JP2000349143A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JP2000349143A
JP2000349143A JP11161251A JP16125199A JP2000349143A JP 2000349143 A JP2000349143 A JP 2000349143A JP 11161251 A JP11161251 A JP 11161251A JP 16125199 A JP16125199 A JP 16125199A JP 2000349143 A JP2000349143 A JP 2000349143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
dummy pattern
pattern
semiconductor device
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11161251A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4786006B2 (ja
Inventor
Hikari Kawashima
光 川島
Keiichi Yamada
圭一 山田
Keiichi Higashiya
恵市 東谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP16125199A priority Critical patent/JP4786006B2/ja
Priority to US09/444,557 priority patent/US6291870B1/en
Publication of JP2000349143A publication Critical patent/JP2000349143A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4786006B2 publication Critical patent/JP4786006B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/76Making of isolation regions between components
    • H01L21/762Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers
    • H01L21/76224Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers using trench refilling with dielectric materials
    • H01L21/76229Concurrent filling of a plurality of trenches having a different trench shape or dimension, e.g. rectangular and V-shaped trenches, wide and narrow trenches, shallow and deep trenches
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/768Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics
    • H01L21/76801Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics characterised by the formation and the after-treatment of the dielectrics, e.g. smoothing
    • H01L21/76819Smoothing of the dielectric

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Element Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 分離絶縁膜となる埋め込み絶縁膜の堆積状態
を考慮して、素子形成領域凸部占有率が計画的に決定さ
れて配置されたダミーパターンを有する半導体装置を提
供する。 【解決手段】 所定セル領域6内部に形成されるダミー
パターン5の凸部占有率を、複数の所定セル領域6を含
む複数の所定領域それぞれに形成される、素子形成領域
の凸部占有率の最大値と略同等、または、平均値と略同
等とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特に、分離絶縁膜の化学機械研磨工程において、素
子形成領域の研磨防止パターンとして機能するダミーパ
ターンを有する半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、CMP(Chemical Mechanic
al Polishing)工程において、本来形成されるべき素
子形成領域のパターンの疎密に起因して素子分離領域の
分離絶縁膜に生じる平坦性の低下の問題を抑制するため
に、素子分離領域にダミーパターンを配置する半導体装
置が生産されている。たとえば、特開平8−21339
6号公報においては、配線層のダミーパターンの例が、
また、特開平9−181159号公報においては、素子
形成領域パターンを分離するために、STI(Shallow
Trench Isolation)、すなわち、シャロウトレンチ分
離を用いたときのダミーパターンの例が開示されてい
る。
【0003】また、近年用いられている半導体装置にお
いては、その製造工程を簡略化するため、全ての素子間
の分離をSTIで行なっている。そのため、図17に示
すように、素子形成領域パターン104が形成されない
領域、すなわち、素子分離領域103は、素子形成領域
パターン104に対して非常に広い領域となる。このよ
うな状態で、半導体基板101の上に分離絶縁膜となる
膜102を堆積してCMPを行なうと、図18に示すよ
うに、最終形状において広い素子分離領域103aに形
成された分離絶縁膜102aは、狭い素子分離領域10
3bに形成された分離絶縁膜102bに比較して表面が
大きく窪んでしまう。この分離絶縁膜表面の大きな窪み
を抑制する手段として、図19に示すように、広い素子
分離領域103aにダミーパターン105を形成してか
ら分離絶縁膜となる膜102を堆積してCMPを実行す
る方法がある。この方法によれば、図20に示すよう
に、CMPを実行した後においても、広い素子分離領域
103aに残る分離絶縁膜102aの表面は大きく窪む
ことがない。そのため、ダミーパターン105を設けず
にCMPを行なった図18に示す状態に比較して、ダミ
ーパターン105を形成してからCMPを行なった図2
0に示す状態では、広い素子分離領域103aに形成さ
れた分離絶縁膜102a表面の平坦性は向上する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ダミー
パターンを素子分離領域に形成しても、凸状の素子形成
領域パターンの平面的な占有率、すなわち、素子形成領
域パターンの面密度と、凸状のダミーパターンの平面的
な占有率、すなわち、ダミーパターンの面密度とが、半
導体チップ全面で部分ごとに大きく異なる場合がある。
このような場合に、素子形成領域パターンおよびダミー
パターンの占有率が、部分的に相違することにより、C
MP研磨布により研磨される速度がそれぞれの部分で異
なる状態が発生する。たとえば、研磨レートが大きくな
るような占有率の小さいダミーパターンを配置すると、
その部分が過剰に研磨される。これは、図21に示すよ
うに、研磨時間が同一であれば、素子形成領域パターン
およびダミーパターンの占有率に応じて、研磨後の絶縁
膜の残像膜厚が決まるからである。特に、素子形成領域
パターンおよびダミーパターンの占有率が、半導体基板
の各々の部分間で20%以上異なる場合においては、研
磨後の分離絶縁膜に500Å以上異なるような有意段差
が生じる。この有意段差が形成されると、CMP後の工
程で形成されるゲート電極等の寸法制御性が著しく低下
することがある。
【0005】この有意段差が形成されることを抑制する
方法として、素子形成領域パターンの占有率とダミーパ
ターンの占有率との比が所定の値になるように設定する
ことが考えられる。
【0006】しかしながら、素子形成領域パターンの占
有率とダミーパターンの占有率との比が所定の値になる
ように設定するだけでは、素子形成領域パターンおよび
ダミーパターンの上に堆積される絶縁膜の堆積方法の相
違に起因して生じる、絶縁膜の堆積状態に対する考慮が
なされていない。そのため、絶縁膜の堆積方法によって
は、CMP実行後の絶縁膜の平坦性が部分によって異な
ることが生じていた。
【0007】また、半導体装置の製造工程においては、
ダミーパターンを形成してCMPを実行することにより
素子分離絶縁膜を形成した後、素子形成領域パターン同
士を接続するゲート電極を形成する工程、および、素子
形成領域パターンに不純物を注入する工程が必要である
が、これらの工程において、ゲート電極が不純物を有す
るダミーパターンに接するように形成されていれば、ゲ
ート電極から電気的な影響を受けたダミーパターンがさ
らに素子形成領域パターンに電気的影響を与えることが
予想される。
【0008】また、不純物拡散領域、たとえば、ウェル
の境界線上にダミーパターンが形成され、その境界線上
を配線層が横切れば、ウェル境界でラッチアップ等の不
都合な現象を生じるおそれがある。
【0009】さらに、上記のように様々な条件を総合し
たダミーパターンを配置するようなマスクを形成する必
要があるが、ダミーパターンの配置の決定をCAD処理
により自動的に行い、設計を簡単にする技術の導入が要
求されている。
【0010】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、絶縁膜の堆積方
法等をも考慮して素子形成領域パターンの占有率に対す
るダミーパターンの占有率が決定され、計画的に配置さ
れたダミーパターンを有する半導体装置を提供すること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
における半導体装置は、半導体基板に素子分離領域によ
って分離形成された素子形成領域パターンと、素子分離
領域に形成されたダミーパターンとを備え、所定領域を
素子形成領域パターンが占有する素子形成領域パターン
凸部占有率に対する、所定領域を複数に区切る所定セル
領域内をダミーパターンが占有するダミーパターン凸部
占有率の比が、所定の値になるように設定されている。
【0012】ここで、素子形成領域パターン凸部占有率
を、各々の素子形成領域パターンに対して所定の距離だ
け拡大または縮小した領域を所定領域の面積で割ったも
のと定義する。たとえば、素子形成領域パターンおよび
ダミーパターンを埋め込むように形成された、埋め込み
絶縁膜の凸部の側面が斜め45度になるように堆積され
る場合、素子形成領域パターンを平面的に見て、外周か
ら所定の距離だけ縮小した領域の面積を所定領域の面積
で割ったものを素子形成領域パターン凸部占有率とす
る。また、埋め込み絶縁膜がコンフォーマルに堆積され
る場合、素子形成領域パターンを平面的に見て、外周か
ら所定の距離だけ拡大した領域の面積を所定領域の面積
で割ったものを素子形成領域パターン凸部占有率とす
る。
【0013】また、ダミーパターン凸部占有率は、各々
のダミーパターンが占有する平面領域に対して所定の距
離だけ拡大または縮小した領域を、所定セル領域の面積
で割ったものと定義する。すなわち、埋め込み絶縁膜凸
部の側面が斜め45度になるように堆積される場合、ダ
ミーパターンを平面的に見て、外周から所定の距離だけ
縮小した領域の面積を所定セル領域の面積で割ったもの
をダミーパターン凸部占有率とし、埋め込み絶縁膜がコ
ンフォーマルに堆積される場合、ダミーパターンを平面
的に見て、外周から所定の距離だけ拡大した領域の面積
を所定セル領域の面積で割ったものをダミーパターン凸
部占有率とする。
【0014】このような構造にすることにより、たとえ
ば、請求項2に記載の半導体装置のように、複数のセル
を有する所定領域が複数存在する場合において、ダミー
パターン凸部占有率を、所定領域の素子形成領域パター
ン占有率それぞれの平均値と略同程度の値になるように
設定することが考えられる。このように設定すれば、素
子形成領域パターンおよびダミーパターン上に形成され
る埋め込み絶縁膜の凸状となる部分が45度の傾斜角を
有する側壁を備えるように形成される場合においては、
素子形成領域パターンおよびダミーパターンの凸部占有
率それぞれの値のばらつきが大きくなるため、所定領域
それぞれの素子形成領域パターン凸部占有率の平均値を
有するダミーパターンを形成することで、CMP工程実
行後の有意段差の発生を効率的に抑制できる。
【0015】また、たとえば、請求項3に記載の半導体
装置のように、ダミーパターン凸部占有率を、素子形成
領域パターン占有率が最も大きな所定領域、たとえば、
メモリセル領域の素子形成領域パターン凸部占有率と略
同程度の値になるように設定することも考えられる。こ
のように設定すれば、たとえば、素子形成領域パターン
およびダミーパターン上に形成される埋め込み絶縁膜が
コンフォーマルに堆積される場合、すなわち、素子形成
領域パターンの凹凸の表面に沿って平行に絶縁膜が形成
される場合においては、素子形成領域パターンおよびダ
ミーパターン上に形成される埋め込み絶縁膜の凸部占有
率がほとんどの所定領域で大きくなるため、最も大きな
所定領域の凸部占有率と同程度の凸部占有率を有するダ
ミーパターンを形成することで、CMP工程実行後の有
意段差の発生を有効に抑制できる。
【0016】請求項4に記載の本発明における半導体装
置は、請求項2または3に記載の半導体装置において、
略同程度の値の範囲が、80%〜120%の範囲内に設
定されている。
【0017】このような構造にすることにより、素子形
成領域パターンおよびダミーパターンの凸部占有率が2
0%以上相違することにより生じる、CMP実行後にお
いて500Å以上の段差が残存すること、すなわち、有
意段差が残存することを抑制し易くなる。その結果、分
離絶縁膜を形成する以後の工程の寸法制御精度が向上す
るため、半導体装置の歩留まりが向上する。
【0018】請求項5に記載の本発明における半導体装
置は、請求項3または4に記載の半導体装置において、
複数の所定領域において、素子形成領域凸部占有率が最
も大きな領域がメモリセル領域である。
【0019】このような構造にすることにより、メモリ
セル領域は、通常、素子形成領域パターンが最も高い領
域であるため、請求項3に記載の半導体装置のように、
CMPを実行して分離絶縁膜を形成する工程において、
埋め込み絶縁膜がコンフォーマルに堆積される場合に、
CMP工程実行後の有意段差の発生を有効に抑制できる
という効果を十分に発揮させることができる。
【0020】請求項6に記載の本発明における半導体装
置は、請求項1〜5のいずれかに記載の半導体装置にお
いて、1つの所定セル領域内に形成されるダミーパター
ンが、少なくとも1以上の長方形を含んでいる。
【0021】このような構造にすることにより、長方形
は、データ量を最小限に抑え、かつ、面積計算等の処理
が簡単であるため、ダミーパターン凸部占有率の計算が
簡単となる。そのため、CAD(Calculation Automat
ic Design)等を用いてダミーパターンを網羅的に配置
する場合に設計が簡単となる。
【0022】請求項7に記載の本発明における半導体装
置は、請求項1〜6のいずれかに記載の半導体装置にお
いて、異なる導電型の不純物拡散領域同士の境界線に位
置するダミーパターンが除去されている。
【0023】このような構造にすることにより、不純物
拡散領域の境界線上に位置するダミーパターンの上方を
配線層等が通過する場合において、不純物拡散領域の境
界線上に位置するダミーパターンが配線層等から電気的
影響を受けることによって生じる、異なる導電型の不純
物拡散領域同士の間で生じるラッチアップ現象を抑制す
ることができるため、半導体装置の誤作動を防止でき
る。
【0024】請求項8に記載の本発明における半導体装
置は、請求項1〜7のいずれかに記載の半導体装置にお
いて、所定の導電層から所定の距離内に位置する前記ダ
ミーパターンが除去されている。
【0025】このような構造にすることにより、導電層
の電気的影響を受けるおそれの大きな位置にダミーパタ
ーンを有しない。その結果、導電層から不純物を含むダ
ミーパターンを介してトランジスタ等の素子が受ける電
気的影響を抑制し易くなるため、半導体装置の誤作動等
を抑制できる。
【0026】請求項9に記載の本発明における半導体装
置は、請求項1〜8のいずれかに記載の半導体装置にお
いて、ダミーパターンが、半導体基板をエッチングする
ことにより半導体基板の主表面が残存して形成されてい
る。
【0027】このような構造にすることにより、トレン
チ分離により素子形成領域パターンおよびダミーパター
を形成することができる。そのため、本来の素子形成領
域のパターンが形成されるマスクと同一のマスクにダミ
ーパターンを形成することによって、1工程で本来の素
子形成領域パターンとダミーパターンとを同時に形成す
ることが可能となる。その結果、半導体装置の製造工程
が短縮できる。
【0028】請求項10に記載の本発明における半導体
装置は、請求項1〜9のいずれかに記載の半導体装置に
おいて、アライメントマークの外周から平面的に50μ
m以内の領域において、所定セル領域内のダミーパター
ン凸部占有率が、他の所定セル領域のダミーパターン凸
部占有率より20%以上小さくなるように設定されてい
る。
【0029】このような構造にすることにより、アライ
メントマークの近傍のみダミーパターンの密度が小さく
なっているため、露光波長の大きな光を用いてアライメ
ント精度を検査する場合においても、ダミーパターンを
誤って検出するおそれが小さくなるため、アライメント
マークの段差を検出し易くなる。その結果、アライメン
ト精度を向上させることが可能となる。
【0030】請求項11に記載の本発明における半導体
装置は、請求項1〜10のいずれかに記載の半導体装置
において、素子形成領域パターンの上に形成された導電
層と、この導電層と同一材質、同一膜厚でダミーパター
ンの上に形成されたダミー導電層とをさらに備えてい
る。
【0031】このような構造にすることにより、ゲート
電極と同一の導電層が半導体基板表面に略均一に配置さ
れているため、エッチングガスが均一に分布された状態
でエッチングを実行することができる。その結果、ゲー
ト電極を形成するためのエッチング精度が向上する。ま
た、ダミー導電層が規則的に占有率を略等しくするよう
に配置されている。そのため、ゲート電極とダミー導電
層とを覆うように層間絶縁膜を形成する工程の後の、層
間絶縁膜の研磨工程においても、上記素子形成領域パタ
ーンを取り囲む分離絶縁膜の平坦性をダミーパターンが
向上させる効果と同様に、層間絶縁膜の研磨後の平坦性
を向上させることができる。
【0032】請求項12に記載の本発明における半導体
装置は、請求項1〜11のいずれかに記載の半導体装置
において、同一ウェル内において、ダミーパターンの主
表面に形成された第1の導電層と、素子形成領域パター
ンの主表面に形成された第2の導電層とが同電位になる
ように、第1導電層と第2導電層とがウェルにより電気
的に接続されている。
【0033】このような構造にすることにより、ダミー
パターンの表面を、たとえば、ウェルのような不純物拡
散領域と同電位に固定することができる。その結果、互
いに異なる導電型のウェルの境界面、すなわち、PN接
合面部分とウェルの他の部分との間に電位差が生じるこ
とに起因して、PN接合を貫通する電流が発生するラッ
チアップ現象を抑制することが可能となる。また、この
ような領域は、ソース/ドレイン領域を形成するときに
できるPN接合を形成するような不純物注入のためのマ
スクと同一マスクに開口を形成するだけでよいため、製
造工程の増加はない。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の実施の
形態を説明する。
【0035】(実施の形態1)実施の形態1におけるダ
ミーパターンを有する半導体装置を、図1〜図12を用
いて説明する。本実施の形態におけるダミーパターンを
有する半導体装置は、図1および図2に示すように、素
子分離領域3となるトレンチ溝を形成することによっ
て、素子形成領域パターン4を分離形成し、素子形成領
域パターン4および素子分離領域3を覆う分離絶縁膜と
なる埋め込み酸化膜2を堆積した後、CMPを用いて埋
め込み酸化膜2を研磨することにより、分離絶縁膜が形
成された半導体装置である。
【0036】まず、図1および図2について説明する。
図1は、HDP(High Density Plasma)−CVD(C
hemical Vapor Deposition)装置で堆積した酸化膜の
ように、エッチングとデポジションを繰り返すことによ
って、素子形成領域パターン4が形成する凸部の上に側
面が斜め45度となる凸部を有する埋め込み酸化膜2が
素子形成領域パターン4および素子分離領域3を覆うよ
うに堆積した場合である。また、図2は、プラズマCV
D装置で堆積されたTEOS(Tetra EtyleOthro Sil
icate)酸化膜のように、素子形成領域パターン4が形
成する凹凸形状に対してコンフォーマル、すなわち、半
導体基板1の表面の凹凸形状に沿って一定の膜厚で埋め
込み酸化膜2が素子形成領域パターン4および素子分離
領域3を覆うように堆積した場合である。
【0037】また、トレンチ溝深さt、埋め込み酸化膜
2の堆積膜厚d、素子形成領域パターン4が形成する凸
部のうち、研磨に対して抵抗する部分を示すために、素
子形成領域パターン4外周から所定の大きさを操作する
ためのサイジング量x、サイジング量xを算出するため
のトレンチ溝深さtに対する係数nは、それぞれ図1お
よび図2に示すとおりである。
【0038】次に、ダミーパターン凸部占有率について
説明する。図1に示すように、埋め込み酸化膜2の側壁
が斜め45度となるように堆積した場合においては、サ
イジング量xをx=t×nと定義し、図2に示すよう
に、埋め込み酸化膜2がコンフォーマルに堆積された場
合においては、サイジング量xをx=t×Cos(Si
-1(n))のように定義する。このとき、係数nは、
研磨条件や膜質によって変わるが、0.5前後が一般的
であるので、0.5として計算する。
【0039】ここで、素子形成領域パターン凸部占有率
を、各々の素子形成領域パターン4に対してxだけサイ
ジングした領域を所定領域、たとえば、メモリセル領域
の面積で割ったものと定義する。すなわち、埋め込み酸
化膜2の凸部が側面を斜め45度になるように堆積され
る図1の場合、素子形成領域パターンを平面的に見て、
外周からxだけ縮小した領域の面積を所定領域の面積で
割ったものを素子形成領域パターン凸部占有率とする。
また、分離酸化膜となる埋め込み酸化膜2がコンフォー
マルに堆積される図2の場合、素子形成領域パターンを
平面的に見て、外周からxだけ拡大した領域の面積を所
定領域の面積で割ったものを素子形成領域パターン凸部
占有率とする。
【0040】また、ダミーパターン凸部占有率を、各々
のダミーパターン5が占有する平面領域に対してxだけ
サイジングした領域を所定セル領域で割ったものと定義
する。すなわち、埋め込み酸化膜2凸部が側面を斜め4
5度になるように堆積される図1の場合、ダミーパター
ン5の平面を外周からxだけ縮小した領域の面積を所定
セル領域の面積で割ったものをダミーパターン凸部占有
率とする。また、埋め込み絶縁膜2がコンフォーマルに
堆積される図2の場合、ダミーパターン5の平面を外周
からサイジング量xだけ拡大した領域面積を所定セル領
域の面積で割ったものをダミーパターン凸部占有率とす
る。
【0041】上記従来技術で説明したとおり、図1およ
び図2の状態から埋め込み酸化膜2をCMPで研磨して
表面の平坦化を行なう場合、凸部占有率が広い範囲で部
分ごとに大きく異なると、CMP研磨布の面圧の相違に
より、研磨レートが異なり、分離酸化膜に絶対段差が残
るという問題がある。このとき、もとの素子形成領域パ
ターンおよびダミーパターンの凸部占有率が、それぞれ
部分ごとに20%以上異なると有意段差が認められる。
そのため、素子形成領域パターン凸部占有率とダミーパ
ターン占有率との差を20%以内にすることが必要とな
る。このようなダミーパターンを有する本実施の形態に
おける半導体装置の設計フローおよび構造を説明する。
【0042】本実施の形態における半導体装置を設計す
るためのマスク形成での最初の段階においては、まず、
図3に示すように、所定領域60内に直交するグリッド
にで仕切られた所定セル領域6が複数配置され、この所
定セル領域6内にはダミーパターン5が配置されてい
る。所定セル領域6の内側にある個々のダミーパターン
5は、CADデータ上では2頂点で形成できる図4に示
すような長方形からなる形状となっている。また、所定
セル領域6内部の構成は、図5〜図8に示すような複数
の長方形で構成されていてもよい。
【0043】次に、このようなダミーパターン5が配置
された所定セル領域6を複数有する所定領域60に、素
子形成領域パターン、ウェル、ゲート電極等を配置して
いくCADフローを、図9〜図12を用いて説明する。
なお、アルミニウム配線層の形成工程等は省略してい
る。
【0044】まず、フロー1として、半導体装置を構成
する所定領域60全面に、図4に示すように、ダミーパ
ターン5を有する所定セル領域6を直行するグリッドに
規則的に配置する。その後、この複数の所定セル領域6
を有する所定領域60に、Pウェル8またはNウェル
9、素子形成領域パターン4を配置する。その後、複数
の素子形成領域パターン4同士を接続するようにゲート
電極12を素子形成領域パターン4の上に重ねて配置
し、図9に示すような状態とする。
【0045】次に、フロー2として、図10に示すよう
に、素子形成領域パターン4と平面的接触するダミーパ
ターン5を有する所定セル領域6内のダミーパターン5
を削除する。このとき、素子形成領域パターン4に対し
て所望のオーバーサイズをかけておけば、すなわち、少
し大きめの素子形成領域パターン4を想定して所定セル
領域6内のダミーパターン5を削除すれば、素子形成領
域パターン4とダミーパターン5との間の分離特性を十
分に保つような半導体装置を形成することができる。
【0046】次に、フロー3として、Pウェル領域8ま
たはNウェル領域9の境界線と交差するダミーパターン
5を有する所定セル領域6を削除する。このとき、Nウ
ェル領域9に対して所望のオーバーサイズとアンダーサ
イズとをかけてAND処理を行なったもの、すなわち、
実際のPウェル領域8またはNウェル領域9の境界線よ
りも少し大き目の領域の内側と、実際のPウェル領域8
またはNウェル領域9より少し小さ目の領域の外側との
重なる領域と交差するダミーパターン5を有する所定セ
ル領域6を削除すれば、Pウェル領域8またはNウェル
領域9の分離特性をより確実に保つことができる半導体
装置を形成できる。
【0047】さらに、フロー4として、ゲート電極12
が形成される領域と交差するダミーパターン5を有する
所定セル領域6を削除する。このとき、ゲート電極12
を形成する領域に対しても所望のオーバーサイズをかけ
て、所定セル領域6のダミーパターン5を除去すれば、
アライメントずれ等に対するマージン、すなわち、重ね
合せ誤差に対する余裕も確保できる。
【0048】上記のフロー1〜4を経て残ったダミーパ
ターン5を有する所定セル領域6と所望の素子形成領域
パターン4とを重ねて同一のマスクに開口パターンを作
り込み、このマスクを用いてトレンチ分離により半導体
基板2に素子形成領域パターン4およびダミーパターン
5を形成する。
【0049】なお、上記のフロー2〜4については、順
不同であり、フロー3およびフロー4については、プロ
セスにより省くことも可能である。また、それぞれのダ
ミーパターン5の削除処理は素子形成領域パターン4、
Pウェル領域8またはNウェル領域9、ゲート電極12
を形成する領域を所望のサイジング、すなわち、領域の
大きさを調節した処理を行なった後、それぞれのパター
ンを重ね合せて、一括でマスクに開口パターンを形成し
てもよい。
【0050】上記のような設計フローによって、ダミー
パターンを有する半導体装置を製造すためのマスクに、
上記の形状を開口することにより、リソグラフィ技術お
よびエッチング技術を用いて、半導体装置の素子分離領
域であってダミーパターン5を形成すべきでない領域を
除いた領域に網羅的にダミーパターン5を配置すること
ができる。それにより、平坦化を行なうためのダミーパ
ターン5の配置を、CAD等により自動的行なうことが
できる。そのため、ダミーパターン5を有する半導体装
置を製造するためのマスクの形成がより簡単となる。
【0051】また、同一のマスクに本来の素子形成領域
パターン4とダミーパターン5とを一括して形成する開
口を形成することができるため、半導体装置の製造工程
が短縮される。
【0052】また、ダミーパターンの平面形状は長方形
であるため、ダミーパターン凸部占有率の計算が簡単と
なる。そのため、CAD等を用いてダミーパターを網羅
的に配置する場合に設計が簡単となる。
【0053】また、上記のように、複数の所定セル領域
6を有する所定領域60が複数存在する場合において、
本実施の形態の半導体装置によれば、ダミーパターン凸
部占有率を、所定領域の素子形成領域パターン占有率そ
れぞれの平均値と略同程度の値になるように設定するこ
とが可能となる。それにより、たとえば、素子形成領域
パターン4およびダミーパターン5上に形成される埋め
込み酸化膜2が凸部となる部分が45度の傾斜角を有す
る側壁を備えるように形成される図1に示すような場
合、研磨に対して有効に抵抗する凸部がもとのパターン
より小さくなるため、所定領域ごとの凸部占有率のばら
つきが大きくなるが、所定領域60それぞれの素子形成
領域パターン凸部占有率の平均値を有するダミーパター
ン5を形成することで、CMP工程実行後の有意段差の
発生を効率的に抑制できる。
【0054】また、ダミーパターン凸部占有率を、素子
形成領域パターン凸部占有率が最も大きな所定領域6
0、たとえば、メモリセル領域の素子形成領域パターン
凸部占有率と略同程度の値になるように設定することも
可能となる。たとえば、素子形成領域パターン4および
ダミーパターン6上に形成される埋め込み酸化膜2がコ
ンフォーマルに堆積される図2に示すような場合、すな
わち、素子形成領域パターン4および素子分離領域3が
形成する凹凸の表面に沿って平行に埋め込み酸化膜2が
形成される図2に示すような場合、素子形成領域パター
ン上に形成され、研磨に対して有効に抵抗として機能す
る凸部の占有率は全ての所定領域60においてもとのパ
ターンより大きくなるため、最も大きな所定領域の凸部
占有率と同程度の凸部占有率を有するダミーパターン5
を形成することで、CMP工程実行後の有意段差の発生
を有効に抑制できる。
【0055】また、ダミーパターン凸部占有率を素子形
成領域パターン凸部占有率の80%〜120%の範囲に
調節することにより、ダミーパターン凸部占有率と素子
形成領域パターンの凸部占有率とが20%以上相違する
ことにより生じる、CMP実行後において段差が500
Å以上となる有意段差が残存することを低減できる。そ
の結果、埋め込み酸化膜2を形成する以後の工程の精度
が向上するため、半導体装置の歩留まりが向上する。
【0056】また、不純物拡散領域であるPウェル領域
8またはNウェル領域9の境界線上に位置するダミーパ
ターン5が除去されているため、境界線上に位置するダ
ミーパターン5を介して生じる、異なる導電型の不純物
拡散領域同士の間でPN接合面を貫通する電流が発生す
るラッチアップ現象を抑制することができるため、半導
体装置の誤作動を防止できる。
【0057】また、導電層、たとえば、ゲート電極等か
ら電気的影響を受けるおそれが大きな位置にダミーパタ
ーン5を配置しないことにより、不純物拡散領域に形成
されたダミーパターン5を介して、トランジスタ等の素
子が導電層から間接的に受ける電気的影響を抑制し易く
なるため、半導体装置の誤作動等を抑制できる。
【0058】(実施の形態2)次に、実施の形態2にお
ける半導体装置を説明する。本実施の形態における半導
体装置は、アライメントマークの周辺の少なくとも50
μm以内に配置するダミーパターンのダミーパターン凸
部占有率を、所定領域に配置されたダミーパターン全体
のダミーパターン凸部占有率よりも20%以上小さくな
るようにする。このとき、アライメントマークおよび周
辺のダミーパターンの部分では、ディシング、すなわ
ち、研磨され、リセス、すなわち、凹みが形成される
が、アライメントマークの機能には影響がない程度であ
る。なお、アライメントマークの周辺に配置するダミー
パターンのダミーパターン凸部占有率は、0%、すなわ
ち、ダミーパターンがなくてもよい。また、このアライ
メントマークは、重ね合せの精度を検査するために用い
る検査用のアライメントマークであってもよい。
【0059】このような構造にすることにより、アライ
メントマークの近傍のみダミーパターン占有率が小さく
なるため、露光波長の大きな光を用いてアライメント精
度を検査する場合においても、アライメントマークが形
成する段差の代わりにダミーパターンが有する段差を誤
って検出するおそれが小さくなるため、アライメントマ
ークの段差を検出し易くなる。その結果、アライメント
マークを用いる場合の重ね合せ精度の検査の正確性を向
上させることが可能となる。
【0060】(実施の形態3)次に、実施の形態3にお
ける半導体装置を、図13および図14を用いて説明す
る。本実施の形態における半導体装置は、ゲート電極1
2を形成するためのマスクに、ダミーパターン5の開口
と同一平面形状のゲート電極ダミーパターン13の開口
を形成して、図13の平面図および図14の断面図に示
すように、素子形成領域パターン4、ダミーパターン5
および分離酸絶縁膜2aの表面を覆うゲート絶縁膜とな
る膜12aの上に、ゲート電極12を形成すると同時に
ダミーパターン5の直上位置にゲート電極ダミーパター
ン13を形成したものである。
【0061】このような構造にすることによって、ゲー
ト電極12を形成する工程において、ゲート電極12を
形成するための導電層のエッチングが、ゲート電極12
となる部分だけでなく、半導体基板の表面全体で略均等
に行われる。その結果、半導体基板の表面全体でエッチ
ングガス等の分布が略均一になるため、ゲート電極12
のエッチングによる寸法制御性が向上する。
【0062】また、実施の形態1で示したダミーパター
ンが有する効果と同様に、ゲート電極12およびゲート
電極ダミーパターン13を同一のマスクパターンに作り
込むことで、CAD処理の負荷増加なく、ゲート電極形
成工程以後における、層間絶縁膜表面の平坦性の向上、
および、層間絶縁膜の上に形成される配線等の寸法制御
性の向上を図り得る半導体装置を形成できる。
【0063】(実施の形態4)実施の形態4における半
導体装置を図15および図16を用いて説明する。本実
施の形態における半導体装置は、図15および図16に
示すように、P型半導体基板7上にNウェル領域9とP
ウェル8領域とが形成され、それぞれのウェル領域内に
素子形成領域パターン4およびダミーパターン5が形成
されたCMOS構造の半導体装置である。また、Nウェ
ル領域9およびPウェル領域8に形成された素子形成領
域パターン4の上表面から所定の深さにおいては、トラ
ンジスタのソース/ドレイン領域を構成するN+ 拡散領
域10a,10bおよびP+拡散領域11a,11bが
それぞれ形成されている。また、Nウェル領域9に形成
されたダミーパターン5の上表面から所定の深さにおい
ては、不純物拡散領域6aが形成されているが、少なく
とも一部の領域に、表面までウェル領域と連続するN型
不純物拡散領域が残存している。また、Pウェル領域8
の上表面から所定の深さにかけては、不純物拡散領域6
bが形成されているが、少なくとも一部の領域に、表面
までウェル領域と連続するP型不純物拡散領域が残存し
ている。また、素子形成領域パターン4およびダミーパ
ターン5の表面上には高融点金属シリサイド膜15が形
成されている。
【0064】このように構造することによって、不純物
拡散領域6a,6b以外のダミーパターン5の上面に残
存するウェル領域と連続する部分により、ダミーパター
ン5の上面に形成された高融点金属シリサイド膜15を
Nウェル領域9またはPウェル領域8と同電位に固定す
ることができる。また、N+ 拡散領域10a,10bお
よびP+拡散領域11a,11b以外の素子形成領域パ
ターン4の上面に残存するウェル領域と連続する部分に
より、素子形成領域パターン4上に形成された高融点金
属シリサイド膜15もPウェル領域8またはNウェル領
域9と同電位に固定される。その結果、CMOS構造に
起因する特有のノイズを低減することができる。すなわ
ち、上記のような構造にすることにより、素子形成領域
パターン4およびダミーパターン5の表面を、Pウェル
領域8またはNウェル領域9と同電位に固定することが
できることにより、Pウェル領域8内またはNウェル領
域9内それぞれにおいて、素子形成領域パターン4とダ
ミーパターン5との間に電位差が生じることを抑制でき
る。その結果、Pウェル領域8またはNウェル領域9内
部で、電位差ができることを抑制できるため、電位差に
よって生じる、PN接合面を貫通するような電流が発生
するラッチアップ現象を防止することが可能となる。
【0065】また、図16に示すように、同一ウェル領
域内のソース/ドレイン領域等を形成するための開口パ
ターン12a,12b,13a,13bを有するマスク
と同一の不純物注入マスクに不純物拡散領域6a,6b
を形成するための開口パターン14a,14bを、素子
形成領域パターン4およびダミーパターン5の大きさが
一律に縮小された開口パターンにして形成すれば、設計
が簡単で、かつ、工程数を増加することなくダミーパタ
ーン5の表面の電位固定を行なうことができる。
【0066】なお、今回開示された実施の形態はすべて
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許
請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意
味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図
される。
【0067】
【発明の効果】請求項1〜5に記載の本発明における半
導体装置によれば、CMP工程実行後の有意段差の発生
を効率的に抑制できる。
【0068】請求項6に記載の本発明における半導体装
置によれば、CAD等を用いてダミーパターを網羅的に
配置する場合に設計が簡単となる。
【0069】請求項7に記載の本発明における半導体装
置によれば、異なる導電型の不純物拡散領域同士の間で
のラッチアップ現象を抑制することができるため、半導
体装置の誤作動を防止できる。
【0070】請求項8に記載の本発明における半導体装
置によれば、導電層の電気的影響を受けるおそれの大き
な位置にダミーパターンを有しないため、導電層から受
ける電気的影響を抑制し易くなり、半導体装置の誤作動
等を抑制できる。
【0071】請求項9に記載の本発明における半導体装
置によれば、本来の素子形成領域パターンが形成される
マスクと同一のマスクにダミーパターンを形成すること
によって、1工程で本来の素子形成領域パターンとダミ
ーパターンとを同時に形成することが可能となるため、
半導体装置の製造工程が短縮できる。
【0072】請求項10に記載の本発明における半導体
装置によれば、アライメントマークの段差を検出し易く
なるため、アライメント精度を向上させることが可能と
なる。
【0073】請求項11に記載の本発明における半導体
装置によれば、ゲート電極形成後の平坦化処理工程での
研磨精度を向上させることができる。
【0074】請求項12に記載の本発明における半導体
装置によれば、、不純物拡散領域の各々の部分で電位差
が生じることに起因して発生するラッチアップ現象を抑
制することが可能となる。また、このような領域は、P
N接合を形成するようなソース/ドレイン領域を形成す
る工程における不純物注入のためのマスクと同一マスク
に形成できるため、製造工程の増加はなくラッチアップ
現象を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の半導体装置において、HDP
−CVD装置で堆積した酸化膜のように、エッチングと
デポジションを繰り返して、素子形成領域パターンが形
成する凸部の上に側面が斜め45度になるように形成さ
れた埋め込み酸化膜を示す図である。
【図2】 実施の形態1の半導体装置において、プラズ
マCVD装置で堆積されたTEOS酸化膜のように、凹
凸に対してコンフォーマルに堆積した埋め込み酸化膜を
示す図である。
【図3】 実施の形態1の半導体装置において、ダミー
パターンが、直交するグリッド内部に規則的に配置され
た状態を示す図である。
【図4】 実施の形態1の半導体装置において、ダミー
パターンが所定セル領域内にセルと中心を同一とする長
方形に配置された状態を示す図である。
【図5】 実施の形態1の半導体装置において、所定セ
ル領域の中に長方形のダミーパターンが複数配置された
一例を示す図である。
【図6】 実施の形態1の半導体装置において、所定セ
ル領域の中に長方形のダミーパターンが複数配置された
他の例を示す図である。
【図7】 実施の形態1の半導体装置において、所定セ
ル領域の中に長方形のダミーパターンが複数配置された
他の例を示す図である。
【図8】 実施の形態1の半導体装置において、所定セ
ル領域の中に長方形のダミーパターンが複数配置された
他の例を示す図である。
【図9】 実施の形態1のダミーパターンを有する半導
体装置を製造するためのマスクを形成するCADフロー
1を模式的に示すための図である。
【図10】 実施の形態1のダミーパターンを有する半
導体装置を製造するためのマスクを形成するCADフロ
ー2を模式的に示すための図である。
【図11】 実施の形態1のダミーパターンを有する半
導体装置を製造するためのマスクを形成するCADフロ
ー3を模式的に示すための図である。
【図12】 実施の形態1のダミーパターンを有する半
導体装置を製造するためのマスクを形成するCADフロ
ー4を模式的に示すための図である。
【図13】 実施の形態3のダミーパターンを有する半
導体装置において、ダミーパターンの上にゲート電極ダ
ミーパターンが形成された状態の平面を示す図である。
【図14】 実施の形態3のダミーパターンを有する半
導体装置において、ダミーパターンの上にゲート電極ダ
ミーパターンが形成された状態を示す、図13のA−A
線断面である。
【図15】 実施の形態4のダミーパターンを有する半
導体装置において、CMOS構造において、ウェル内に
ダミーパターンが形成された状態を示す、図16のC−
C線断面図である。
【図16】 実施の形態4のダミーパターンを有する半
導体装置において、CMOS構造において、ウェル内に
ダミーパターンが形成された場合の、素子形成領域パタ
ーンおよびダミーパターンの平面を示す、図15のB−
B線断面図である。
【図17】 従来のダミーパターンを有しない広いトレ
ンチ分離領域を有する半導体装置において、素子形成領
域パターンおよび素子分離領域を覆う層間絶縁膜が形成
された状態の断面を示す図である。
【図18】 従来のダミーパターンを有しない広いトレ
ンチ分離領域を有する半導体装置において、分離絶縁膜
となる埋め込み膜がCMPにより研磨された直後の状態
を示す図である。
【図19】 従来のダミーパターンを有する半導体装置
において、素子形成領域パターンおよび素子分離領域を
覆う分離絶縁膜となる埋め込み膜が形成された状態の断
面を示す図である。
【図20】 従来のダミーパターンを有する半導体装置
において、素子形成領域パターンおよび素子分離領域を
覆う分離絶縁膜となる膜がCMPにより研磨された直後
の状態を示す図である。
【図21】 従来のダミーパターン半導体装置におい
て、ダミーパターン凸部占有率ごとに、CMPにより研
磨された絶縁膜の残膜厚と研磨時間との関係を、グラフ
を用いて示す図である。
【符号の説明】
1 半導体基板、2 埋め込み酸化膜、2a 分離酸化
膜、3 素子分離領域、4 素子形成領域パターン、5
ダミーパターン、6 所定セル領域、6a,6b 不
純物拡散領域、7 半導体基板、8 Pウェル、9 N
ウェル、10a,10b N+拡散領域、11a,11
b P+拡散領域、12 ゲート電極、13 ゲート電
極ダミーパターン、60 所定領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東谷 恵市 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5F032 AA35 AA44 AA63 AA77 AA84 BA02 CA03 CA17 DA04 DA33 DA78

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に素子分離領域によって分離
    形成された素子形成領域パターンと、 前記素子分離領域に形成されたダミーパターンとを備
    え、 所定領域を前記素子形成領域パターンが占有する素子形
    成領域パターン凸部占有率に対する、前記所定領域を複
    数に区切る所定セル領域内を前記ダミーパターンが占有
    するダミーパターン凸部占有率の比が、所定の値になる
    ように設定された、半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記所定領域が複数存在し、 前記ダミーパターン凸部占有率が、複数の前記所定領域
    の前記素子形成領域凸部占有率それぞれの平均値と略同
    程度の値になるように設定された、請求項1に記載の半
    導体装置。
  3. 【請求項3】 前記所定領域が複数存在し、 前記ダミーパターン凸部占有率が、前記所定領域の素子
    形成領域凸部占有率の最大値と略同程度の値になるよう
    に設定された、請求項1に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記略同程度の値の範囲が、80%〜1
    20%の範囲内に設定された、請求項2または3に記載
    の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の所定領域において、前記素子
    形成領域凸部占有率が最も大きな領域がメモリセル領域
    である、請求項3または4に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 1つの所定セル領域内に形成される前記
    ダミーパターンが、少なくとも1以上の長方形を含む、
    請求項1〜5のいずれかに記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 異なる導電型の不純物拡散領域同士の境
    界線に位置する前記ダミーパターンが除去された、請求
    項1〜6のいずれかに記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 所定の導電層から所定の距離内に位置す
    る前記ダミーパターンが除去された、請求項1〜7のい
    ずれかに記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記ダミーパターンが、前記半導体基板
    をエッチングすることにより前記半導体基板の主表面が
    残存して形成された、請求項1〜8のいずれかに記載の
    半導体装置。
  10. 【請求項10】 アライメントマークの外周から平面的
    に50μm以内の領域において、前記所定セル領域内の
    前記ダミーパターン凸部占有率が、他の前記所定セル領
    域の前記ダミーパターン凸部占有率より20%以上小さ
    くなるように設定された、請求項1〜9のいずれかに記
    載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記素子形成領域パターンの上に形成
    された導電層と、前記導電層と同一材質、同一膜厚で前
    記ダミーパターンの上に形成されたダミー導電層とをさ
    らに備えた、請求項1〜10のいずれかに記載の半導体
    装置。
  12. 【請求項12】 同一ウェル内において、前記ダミーパ
    ターンの主表面に形成された第1の導電層と、前記素子
    形成領域パターンの主表面に形成された第2の導電層と
    が同電位になるように、前記第1導電層と第2導電層と
    がウェルにより電気的に接続された、請求項1〜11の
    いずれかに記載の半導体装置。
JP16125199A 1999-06-08 1999-06-08 半導体装置の設計方法および半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP4786006B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16125199A JP4786006B2 (ja) 1999-06-08 1999-06-08 半導体装置の設計方法および半導体装置の製造方法
US09/444,557 US6291870B1 (en) 1999-06-08 1999-11-19 Semiconductor device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16125199A JP4786006B2 (ja) 1999-06-08 1999-06-08 半導体装置の設計方法および半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000349143A true JP2000349143A (ja) 2000-12-15
JP4786006B2 JP4786006B2 (ja) 2011-10-05

Family

ID=15731543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16125199A Expired - Fee Related JP4786006B2 (ja) 1999-06-08 1999-06-08 半導体装置の設計方法および半導体装置の製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6291870B1 (ja)
JP (1) JP4786006B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002203905A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Mitsubishi Electric Corp レイアウト設計装置、レイアウト設計方法および半導体装置
WO2002058133A2 (en) * 2001-01-17 2002-07-25 Motorola, Inc., A Corporation Of The State Of Delaware Semiconductor tiling structure and method of formation
GB2374460A (en) * 2000-12-26 2002-10-16 Nec Corp Shallow trench isolation (STI) by accounting for the occupation density of raised sections of the insulating film over the dummy patterns
JP2006108541A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Ricoh Co Ltd 半導体集積回路装置
US7682880B2 (en) 2003-01-14 2010-03-23 Nec Electronics Corporation Method and device for producing layout patterns of a semiconductor device having an even wafer surface
CN106898657A (zh) * 2015-12-21 2017-06-27 联华电子股份有限公司 半导体元件

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6563148B2 (en) * 2000-04-19 2003-05-13 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device with dummy patterns
TWI233660B (en) * 2003-10-06 2005-06-01 Macronix Int Co Ltd Overlay mark and method of fabricating the same
US7842933B2 (en) * 2003-10-22 2010-11-30 Applied Materials Israel, Ltd. System and method for measuring overlay errors
US9046475B2 (en) 2011-05-19 2015-06-02 Applied Materials Israel, Ltd. High electron energy based overlay error measurement methods and systems
USD729808S1 (en) * 2013-03-13 2015-05-19 Nagrastar Llc Smart card interface
USD780763S1 (en) * 2015-03-20 2017-03-07 Nagrastar Llc Smart card interface
JP2017041597A (ja) * 2015-08-21 2017-02-23 シナプティクス・ジャパン合同会社 半導体装置および半導体装置製造方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW272310B (en) 1994-11-09 1996-03-11 At & T Corp Process for producing multi-level metallization in an integrated circuit
JP3604482B2 (ja) 1995-12-25 2004-12-22 松下電器産業株式会社 半導体装置および半導体装置の製造方法
US5885856A (en) * 1996-08-21 1999-03-23 Motorola, Inc. Integrated circuit having a dummy structure and method of making
US6211050B1 (en) * 1999-03-03 2001-04-03 Chartered Semiconductor Manufacturing Ltd. Fill pattern in kerf areas to prevent localized non-uniformities of insulating layers at die corners on semiconductor substrates

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2374460A (en) * 2000-12-26 2002-10-16 Nec Corp Shallow trench isolation (STI) by accounting for the occupation density of raised sections of the insulating film over the dummy patterns
US6583027B2 (en) 2000-12-26 2003-06-24 Nec Electronics Corporation Manufacturing method of semiconductor device and designing method of semiconductor device
JP2002203905A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Mitsubishi Electric Corp レイアウト設計装置、レイアウト設計方法および半導体装置
WO2002058133A2 (en) * 2001-01-17 2002-07-25 Motorola, Inc., A Corporation Of The State Of Delaware Semiconductor tiling structure and method of formation
WO2002058133A3 (en) * 2001-01-17 2002-11-28 Motorola Inc Semiconductor tiling structure and method of formation
US6614062B2 (en) 2001-01-17 2003-09-02 Motorola, Inc. Semiconductor tiling structure and method of formation
US7682880B2 (en) 2003-01-14 2010-03-23 Nec Electronics Corporation Method and device for producing layout patterns of a semiconductor device having an even wafer surface
JP2006108541A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Ricoh Co Ltd 半導体集積回路装置
CN106898657A (zh) * 2015-12-21 2017-06-27 联华电子股份有限公司 半导体元件
CN106898657B (zh) * 2015-12-21 2022-02-01 联华电子股份有限公司 半导体元件

Also Published As

Publication number Publication date
US6291870B1 (en) 2001-09-18
JP4786006B2 (ja) 2011-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8569145B2 (en) Semiconductor device and method of producing the same
US6486558B2 (en) Semiconductor device having a dummy pattern
JP2002261244A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2000349143A (ja) 半導体装置
US20020014697A1 (en) Semiconductor device and method for fabricating the same
JP4756746B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
KR100901054B1 (ko) 반도체 소자 및 반도체 소자의 제조 방법
JP2009117681A (ja) 半導体装置の製造方法および固体撮像装置の製造方法
JP4290983B2 (ja) 半導体タイリング構造体及びその製造方法
TWI765439B (zh) 導電互連件及用於形成導電互連件之方法
CN112670296B (zh) 三维存储器结构及其制备方法
US6642598B2 (en) Semiconductor device
US9171898B2 (en) Method for manufacturing semiconductor layout pattern, method for manufacturing semiconductor device, and semiconductor device
JP2006165040A (ja) 半導体装置及び半導体装置のパターン設計方法
JP2010232669A (ja) 半導体装置及び半導体製造方法
JP4786697B2 (ja) 半導体装置
JP2003188174A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US8278761B2 (en) Circuit layout structure
KR20080029281A (ko) 채널의 폭이 증가된 액티브 영역을 포함하는 반도체 소자의레이 아웃, 포토마스크 및 그것을 포함하는 반도체 소자
US20120220115A1 (en) Method for fabricating semiconductor device
CN102074548A (zh) 一种电路布局结构
KR20060122132A (ko) 반도체 소자
JP2003031691A (ja) 半導体装置およびその製造方法
KR20100097989A (ko) 반도체 소자 및 그 제조 방법
JP2008053458A (ja) 半導体装置の設計方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100518

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100519

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110610

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110705

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110713

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140722

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees