JP2000352419A - 軸 受 - Google Patents
軸 受Info
- Publication number
- JP2000352419A JP2000352419A JP11166255A JP16625599A JP2000352419A JP 2000352419 A JP2000352419 A JP 2000352419A JP 11166255 A JP11166255 A JP 11166255A JP 16625599 A JP16625599 A JP 16625599A JP 2000352419 A JP2000352419 A JP 2000352419A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- side wall
- outer ring
- bearing
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/04—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
- F16C19/06—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
Landscapes
- Support Of The Bearing (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
外溝を形成することができ、また接着剤を使用すること
なくその外溝を利用してリング状弾性体を外輪の外周面
に安定かつ確実に固定できること。 【解決手段】 外輪1、内輪又は内輪の働きを行うシャ
フト4、これらの間を転動するボール又はローラのよう
な転動体5、及び外輪1の側面に固定された側壁体6、
6を備えた軸受において、側壁体6、6は外輪1の外径
よりも大きな外径を有し、側壁体6、6の外周部が外輪
1の外周部よりも放射外方向に突出して外溝を形成する
ことを特徴とする軸受。
Description
とにより形成される外溝を有するラジアルベアリング、
トルクリミッタ、又はワンウェイクラッチのような軸受
に関する。
タ、又は銀行などに設置されている端末機の紙幣送り機
構、紙送り機構に用いられるラジアルベアリング、ある
いはトルクリミッタ、又はワンウェイクラッチのような
軸受としては、図2に示すように外輪1の外周面に接着
剤2を塗布し、リング状ゴム3を接着させて、紙送りを
確実に行う構造になっているものを用いているケースが
多い。なお、4は内輪、5はボール又はローラのような
転動体、6、6は塵などの侵入を制限するための側壁体
であり、外輪1に固定されている。
により接着力を安定して維持することは難しく、軸受の
回転方向に対して直角方向の力、つまり偏荷重がかかる
と、リング状ゴム3が外輪2の外周面から外れてしまう
ことがある。したがって、銀行の端末機など重要な用途
に用いられる軸受は、その外周面をショットブラスト処
理してザラザラにし、その処理面に接着剤を3回塗布す
るなどの処理を行っている。
塗布する方法は、1回塗りに比べて接着剤が厚くなるた
め、軸受は環状体であるために外周面の一方側が厚くな
ったり、外周面の一部分が薄くなって逆に別の部分の膜
厚が厚くなるなど厚さが不均一になり、このような凹凸
のある接着層に均一な厚みのリング状ゴムを接着させた
場合にはリング状ゴムの外面にも凹凸ができ、これが回
転精度を損なう大きな原因となっていた。
周面の脱脂処理などの前工程、接着剤としては通常、ゴ
ム糊を用いるため塗布環境の湿度や温度、又は塗布時
間、乾燥時間などの管理を行わなければならず、また接
着作業が煩雑で生産性が悪く、したがってコストが高く
なるという欠点があった。
たような従来の問題点を解決するため、接着剤を用いず
に、軸受の外周面にリング状弾性体を装着できる軸受構
造を提供することを課題とする。
ために、第1の発明は、外輪、内輪又は内輪の働きを行
うシャフト、これらの間を転動するボール又はローラの
ような転動体、及び前記外輪の側面に固定された側壁体
を備えた軸受において、前記側壁体は前記外輪の外径よ
りも大きな外径を有し、前記側壁体の外周部が前記外輪
の外周部よりも放射外方向に突出して外溝を形成するこ
とを特徴とする軸受を提供するものである。この第1の
発明によれば、外輪の外周部に外溝を切削加工により形
成する必要がなく、外輪の幅の等しい広い幅の外溝を容
易に得ることができる。
明は、請求項1において、前記外溝に沿って環状の弾性
体を備え、この弾性体は前記側壁体の外周部よりも放射
外方向に突出する厚みを有することを特徴とする軸受を
提供するものである。この第2の発明によれば、接着剤
を用いることなく外輪の外周面に安定かつ確実にリング
状弾性体を固定することができる。
明は、請求項1又は請求項2において、前記外輪の側壁
面に複数のプロジェクションを形成し、これら複数のプ
ロジェクションを利用して前記側壁体を前記外輪の側壁
面にプロジェクション溶接したことを特徴とする軸受を
提供するものである。この第3の発明によれば、外輪の
外周面に外溝を形成する側壁体を容易かつ確実に外輪の
側壁面にプロジェクション溶接することができる。
実施例を説明する。この実施例はラジアルベアリングを
示し、図2に示した軸受と大きく異なる点は、従来の軸
受では外輪1の外径に比べて側壁体6の外径は同等以下
であったが、本発明に係る軸受では外輪1の外径dに比
べて側壁体6、6の外径Dは大きく、かつこのことによ
って外輪1の外周に外溝が形成され、接着剤を使用する
ことなくその外溝を利用してリング状弾性体を外輪1の
外周に装着できることである。
内に塵などが侵入するのを抑制する働きと、外溝を形成
する働きを行うため、外輪1の外径dよりも大きな外径
Dを有する。また、側壁体6、6の内径は内輪4又は内
輪の作用を行うためのシャフト(図示せず)の外面に接
触しないように若干大きくなっている板状の環状体形状
のものである。このような大きさをもつ側壁体6、6
を、それらの中心点が内輪4の中心点と合致するよう配
置して外輪1に固定する。
ではプロジェクション溶接7を行った。外輪1の側面に
等間隔で3個以上プロジェクション、いわゆる突起を設
け、前述のように側壁体6、6を外輪1の側面に配置し
た状態で、図示しない溶接電極間に双方の側壁体6、6
が当接するように配置し、それらに所定の加圧力を加え
た状態でパルス状の溶接電流を流して溶接する。この
際、パルス状の溶接電流は前述のプロジェクションに集
中して流れ、側壁体6、6は外輪1の側面に瞬時にプロ
ジェクション溶接7される。
の側壁体6、6は外輪1の外周面に対してほぼ(D−
d)/2だけ全周にわたって放射外方向へ突出し、これ
が外溝を形成する。この外溝にリング状弾性体3を圧入
すると、図1に示す軸受が完成する。ここで大切なこと
は、リング状弾性体3が(D−d)/2よりも厚い肉厚
をもたなければならないということである。つまり、リ
ング状弾性体3は6、6側壁体の外周部よりも放射外方
向に突出する厚みを有する。このようにすることによ
り、側壁体6、6に邪魔されることなくリング状弾性体
3の外周面は紙などを確実に送ることができる。なお、
リング状弾性体3は一般的にはゴム材料からなるが、弾
性力に富んだ合成樹脂またはこれらを組み合わせて多層
にしたものでも良い。
ベアリングとして説明したが、通常の機能を有するトル
クリミッタ、あるいはワンウェイクラッチについても本
発明を同様に適用することができ、また前述とまったく
同様な効果を得ることができる。
輪の外周部に切削加工することなく容易に外溝を形成す
ることができ、また接着剤を使用することなくその外溝
を利用してリング状弾性体を外輪の外周面に安定かつ確
実に固定することができ、実用上の効果は大きい。
の図である。
ェクション溶接
Claims (3)
- 【請求項1】 外輪、内輪又は内輪の働きを行うシャフ
ト、これらの間を転動するボール又はローラのような転
動体、及び前記外輪の側面に固定された側壁体を備えた
軸受において、前記側壁体は前記外輪の外径よりも大き
な外径を有し、前記側壁体の外周部が前記外輪の外周部
よりも放射外方向に突出して外溝を形成することを特徴
とする軸受。 - 【請求項2】 請求項1において、前記外溝に沿って環
状の弾性体を備え、該弾性体は前記側壁体の外周部より
も放射外方向に突出する厚みを有することを特徴とする
軸受。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記外
輪の側壁面に複数のプロジェクションを形成し、これら
複数のプロジェクションを利用して前記側壁体を前記外
輪の側壁面にプロジェクション溶接したことを特徴とす
る軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11166255A JP2000352419A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | 軸 受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11166255A JP2000352419A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | 軸 受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000352419A true JP2000352419A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=15827997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11166255A Pending JP2000352419A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | 軸 受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000352419A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7789567B2 (en) * | 2006-08-30 | 2010-09-07 | Honeywell International Inc. | Bearing with fluid flow bypass |
-
1999
- 1999-06-14 JP JP11166255A patent/JP2000352419A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7789567B2 (en) * | 2006-08-30 | 2010-09-07 | Honeywell International Inc. | Bearing with fluid flow bypass |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041122 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041129 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050126 |
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RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050126 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050405 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050802 |