JP2000350389A - 電気子鉄心構造 - Google Patents

電気子鉄心構造

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JP2000350389A
JP2000350389A JP11153553A JP15355399A JP2000350389A JP 2000350389 A JP2000350389 A JP 2000350389A JP 11153553 A JP11153553 A JP 11153553A JP 15355399 A JP15355399 A JP 15355399A JP 2000350389 A JP2000350389 A JP 2000350389A
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JP
Japan
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armature core
tooth
pitch
armature
tooth tip
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Application number
JP11153553A
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English (en)
Inventor
Tadatomo Kimura
忠朋 木村
Kazuji Hosozawa
和司 細澤
Seiji Kajiyama
誠司 梶山
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Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2201/00Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to the magnetic circuits
    • H02K2201/06Magnetic cores, or permanent magnets characterised by their skew

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、各突出片間のスロットオープン部
の各歯先部のピッチを不均一として、各歯先部にスキュ
ーをかけて回転特性を向上させることを目的とする。 【解決手段】 本発明による電気子鉄心構造は、各突出
片(N〜N8)を有する各歯先部(4a)のピッチを不均一とす
ることにより、前記スロットオープン部(3)のみに歯先
部(4a)のスキューが形成されていることにより、ゴギン
グトルクの低減並びに高制御性を達成する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気子鉄心構造に
関し、特に、スロットオープン部を形成する電機子鉄心
歯部の各々の歯先部のピッチを不均一とすることによ
り、各電機子鉄心歯部を転積した場合に歯先部をスキュ
ー状態に構成するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の電気子鉄
心構造としては、図22から図24で示される構成が採
用されていた。すなわち、図22で符号2で示されるも
のは全体形状が輪状をなし所定角度間隔毎にN個の突出
片N〜N8を有すると共に、前記各突出片N〜N8間の
スロットオープン部3を有する薄板状の電機子鉄心歯部
であり、この電機子鉄心歯部の各スロットオープン部3
は、図4の拡大図で示されるように、その内側が谷状に
窪んだ各々の歯先部4bが各突出片2間の中央位置に全
て同じように形成されている。
【0003】従って、前述の各電機子鉄心歯部2を転積
して図24で示される所定厚さのステータ又はロータ用
の電気子鉄心とするためには、多数枚の電機子鉄心歯部
2を軸方向に転積させつつ積層させることにより、電気
子鉄心7を得ることができる。すなわち、図23で示さ
れるように、最初の電機子鉄心歯部2に対して次の電機
子鉄心歯部2を各突出片N〜N8のピッチ角度360゜
/N分ずつ順次回転させて転積を行うと、最初の電機子
鉄心歯部2の突出片Nの位置に対してN1からN8が軸
方向に沿って同じ位置に位置することにより転積による
積層が完了する。なお、前述の図24で示される電気子
鉄心7は、実際には分割型の構成であるため、電気子巻
線を施した後に、図3で示す電気子鉄心継鉄部6に圧入
させ、インナー型の電気子鉄心となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気子鉄心構造
は、以上のように構成されていたため、次のような課題
が存在していた。すなわち、電機子鉄心歯部に形成され
た歯先部の位置は、全ての各突出片間の中心に形成され
ていた、すなわち、各歯先部のピッチは均一に構成され
ていたため、図24のように各電機子鉄心歯部を転積し
た場合でも各歯先部4bの位置は、軸方向に沿って直線
となり、いわゆる転積によるスキュー効果を得ることは
不可能であった。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、スロットオープン部によっ
て形成される電機子鉄心歯部の各歯先部のピッチを不均
一とすることにより、各電機子鉄心歯部を転積した場合
に歯先部をスキュー状態としたステータ又はロータ用の
電気子鉄心構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による電気子鉄心
構造は、所定角度間隔毎に形成された突出片の間のスロ
ットオープン部により、各歯先部を有する板状の電機子
鉄心歯部を転積しつつ、所定の厚さとする電気子鉄心構
造において、前記歯先部のピッチを不均一とすることに
より前記スロットオープン部のみに前記歯先部のスキュ
ーが形成されている構成であり、また、前記歯先部のピ
ッチは、37.5゜、38.5゜、40.25゜、41.5
゜、42.5゜、42.25゜、40.75゜、39゜、
37.75゜の順に形成されている構成であり。また、
前記歯先部のピッチは、38.019゜、38.019
゜、41.5848゜、41.5848゜、41.584
8゜、41.5848゜、41.5848゜、38.01
9゜、38.019゜の順に形成されている構成であ
り、また、前記歯先部のピッチは、38.16゜、38.
16゜、38.16゜、38.16゜、40゜、41.8
4゜、41.84゜、41.84゜、41.84゜の順に
形成されている構成であり、また、前記歯先部のピッチ
は、41゜、41゜、41゜、41゜、41゜、38.
75゜、38.75゜、38.75゜、38.75゜の順
に形成されている構成である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による電
気子鉄心構造の好適な実施の形態について説明する。な
お、従来例と同一又は同等部分には同一符号を用いて説
明する。図1から図3及び図5で示されるものは、本発
明による電気子鉄心構造を示すものである。図1で符号
1で示されるものは全体形状が輪状をなし所定角度間隔
毎にN個の突出片N〜N8を有すると共に、前記各突出
片N〜N8間のスロットオープン部3より各歯先部4a
から構成された薄板状の電機子鉄心歯部であり、この電
機子鉄心歯部1のスロットオープン部3は、図5の拡大
図で示されるように、その内側が谷状に窪んだ各歯先部
4aが各突出片2間の中央位置からずれた位置に形成さ
れている。すなわち、前述のように、歯先部4aの位置
は図5に示すように各歯先部4aのピッチがずれて形成
され、電機子鉄心歯部1の円周方向のピッチとしては、
図1に示すように、40.5゜、42.5゜、43゜、4
2゜、41゜、39゜、37.5゜、36.5゜、38゜
のように従来と異なり不均一な状態に構成されている。
【0008】従って、前述の各電機子鉄心歯部1を図3
のように所定厚さの電気子鉄心5とするためには、多数
枚の電機子鉄心歯部1を軸方向に転積させることによ
り、所定厚さの電気子鉄心5を得ることができる。前述
のように多数の電機子鉄心歯部1を各突出片N〜N8の
均一な360゜/Nのピッチで回転させつつ転積するこ
とによって、各スロットオープン部3における各歯先部
4aは、図3で示されるように、軸方向に沿って非直線
状すなわち蛇行した状態となり、周知のスキュー状態と
なる。従って、各電機子鉄心歯部1を転積させて各電機
子鉄心歯部1の材質の透磁率等のムラを円周方向におい
て均一化するために従来より行われている転積時に、各
歯先部4aのスキューも達成することができ、ロータ
(図示せず)回転時のゴギングやトルクムラ等を低減さ
せることができる。なお、実際の電気子鉄心5の完成品
としては、図3のようにステータ巻線(図示せず)を装
着後に電気子鉄心継鉄部6を外周に嵌合させることによ
り完成される。
【0009】また、図6から図9で示される他の形態の
場合、各歯先部4aのピッチが37.5゜、38.5゜、
40.25゜、41.5゜、42.5゜、42.25゜、4
0.75゜、39゜、37.75゜となり、転積の状態は
図7のマル1からマル9で示されるように各突出片N〜
N8を360゜/Nピッチで転積をすると、各歯先部4
aのスキュー状態は図8の通りである。また、図8の一
部Aを拡大すると、図9に示されるように蛇行したスキ
ュー状態であることが明らかである。
【0010】また、図10から図13で示される他の形
態の場合、各歯先部4aのピッチが、38.019゜、
38.019゜、41.5848゜、41.5848゜、
41.5848゜、41.5848゜、41.5848
゜、38.019゜、38.019゜となる。
【0011】また、図14から図17で示される他の形
態の場合、各歯先部4aのピッチが、38.16゜、3
8.16゜、38.16゜、38.16゜、40゜、41.
84゜、41.84゜、41.84゜、41.84゜とな
る。
【0012】また、図18から図21で示される他の形
態の場合、各歯先部4aのピッチが、41゜、41゜、
41゜、41゜、41゜、38.75゜、38.75゜、
38.75゜、38.75゜となる。なお、前述の各歯先
部4aのピッチは、任意の不均一な角度とすることがで
きる。
【0013】
【発明の効果】本発明による電気子鉄心構造は、以上の
ように構成されているため、次のような効果を得ること
ができる。すなわち、各歯先部のピッチを不均一として
各突出片の数で決められたピッチ毎に転積を行うため、
各スロットオープン部毎の各歯先部の位置が非直線的な
スキュー状態とすることができ、転積により形成した電
気子鉄心のスロットオープン部の材質の片寄りを効果的
に分散させることができ、ゴギングやトルクムラ等をよ
り一層低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気子鉄心構造を示す平面構成図
である。
【図2】図1の各電機子鉄心歯部の転積過程を示す斜視
図である。
【図3】図1の転積状態を示す斜視図である。
【図4】従来の歯先部を示す拡大構成図である。
【図5】図1の要部を示す拡大構成図である。
【図6】図1の他の形態を示す構成図である。
【図7】図6の転積状態を示す展開図である。
【図8】図7の歯先部のスキュー形状図である。
【図9】図8のA部の拡大図である。
【図10】図1の他の形態を示す構成図である。
【図11】図10の転積状態を示す展開図である。
【図12】図11の歯先部のスキュー形状図である。
【図13】図12のA部の拡大図である。
【図14】図1の他の形態を示す展開図である。
【図15】図14の転積状態を示す展開図である。
【図16】図15の歯先部のスキュー形状図である。
【図17】図16のA部の拡大図である。
【図18】図1の他の形態を示す展開図である。
【図19】図18の転積状態を示す展開図である。
【図20】図19の歯先部のスキュー形状図である。
【図21】図20のA部の拡大図である。
【図22】従来の電気子鉄心構造を示す平面構成図であ
る。
【図23】図22の各電機子鉄心歯部の転積過程を示す
斜視図である。
【図24】図22の転積状態を示す斜視図である。
【符号の説明】 N〜N8 突出片 1 本発明の電機子鉄心歯部 2 従来の電機子鉄心歯部 3 スロットオープン部 4a 本発明の電機子鉄心歯部の各歯先部 4b 従来の電機子鉄心歯部の各歯先部 5 本発明の電気子鉄心 6 電気子鉄心継鉄部 7 従来の電気子鉄心
フロントページの続き (72)発明者 梶山 誠司 長野県飯田市大休1879番地 多摩川精機株 式会社内 Fターム(参考) 5H002 AA09 AB01 AB06 AB07 AC06 AE07 5H615 AA01 BB14 PP01 PP02 PP09 PP10 PP13 QQ02 SS05 SS19

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定角度間隔毎に形成された突出片(N〜
    N8)の間のスロットオープン部(3)に、各々の歯先部(4a)
    を有する板状の電機子鉄心歯部(1)を転積しつつ、所定
    の厚さとする電気子鉄心構造において、前記歯先部(4a)
    のピッチを不均一とすることにより前記スロットオープ
    ン部(3)のみに前記歯先部(4a)のスキューが形成されて
    いることを特徴とする電気子鉄心構造。
  2. 【請求項2】 前記歯先部(4a)のピッチは、37.5
    ゜、38.5゜、40.25゜、41.5゜、42.5゜、
    42.25゜、40.75゜、39゜、37.75゜の順
    に形成されていることを特徴とする請求項1記載の電気
    子鉄心構造。
  3. 【請求項3】 前記歯先部(4a)のピッチは、38.01
    9゜、38.019゜、41.5848゜、41.584
    8゜、41.5848゜、41.5848゜、41.58
    48゜、38.019゜、38.019゜の順に形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の電気子鉄心構
    造。
  4. 【請求項4】 前記歯先部(4a)のピッチは、38.16
    ゜、38.16゜、38.16゜、38.16゜、40
    ゜、41.84゜、41.84゜、41.84゜、41.8
    4゜の順に形成されていることを特徴とする請求項1記
    載の電気子鉄心構造。
  5. 【請求項5】 前記歯先部(4a)のピッチは、41゜、4
    1゜、41゜、41゜、41゜、38.75゜、38.7
    5゜、38.75゜、38.75゜の順に形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の電気子鉄心構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004080944A (ja) * 2002-08-20 2004-03-11 Toyota Motor Corp 電動機用ステータコア
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