JPH08511639A - 拡大されたバーコード読取範囲深さを与える装置 - Google Patents

拡大されたバーコード読取範囲深さを与える装置

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JPH08511639A
JPH08511639A JP7502005A JP50200595A JPH08511639A JP H08511639 A JPH08511639 A JP H08511639A JP 7502005 A JP7502005 A JP 7502005A JP 50200595 A JP50200595 A JP 50200595A JP H08511639 A JPH08511639 A JP H08511639A
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イーストマン、ジェイ・エム
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Abstract

(57)【要約】 バーコードスキャナのレーザビーム伝播、動作範囲およびビーム断面を制御するために、上記スキャナにおけるビームの振幅および位相分布の両方または一方を変化させるように回折光学が使用される。上記ビームはマスクにより回折され、該マスクはセグメントの形態を有する複数の開口を有しており、これら開口は収束レンズの近傍にビーム断面を横断して配置されている。上記セグメントは(A,a)のサイズを有しており、上記スキャナから(dwa1)の近接したバーコードおよび上記スキャナから離れた(dwa2)のバーコードが異なったセグメントの遠方フィールド回折領域に存在するようにそれらの透過関数が選択され(一つのセグメントがたとえば100%の透過率(A)を有するとともに他のものが50%の透過率(a)を有する)、かかる領域がオーバラップしており、それにより高密度のバーコードを分解するスキャナの動作領域(w)を拡大する。

Description

【発明の詳細な説明】 拡大されたバーコード読取範囲深さを与える装置 詳細な説明 本発明は、バーコードのバーを分解することができる動作範囲が拡大され、バ ーコードに近接したところと離れたところの両方での読取りが行えるようにした 、特に、バーコードスキャナで使用するための回折光学ビーム整形に関し、特に 、バーコードスキャナの分解能を増加させる、すなわち(上記コードのバーの幅 を横断する)スキャン方向でビームサイズが最小化されるように光学ビーム伝播 、焦点深度およびビーム断面を制御し、上記コードにより表されるシンボルが上 記コードからスキャナに戻る光に対応して認識することができるシステム(方法 および装置)に関するものである。 本発明はほぼ四角形のバーからなるコードをレーザビームで読み取るバーコー ドスキャナに使用するのに特に適しているが、しかしながら、本発明により提供 される光学ビーム整形および振幅制御技術および装置(回折光学)によれば光ビ ームの伝播およびその形状を制御するのが必要であったり望ましいどのようなも のにも一般に有用であることが分かる。 本発明は、1993年4月6日にイーストマン・エト・アル(Eastman et al)に与えられた米国特許第5,200,597号に開示されたよう な、回折効果による光学ビーム整形の方法および装置の改良である。上記特許に 開示された方法および装置はまた、1992年9月のオプティックス・アンド・ フォトニクス・ニューズ(Optics and Photonics New s)の第3巻第9号第25頁ないし第31頁に記載されているイーストマン・エ ト・アルによる論文でも一般に議論されている。上記特許はレーザダイオードか らのレーザビームを整形し、スキャナの前方である距離にわたってアスペクト( 長さ対幅)比を維持する遠方フィールド回折を採用した光学を開示している。上 記´597号特許は、上記ビームが回折する開口のサイズが上記開口による近傍 フィールドおよび遠方フィールドの回折の領域を配置するためにどのように選択 されるかを開示している。上記´597号特許は、フレネル距離を定義している 。平 行光に対しては、フレネル距離は上記開口から第1フレネルゾーンが上記開口サ イズにサイズが等しい点まで光軸に沿う距離として考えることができ、光の波長 により除した開口半径の平方により与えられる。上記´597号特許はまた、上 記フレネル距離が開口サイズとともに増加することを指摘している。ビームサイ ズと開口サイズとの間の関係を与えるプロットがまた与えられていて、上記ビー ムサイズが近傍フィールド領域において近傍フィールドもしくはフレネル回折に より減少するとともに、フラウンホーファ回折により遠方フィールドにおいてリ ニアに増加することが示されている。さらに、レーザビームの通路における開口 により得ることができる回折効果に関するさらなる情報が上記イーストマン・エ ト・アルの特許を参照することにより得られる。上記イーストマン・エト・アル の特許はシャリング(cropping)によりビームを整形するために物理開 口を使用している従来の装置のバーコードスキャナに対して特にビーム整形およ び制御の技術の先進性を有している。イーストマン・エト・アルに、1986年 7月29日に与えられた米国特許第4,603,262号および1989年3月 28日に与えられた米国特許第4,816,660号を参照。 回折効果によるビーム伝播のビーム整形および制御のための改善された方法お よび装置を提供し、バーコードスキャナのような光学ビームを利用する装置の焦 点深度もしくは動作領域を拡大することが本発明の目的である。 改善された回折ビームの整形および伝播制御方法と装置を提供し、その横断面 を横断する予め定められた方向のビームのサイズが拡大された動作領域にわたっ て特定の許容誤差内に保持され、たとえば光ビームの分解能が要求される他の分 野と同様にバーコードスキャナおよびリーダのような走査装置においてビームサ イズおよび分解能が保持される範囲を増加させることが本発明のいま一つの目的 である。 光学(レーザビーム)の、特に、最小断面距離に沿う断面のプロファイルの形 状(強度変化)を改善するための方法および装置を提供し、ビームが伝播する距 離にわたって適度に低い強度のサイドローブを有する、滑らかもしくは規定され た(たとえば対称もしくはsinc(sin x/xの形))ビーム強度プロフ ァ イルを提供することが本発明のさらにいま一つの目的である。 バーコードスキャナの焦点深度もしくは動作範囲を拡大するための改善された 方法および装置を提供し、かつ、特に、スキャナは走査ビームが出射するスキャ ナウインドウに近接してバーコードを分解および読み取ることができるようにす るとともに、焦点もしくは動作領域の拡大深さにわたって(ビーム断面の径もし くは分解寸法に換算して)スポットサイズを最小化すること、すなわち、バーコ ードを分解できる領域を、スキャナウインドウに近い位置から拡大する一方、上 記コードを分解できるウインドウから遠方領域の遠方端を保持および増加させる ことが本発明のさらにいま一つの目的である。 簡単にいえば、ビーム伝播および整形の制御のためのシステム(方法および装 置)はバーコード走査装置に使用するのに特に適しており、ビームが出射するス キャナのウインドウに関するある動作領域にわたって上記コードを読み取るのに 十分小さいコードのバーを横断するスキャン方向に分解寸法を有する断面に対し て上記コードのバーをスキャンするレーザビームを整形するように動作する。回 折要素はビームの通路で使用され、好ましくはレンズの近くで使用され、該レン ズは上記エレメントのフレネル距離に少なくとも等しい距離にて幾何学的焦点に ビームを収束させ、それは平行光により照明されたときに、エレメントにより規 定される遠方フィールド回折領域の始点である(A2/4λ、Aは開口径であり 、λは光の波長である)。上記エレメントは、ビームが通過する複数の開口を有 するマスクの形状を有している。上記開口は好ましくは複数の同じもしくは対称 に配置されたセグメントにより構成されており、上記マスクを通して伝播するビ ームの軸に関して対称である。上記セグメントは互いに予め定められた関係で分 解寸法に沿う方向に配列されている。上記関係は近傍および遠方フィールド回折 領域により規定され、それはより小さいサイズの一つのセグメントにより、より 大きいサイズのセグメントの回折の近傍フィールド領域とオーバラップする。上 記セグメントは好ましくは異なった透過率を有する。サイズと同様に透過率は動 作領域にわたってビームの断面のプロファイルを滑らかにするように結合すると 信じられる。より小さい開口とより大きい開口とが選択され、それらの近傍およ び 遠方のフィールド回折領域がビームサイズにより規定される点にオーバラップし 、それがかなりの動作領域にわたってほぼ所望のサイズ以下に保持される。 本発明の上記目的および他の目的、特徴、並びに利点は次の添付の図面を参照 して以下の説明を読むことによりより明らかとなろう。 第1図は、本発明にかかる回折ビーム整形および制御システムを示す光線のダ イヤグラムである。 第2図は、異なった関係でエレメントを有する第1図と同様のダイヤグラムで ある。 第3A図は、本発明によりビームを発生、投射よび制御するための手段の断面 図である。 第3B図は、第3A図と同様の断面図であって、第3A図のビーム制御整形並 びにマスキング光学手段のいま一つの実施例を示す。 第3C図は、第3A図および第3B図の光学手段のいずれかを組み込んだ携帯 型バーコードスキャナの模式図である。 第4図、第5図、第6図および第7図は、レーザビームが伝播する光軸に直角 な方向から見た本発明の異なった実施例に従って構成されたマスクを示す図面で ある。 第8図は、第4図に示されたマスクの透過関数を示す。 第9図は、マスクがビームをどのようにして有効に2つの分離したビームに分 離し、効果的に加算されるかをプロットしたものである。 第10図は、レンズによるビームの収束が始まるレンズの主面からの距離によ りビームの分解方向もしくはウエスト(w)を横断するあるサイズ(a,A)の セグメントによる分解軸を横断するビームサイズを示すダイヤグラムである。 第11図は、分解寸法に沿う3つの異なった開口サイズを有する第7図に示さ れたものと同様のマスクを使用したシステムのための第10図と同様のダイヤグ ラムである。 第12図ないし第17図は、整形システムのレンズの主面からの異なった距離 における第4図に示されたマスクによる回折効果により整形されたビームの強度 プロファイルを示す図である。 特に第1図を参照すると、光軸12および第1図の14に対して直角な水平線 に関して(該水平線に対して直角な)垂直な線の方向よりも急速に(より大きな 角度で)発散するビームを発生するタイプのレーザダイオード10が示されてい る。これは第4図から第7図において点線18により示されたような水平方向の 主軸を有する楕円ビームを発生する。本発明にかかるシステムは図示の楕円状の 断面よりもむしろ円形断面を有するビームを用いてもよいが、しかし第4図に示 すように楕円の短径(寸法w)と一致するそれらの分解軸を有する楕円ビームで 動作することができる。 上記ビームはレンズ20(「光学要素」)を通して出射し、該レンズ20は上 で引用した特許第5,200,597号に開示されているような屈折率傾斜型( grin)レンズであってもよい。このレンズは好ましくは僅かに収束するビー ムを形成するのに使用される。上記レンズ20およびマスク22は本発明により 伝播を制御するとともに上記ビームを整形するための光学手段を提供する。上記 マスク22は上記レンズの近傍にある。それはまた上記レンズの主面と間隔を有 していて、レンズは上記主面にて上記ビームを収束させはじめる。この主面は第 1図において16で示されている。フレネル距離以上の点に幾何学的像距離を有 する焦点収束ビームを使用することが好ましいことが分かっている。その場合、 遠方フィールド回折領域におけるよりもより大きい率でビームが発散し始めると きには、準近傍フィールド効果は回避される。上記マスク22は、第2図に示す ように、上記レンズ12の端部と当接するかまたは表面上に配置されていてもよ い。上記マスクはまた、たとえばプラスチックの光学要素に光吸収性イオンを蒸 着もしくは染料を付着させることにより、上記レンズの物理的開口の上記レンズ 材料の光透過量を変化させることにより構成することができる。いずれの場合に も、それは上記ビームを横断する複数の開口を構成するように動作する。 これらの開口は好ましくは異なった光透過率を有する光透過マスクのセグメン トである。2セグメントの光透過マスクが第4図、第5図および第6図に示され ており、3セグメントのマスクが第7図に示されている。上記セグメントは光軸 14に関して軸方向に対称であって、内側セグメント25,27,29および3 1を有するとともに、外側セグメント24,26,28,30および32,34 を有しており、上記内側および外側セグメントは異なる光透過率を有する。内側 セグメントは透明(100%の光透過率)であってもよく、外側セグメントはた とえば50%の光透過率を有する半透明のものであってもよい。逆に、外側セグ メントが内側セグメントよりも高い光透過率を有していてもよい。上記セグメン トは端部領域36および38を有する第4図の場合にはストライプ状を有してお り、上記端部領域36および38は上記ビーム18の主軸の端部に近接している 。これらの端部領域36および38は完全に不透明(OP)である。円形の内部 領域を有する第5図の上記マスクは、不透明端部40および42を有していても よい。第6図の回転対称なマスクは、円形の外側不透明領域44を有していても よい。第7図のマスクは、不透明端部48および50を有する断面がほぼ四角形 状のセグメントを有している。上記マスクのそれらの最外側の境界は、上記マス クそのものよりもむしろ、レンズもしくはそのマウントの物理開口により形成さ れていてもよい。上記マスクの水平軸は、これらマスクが上記ビームと正しく整 列されているときに上記ビームの主軸と合致する。 本発明は異なった有効サイズのマスク開口セグメントを使用することにより分 解能が確保されるようにしている。内側のマスク開口セグメントは有効サイズ( a)を有する一方、外側開口を形成するセグメントは有効サイズ(A)を有して いる。第5図のマスクのための内側開口サイズは、内側円形透明領域27の直径 である。上記外部セグメント28は、上記不透明領域40と42との間で測定す ると、寸法(A)の大きさである。上記第6図のマスクは上記内側円形領域29 に対して有効セグメント径(a)を有するとともに、上記外側セグメント30の 直径に対して有効セグメント径(A)を有している。第7図のマスクは、3つの 順次大きくなる領域を有している。中央領域31はサイズ(a)を有し、セグメ ント32および34はサイズが(A)に増大しており、第3のセグメント35は セグメント領域(B)を構成している。大きさもしくはサイズ(a,A,B)を 決定するビーム幅は、上記楕円ビーム18の主軸に沿っている。イーストマン・ エ ト・アルの特許第5,200,597号に開示されるとともに説明されているよ うに、上記ビームは遠方フィールド回折領域において90度に広がるので、上記 マスクの大きさを決定しているビームサイズは上記ビーム18の軸に沿っている 。回転対称でない上記マスクは上記ビームの主軸に関して向き付けられなければ ならない。 第3A図は、ビームの伝播、制御および整形を行なう上記光学手段を含む光学 アッセンブリを示しており、それは上記イーストマン・エト・アルの特許(第8 図)に開示されたアッセンブリと同様である。それは上記レーザダイオード10 を保持する外筒60および内筒62を有し、該内筒62は第4図ないし第7図に 示されるように上記マスク22とともに上記外筒内に上記ビーム18に関して正 しく整列されるようにねじ込まれるかまたは嵌入されている。第3A図において 、上記マスク22は上記レンズ20の端部と当接状態にある。上記透過マスクは また上記したように、上記レンズの端部に配置されるかまたは上記レンズの材料 に一体に形成されていてもよい。 第3B図において、上記レーザダイオード10はまた外筒64内に収容されて いる。それは内筒70の円形スロット内に収容されているスプリング68により 上記外筒のリップ部66に向かって付勢されている。上記マスクは上記レンズ2 0の端部から上記光軸に沿って間隔を有している。第3A図および第3B図のレ ンズ20はGRINレンズとして示されているが、それらは通常の球面もしくは 非球面レンズであってもよい。 第3C図はハンドスキャナを模式図的に示しており、そこには第3A図もしく は第3B図の光学手段およびレーザダイオードアッセンブリがプリント基板74 上に72で示されている。上記アッセンブリ72からのビームはミラー76に入 射され、モータ80により振動が与えられる走査、振動ミラー78へ反射する。 上記走査アッセンブリはウインドウ84を有するハウジング82内に収容され、 該ウインドウ84を通して上記ビームがコードに出射する。上記コードから戻っ た光は検知されて上記コードを認識することができる信号に変換される。上記で 引用したイーストマン・エト・アルの特許には、第3C図に示されたようなスキ ャ ナの動作に関してさらに詳しく記載されている。 第8図は第4図に開示されている2セグメントのマスクの透過関数を示してい る。中央ストライプ25は100%の透過率を有する一方、外側ストライプ24 および26は約50%の透過率を有している。異なったセグメントの透過率の関 係は、上記スキャナの動作領域にわたってビームのプロファイルを適合させるた めに選択されてもよい。ある種の応用では、内側セグメントが外側セグメントよ りも低い透過率を有していることが有利である。異なったセグメントを通して回 折した光が相互作用を行なうと信じられている。半透明部分(POP)の大きさ は最も滑らかなプロファイルを得るために変化させられる。透過率50%のPO Pセグメントおよび透明もしくは透過率100%のセグメントにより得られるい くつかのプロファイルが第12図ないし第17図に例示されている。これらの図 面は、上記ビームの分解能が(たとえば上記ウインドウに対して約1インチの領 域から30インチの領域にわたって)上記ウインドウからはるかに離れたところ と同様に上記スキャナのウインドウに近接するバーコードを読むために拡大され ていることを示している。この領域にわたって、上記ビームの実効的なサイズは 十分に小さく高密度コード(たとえば、10ミル(0.010インチ)の最小バ ー幅)を読み取ることができる。 実際上、(第9図においてエッジ透過と呼ばれている)外側透過関数は動作領 域のはるかに端のコードを読み、上記中央透過関数は上記スキャナのウインドウ の近くで読む。要するに、上記2セグメント伝送マスクは上記ビームを2つのセ グメントに分割する。上記マスクの中心は特定の寸法(a)で上記ビームの中心 領域を除去もしくは切り取る。上記マスクのエッジ領域は特定の寸法(A)で第 2領域を切り取る。したがって、上記ビームは独立して伝播する2つの分離した ビームに分解されると考えられてもよい。これらのビームは重合せの原理により 結合される。 第10図は、分解軸に沿う各々のビームセグメントに対するビームサイズ(幅 もしくはウエスト寸法)を図示している(より狭いマスクセグメントの距離(d wa)およびより大きいマスクセグメントの距離(dwA))。フレネル距離の 略1/2である、折点80および82に達する近傍フィールド領域では、収束レ ンズ20により収束されたときに回折が幾何光学により予想されるよりも大きい 割合でビームのサイズを減少させる。そのときに、遠方フィールド回折領域が始 まるとともに、上記ビームがマスクセグメントのサイズ(a,A)の逆数に比例 した率で発散する。 2つのセグメントマスクのためのマスクセグメントサイズは、異なったセグメ ントサイズによる(近傍および遠方フィールドの回折領域の)特性が点Pで交差 するように選択される。そこでは各マスクサイズによるビームのウエスト(w) が等しい(より小さいマスクセグメント(a)によるより遠方フィールドもしく は第2領域(領域2)におけるdwa2もしくは上記距離はより大きいマスクセ グメント(A)のより近いフィールドの回折による距離dwA1に等しい)。こ のことは上記ダイアグラムにPとして表されている。該点Pは上記ウエストサイ ズ(分解軸−wに沿うビームのサイズ)が両セグメントに対して同じである。第 10図にdwa1からdwA2にかけて示されたある距離にわたって、上記分解 軸に沿うビームサイズはw以下であり、このビームサイズの条件は上記ウインド ウ84(第3C図参照)に近接するかなりの領域にわたって存在するとともに、 上記ウインドウからかなりの距離、たとえば30インチまで延伸している。した がって近傍にあるコードと離れているコードの両方が単にセグメントマスクを使 用するだけで、しかも1次元のマスクもしくは開口を使用によりコストの大幅な 増大が殆どなく、かつ自動焦点機構を有するものよりもローコストで分解するこ とができる。上記マスクは、物理開口とハードストップ(hard stop) のいずれか、もしくは上で引用したイーストマン・エト・アルの特許に記載され ている物理開口とファンタム(phantom)開口との組合せにより与えられ てもよい。上記マスクは上記レンズ面上にコートされていてもよい。 第11図は第10図と類似するダイヤグラムを示しているが、それには第7図 に開示されているようなマスクが登場する。2つの交点がありかつ上記ビームが 上記分解軸を横断してほぼ一定のサイズを有する距離wが上記マスクの付加セグ メントを使用することにより延伸されてもよい。 次に、上記マスクセグメントサイズがどのように選択されるかを考察する。以 下の例は、上記マスクの各セグメントを通して光を焦点に収束させるレンズの幾 何学的像距離が各セグメントのフレネル距離dFに等しい場合の第10図を参照 することにより理解されるであろう。各マスクセグメントについて異なった光学 的性能を有する複合レンズは、以下の式(1)ないし(11)から計算および導 かれると仮定している。しかしながら、サジタル(saggital)面全体に わたって同じパワーを有するレンズが使用されてもよく、該サジタル面ではシス テムの焦点距離が最大セグメントのフレネル距離に等しいかまたはdFAがA2÷ 4λに等しく、ここでλはレーザ光の波長である。このことは式(12)ないし 式(33)を導くための条件である。 上記の例では、式(1)はより小さいマスクセグメントの近傍フィールド回折 によるウエストサイドwa1を規定しており、 wa1=a[1−[1+(1−v)fa/dFa]dwa1/fa] (1) であり、 wa2は遠方フィールド回折による上記ウエストサイズを規定しており、 wa2=a[vdwa2/dFa] (2) であり、wA1は近傍フィールド回折のためのより大きいマスクセグメントのサイ ズAによる上記ビームウエストサイズであり、またwA2は遠方フィールド回折に 対するものであり、以下の式(3)および(4)で表される。 wA1=A[1−[1+(1−v)fA/dFA]dwA1/fA] (3) wA2=A[vdwA2/dFA] (4) これらの式において、vは定数である。その値は理論計算されたビーム幅を実 験的に測定されたビーム幅に一致させる。値vは測定の方法により変化する(す なわち、FWHMもしくは半値全幅、1/e2の点、ここでeは自然対数の底で ある、等。)。 Wa1=Wa2=WA1=WA2⇒W (5) f=dF=(開口径)2/4λ (6) dFa=a2/4λ (7) dFA=A2/4λ (8) 式(5)は第10図に示された所望の条件を規定しており、第10図には遠方 および近傍フィールド回折によるウエストサイズは交点Pにおいて等しい。 式6、7および8はフレネル距離を規定するとともに準近傍フィールドが無限 大にある場合にそれらが焦点距離に等しいということを示している。 式1ないし式8はdwa2およびdwA1について解かれており、それらは式 9に示されるように等しい。 dwa2=wa/4λv=dwA1=(A2−AwA1)/4λ(2−v) (9) aおよびAについて解くと、次の式10および11を得る。 a=Av(A−w)/w(2−v) (10) A=[w±(w2+4(aw(2−w))/v)1/2]/2 (11) ウンドウ14において、10ミルの最小幅のバーを有する縮小UPCバーコー ドを読む必要がある場合には、上式におけるaの値が選択される。この選択はよ り小さいサイズのマスク開口の第10図に示されたプロットに類似するプロット を検査することによりなされる。たとえば、かかるプロットの検査は(a)が4 1ミルであることを明らかにしている。そのとき、dFaは15.9インチである 。式11に代入してWが10ミルのより大きいサイズのマスクを使用すると、A は0.071インチである。そのサイズは32インチの距離dwA2を与える。 したがって、この例では10ミルのバーコードが上記レーザアッセンブリ72( 第3C図)もしくは上記ウインドウ84から7ないし39インチの距離もしくは 上記スキャナの上記ウインドウ84から約2.5フィートの距離にわたって分解 することができる。 上記レンズが単一のパワーを有している場合には、上に与えられた式により上 記セグメントサイズは上記した第10図と同様のプロットを使用してaとAに対 する値を得るために以下の計算を使用して選択されてもよい。 dF=フレネル距離 f=幾何学的焦点距離 v=測定されたデータに対する一定の関連する結果 wa1=wa2=wA1=wA2⇒w (12) dFa=a2/(4λ),dFA=A2/(4λ) (13),(14) および fa=fA=dfA=A2/(4λ) (15) wa1=a[1−[1+(1−v)fa/dfa]dwa1/fa] (16) 代入すると、 w=a[1−(4λ/A2)[1+[(1−v)/(a2/4λ)] (A2/4λ)]dwa1] (17) dwa1=(a−w)A2a/λ4(a2+A2(1−v)) (18) および wa2=a[vdwa2/dfa] (19) w=a[vdwa2/(a2/4λ)] (20) および dwa2=wa/(4λv) (21) wA1=a[1−[1+(1−v)fA/dFA]dwA1/fA] (22) 代入すると、 w=A[1−(4λ/A2)[1+[(1−v)/(A2/4λ)] (A2/4λ)]dwA1] (23) dwA1=(A2−Aw)/4λ(2−v) (24) および wA2=A[vdwA2/dFA] (25) 代入すると、 w=A[vdwa2/(A2/4λ)] (26) および dwA2=wA/(4λv) (27) 与えられたサイズのバーコードに対する最適焦点深度については、各開口を通 してそれらの各々のフレネル距離に光を焦点に集中させる能力を有する2以上の セグメントサイズを有していることが望ましい。 2セグメントマスクの場合について検討する。 2つの規定のセグメントと2つの特定の焦点に関して、フィールド深さ(DO F)は、 DOF=dwA2−dwa1 (28) [wA/(4λv)]−[(a2−aw)/4λ(2−v)] (29) DOF=[wA(2−v)−av(a−w)] /(4λv(2−v) (30) aおよびw並びに所望のDOFが選択された後に、式30がAを見つけるため に使用されてもよい。 上記システムの単一の焦点がより大きい開口のフレネル距離であるときに、上 記フィールドの深さの減少はdwa1(2f)とdwa1(1f)との差に等しい。 ΔDOF=dwa1(2f)−dwa1(1f) (31) ΔDOF=(a−w)A2a/[4λ(a2+A2(1−v))] −(a2−aw)/[4λ(2−v)] (32) ΔDOF=(a2−aw)(a2−A2) /[4λ(a2+A2−A2v)(2−v)] (33) 以上の説明から、改善されたバーコード装置および光学装置並びにビーム整形 および制御のための装置が提供されていることが分かるであろう。ここで説明さ れたシステムの変形および改変は確かにそれ自身当業者に示唆されている。した がって、以上の説明は実施例と解されるべきであり、それに限定されると解され るべきではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN ,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SK,UA,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ある距離範囲にわたって予め定められた形状のパターンおよび方向を有す るほぼ単色光のパターンを発生させるための方法であって、上記範囲にわたって 伸びる通路に沿って光ビームを投射するステップと、複数の開口を有しその全て を通して上記ビームが通過するマスクにより上記光の遠方フィールド回折により 上記範囲内で上記通路に対して直角な面内で上記形状および方向を生じるように 上記光を形成するステップとを含み、上記範囲を含む引き続くオーバラップ距離 に遠方フィールド回折を生成させる方法。 2.請求の範囲第1項に記載の方法であって、上記投射ステップがレーザによ り行われ、上記形成ステップが上記複数の開口のあるものを通して伝送された上 記光の強度を、上記複数の開口の少なくとも他の一つを通して伝送される光に関 して制限することにより行われる方法。 3.請求の範囲第2項に記載の方法であって、上記制限ステップが上記複数の 開口の上記あるものから上記少なくとも一つの他の上記開口において異なる透過 率を有する材料で上記開口を形成するステップ含む方法。 4.請求の範囲第1項に記載の方法であって、上記形成ステップは上記ビーム が上記領域に入る前に通過する領域内に上記光をアポダイジング(apodiz ing)することにより行われ、上記領域が上記複数の開口を構成している複数 のセグメントを有しており、上記領域を横断するより短い距離を規定している上 記複数のセグメントの一つのものによる遠方フィールド回折が上記領域を横断す るより長い距離を規定しているいま一つの上記セグメントによる近傍フィールド 回折にオーバラップし、これら距離が部分的に合致している方法。 5.請求の範囲第4項に記載の方法であって、上記投射ステップは上記合致す る距離が配置されている線に沿う主軸を有するほぼ楕円形のビームとして上記ビ ームを形成するように実行される方法。 6.請求の範囲第4項に記載の方法であって、発散ビームとして上記光を発生 するステップをさらに含んでおり、該発散ビームは上記通路に対して直角な第1 ラインに関して上記通路に対してまた直角な第2ラインよりも大きい角度で上記 通路から発散し、上記通路が上記第1ラインに対して直角で上記ビームの横断面 は上記第1ラインに沿って短く上記第2ラインに沿って長くなっており、上記領 域を横断するより短い距離が上記第2ラインに沿っていることにより上記アポダ イジングステップが実行される方法。 7.請求の範囲第6項に記載の方法であって、上記発生ステップがレーザダイ オードにより実行される方法。 8.請求の範囲第4項に記載の方法であって、上記投射ステップが上記光の波 長により除された少なくとも上記短い距離の平方に等しい幾何学的像距離を有す るレンズにより実行される方法。 9.請求の範囲第8項に記載の方法であって、上記より長い距離を有するセグ メントによりアポダイズ(apodize)される光のための上記レンズの上記 幾何学的像距離が上記光の波長により除されたより長い距離の平方に少なくとも 等しい方法。 10.請求の範囲第1項に記載の方法であって、上記開口が互いに同心である 方法。 11.請求の範囲第1項に記載の方法であって、上記開口が上記ビームの中心 と合致する中心の回りに径方向に対称である方法。 12.請求の範囲第1項に記載の方法であって、上記投射ステップは上記ビー ムが上記マスクに到達する前に上記光を平行光とするレンズにより実行される方 法。 13.請求の範囲第1項に記載の方法であって、上記投射ステップがさらに上 記領域の上記一部の近傍端部にて遠方フィールド回折により与えられる上記領域 の一部に焦点を有する要素により上記光を焦点に収束させるステップをさらに含 む方法。 14.請求の範囲第4項に記載の方法であって、上記形状が上記領域の少なく とも実質部分にわたってほぼ同じものとなっている横断面に沿う寸法を有するよ うに選択された上記領域を横断する上記より短い距離およびより長い距離で上記 アポダイジングステップが実行される方法。 15.請求の範囲第14項に記載の方法であって、戻り光を生じるように異な った幅のバーを有するバーコードからなる上記パターンをスキャンするステップ をさらに含み、上記戻り光から上記コードにより表されるシンボルが認識され、 かつ、上記アポダイジングステップは上記パターンが上記コードの上記バーの幅 を横断してスキャンされる方向に上記パターンの幅を与えるために上記大きい距 離および短い距離の選択を実行する方法。 16.バーコードスキャナにおいて、上記コードのバーを幅方向に横断するス キャン方向に分解寸法を有する横断面に対して上記コードのバーをスキャンする レーザビームを整形し、上記コードが上記ビームが投射されるスキャナのウイン ドウからある動作領域にわたって上記コードを読み取れる程度に十分小さくなっ ているシステムであって、その全てを通して上記ビームが通過する複数の開口を 有するマスクにより整形される上記ビームの通路に回折要素を含み、フィールド の上記深さにわたる上記分解寸法を最小にする上記分解寸法に沿う方向および予 め定められた関係で互いに配列されてなるシステム。 17.請求の範囲第16項に記載のシステムであって、上記開口は一つの寸法 に延伸されるとともにそれにほぼ直角な方向に狭くなった形状を有するものであ って、上記ビームが通過するレンズの近傍に配置されており、上記延伸された寸 法がほぼ上記コードのバーの長さ方向に沿って向き付けられており、上記開口が その上記のごとく延伸された寸法に沿って上記ビームよりもより長くなっている システム。 18.請求の範囲第16項に記載のシステムであって、上記開口が上記ビーム を平行光とするレンズを有する光学手段の一部であり、該ビームが上記開口を通 して通過するシステム。 19.請求の範囲第16項に記載のシステムであって、上記開口がレンズを有 する光学手段の一部であり、該レンズが上記分解寸法に沿う方向でより小さいサ イズの上記開口の一つにより遠方フィールド回折の近傍端部よりも上記ウインド ウからさらに離れた焦点を与えるシステム。 20.請求の範囲第16項に記載のシステムであって、上記開口は互いに内側 および外側で上記分解寸法に沿って配列されたセグメントを構成するために互い にほぼ同心状となっているシステム。 21.請求の範囲第20項に記載のシステムであって、上記内側セグメントが 上記外側セグメントよりも透過率が大きいシステム。 22.請求の範囲第20項に記載のシステムであって、上記外側セグメントが 上記内側セグメントよりも透過率が大きいシステム。 23.請求の範囲第20項に記載のシステムであって、上記セグメントが中央 ストライプと該中央ストライプの外側のストライプとを含んでおり、上記内側ま たは外側のストライプのいずれかが他のものよりも透過率が大きいシステム。 24.請求の範囲第20項に記載のシステムであって、上記セグメントが同心 であってほぼ円形であり、上記セグメントの内側のもののいずれかが外側のもの よりも大きい透過率を有し、逆もまた同じであるシステム。 25.請求の範囲第20項に記載のシステムであって、上記セグメントはほぼ 四角形状であり、内側から外側に向かう方向または外側から内側に向かう方向の いずれかで透過率が順次に大きくなるシステム。 26.請求の範囲第16項に記載のシステムであって、上記開口は上記分解寸 法に沿う方向におけるより小さいサイズの開口による遠方フィールド回折が上記 分解寸法に沿うより大きいサイズの開口による近傍フィールド回折領域に重なる ような寸法を有しており、上記開口の上記サイズは上記動作領域にわたって最小 化される上記ビームの分解寸法に対応する点で上記領域が交差するようなもので あるシステム。 27.請求の範囲第3項に記載の方法であって、上記形成ステップが光学要素 の表面に光吸収材料を付着させることにより実行される方法。 28.請求の範囲第3項に記載の方法であって、上記形成ステップが光学要素 の表面に光吸収材料を拡散することにより実行される方法。
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