JP2000352038A - 階段式濾過機 - Google Patents

階段式濾過機

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JP2000352038A JP11159570A JP15957099A JP2000352038A JP 2000352038 A JP2000352038 A JP 2000352038A JP 11159570 A JP11159570 A JP 11159570A JP 15957099 A JP15957099 A JP 15957099A JP 2000352038 A JP2000352038 A JP 2000352038A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水路が深くても階段式濾(ろ)過機の寸法を大
きくする必要がなく、構造的に安定させることができる
ようにする。 【解決手段】固定格子部と、可動格子部と、可動格子部
の上部を楕(だ)円運動させる上部楕円運動駆動部とを
有する。該上部楕円運動駆動部は、駆動軸WS、該駆動
軸WSに固定された回転板、該回転板の所定の位置に固
定された第1偏心軸402、第1偏心軸スライディング
用レール403、前記第1偏心軸402を回転自在に、
かつ、往復動自在に支持する第1の支持手段、前記第1
偏心軸402に固定された偏心回転板、該偏心回転板に
固定された第2偏心軸405、第2偏心軸スライディン
グ用レール406、及び前記第2偏心軸405を回転自
在に、かつ、往復動自在に支持する第2の支持手段を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階段式濾(ろ)過
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水路を流れる廃水を濾過して固形
挟雑物を除去するための階段式濾過機は、水路に対して
傾斜させて配設される。
【0003】図2は従来の階段式濾過機の配設状態を示
す斜視図、図3は従来の階段式濾過機の正面図、図4は
従来の階段式濾過機の側断面図、図5は従来の階段式濾
過機における上部円運動駆動部の断面図、図6は従来の
階段式濾過機における上部円運動駆動部の正面図、図7
は従来の階段式濾過機における可動格子板の側面図、図
8は従来の階段式濾過機における可動格子板の要部拡大
図、図9は従来の階段式濾過機における固形挟雑物の移
送状態を示す第1の要部側面図、図10は従来の階段式
濾過機における固形挟雑物の移送状態を示す第1の要部
斜視図、図11は従来の階段式濾過機における固形挟雑
物の移送状態を示す第2の要部側面図、図12は従来の
階段式濾過機における固形挟雑物の移送状態を示す第2
の要部斜視図、図13は従来の階段式濾過機における固
形挟雑物の移送状態を示す第3の要部側面図、図14は
従来の階段式濾過機における固形挟雑物の移送状態を示
す第3の要部斜視図である。
【0004】図に示されるように、階段式濾過機は、濾
過しようとする廃水が流れる水路に対して傾斜させて配
設され、濾過機フレーム1、複数の階段状のパネルから
成る可動格子部2、該可動格子部2の各パネル間に交互
に配設された複数の階段状のパネルから成る固定格子部
3、前記可動格子部2を駆動する上部円運動駆動部4、
及び従動リンク装置5を備え、前記濾過機フレーム1
は、支柱11、両側面を形成する側面傾斜ブラケット1
2、12′、及び水路の底に置かれたベース板13から
成る。
【0005】前記可動格子部2及び固定格子部3は、前
記側面傾斜ブラケット12、12′間に配設され、可動
格子部2は、直角階段面21Aを備えた複数の可動格子
板21から成り、該可動格子板21の下部側に台形状の
連結板21Lが配設され、該各連結板21L間を連結部
材22が連結する。そして、可動格子板21の両側面に
それぞれ板状の外板23、23′が配設され、前記連結
部材22の両端に外板23、23′が固定具24、2
4′によって固定される。
【0006】また、前記固定格子板3は、可動格子板2
1と同じ形状を有し、直角階段面31Aを備えた複数の
固定格子板31から成り、各固定格子板31と各可動格
子板21とは交互に配設される。そして、前記各固定格
子板31は連結部材32によって連結され、該連結部材
32の両端は前記側面傾斜ブラケット12、12′の内
側に固定具34、34′によって固定される。
【0007】また、側面傾斜ブラケット12、12′の
上端間の中央に、駆動モータM及びウォーム減速機Wが
配設され、該ウォーム減速機Wの駆動軸WSを介して前
記上部円運動駆動部4が作動させられる。なお、前記駆
動軸WSは側面傾斜ブラケット12、12′の外側に突
出させられる。
【0008】前記上部円運動駆動部4は、可動格子部2
の外板23、23′の上端に配設され、図4〜6に示さ
れるように、駆動軸WSと連結されて回転させられる偏
心回転板41、及び該偏心回転板41の正面の片側に偏
心させて形成された偏心軸42を備え、前記偏心回転板
41は、ベアリング4aによって外板23に対して回転
自在に支持され、駆動軸WSの回転運動によって可動格
子部2の上部を正円運動させる。
【0009】また、前記従動リンク装置5は、図4に示
されるように、前記ベアリング4aを介して偏心軸42
と連結された連結部材51、動力伝達ワイヤ52、並び
に前記可動格子部2の下部に配設された上側リンクバー
53及び下側リンクバー54から成る。
【0010】そして、上側リンクバー53の上方の端部
は、ピンPを介して側面傾斜ブラケット12に連結さ
れ、下方の端部は、下側リンクバー54の上方の端部と
共に、中央ピンP′を介して前記外板23に連結され、
下側のリンクバー54の下方の端部はピンP″を介して
側面傾斜ブラケット12に連結される。また、前記中央
ピンP′は動力伝達ワイヤ52を介して連結部材51と
連結される。
【0011】したがって、前記偏心軸42が円運動する
と、それに伴って動力伝達ワイヤ52が往復動し、可動
格子部2の下部が円運動する。
【0012】すなわち、駆動モータMが駆動され、ウォ
ーム減速機Wによって減速された回転が駆動軸WSに伝
達されると、前記偏心回転板41が円運動し、これに伴
って偏心軸42が回転しながら可動格子部2の上部を円
運動させる。そして、円運動動力は前記偏心軸42及び
動力伝達ワイヤ52を介して従動リンク装置5に伝達さ
れ、該従動リンク装置5によって可動格子部2の下部が
円運動させられる。
【0013】図8において、破線は、可動格子部2の円
運動の軌跡を示し、該軌跡は真円で表される。そして、
可動格子部2は矢印の方向に円運動させられる。この場
合、固定格子板31における隣接する山部分の点をA、
Bとし、谷部分の点をCとしたとき、前記軌跡は、点
A、B間の中心点Pを中心にして点A〜Cのわずかに外
側を通るように設定される。
【0014】このように、可動格子部2が円運動させら
れるので、可動格子部2の1回の円運動に伴って、固定
格子板31の各段上の固形挟雑物Sは各可動格子板21
によって持ち上げられ、固定格子板31の一つ上の段上
に置かれる。この場合、軌跡が点Bよりわずかに外側を
通るので、固形挟雑物Sを上の段上の少し内側に安定さ
せて置くことができる。また、軌跡が点Cよりわずかに
外側を通るので、点A、Bが点Cの近傍に置かれた固形
挟雑物Sに触れることがない。
【0015】このように、可動格子部2を円運動させ、
図9及び10に示される第1段階、図11及び12に示
される第2段階、並びに図13及び14に示される第3
段階から成るサイクルを繰り返すことによって、各固定
格子板31の段上の固形挟雑物Sを、1段ずつ上の段上
に置き、上方に移送することができるので、濾過しよう
とする廃水から固形挟雑物Sを分離させて取り出すこと
ができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の階段式濾過機においては、可動格子板21及び固定
格子板31の各段を直角の形状に形成する必要があり、
しかも、可動格子板21及び固定格子板31の各段の上
面を水平にする必要があるので、可動格子板21及び固
定格子板31の傾き、すなわち、階段式濾過機の設置角
度を45度にする必要がある。
【0017】したがって、水路が深くなると可動格子板
21及び固定格子板31を長くする必要があるので、階
段式濾過機の寸法が大きくなり、階段式濾過機が構造的
に不安定になってしまう。例えば、水路が2.7〔m〕
以上の深さになると、階段式濾過機の設計が不可能にな
ってしまう。
【0018】また、前記偏心軸42の回転に伴い、動力
伝達ワイヤ52を介して円運動動力が従動リンク装置5
に伝達されるが、偏心軸42が真円の軌跡を描いても、
従動リンク装置5は楕(だ)円の軌跡を描いてしまう。
そこで、可動格子部2の下部を前記偏心軸42と同様に
円運動させるために、前記可動格子部2の上部の形状と
下部の形状とを異ならせるようにしている。したがっ
て、階段式濾過機のコストが高くなってしまう。
【0019】また、前記動力伝達ワイヤ52を介して円
運動動力を伝達するようにしているので、動力伝達ワイ
ヤ52が長くなると、従動リンク装置5に円運動動力を
円滑に伝達することができない。したがって、階段式濾
過機の設計が制約されてしまう。
【0020】本発明は、前記従来の階段式濾過機の問題
点を解決して、水路が深くても寸法を大きくする必要が
なく、構造的に安定させることができ、設計が制約され
ることがない階段式濾過機を提供することを目的とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の階
段式濾過機においては、固定格子部と、可動格子部と、
駆動源と、該駆動源によって発生させられた回転が伝達
され、前記可動格子部の上部を楕円運動させる上部楕円
運動駆動部とを有する。
【0022】そして、該上部楕円運動駆動部は、前記駆
動源によって発生させられた回転が伝達される駆動軸、
該駆動軸に固定された回転板、一方の端部が前記回転板
の所定の位置に固定され、前記可動格子部の最外可動格
子板の貫通口を貫通して延在させられた第1偏心軸、前
記貫通口に沿って第1の方向に延在させて配設された第
1偏心軸スライディング用レール、前記第1偏心軸を回
転自在に、かつ、前記第1偏心軸スライディング用レー
ルに沿って往復動自在に支持する第1の支持手段、前記
第1偏心軸の他方に端部に固定された偏心回転板、該偏
心回転板の所定の位置に固定された第2偏心軸、前記最
外可動格子板の所定の位置に、第2の方向に延在させて
配設された第2偏心軸スライディング用レール、及び前
記第2偏心軸を回転自在に、かつ、前記第2偏心軸スラ
イディング用レールに沿って往復動自在に支持する第2
の支持手段を備える。
【0023】本発明の他の階段式濾過機においては、固
定格子部と、可動格子部と、駆動源と、該駆動源によっ
て発生させられた回転が伝達され、前記可動格子部の上
部を楕円運動させる上部楕円運動駆動部と、前記可動格
子部の最外可動格子板の側面に配設され、前記可動格子
部の上部の楕円運動を複写して可動格子部の下部に伝達
する従動リンク装置とを有する。
【0024】そして、該従動リンク装置は、最外可動格
子板に沿って延在させられたリンクバー、及び該リンク
バーと回動自在に連結された二つのリンクアームから成
る複数のリンクを備える。
【0025】また、前記二つのリンクアームのうちの一
方は、側面傾斜固定フレームによって揺動自在に支持さ
れ、二つのリンクアームのうちの他方は、前記最外可動
格子板によって揺動自在に支持される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0027】図1は本発明の第1の実施の形態における
段階式濾過機の要部拡大図、図15は本発明の第1の実
施の形態における段階式濾過機の正面図、図16は本発
明の第1の実施の形態における階段式濾過機の縦断面
図、図17は本発明の第1の実施の形態における段階式
濾過機の上部の拡大側面図、図18は図17のA−A断
面図、図19は本発明の第1の実施の形態における段階
式濾過機の要部断面図、図20は本発明の第1の実施の
形態における上部楕円運動駆動部の概念図、図21は本
発明の第1の実施の形態における上部楕円運動駆動部の
円運動と可動格子部の楕円運動との関係を示す図、図2
2は本発明の第1の実施の形態における従動リンク装置
の運動と可動格子部の楕円運動との関係を示す図であ
る。
【0028】図において、100は濾過機フレームであ
り、該濾過機フレーム100は、両側にそれぞれ形成さ
れた長いコラム状の側面傾斜固定フレーム101、及び
水路の底に配設されたベース板102から成る。そし
て、前記濾過機フレーム100内に、複数の可動格子板
201等から成る可動格子部200、前記各可動格子板
201間に配設された固定格子板301等から成る固定
格子部300、前記可動格子部200の上部を楕円運動
させる上部楕円運動駆動部400、及び前記可動格子部
200の上部の楕円運動をそのまま可動格子部200の
下部に伝達し、可動格子部200の下部を楕円運動させ
る従動リンク装置500が配設される。前記各側面傾斜
固定フレーム101は水平フレーム103によって互い
に連結される。
【0029】前記構成の階段式濾過機は、水路に対して
傾斜させて配設されるが、設置角度が大きいほど、可動
格子板201及び固定格子板301の各段間の距離を大
きくすることができる。
【0030】そして、前記階段式濾過機の上部の中央
に、駆動源としての駆動モータM1が配設され、駆動モ
ータM1を駆動することによって発生させられた回転
は、ウォーム減速機W1によって減速され、減速された
回転は、駆動軸WSを介して上部楕円運動駆動部400
に伝達され、前記可動格子部200の上部を楕円運動さ
せる。そのために、前記駆動軸WSは、図18に示され
るように、各側面傾斜固定フレーム101の上部を貫通
して配設される。
【0031】また、図19に示されるように、上部楕円
運動駆動部400において、前記駆動軸WSに回転板4
01が固定され、該回転板401の所定の位置、例え
ば、先端に第1偏心軸402の一方の端部が固定され
る。なお、前記第1偏心軸402は、各可動格子板20
1のうちの最も外側の最外可動格子板201′を貫通し
て延在させられる。該最外可動格子板201′に形成さ
れた貫通口201hは、スリット形状を有し、横方向
(ほぼ水平方向)に長く形成される。
【0032】また、前記貫通口201hの上縁及び下縁
には、第1偏心軸スライディング用レール403が第1
の方向、例えば、前記貫通口201hの長手方向に沿っ
て配設され、前記第1偏心軸スライディング用レール4
03に溝体403gが配設される。そして、前記貫通口
201hを貫通する第1偏心軸402はボールベアリン
グ402Bによって回転自在に支持され、該ボールベア
リング402Bは、前記溝体403gを介して第1偏心
軸スライディング用レール403によって支持され、該
第1偏心軸スライディング用レール403に沿って水平
方向に往復運動する。なお、前記ボールベアリング40
2B及び溝体403gによって、第1偏心軸402を回
転自在に、かつ、第1偏心軸スライディング用レール4
03に沿って往復動自在に支持する第1の支持手段が構
成される。
【0033】そして、前記第1偏心軸402の他方の端
部(自由端)には、前記回転板401と同じ形状の偏心
回転板404が取り付けられ、該偏心回転板404の所
定の位置、例えば、先端に第2偏心軸405の一方の端
部が固定される。また、該第2偏心軸405の他方の端
部(自由端)にボールベアリング405Bが配設され、
第2偏心軸405はボールベアリング405Bによって
回転自在に支持される。そして、前記最外可動格子板2
01′の所定の位置に第2偏心軸スライディング用レー
ル406が配設され、前記ボールベアリング405B
は、ブロック405aを介して第2偏心軸スライディン
グ用レール406によって支持され、該第2偏心軸スラ
イディング用レール406に沿って上下方向に往復運動
する。なお、前記ボールベアリング405B及びブロッ
ク405aによって、第2偏心軸405を回転自在に、
かつ、第2偏心軸スライディング用レール406に沿っ
て往復動自在に支持する第2の支持手段が構成される。
【0034】前記第2偏心軸スライディング用レール4
06は、図19に示されるように、第1偏心軸スライデ
ィング用レール403に取り付けられた二つのサポーテ
ィングフランジSFによって支持され、第2の方向、例
えば、第1偏心軸スライディング用レール403に対し
て直交する方向に延在させられる。
【0035】前記構成の上部楕円運動駆動部400にお
いて、駆動軸WSが回転させられると、回転板401が
回動させられ、これに伴って第1偏心軸402が円運動
させられる。そして、第1偏心軸402の円運動が可動
格子部200に伝達される際に、ボールベアリング40
2Bが、第1偏心軸スライディング用レール403に沿
って図20に示される矢印X、Y方向に移動させられ、
偏心回転板404及び第2偏心軸405を介して連結さ
れたボールベアリング405Bが、第2偏心軸スライデ
ィング用レール406に沿って矢印A、B方向に移動さ
せられる。したがって、図21に示されるように、可動
格子部200が楕円運動させられる。
【0036】その結果、各固定格子板301の段上の図
示されない固形挟雑物を、1段ずつ上の段上に置き、上
方に移送することができるので、濾過しようとする廃水
から固形挟雑物Sを分離させて取り出すことができる。
【0037】次に、可動格子部200の楕円運動につい
て説明する。
【0038】図21に示されるように、上部楕円運動駆
動部400における円運動の軌跡は真円であり、可動格
子部200の可動格子板201の楕円運動の軌跡は楕円
である。径の大きい真円R1は第1偏心軸402の軌跡
を表し、径の小さい真円R2は第2偏心軸405の軌跡
を表し、楕円R3は可動格子板201の軌跡を表し、真
円R1、R2及び楕円R3に付された各数字は、1〜1
6の各タイミングで第1偏心軸402、第2偏心軸40
5及び可動格子板201が置かれる位置を表す。
【0039】そして、前記従動リンク装置500は、最
外可動格子板201′の側面に配設され、図1及び16
に示されるように、最外可動格子板201′に沿って延
在させられた長い棒状体のリンクバー501、及び複数
個のリンクL1、L2、…、Lnから成り、各リンクL
1、L2、…、Lnはリンクバー501にそれぞれ回動
自在に連結された二つのリンクアーム502、503か
ら成る。また、該リンクアーム502は、側面傾斜固定
フレーム101によって揺動自在に支持され、そのため
に、側面傾斜固定フレーム101の正面に取り付けられ
た直六面体形の形状を有するフランジ101fとヒンジ
結合される。そして、リンクアーム503は最外可動格
子板201′によって揺動自在に支持され、そのため
に、最外可動格子板201′の下方の縁部の近傍とヒン
ジ結合される。
【0040】前記リンクL1、L2、…、Lnは、階段
式濾過機の側面に、該階段式濾過機の長さに対応させて
必要な数だけ配設され、階段式濾過機が大型化しても適
正な数のリンクを配設することによって、上部楕円運動
駆動部400の楕円運動動力を可動格子部200に円滑
に伝達することができる。
【0041】ところで、前記従動リンク装置500は、
上部楕円運動駆動部400とは分離させられ独立させて
配設されるが、上部楕円運動駆動部400によって可動
格子部200の上部が楕円運動させられると、楕円運動
をそのまま複写して可動格子部200の下部を楕円運動
させる。すなわち、従動リンク装置500のリンクアー
ム502が、図22に示されるように、正面側(水路の
流れ方向における上流側)の端部を中心にして揺動させ
られ、リンクアーム503の背面側(水路の流れ方向に
おける下流側)の端部が所定の軌跡を描いて揺動する過
程で可動格子部200が楕円運動することになる。な
お、前記従動リンク装置500は、上部楕円運動駆動部
400が楕円運動以外の別の形態で運動させられても、
可動格子部200の上部の運動を複写し、そのまま下部
に伝達する。
【0042】次に、前記可動格子板201及び固定格子
板301について説明する。
【0043】図23は本発明の第1の実施の形態におけ
る可動格子板及び固定格子板の側面図、図24は本発明
の第1の実施の形態における固定格子板の拡大図であ
る。
【0044】図において、200は可動格子部、300
は固定格子部、201は可動格子板、301は固定格子
板であり、可動格子板201及び固定格子板301の各
段の上面201A、301Aは水平にされる。
【0045】そして、固定格子板301における隣接す
る山部分の点をA、Bとし、谷部分の点をCとしたと
き、楕円運動の軌跡は、点A、B間の中心点Pを中心に
して点A〜Cのわずかに外側を通るように設定される。
なお、201B、301Bは可動格子板201及び固定
格子板301の各段の側面である。
【0046】仮に、前記可動格子板201を円運動させ
ると、円運動の軌跡は点Cより内側を通るので、可動格
子板201を下降させるときに、前記上面301A上の
点Cの近傍の領域AR内の図示されない固形挟雑物が側
面301Bによって下方に引き込まれてしまう。ところ
が、本実施の形態においては、可動格子板201が楕円
運動させられるので、領域AR内の固形挟雑物が側面3
01Bによって下方に引き込まれることがない。したが
って、固形挟雑物を確実に上方に移動させることができ
る。
【0047】このように、本実施の形態においては、可
動格子部200が楕円運動させられるので、固定格子板
301において点A、Bを結ぶ線と点Cとの間の距離、
すなわち、各段の深さを大きくすることができる。した
がって、多くの固形挟雑物を移送することができる。ま
た、階段式濾過機の設置角度を45度以上、90度近く
にしても、上面201A、301Aを水平にすることが
できるので、水路が深くなっても可動格子板201及び
固定格子板301を長くする必要がない。したがって、
階段式濾過機の寸法を大きくする必要がなく、階段式濾
過機を構造的に安定させることができる。
【0048】また、可動格子部200の上部の運動を複
写して下部に伝達するために、可動格子部200の上部
の形状と下部の形状とを異ならせる必要がないので、階
段式濾過機のコストを低くすることができる。
【0049】そして、リンクバー501(図22)を介
して楕円運動動力を伝達するようにしているので、リン
クバー501が長くなっても、従動リンク装置500に
楕円運動動力を円滑に伝達することができる。したがっ
て、階段式濾過機の設計が制約されることがない。
【0050】また、階段式濾過機が大型化しても、階段
式濾過機の長さに対応させて必要な数のリンクL1、L
2、…、Lnを配設することによって、上部楕円運動駆
動部400の楕円運動動力を可動格子部200に円滑に
伝達することができる。
【0051】さらに、階段式濾過機の設置角度を大きく
することができるので、廃水の流れに対する抵抗力を大
きくすることができる。したがって、大型の階段式濾過
機を配設することも可能になる。
【0052】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
【0053】図25は本発明の第2の実施の形態におけ
る可動格子板及び固定格子板の側面図、図26は本発明
の第2の実施の形態における固定格子板の第1の拡大
図、図27は本発明の第2の実施の形態における固定格
子板の第2の拡大図である。
【0054】この場合、可動格子板201及び固定格子
板301の長手方向に対して上面201A、301Aが
直角にされる。また、可動格子板201及び固定格子板
301の各段の側面201B、301Bが楕円の軌跡に
沿って湾曲させられる。図26において、A′は可動格
子板201における固定格子板301上の点Aに対応す
る点である。
【0055】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0056】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、階段式濾過機においては、固定格子部と、可動格
子部と、駆動源と、該駆動源によって発生させられた回
転が伝達され、前記可動格子部の上部を楕円運動させる
上部楕円運動駆動部とを有する。
【0057】そして、該上部楕円運動駆動部は、前記駆
動源によって発生させられた回転が伝達される駆動軸、
該駆動軸に固定された回転板、一方の端部が前記回転板
の所定の位置に固定され、前記可動格子部の最外可動格
子板の貫通口を貫通して延在させられた第1偏心軸、前
記貫通口に沿って第1の方向に延在させて配設された第
1偏心軸スライディング用レール、前記第1偏心軸を回
転自在に、かつ、前記第1偏心軸スライディング用レー
ルに沿って往復動自在に支持する第1の支持手段、前記
第1偏心軸の他方に端部に固定された偏心回転板、該偏
心回転板の所定の位置に固定された第2偏心軸、前記最
外可動格子板の所定の位置に、第2の方向に延在させて
配設された第2偏心軸スライディング用レール、及び前
記第2偏心軸を回転自在に、かつ、前記第2偏心軸スラ
イディング用レールに沿って往復動自在に支持する第2
の支持手段を備える。
【0058】この場合、可動格子部が楕円運動させられ
るので各段の深さを大きくすることができる。したがっ
て、多くの固形挟雑物を移送することができる。また、
階段式濾過機の設置角度を45度以上、90度近くにし
ても、各段の上面を水平にすることができるので、水路
が深くなっても可動格子部の可動格子板及び固定格子部
の固定格子板を長くする必要がない。したがって、階段
式濾過機の寸法を大きくする必要がなく、階段式濾過機
を構造的に安定させることができる。
【0059】また、可動格子部の上部の運動を複写して
下部に伝達するために、可動格子部の上部の形状と下部
の形状とを異ならせる必要がないので、階段式濾過機の
コストを低くすることができる。
【0060】そして、階段式濾過機の設置角度を大きく
することができるので、廃水の流れに対する抵抗力を大
きくすることができる。
【0061】本発明の他の階段式濾過機においては、固
定格子部と、可動格子部と、駆動源と、該駆動源によっ
て発生させられた回転が伝達され、前記可動格子部の上
部を楕円運動させる上部楕円運動駆動部と、前記可動格
子部の最外可動格子板の側面に配設され、前記可動格子
部の上部の楕円運動を複写して可動格子部の下部に伝達
する従動リンク装置とを有する。
【0062】そして、該従動リンク装置は、最外可動格
子板に沿って延在させられたリンクバー、及び該リンク
バーと回動自在に連結された二つのリンクアームから成
る複数のリンクを備える。
【0063】また、前記二つのリンクアームのうちの一
方は、側面傾斜固定フレームによって揺動自在に支持さ
れ、二つのリンクアームのうちの他方は、前記最外可動
格子板によって揺動自在に支持される。
【0064】この場合、リンクバーを介して楕円運動動
力を伝達するようにしているので、リンクバーが長くな
っても、従動リンク装置に楕円運動動力を円滑に伝達す
ることができる。したがって、階段式濾過機の設計が制
約されることがない。
【0065】また、階段式濾過機が大型化しても、階段
式濾過機の長さに対応させて必要な数のリンクを配設す
ることによって、上部楕円運動駆動部の楕円運動動力を
可動格子部に円滑に伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における段階式濾過
機の要部拡大図である。
【図2】従来の階段式濾過機の配設状態を示す斜視図で
ある。
【図3】従来の階段式濾過機の正面図である。
【図4】従来の階段式濾過機の側断面図である。
【図5】従来の階段式濾過機における上部円運動駆動部
の断面図である。
【図6】従来の階段式濾過機における上部円運動駆動部
の正面図である。
【図7】従来の階段式濾過機における可動格子板の側面
図である。
【図8】従来の階段式濾過機における可動格子板の要部
拡大図である。
【図9】従来の階段式濾過機における固形挟雑物の移送
状態を示す第1の要部側面図である。
【図10】従来の階段式濾過機における固形挟雑物の移
送状態を示す第1の要部斜視図である。
【図11】従来の階段式濾過機における固形挟雑物の移
送状態を示す第2の要部側面図である。
【図12】従来の階段式濾過機における固形挟雑物の移
送状態を示す第2の要部斜視図である。
【図13】従来の階段式濾過機における固形挟雑物の移
送状態を示す第3の要部側面図である。
【図14】従来の階段式濾過機における固形挟雑物の移
送状態を示す第3の要部斜視図である。
【図15】本発明の第1の実施の形態における段階式濾
過機の正面図である。
【図16】本発明の第1の実施の形態における階段式濾
過機の縦断面図である。
【図17】本発明の第1の実施の形態における段階式濾
過機の上部の拡大側面図である。
【図18】図17のA−A断面図である。
【図19】本発明の第1の実施の形態における段階式濾
過機の要部断面図である。
【図20】本発明の第1の実施の形態における上部楕円
運動駆動部の概念図である。
【図21】本発明の第1の実施の形態における上部楕円
運動駆動部の円運動と可動格子部の楕円運動との関係を
示す図である。
【図22】本発明の第1の実施の形態における従動リン
ク装置の運動と可動格子部の楕円運動との関係を示す図
である。
【図23】本発明の第1の実施の形態における可動格子
板及び固定格子板の側面図である。
【図24】本発明の第1の実施の形態における固定格子
板の拡大図である。
【図25】本発明の第2の実施の形態における可動格子
板及び固定格子板の側面図である。
【図26】本発明の第2の実施の形態における固定格子
板の第1の拡大図である。
【図27】本発明の第2の実施の形態における固定格子
板の第2の拡大図である。
【符号の説明】
200 可動格子部 201 可動格子板 201′ 最外可動格子板 201h 貫通口 300 固定格子部 400 上部楕円運動駆動部 401 回転板 402 第1偏心軸 402B、405B ボールベアリング 403 第1偏心軸スライディング用レール 403g 溝体 404 偏心回転板 405 第2偏心軸 405a ブロック 406 第2偏心軸スライディング用レール 500 従動リンク装置 501 リンクバー 502、503 リンクアーム L1、L2、…、Ln リンク M1 駆動モータ WS 駆動軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)固定格子部と、(b)可動格子部
    と、(c)駆動源と、(d)該駆動源によって発生させ
    られた回転が伝達され、前記可動格子部の上部を楕円運
    動させる上部楕円運動駆動部とを有するとともに、
    (e)該上部楕円運動駆動部は、前記駆動源によって発
    生させられた回転が伝達される駆動軸、該駆動軸に固定
    された回転板、一方の端部が前記回転板の所定の位置に
    固定され、前記可動格子部の最外可動格子板の貫通口を
    貫通して延在させられた第1偏心軸、前記貫通口に沿っ
    て第1の方向に延在させて配設された第1偏心軸スライ
    ディング用レール、前記第1偏心軸を回転自在に、か
    つ、前記第1偏心軸スライディング用レールに沿って往
    復動自在に支持する第1の支持手段、前記第1偏心軸の
    他方の端部に固定された偏心回転板、該偏心回転板の所
    定の位置に固定された第2偏心軸、前記最外可動格子板
    の所定の位置に、第2の方向に延在させて配設された第
    2偏心軸スライディング用レール、及び前記第2偏心軸
    を回転自在に、かつ、前記第2偏心軸スライディング用
    レールに沿って往復動自在に支持する第2の支持手段を
    備えることを特徴とする階段式濾過機。
  2. 【請求項2】 (a)固定格子部と、(b)可動格子部
    と、(c)駆動源と、(d)該駆動源によって発生させ
    られた回転が伝達され、前記可動格子部の上部を楕円運
    動させる上部楕円運動駆動部と、(e)前記可動格子部
    の最外可動格子板の側面に配設され、前記可動格子部の
    上部の楕円運動を複写して可動格子部の下部に伝達する
    従動リンク装置とを有するとともに、(f)該従動リン
    ク装置は、最外可動格子板に沿って延在させられたリン
    クバー、及び該リンクバーと回動自在に連結された二つ
    のリンクアームから成る複数のリンクを備え、(g)前
    記二つのリンクアームのうちの一方は、側面傾斜固定フ
    レームによって揺動自在に支持され、二つのリンクアー
    ムのうちの他方は、前記最外可動格子板によって揺動自
    在に支持されることを特徴とする階段式濾過機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014114574A (ja) * 2012-12-07 2014-06-26 Aquaintech Corp 夾雑物除去スクリーン装置の運転方法、およびスクリーンシステム
JP2016053300A (ja) * 2015-12-07 2016-04-14 アクアインテック株式会社 夾雑物除去スクリーン装置の運転方法、およびスクリーンシステム
JP2018062844A (ja) * 2017-11-27 2018-04-19 アクアインテック株式会社 スクリーンシステム
JP2018076771A (ja) * 2017-12-25 2018-05-17 アクアインテック株式会社 夾雑物除去スクリーン装置の運転方法、およびスクリーンシステム

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