JP2009098496A - 表示装置、放送受像装置、及び表示方法 - Google Patents

表示装置、放送受像装置、及び表示方法 Download PDF

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直子 石塚
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隆一 奥村
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Abstract

【課題】嗜好情報に基づく画像を表示可能な表示装置を提供すること。
【解決手段】映像又は静止画が表示される壁掛け可能な表示装置(100)が提供される。当該表示装置(100)は、前記映像が表示される映像表示モードと、前記静止画が表示される静止画表示モードとを切り替えるモード切換部(154)と、前記モード切換部(154)により静止画表示モードに切り替えられた場合に表示される静止画を所定の履歴情報に基づいて選出する静止画選出部(134)とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置、放送受像装置、及び表示方法に関する。
近年、半導体材料や導電性又は誘電性有機材料の製造技術、及び高度な信号制御技術の発展に伴い、薄型かつ軽量な表示装置が開発されてきている。その代表的な例が薄型液晶ディスプレイである。ところが、最近、有機材料を発光体とする電界誘起型の蛍光現象を利用した有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイと呼ばれる表示装置が開発され、大きな注目を集めている。この有機ELディスプレイは、液晶ディスプレイとは異なり、自発光型の表示装置であるため、バックライト等の発光設備を必要としない分だけ薄型化、及び軽量化が容易であるという特徴を有している。そのため、有機ELディスプレイは、壁掛け利用や持ち運び利用等の用途が見込まれており、こうした新たな用途に適合したコンテンツの開発も急速に進められている。
有機ELディスプレイ等の薄型表示装置を壁掛け利用する場合、これまでの放送受像機のように、放送局から配信された放送映像を表示するだけでなく、あるコンテンツを表示させてインテリアの一部として利用できないかという発想に想到するであろう。また、可能であれば、ユーザがいちいちコンテンツを指定しなくとも、自動的に所望のコンテンツが表示できるようにしたいと思うのは自然な発想である。
この自然な発想を実現するためのヒントとすべく下記の特許文献1〜3に記載された技術を参照するのは有益であろう。例えば、下記の特許文献1には、撮像手段と投影手段とを備えた投影表示システムに関する技術が記載されている。この技術は、撮像手段により撮像された操作や作業の状態に基づき、この操作や作業に関するコンテンツデータを投影手段によって投影する点に特徴を有する。このコンテンツデータは、例えば、操作手順又は作業手順に関するものである。
また、他の例として、下記の特許文献2には、番組を視聴者に提示する番組提示手段を備えたテレビジョン選局装置に関する技術が記載されている。当該技術は、視聴者の嗜好を表現したパラメータに基づいて番組の評価値を算出し、この評価値に応じた番組を視聴者に提示する点に特徴を有する。さらに他の例として、下記の特許文献3には、画像データを表示する画像ディスプレイ装置に関する技術が記載されている。当該技術は、画像表示手段に表示される画像データを切り替える手順を保持しておき、その手順に基づいて画像データを切り替える点に特徴を有する。
特開2005−327127号公報 特開平10 −243309号公報 特開2000− 98987号公報
しかしながら、上記の各特許文献の記載を参照しても、インテリアの一部として壁掛け利用するような場合にも、表示装置に表示されるのに適当な静止画像をユーザの履歴情報等から推定して選出する技術については開示されていない。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、静止画モードにおいてユーザの履歴情報に適合する静止画を表示することが可能な、新規かつ改良された表示装置、放送受像装置、及び表示方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、映像又は静止画が表示される壁掛け可能な表示装置が提供される。当該表示装置は、前記映像が表示される映像表示モードと、前記静止画が表示される静止画表示モードとを切り替えるモード切換部と、前記モード切換部により静止画表示モードに切り替えられた場合に表示される静止画を所定の履歴情報に基づいて選出する静止画選出部とを備える。
また、前記静止画選出部は、ユーザの行動履歴を前記所定の履歴情報として参照し、当該行動履歴に基づいて前記静止画を選出してもよい。
また、前記表示装置は、非接触通信を利用して情報を取得する非接触通信部をさらに備えていてもよい。さらに、前記静止画選出部は、前記非接触通信部により取得された前記ユーザの行動履歴の情報に基づいて前記静止画を選出してもよい。
また、前記非接触通信部は、ユーザの行動中に所定の地点において地理情報が記録された非接触ICカード又は当該非接触ICカード機能を有する機器から当該地理情報を取得してもよい。さらに、前記静止画選出部は、前記非接触通信部により取得された前記地理情報に基づいて前記静止画を選出してもよい。
また、前記静止画選出部は、前記静止画に紐付けられたメタ情報の内容と前記地理情報の内容とを対比することにより、当該地理情報に対応する静止画を選出してもよい。
また、前記表示装置は、静止画が記録される記憶部をさらに備えていてもよい。さらに、前記静止画選出部は、前記記憶部に記録された静止画の中から前記所定の履歴情報に対応する静止画を選出してもよい。
また、前記表示装置は、任意の情報源からネットワークを介して静止画を取得する通信部をさらに備えていてもよい。さらに、前記静止画選出部は、前記通信部により取得された静止画の中から前記所定の履歴情報に対応する静止画を選出してもよい。
また、前記静止画選出部は、ユーザの視聴履歴又は録画履歴を前記所定の履歴情報として参照し、当該視聴履歴又は録画履歴に基づいて前記静止画を選出してもよい。
また、前記静止画選出部は、前記表示装置の設置方向に応じて、当該表示装置の表示方向と実質的に同じ方向性を有する静止画の中から前記所定の履歴情報に対応する静止画を選出してもよい。
また、前記表示部は、壁面に設置されたベース部材に結合するための結合部材と、前記結合部材により前記ベース部材に結合された状態を検知する結合検知部とをさらに備えていてもよい。そして、前記モード切換部は、前記結合検知部により結合状態が検知された場合に前記静止画表示モードに切り替えてもよい。
また、前記モード切換部は、前記静止画モードに切り替えると共に電力消費量を低減させる省電力モードに切り替えてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、映像又は静止画が表示される壁掛け可能な放送受像装置が提供される。当該放送受像装置は、放送された映像を受信する受像部と、前記映像又は静止画を表示する表示部と、前記映像が表示される映像表示モードと、前記静止画が表示される静止画表示モードとを切り替えるモード切換部と、前記モード切換部により静止画表示モードに切り替えられた場合に表示される静止画を所定の履歴情報に基づいて選出する静止画選出部と、を備え、前記モード切換部により映像表示モードに切り替えられた場合に、前記受像部により受信された映像を表示し、前記モード切替部により静止画表示モードに切り替えられた場合に、前記静止画選出部により選出された静止画を表示する。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、壁掛け可能な表示装置に表示される静止画の表示方法が提供される。当該表示方法は、前記映像が表示される映像表示モードと、前記静止画が表示される静止画表示モードとが切り替えられるモード切換ステップと、前記モード切換ステップにおいて静止画表示モードに切り替えられた場合に表示される静止画が所定の履歴情報に基づいて選出される静止画選出ステップと、を含む。
上記の装置又は方法を適用することで、薄型の壁掛け表示装置が、単なる放送番組の受像装置に留まらず、ユーザの生活空間に適合したインテリアの一部としての新たな利用形態が実現される。特に、この表示装置を壁面に設置された額縁等に嵌合して設置することにより、ユーザの嗜好に合った絵画や写真等が自動的に表示される次世代のインテリアとしての利用形態が実現される。
以上説明したように本発明によれば、静止画モードにおいてユーザの履歴情報に適合する静止画を表示することが可能になる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<本発明の一実施形態>
以下、本発明の一実施形態について説明する。本実施形態は、静止画表示モードを有する薄型の表示装置において、静止画表示モードに切り替えられた際に表示される静止画をユーザの嗜好情報に基づいて選出する技術に特徴を有する。当該技術により、ユーザが表示装置を壁掛け利用する場合にも、ユーザの生活空間に適合したインテリアの一部として利用することが可能になり、薄型表示装置の新たな利用スタイルを実現できる。
[表示装置100の装置構成]
まず、図1を参照しながら、本実施形態に係る表示装置100の装置構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置100の外観を示す説明図である。図1(A)は、正面右上から表示装置100を斜めに見た状態を示す説明図である。また、図1(B)は、表示装置100の背面右上から表示装置100を斜めに見た状態を示す説明図である。
例えば、図1に示すように、本実施形態に係る表示装置100は、主に、本体スタンド120と、アーム122と、表示ディスプレイ110とにより構成される。ここに示す表示装置100は、例えば、受信したテレビ放送等の映像や撮像装置で撮影された静止画等を表示することが可能な表示装置の一例である。
表示ディスプレイ110は、表示パネル(例えば、有機ELパネル112)を備えている。有機ELパネル112は、自発光型の発光素子である複数の有機EL素子により形成されている。そのため、有機ELパネル112には、バックライト等の装置が不要であり、その分だけ他の発光機構を有する表示パネルに比べて厚さを薄く形成することが可能である。実際、表示ディスプレイ110の厚さは、数mm程度(3mm程度)、或いは、それ以下の厚さにまで抑えることが可能であると言われている。そのため、有機ELパネル112は、他の発光機構を採用した表示パネルに比べて軽量である。
さて、図1の例において、アーム122は、本体スタンド120の後方に1箇所設けられ、かつ、本体スタンド120から上方に向けて立設されている。また、アーム122は、表示装置100を正面から見た場合に、本体スタンド120の横方向(水平方向)の中心よりも右側に設けられており、表示ディスプレイ110の横方向の中心よりも右側に連結されている。
上記のように、表示装置100は、例えば、表示ディスプレイ110の水平方向の中心よりも左右いずれかの端部側にアーム122が設けられた構造をしており、表示ディスプレイ110が片持ちで支持される。尚、アーム122は、表示ディスプレイ110の水平方向の端部に接続していてもよい。また、アーム122の上端を表示ディスプレイ110の水平方向の中心近傍に接続し、下端を図1のように本体スタンド120の端部に接続する片持ち構造であってもよい。さらに、アーム122は、折り畳まれて本体スタンド120に格納される構造(非図示)であってもよい。そして、図1の符号Xで示すように、接続部116、126で取り外し可能な構造であってもよい。
こうした構造は、例えば、軽量かつ薄型である有機ELパネル112を利用した表示ディスプレイ110によって比較的容易に実現されうる。もちろん、有機ELパネル112に代えて、他の発光機構を利用した薄型かつ軽量の表示パネルを用いてもよい。
しかし、液晶ディスプレイは、バックライトを設置する分だけ表示ディスプレイ110の厚さが厚くなるため、当然、その分だけ重量も増加する。例えば、テレビ映像を表示するためのディスプレイとして使用する場合、このディスプレイは、テレビ映像の視聴に耐えるだけの映像品質を実現するために、コンピュータ等に利用されるディスプレイよりも多くのバックライトが設置される。そのため、テレビ受像用の液晶ディスプレイは、その重量が非常に大きなものとなる。また、液晶ディスプレイには、バックライトを制御するためのインバータも設置されるため、さらに重量が増加してしまう。
一方で、有機ELパネル112は、自発光素子である有機EL素子により形成されるため、バックライトや、これに付随するインバータ等の駆動部材が不要である。そのため、有機ELパネル112は、主にガラス製の薄板パネルを用いて軽量に形成される。その結果、有機ELパネル112を利用することで、軽量かつ薄型の表示ディスプレイ110が比較的容易に実現されるのである。
このように、表示ディスプレイ110が軽量かつ薄型になると、図1のように、片側に設置されたアーム122のみにより支持される表示装置100の構造も可能になる(ケース1)。また、後述するように、表示ディスプレイ110をアーム122から離脱し、又は折り畳んで壁掛け設置することも可能になる(ケース2)。
(ケース1について)
図1に示すように、アーム122が表示ディスプレイ110の横方向の中央部分から端部に寄って配置されると、表示ディスプレイ110が片持ちで支持される構造になる。そのため、表示ディスプレイ110に対峙して映像を視聴するユーザは、その視野からアーム122が外れることで、表示画面のみを独立して認識することが可能になる。その結果、ユーザは、恰も本体スタンド120上に表示ディスプレイ110が浮いているような印象を受けうる。従って、表示ディスプレイ110が片持ちで支持される構造は、ユーザに対して表示画面のみを独立して注視させる効果を発生させうる。
また、本体スタンド120の中央にアーム122の根元を連結する必要がなくなるため、アーム122の設置に関する自由度が向上する。従って、本体スタンド120の内部構造や基板の配置等を考慮して、本体スタンド120に対するアーム122の設置位置を決めることが可能となる。その結果、設計の自由度が高まる。このように設計の自由度が高まると、本体スタンド120の内部構造を考慮して空間利用効率が高くなるように装置部材を配置することができるため、表示装置100の大きさをより小さく抑えることが可能になる。その結果、表示装置100自体の重量を大きく低減させることができる。
また、アーム122が本体スタンド120の中央に設置されないため、本体スタンド120の上面に有効なスペースを広くとることができる。そのため、例えば、本体スタンド120の上面に表示部、操作ボタン、LED表示灯、或いは、非接触ICカード用のカードリーダ124等を設置することが可能になる。尚、カードリーダ124は、非接触通信部の一例である。
(ケース2について)
アーム122は、本体スタンド120の後方から表示ディスプレイ110の裏面に向かって傾斜するように回動可能に設置されており、本体スタンド120に対して垂直又は水平な角度にもなりうる(非図示)。尚、鉛直方向に対するアーム122の傾斜角度を45°〜60°程度に設定すると、アーム122は、表示ディスプレイ110の正面に対峙したユーザにとって表示ディスプレイ110の裏に隠れて見える。そのため、上記(ケース1)の効果が強調される。
さらに、表示ディスプレイ110とアーム122とが本体スタンド120に対して水平な角度になるように折り畳まれると、表示装置100は、表示ディスプレイ110と本体スタンド120とが一体となった板状の形態になる。そのため、ユーザは、容易に表示装置100を持ち運び、或いは、壁掛けして利用することが可能になる。例えば、表示装置100には、壁面に設置された額縁等のベース部材に嵌合するための結合部材(又は嵌合部材)が形成されていてもよい。
さらに、表示装置100は、表示ディスプレイ110の接続部116とアーム122の接続部126とが取り外し可能な構造であってもよい。その場合、表示ディスプレイ110は、ユーザにより容易に持ち運ぶことができるようになる。そのため、表示ディスプレイ110は、例えば、他の本体スタンド120に接続されたり、或いは、壁面に設置された額縁に嵌合して利用されうる。また、表示ディスプレイ110は、単独で壁掛けされて壁掛けディスプレイとして利用されうる。さらに、表示ディスプレイ110は、コンピュータの外部ディスプレイとして利用されうる。
このように、ユーザは、薄型で軽量な表示ディスプレイ110を様々な生活空間、又は活動地点に移動させ、放送された映像や撮像装置等で取得された静止画を楽しむことができるようになる。このとき、表示ディスプレイ110がより薄型かつ軽量になれば、表示ディスプレイ110が持ち運びやすくなり、ユーザの用途が大きく広がるであろう。また、その設置形態に応じて、単なるテレビ用ディスプレイやコンピュータ用ディスプレイとしてだけではなく、絵画や風景等の静止画が表示される鑑賞用のインテリアとして利用するといった用途も拓けてくるであろう。
(本体スタンド120の付属構成)
本体スタンド120には、衛星放送(BS,CS)、地上デジタル放送のチューナ、LAN、HDMI、USB等の各種端子が組み込まれていてもよい。また、本体スタンド120には、地上デジタル放送を受信するためのロッドアンテナ128(図1(B)参照)が設けられていてもよい。もちろん、ロッドアンテナ128に代えて、パッチアンテナが設けられていてもよい。さらに、本体スタンド120には、スピーカーボックスや操作ボタン等が組み込まれていてもよい。尚、これらの付属構成は、表示ディスプレイ110の背面部114に内蔵されていてもよいし、或いは、表示ディスプレイ110が接続される壁掛けされた額縁に内蔵されていてもよい。
(本体スタンド120の排熱構造)
ここで、本実施形態に係る本体スタンド120の排熱構造について簡単に説明する。本体スタンド120は、表示ディスプレイ110を駆動制御する信号処理回路を内蔵している。この信号処理回路は、主に、第1の回路基板(O基板)と、第2の回路基板(B−CAS基板)と、冷却ファンと、放熱板(ヒートスプレッダ)とにより構成される。
放熱板は、本体スタンド120の形状に応じて(例えば、矩形状に)成形され、プレス成形された金属板により形成される。また、放熱板は、本体スタンド120の内部で電子部品が実装されていない領域に延在するように形成される。さらに、放熱板には、第1及び第2の回路基板に実装された電子部品の位置に対応して複数の凹凸が設けられている。この凹凸は、第1及び第2の回路基板に実装された電子部品に接触するように形成されている。尚、放熱板は、各電子部品と直接的に接触するか、或いは、シリコンゴム等の熱伝導性シート(放熱シート)を介して間接的に接触するように形成される。
また、放熱板には、冷却ファンが設置されていてもよい。この場合、本体スタンド120には、冷却ファンの下部に位置する部分に外気を吸入するための吸入口と、吸入された空気を排出するための排出口とが設けられる。そのため、この吸入口から吸入された空気は、第1及び第2の回路基板の熱を吸収して冷却した後、その吸収した熱を外部に排出するため、本体スタンド120の後面に設けられた排出口から外部へ排出される。尚、放熱板の熱を効率良く外部に排出するためのヒートパイプが設けられていてもよい。
以上、本実施形態に係る本体スタンド120の構成例について説明した。上記の排熱構造を利用することで、効率良く本体スタンド120の内部を冷却することが可能になる。但し、本実施形態に係る表示装置100は、上記の第1及び第2の回路基板を表示ディスプレイ110に内蔵することも可能である。その場合、上記のような排熱構造により得られる効果はより大きくなる。
回路基板から発生する熱が表示ディスプレイ110に直接伝達した場合、画質低下や発光効率の低下を招くことはもちろん、有機ELパネル112の寿命低下にも繋がるものと考えられる。しかし、上記のような排熱構造を利用することで、熱源である回路基板から効率良く外部に排熱できるため、有機ELパネル112に対する伝熱を低減させることができる。そのため、表示ディスプレイ110に回路基板を内蔵する場合、上記排熱構造を採用することで、画質の向上、及び有機ELパネル112の寿命延長の効果が期待される。尚、有機ELパネル112に限らず、例えば、薄型の液晶パネルやプラズマディスプレイパネル等であっても、同様の効果が得られるものと期待される。この効果は、長時間壁掛け利用される場合に顕著である。
[表示装置100の機能構成]
次に、図2を参照しながら、本実施形態に係る表示装置100の機能構成について説明する。図2は、本実施形態に係る表示装置100の機能構成を示す説明図である。
図2に示すように、表示装置100は、主に、表示部132と、再生制御部134と、放送受信部136と、録画制御部138と、コンテンツ記憶部140と、通信部142と、画像取込インターフェース144と、履歴情報記憶部146と、履歴情報取得部148と、履歴情報解析部150と、嗜好情報記憶部152と、モード切替部154と、電力制御部156とにより構成される。
尚、再生制御部134は、静止画選出部の一例である。但し、再生制御部134とモード切替部154とを組み合わせて静止画選出部の機能が実現される場合もある。また、履歴情報取得部148は、例えば、カードリーダ124により実現される。さらに、コンテンツ記憶部140は、記憶部の一例である。
(表示部132)
表示部132は、再生制御部134により入力された映像又は静止画のデータを表示する手段である。この表示部132は、例えば、表示ディスプレイ110、及び有機ELパネル112に対応する。この表示部132の具体的な構成については後述する。
(再生制御部134)
再生制御部134は、映像又は静止画のデータを表示部132に入力し、表示部132に映像又は静止画を表示させる手段である。例えば、再生制御部134は、放送受信部136から放送番組の映像を取得して表示部132に表示させることができる。また、再生制御部134は、コンテンツ記憶部140に記録された映像コンテンツを取得して、その映像を表示部132に表示させることもできる。
さらに、再生制御部134は、コンテンツ記憶部140に記録された静止画を取得して表示部132に表示させることもできる。このとき、再生制御部134は、嗜好情報記憶部152に記録されたユーザの嗜好情報に基づいて静止画を選出し、その選出された静止画を表示部132に表示させる。この選出方法については後述する。
また、再生制御部134は、映像を表示させる映像表示モードと、静止画を表示させる静止画表示モード(又は省電力モード)とを有しており、モード切替部154による切り替え通知に応じて両モードを切り替える。尚、上記の映像及び静止画のデータは、どのような情報源から取得されたものであってもよい。
(放送受信部136)
放送受信部136は、放送局10により配信された放送番組のデータを受信する手段である。例えば、放送受信部136は、地上波デジタル放送、地上波アナログ放送、衛星放送、又はケーブルテレビジョン放送等のデータを受信することができる。放送受信部136により受信されたデータは、再生制御部134、又は録画制御部138に入力される。また、放送受信部136は、放送局10から受信した放送番組の情報を視聴履歴情報として履歴情報記憶部146に記録する。この視聴履歴情報については後述する。
(録画制御部138)
録画制御部138は、放送受信部136により受信された放送番組のデータをコンテンツ記憶部140に録画するように制御する手段である。例えば、録画制御部138は、ユーザによる録画指示に応じて、放送受信部136により受信されている放送番組のデータを録画することができる。また、放送受信部136は、ユーザにより予め設定された録画予約情報に基づいて放送受信部136により受信される放送番組のデータを録画することもできる。このとき、放送受信部136は、放送受信部136、又は通信部142等を介して受信したEPG等の番組情報に基づいてユーザにより指定された放送番組のデータを録画してもよい。また、録画制御部138は、録画した放送番組の情報を録画履歴情報として履歴情報記憶部146に記録する。この録画履歴情報については後述する。
(コンテンツ記憶部140)
コンテンツ記憶部140は、放送受信部136により受信された放送番組のデータ、通信部142を介して受信された映像又は静止画コンテンツのデータ、画像取込インターフェース144を介して入力された映像又は静止画コンテンツのデータ等を記録するための記憶手段である。もちろん、コンテンツ記憶部140には、番組情報等の映像又は静止画コンテンツに関するメタデータが記録されてもよい。
このコンテンツ記憶部140は、例えば、ハードディスクドライブのような磁気記憶装置であってもよいし、他の磁気記録媒体、光記録媒体、光磁気記録媒体、又は半導体記憶装置等であってもよい。また、コンテンツ記憶部140は、映像又は静止画コンテンツ等のデータを一時的に記録する手段であってもよいし、或いは、永続的に記録可能な手段であってもよい。
(通信部142)
通信部142は、ネットワーク20に接続され、所定の情報源から映像又は静止画コンテンツのデータ、又は、これらのコンテンツに関するメタデータ等を取得する手段である。例えば、通信部142は、インターネットを介して配信される動画コンテンツや放送局がネットワーク配信した放送コンテンツ、或いは、放送番組のメタデータや番組表等のデータを取得することできる。もちろん、通信部142は、ネットワーク20に接続された情報源に対して情報を発信することも可能である。
尚、ネットワーク20は、インターネット等の広域的なネットワークであってもよいし、家庭内LAN等のように局所的なネットワークであってもよい。さらに、ネットワーク20は、所謂、DLNA規格に準拠したホームネットワークであってもよい。例えば、通信部142は、LAN用送受信機器、ADSL通信用送受信機器、光ファイバー通信用送受信機器、ケーブルテレビ通信用送受信機器、又は電話回線通信用送受信機器等により構成される。従って、通信部142は、有線通信又は無線通信、或いは、接触通信又は非接触通信等の区別を要せず、どのような形態でもよい。もちろん、これら複数の機能を共に備えていてもよい。
(画像取込インターフェース144)
画像取込インターフェース144は、撮像装置30から映像又は静止画コンテンツのデータを取得する手段である。例えば、画像取込インターフェース144は、撮像装置30から取り込んだ映像又は静止画コンテンツと、そのコンテンツのメタデータとを関連付けてコンテンツ記憶部140に記録することができる。このメタデータには、例えば、撮影日時や撮影場所、又は被写体の特徴や撮影条件等の情報が含まれていてもよい。撮像装置30は、例えば、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ、或いは、撮像機能を搭載した携帯電話等の情報機器等である。
(履歴情報記憶部146)
履歴情報記憶部146は、放送受信部136により受信された放送番組の履歴情報(視聴履歴情報)、録画制御部138により録画された放送番組の履歴情報(録画履歴情報)、履歴情報取得部148により取得された履歴情報(後述する行動履歴情報)を記録するための記憶手段である。尚、履歴情報記憶部146は、前記のコンテンツ記憶部140と一体に構成してもよい。また、履歴情報記憶部146は、例えば、ハードディスクドライブのような磁気記憶装置であってもよいし、他の磁気記録媒体、光記録媒体、光磁気記録媒体、又は半導体記憶装置等であってもよい。
(履歴情報取得部148)
履歴情報取得部148は、外部の情報機器からユーザの行動履歴に関する情報(行動履歴情報)を取得するための手段である。例えば、履歴情報取得部148は、ユーザの行動履歴が記録された非接触ICカード50から非接触通信を介して行動履歴情報を取得する手段(例えば、リーダ/ライタ)であってもよい。また、履歴情報取得部148は、接触型のICカードから行動履歴情報を取得する手段(例えば、カードリーダ)であってもよい。もちろん、履歴情報取得部148は、非接触ICカード50が有する非接触通信部52の機能を搭載した携帯電話等の情報機器から行動履歴情報を取得する手段であってもよい。履歴情報取得部148は、取得した行動履歴情報を履歴情報記憶部146に記録する。この行動履歴情報については後述する。
(履歴情報解析部150)
履歴情報解析部150は、履歴情報記憶部146に記録された履歴情報を解析して、ユーザの嗜好を表す嗜好情報を抽出する。例えば、履歴情報解析部150は、履歴情報記憶部146に記録された視聴履歴情報、又は録画履歴情報を参照し、視聴又は録画した放送番組の番組名や出演者、又は番組カテゴリー等の数が所定数以上又は所定数以下のもの、或いは、最も多い又は少ないものを抽出してもよい。履歴情報解析部150は、「特定の時間帯又は期間に視聴した放送番組の情報の中から抽出する」等の付加的な条件付けに基づいて情報を抽出してもよい。
また、履歴情報解析部150は、履歴情報記憶部146に記録された行動履歴情報を参照し、例えば、ユーザが所定期間内に最も多く行った場所の情報や稀にしか行かない場所の情報を抽出する。例えば、履歴情報取得部148により交通機関の改札情報が記録された非接触ICカード50の情報が取得され、行動履歴情報として記録されている場合、履歴情報解析部150は、最も頻繁に乗降する駅名等を抽出することができる。さらに、履歴情報解析部150は、抽出された駅名に該当する地域情報(例えば、地名や史跡名等)を選出してもよい。尚、行動履歴情報には、時間の情報も含まれるため、所定期間内に移動した移動軌跡の情報に基づいて一又は複数の関連する地域情報を選出してもよい。
履歴情報解析部150は、例えば、履歴情報記憶部146に記録された視聴履歴情報、録画履歴情報、及び行動履歴情報等を組み合わせて、共通する地域情報や人物情報、或いは、時間情報等の嗜好情報を抽出してもよい。例えば、履歴情報解析部150は、視聴履歴情報、及び録画履歴情報に記録された視聴時間帯、及び録画時間帯の情報に基づいて、ユーザが在宅している時間帯を割り出し、その在宅時間帯の情報を嗜好情報として抽出してもよい。また、履歴情報解析部150は、視聴履歴情報に記録された放送番組名等に含まれる地域情報を抽出し、その視聴日時以降の行動履歴情報に含まれ、かつ、放送番組名等から抽出された地域情報を選出して、その選出された地域情報を嗜好情報として抽出してもよい。履歴情報解析部150は、抽出された嗜好情報を嗜好情報記憶部152に記録する。
(嗜好情報記憶部152)
嗜好情報記憶部152は、履歴情報解析部150により抽出された嗜好情報を記録するための記憶手段である。嗜好情報記憶部152は、コンテンツ記憶部140、又は履歴情報記憶部146と一体に構成されていてもよい。嗜好情報記憶部152は、例えば、ハードディスクドライブのような磁気記憶装置であってもよいし、他の磁気記録媒体、光記録媒体、光磁気記録媒体、又は半導体記憶装置等であってもよい。
(モード切替部154)
モード切替部154は、再生制御部134が有する映像表示モード、及び静止画表示モードを切り替える手段である。さらに、モード切替部154は、再生制御部134を静止画表示モードに切り替えると共に電力制御部156を制御して、電力消費量が低減される省電力モードに切り替えることもできる。また、モード切替部154は、電力制御部156を制御して表示装置100の電源オン/オフを切り替えてもよい。
モード切替部154は、タイマー162と、Ir受信部166とを備えていてもよい。例えば、モード切替部154は、タイマー162を参照し、嗜好情報記憶部152に記録されたユーザの在宅時間を表す嗜好情報に基づき、その在宅時間に合わせて表示装置100を静止画表示モードで起動することができる。
また、モード切替部154は、タイマー162を参照し、表示装置100が前回起動された時点からの経過時間に応じて、前回と同じ静止画を表示するか、又は異なる静止画を表示するかを判断してもよい。このとき、モード切替部154は、ユーザにより予め設定された経過時間以上の場合に前回と同じ静止画を表示するといった処理も可能である。また、モード切替部154は、例えば、嗜好情報記憶部152に記録された曜日毎の嗜好情報を参照し、ユーザが曜日単位で最も頻繁に表示指定する静止画を表示するといった処理も可能である。
さらに、モード切替部154は、Ir受信部166を介してユーザにより直接指定されたモード切り替え動作を実行することもできる。例えば、ユーザによりリモートコントローラ(リモコン40)のモード切替ボタン44が操作されると、Ir送信部42からモード切替信号を送信される。モード切替部154は、そのモード切替信号をIr受信部166を介して受信し、このモード切替信号に応じてモードを切り替えることができる。
尚、モード切替部154によるモード切り替え処理は、表示装置100が壁面に設置された額縁等に嵌合されたことを検知して実行されてもよい。その場合、モード切替部154は、例えば、嵌合を検知した際に静止画表示モードでないとき、静止画表示モードに切り替える。つまり、モード切替部154は、表示装置100と額縁等とが嵌合した状態を検知する結合検知部の一例である。以下の説明において、このように壁面に設置された額縁等に表示装置100が設置された際に切り替わる静止画表示モードのことを絵画モードと呼ぶ場合がある。
(電力制御部156)
電力制御部156は、表示装置100の一部又は全部の電力供給量を制御する手段である。例えば、電力制御部156は、ユーザ操作、又はモード切替部154による制御を受けて表示装置100の電源をオン又はオフに切り替えたり、或いは、電力供給量を低減又は増加させることができる。尚、電力制御部156による電力制御は、例えば、表示装置100が壁面に設置された額縁等に嵌合されたことを検知して実行されてもよい。
以上、本実施形態に係る表示装置100の機能構成について説明した。上記の機能構成を適用すると、ユーザの嗜好情報に基づいて映像表示モード、静止画表示モード、省電力モード、電源オフ状態等の切り替えが可能になり、ユーザの行動に適合したタイミングで、ユーザの嗜好に合致した映像又は静止画が表示されうる。そのため、ユーザは、タイムスケジュールやコンテンツデータに関する複雑な設定を行わなくても、自身の生活スタイルに合ったコンテンツが表示されるため、表示装置100が生活空間の一部として自然に融和しうる。その結果、単なる放送番組の受像装置以外にも、表示装置100の新たな利用形態が実現される。
[再生制御部134の構成例]
ここで、図3を参照しながら、本実施形態に係る再生制御部134の具体的な構成例について説明する。図3は、本実施形態に係る再生制御部134の具体的な構成例を示す説明図である。
図3に示すように、再生制御部134は、主に、複数の受信回路200、204と、複数のデ・マルチプレクサ202、208と、デ・スクランブル部206と、データ処理部212と、ビデオ処理部214と、オーディオ処理部210と、OSD(On Screen Display)回路216と、合成回路218と、コントローラ220とにより構成される。
再生制御部134には、2系統の受信回路200、204と、受信回路200,204の各々に対応する2つのデ・マルチプレクサ202、208とが設けられている。受信回路200は、例えば、所定のチャンネルを通じて伝送される付加情報信号の受信専用回路である。一方、受信回路204は、例えば、所定のチャンネルを通じて伝送される番組放送信号の受信専用回路である。
再生制御部134は、電源がオンの状態にある場合、受信回路200を介して付加情報信号を受信することができる。同様に、再生制御部134は、受信回路204を介して番組放送信号を受信することができる。そのため、再生制御部134は、所望の映像信号、音声信号、及びデータ信号を受信し、これらの信号をデコードした上で表示部132に出力することができる。
コントローラ220は、再生制御部134に含まれる各構成要素を制御する装置である。コントローラ220は、例えば、CPU222と、ROM224と、RAM226と、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)228と、DRAM(Dynamic RAM)230と、バス232とにより実現される。尚、CPU222、ROM224、RAM226、EEPROM228、及びDRAM230は、バス232を通じて接続され、コントローラ220を形成する。このコントローラ220は、例えば、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置と類似した機能構成を有していると言える。
再生制御部134は、例えば、電源が投入された後、電源を遮断する直前まで受信していた番組放送信号のチャンネル周波数やプログラムIDなどの放送情報をEEPROM228に保持しておくことが可能である。その場合、コントローラ220は、再生制御部134に電源が投入されると、前回電源を遮断する直前まで受信していた番組放送信号の放送情報をEEPROM228から読み出して、再び選局するための選局制御信号を出力する。
この選局制御信号は、受信回路204のチューナ2042を介してデ・マルチプレクサ208に入力される。チューナ2042は、コントローラ220により入力された選局制御信号が示すチャンネル周波数の番組放送信号を受信する。そして、チューナ2042は、受信した番組放送信号を復調部2044に入力する。復調部2044は、入力された番組放送信号を復調してトランスポートストリーム信号を生成する。復調部2044は、例えば、64QAMの変調方式及び多重度で変調された番組放送信号を復調する。
このトランスポートストリーム信号は、誤り訂正部2046に入力される。誤り訂正部2046は、入力されたトランスポートストリーム信号に誤り訂正を施してデ・スクランブル部206に入力する。誤り訂正部2046は、例えば、リード・ソロモン符号により符号化されたトランスポートストリーム信号に対して誤り訂正を施すことができる。デ・スクランブル部206は、コントローラ220から取得した情報に基づき、入力された誤り訂正後のトランスポートストリーム信号に施されたスクランブルを解除して番組放送信号を再生する。そして、デ・スクランブル部206は、スクランブル解除後の番組放送信号をデ・マルチプレクサ208に入力する。
デ・マルチプレクサ208は、コントローラ220から取得した選択制御信号に応じて放送番組情報(コンテンツデータ)を抽出し、その種類に応じてデータ処理部212、ビデオ処理部214、又はオーディオ処理部210に入力する。データ処理部212は、入力されたデータから文字又は画像を表示するための映像信号を生成して合成回路218に入力する。ビデオ処理部214は、入力されたデータ(ビデオデータ)から映像又は画像を表示するための映像信号を生成して合成回路218に入力する。
合成回路218には、OSD回路216からも映像信号が入力される。OSD回路216は、コントローラ220による制御に応じて、例えば、電子番組案内表や各種のガイダンスメッセージ等を表示するための映像信号を生成して合成回路218に入力する。合成回路218は、データ処理部212、ビデオ処理部214、及びOSD回路216から入力された映像信号を合成し、この合成された映像信号を表示部132に入力する。また、オーディオ処理部210は、入力されたデータ(オーディオデータ)から音声信号を生成し、表示部132の音声出力端子に入力する。
一方、コントローラ220は、選局したチャンネル信号に多重化された付加情報信号に基づき、そのチャンネル周波数を特定する。そして、コントローラ220は、特定したチャンネル周波数を示す選局制御信号を受信回路200のチューナ2002に入力する。チューナ2002は、コントローラ220から入力された選局制御信号に基づいて付加情報信号を受信して復調部2004に入力する。復調部2004は、入力された付加情報信号を復調し、誤り訂正部2006に入力する。誤り訂正部2006は、付加情報信号に誤り訂正を施し、誤り訂正後の付加情報信号をデ・マルチプレクサ202に入力する。
デ・マルチプレクサ202は、コントローラ220による制御に応じて、入力された付加情報信号から必要な付加情報を抽出し、コントローラ220に入力する。コントローラ220は、デ・マルチプレクサ202により抽出された付加情報をDRAM230に一時的に記憶する。そして、コントローラ220は、この付加情報に基づいて電子番組案内等の付加情報サービスをユーザの端末装置に提供する。また、コントローラ220は、ユーザから放送番組の指定を受けると、その番組に対応するチャンネルが選局されるように受信回路200のチューナ2002を制御する。さらに、コントローラ220は、指定された放送番組に対応するデータを抽出するようにデ・マルチプレクサ202を制御する。
以上、本実施形態に係る再生制御部134の構成例について説明した。コントローラ220は、バス232を介して表示装置100の他の構成要素と接続されており、他の構成要素に対して各種のデータを取得したり、或いは、映像信号や音声信号を出力することができる。尚、上記構成は、具体的に本実施形態に係る技術を適用可能な一例として示したものである。従って、本実施形態は、上記構成に限定されるものではない。
[表示部132の構成例]
次に、図4を参照しながら、本実施形態に係る表示部132の構成例について説明する。図4は、本実施形態に係る表示部132の構成例を示す説明図である。尚、ここで例示する表示部132は、アクティブマトリクス型の表示装置である。しかし、本実施形態に係る表示部132の型は、これに限定されるものではない。
図4に示すように、表示部132は、主に、画素アレイ302と、周辺回路部とにより構成される。また、周辺回路部は、例えば、水平セレクタ304と、ライトスキャナ306と、ドライブスキャナ308とにより構成される。
画素アレイ302は、行状の走査線WSと列状の信号線SLとが交差する各部分に形成され、マトリクス状に配列された複数の画素R,G,Bにより構成されている。尚、ここで例示する画素アレイ302は、カラー表示のために必要な三原色(R、G、B)の画素により形成されている。しかし、本実施形態に係る画素の種類は、これに限定されない。各画素は、画素回路310により形成されている。また、信号線SLは、水平セレクタ304によって駆動される。水平セレクタ304は、ドライバIC(Integrated Circuit)により実現され、信号線SLに映像信号を供給する役割を担う。
一方、走査線WSは、ライトスキャナ306によって走査される。図4に示すように、走査線WSは複数設けられており、第1の走査線WSに並行して第2の走査線DSが配線されている。第2の走査線DSは、ドライブスキャナ308によって走査される。ライトスキャナ306とドライブスキャナ308とはスキャナ部を構成しており、1つの水平走査期間毎に行単位で画素を順次走査する。
画素回路310は、第1の走査線WSによって選択された際、信号線SLから映像信号をサンプリングする。さらに、画素回路310は、第2の走査線DSによって選択された際、サンプリングされた映像信号に応じて、当該画素回路310に含まれる発光素子を駆動する。また、画素回路310は、水平走査期間内に第1の走査線WS、及び第2の走査線DSによって制御された際、所定の補正処理を実行する。
また、画素アレイ302は、例えば、ガラス等の絶縁基板上に形成される。そのため、絶縁基板上に形成された画素アレイ302はフラットパネルを形成する。そして、画素回路310は、アモルファスシリコン薄膜トランジスタ、又は低温ポリシリコン薄膜トランジスタ等のトランジスタ回路により形成される。アモルファスシリコン薄膜トランジスタの場合、前記のスキャナ部は、例えば、パネルとは別のTAB等により形成され、フレキシブルケーブルを用いてフラットパネルに接続された構造を有する。同様に、信号線を駆動する信号部は、例えば、外付けされたドライバICにより形成され、フラキシブルケーブルを用いてフラットパネルに接続された構造を有する。
以上、本実施形態に係る表示部132の構成例について説明した。上記構成は、本実施形態を適用可能な一具体例として示したものである。従って、本実施形態は、上記の構成に限定されるものではない。
[非接触通ICカード50の構成例]
次に、図5を参照しながら、非接触ICカード50の構成例について説明する。図5は、非接触ICカード50の構成例を示す説明図である。
非接触ICカード50は、主に、アンテナ502と、フロントエンド回路504と、変調器506と、コマンド再生器508と、クロック再生器510と、制御回路512と、暗号化回路514と、メモリ516とにより構成される。
アンテナ502は、ループ・アンテナにより構成され、リーダ/ライタが有するループ・アンテナと磁気的に結合してコマンドや電力を受け取る。フロントエンド回路504は、リーダ/ライタから送出された搬送波を整流して直流電源を再生する。また、フロントエンド回路504は、取得した13.56MHzの搬送波を分周してコマンド再生器508、及びクロック再生器510に入力する。コマンド再生器508は、入力された搬送波からコマンドを再生して制御回路512に入力する。クロック再生器510は、入力された搬送波からロジック回路を駆動するためのクロックを再生して制御回路512に入力する。また、フロントエンド回路504は、再生した電源を制御回路512(CPU)に供給する。
全ての回路に電源が供給されると、制御回路512は、再生されたコマンドに応じて各回路を駆動する。尚、制御回路512から出力されたデータは、暗号化回路514により暗号化されてメモリ516に格納される。尚、メモリ516は、例えば、磁気的、光学的、又は光磁気的に情報を記録する記憶装置であってもよいし、ROM、RAM、EEPROM等の半導体記憶装置であってもよい。
一方、メモリ516内に格納された暗号化データを送信する場合、フロントエンド回路504は、変調器506により変調された暗号化データに基づいてアンテナ502の給電点にある負荷インピーダンスを変化させ、その変化によりアンテナ502によって誘起される磁界を変化させる。この磁界変化により、磁気的に結合したリーダ/ライタのアンテナを流れる電流変化が誘起されて暗号化データが伝送される。
以上、非接触ICカード50の構成例について説明した。ここでは、非接触ICカード50を例に挙げて説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、上記の非接触ICカード50の一部又は全部の機能を搭載した携帯電話、携帯情報端末、各種の通信機器、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置、或いは、ゲーム機や情報家電等であってもよい。
[静止画表示モードの起動判定S100について]
次に、図6を参照しながら、本実施形態に係る静止画表示モードの起動判定方法について説明する。図6は、本実施形態に係る静止画表示モードの起動判定処理の流れを示す説明図である。この処理は、主に、モード切替部154により実行される。
図6に示すように、モード切替部154は、リモコン40等によりユーザが静止画表示モードの起動を指示したか否かを判断する(S102)。リモコン40等によりユーザ操作がされた場合、モード切替部154は、ステップS110の処理に進行する。一方、リモコン40等によりユーザ操作がされていない場合、モード切替部154は、ステップS104の処理に進行する。
ステップS104において、モード切替部154は、タイマー162を参照し、予めユーザにより設定された静止画表示モードの起動設定時間内であるか否かを判断する(S104)。ユーザは、例えば、ある所定の時間帯だけ静止画表示モードを起動しているように設定することができる。そのため、モード切替部154は、ユーザ設定を優先的に参照し、そのユーザ設定に基づいてモード切り替え処理を実行する。静止画表示モードの起動設定時間内である場合、モード切替部154は、ステップS110の処理に進行する。一方、静止画表示モードの起動設定時間内でない場合、モード切替部154は、ステップS106の処理に進行する。
ステップS106において、モード切替部154は、表示装置100が額縁等に嵌合又は接続されたか否かを判断する(S106)。額縁等に嵌合又は接続された場合、モード切替部154は、ステップS110の処理に進行する。一方、額縁等に嵌合又は接続されない場合、モード切替部154は、ステップS108の処理に進行する。
ステップS108において、モード切替部154は、嗜好情報記憶部152に記録された嗜好情報に基づいてユーザの在宅時間を推定し、その時点がユーザの在宅時間内であるか否かを判断する(S108)。ユーザの在宅時間内である場合、モード切替部154は、ステップS110の処理に進行する。一方、ユーザの在宅時間内ではない場合、モード切替部154は、静止画表示モードを起動せずに起動判定処理S100を終了する。
ステップS110において、モード切替部154は、静止画表示モードに切り替えるように再生制御部134を制御し(S110)、起動判定処理S100を終了する。
以上、本実施形態に係る静止画表示モードの起動判定処理の流れについて説明した。本実施形態は、これに限定されるものではないが、上記の処理ステップを辿ることにより、ユーザの要望に適合した静止画表示モードの起動処理が実現される。
[嗜好情報の取得処理S200について]
次に、図7を参照しながら、本実施形態に係る嗜好情報の取得処理S200の流れについて説明する。図7は、本実施形態に係る嗜好情報の取得処理S200の流れを示す説明図である。
図7に示すように、表示装置100は、嗜好情報を入力するためのメニュー画面を表示する(S202)。このメニュー画面には、例えば、嗜好情報を直接入力するためのテキストボックスが設けられており、嗜好情報となるキーワードを自由に入力できるように構成される。他の例として、このメニュー画面には、所定の嗜好情報の候補リストが表示されたリストボックス又はプルダウンメニュー等が設けられており、ユーザが自由に選択できるように構成されていてもよい。さらに他の例として、このメニュー画面には、所定の嗜好情報候補の中から所望の嗜好情報をユーザが選択できるようにコンボボックス等が設けられていてもよい。
次いで、表示装置100は、メニュー画面上で嗜好情報が設定されたか否かを判定する(S202)。メニュー画面上で嗜好情報が設定された場合、表示装置100は、ステップS204の処理に進行する。一方、メニュー画面上で嗜好情報が設定されていない場合、表示装置100は、ステップS206の処理に進行する。
ステップS204において、表示装置100は、メニュー画面上で直接設定された嗜好情報の候補を嗜好情報に設定し(S204)、ステップS226の処理に進行する。ステップS206において、表示装置100は、モード切替部154により、嗜好情報記憶部152に記録された視聴履歴情報、録画履歴情報、及び行動履歴情報の中で1又は複数の履歴情報を参照する(S206)。次いで、表示装置100は、参照した履歴情報の中から所定種類のキー情報を抽出する(S208)。
この所定種類とは、例えば、地域情報等の場所に関する情報、在宅時間等の時間に関する情報、番組タイトルや出演者等の放送番組に関する情報、移動経路や経由地等の行動経路に関する情報、又は決済金額や購入物品等の決済データに関する情報等の選択可能な情報の種類である。また、キー情報とは、例えば、文字列や数字等のテキストデータ、又は時刻や番組情報に関連するようなバイナリデータ等である。
次いで、表示装置100は、ユーザ自身が絞り込まれた嗜好情報の中から所望の嗜好情報を直接選択するように設定されているか否かを判断する(S210)。ユーザの選択設定がある場合、表示装置100は、ステップS212の処理に進行する。一方、ユーザの選択設定がない場合、表示装置100は、ステップS216の処理に進行する。
ステップS212において、表示装置100は、抽出されたキー情報を嗜好情報の候補として提示し、ユーザに選択させるための選択画面を表示する(S212)。次いで、表示装置100は、選択画面上でユーザが選択したキー情報を嗜好情報に設定し(S214)、ステップS226の処理に進行する。
ステップS216において、表示装置100は、所定基準に基づいて抽出されたキー情報を分析し、嗜好情報の候補をさらに絞り込む(S216)。この所定基準とは、例えば、履歴情報に含まれるキー情報の数が最も多いのか、最も少ないのか、或いは、所定数以上含まれるものなのか、所定数以下しか含まれないものなのか、といった基準である。また、場所情報に関する嗜好情報を抽出する場合、所定基準には、ユーザが頻繁に乗降する乗車駅から遠いのか、近いのか、或いは、頻繁に訪れる場所なのか、稀にしか訪れない場所なのか、といった基準である。
次いで、表示装置100は、絞り込まれた嗜好情報の候補が1つであるか否かを判断する(S218)。候補が1つである場合、表示装置100は、ステップS224の処理に進行する。一方、候補が複数ある場合、表示装置100は、ステップS220の処理に進行する。
ステップS220において、表示装置100は、絞り込まれた嗜好情報の候補をユーザに選択させるための選択画面を表示する(S220)。次いで、表示装置100は、ユーザにより選択された候補を嗜好情報に設定し(S222)、ステップS226の処理に進行する。また、ステップS218において、表示装置100は、1つに絞り込まれた候補を嗜好情報に設定する(S224)。ステップS226において、表示装置100は、コンテンツ記憶部140に記録された静止画の中から、設定した嗜好情報に適合する静止画を抽出して表示し(S226)、一連の処理(S200)を終了する。
以上、本実施形態に係る嗜好情報の取得処理(但し、静止画の表示処理S226も含む)について説明した。本実施形態は、これに限定されるものではないが、上記の処理ステップを辿ることにより、ユーザの要望に適合した静止画の表示が実現される。
[履歴情報と嗜好情報の具体例]
ここで、視聴履歴情報、録画履歴情報、行動履歴情報の具体例と、これらの履歴情報から抽出される嗜好情報の具体例とを示す。
(視聴履歴情報、録画履歴情報)
まず、図8、及び図9を参照しながら、視聴履歴情報、及び録画履歴情報の具体例について述べる。図8は、視聴履歴情報の一例を示す説明図である。図9は、録画履歴情報の一例を示す説明図である。
図8に示すように、視聴履歴情報には、例えば、視聴した日付を示す視聴日と、視聴した放送番組のチャンネルと、視聴した番組名とが含まれる(S302)。履歴情報解析部150は、例えば、視聴履歴情報S302の番組名を参照し、頻繁に出現する単語を抽出する(S304)。図8の例では、例えば、履歴情報解析部150により、“富士山”“東京タワー”が抽出される(S306)。尚、抽出ルールは、ユーザにより予め設定されていてもよい。
図9に示すように、録画履歴情報には、例えば、録画した日付を示す録画日と、録画した放送番組のチャンネルと、録画した番組のカテゴリーとが含まれる(S312)。履歴情報解析部150は、例えば、録画履歴情報S312の番組カテゴリーを参照し、頻繁に出現する番組の種類と単語とを抽出する(S314)。図9の例では、例えば、履歴情報解析部150により、“旅番組”“日本”“富士山”“東京”が抽出される(S316)。尚、抽出ルールは、ユーザにより予め設定されていてもよい。
(行動履歴情報)
次に、図10、及び図11を参照しながら、行動履歴情報の具体例について述べる。図10、及び図11は、行動履歴情報の一例を示す説明図である。
図10に示すように、行動履歴情報には、例えば、改札サービスに利用される非接触ICカードから取得された乗車履歴が含まれる(S322)。履歴情報解析部150は、例えば、乗車区間を参照し、頻繁に乗降する駅名又はそれに関連する地域名、或いは、短期間に頻繁に乗降した駅名等を抽出する(S324)。図10の例では、例えば、履歴情報解析部150により、“東京”“富士”“山中湖”が抽出される(S326)。
また、図11に示すように、行動履歴情報には、例えば、決済サービスに利用される非接触ICカードから取得された決済履歴が含まれる(S332)。履歴情報解析部150は、例えば、物品種別を参照し、多く含まれる文字列を抽出する(S334)。このとき、履歴情報解析部150は、他の履歴情報(例えば、視聴履歴情報S302)を参照し、抽出される文字列を絞り込んでもよい。図11の例では、例えば、履歴情報解析部150により、“東京タワー”“富士山”が抽出される(S336)。
[方向性に応じた画像選択方法]
ここで、図12を参照しながら、表示装置100の方向性に応じた静止画像の選択方法について説明する。図12は、本実施形態に係る方向性に応じた静止画像の選択方法を示す説明図である。
図12に示すように、表示装置100の設置方向は、(A)縦置きでも、(B)横置きでも可能である。例えば、表示装置100は、壁面に縦置きに設置された額縁500に嵌合される。この場合、再生制御部134は、コンテンツ記憶部140に記録された静止画コンテンツの中で、その方向性が縦長のものを選択して表示させる。同様に、壁面に横置きで設置された額縁500に表示装置100が嵌合される場合、再生制御部134は、方向性が横長の静止画コンテンツを選択して表示させる。また、再生制御部134は、表示装置100の設置方向が変更(回転)されたことを検知して、新たな方向性に適合する静止画コンテンツに表示画像を変更してもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、静止画コンテンツには、絵画、風景写真、世界遺産の風景、ネットワーク経由で取得した任意の画像、ユーザ自身が撮影した写真等が含まれる。また、静止画表示モードに代えて任意の広告や動画等が表示されるスクリーンセーバモードを用いてもよい。
本発明の一実施形態に係る表示装置の全体構成を示す説明図である。 同実施形態に係る表示装置の機能構成を示す説明図である。 同実施形態に係る再生制御部の構成例を示す説明図である。 同実施形態に係る表示部の構成例を示す説明図である。 非接触ICカードの構成例を示す説明図である。 同実施形態に係る静止画表示モードの起動判定方法を示す説明図である。 同実施形態に係る嗜好情報の取得方法を示す説明図である。 視聴履歴情報の一例を示す説明図である。 録画履歴情報の一例を示す説明図である。 行動履歴情報の一例を示す説明図である。 行動履歴情報の一例を示す説明図である。 同実施形態に係る静止画選択方法を示す説明図である。
符号の説明
100 表示装置
110 表示ディスプレイ
112 有機ELパネル
114 背面部
116、126 接続部
120 本体スタンド
122 アーム
124 カードリーダ
128 アンテナ
132 表示部
134 再生制御部
136 放送受信部
138 録画制御部
140 コンテンツ記憶部
142 通信部
144 画像取込インターフェース
146 履歴情報記憶部
148 履歴情報取得部
150 履歴情報解析部
152 嗜好情報記憶部
154 モード切替部
156 電力制御部
162 タイマー
166 Ir受信部
200、204 受信回路
202、208 デ・マルチプレクサ
206 デ・スクランブル部
210 オーディオ処理部
212 データ処理部
214 ビデオ処理部
216 OSD回路
218 合成回路
220 コントローラ
222 CPU
224 ROM
226 RAM
228 EEPROM
230 DRAM
232 バス
2002、2042 チューナ
2004、2044 復調部
2006、2046 誤り訂正部
302 画素アレイ
304 水平セレクタ
306 ライトスキャナ
308 ドライブスキャナ
310 画素回路

Claims (13)

  1. 映像又は静止画が表示される壁掛け可能な表示装置であって、
    前記映像が表示される映像表示モードと、前記静止画が表示される静止画表示モードとを切り替えるモード切換部と、
    前記モード切換部により静止画表示モードに切り替えられた場合に表示される静止画を所定の履歴情報に基づいて選出する静止画選出部と、
    を備えることを特徴とする、表示装置。
  2. 前記静止画選出部は、ユーザの行動履歴を前記所定の履歴情報として参照し、当該行動履歴に基づいて前記静止画を選出することを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  3. 非接触通信を利用して情報を取得する非接触通信部をさらに備え、
    前記静止画選出部は、前記非接触通信部により取得された前記ユーザの行動履歴の情報に基づいて前記静止画を選出することを特徴とする、請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記非接触通信部は、ユーザの行動中に所定の地点において地理情報が記録された非接触ICカード又は当該非接触ICカード機能を有する機器から当該地理情報を取得し、
    前記静止画選出部は、前記非接触通信部により取得された前記地理情報に基づいて前記静止画を選出することを特徴とする、請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記静止画選出部は、前記静止画に紐付けられたメタ情報の内容と前記地理情報の内容とを対比することにより、当該地理情報に対応する静止画を選出することを特徴とする、請求項4に記載の表示装置。
  6. 静止画が記録される記憶部をさらに備え、
    前記静止画選出部は、前記記憶部に記録された静止画の中から前記所定の履歴情報に対応する静止画を選出することを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  7. 任意の情報源からネットワークを介して静止画を取得する通信部をさらに備え、
    前記静止画選出部は、前記通信部により取得された静止画の中から前記所定の履歴情報に対応する静止画を選出することを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  8. 前記静止画選出部は、ユーザの視聴履歴又は録画履歴を前記所定の履歴情報として参照し、当該視聴履歴又は録画履歴に基づいて前記静止画を選出することを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  9. 前記静止画選出部は、前記表示装置の設置方向に応じて、当該表示装置の表示方向と実質的に同じ方向性を有する静止画の中から前記所定の履歴情報に対応する静止画を選出することを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  10. 壁面に設置されたベース部材に結合するための結合部材と、
    前記結合部材により前記ベース部材に結合された状態を検知する結合検知部と、
    をさらに備え、
    前記モード切換部は、前記結合検知部により結合状態が検知された場合に前記静止画表示モードに切り替えることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  11. 前記モード切換部は、前記静止画モードに切り替えると共に電力消費量を低減させる省電力モードに切り替えることを特徴とする、請求項11に記載の表示装置。
  12. 映像又は静止画が表示される壁掛け可能な放送受像装置であって、
    放送された映像を受信する受像部と、
    前記映像又は静止画を表示する表示部と、
    前記映像が表示される映像表示モードと、前記静止画が表示される静止画表示モードとを切り替えるモード切換部と、
    前記モード切換部により静止画表示モードに切り替えられた場合に表示される静止画を所定の履歴情報に基づいて選出する静止画選出部と、
    を備え、
    前記モード切換部により映像表示モードに切り替えられた場合に、前記受像部により受信された映像を表示し、
    前記モード切替部により静止画表示モードに切り替えられた場合に、前記静止画選出部により選出された静止画を表示することを特徴とする、放送受像装置。
  13. 壁掛け可能な表示装置に表示される静止画の表示方法であって、
    前記映像が表示される映像表示モードと、前記静止画が表示される静止画表示モードとが切り替えられるモード切換ステップと、
    前記モード切換ステップにおいて静止画表示モードに切り替えられた場合に表示される静止画が所定の履歴情報に基づいて選出される静止画選出ステップと、
    を含むことを特徴とする、表示方法。
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