JP2000353605A - 揺動操作型可変抵抗器 - Google Patents

揺動操作型可変抵抗器

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JP2000353605A
JP2000353605A JP11163600A JP16360099A JP2000353605A JP 2000353605 A JP2000353605 A JP 2000353605A JP 11163600 A JP11163600 A JP 11163600A JP 16360099 A JP16360099 A JP 16360099A JP 2000353605 A JP2000353605 A JP 2000353605A
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resistor
patterns
pattern
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swing operation
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JP11163600A
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Ryoichi Maeda
良一 前田
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の揺動操作型可変抵抗器は、感圧導電性
ゴムからなる感圧部材45を用いるものであるため、特
性(変化カーブ)に大きくバラツキを生じるばかりか、
感圧部材45の製作上において、厚さにバラツキが生じ
て、特性(変化カーブ)に大きくバラツキを生じるとい
う問題がある。 【解決手段】 本発明の揺動操作型可変抵抗器は、抵抗
体パターン4〜7を使用したため、従来の感圧部材に比
して、製作時におけるバラツキが少なく、抵抗変化特性
を均一にできて、精度の良好な揺動操作型可変抵抗器を
提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオゲーム機等
に使用して好適な揺動操作型可変抵抗器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の揺動操作型可変抵抗器を図13〜
図16に基づいて説明すると、合成樹脂の成型品からな
るケース31内には、絶縁基板32が収納されている。
この絶縁基板32上には、図14,図16に示すよう
に、間隔を置いて形成された一対の櫛歯状の接点部を有
する4個の固定接点部33,34,35,36が周方向
に略90度の間隔を隔てて形成されている。そして、図
16に示すように、中心C2を挟んで互いに対向する固
定接点部33,34の一方の接点部間は接続線37で接
続され、また、固定接点部33の他方の接点部は電源端
子T1に接続線38で接続され、また、固定接点部34
の他方の接点部は接続線39により接地され、更に、取
り出し端子T2が接続線40によって接続線37に接続
されている。
【0003】また、中心C2を挟んで互いに対向する固
定接点部35,36側においても、前記固定接点部3
3,34側と同様に、一方の接点部間は接続線41で接
続され、また、固定接点部35の他方の接点部は電源端
子T3に接続線42で接続され、また、固定接点部36
の他方の接点部は接続線43により接地され、更に、取
り出し端子T4が接続線44によって接続線37に接続
されている。
【0004】感圧部材45は、円板状の感圧導電性ゴム
で形成され、この感圧部材45は、4個の固定接点部3
3〜36の上面に跨って載置されている。複数個の緩衝
部材46は、それぞれゴム材で形成され、このそれぞれ
の緩衝部材46は、固定接点部33〜36のそれぞれに
対向した状態で、感圧部材45の上面に載置されて、感
圧部材45に接着剤などにより取り付けられている。合
成樹脂の成型品等かなる操作部材47は、円板状をな
し、この操作部材47は、緩衝部材46の上面に接着剤
などにより取り付けられ、その上部は、ケース31の孔
31aから突出した状態となっている。
【0005】次に、このように構成された従来の揺動操
作型可変抵抗器の動作を説明すると、先ず、操作部材4
7の上面を押圧して、操作部材47を揺動操作すると、
緩衝部材46を介して感圧部材45が押圧、変形して、
感圧部材45の押圧された箇所における感圧導電性ゴム
の抵抗値が変化し、この押圧力の変化によって生じる抵
抗値の変化を固定接点部33〜36の櫛歯状の一対の接
点部間で得るようになっている。また、操作部材47の
揺動操作を解除すると、感圧部材45と緩衝部材46は
自己の弾性で元の状態に戻ると共に、操作部材47も元
の状態に戻るようになっている。
【0006】そして、感圧部材45を用いた場合の押圧
力と一対の接点間の電気抵抗との変化特性は、図15に
示すように、押圧力の初期段階において抵抗値が急激に
変化し、また、次の中間段階において抵抗値が曲線状に
変化し、更に、後期の段階において抵抗値が殆ど変化し
ない状態の変化カーブK2を有している。また、このよ
うな感圧部材45は、感圧導電性ゴムで形成されている
ため、特性(変化カーブ)に大きくバラツキを生じるば
かりか、感圧部材45の製作上において、厚さにバラツ
キが生じて、特性(変化カーブ)に大きくバラツキを生
じるものであった。
【0007】また、このような揺動操作型可変抵抗器
は、ゲーム機等に組み込まれて、図16に示すような電
気回路図で使用されるようになっている。そして、この
電気回路図は、端子T1と接続線39との間に電圧が印
加された時、固定接点部33,34上の感圧部材45に
おける出力電圧を端子T2から取り出し、また、端子T
3と接続線43との間に電圧が印加された時、固定接点
部35,36上の感圧部材45における出力電圧を端子
T4から取り出すようになっている。
【0008】そして、このような揺動操作型可変抵抗器
を、例えば、ゲーム機の車のスピード操作に使用した
時、操作部材47の揺動操作の初期段階に置いては、抵
抗値変化が急激に変化するため、スピード操作が難し
く、また、揺動操作の後期の段階に置いては、抵抗値変
化が殆どないため、揺動操作に対するスピードに大きな
違和感を生じるものであった。そして、変化カーブK2
における中間段階の曲線状の変化部分のみを使用する場
合は、その間の抵抗値があまり変化しないことから、操
作性が悪くなるものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の揺動操作型可変
抵抗器は、感圧導電性ゴムからなる感圧部材45を用い
るものであるため、特性(変化カーブ)に大きくバラツ
キを生じるばかりか、感圧部材45の製作上において、
厚さにバラツキが生じて、特性(変化カーブ)に大きく
バラツキを生じるという問題がある。また、感圧部材4
5を用いた揺動操作型可変抵抗器を、例えば、ゲーム機
の車のスピード操作に使用した時、操作部材47の揺動
操作の初期段階に置いては、抵抗値変化が急激に変化す
るため、スピード操作が難しく、また、揺動操作の後期
の段階に置いては、抵抗値変化が殆どないため、揺動操
作に対するスピードに大きな違和感を生じるという問題
がある。
【0010】また、感圧部材45の変化カーブK2にお
ける中間段階の曲線状の変化部分のみを使用する場合
は、中間段階においてあまり抵抗値が変化しないため、
操作性が悪くなるという問題がある。また、櫛歯状の一
対の接点間が離れているため、この接点部に感圧部材4
5が常時接触していないと、出力を取り出すことができ
ない。この不具合を防止するために、感圧部材45に固
定接点部33〜36側への予圧をかけておく必要がある
が、部品寸法や組立のバラツキにより、その予圧が一定
とならず、結果として、出力変化特性(特に初期時)に
バラツキが生じるという問題がある。また、このような
場合、感圧部材45が常時、固定接点部33〜36に弾
圧された状態となって、感圧部材45の弾性が経時変化
で弱まり、寿命が短くなるという問題がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、絶縁基板と、該絶縁基板に形
成され、周方向に略90度の間隔を隔てると共に、中心
を挟んで二個が対向するように配設された第1,第2,
第3、第4の抵抗体パターンと、前記絶縁基板に対して
凸状で曲面を有し、前記各抵抗体パターンにそれぞれ対
向して配置された変形可能な複数個の導電接点と、前記
複数個の導電接点を設けた保持部材と、該保持部材を操
作する操作部材とを備え、前記操作部材を揺動させるこ
とによって、前記導電接点が前記抵抗体パターンに対し
て接触面積を変化させるように変形して、抵抗値を可変
するようにした構成とした。
【0012】また、第2の解決手段として、前記絶縁基
板に形成され、前記第1〜第4の抵抗体パターンの端部
に接続された第1,第2,第3,第4の導電体パターン
を有し、中心を挟んで互いに対向する前記第1と第2の
抵抗体パターンの一端部間は、前記第1の導電体パター
ンで導通され、中心を挟んで互いに対向する前記第3と
第4の抵抗体パターンの一端部間は、前記第2の導電体
パターンで導通され、また、前記第1と第3の抵抗体パ
ターンの他端部間は前記第3の導電体パターンで導通さ
れると共に、前記第2と第4の抵抗体パターンの他端部
間は前記第4の導電体パターンで導通され、前記第1の
導電体パターンは、前記第3と第4の導電体パターンと
の間に電圧が印加された時の前記第1と第2の抵抗体パ
ターン間における出力電圧取り出し用パターンとし、ま
た、前記第2の導電体パターンは、前記第3と第4の導
電体パターンとの間に電圧が印加された時の前記第3と
第4の抵抗体パターン間における出力電圧取り出し用パ
ターンとした構成とした。
【0013】また、第3の解決手段として、前記第1〜
第4の抵抗体パターンは、矩形状に形成され、その長手
方向が前記中心を有する円の周方向にほぼ沿うように形
成された構成とした。また、第4の解決手段として、前
記第1〜第4の抵抗体パターンは、矩形状に形成され、
その長手方向の向きがそろって形成された構成とした。
【0014】また、第5の解決手段として、前記各導電
接点の幅は、一つの矩形状の前記抵抗体パターンの幅よ
り大きく形成され、前記導電接点が前記抵抗体パターン
の矩形状の全幅にわたって接触するようにした構成とし
た。また、第6の解決手段として、前記導電接点は、ゴ
ム材にカーボンを混入して形成した構成とした。また、
第7の解決手段として、前記導電接点は、前記保持部材
の凹部に嵌合して取り付けた構成とした。
【0015】また、第8の解決手段として、前記保持部
材は弾性変形可能なゴム材で形成され、前記導電接点が
前記保持部材に成形により一体に形成された構成とし
た。また、第9の解決手段として、前記保持部材は、前
記絶縁基板に当接し、前記導電接点を囲むように形成さ
れた筒状の脚部を設けた構成とした。また、第10の解
決手段として、前記脚部には、前記抵抗体パターンの前
記長手方向の方向において開放部が設けられた構成とし
た。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の揺動操作型可変抵抗器を
図1〜図11に基づいて説明すると、図1は本発明の揺
動操作型可変抵抗器の第1実施例に係る要部断面図、図
2は同じくその絶縁基板の平面図、図3は同じくその保
持部材の下面図、図4は図3の4−4線における断面
図、図5は同じくその導電接点と抵抗体パターンの説明
図、図6は本発明の揺動操作型可変抵抗器に係る押圧力
と電気抵抗の変化特性を示すグラフ、図7は同じくその
電気回路図である。また、図8は本発明の揺動操作型可
変抵抗器の第2実施例に係り、抵抗体パターンの配置を
示す平面図、図9は本発明の揺動操作型可変抵抗器の第
3実施例に係る要部断面図、図10は同じくその導電接
点と抵抗体パターンの説明図、図11と図12は同じく
その動作説明図である。
【0017】次に、本発明の揺動操作型可変抵抗器に係
る第1実施例を図1〜図7に基づいて説明すると、合成
樹脂の成型品等からなるケース1は、箱形をなし、孔1
aを有する表面壁1bと、内部に設けられた収納部1c
とを有する。矩形状の支持板となる基板2は、硬い絶縁
基板等で構成され、ケース1の収納部1cに収容された
状態で、適宜手段によりケース1に取り付けられてい
る。
【0018】矩形状の絶縁基板3は、フレキシブルな絶
縁材で構成され、この絶縁基板3の上面には、図2に示
すように、周方向に略90度の間隔を隔てると共に、中
心C1を挟んで2個が対向するように第1,第2,第
3,第4の矩形状の抵抗体パターン4,5,6,7が配
設されている。また、この絶縁基板3の上面には、第
1,第2,第3、第4の導電体パターン8,9,10,
11が形成されており、第1の導電パターン8は、中心
C1を挟んで互いに対向する第1と第2の抵抗体パター
ン4,5の一端部間を接続し、また、第2の導電体パタ
ーン9は、中心C1を挟んで互いに対向する第3と第4
の抵抗体パターン6,7の一端部間を接続し、また、第
3の導電体パターン10は、第1と第3の抵抗体パター
ン4,6の他端部間を接続し、更に、第4の導電パター
ン11は、第2と第4の抵抗体パターン5,7の他端部
間を接続している。
【0019】そして、このように接続されると、図7に
示すような電気回路図となり、第1の導電体パターン8
は、接地用(GND)の第3の導電パターン10と電源
用(VCC)の第4の導電体パターン11との間に電圧
が印加された時の第1と第2の抵抗体パターン4,5間
における出力電圧取り出し用(OUT1)パターンと
し、また、第2の導電体パターン9は、接地用(GN
D)の第3の導電パターン10と電源用(VCC)の第
4の導電体パターン11との間に電圧が印加された時の
第3と第4の抵抗体パターン6,7間における出力電圧
取り出し用(OUT2)パターンとしている。
【0020】また、絶縁基板3上の中央部には、一対の
固定接点12,13が設けられ、この固定接点12,1
3は、絶縁基板3上に設けられた導電体からなる引き出
し線14によって取り出すようになっている。そして、
このような第1〜第4の抵抗体パターン4〜7、及び第
1〜第4の導電体パターン8〜11等の形成方法は、先
ず、絶縁基板3の表面に、銀ペーストを所望のパターン
に印刷して、第1〜第4の導電パターン8〜11と固定
接点12,13、及び引出線14を同時に形成する。次
に、カーボンペーストを所望のパターンに印刷して、第
1〜第4の抵抗体パターン4〜7を同時に形成すること
によって製造する。なお、このカーボンパターンは、固
定接点12,13の銀パターン上にも積そうされてい
る。このような構成を有する絶縁基板3は、接着剤によ
る貼り付け等の適宜手段により基板2の上面に取り付け
られる。
【0021】ゴム等の弾性ある材料の成型品からなる保
持部材15は、互いに連結されて十字状の位置に配置さ
れたドーム状の4個の保持部15aと、各保持部15a
に設けられたドーム状の脚部15bと、互いに対向して
各脚部15bに設けられた切り欠き状をなす開放部15
cと、中央部に設けられた孔15dを有する。アーチ状
をなした複数個の導電接点16は、ゴム材にカーボンを
混入して形成され、これらの導電接点16は、保持部材
15の脚部15bで囲まれた状態で、各保持部15aの
天井部の下部に取り付けられている。
【0022】そして、これらの導電接点16は、保持部
材15の成形加工と同時に、成形によって保持部材15
に一体に形成されると共に、これらの導電接点16は、
図4,図5に示すように、下方に凸状をなした曲面16
aを有し、この曲面16aは、中央部が最下部に位置し
て形成されている。このように、導電接点16を取り付
けた保持部材15は、各脚部15bで第1〜第4の抵抗
体パターン4〜7を囲んだ状態で、脚部15bの下部を
絶縁基板3に当接、載置する。この時、アーチ状の各導
電接点16は、絶縁基板3に対して凸状の曲面16aが
対向すると共に、矩形状の第1〜第4の抵抗体パターン
4〜7上を覆うような状態で、第1〜第4の抵抗体パタ
ーン4〜7に対向した状態となっている。
【0023】このような状態で、例えば、第3の抵抗体
パターン6に対向する保持部15aの上部を押圧する
と、脚部15cが弾性変形すると共に、第3の抵抗体パ
ターン6の中央部に導電接点16の曲面16aが接触
し、更に、保持部15aの押圧を続けると、曲面16a
が弾性変形して、第3の抵抗体パターン6に対して接触
面積が漸次増大し、従って、第3の抵抗体パターン6の
両端部における抵抗値が小さくなって、可変抵抗器とし
ての機能を持つようになる。また、保持部15aの押圧
を解除すると、脚部15bの自己の弾性により保持部1
5aは元の状態に戻ると共に、その間において、第3の
抵抗体パターン6に対する曲面16aの接触面積は、抵
抗値を可変しながら漸次減少して、曲面16aは、元の
状態に戻る。また、その他の第1,第2,第4の抵抗体
パターン4,5,7も同様に、それぞれに対向する保持
部15aを押圧することによって、導電接点16が接触
面積を変化させることによって、抵抗値を可変するよう
になっている。
【0024】即ち、図2に示すように、各導電接点16
は、第1〜第4の抵抗体パターン4〜7のそれぞれの接
触面積を可変する方向の抵抗可変面方向Zに変形して、
その接触面積を増加したり、減少したりするようになっ
ている。そして、この第1実施例における第1〜第4の
抵抗体パターン4〜7は、接触面積を変化する方向の抵
抗変化面方向Zが中心C1を通る線Yと直交する方向に
形成、即ち、長方形状をなした第1〜第4の抵抗体パタ
ーン4〜7の長手方向を、中心C1とする円の周方向に
沿って形成すると共に、各導電接点16の幅H1は、第
1〜第4の抵抗体パターン4〜7のそれぞれの抵抗可変
面方向Zに対して直交する方向の幅、即ち短手方向の幅
H2よりも大きく形成されて、導電接点16が抵抗体パ
ターンの全幅H2にわたって接触できるようにしてい
る。
【0025】更に、保持部材15の開放部15cは、抵
抗可変面方向Zに形成されており、これによって、導電
接点16の変形方向である抵抗可変面方向Zでの脚部1
5bによる干渉を少なくして、導電接点16の変形動作
を良くしたものである。
【0026】合成樹脂の成型品等からなる操作部材17
は、つまみ部17aと、つまみ部17aと一体に形成さ
れた傘型の支持部17bと、支持部17bの下部におい
て、十字状の位置に保持部15aに対応して配設された
押圧部17cとを有する。そして、この操作部材17
は、つまみ部17aをケース1の孔1aから外方に突出
して、支持部17bを収納部1cに収容すると共に、押
圧部17cを保持部材15の保持部15aに載置し、保
持部材15、及び後述するb付勢部材19の弾性によっ
て支持部17bを表面壁1bの内面に弾圧して、ケース
1に揺動動作可能に取り付けられている。
【0027】プッシュスイッチ18は、筺体18aと、
筺体18aに移動可能に取り付けられた押し釦18b
と、前記固定接点部12,13と、筺体18aに収納さ
れ、押し釦18bにより押されて固定接点12,13間
をON、OFFするドーム状の可動接点(図示せず)で
構成されている。そして、このプッシュスイッチ18
は、ケース1の収納部1c内に配置されると共に、保持
部材15の孔15d内に位置した状態で、絶縁基板3に
適宜手段により取り付けられ、押し釦18bの上部は、
操作部材17の中央下部と対向した状態となっている。
コイルバネ等からなる付勢部材19は、操作部材17と
絶縁基板3との間に配設され、常時、操作部材17を上
方に付勢している。
【0028】次に、このように構成された本発明の揺動
操作型可変抵抗器の動作を説明すると、先ず、付勢部材
19,及び脚部15bの弾性に抗して、操作部材17の
上面を矢印P1方向に押圧、或いは矢印P2方向に倒し
て、操作部材17を揺動操作すると、押圧部17cによ
って保持部材15の保持部15aが押され、その結果、
例えば、第3の抵抗体パターン6に対向する保持部15
aの上部が押されると、脚部15cが弾性変形すると共
に、第3の抵抗体パターン6の中央部に導電接点16の
曲面16aが接触し、更に、保持部15aの押圧を続け
ると、曲面16aが抵抗可変面方向Zに変形して、第3
の抵抗体パターン6に対して接触面積が漸次増大して、
第3の抵抗体パターン6の両端部における抵抗値が可変
される。
【0029】また、操作部材17の揺動操作を解除する
と、脚部15bの自己の弾性により保持部15aは元の
状態に戻ると共に、操作部材17は付勢部材17,及び
脚部15bの弾性で元に戻り、そして、その間におい
て、第3の抵抗体パターン6に対する曲面16aの接触
面積は、抵抗値を可変しながら漸次減少して、曲面16
aは、元の状態に戻る。また、その他の第1,第2,第
4の抵抗体パターン4,5,7も同様に、保持部材17
を揺動操作することによって、導電接点16が接触面積
を変化させることによって、抵抗値を可変するようにな
っている。
【0030】そして、操作部材17を揺動操作した場合
の第1〜第4の抵抗体パターン4〜7の個々における押
圧力と電気抵抗の変化特性は、図6に示すように、図1
5の感圧導電性ゴムの変化カーブK2と比較して、最大
値と最小値のバラツキが小さく、且つ、リニアに近い変
化カーブK1となる。そのような変化カーブK1は、可
変抵抗器が第1〜第4の抵抗体パターン4〜7で形成さ
れて、精度の良い抵抗値が得られると共に、導電接点1
6による接触面積の変化で構成したことにより得られる
ものである。また、隣り合う抵抗体パターン間の方向に
操作部材17を揺動操作した時は、隣り合う抵抗体パタ
ーンの双方に置いて抵抗値が可変するようになってい
る。
【0031】そして、このような揺動操作型可変抵抗器
は、ゲーム機等に組み込まれて、図7に示すような電気
回路図で使用されるようになっている。そして、この電
気回路図は、第1の導電体パターン8の取り出し用(O
UT1)パターンからは、接地用(GND)の第3の導
電パターン10と電源用(VCC)の第4の導電体パタ
ーン11との間に電圧が印加された時の第1と第2の抵
抗体パターン4,5間における出力電圧を取り出し、ま
た、第2の導電体パターン9の取り出し用(OUT2)
パターンからは、接地用(GND)の第3の導電パター
ン10と電源用(VCC)の第4の導電体パターン11
との間に電圧が印加された時の第3と第4の抵抗体パタ
ーン6,7間における出力電圧を取り出している。
【0032】そして、このような揺動操作型可変抵抗器
を、例えば、ゲーム機の車のスピード操作に使用した
時、操作部材17の揺動操作の初期段階から中間段階、
並びに後期段階にわたって、変化カーブK1がリニアに
近い変化をするため、そのスペード操作に違和感を生じ
ること無く、容易な操作ができると共に、変化カーブK
1の全般にわたって使用でき、揺動操作範囲が大きく、
操作性の良好なものが得られる。
【0033】また、次の動作として、付勢部材19の弾
性に抗して操作部材17の中心部を押圧すると、操作部
材17で押し釦18bが押される。すると、固定接点1
2に接触状態にある可動接点が変形して固定接点13に
接触して、固定接点12,13間をON状態にする。次
に、操作部材17の押圧を解除すると、操作部材17
は、付勢部材19によって元の状態に押し戻されると共
に、可動接点は自己のバネ性により元の状態に戻って、
固定接点12,13間がOFF状態になり、また、これ
によって押し釦18bが元の状態に押し戻される。この
ようなプッシュスイッチ18は、ゲーム機に使用された
時、操作種類の切り換え等に使用されるものである。
【0034】また、図8は、本発明の揺動操作型可変抵
抗器の第2実施例を示し、この第2実施例は、第1〜第
4の抵抗体パターン4〜7の配置を変えたものであり、
長方形状をした第1〜第4の抵抗体パターン4〜7の長
手方向の向きをそろえて形成した、即ち、中心C1に対
して互いに対向する第1,第2の抵抗体パターン4,5
は、接触面積を変化する方向の抵抗可変面方向Zが中心
C1を通る線Yと直交する方向に形成され、また、中心
C1に対して互いに対向する第3,第4の抵抗体パター
ン6,7は、接触面積を変化する方向の抵抗可変面方向
Zが中心C1を通る線Yの方向に形成されたものであ
る。そして、この第1〜第4の抵抗体パターン4〜7に
対向する導電接点16は、抵抗可変面方向Zに合わせて
配設されたものとなっており、その他の構成は、前記第
1実施例と同様であるので、ここではその説明を省略す
る。
【0035】また、この第2実施例に置いても、操作部
材17の揺動操作、押圧操作によって、前記第1実施例
と同様の動作を行うようになるものである。そして、こ
のような第1〜第4の抵抗体パターン4〜7の配置を行
うと、この印刷形成において、図8の左、或いは右側か
らスキージ(図示せず)によって抵抗体ペーストを印刷
して、第1〜第4の抵抗体パターン4〜7のそれぞれの
帝王可変面方向Zを同一方向に揃えることができ、その
結果、4個の抵抗体パターンの抵抗変化をより均一なも
のが提供できる。
【0036】また、図9〜図12は本発明の揺動操作型
可変抵抗器の第3実施例を示し、この第3実施例は、第
1実施例における保持部材15,導電接点16,並びに
操作部材17を変更したもので、その他の構成は、前記
第1実施例、或いは第2実施例と同様であるので、ここ
では同一部品に同一番号を付し、その説明は省略する。
そして、第3実施例における保持部材20は、合成樹脂
等の硬い成型品からなり、十字状の位置に設けられた凹
部からなる保持部20aと、中心部に設けられた孔20
bとを有し、この保持部材20は、ケース1の収納部1
c内に収容されている。
【0037】また、導電接点21は、第1実施例と同様
にゴム材にカーボンを混入して形成されると共に、略直
方体に形成され、基部21aと、下方に凸状をなした曲
面21bとを有し、この導電接点21は、基部21aが
保持部材20の保持部20aに圧入により嵌入して取り
付けられている。そして、導電接点21は、前記第1実
施例と同様に、それぞれの曲面21bが第1〜第4の抵
抗体パターン4〜7に対向した状態となっている。ま
た、合成樹脂等の成型品からなる操作部材22は、つま
み部22aと、つまみ部22aと一体に形成された軸部
22bとを有し、この操作部材22は、軸部22bが保
持部材20の孔20bに挿通されて、軸方向に移動可能
に保持部材20に取り付けられている。
【0038】また、付勢部材19が絶縁基板3と操作部
材22の間に配置されて、保持部材20と操作部材22
を上方に押し上げて、保持部材20をケース1の表面壁
1bの下部に押し付けており、操作部材22は、付勢部
材19に抗して軸方向に移動可能であると共に、揺動動
作が可能となっている。
【0039】次に、この第3実施例の動作を説明する
と、先ず、図11に示すように、付勢部材19に抗して
操作部材22を矢印P3方向に揺動操作すると、導電接
点21は、前記第1実施例と同様に、抵抗体パターンに
対して接触面積が増加するように変形して、抵抗値の可
変を行う。また、操作部材22の揺動操作を解除する
と、付勢部材19により操作部材22と保持部材20が
元の状態に戻ると共に、その間において、前記第1実施
例と同様に、導電接点21は、抵抗体パターンに対して
接触面積が減少するように変形して、抵抗値の可変を行
うようになる。
【0040】次に、付勢部材19の弾性に抗して操作部
材22の中心部を押圧すると、図12に示すように、操
作部材22で押し釦18bが押される。すると、前記第
1実施例と同様に、固定接点12に接触状態にある可動
接点が変形して固定接点13に接触して、固定接点1
2,13間をON状態にする。次に、操作部材22の押
圧を解除すると、操作部材22は付勢部材19によって
元の状態に押し戻されると共に、可動接点は自己のバネ
性により元の状態に戻って、固定接点12,13間がO
FF状態になり、また、これによって押し釦18bが元
の状態に押し戻される。このようにして、第3実施例の
動作が行われるものである。
【0041】なお、前記実施例に置いては、導電接点1
6,21は、ゴム材にカーボンを混入したもので説明し
たが、ゴム材の表面に金属箔を設けたもの等でも良く、
ゴム材にカーボンを印刷形成したものでも良い。また、
プッシュスイッチ18は、必ずも必要ではなく、ここで
説明した以外の構成のものを使用しても良いこと勿論で
ある。
【0042】
【発明の効果】本発明の揺動操作型可変抵抗器は、抵抗
体パターン4〜7を使用したため、従来の感圧部材に比
して、製作時におけるバラツキが少なく、抵抗変化特性
を均一にできて、精度の良好な揺動操作型可変抵抗器を
提供できる。また、操作部材17を揺動させることによ
って、導電接点16が抵抗体パターン4〜7に対して接
触面積を変化させるように変形して、抵抗値を可変する
ようにしたため、非操作時の出力を安定させることがで
きると共に、押圧力に対する電気抵抗の変化カーブK1
が従来の変化カーブK2比べてリニアに近いものとな
り、特に、ゲーム機に使用した場合、従来に比して、違
和感の無い操作が可能であると共に、操作において、変
化カーブK1の全体を使用でき、従って、従来に比し
て、揺動操作範囲の大きな揺動操作型可変抵抗器を提供
できる。また、本発明のような構成においては、従来の
感圧部材のような常時弾圧する構成を不必要とし、従っ
て、導電接点16の経時変化も少なく、長寿命の揺動操
作型可変抵抗器を提供できる。
【0043】また、第1〜第4の抵抗体パターン4〜7
の端部に接続された第1,第2,第3,第4の導電体パ
ターン8〜11を有し、中心を挟んで互いに対向する第
1と第2の抵抗体パターン4,5の一端部間は、第1の
導電体パターン8で導通され、中心を挟んで互いに対向
する第3と第4の抵抗体パターン6,7の一端部間は、
第2の導電体パターン9で導通され、また、第1と第3
の抵抗体パターン4,6の他端部間は第3の導電体パタ
ーン10で導通されると共に、第2と第4の抵抗体パタ
ーン5,7の他端部間は第4の導電体パターン11で導
通され、第1の導電体パターン8は、第3と第4の導電
体パターン10,11との間に電圧が印加された時の第
1と第2の抵抗体パターン4,5間における出力電圧取
り出し用パターンとし、また、第2の導電体パターン9
は、第3と第4の導電体パターン10,11との間に電
圧が印加された時の第3と第4の抵抗体パターン6,7
間における出力電圧取り出し用パターンとしたため、抵
抗体パターン4〜7と導電体パターン8〜11を印刷に
より形成できて、製造が簡単であると共に、高性能のも
のが得られる揺動操作型可変抵抗器を提供できる。
【0044】また、第1〜第4の抵抗体パターン4〜7
は、矩形状に形成され、各抵抗体パターン4〜7は、そ
の長手方向が中心C1とする円の周方向にほぼ沿って形
成されたため、各抵抗体パターン4〜7を中心C1に対
して対称的に形成できて、小型の揺動操作型可変抵抗器
を提供できる。また、操作部材17を抵抗体パターン4
間の45度の方向に傾けた時にも、送電接点16が無理
なく変形できて、操作感に違和感を生じにくい。また、
第1〜第4の抵抗体パターン4〜7は、矩形状に形成さ
れ、その長手方向の向きがそろって形成されたため、抵
抗体パターン4〜7の抵抗変化面方向Zを、印刷形成時
に同一にでき、抵抗体パターンの抵抗値のバラツキを抑
えることができる。従って、4個の抵抗体パターンの抵
抗変化をより均一なものが得られて、性能の良好な揺動
操作型可変抵抗器を提供できる。
【0045】また、各導電接点16の幅は、一つの矩形
状の抵抗体パターン4の幅より大きく形成され、導電接
点16が抵抗体パターン4の矩形状の全幅にわたって接
触するようにしたため、押圧力時に、導電接点16が抵
抗体パターン4の全幅で接触して、押圧力に対する抵抗
体パターン4への接触面積を安定にすると共に、抵抗変
化の精度の良好な揺動操作型可変抵抗器を提供できる。
また、導電接点16は、ゴム材にカーボンを混入して形
成したため、導電接点接点16の長寿命のものが得られ
る。また、導電接点21は、保持部材20の凹部に嵌合
して取り付けたため、その他の部品を共通にして、導電
接点21を取り換えるだけで、所望の変化カーブK1に
合わせたもの等が得られて、安価で優柔性のある揺動操
作型可変抵抗器を提供できる。また、万一導電接点16
に経時変化が生じた時でも、導電接点16のみを交換す
ればよいので、メンテナンス性に優れている。
【0046】また、保持部材15は弾性変形可能なゴム
材で形成され、導電接点16が保持部材15に成形によ
り一体に形成されたため、導電接点16の組み込みが無
く、生産性が良く、安価な揺動操作型可変抵抗器を提供
できる。また、保持部材15は、絶縁基板3に当接し、
導電接点16を囲むように形成された筒状の脚部15b
を設けたため、この脚部15bが導電接点16の戻しを
兼ねることができて、プッシュスイッチ18を設けない
形態においては、付勢部材19を無くすることができ、
部品点数が少なく、組立性が良好で、安価な揺動操作型
可変抵抗器を提供できる。また、脚部15bには、抵抗
体パターン4〜7の抵抗可変面方向Z、即ち矩形状の抵
抗体パターンの長手方向の方向において開放部15cが
設けられたため、脚部15bによる干渉を少なくして、
導電接点16の変形動作を良くし、導電接点16の変形
精度の良好な揺動操作型可変抵抗器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の揺動操作型可変抵抗器の第1実施例に
係る要部断面図。
【図2】本発明の揺動操作型可変抵抗器の第1実施例に
係る絶縁基板の平面図。
【図3】本発明の揺動操作型可変抵抗器の第1実施例に
係る保持部材の下面図。
【図4】図3の4−4線における断面図。
【図5】本発明の揺動操作型可変抵抗器の第1実施例に
係る導電接点と抵抗体パターンの関係を示す説明図。
【図6】本発明の揺動操作型可変抵抗器に係る押圧力と
電気抵抗の変化特性を示すグラフ。
【図7】本発明の揺動操作型可変抵抗器に係る電気回路
図。
【図8】本発明の揺動操作型可変抵抗器の第2実施例に
係り、抵抗体パターンの配置を示す平面図。
【図9】本発明の揺動操作型可変抵抗器の第3実施例に
係る要部断面図。
【図10】本発明の揺動操作型可変抵抗器の第3実施例
に係る導電接点と抵抗体パターンの関係を示す説明図。
【図11】本発明の揺動操作型可変抵抗器の第3実施例
に係る可変抵抗器の動作説明図。
【図12】本発明の揺動操作型可変抵抗器の第3実施例
に係るプッシュスイッチの動作説明図。
【図13】従来の揺動操作型可変抵抗器の要部断面図。
【図14】従来の揺動操作型可変抵抗器の固定接点部と
感圧部材と緩衝部材の関係を示す説明図。
【図15】従来の揺動操作型可変抵抗器の押圧力と電気
抵抗の変化特性を示すグラフ。
【図16】従来の揺動操作型可変抵抗器の結線状態を示
す説明図。
【符号の説明】 1 ケース 1a 孔 1b 表面壁 1c 収納部 2 基板 3 絶縁基板 4 第1の抵抗体パターン 5 第2の抵抗体パターン 6 第3の抵抗体パターン 7 第4の抵抗体パターン 8 第1の導電体パターン 9 第2の導電体パターン 10 第3の導電体パターン 11 第4の導電体パターン 12 固定接点 13 固定接点 14 引出線 15 保持部材 15a 保持部 15b 脚部 15c 開放部 15d 孔 16 導電接点 16a 曲面 17 操作部材 17a つまみ部 17b 支持部 17c 押圧部 18 プッシュスイッチ 18a 筺体 18b 押し釦 19 付勢部材 20 保持部材 20a 保持部 20b 孔 21 導電接点 21a 基部 21b 曲面 22 操作部材 22a つまみ部 22b 軸部 C1 中心 Z 抵抗可変面方向 Y 線 H1 幅 H2 幅 K1 変化カーブ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板と、該絶縁基板に形成され、周
    方向に略90度の間隔を隔てると共に、中心を挟んで二
    個が対向するように配設された第1,第2,第3、第4
    の抵抗体パターンと、前記絶縁基板に対して凸状で曲面
    を有し、前記各抵抗体パターンにそれぞれ対向して配置
    された変形可能な複数個の導電接点と、前記複数個の導
    電接点を設けた保持部材と、該保持部材を操作する操作
    部材とを備え、前記操作部材を揺動させることによっ
    て、前記導電接点が前記抵抗体パターンに対して接触面
    積を変化させるように変形して、抵抗値を可変するよう
    にしたことを特徴とする揺動操作型可変抵抗器。
  2. 【請求項2】 前記絶縁基板に形成され、前記第1〜第
    4の抵抗体パターンの端部に接続された第1,第2,第
    3,第4の導電体パターンを有し、中心を挟んで互いに
    対向する前記第1と第2の抵抗体パターンの一端部間
    は、前記第1の導電体パターンで導通され、中心を挟ん
    で互いに対向する前記第3と第4の抵抗体パターンの一
    端部間は、前記第2の導電体パターンで導通され、ま
    た、前記第1と第3の抵抗体パターンの他端部間は前記
    第3の導電体パターンで導通されると共に、前記第2と
    第4の抵抗体パターンの他端部間は前記第4の導電体パ
    ターンで導通され、前記第1の導電体パターンは、前記
    第3と第4の導電体パターンとの間に電圧が印加された
    時の前記第1と第2の抵抗体パターン間における出力電
    圧取り出し用パターンとし、また、前記第2の導電体パ
    ターンは、前記第3と第4の導電体パターンとの間に電
    圧が印加された時の前記第3と第4の抵抗体パターン間
    における出力電圧取り出し用パターンとしたことを特徴
    とする請求項1記載の揺動操作型可変抵抗器。
  3. 【請求項3】 前記第1〜第4の抵抗体パターンは、矩
    形状に形成され、前記各抵抗体パターンは、その長手方
    向が前記中心を有する円の周方向にほぼ沿うように形成
    されたことを特徴とする請求項1,又は2記載の揺動操
    作型可変抵抗器。
  4. 【請求項4】 前記第1〜第4の抵抗体パターンは、矩
    形状に形成され、その長手方向の向きがそろって形成さ
    れたことを特徴とする請求項1,又は2記載の揺動操作
    型可変抵抗器。
  5. 【請求項5】 前記各導電接点の幅は、一つの矩形状の
    前記抵抗体パターンの幅より大きく形成され、前記導電
    接点が前記抵抗体パターンの矩形状の全幅にわたって接
    触するようにしたことを特徴とする請求項3,又は4記
    載の揺動操作型可変抵抗器。
  6. 【請求項6】 前記導電接点は、ゴム材にカーボンを混
    入して形成したことを特徴とする請求項3,又は4,又
    は5記載の揺動操作型可変抵抗器。
  7. 【請求項7】 前記導電接点は、前記保持部材の凹部に
    嵌合して取り付けたことを特徴とする請求項1、又は
    4,又は5,又は6記載の揺動操作型可変抵抗器。
  8. 【請求項8】 前記保持部材は弾性変形可能なゴム材で
    形成され、前記導電接点が前記保持部材に成形により一
    体に形成されたことを特徴とする請求項6記載の揺動操
    作型可変抵抗器。
  9. 【請求項9】 前記保持部材は、前記絶縁基板に当接
    し、前記導電接点を囲むように形成された筒状の脚部を
    設けたことを特徴とする請求項8記載の揺動操作型可変
    抵抗器。
  10. 【請求項10】 前記脚部には、前記抵抗体パターンの
    前記長手方向の方向において開放部が設けられたことを
    特徴とする請求項9記載の揺動操作型可変抵抗器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017038279A1 (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 ソニー株式会社 ボタンユニットおよび電子機器

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