態においては書き換えのない限り
    維持され、前記メインスイッチのオフとともに消失する
    ことを特徴とする請求項16記載のテレビ受像機。
  18. 【請求項18】 モードスイッチによって静止画モード
    への切換えが行われたとき、前記一時記憶部にデータが
    あれば前記大容量記憶装置の駆動非駆動状態にかかわら
    ず直ちに前記一時記憶装置のデータに基づいて前記テレ
    ビ表示部での表示が行われることを特徴とする請求項1
    3記載のテレビ受像機。
  19. 【請求項19】 モードスイッチによって静止画モード
    への切換えが行われたとき、前記一時記憶部にデータが
    なければ前記大容量記憶装置が駆動状態になるまで所定
    の表示を行うことを特徴とする請求項18記載のテレビ
    受像機。
  20. 【請求項20】 前記所定の表示とは、読出し専用記憶
    部のデータに基づく所定画像の表示であることを特徴と
    する請求項19記載のテレビ受像機。
  21. 【請求項21】 前記所定の表示とは、テレビ画像表示
    の継続であり、テレビ表示部における表示は前記大容量
    記憶装置が駆動状態になって前記意定時記憶装置にデー
    タが記憶された後、テレビ画像表示から前記一時記憶装
    置のデータに基づく表示に切換わることを特徴とする請
    求項19記載のテレビ受像機。
  22. 【請求項22】 前記メインスイッチが静止画モードに
    てオフされた後に再びオンされた時も、前記大容量記憶
    装置は非駆動としてテレビモードにてテレビ受像機を立
    ち上げることを特徴とする請求項13記載のテレビ受像
    機。
  23. 【請求項23】 モードスイッチによって静止画モード
    からテレビモードへの切換えが行われたときは、テレビ
    表示部の表示を直ちにテレビ画像表示に切換えるととも
    に、前記大容量記憶部の駆動は所定時間継続することを
    特徴とする請求項13記載のテレビ受像機。
  24. 【請求項24】 放送されるテレビ画像信号を受信する
    チューナーと、複数のデジタル静止画像データを蓄積す
    る内蔵の大容量記憶装置と、前記チューナーからのテレ
    ビ画像信号と前記大容量記憶装置からのデジタル静止画
    像データに基づく静止画像を選択的に表示するテレビ表
    示部と、前記大容量記憶装置にデジタル静止画像データ
    を入力する入力部と、テレビ受像機をオンオフするメイ
    ンスイッチと、テレビ画像信号を表示するテレビモード
    とデジタル静止画像データに基づく静止画を表示する静
    止画モードとを切換えるモードスイッチと、前記大容量
    記憶装置の駆動非駆動を制御する駆動制御部と、前記大
    容量記憶装置から読み出されたデジタル静止画像データ
    を一時記憶する一時記憶部とを有し、前記モードスイッ
    チによって静止画モードへの切換えが行われたとき、前
    記一時記憶部にデータがあれば前記大容量記憶装置の駆
    動非駆動状態にかかわらず直ちに前記一時記憶装置のデ
    ータに基づいて前記テレビ表示部での表示が行われるこ
    とを特徴とするデジタル静止画像を蓄積可能なテレビ受
    像機。
  25. 【請求項25】 放送されるテレビ画像信号を受信する
    チューナーと、複数のデジタル静止画像データを蓄積す
    る内蔵の大容量記憶装置と、前記チューナーからのテレ
    ビ画像信号と前記大容量記憶装置からのデジタル静止画
    像データに基づく静止画像を選択的に表示するテレビ表
    示部と、前記大容量記憶装置にデジタル静止画像データ
    を入力する入力部と、テレビ受像機をオンオフするメイ
    ンスイッチと、テレビ画像信号を表示するテレビモード
    とデジタル静止画像データに基づく静止画を表示する静
    止画モードとを切換えるモードスイッチと、前記大容量
    記憶装置の駆動非駆動を制御する駆動制御部とを有し、
    前記モードスイッチによって静止画モードからテレビモ
    ードへの切換えが行われたときは、テレビ表示部の表示
    を直ちにテレビ画像表示に切換えるとともに、前記大容
    量記憶部の駆動は所定時間継続することを特徴とするデ
    ジタル静止画像を蓄積可能なテレビ受像機。
  26. 【請求項26】 放送されるテレビ画像信号を受信する
    チューナーと、内蔵の大容量記憶装置と、前記チューナ
    ーからのテレビ画像信号と前記大容量記憶装置からの画
    像データに基づく画像を選択的に表示するテレビ表示部
    と、テレビ受像機をオンオフするメインスイッチと、テ
    レビ画像信号を表示するテレビモードと大容量記憶部か
    らの画像データを表示する記憶画像モードとを切換える
    モードスイッチと、前記大容量記憶装置の駆動非駆動を
    制御する駆動制御部とを有し、前記メインスイッチがオ
    ンされた時点では前記大容量記憶装置は非駆動としてテ
    レビモードにてテレビ受像機を立ち上げると共に、モー
    ドスイッチによって記憶画像モードへの切換えが行われ
    ると前記大容量記憶装置を駆動状態とすることを特徴と
    するデジタル静止画像を蓄積可能なテレビ受像機。
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