JP2000352527A - 光学式エンコーダ - Google Patents

光学式エンコーダ

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JP2000352527A
JP2000352527A JP11164470A JP16447099A JP2000352527A JP 2000352527 A JP2000352527 A JP 2000352527A JP 11164470 A JP11164470 A JP 11164470A JP 16447099 A JP16447099 A JP 16447099A JP 2000352527 A JP2000352527 A JP 2000352527A
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Ichiro Okumura
一郎 奥村
Masahiko Igaki
正彦 井垣
Manabu Takayama
学 高山
Yasushi Miura
泰 三浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一の検出ヘッドで全ての径の光学スケール
に対してコントラストの良い信号を得て、光量が変動し
ても幅や位相が変化しない常に安定したパルスを発生さ
せる。 【解決手段】 光学スケール13の第1領域13aに形
成したスケールスリットと第2領域13bに形成したス
ケールスリットを連続しないように分離して形成する。
例えば、第1領域13aと第2領域13bのスリット本
数又はV溝を形成する面の高さ又はV溝角度を異なるよ
うにしたり、第2領域13bの溝を4つの斜面を有する
形状とする。これによって、凹面ミラー14を偏心配置
する必要がなく、拡大投影倍率が1となり、全ての径の
光学スケール13に対して共通の組み合わせ使用が可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高精度に移動情報
を検出する光学式エンコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から知られている移動体の位置や速
度を検出する方法としては、大別すると磁気式エンコー
ダによる方法と光学式エンコーダによる方法がある。光
学式エンコーダは投光部と受光部とスケールから構成さ
れており、スケールには薄いSUS材が使用され、精密
プレス打抜き加工又はエッチング加工により製作される
のが一般的である。
【0003】しかし、近年は透明な材質にV型断面を有
する溝を形成したスケールを用いた光学式エンコーダ
が、例えば特願平11−23324号公報などで提案さ
れており、プリンタや複写機などに使用されている。
【0004】図10は従来例の自己投射型光学式エンコ
ーダの光学系の斜視図、図11は断面図を示す。例え
ば、波長632.8nmの可干渉性光束を発するLED
や半導体レーザーなどの光源1と、球面レンズ又は非球
面レンズから成るレンズ系2とから構成される光照射手
段3、位相差検出機構及び振幅型の回折格子機構を有す
る格子を形成した光学スケール4、この格子のフーリエ
変換面に一致する曲面を有し、入射光束の中心部光束の
光軸Oに対して偏心差Δだけ偏心した光軸O1を有する
凹面ミラー5、3個のフォトディテクタである受光素子
6a、6b、6cから成る受光手段6が配列されてい
る。受光手段6の出力はパルスカウント回路や回転方向
の判別回路を有する信号処理手段7に接続されており、
光照射手段3と受光手段6は筐体8内に固定保持されて
いる。また、光学スケール4は図示しない回転体の一部
に取り付けられており、回転体と一体的に回転軸O2を
中心に矢印D方向に回転している。
【0005】図12は光学スケールの平面図を示し、光
学スケール4の格子は図13に示すようにV溝を構成す
る2つの傾斜面I1、I2と1つの平坦部Fが、所定の
ピッチPで交互に配列され径方向に連続して形成されて
いる。V溝の幅はP/2であり、V溝を形成する2つの
傾斜面I1、I2はそれぞれP/4の幅を有し、平坦部
Fに対して、それぞれ臨界角以上の例えば角度θ=45
度で傾斜している。
【0006】格子は径方向に対し、外側が図13(a) に
示す形状の第1領域4aとなり、内側が図13(b) に示
す形状の第2領域4bとなる。なお、(a) 、(b) におい
ては、それぞれ正面図、断面図を図示している。スケー
ル溝は連続しているので、第1領域4aのV溝数N1と
第2領域4bのV溝数N2は同数(N1=N2)とな
る。そして、光学スケール4の回転中心O2から第1領
域4aまでの距離R1と、同様に第2領域4bまでの距
離R2との比(R2/R1)は、第1領域4aのスケー
ルピッチP1と第2領域4bのスケールピッチP2との
比(P2/P1)に一致(R2/R1=P2/P1)す
る。
【0007】光照射手段3の1要素である光源1からの
光束は、レンズ系2により集光して光学スケール4に至
る。光学スケール4の第1領域4aに入射した光束は、
格子により回折して、n次の回折光(0次と±1次の回
折光)が凹面ミラー5の瞳位置又はその近傍に集光す
る。
【0008】凹面ミラー5はこの集光した3つの回折光
を反射し、光学スケール4面上の第2領域4bに、これ
ら3つの回折光に基づく干渉パターン像を結像する。こ
のとき、光学スケール4が回転方向Dに移動すると、結
像した像は回転方向Dと反対の方向に移動する。即ち、
格子と干渉パターン像は相対的に光学スケール4の移動
量の2倍の値で相対変位する。これによって、光学スケ
ール4に構成されている格子の2倍の分解能の回転情報
が得られる。
【0009】光学スケール4の第2領域4bの近傍に形
成された干渉パターン像と、格子のV溝との位相関係に
基づく光束は、第2領域4bで幾何学的に屈折され、第
2領域4bを出射した3つの光束は、それぞれ受光手段
6の3つの受光素子6a、6b、6cで受光され、この
受光手段6からの信号が信号処理手段7によって処理さ
れて回転情報が得られる。
【0010】図14(a) は光学スケール4の第1領域4
aの格子上に入射する収束光を示し、この内の格子の平
坦部Fに到達した光束は、平坦部Fを通過して凹面ミラ
ー5に進みその面上に結像する。また、V溝を構成する
傾斜面I1に到達した光束は、傾斜面I1の傾斜角が臨
界角以上に設定されているために全反射し、同様にV溝
を構成する他方の傾斜面I2に向けられ、傾斜面I2で
再び全反射する。
【0011】このようにして、最終的に格子の傾斜面I
1へ到達した光束は、光学スケール4の内部に進入する
ことなく入射方向に戻されることになる。同様に、他方
の傾斜面I2に到達した光束も全反射を繰り返して戻さ
れる。従って、第1領域4aにおいて、2つの傾斜面I
1、I2に到達する光束は、光学スケール4を透過する
ことなく反射され、平坦部Fに到達した光束のみが光学
スケール4内を進むことになる。
【0012】第1領域4aにおいて、V溝型の格子は透
過型の振幅回折格子と同様の光学的作用を有する。即
ち、光束は第1領域4aの格子で回折され、格子の作用
によって0次、±1次、±2次、‥‥の回折光が発生し
て、凹面ミラー5の面上に集光する。集光した回折光は
凹面ミラー5により反射されて、図14(b) に示すよう
に光学スケール4の第2領域4bに入射し、光学スケー
ル4面上に放射状の溝の像を結像する。ここで、第1領
域4aと第2領域4bは、光学スケール4面の放射状格
子に対して半径方向に異なった(一部が重複していても
よい)領域であるために、第1領域4aと第2領域4b
の格子ピッチが異なり、更に第2領域4bの照射領域に
おいても、光学スケール4の内周側と外周側でピッチが
異なっている。
【0013】従って、この従来例では第2領域4bに第
1領域4aの格子を拡大投影し、光学スケール4の放射
状の格子と同じピッチの反転像を形成するようにしてい
る。このために、凹面ミラー5を所望の曲率半径Rに設
定して入射光束の光軸Oに対して偏心配置すると共に、
拡大投影倍率が最適な値になるように入射光軸Oに対す
る凹面ミラー5のずれ量Δを設定する。このようにし
て、第1領域4aの格子像が凹面ミラー5によって第2
領域4bの面上に結像する際に、放射状格子の一部のピ
ッチを一致させることによって、S/N比の良好な検出
信号を得ている。
【0014】第2領域4bにおいて平坦部Fに入射した
光束は、図14(c) に示すように傾斜面I1、I2に対
して直線的に透過し、受光手段6の中央部の受光素子6
bに到着する。また、V溝面を形成する2つの傾斜面I
1、I2に到達した光束は、それぞれの面に45度の入
射角を持って入射するために、それぞれ異なる方向に大
きく屈折して、受光手段6の両端の受光素子6a、6c
に到達する。
【0015】このように第2領域4bにおいて、入射光
束に対して異なる方向に傾斜した2つの傾斜面I1、I
2、及びV溝の間の平坦部Fの合計3種の傾き方向の異
なる面によって、光束は3つの方向に別れて進み、それ
ぞれの面に対応した位置に設けられた各受光素子6a、
6b、6cに到達する。即ち、第2領域4bの格子と、
その面上に結像した干渉パターン像との位相関係に基づ
く光束が、3方向に偏向されて各受光素子6a、6b、
6cに結像することになるので、第2領域4bにおいて
V溝の格子は光波波面分割素子として機能する。
【0016】ここで、光学スケール4が回転すると、各
受光素子6a、6b、6cで検出される光量が変化す
る。格子の位置と干渉パターン像の位置の相対的変位に
応じて、各受光素子6a、6b、6cに入射する光量バ
ランスが変化し、その結果として、光学スケール4が反
時計廻りに回転した場合には、図15に示すような光学
スケール4の回転に伴う光量変化が得られる。ここで、
横軸は光学スケール4の回転量、縦軸は受光光量を示
し、信号a、b、cはそれぞれ受光素子6a、6b、6
cの出力に対応している。また、逆に光学スケール4が
時計廻りに回転した場合には、信号aは受光素子6b、
信号bは受光素子6a、信号cは受光素子6cの出力と
なる。これらの信号を基にパルス信号を発生し、光学ス
ケール4の回転角度や回転量又は回転速度や回転加速度
等の回転情報を得る。なお、図15は第2領域4bに形
成される干渉パターン像のコントラストが非常に高く、
理想に近い場合の理論的な光量変化を示している。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、図12に示すようにスケール溝が連続
しているために、或る径の光学スケール4に対して最適
に設計した検出ヘッドに径が異なる光学スケール4を使
用すると、第1領域4aのV溝ピッチP1と第2領域4
bのV溝ピッチP2の比が異なることによって、検出信
号のコントラストが低下して誤検出する可能性がある。
また、1回転に対して奇数パルスを出力する光学スケー
ル4を作ることができないという問題点もある。
【0018】また、第2領域4bのV溝の傾斜が、臨界
角以上の角度を有する第1領域4aのV溝の傾斜と同じ
になるために、凹面ミラー5からの反射光が第2領域4
bで大きな角度で屈折して、集光する際にレンズ2にけ
られる虞れがあり、また、この結果として、受光手段6
の受光素子6a、6b、6cの間隔が広くなって検出ヘ
ッドが大きくなってしまう。更に、受光素子6a、6
b、6cの直流成分を含む信号を基準にしてパルスを発
生しているために、光量が変動するとパルス幅が変化し
て位相がずれるという問題点がある。
【0019】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
同一の検出ヘッドを用いて全ての径のスケールに対し
て、コントラストの良い信号を検出可能な光学式エンコ
ーダを提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る光学式エンコーダは、光照射手段からの
光束を光学スケールの第1領域に入射し、該第1領域に
入射した光束をミラー又は光学素子により反射して前記
光学スケールの第2領域に戻し、前記光学スケールの格
子部を介した光束を受光手段により受光して移動体の位
置及び速度を検出する光学式エンコーダであって、前記
第1領域と前記第2領域のスケールスリットを分離して
形成したことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図9に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は第1の実施例の検
出ヘッドの断面図を示し、検出ヘッドは従来例と同様
に、LEDや半導体レーザー光源などの投光手段11、
球面又は非球面レンズ12、表面にスリットが形成され
回転軸を中心に回転する光学スケール13、入射光軸上
に配置された凹面レンズ14、複数の受光素子から成る
受光手段15から構成されている。なお、レンズ12の
片面は投光側と受光側とで異なる形状を有している。
【0022】図2はスケール13の平面図を示し、光学
スケール13上には、断面がV溝形状のスリットが互い
に異なる本数形成された図3(a) に示すような第1領域
13aと、図3(b) に示すような第2領域13bが設け
られている。また、この光学スケール13は拡大投影倍
率を1として、第1領域13aのスケールピッチP1と
第2領域13bのスケールピッチP2がほぼ等しくなっ
ているので、光学スケール13のスリット本数の比N2
/N1と、回転中心からの距離の比R2/R1とが等し
くなっている。
【0023】従来例と同様に、投光手段11からの光束
はレンズ12の投光側を通って光学スケール13の第1
領域13aに至り、スリットで回折されて凹面ミラー1
4に向かい、凹面ミラー14で反射されて、光学スケー
ル13の第2領域13b、レンズ12の受光側を通り受
光手段15に受光される。
【0024】小さい径の光学スケールや大きい径の光学
スケール又は直線状の光学スケールなどの各種の光学ス
ケールにおいて、第1の領域13aと第2の領域13b
のスリットを分離することにより、凹面ミラー4を所望
の曲率半径Rに設定して入射光束の光軸Oに対して偏心
配置すると共に、入射光軸Oに対するずれ量Δの拡大投
影倍率が最適値になるように、光学スケール13の径を
設定するという過程が必要なくなる。この結果として、
検出ヘッドは全ての径の光学スケール13に対して共通
に組み合わせて使用することが可能となって、光学系を
簡素化することができる。なお、スケールピッチP1=
P2として、検出ヘッドの拡大投影倍率を1としたが、
1に限定する必要はなく、全てのスケールピッチを検出
ヘッドの拡大投影倍率に合わせれば、その検出ヘッドは
共通に組み合わせ使用することが可能となる。
【0025】図4は第2の実施例のスケールの断面図を
示し、光学スケール13の第1領域13aと第2領域1
3bの面の高さが異なっている。図4(a) においては第
1領域13aの方が厚く、図4(b) においては第2領域
13bの方が厚くなっている。光学スケール13の径に
よってこの段差を適当な値に設定することによって、検
出ヘッドを共通として拡大投影倍率をスケールピッチの
比P2/P1に合わせることができる。
【0026】図5は第3の実施例の光学スケールの説明
図を示し、図5(a) に示す第1領域13aと図5(b) に
示す第2領域13bとのV溝の角度が異なっている。第
1領域13aのV溝の角度は全反射が必要なために臨界
角以上の角度とする必要があり、例えば45度程度の角
度が望ましい。一方、第2領域13bのV溝は斜面での
屈折を利用して、複数の受光素子15に光束を分割する
機能のみを必要とするので、その角度は第1領域13a
と同じ臨界角である必要はなく、受光側のレンズパワー
及び受光素子15の配列に適した角度にすればよい。
【0027】従来例の場合には、第2領域13bと第1
領域13aのV溝角度が同じなので、図14に示すよう
に屈折角度が大きくなり、受光側のレンズ径と共に、受
光素子6の間隔も大きくなって、結果として検出ヘッド
の寸法が大型化する。一方、本実施例のように例えば第
2領域13bのV溝角度を第1領域13aのV溝角度よ
り小さくすれば、図6(a) に示すように第2領域13b
での屈折角度が小さくなるので、図6(b) に示すように
レンズ12の径や受光素子15の間隔を小さくすること
ができ、検出ヘッドがコンパクトになる。
【0028】図7は第4の実施例の光学スケールの断面
図を示し、第1領域13aのV形状溝は、図7(a) に示
すように従来例と同様の平坦部とV溝部から成る形状を
有し、第2領域13bの溝は単純なV溝形状ではなく、
図7(b) に示すように2種の角度θ1、θ2を有する面
が交互に並んだW形状の溝とされている。なお、第2領
域13bの溝はW形状に限らず、4方向以上に光束を分
割する形状であってもよい。
【0029】図8(a) に示すように凹面ミラー14から
反射してきた光束は、第2領域13bのW溝で4方向に
屈折され、4方向に分割された光束は図8(b) に示すよ
うに、それぞれ受光素子15a、15a’、15b、1
5b’に配分されて受光される。
【0030】図9(a) はこのような光学スケール13と
受光素子15を使用したときの各受光素子15a、15
a’、15b、15b’の出力波形A、A’、B、B’
を示している。横軸は光学スケール13と検出ヘッドの
相対変位量xで、縦軸は各受光素子15a、15a’、
15b、15b’の出力である。出力AとA’、出力B
とB’はそれぞれ位相が180度異なっているので、図
9(b) に示すように出力AとA’の差、及び出力Bと
B’の差は0ボルトを中心にして振れる波形となる。こ
のような波形は、0ボルトを比較基準値としてパルスを
作成すれば、光量が変動しても幅や位相が変化しない常
に安定したパルスを発生することができる。
【0031】なお、以上の第1〜第4の実施例は別々に
実施する必要はなく、それぞれの要素を組み合わせて実
施することもできる。例えば、第1の実施例のV溝の本
数と第3の実施例のV溝の角度を採用することによっ
て、両方の効果を同時に達成することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る光学式
エンコーダは、光学スケールの第1領域に形成したスケ
ールスリットと第2領域のスケールスリットとを分離す
ることにより、同一の検出ヘッドを使用して、全ての径
の光学スケールに対してコントラストの良い信号を得る
ことができ、また受光側レンズ径と受光素子の間隔を小
さくできるので、全体が小型になり、光量が変動しても
幅や位相が変化しない常に安定したパルスを発生するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の検出ヘッドの断面図である。
【図2】光学スケールの平面図である。
【図3】スケールの溝形状の説明図である。
【図4】第2の実施例の光学スケールの断面図である。
【図5】第3の実施例の光学スケールの溝形状の説明図
である。
【図6】光束の分割受光経路の説明図である。
【図7】第4の実施例の光学スケールの溝形状の説明図
である。
【図8】光束の分割受光経路の説明図である。
【図9】出力波形と処理信号のグラフ図である。
【図10】従来例の自己投射型光学式エンコーダの光学
系の斜視図である。
【図11】断面図である。
【図12】光学式エンコーダの光学スケールの平面図で
ある。
【図13】光学スケールのV溝格子の説明図ある。
【図14】光束の分割受光経路の説明図である。
【図15】受光素子の信号出力のグラフ図である。
【符号の説明】
11 投光手段 12 レンズ 13 光学スケール 14 凹面ミラー 15 受光手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高山 学 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 三浦 泰 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2F103 BA37 BA41 BA43 CA02 DA01 DA11 DA13 EA02 EA12 EA21 EB31 EC01 EC11 ED21 FA04

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光照射手段からの光束を光学スケールの
    第1領域に入射し、該第1領域に入射した光束をミラー
    又は光学素子により反射して前記光学スケールの第2領
    域に戻し、前記光学スケールの格子部を介した光束を受
    光手段により受光して移動体の位置及び速度を検出する
    光学式エンコーダであって、前記第1領域と前記第2領
    域のスケールスリットを分離して形成したことを特徴と
    する光学式エンコーダ。
  2. 【請求項2】 前記第1領域と前記第2領域に形成した
    スケールスリットの数を互いに異なるようにした請求項
    1に記載の光学式エンコーダ。
  3. 【請求項3】 前記第1領域を内径側に配置し、前記第
    2領域を外径側に配置し、前記第1領域のスケールスリ
    ット数を前記第2領域のスケールスリットの数よりも少
    なくした請求項2に記載の光学式エンコーダ。
  4. 【請求項4】 前記第1領域を外径側に配置し、前記第
    2領域を内径側に配置し、前記第1領域のスケールスリ
    ットの数を前記第2領域のスケールスリット数よりも多
    くした請求項2に記載の光学式エンコーダ。
  5. 【請求項5】 前記第1領域と前記第2領域のスケール
    スリットの数比を、前記光学スケールの回転中心から前
    記第1領域の中心までの距離と前記光学スケールの回転
    中心から前記第2領域の中心までの距離との比に略一致
    するようにした請求項2〜4の何れか1つの請求項に記
    載の光学式エンコーダ。
  6. 【請求項6】 前記第1領域と前記第2領域に形成した
    スケールスリット面を互いに異なるようにした請求項1
    に記載の光学式エンコーダ。
  7. 【請求項7】 前記内径側の第1領域のスケールスリッ
    ト面は、前記外径側の第2領域のスケールスリット面よ
    りも前記光学素子に近く配置した請求項6に記載の光学
    スケール。
  8. 【請求項8】 前記第1領域と前記第2領域のスケール
    スリットは断面がV形状を成す溝により形成した請求項
    1又は7に記載の光学式エンコーダ。
  9. 【請求項9】 前記第1領域と前記第2領域のスケール
    スリットのV形状溝の斜面角度を互いに異なるようにし
    た請求項8に記載の光学式エンコーダ。
  10. 【請求項10】 前記V形状溝の斜面角度は、前記ミラ
    ーに向かう光束が通過する前記第1領域よりも、前記ミ
    ラーからの光束が通過する前記第2領域の方を小さくし
    た請求項9に記載の光学式エンコーダ。
  11. 【請求項11】 前記第2領域のスケールスリットのV
    形状溝は、ピッチ/NずつN種の角度の傾斜の組み合わ
    せにより構成した請求項10の光学式エンコーダ。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11の何れかに記載の光学
    スケールを使用して回転角度及び位置及び回転速度を検
    出する検出装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の検出装置により、
    回転角度又は回転速度を制御する回転シリンダによっ
    て、紙や布から成る被印刷物を搬送するプリント装置。
JP11164470A 1999-06-10 1999-06-10 光学式エンコーダ Pending JP2000352527A (ja)

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