JP2000350467A - 系統連系インバータ装置 - Google Patents

系統連系インバータ装置

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JP2000350467A
JP2000350467A JP11154992A JP15499299A JP2000350467A JP 2000350467 A JP2000350467 A JP 2000350467A JP 11154992 A JP11154992 A JP 11154992A JP 15499299 A JP15499299 A JP 15499299A JP 2000350467 A JP2000350467 A JP 2000350467A
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inverter
switching element
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JP11154992A
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Takeshi Kitaizumi
武 北泉
Shinichiro Sumiyoshi
眞一郎 住吉
Takaaki Okude
隆昭 奥出
Masaharu Ohashi
正治 大橋
Kiyoshi Izaki
潔 井崎
Tadashi Sadahira
匡史 貞平
Taketoshi Sato
武年 佐藤
Hideki Omori
英樹 大森
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒステリシス制御による電流制御を行った場
合に、スイッチング素子の周波数が定まらず入力電圧に
よっては効率の低下及び、騒音が大きくなる。 【解決手段】 制御手段8は、昇圧コンバータ2の高周
波スイッチング区間では昇圧用スイッチング素子2cを
一定周波数で高周波スイッチングするとともにその導通
時間は前記直流リアクトル2bの電流検出値が制御手段
8より出力される制御目標値に一致するまでとし、イン
バータ4の高周波スイッチング区間においてはインバー
タ用スイッチング素子Q1及びQ2は一定周波数で高周
波スイッチングするとともに導通時間は出力リアクトル
電流5aの検出値が制御手段8より出力される目標値に
一致するまでとする様に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池、燃料電
池等の直流電力を電力系統に連系して、交流電力として
供給するインバータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の系統連系インバータ装置に
ついて図面を参照しながら説明する。図11は従来から
使用されている系統連系インバータ装置の一例の構成を
示すブロック図である。
【0003】図において、系統連系インバータ装置は、
入力電源1からの入力電圧が系統電圧VACの絶対値より
高い区間では出力電流が正弦波となるように昇圧し、そ
の他の区間では昇圧動作を停止する昇圧コンバータ2
と、昇圧された高周波波分を除去する数100μF以下
の容量をもつ中間段コンデンサ3と、入力電源1からの
入力電圧が系統電圧VACの絶対値より高い区間では系統
7の極性に従い交互に極性切り替えをし、その他の区間
では出力電流が正弦波となるように動作するインバータ
4と、インバータ4からの出力から高周波ノイズを除去
する出力リアクトル5aとフィルタコンデンサ5bで構
成されるフィルタ5と、出力リアクトル5aの電流を検
出する出力リアクトル電流モニタ12と、入力電源1の
電圧を検出する入力電圧検出手段14と、系統7の電圧
を検出する系統電圧検知手段11と、系統電圧検知手段
11と入力電圧検出手段14から昇圧コンバータ2とイ
ンバータ4の制御を行う制御手段8を備え、系統7に接
続されている。特に昇圧コンバータ2は、入力電圧を平
滑する平滑コンデンサ2aと、エネルギー蓄積用の直流
リアクトル2bと昇圧用スイッチング素子2cと、昇圧
用ダイオード2dと、直流リアクトル2bの電流を検出
する直流リアクトル電流モニタ13とで構成され、イン
バータ4はインバータ用スイッチング素子Q1〜Q4を
4石使用したフルブリッジ構成となっている。
【0004】また、制御回路8は直流リアクトル電流検
出モニタ13の出力値を一定幅に制御するための第一の
上限指令値及15び第一の下限指令値16と、各々の指
令値と直流リアクトル電流モニタ13の出力を比較する
第一の上限比較器17及び第一の下限比較器18と、比
較器の出力により昇圧用スイッチング素子2dのオン時
間を決定する第一のフリップフロップ19と、出力リア
クトル電流検出モニタ12の出力値を一定幅に制御する
ための第二の上限指令値及20び第二の下限指令値21
と、各々の指令値と出力リアクトル電流モニタ12の出
力を比較する第二の上限比較器22及び第二の下限比較
器23と、比較器の出力によりインバータのオン時間を
決定する第二のフリップフロップ24と、入力電圧検出
手段14と系統電圧検出手段11の値を比較する入出力
電圧比較器25と、入出力電圧比較器25の出力により
昇圧コンバータ2とインバータ4の制御を決定するスイ
ッチング切り替え手段26からなる。
【0005】上記構成における動作について図面をみな
がら説明する。図12は上記従来例における昇圧用コン
バータ2とインバータ4の動作を示す波形図である。図
において(a)は系統電圧VACを、(b)はインバータ
用スイッチング素子Q1のゲート信号、(c)はインバ
ータ用スイッチング素子Q2のゲート信号、(d)はイ
ンバータ用スイッチング素子Q3のゲート信号、(e)
はインバータ用スイッチング素子Q4のゲート信号、
(f)は昇圧用スイッチング素子QFのゲート信号、
(g)は太陽電池電圧すなわち入力電圧Vin及び系統電
圧VACの絶対値を示す。
【0006】制御回路8は、入力電圧Vinが系統電圧V
ACより低い時には昇圧用スイッチング素子QFを駆動す
ることにより、出力電流Ioが正弦波になるような中間
段電圧VMが発生するよう直流リアクトル2bの電流を
制御し、入力電圧Vinを昇圧する。この際、制御回路8
は系統7の電圧極性に従い、インバータ4のスイッチン
グ素子Q1とQ4またはQ2とQ3の一方の組を駆動す
るように制御することになる。すなわち、昇圧用コンバ
ータ2の出力がそのままインバータ4の出力となる。こ
こで、中間段コンデンサ3は昇圧コンバータが20kH
z程度の高周波で動作するため、この昇圧コンバータ2
の出力電流に含まれる高周波リップルを除去する働きを
することになる。
【0007】一方、入力電圧Vinが系統電圧VACより高
い時には制御回路8は昇圧用スイッチング素子QFを停
止し、入力電圧Vinがそのまま昇圧コンバータ2の出力
となるようにしている。この際、制御回路8は系統7の
電圧の極性を系統電圧検出手段11により検出された極
性信号に従いインバータ4のスイッチング素子Q3また
はQ4を導通状態に保ちながら、出力電流Ioが正弦波
になるよう出力リアクトル5aの電流を制御し、インバ
ータ4のスイッチング素子Q1とQ2の導通時間を決定
する。すなわち、制御回路8はインバータ4のスイッチ
ング素子Q3とQ4を商用周波数で低周波動作させ、ス
イッチング素子Q1とQ4を20kHz程度の高周波動
作させるよう制御している。
【0008】このようにして制御回路8により生成され
たインバータ4の出力電流は、出力リアクトル5aとフ
ィルタコンデンサ5bにより構成されるフィルタ5によ
り高周波リップルが除去された形で系統7に出力され
る。
【0009】この際、制御回路8は、それぞれの動作状
態で制御対象である直流リアクトル電流2bの検出値で
ある直流リアクトル電流モニタ12と、出力リアクトル
5aの検出値である出力リアクトル検出モニタ13は出
力電流が正弦波となるような指令値に対して一定の幅を
持った上限指令値と下限指令値を作り、各々の電流値が
この幅に入るよう各スイッチング素子を制御することに
なる。すなわち、制御回路8は指令値上限に制御電流値
が達するとスイッチング素子をオフし、指令値の下限に
制御電流が達するとスイッチング素子をオンすることに
なる。図13に直流リアクトル電流制御時の振る舞い
を、図14に出力リアクトル電流制御時の振る舞いを示
す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の系統
連系インバータ装置では、電流値を指令値の上限と下限
すなわちヒステリシス幅で挟み込むことより電流制御を
行っている。しかし、このような制御を行うと各スイッ
チング素子のスイッチング周波数は入力電源1の電圧と
系統電圧7の関係により、様々な値となり一定には決ま
らない。すなわち、系統電圧のピーク値付近では周波数
が最も高くなり、電圧値が下がるにしたがって周波数は
低くなっていくことになる。また、入力電源1の電圧が
低いほど周波数は高くなることになる。このように、ス
イッチング周波数が一定に定まらないと、スイッチング
素子が極端に高周波で動作した場合にはスイッチング素
子の損失が増加し系統連系インバータ装置の効率が低下
することになる。また、系統の一周期に対して周波数が
定まらないため直流リアクトル2b及び出力リアクトル
5a等からの騒音が生じやすくなることになる。
【0011】本発明は上記の課題を解決するもので、ス
イッチング素子が高周波動作を行う際に一定周波数で動
作するもので入出力電力の効率が良く、騒音の少ない系
統連系インバータ装置を提供することを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる本発明
は、直流リアクトルと昇圧用スイッチング素子と昇圧用
ダイオードを備えて直流の入力電源からの入力電圧を前
記昇圧用スイッチング素子の高周波スイッチングにより
昇圧して中間段電圧を出力する昇圧コンバータと、前記
中間段電圧における高周波成分を除去する容量100μ
F以下の中間段コンデンサと、フルブリッジに構成され
た4個のインバータ用スイッチング素子のスイッチング
により前記中間段電圧から電力系統に同期した正弦波の
交流電流を出力するインバータと、出力リアクトルとフ
ィルタコンデンサを備え前記交流電流における高周波成
分を除去し前記電力系統に出力電流を出力するフィルタ
と、前記直流リアクトルの電流を検知する直流リアクト
ル電流モニタと、前記出力リアクトル電流を検出する出
力リアクトル電流モニタと、前記昇圧用スイッチング素
子と前記インバータ用スイッチング素子を前記入力電圧
が前記系統電圧の絶対値より低い区間では昇圧コンバー
タを高周波でスイッチングし出力電流が正弦波となるよ
うに前記直流リアクトル電流を制御すると共に前記イン
バータは系統電圧の極性に対応して交互に極性を切り替
え、他の区間では前記昇圧コンバータの高周波スイッチ
ングを停止すると共に前記インバータは出力リアクトル
電流が正弦波となるように前記インバータ用スイッチン
グ素子を高周波でスイッチングする制御手段を備え、前
記制御手段は前記昇圧用コンバータを高周波でスイッチ
ングする区間では前記昇圧用スイッチング素子を決めら
れた一定の周波数でスイッチングするとともに前記昇圧
用スイッチング素子の導通時間は導通開始後前記直流リ
アクトル電流の検出値が前記制御手段から出力される制
御目標値に一致するまでとし、インバータを高周波でス
イッチングする区間ではインバータ用スイッチング素子
を決められた一定の周波数でスイッチングするとともに
前記インバータ用スイッチング素子の導通時間を導通開
始後出力リアクトル電流の検出値が前記制御回路が出力
する制御目標値に一致するまでとする系統連系インバー
タ装置とするものである。
【0013】これにより、スイッチング素子が高周波動
作を行う際に一定周波数で動作することができ入出力電
力の効率が良く、騒音の少ない系統連系インバータ装置
を実現できるものである。
【0014】請求項2に係わる本発明は、制御手段は直
流リアクトル電流及び出力リアクトル電流の制御目標値
に上限及び下限を設け、スイッチング素子の導通時間を
導通開始後検出電流が制御目標値の上限に一致するまで
とし、非導通時間が一定周波数で決まる非導通時間より
長い場合には検出電流が制御目標値の下限に一致するま
での時間を非導通時間とする系統連系インバータ装置と
するものである。
【0015】これにより、入力電圧が低い場合などに直
流リアクトルのリップル電流が大きくなる場合に、一定
値以上にリップルを増加させることを防ぐことが可能と
なり、入力電圧が低い場合においても出力電流にリップ
ル成分の少ない高品位の出力電流を供給する系統連系イ
ンバータを実現できるものである。
【0016】請求項3に係わる本発明は、直流リアクト
ルと昇圧用スイッチング素子と昇圧用ダイオードを備え
て直流の入力電源からの入力電圧を前記昇圧用スイッチ
ング素子の高周波スイッチングにより昇圧して中間段電
圧を出力する昇圧コンバータと、前記中間段電圧におけ
る高周波成分を除去する容量100μF以下の中間段コ
ンデンサと、フルブリッジに構成された4個のインバー
タ用スイッチング素子のスイッチングにより前記中間段
電圧から電力系統に同期した正弦波の交流電流を出力す
るインバータと、出力リアクトルとフィルタコンデンサ
を備え前記交流電流における高周波成分を除去し前記電
力系統に出力電流を出力するフィルタと、前記直流リア
クトルの電流を検知する直流リアクトル電流モニタと、
前記出力リアクトル電流を検出する出力リアクトル電流
モニタと、前記昇圧用スイッチング素子と前記インバー
タ用スイッチング素子を前記入力電圧が前記系統電圧の
絶対値より低い区間では昇圧コンバータを高周波でスイ
ッチングし出力電流が正弦波となるように前記直流リア
クトル電流を制御すると共に前記インバータは系統電圧
の極性に対応して交互に極性を切り替え、他の区間では
前記昇圧コンバータの高周波スイッチングを停止すると
共に前記インバータは出力リアクトル電流が正弦波とな
るように前記インバータ用スイッチング素子を高周波で
スイッチングする制御手段を備え、前記制御手段は昇圧
用コンバータを高周波でスイッチングする区間では前記
昇圧用スイッチング素子を決められた一定の周波数でス
イッチングするとともに前記昇圧用スイッチング素子の
導通時間は導通開始後前記直流リアクトル電流の検出値
が前記制御手段から出力される制御目標値に一致するま
でとし、インバータを高周波でスイッチングする区間で
は制御手段より出力される出力リアクトル電流の制御目
標値に上限と下限を設け、インバータ用スイッチング素
子の導通時間を制御目標値の上限に一致するまでとし非
導通時間を制御目標値の下限に一致するまでとする系統
連系インバータ装置とするものである。
【0017】これにより、出力電流の零付近まで制御す
ることが可能となり、高品位の出力電流を供給する系統
連系インバータを実現できるものである。
【0018】請求項4に係わる本発明は、制御手段は入
力電源の電圧があらかじめ設定された電圧以下の場合、
直流リアクトル電流の制御目標値に上限と下限を設け、
昇圧用スイッチング素子により生成される直流リアクト
ル電流の検出値が制御目標値の上限に一致するまでを前
記昇圧用スイッチング素子の導通時間とし、制御目標値
の下限に一致するまでを前記昇圧用スイッチング素子の
非導通時間となるよう制御する請求項1〜3記載の系統
連系インバータ装置とするものである。
【0019】これにより、入力電圧が低いときに昇圧用
スイッチング素子のオン時間のばらつきをかなり抑える
ことができ、入力電圧が低い時でも騒音の少ない系統連
系インバータを実現できるものである。
【0020】請求項5に係わる本発明は、制御手段は直
流リアクトル電流の制御目標値に上限と下限を設ける
際、入力電源の電圧があらかじめ設定された値以下の場
合には、前記制御目標値の上限と下限の幅を入力電源の
電圧があらかじめ設定された値以上の場合よりも狭くす
る系統連系インバータ装置とするものである。
【0021】これにより、入力電圧が低いときに直流リ
アクトルのリップル電流小さくすることが可能となり、
入力電圧が低い場合において、出力電流にリップル成分
の少ない出力電流を供給でき、かつ騒音の少ない系統連
系インバータを実現できるものである。
【0022】請求項6に係わる本発明は、制御手段は入
力電源の電圧により制御手段が直流リアクトル電流の制
御の切り替えを行う際、出力リアクトル電流が零の時に
制御の切り替え行う系統連系インバータ装置とするもの
である。
【0023】これにより、入力電圧が低い場合に対する
制御の切り替えを安全に行うことが可能となり、信頼性
の高い系統連系インバータ装置を実現できるものであ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】請求項1に係わる本発明におい
て、直流リアクトル電流モニタは例えばカレントトラン
スなどで、直流リアクトルに流れる電流を監視する手段
である。第一の上限指令値は出力電流が正弦波となるよ
うな指令値であり、直流リアクトル電流モニタからの出
力と第一の上限比較器を用いて比較を行うものである。
ここで、直流リアクトル電流モニタの出力の値の方が大
きい場合は第一のフリップフロップのリセット動作によ
り昇圧用スイッチング素子のオン動作を停止する。発振
器は一定周波数で発振動作を行っており、第一のフリッ
プフロップは発振器の出力の立ち上がりを検出して、昇
圧用スイッチング素子のオン動作を開始させる。出力リ
アクトル電流モニタは例えばカレントトランスなどで、
出力リアクトルに流れる電流を監視する手段である。第
二の上限指令値は出力電流が正弦波となるような指令値
であり、出力リアクトル電流モニタからの出力と第二の
上限比較器を用いて比較を行うものである。ここで、出
力リアクトル電流モニタの出力の値の方が大きい場合は
第二のフリップフロップのリセット動作によりインバー
タ中のスイッチング素子Q1またはQ2のオン動作を停
止する。発振器は一定周波数で発振動作を行っており、
第二のフリップフロップは発振器の出力の立ち上がりを
検出して、インバータ中のスイッチング素子Q1または
Q2のオン動作を開始させるものである。他の構成要素
に関しては従来例と同じでよい。
【0025】請求項2に係わる本発明において、第一の
下限指令値は指令値に対して第一の上限指令値より電圧
値の小さい波形であり、直流リアクトル電流モニタの出
力と第一の下限比較器を用いて比較を行い、直流リアク
トル電流モニタの出力の方が小さい場合には昇圧用スイ
ッチング素子をオン動作を開始することになる。但し、
通常は発振器によるオン動作の方が先に動作するため、
入力電圧が低い場合等の場合にしか動作しないことにな
る。第二の下限指令値及び第二の下限比較器も出力リア
クトル電流モニタに対し同様に働き、インバータ中のス
イッチング素子Q1またはQ2に対して作用するもので
ある。
【0026】請求項3に係わる発明において、発振器に
よる一定周波数による制御は第一のフリップフロップの
みに作用する。つまり、インバータによる高周波制御時
は第二の上限及び第二の下限で決定される指令に従い動
作するものである。
【0027】請求項4に係わる発明において、発振器に
よる一定周波数による制御は第一のフリップフロップで
かつ入力電圧が一定値以上の時のみ作用することにな
る。ここで、スイッチは入力電圧が一定値以下の時に発
振器の発振を停止させ、第一の上限及び第一の下限によ
り直流リアクトル電流の制御を行う様に作用している。
【0028】請求項5に記載した発明は、入力電圧が一
定値以下の時に、第一の上限及び第一の下限で生成され
るヒステリシス幅を小さくするものである。
【0029】請求項6に記載した発明は、入力電圧によ
る制御の変化を出力リアクトル電流が零のときすなわち
インバータによる高周波スイッチング制御を行っている
時に行うものである。
【0030】以下本発明の実施例について説明する。
【0031】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。本実施例は請求項
1に係わる。
【0032】図1は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。本実施例が従来例と異なるのは、第一のフリップ
フロップへの入力として第一の上限指令値15と直流リ
アクトル電流モニタ13の第一の上限比較器17による
比較値と発振器の出力を用いてる点、及び第二のフリッ
プフロップへの入力として第二の上限指令値20と出力
リアクトル電流モニタ12の第二の上限比較器22によ
る比較値と発振器の出力を用いてる点である。
【0033】上記構成における動作について説明する。
図1において、系統連系インバータ装置は、入力電源1
からの入力電圧が系統電圧VACの絶対値より高い区間で
は出力電流が正弦波となるように昇圧し、その他の区間
では昇圧動作を停止する昇圧コンバータ2と、昇圧され
た高周波波分を除去する数100μF以下の容量をもつ
中間段コンデンサ3と、入力電源1からの入力電圧が系
統電圧VACの絶対値より高い区間では系統7の極性に従
い交互に極性切り替えをし、その他の区間では出力電流
が正弦波となるように動作するインバータ4と、インバ
ータ4からの出力から高周波ノイズを除去する出力リア
クトル5aとフィルタコンデンサ5bで構成されるフィ
ルタ5と、直流リアクトル電流を検出する直流リアクト
ル電流モニタ13と、出力リアクトル電流を検出する出
力リアクトル電流モニタ12と、系統7の電圧を検出す
る系統電圧検知手段11と、入力電源1の電圧を検出す
る入力電圧検出手段14と、直流リアクトル電流モニタ
13と出力リアクトル電流モニタ12と系統電圧検知手
段11と入力電圧検出手段14から昇圧コンバータ2と
インバータ4の制御を行う制御手段8を備え、系統7に
接続されている。
【0034】昇圧コンバータ2は、入力電圧を平滑する
平滑コンデンサ2aと、エネルギー蓄積用の直流リアク
トル2bと昇圧用スイッチング素子2cと、昇圧用ダイ
オード2dと直流リアクトル電流モニタ13で構成さ
れ、昇圧用スイッチング素子2cは制御回路8の指令に
従い昇圧用スイッチング素子駆動回路10により駆動さ
れる。直流リアクトル電流モニタ13は例えばカレント
トランスなどで、直流リアクトルに流れる電流を監視し
ている。第一の上限指令値15は出力電流が正弦波とな
るような指令値であり、直流リアクトル電流モニタ13
からの出力と第一の上限比較器17を用いて比較を行う
ものである。ここで、直流リアクトル電流モニタ13の
出力の値の方が大きい場合は第一のフリップフロップ1
9のリセット動作により昇圧用スイッチング素子2cの
オン動作を停止する。発振器27は一定周波数で発振動
作を行っており、第一のフリップフロップ19は発振器
の出力の立ち上がりを検出して、昇圧用スイッチング素
子2cのオン動作を開始させる。
【0035】制御回路8は系統電圧検出手段11により
検出した系統7の電圧と、入力電圧検出手段14により
検出した入力電源1の電圧とを入出力電圧比較器25で
比較し、入力電源1の電圧が系統7の電圧より低い場合
には、コンバータの出力電流が正弦波電流になるよう昇
圧用スイッチング素子2cを昇圧用スイッチング素子駆
動回路10で高周波スイッチングさせる。一方、入力電
源1の電圧が系統7の電圧より低い場合には昇圧用スイ
ッチング素子2cを停止させ、昇圧用ダイオード2dを
通してインバータ4に直流電圧を供給している。これら
の制御は入出力電圧比較器25の出力に従い、スイッチ
ング切り替え手段26により行われる。
【0036】インバータ4はインバータ用スイッチング
素子Q1〜Q4を4石使用したフルブリッジ構成となっ
ている。制御手段8は、系統7の電圧極性に従いインバ
ータ用スイッチング素子Q3またはQ4をインバータス
イッチング素子駆動回路9を用いてオン状態に維持す
る。また、制御回路8は系統7の電圧を系統電圧検知手
段11により検出して入力電源1の電圧と比較し、入力
電源1の電圧が系統7の電圧より低い場合には、系統電
圧の極性に従い、インバータ用スイッチング素子Q1ま
たはQ2をインバータ用素子駆動回路9により駆動す
る。この際、インバータ用スイッチング素子Q1とQ4
およびQ2とQ3は対になって動作することになる。一
方、入力電源1の電圧が系統7の電圧より低い場合に
は、出力電流モニタ12により検出した電流値が正弦波
になるようインバータ用スイッチング素子Q1またはQ
2をインバータ用スイッチング素子駆動回路10を用い
て高周波スイッチングさせることになる。出力リアクト
ル電流モニタ12は例えばカレントトランスなどで、出
力リアクトル5aに流れる電流を監視する手段である。
第二の上限指令値20は出力電流が正弦波となるような
指令値であり、出力リアクトル電流モニタ12からの出
力と第二の上限比較器22を用いて比較を行うものであ
る。ここで、出力リアクトル電流モニタ12の出力の値
の方が大きい場合は第二のフリップフロップ24のリセ
ット動作によりインバータ4中のスイッチング素子Q1
またはQ2のオン動作を停止する。発振器27は一定周
波数で発振動作を行っており、第二のフリップフロップ
24は発振器の出力の立ち上がりを検出して、インバー
タ4中のスイッチング素子Q1またはQ2のオン動作を
開始させる。
【0037】制御回路8は、出力電流モニタ12の出力
値が検知レベル設定回路13より高いと比較器14で判
断した場合、過電流状態が生じていると判断し、かつ過
電流状態が系統電圧検知手段11により系統7の極性切
り替え近傍で生じている場合には、インバータ用スイッ
チング素子駆動回路を用いて高周波動作しているスイッ
チング素子Q1及びQ3をタイマー回路9で決まる時間
停止させる。
【0038】図2は本実施例の動作を示す図である。制
御電流はコンバータ2の高周波動作領域では直流リアク
トル2bの電流であり、インバータ4の高周波動作領域
では出力リアクトル5aの電流である。指令値は出力電
流が正弦波となるような値であり、各々の制御電流に対
して指令値の方が大きい場合には各スイッチング素子を
ゲートをオン状態にして電流を増加させ、指令値に達し
たらゲートをオフさせる。また、ゲートのオフ時間は発
振器27の発振周波数に従い決定されることになる。こ
のような動作を行うことで各スイッチング素子が高周波
動作を行う際には、一定周波数のスイッチング動作が実
現できることになる。このようにスイッチング周波数が
一定になると、入力電圧の変化や出力電力によっては3
0kHz以上で高周波動作することにより増加していた
スイッチング損失を抑えることができる。また商用周波
数一波形内でも様々な周波数が混じることによる騒音な
どを防ぐことが可能となる。
【0039】以上のように本実施例によれば、スイッチ
ング素子が高周波動作を行う際に一定周波数で動作する
ことができ入出力電力の効率が良く、騒音の少ない系統
連系インバータ装置を実現できるものである。
【0040】(実施例2)以下に本発明の系統連系イン
バータ装置の第2の実施例について図面を参照しながら
説明する。本実施例は請求項2に係わる。
【0041】図3は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。本実施例が実施例1と異なるのは、直流リアクト
ル電流モニタ13と第一の下限指令値16を第一の下限
比較器18で比較した出力が第一のフリップフロップ1
9に入力されている点と、出力リアクトル電流モニタ1
2と第二の下限指令値21を第二の下限比較器23で比
較した出力が第二のフリップフロップ24に入力されて
いる点である。
【0042】上記構成における動作について説明する。
【0043】図4は本実施例における動作を示す図であ
る。制御電流の目標値である指令値上限に一周期で到達
しない場合にはスイッチング素子のオン動作が連続して
起きることになる。この場合、通常の固定周波数による
オフ時間制御の時はオフ時間が極端に長くなり制御電流
のリップル幅も大きくなることになる。図4の点線がこ
の条件の場合である。ここで、指令値下限を置くことに
よりリップル幅を一定値以下に保つことが可能になる。
コンバータ2では直流リアクトル2bの電流検出値であ
る直流リアクトル電流モニタ13が第一の上限指令値1
5より小さい場合には昇圧用スイッチング素子2bをオ
ン状態とし、第一の上限指令値15に達したら昇圧用ス
イッチング素子2dをオフ状態とする。その後、直流リ
アクトル電流モニタ13の検出値が第一の下限指令値1
6に達するか発振器27によるオフ状態が終了した場合
に、再び昇圧用スイッチング素子2dをオンさせること
になる。一方、インバータ4では出力リアクトル5aの
電流検出値である出力リアクトル電流モニタ12が第二
の上限指令値20より小さい場合にはインバータ中のス
イッチング素子Q1またはQ2をオン状態とし、第二の
上限指令値20に達したらインバータ中のスイッチング
素子Q1またはQ2をオフ状態とする。その後、出力リ
アクトル電流モニタ12の検出値が第二の下限指令値2
1に達するか発振器27によるオフ状態が終了した場合
に、再びインバータ中のスイッチング素子Q1またはQ
2をオンさせることになる。通常動作では一定周波数で
のオンの方が早いが、入力電圧が低い場合の直流リアク
トル電流の制御では昇圧動作が大きくなるため、指令値
下限によるオン状態が起きやすくなる。
【0044】以上のように本実施例によれば、入力電源
1の電圧が低い場合などに直流リアクトル2bのリップ
ル電流が大きくなる際に、一定値以上にリップルを増加
させることを防ぐことが可能となり、入力電圧が低い場
合においても出力電流にリップル成分の少ない高品位の
出力電流を供給する系統連系インバータを実現できるも
のである。
【0045】(実施例3)以下に本発明の第3の実施例
について図面を参照しながら説明する。本実施例は請求
項3に係わる。
【0046】図5は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。本実施例が実施例2と異なるのは、第二のフリッ
プフロップ24に発振器27の信号が入力されていない
点である。
【0047】上記構成における動作について説明する。
インバータ4が高周波制御する場合には入力電源1の電
圧がそのまま中間段電圧VMとなるため、スイッチング
素子Q1またはQ2のスイッチング動作により、出力電
流を絞ることになる。この際、一定周波数でスイッチン
グ動作を行っていると、電流値が零付近で十分絞れない
ことになる。つまり、通常の周波数よりも高周波で制御
する必要が生じる。この付近では電流値が十分小さいた
め、通常高周波化で問題となる損失の増加を問題になら
ないレベルであると考えられる。そのため、インバータ
4の制御のみ従来例と同様なヒステリシス制御とするこ
とにより、零電流付近まで十分に電流を絞れることにな
る。この際、第二の指令値上限20と第二の指令値下限
21はリップル電流が少なくなるように十分狭くするこ
とが望ましい。
【0048】以上のように本実施例によれば、出力電流
の零付近まで制御することが可能となり、高品位の出力
電流を供給する系統連系インバータを実現できるもので
ある。
【0049】(実施例4)以下に本発明の第4の実施例
について図面を参照しながら説明する。本実施例は請求
項4に係わる。
【0050】図6は、本実施例の構成を示すブロック図
である。本実施例が実施例3と異なるのは、昇圧用スイ
ッチング素子2cによる直流リアクトル電流2bの高周
波制御時において、入力電源1の電圧が一定値以下の場
合に発振器27の発振をスイッチ28で停止させている
点である。
【0051】上記構成における動作を説明する。図7は
本実施例の動作を示す図である。図7の(a)は入力電
圧が所定値より大きい場合の昇圧用スイッチング素子2
dの制御方法であり、直流リアクトル2bの電流検出値
である直流リアクトル電流モニタ13が第一の上限指令
値15より小さい場合には昇圧用スイッチング素子2b
をオン状態とし、第一の上限指令値15に達したら昇圧
用スイッチング素子2dをオフ状態とする。その後、直
流リアクトル電流モニタ13の検出値が第一の下限指令
値16に達するか発振器27によるオフ状態が終了した
場合に、再び昇圧用スイッチング素子2dをオンさせる
ことになる。一方、図7の(b)は入力電圧が所定値よ
り小さい場合の昇圧用スイッチング素子2dの制御方法
であり、直流リアクトル2bの電流検出値である直流リ
アクトル電流モニタ13が第一の上限指令値15より小
さい場合には昇圧用スイッチング素子2bをオン状態と
し、第一の上限指令値15に達したら昇圧用スイッチン
グ素子2dをオフ状態とする。その後、直流リアクトル
電流モニタ13の検出値が第一の下限指令値16に達し
た場合に、再び昇圧用スイッチング素子2dをオンさせ
ることになる。すなわち、電流制御の幅はヒステリシス
制御のみに依存することになる。このようにすることに
より、入力電圧が低い時に生じるスイッチング周波数の
大きなばらつきは生じなくなり、特に騒音面では大きな
改善が見られることになる。
【0052】以上の様に本実施例によれば、入力電圧が
低いときに昇圧用スイッチング素子のオン時間のばらつ
きを大幅に抑えることができ、入力電圧が低い時でも騒
音の少ない系統連系インバータを実現できるものであ
る。
【0053】(実施例5)以下に本発明の第5の実施例
について図面を参照しながら説明する。本実施例は請求
項5に係わる。
【0054】図8は、本実施例の構成を示すブロック図
である。本実施例が実施例4と異なるのは、昇圧用スイ
ッチング素子2cによる直流リアクトル電流2bの高周
波制御時において、入力電源1の電圧が一定値以下の場
合に発振器27の発振をスイッチ28で停止させるとと
もに、ヒステリシスの下限を第三の下限29としヒステ
リシス切り替えスイッチ30により切り替えている点で
ある。
【0055】上記構成における動作を説明する。図9は
本実施例の動作を示す図である。図9の(a)は入力電
圧が所定値より大きい場合の昇圧用スイッチング素子2
dの制御方法であり、直流リアクトル2bの電流検出値
である直流リアクトル電流モニタ13が第一の上限指令
値15より小さい場合には昇圧用スイッチング素子2b
をオン状態とし、第一の上限指令値15に達したら昇圧
用スイッチング素子2dをオフ状態とする。その後、直
流リアクトル電流モニタ13の検出値が第一の下限指令
値16に達するか発振器27によるオフ状態が終了した
場合に、再び昇圧用スイッチング素子2dをオンさせる
ことになる。一方、図9の(b)は入力電圧が所定値よ
り小さい場合であり、発振器27の発振をスイッチ28
で停止させるとともに、ヒステリシス切り替えスイッチ
30により、ヒステリシス幅を第一の上限指令値15と
第一の下限指令値16で形成される幅から第一の上限指
令値15と第三の下限で形成される幅に切り替えてい
る。この際、第一の上限指令値15と第三の下限で形成
されるヒステリシス幅の方がかなり小さくなる様に設定
することは言うまでもない。このような制御を行うこと
により、直流リアクトル2bの電流検出値である直流リ
アクトル電流モニタ13が第一の上限指令値15より小
さい場合には昇圧用スイッチング素子2bをオン状態と
し、第一の上限指令値15に達したら昇圧用スイッチン
グ素子2dをオフ状態とする。その後、直流リアクトル
電流モニタ13の検出値が第三の下限指令値29に達し
た場合に、再び昇圧用スイッチング素子2dをオンさせ
ることになる。すなわち、電流制御の幅はヒステリシス
制御のみに依存することになる。このようにすることに
より、入力電圧が低い時に生じるスイッチング周波数の
大きなばらつきは生じなくなり騒音面では改善が見られ
るとともにリップル電流を小さく抑えることができるた
め、低入力電圧時においてもリップル電流の少ない出力
電流波形を供給することが可能になる。
【0056】以上の様に本実施例によれば、入力電圧が
低いときに直流リアクトルのリップル電流小さくするこ
とが可能となり、入力電圧が低い場合において、出力電
流にリップル成分の少ない出力電流を供給でき、かつ騒
音の少ない系統連系インバータを実現できるものであ
る。
【0057】(実施例6)以下に本発明の第6の実施例
について図面を参照しながら説明する。本実施例は請求
項6に係わる。
【0058】図10は、本実施例の制御の流れを示すフ
ローチャートである。本実施例の全体構成は実施例4ま
たは実施例5と同様な構成を取るため省略する。
【0059】上記構成における動作を説明する。ste
p1及びstep4では入力電圧が所定値より大きくな
るかあるいは小さくなるかにより前回のステップと状態
が変化しているかを検出していることになる。そこでス
テップ1の場合には入力電圧が所定値を越えたことを検
出するとステップ2に移行することになる。ステップ2
では出力リアクトル電流を検出し、出力電流が零のとき
すなわちインバータ4が高周波制御を行っている領域
で、発振器の発振を再開すると共に、ヒステリシス幅の
下限を第一の下限指令値に戻し、step3の周波数一
定制御を行うことになる。一方、ステップ4の場合には
入力電圧が所定値を以下になったことを検出するとステ
ップ5に移行することになる。ステップ5では出力リア
クトル電流を検出し、出力電流が零のときすなわちイン
バータ4が高周波制御を行っている領域で、発振器の発
振を停止すると共に、ヒステリシス幅の下限を第三の下
限に戻し、step6のヒステリシス制御を行うことに
なる。このようにインバータ4の高周波制御領域でコン
バータ2の制御目標値を切り替えることにより、切り替
えの際に生じる可能性のある電流波形の乱れを防ぐこと
が可能になる。本発明では特に電流零での切り替えを行
っているが、系統電圧の零点での切り替えなどで行って
も同様な効果が得られる。
【0060】以上の様に本実施例によれば、入力電圧が
低い場合に対する制御の切り替えを安全に行うことが可
能となり、信頼性の高い系統連系インバータ装置を実現
できるものである。
【0061】
【発明の効果】請求項1に係わる本発明は、直流リアク
トルと昇圧用スイッチング素子と昇圧用ダイオードを備
えて直流の入力電源からの入力電圧を前記昇圧用スイッ
チング素子の高周波スイッチングにより昇圧して中間段
電圧を出力する昇圧コンバータと、前記中間段電圧にお
ける高周波成分を除去する容量100μF以下の中間段
コンデンサと、フルブリッジに構成された4個のインバ
ータ用スイッチング素子のスイッチングにより前記中間
段電圧から電力系統に同期した正弦波の交流電流を出力
するインバータと、出力リアクトルとフィルタコンデン
サを備え前記交流電流における高周波成分を除去し前記
電力系統に出力電流を出力するフィルタと、前記直流リ
アクトルの電流を検知する直流リアクトル電流モニタ
と、前記出力リアクトル電流を検出する出力リアクトル
電流モニタと、前記昇圧用スイッチング素子と前記イン
バータ用スイッチング素子を前記入力電圧が前記系統電
圧の絶対値より低い区間では昇圧コンバータを高周波で
スイッチングし出力電流が正弦波となるように前記直流
リアクトル電流を制御すると共に前記インバータは系統
電圧の極性に対応して交互に極性を切り替え、他の区間
では前記昇圧コンバータの高周波スイッチングを停止す
ると共に前記インバータは出力リアクトル電流が正弦波
となるように前記インバータ用スイッチング素子を高周
波でスイッチングする制御手段を備え、前記制御手段は
前記昇圧用コンバータを高周波でスイッチングする区間
では前記昇圧用スイッチング素子を決められた一定の周
波数でスイッチングするとともに前記昇圧用スイッチン
グ素子の導通時間は導通開始後前記直流リアクトル電流
の検出値が前記制御手段から出力される制御目標値に一
致するまでとし、インバータを高周波でスイッチングす
る区間ではインバータ用スイッチング素子を決められた
一定の周波数でスイッチングするとともに前記インバー
タ用スイッチング素子の導通時間を導通開始後出力リア
クトル電流の検出値が前記制御回路が出力する制御目標
値に一致するまでとする系統連系インバータ装置とする
ことにより、スイッチング素子が高周波動作を行う際に
一定周波数で動作することができ入出力電力の効率が良
く、騒音の少ない系統連系インバータ装置を実現できる
ものである。
【0062】請求項2に係わる本発明は、制御手段は直
流リアクトル電流及び出力リアクトル電流の制御目標値
に上限及び下限を設け、スイッチング素子の導通時間を
導通開始後検出電流が制御目標値の上限に一致するまで
とし、非導通時間が一定周波数で決まる非導通時間より
長い場合には検出電流が制御目標値の下限に一致するま
での時間を非導通時間とする系統連系インバータ装置と
することにより、入力電圧が低い場合などに直流リアク
トルのリップル電流が大きくなる場合に、一定値以上に
リップルを増加させることを防ぐことが可能となり、入
力電圧が低い場合においても出力電流にリップル成分の
少ない高品位の出力電流を供給する系統連系インバータ
を実現できるものである。
【0063】請求項3に係わる本発明は、直流リアクト
ルと昇圧用スイッチング素子と昇圧用ダイオードを備え
て直流の入力電源からの入力電圧を前記昇圧用スイッチ
ング素子の高周波スイッチングにより昇圧して中間段電
圧を出力する昇圧コンバータと、前記中間段電圧におけ
る高周波成分を除去する容量100μF以下の中間段コ
ンデンサと、フルブリッジに構成された4個のインバー
タ用スイッチング素子のスイッチングにより前記中間段
電圧から電力系統に同期した正弦波の交流電流を出力す
るインバータと、出力リアクトルとフィルタコンデンサ
を備え前記交流電流における高周波成分を除去し前記電
力系統に出力電流を出力するフィルタと、前記直流リア
クトルの電流を検知する直流リアクトル電流モニタと、
前記出力リアクトル電流を検出する出力リアクトル電流
モニタと、前記昇圧用スイッチング素子と前記インバー
タ用スイッチング素子を前記入力電圧が前記系統電圧の
絶対値より低い区間では昇圧コンバータを高周波でスイ
ッチングし出力電流が正弦波となるように前記直流リア
クトル電流を制御すると共に前記インバータは系統電圧
の極性に対応して交互に極性を切り替え、他の区間では
前記昇圧コンバータの高周波スイッチングを停止すると
共に前記インバータは出力リアクトル電流が正弦波とな
るように前記インバータ用スイッチング素子を高周波で
スイッチングする制御手段を備え、前記制御手段は昇圧
用コンバータを高周波でスイッチングする区間では前記
昇圧用スイッチング素子を決められた一定の周波数でス
イッチングするとともに前記昇圧用スイッチング素子の
導通時間は導通開始後前記直流リアクトル電流の検出値
が前記制御手段から出力される制御目標値に一致するま
でとし、インバータを高周波でスイッチングする区間で
は制御手段より出力される出力リアクトル電流の制御目
標値に上限と下限を設け、インバータ用スイッチング素
子の導通時間を制御目標値の上限に一致するまでとし非
導通時間を制御目標値の下限に一致するまでとする系統
連系インバータ装置とすることにより、出力電流の零付
近まで制御することが可能となり、高品位の出力電流を
供給する系統連系インバータを実現できるものである。
【0064】請求項4に係わる本発明は、制御手段は入
力電源の電圧があらかじめ設定された電圧以下の場合、
直流リアクトル電流の制御目標値に上限と下限を設け、
昇圧用スイッチング素子により生成される直流リアクト
ル電流の検出値が制御目標値の上限に一致するまでを前
記昇圧用スイッチング素子の導通時間とし、制御目標値
の下限に一致するまでを前記昇圧用スイッチング素子の
非導通時間となるよう制御する請求項1〜3記載の系統
連系インバータ装置とすることにより、入力電圧が低い
ときに昇圧用スイッチング素子のオン時間のばらつきを
かなり抑えることができ、入力電圧が低い時でも騒音の
少ない系統連系インバータを実現できるものである。
【0065】請求項5に係わる本発明は、制御手段は直
流リアクトル電流の制御目標値に上限と下限を設ける
際、入力電源の電圧があらかじめ設定された値以下の場
合には、前記制御目標値の上限と下限の幅を入力電源の
電圧があらかじめ設定された値以上の場合よりも狭くす
る系統連系インバータ装置とすることにより、入力電圧
が低いときに直流リアクトルのリップル電流を小さくす
ることが可能となり、入力電圧が低い場合において、出
力電流にリップル成分の少ない出力電流を供給でき、か
つ騒音の少ない系統連系インバータを実現できるもので
ある。
【0066】請求項6に係わる本発明は、制御手段は入
力電源の電圧により制御手段が直流リアクトル電流の制
御の切り替えを行う際、出力リアクトル電流が零の時に
制御の切り替え行う系統連系インバータ装置とすること
により、入力電圧が低い場合に対する制御の切り替えを
安全に行うことが可能となり、信頼性の高い系統連系イ
ンバータ装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の系統連系インバータの
回路構成の例を示す図
【図2】第1の実施例における動作を示す図
【図3】本発明の第2の実施例の系統連系インバータの
回路構成の例を示す図
【図4】第2の実施例における動作を示す図
【図5】第3の実施例の実施例の系統連系インバータの
回路構成の例を示す図
【図6】第4の実施例の実施例の系統連系インバータの
回路構成の例を示す図
【図7】第4の実施例における動作を示す図
【図8】第5の実施例の実施例の系統連系インバータの
回路構成の例を示す図
【図9】第5の実施例における動作を示す図
【図10】第6の実施例の実施例の制御を示すフローチ
ャート
【図11】従来の系統連系インバータの回路構成の例を
示す図
【図12】従来の系統連系インバータの各部の動作波形
を示す図
【図13】従来の系統連系インバータの動作を示す図
【図14】従来の系統連系インバータの動作を示す図
【符号の説明】
1 入力電源 2 昇圧コンバータ 2a 平滑コンデンサ 2b 直流リアクトル 2c 昇圧用スイッチング素子 2d 昇圧用ダイオード 3 中間段コンデンサ 4 インバータ 5 フィルタ 5a 出力リアクトル 5b フィルタコンデンサ 7 系統 8 制御手段 9 インバータ用スイッチング素子駆動回路 10 昇圧用スイッチング素子駆動回路 11 系統電圧検知手段 12 出力リアクトル電流モニタ 13 直流リアクトル電流モニタ 14 入力電圧検出回路 15 第一の上限指令値 16 第一の下限指令値 17 第一の上限比較器 18 第一の下限比較器 19 第一のフリップフロップ 20 第二の上限指令値 21 第二の下限指令値 22 第二の上限比較器 23 第二の下限比較器 24 第二のフリップフロップ 25 入出力電圧比較器 26 スイッチング切り替え手段 27 発振器 28 スイッチ 29 第三の下限 30 ヒステリシス切り替え手段 Q1〜Q4 インバータ用スイッチング素子 QF 昇圧用スイッチング素子 VAC 系統電圧 VM 中間段電圧 Io 出力電流 Id 直流リアクトル電流
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥出 隆昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大橋 正治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 井崎 潔 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 貞平 匡史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 佐藤 武年 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大森 英樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5H007 AA01 CA01 CB05 CC12 DA05 DB01 DC02 DC05 EA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流リアクトルと昇圧用スイッチング素
    子と昇圧用ダイオードを備えて直流の入力電源からの入
    力電圧を前記昇圧用スイッチング素子の高周波スイッチ
    ングにより昇圧して中間段電圧を出力する昇圧コンバー
    タと、前記中間段電圧における高周波成分を除去する容
    量100μF以下の中間段コンデンサと、フルブリッジ
    に構成された4個のインバータ用スイッチング素子のス
    イッチングにより前記中間段電圧から電力系統に同期し
    た正弦波の交流電流を出力するインバータと、出力リア
    クトルとフィルタコンデンサを備え前記交流電流におけ
    る高周波成分を除去し前記電力系統に出力電流を出力す
    るフィルタと、前記直流リアクトルの電流を検知する直
    流リアクトル電流モニタと、前記出力リアクトル電流を
    検出する出力リアクトル電流モニタと、前記昇圧用スイ
    ッチング素子と前記インバータ用スイッチング素子を前
    記入力電圧が前記系統電圧の絶対値より低い区間では昇
    圧コンバータを高周波でスイッチングし出力電流が正弦
    波となるように前記直流リアクトル電流を制御すると共
    に前記インバータは系統電圧の極性に対応して交互に極
    性を切り替え、他の区間では前記昇圧コンバータの高周
    波スイッチングを停止すると共に前記インバータは出力
    リアクトル電流が正弦波となるように前記インバータ用
    スイッチング素子を高周波でスイッチングする制御手段
    を備え、前記制御手段は前記昇圧用コンバータを高周波
    でスイッチングする区間では前記昇圧用スイッチング素
    子を決められた一定の周波数でスイッチングするととも
    に前記昇圧用スイッチング素子の導通時間は導通開始後
    前記直流リアクトル電流の検出値が前記制御手段から出
    力される制御目標値に一致するまでとし、インバータを
    高周波でスイッチングする区間ではインバータ用スイッ
    チング素子を決められた一定の周波数でスイッチングす
    るとともに前記インバータ用スイッチング素子の導通時
    間を導通開始後出力リアクトル電流の検出値が前記制御
    回路が出力する制御目標値に一致するまでとする系統連
    系インバータ装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は直流リアクトル電流及び出力
    リアクトル電流の制御目標値に上限及び下限を設け、ス
    イッチング素子の導通時間を導通開始後検出電流が制御
    目標値の上限に一致するまでとし、非導通時間が一定周
    波数で決まる非導通時間より長い場合には検出電流が制
    御目標値の下限に一致するまでの時間を非導通時間とす
    る請求項1記載の系統連系インバータ装置。
  3. 【請求項3】 直流リアクトルと昇圧用スイッチング素
    子と昇圧用ダイオードを備えて直流の入力電源からの入
    力電圧を前記昇圧用スイッチング素子の高周波スイッチ
    ングにより昇圧して中間段電圧を出力する昇圧コンバー
    タと、前記中間段電圧における高周波成分を除去する容
    量100μF以下の中間段コンデンサと、フルブリッジ
    に構成された4個のインバータ用スイッチング素子のス
    イッチングにより前記中間段電圧から電力系統に同期し
    た正弦波の交流電流を出力するインバータと、出力リア
    クトルとフィルタコンデンサを備え前記交流電流におけ
    る高周波成分を除去し前記電力系統に出力電流を出力す
    るフィルタと、前記直流リアクトルの電流を検知する直
    流リアクトル電流モニタと、前記出力リアクトル電流を
    検出する出力リアクトル電流モニタと、前記昇圧用スイ
    ッチング素子と前記インバータ用スイッチング素子を前
    記入力電圧が前記系統電圧の絶対値より低い区間では昇
    圧コンバータを高周波でスイッチングし出力電流が正弦
    波となるように前記直流リアクトル電流を制御すると共
    に前記インバータは系統電圧の極性に対応して交互に極
    性を切り替え、他の区間では前記昇圧コンバータの高周
    波スイッチングを停止すると共に前記インバータは出力
    リアクトル電流が正弦波となるように前記インバータ用
    スイッチング素子を高周波でスイッチングする制御手段
    を備え、前記制御手段は昇圧用コンバータを高周波でス
    イッチングする区間では前記昇圧用スイッチング素子を
    決められた一定の周波数でスイッチングするとともに前
    記昇圧用スイッチング素子の導通時間は導通開始後前記
    直流リアクトル電流の検出値が前記制御手段から出力さ
    れる制御目標値に一致するまでとし、インバータを高周
    波でスイッチングする区間では制御手段より出力される
    出力リアクトル電流の制御目標値に上限と下限を設け、
    インバータ用スイッチング素子の導通時間を制御目標値
    の上限に一致するまでとし非導通時間を制御目標値の下
    限に一致するまでとする系統連系インバータ装置
  4. 【請求項4】 制御手段は、入力電源の電圧があらかじ
    め設定された電圧以下の場合、直流リアクトル電流の制
    御目標値に上限と下限を設け、昇圧用スイッチング素子
    により生成される直流リアクトル電流の検出値が制御目
    標値の上限に一致するまでを前記昇圧用スイッチング素
    子の導通時間とし、制御目標値の下限に一致するまでを
    前記昇圧用スイッチング素子の非導通時間となるよう制
    御する請求項1から3いずれか1項記載の系統連系イン
    バータ装置。
  5. 【請求項5】 制御手段は、直流リアクトル電流の制御
    目標値に上限と下限を設ける際、入力電源の電圧があら
    かじめ設定された値以下の場合には、前記制御目標値の
    上限と下限の幅を入力電源の電圧があらかじめ設定され
    た値以上の場合よりも狭くする請求項4記載の系統連系
    インバータ装置。
  6. 【請求項6】 制御手段は、入力電源の電圧により制御
    手段が直流リアクトル電流の制御の切り替えを行う際、
    出力リアクトル電流が零の時に制御の切り替えを行う請
    求項4または5記載の系統連系インバータ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008167524A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Tokyo Electric Power Co Inc:The インバータ制御装置
JP2013090458A (ja) * 2011-10-18 2013-05-13 Nippon Soken Inc 電力変換装置
US8879285B2 (en) 2011-02-03 2014-11-04 Nippon Soken, Inc. Power converter for outputting power to a system

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