JP2000351826A - 軟化特性が改良されている、熱可塑的に加工可能なポリウレタンの連続製造法 - Google Patents

軟化特性が改良されている、熱可塑的に加工可能なポリウレタンの連続製造法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軟化特性が改良された均質なTPUを技術的
に簡単なやり方で製造できる低コストの方法を提供する
こと。 【解決手段】 軟化特性が改良されている、熱可塑的に
加工可能なポリウレタンエラストマーの連続製造法が開
示される。その方法は、攪拌機の周速度(m/秒)と処
理量(g/秒)の間の比が0.03m/gを超える管式
反応器中で実施される。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、(軟化特性が改良されている)熱可塑的に加
工可能なポリウレタンの管状混合装置中での連続製造法
に関する。
【0001】熱可塑性ポリウレタンエラストマーはかな
り以前から公知である。熱可塑性ポリウレタンエラスト
マーは、高品質の機械的性質と低コストの熱可塑的加工
性という公知の利点との組み合わせという観点において
工業的に重要である。異なった化学的構成成分の使用に
よって、多種多様な機械的性質を達成することができ
る。種々なTPU、それらの性質及び用途についての総
説は、例えば、Kunststoffe 68(197
8)、819〜825頁、又はkautschuk,G
ummi,Kunststoffe 35(198
2)、568〜584頁に記載されている。
【0002】TPUは、直鎖ポリオール、普通はポリエ
ステルポリオール又はポリエーテルポリオール、有機ジ
イソシアナート及び短鎖のジオール(鎖長延長剤)から
製造される。更に触媒を添加して生成反応を促進するこ
とができる。諸性質を調整するために、各構成成分は、
比較的広いモル比で変化させることができる。ポリオー
ルの鎖長延長剤に対するモル比は1:1〜1:12が適
切であることが分かった。その結果、ショアーA70か
らショアーD75迄の範囲の生成物が得られている。
【0003】熱可塑的に加工可能なポリウレタンは、段
階的に製造することもでき(プレポリマー計量送入
法)、また、全ての成分を一段階で同時反応させること
もできる(ワンショット計量送入法)。
【0004】TPUは、連続的にでも非連続的にでも製
造することができる。最もよく知られている工業的な製
造法は、ベルト法(GB−A1057018)及び押出
し機法(DE−A1964834、DE−A23025
64、及びDE−A2059570)である。押出し機
法 においては、出発物質は、重付加が行われるスクリ
ュー式反応器に計量して送入され、そして均一な粒状に
なる。押出し機法は、比較的簡単な方法であるけれど
も、混合と反応が同時に進行するために、このようにし
て製造された生成物の均質性が、多くの用途にとっては
不充分であるという不利な点を有している。更に、TP
U及びTPUから製造された成形品の軟化特性が限定さ
れたものとなる。例えば焼結(sintered)製品用に使用さ
れるような、低温で溶融するTPUは、この方法では、
製造できるとしても、限られた程度でのみ製造可能であ
る。
【0005】更に、最初に出発物質を混合ゾーンで重付
加反応が起こらない温度で混合し、次いで所望の反応温
度を有する反応ゾーンで共に反応する製造方法が、先行
技術から公知である。混合ゾーン及び反応ゾーンは、静
的混合機として設置されるのが好ましい。
【0006】DE−A2823762においては、「ワ
ンショット法」によって均質な生成物が得られている。
BP−A747409においては、プレポリマー法によ
って計量送入が行われそして力学的性質が改良された均
質なTPUが得られている。
【0007】従って、本発明の目的は、軟化特性が改良
されている均質なTPUを、低コストの、技術的に簡単
なやり方で製造することが可能な簡単な方法を提供する
ことである。
【0008】驚いたことには、1基の攪拌された管式反
応器(管状混合装置)中で特殊な加工条件下で連続的に
TPUを製造し、全体のTPU反応を実質的に「ワンシ
ョット計量送入法」で行うことによって、この目的を達
成することが可能になった。溶融特性が相当に改良され
た均質なTPU製品がこの方法によって得られる。
【0009】本発明は、軟化特性が改良されている、熱
可塑的に加工可能で均質のポリウレタンの連続製造のた
めのワンショット計量送入法であり、1種以上のポリイ
ソシアナート(A)、及び B1)(A)中のイソシアナート基を基準として1〜8
5当量%の、1種以上の、1分子当たり平均1.8〜
2.2個のゼレウィチノフ(Zerewitino
【0010】
【外1】
【0011】である化合物と、 B2)(A)中のイソシアナート基を基準として15〜
99当量%の、1種以上の、1分子当たり平均1.8〜
2.2個のツェレビチノフ(Zerewitinof
f)活性水素原子を有しそして分子量が60〜400g
/モルである鎖延長剤、とのツェレビチノフ(Zere
witinoff)活性水素原子を有する混合物
(B)、及びTPU全量基準で0〜20重量%の追加の
助剤及び添加剤(C)を、成分A)及びB)をNCO:
OH比が0.9:1〜1.1:1になるように使用し
て、搬送力を生じないように攪拌されている管式反応器
中で、実質的に完結するように反応させる方法であっ
て、管式反応器中の攪拌機の周速度(m/秒)と処理量
(g/秒)の間の比が0.03(m/g)を超えること
を特徴とする方法を提供する。
【0012】適切な有機ポリイソシアナート(A)例と
しては、例えばJustus Liebigs Ann
alen der Chemie,562,75〜13
6頁に記載されているように脂肪族、脂環式、芳香族置
換脂肪族、複素環式及び芳香族ジイソシアナートが挙げ
られる。
【0013】具体的には、例として、ヘキサメチレンジ
イソシアナートのような脂肪族ジイソシアナート、イソ
ホロンジイソシアナート、1,4−シクロヘキサンジイ
ソシアナート、1−メチル−2,4−及び2,6−シク
ロヘキサンジイソシアナート及び対応する異性体混合
物、4,4’−、2,4’−及び2,2’−ジシクロヘ
キシルメタンジイソシアナート及び対応する異性体混合
物のような脂環式ジイソシアナート、及び2,4−トル
イレン−ジイソシアナート、2,4−及び2,6−トル
イレン−ジイソシアナートの混合物、4,4’−ジフェ
ニルメタンジイソシアナート、2,4’−ジフェニルメ
タンジイソシアナート及び2,2’−ジフェニルメタン
ジイソシアナート、2,4’−ジフェニルメタンジイソ
シアナートと4,4’−ジフェニルメタンジイソシアナ
ートとの混合物、ウレタン変成液状4,4’−ジフェニ
ルメタンジイソシアナート及び/又は2,4’−ジフェ
ニルメタンジイソシアナート、4,4’−ジイソシアナ
トジフェニル−1,2−エタン及び1,5−ナフチレン
ジイソシアナートのような芳香族ジイソシアナートが挙
げられる。1,6−ヘキサメチレン−ジイソシアナ−
ト、イソホロン−ジイソシアナ−ト、ジシクロヘキシル
メタン−ジイソシアナ−ト、4,4’−ジフェニルメタ
ンジイソシアナート含量が96重量%を超えるジフェニ
ルメタンジイソシアナート異性体混合物そして特に4,
4’−ジフェニルメタンジイソシアナート及び1,5−
ナフチレンジイソシアナートが好ましく使用される。上
記のジイソシアナートは、個々にでも互いの混合物の形
ででも使用することができる。それらもまた15%迄
(全ジイソシアナートに対して計算して)、しかし多く
ても熱可塑的に加工できる生成物が得られるような量で
一緒に使用することができる。例は、トリフェニルメタ
ン−4,4’,4”−トリイソシアナート及びポリフェ
ニルポリメチレンポリイソシアナートである。
【0014】1分子当たり平均1.8〜3.0個、好ま
しくは2.2個までのツェレビチノフ(Zerewit
inoff)活性水素原子を有しそして平均分子量が4
50〜5,000である、線状の、ヒドロキシル末端基
を有するポリオールが、成分B1)として好ましく使用
される。製造条件が原因で、該ポリオールは、少量の線
状でない化合物を含有することが多いので、屡々「実質
的に線状のポリオール」と呼ばれる。ポリエステルジオ
ール、ポリエーテルジオール、ポリカーボネートジオー
ル又はそれらの混合物が好ましい。
【0015】適切なポリエーテルジオールは、1種以上
の、アルキレン基中に2〜4個の炭素原子を有する酸化
アルキレンを、2個の結合した活性水素原子を含有する
開始剤分子と反応させることによって製造することがで
きる。適切な酸化アルキレンの例としては、酸化エチレ
ン、酸化1,2−プロピレン、エピクロロヒドリン、酸
化1,2−ブチレン及び酸化2,3−ブチレンが挙げら
れる。酸化エチレン、酸化プロピレン、及び酸化1,2
−プロピレンと酸化エチレンの混合物が好ましく使用さ
れる。酸化アルキレンは、単独でも、交互に反応させて
でも、又は混合物としてでも使用することができる。可
能な開始剤分子は、例えば、水、例えばN−メチルジエ
タノールアミンのようなN−アルキルジエタノールアミ
ンなどのアミノアルコール、及びエチレングリコール、
1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル及び1,6−ヘキサンジオールのようなジオールであ
る。所望ならば、開始剤分子の混合物を使用してもよ
い。ヒドロキシル基を含有するテトラヒドロフランの重
合生成物もまた、適切なポリエーテルオールである。3
官能のポリエーテルも、2官能のポリエーテル基準で0
〜30重量%の割合で、しかし多くとも熱可塑的に加工
できる生成物が得られるような量で使用することができ
る。実質的に線状のポリエーテルジオールは、平均分子
量が450〜5,000であるのが好ましい。それら
は、単独でも互いの混合物の形ででも使用することがで
きる。
【0016】適切なポリエステルジオールは、例えば、
2〜12個の炭素原子好ましくは4〜6個の炭素原子を
有するジカルボン酸と多価アルコールから製造すること
ができる。可能なジカルボン酸の例としては、コハク
酸、グルタル酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン
酸、セバシン酸のような脂肪族ジカルボン酸及びフタル
酸、イソフタル酸及びテレフタル酸のような芳香族ジカ
ルボン酸が挙げられる。ジカルボン酸は、単独でも、混
合物として、例えばコハク酸、グルタル酸及びアジピン
酸の混合物の形ででも使用することができる。ポリエス
テルジオールを製造するためには、場合によっては、ジ
カルボン酸の代わりに、アルコール基中に1〜4個の炭
素原子を有するカルボン酸ジエステル、カルボン酸無水
物又はカルボン酸塩化物のような対応するジカルボン酸
誘導体を使用することが有利であり得る。多価アルコー
ルの例は、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、1,10−デカンジオ
ール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、
1,3−プロパンジオール及びジプロピレングリコール
のような2〜10個、好ましくは2〜6個の炭素原子を
有するグリコールである。多価アルコールは、要求され
る性質に応じて単独で使用してもよく場合によっては互
いの混合物として使用してもよい。上記のジオール特に
1,4−ブタンジオール又は1,6−ヘキサンジオール
のような4〜6個の炭素原子を有するジオールとの炭酸
のエステル、ω−ヒドロキシカルボン酸、例えば、ω−
ヒドロキシカプロン酸の縮合生成物及びラクトン、例え
ば置換されていてもよいカプロラクトンの好ましくは重
合生成物もまた適切な化合物である。好ましく使用され
るポリエステルジオールは、ポリアジピン酸エタンジオ
ール、ポリアジピン酸1,4−ブタンジオール、ポリア
ジピン酸エタンジオール−1,4−ブタンジオール、ポ
リアジピン酸1,6−ヘキサンジオール−ネオペンチル
グリコール、ポリアジピン酸1,6−ヘキサンジオール
−1,4−ブタンジオール及びポリカプロラクトンであ
る。ポリエステルジオールは、平均分子量が450〜
5,000であり、単独でも互いの混合物の形ででも使
用することができる。
【0017】1分子当たり平均1.8〜3.0個の、好
ましくは〜2.2個のゼレウィチノフ活性水素原子を有
しそして平均分子量が60〜400であるジオール又は
ジアミン、好ましくは、エタンジオール、1,6−ヘキ
サンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレング
リコールそして特に1,4−ブタンジオールのような2
〜14個の炭素原子を有する脂肪族ジオールが成分B
2)として好ましく使用される。しかし、例えばテレフ
タル酸−ビス−エチレングリコール又はテレフタル酸−
ビス−1,4−ブタンジオールのようなテレフタル酸の
2〜4個の炭素原子を有するグリコールとのジエステ
ル、例えば1,4−ジ(β−ヒドロキシエチル)ハイド
ロキノンのようなハイドロキノンのヒドロキシアルキレ
ンエーテル、例えば1,4−ジ(β−ヒドロキシエチ
ル)−ビスフェノールAのようなエトキシ化ビスフェノ
ール、例えばイソホロンジアミン、エチレンジアミン、
1,2−プロピレンジアミン、1,3−プロピレンジア
ミン、N−メチルプロピレン−1,3−ジアミン、N,
N’−ジメチルエチレンジアミンのような脂肪族(脂環
式)ジアミン並びに例えば2,4−トルイレンジアミン
及び2,6−トルイレンジアミン、3,5−ジエチル−
2,4−トルイレンンジアミン及び/又は3,5−ジエ
チル−2,6−トルイレンジアミン、及び第一級モノ
−、ジ−、トリ−及び/又はテトラアルキル置換4,
4’−ジアミノジフェニルメタンのような芳香族ジアミ
ンもまた適切である。上記の鎖長延長剤の混合物もまた
使用できる。比較的少量のトリオールを追加して添加す
ることもできる。
【0018】更にその上に、通常の単官能性化合物を、
例えば連鎖停止剤又は離型助剤として少量使用すること
もできる。その例としては、オクタノール及びステアリ
ルアルコールのようなアルコール又はブチルアミン及び
ステアリルアミンのようなアミンが挙げられる。
【0019】TPUを製造するために、各構成成分、助
剤及び/又は添加剤を、場合によっては触媒の存在下
で、NCO基A)の、NCO基と反応性のある基特に低
分子量ジオール/トリオールB2)及びポリオールB
1)の合計に対する当量比が、0.9:1.0〜1.
1:1.0、好ましくは0.95:1.0〜1.10:
1.0になるような量で反応させることが好ましい。
【0020】本発明で用いられる適切な触媒は、例えば
トリエチルアミン、ジメチルシクロヘキシルアミン、N
−メチルモルフォリン、N,N’−ジメチルピペラジ
ン、2−(ジメチルアミン−エトキシ)エタノール、ジ
アザビシクロ−(2,2,2)−オクタン等のような先
行技術から公知の通常の第三級アミン、及び特に、チタ
ン酸エステル、鉄化合物、酢酸スズ(II)、オクテン
酸スズ(II)、ラウリン酸スズ(II)、又は酢酸ジ
ブチルスズ(IV)、ラウリン酸ジブチルスズ(IV)
等の脂肪族カルボン酸のスズ−ジアルキル塩のようなス
ズ化合物などの有機金属化合物である。好ましい触媒
は、有機金属化合物、特にチタン酸エステル及び鉄化合
物及び/又はスズ化合物である。
【0021】TPU成分及び触媒に加えて、助剤及び/
又は添加剤(C)を、TPUの全量基準で20重量%迄
の量で添加することができる。それらは、TPU成分の
一つに好ましくは成分B1)に予め溶解しておいてもよ
く、場合によっては、反応が起こった後に、攪拌反応器
の下流の混合装置例えば押出し機に計量しながら送入し
てもよい。例としては、脂肪酸エステル、その金属石
鹸、脂肪酸アミド、脂肪酸エステルアミド及びシリコー
ン化合物のような滑剤、粘着防止剤、抑制剤、加水分
解、光、熱及び着色に対する安定剤、防炎加工剤、染
料、顔料、無機及び/又は有機の充填剤及び強化材が挙
げられる。強化材は、特に、例えば先行技術によって製
造されそしてサイズ剤を含ませることもできる無機繊維
のような繊維状の強化物質である。上記の助剤及び添加
剤についての更に詳細な内容は、技術文献、例えばJ.H.
Saunders and K.C. Frischの論文 “High Polymers",
Volume XVI, Polyurethane, Part 1 and 2, Verlag Int
erscience Publishers 1962及び1964、 によるR. Gaecht
er及びH. Mueller the Taschenbuch fuer Kunststoff-A
dditive(Hanser Verlag Munich 1990)、 又はDE-A-29 01
774に記載されている。
【0022】TPUに含有させることができるその他の
添加剤は、熱可塑性プラスチック、例えばポリカーボネ
ート及びアクリロニトリル/ブタジエン/スチレンター
ポリマー、特にABSである。ゴム、エチレン/酢酸ビ
ニル共重合体、スチレン/ブタジエン共重合体及び他の
TPUのようなその他のエラストマーもまた使用するこ
とができる。更に、リン酸エステル、フタル酸エステ
ル、アジピン酸エステル、セバシン酸エステル及びスル
ホン酸アルキルエステルのような市販の可塑剤もまた混
入するのに適切である。
【0023】本発明の製造方法は、以下のようにして実
施するのが好ましい。
【0024】成分A)及びB)を、別々に、好ましくは
熱交換器中で、50℃と220℃の間の温度に加熱し、
そして同時にかつ連続的に、液状で、強制的に制御され
た搬送力を生じないように攪拌されておりそして長さ/
直径比が、1:1〜50:1、好ましくは2:1〜2
0:1である管(管状混合装置)に計量しながら送入す
る。
【0025】攪拌機は、各成分を好ましくは200〜
5,000rpmの速度で混合する。本発明では、攪拌
機の速度を、m/秒で表した攪拌機の直径の周速とg/
秒で表した処理量[成分A)+成分B)及び場合によっ
ては任意成分C)の注入量の合計]の間の比が0.03
m/gを超えるように調節する。この値が0.06m/
gを超えるのが好ましい。
【0026】攪拌機は、搬送力を生じない、一軸回転の
機械的攪拌機であることが好ましい。混合用素子とし
て、例えば、ビーム(beam)、棒、いかり、格子、羽根又
はプロペラを使用することが可能である。
【0027】本発明によれば、TPU生成反応は、攪拌
管式反応器(管状混合装置)中で、実質的に完全な転化
率、即ち、出発成分A)基準で90%を超える転化率に
達する。このために必要な滞留時間は、処理量、用いる
原材料、反応温度及び触媒に依存して2秒〜5分であ
る。経済的な理由のために、上記の条件を、管状混合装
置中の滞留時間が5〜60秒になるように調節するのが
好ましい。
【0028】この場所の反応温度は、出発成分の出発温
度に依存して140〜300℃、好ましくは220℃よ
り高い値に達する。
【0029】反応混合物は、管状混合装置から連続的に
取り出す。それを直接輸送装置上に置くことができる。
60〜180℃の温度での熱処理及びそれに続く冷却の
後にTPU組成物を造粒することができる。連続製造法
においては、輸送装置は連続的に運搬するコンベアベル
トである。
【0030】本発明の特定の態様においては、管状混合
装置の反応混合物を、連続運転している混練機及び/又
は押出し機(例えば二軸混練機ZSK)に直接計量しな
がら送入し、そこで追加の助剤物質を120〜250℃
の温度でTPU中に混入することができる。押出し機の
末端で組成物を同様にして造粒する。
【0031】本発明の方法によって製造されるTPU
は、射出成型品、押出し製品、特にメルトフィルムに、
コーティング配合物又は焼結型に、そして例えば積層
型、圧延物及び粉体−軟泥型のような低温で溶融する同
時押出し型に加工することができる。それは、均質性が
良好であって、とりわけ低い軟化温度を特徴としてお
り、それから製造される成形品も同様である。
【0032】
【実施例】本発明を、以下の実施例により詳細に説明す
る。
【0033】例1〜5 例1から5のTPU処方 ポリアジピン酸1,4−ブタンジオール 54重量部 (分子量約820) 1,4−ブタンジオール 7.4重量部 4,4’−ジフェニルメタンジイソシアナート 37重量部 エチレン−ビス−ステアリルアミド 0.2重量部 オクタン酸スズ(II) 200ppm 例1 (本発明の方法ではないZSK法(比較例))オクタン
酸スズ(II)200ppm(ポリエステル基準で)を
触媒として溶解しているポリエステルを、ブタンジオー
ルと共に145℃に加熱し、そしてZSK83(Wer
ner/Pfleiderer)の第一室(housing)に
連続的に計量しながら送入した。4,4’−ジフェニル
メタンジイソシアナート(130℃)及びエチレン−ビ
ス−ステアリルアミドを同一室に連続的に計量しながら
送入した。ZSKの最初の9室は加熱しなかった(準断
熱的)。発生した反応熱のために、温度は最高240℃
になった。最後の4室を冷却した。スクリュウ速度は2
70ppmであり、処理量は10,000g/分であっ
た。
【0034】スクリュウの末端で、溶融物をストランド
として抜き出し、水浴中で冷却しそして造粒した。個々
の生成物の試験結果を表に示す。
【0035】例2(管状混合装置付きZSK法) 上記のポリエステル/ブタンジオール混合物をオクタン
酸スズ(II)と共に管状混合装置の下部末端に連続的
に計量しながら送入した。同時に、 4,4’−ジフェ
ニルメタンジイソシアナート(130℃)を管状混合装
置の下部末端における隣接した供給点に連続的にポンプ
で送入した。処理量は9,000g/分であった。管状
混合装置は、直径が7cmで、長さ/直径比が7:1で
あり、これを240℃に加熱した。管状混合装置の棒の
付いた攪拌機を1,800rpmで回転させた。生成し
たTPUを管状混合装置の上部末端から取り出してZS
K83の第一の供給点(第一室)に直接計量しながら送
入した。エチレン−ビス−ステアリルアミドを同じ室に
計量しながら送入した。ZSKパラメターは例1と同様
に調節した。室の温度を準断熱的に調節して、ZSKで
は反応熱は発生しなかったことが分かった。
【0036】スクリュウの末端で、熱溶融液をストラン
ドとして抜き出し、水浴中で冷却しそして造粒した。
【0037】例3〜5(押出し機のない管状混合装置
法) この方法は、実施例2と同様に実施した。直径が4.2
cmで、長さ/直径比が2.7であり、加熱されていな
い管状混合装置を使用した。処理量は520g/分であ
り、攪拌機の速度は、500、1,000又は3,00
0rpmであった。
【0038】エステル/ブタンジオール混合物を170
℃に加熱し、そして 4,4’−ジフェニルメタンジイ
ソシアナートを80℃に加熱した。
【0039】管状混合装置末端での転化率は、4,4’
−ジフェニルメタンジイソシアナート基準で99当量%
であった。
【0040】TPUをコーティングされた金属製の輸送
装置上へ連続的に計量しながら供給し、110℃で30
分間、後加熱し、そして造粒した。
【0041】例1〜5のTPUからのインフレートフィ
ルムの製造 該TPUの粒状物をBrabendar製の一軸スクリ
ュウ押出し機30/25DPlasticorder
PL2000−6(処理量3kg/h;185〜205
℃)中で溶融し、そしてフィルム成形用ダイを通して押
出してキューブラフィルムを得た。
【0042】例1〜5のTPUからの射出成形品の製造 該TPUの粒状物をMannesmann製の射出成形
機D60(32スクリュウ)で溶融(溶融温度約225
℃)し、成形してシート(125mmx50mmx2m
m)を製造した。
【0043】温度を変化させた動的/機械的解析(DM
A) 生成物の各々について、生成物の射出成形シートから打
ち抜いた試験片(50mmx12mmx2mm)の動的
/機械的測定を、DIN53445と同様の方法で、温
度を変化させたねじり振子試験で行った。
【0044】測定は、Rheometrics製のRD
A700を用いて、1Hzで、−125℃〜200℃の
温度範囲で、加熱速度1℃/分で行った。
【0045】本発明における軟化特性の特徴を示すため
に記憶弾性率G’が1MPaの値に達する温度(軟化温
度)を下記の表に示す。
【0046】室温での機械的試験 伸び100%におけるモジュラスを、射出成形試験片を
用いてDIN53405に従って測定した。
【0047】
【表1】
【0048】均質なインフレートフィルムが全ての生成
物から得られた。
【0049】本発明の管状混合装置法によって製造され
た生成物は、通常のZSK法によって製造される生成物
に比較して、室温での力学的性質及び良好なフィルムの
均質性は同じでありながら著しく低い軟化温度を有す
る。
【0050】これらの溶融特性は、特にTPUメルトフ
ィルム及び焼結分野にとって有利である。
【0051】本発明の本質的な特徴及び好ましい態様を
以下に列挙する。
【0052】1. 軟化特性が改良されている、熱可塑
性の、均質なポリウレタンの連続製造法であり、少なく
とも1種のジイソシアナート(A)を、 B1)(A)中のイソシアナート基を基準として1〜8
5当量%の、少なくとも1種の、1分子当たり平均1.
8〜2.2個のツェレビチノフ活性水素原子を有しそし
て数平均分子量が450〜5,000g/モルである化
合物、及び B2)(A)中のイソシアナート基を基準として15〜
99当量%の、少なくとも1種の、1分子当たり平均
1.8〜2.2個のツェレビチノフ活性水素原子を有し
そして分子量が60〜400g/モルである鎖長延長剤
を含有する混合物(B)と、攪拌機を具備する管式反応
器中で実質的に完結するまで反応させることを含んで成
る方法であって、(A)及び(B)を、NCO:OH比
が0.9:1〜1.1:1になるように使用し、そして
該管式反応器がそれからの強制的に制御された搬送力を
持たないこと及び該攪拌機のメートル/秒で表した周速
度とg/秒で表した処理量の間の比が0.03メートル
/gを超えることを特徴とする方法。
【0053】2. B1)が、ポリエステルジオール、
ポリエーテルジオール及びポリカーボネートジオールか
ら成る群から選ばれる少なくとも1員であることを特徴
とする上記1項に記載の方法。
【0054】3. B2)が、エチレングリコール、ブ
タンジオール、ヘキサンジオール、1,4−ジ−(β−
ヒドロキシエチル)ハイドロキノン及び1,4−ジ−
(β−ヒドロキシエチル)−ビスフェノールAから成る
群から選ばれる少なくとも1員であることを特徴とする
上記1項に記載の方法。
【0055】4. ジイソシアナートA)が、1,6−
ヘキサメチレン−ジイソシアナ−ト、イソホロン−ジイ
ソシアナ−ト、ジシクロヘキシルメタン−ジイソシアナ
−ト、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアナート含
量が96重量%を超えるジフェニルメタンジイソシアナ
ート異性体混合物から成る群から選ばれる少なくとも1
員であることを特徴とする上記1項に記載の方法。
【0056】5. 管式反応器中で製造される反応混合
物を押出し機に計量しながら送入し、そして場合によっ
ては、助剤物質及び/又は追加成分をそこで混合するこ
とを特徴とする上記1項に記載の方法。
【0057】6. TPU形成成分A)、B1)及びB
2)が、攪拌された管式反応器中で、60秒間に出発成
分A)基準で90%を超える転化率に達することを特徴
とする上記1項に記載の方法。
【0058】7. 上記1項に記載の方法によって製造
された熱可塑性ポリウレタン。
【0059】8. 上記7項に記載の熱可塑性ポリウレ
タンを含んで成る射出成形品。
【0060】9. 上記7項に記載の熱可塑性ポリウレ
タンを含んで成る押出し品。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フリーデマン・ミユラー ドイツ41470ノイス・アムシユタインアツ カー5 (72)発明者 ユルゲン・ビンクラー ドイツ40764ランゲンフエルト・フオンヒ ユーネフエルトシユトラーセ31 (72)発明者 ヘルベルト・ハイデイングスフエルト ドイツ50226フレヘン・フオンハーゼビン ケルベーク8 (72)発明者 ボルフガング・レーリヒ ドイツ51467ベルギツシユグラートバツ ハ・イアレンフエルダーベーク19 (72)発明者 ハンス−ゲオルク・ホツペ ドイツ42799ライヒリンゲン・クルラント ベーク31

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟化特性が改良されている、熱可塑性
    の、均質なポリウレタンの連続製造法であり、少なくと
    も1種のジイソシアナート(A)を、 B1)(A)中のイソシアナート基を基準として1〜8
    5当量%の、少なくとも1種の、1分子当たり平均1.
    8〜2.2個のツェレブチノフ活性水素原子を有しそし
    て数平均分子量が450〜5,000g/モルである化
    合物、及び B2)(A)中のイソシアナート基を基準として15〜
    99当量%の、少なくとも1種の、1分子当たり平均
    1.8〜2.2個のゼレウィチノフ活性水素原子を有し
    そして分子量が60〜400g/モルである鎖長延長剤
    を含有する混合物(B)と、攪拌機を具備する管式反応
    器中で実質的に完結するまで反応させることを含んで成
    る方法であって、(A)及び(B)を、NCO:OH比
    が0.9:1〜1.1:1になるように使用し、そして
    該管式反応器がそれからの強制的に制御された搬送力を
    持たないこと及び該攪拌機のメートル/秒で表した周速
    度とg/秒で表した処理量の間の比が0.03メートル
    /gを超えることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法によって製造され
    た熱可塑性ポリウレタン。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の熱可塑性ポリウレタン
    を含んで成る射出成形品。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の熱可塑性ポリウレタン
    を含んで成る押出し品。
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