JP2000348946A - 屋外用電気機器タンク - Google Patents

屋外用電気機器タンク

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JP2000348946A JP17425099A JP17425099A JP2000348946A JP 2000348946 A JP2000348946 A JP 2000348946A JP 17425099 A JP17425099 A JP 17425099A JP 17425099 A JP17425099 A JP 17425099A JP 2000348946 A JP2000348946 A JP 2000348946A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部全体に金属溶射被膜を形成しても、シー
ル材が設けられる部分の油密または気密を保持する。 【解決手段】 タンク本体3の外部に形成した金属溶射
被膜Mの一部の面またはその一部の面及びその一部の面
の内部に、常温乾燥型塗料または低温焼き付け塗料によ
る塗装被膜Pを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主に塩害地域に設置
される屋外用電気機器に係り、特にそのタンクに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】塩害地域に設置される屋外用電気機器
は、そのタンクが塩害に耐えるように、防錆処理として
亜鉛めっき処理が行われており、またある種の電気機器
では、部分的、例えば外気と直接当たる箇所に金属溶射
被膜処理することが行われており、特に金属溶射被膜処
理が有効であることがわかっている。そこで、外部全体
に金属溶射被膜処理することが要求されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】屋外用電気機器とし
て、例えば配電用油入変圧器は、そのタンクを構成する
ケースに変圧器本体が絶縁油と共に収納され、ケースの
上端の開口部はカバーにより閉鎖されている。ここで、
上記のようにタンクはケース及びカバーにより構成され
ているものとする。ところで、変圧器はブッシングが設
けられており、ケースの上部に設けられたブッシング取
付穴を貫通した状態で取り付けられて構成されるもの、
またカバーに設けられたブッシング取付穴を貫通した状
態で取り付けられて構成されるものがある。前者ではブ
ッシング取付部が絶縁油に浸されており、後者では絶縁
油面上に形成される空間があるため、絶縁油に浸されて
いない。ところが、従来と同様にブッシング取付穴の周
囲にシール材としてリング状のパッキンを介在させてブ
ッシングを取り付けても、金属溶射被膜は多孔質である
ために、ブッシング取付部の油密または気密を保持させ
ることができないという問題が生じる。
【0004】また、配電用油入変圧器を電柱に設置する
場合、電柱に設けられている変圧器取付金具と配電用油
入変圧器タンクのハンガ座とがボルト及びナットにより
強固に締め付けられている。ところで、金属溶射被膜を
形成する溶射材としては、通常亜鉛、亜鉛/アルミニウ
ム、亜鉛−アルミニウム合金等が用いられており、変圧
器取付金具、ボルト及びナットのような金属部材は亜鉛
めっきが施されている。この場合、異種金属同士が接触
し、しかも変圧器取付金具に施されている亜鉛めっきの
イオン化電位が配電用油入変圧器タンクに施されている
亜鉛、亜鉛/アルミニウム、亜鉛−アルミニウム合金等
による金属溶射被膜のイオン化電位よりも大であるの
で、金属溶射被膜処理することにより防錆される原理と
同様に変圧器取付金具、ボルト及びナットの方が先に錆
びることになり、この錆びが金属溶射被膜に影響を及ぼ
す。いわゆる貰い錆びにより、タンクを防錆する期間が
短くなるという問題が生じる。
【0005】さらに、金属溶射被膜を形成した配電用油
入変圧器タンクでは、タンク表面の熱輻射率が低く、内
部の温度上昇値が大きくなるので、機器の寿命が短くな
るという問題が生じる。そこで、十分な放熱効果を得よ
うとすると、タンクの表面積を増やす必要が生じ、タン
クの寸法を大きくしなければならないという問題が生じ
る。
【0006】本発明は、外部全体に金属溶射被膜を形成
しても、シール材が設けられる部分の油密または気密を
保持するようにした屋外用電気機器タンクを提供するこ
とを課題としている。
【0007】本発明はまた、外部全体に金属溶射被膜を
形成し、かつ金属溶射被膜と異なる金属からなる金属部
材と接触しても、その接触面が錆びないようにした屋外
用電気機器タンクを提供することを課題としている。
【0008】本発明はさらに、外部全体に金属溶射被膜
を形成しても、機器の寿命を短くすることなく、かつ寸
法を大きくしないようにした屋外用電気機器タンクを提
供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、タンク本体の
外部に金属溶射被膜が形成された屋外用電気機器タンク
に係わるものである。
【0010】請求項1に記載の発明は、タンク本体に形
成された金属溶射被膜の一部の面またはその一部の面及
びその一部の面の内部に常温乾燥型塗料または低温焼き
付け塗料による塗装被膜を形成したものである。
【0011】上記の請求項1の発明においては、タンク
本体に形成された金属溶射被膜の一部に塗装被膜を形成
したことにより、必要な箇所のみに塗装被膜が形成され
ているために、それぞれの箇所で油密または気密が保持
され、また異種金属との接触面が防錆され、さらに機器
の寿命が短くなることなく、かつタンクの寸法が大きく
ならなくなり、これらはタンクの構成により、個々に作
用し、または複合して作用する。
【0012】請求項2に記載の発明は、タンク本体に形
成された金属溶射被膜の一部の面を、油密または気密用
シール材が設けられる面の一部を含む面またはシール材
が設けられる面を含む面とし、その一部の面の内部を、
シール材が設けられる面の一部を含む面の内部またはシ
ール材が設けられる面を含む面の内部としたものであ
る。
【0013】上記の請求項2の発明においては、油密ま
たは気密用シール材が設けられる部分に塗装被膜を形成
したことにより、必要な箇所のみに塗装被膜が形成され
ているために、外部全体に金属溶射被膜を形成しても、
この部分で油密または気密が保持される。
【0014】請求項3に記載の発明は、タンク本体に形
成された金属溶射被膜の一部の面を、金属溶射被膜と異
なる金属からなる金属部材と接触する面を含む面とした
ものである。
【0015】上記の請求項3の発明においては、金属溶
射被膜と異なる金属部材と接触する面に塗装被膜を形成
したことにより、必要な箇所のみに塗装被膜が形成され
ているために、外部全体に金属溶射被膜を形成し、かつ
金属溶射被膜が異種金属と接触しても、その接触面で錆
びることがない。
【0016】請求項4に記載の発明は、金属溶射被膜の
一部の面を、内部の温度上昇値を考慮して大きさ及び箇
所を選定したものである。
【0017】上記の請求項4の発明においては、選定さ
れた面の大きさ及び箇所に塗装被膜を形成したことによ
り、必要な箇所のみに塗装被膜が形成されているため
に、外部全体に金属溶射被膜を形成しても、機器の寿命
が短くなることなく、かつタンクの寸法が大きくならな
い。
【0018】
【発明の実施の形態】図1(A),(B)はそれぞれ、
本発明に係る屋外用電気機器タンクの正面図及び上面図
であり、図2は図1(B)のA−A線部分拡大断面図で
あり、ケースにブッシングを設けて構成される配電用油
入変圧器のタンクを示している。図示するように、タン
ク付属部材1として、それぞれ鉄製の吊耳座1a、カバ
ーのカバー固定座1b、ハンガ座1c、放熱フィン1d
等があり、筒状に成形されて底板を設けた鉄製のタンク
部材2の側面の上部に、コ字状に成形された吊耳座1a
及びカバー固定座1bがそれぞれ対向するように2個づ
つ設けられ、またその側面の上下にコ字状に成形された
ハンガ座1cが設けられ、さらにその側面の周囲にV字
状に成形された放熱フィン1dがタンク部材2を取り囲
むように複数個設けられ、これらは溶接により取り付け
られる。ここで、このように構成されたものをタンク本
体3という。なお図1は、タンクの上端の開口部を閉鎖
するカバーを省略して示している。
【0019】タンク本体3の外部全体には、図1(A)
及び図2に示すように、金属溶射被膜Mが形成されてお
り、当然、吊耳座1a、カバー固定座1b、ハンガ座1
c、放熱フィン1dのそれぞれの内側の面及びその面に
対向するタンク部材2側の面にも金属溶射被膜Mが形成
されている。この金属溶射被膜Mを形成する溶射材とし
ては、通常亜鉛、亜鉛/アルミニウム、亜鉛−アルミニ
ウム合金等が用いられ、また溶射方法としては、公知の
アーク溶射、プラズマ溶射、ガス溶射等が例示され、溶
射材の種類によって適宜に使い分けられる。
【0020】金属溶射被膜Mの表面には、図1(A)及
び図2に示すように、部分的に塗装被膜P1〜P3が形
成されており、塗装被膜P1〜P3を形成する塗料とし
ては、高温焼き付け塗料では塗装被膜面に気泡が発生
し、金属溶射被膜Mに施す塗料として適さないので、常
温乾燥型塗料または低温焼き付け塗料が用いられ、例え
ばフッ素樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂等の合成
樹脂塗料がある。塗装被膜P1〜P3の厚さは、その膜
が薄いと、金属溶射被膜Mの突起先端部が塗装被膜から
露出するので、この突起先端部が隠れるように乾燥厚さ
を平均的に30μm以上とすることが望ましい。
【0021】塗装被膜P1は、図1(A)及び図2に示
すように、例えば3つの図示しないブッシングのブッシ
ング取付穴2aの周囲にそれぞれ、図示しないシール材
としてリング状のパッキンよりも広い面積を確保するよ
うにリング状に形成されている。この場合、塗料が金属
溶射被膜Mの内部に浸透して封孔するように、塗料をシ
ンナーで希釈してその粘度を低下させている。したがっ
て、ブッシング取付部の油密が保持される。
【0022】また塗装被膜P2は、図1(A)及び図2
に示すように、ハンガ座1cに形成されており、電柱に
設けられている図示しない変圧器取付金具と接触する面
と、切り欠き部と、その裏面に、図示しないボルトまた
はナットが接触する面よりも広い面積を確保するように
形成されている。この場合、塗料被膜Pは金属溶射被膜
Mの表面に施せばよいので、塗料の粘度を低下させる必
要がない。したがって、変圧器取付金具、ボルト、ナッ
トに発生する錆びがハンガ座1cに形成された金属溶射
被膜に影響を及ぼさない。
【0023】さらに塗装被膜P3は、図1(A)に示す
ように、例えば放熱フィン1dの上端近傍から下端近傍
までのほぼタンク本体3の全周面に形成されており、そ
の大きさ及び箇所は、タンク本体3全体に塗装被膜のみ
を形成した状態での内部の温度上昇値及びタンク本体3
全体に金属溶射被膜のみを形成した状態での内部の温度
上昇値に基づいて選定される。この場合、ハンガ座1c
に塗装被膜P2を形成したのと同様に、塗料の粘度を低
下させる必要がない。したがって、タンク表面の熱輻射
率が改善されるので、十分に放熱効果が得られる。
【0024】図3は、本発明に係る屋外用電気機器タン
クの製作方法を示す概略工程図である。
【0025】ステップS1では、吊耳座1a、カバー固
定座1b、ハンガ座1c、放熱フィン1dのタンク付属
部材1及びタンク部材2をそれぞれ粗面形成処理する。
これは従来のように、タンク付属部材1を取り付けて粗
面形成処理すると、吊耳座1a、カバー固定座1b、ハ
ンガ座1cのように比較的小さなタンク付属部材に対
し、タンク付属部材1の内側の面の殆どが所望の粗面状
態にならない。また、放熱フィン1dのようにタンク部
材2の面を大きく覆うような比較的大きなタンク付属部
材1に対し、放熱フィン1dの内側の面と放熱フィン1
dで覆われるタンク部材2側の面とが全く処理されない
ので、タンク付属部材1をタンク部材2に取り付ける前
に、タンク付属部材1及びタンク部材2の外部を粗面形
成処理して所望の粗面状態にするためである。
【0026】ステップS2では、共に粗面形成処理され
たタンク付属部材1が、タンク部材2の外部に通常表側
に対して片面溶接されて取り付けられる。このようにし
て作製されたタンク本体3は、タンク付属部材1とタン
ク付属部材1で覆われるタンク部材2側の面を含む面全
体とが所望の粗面状態になる。
【0027】ステップS3では、タンク本体3の外部を
粗面形成処理する。これは、タンク付属部材1とタンク
部材2とを溶接により取り付けると、これらの溶接部分
の粗面状態が失われるので、この部分の粗面状態を回復
させるためである。
【0028】ステップS4では、粗面形成処理されたタ
ンク本体3の外部を金属溶射被膜処理する。この際、吊
耳座1a、カバー固定座1b、ハンガ座1cのタンク付
属部材1とタンク部材2との間にそれぞれ形成された空
間部に向けて溶射された金属は、タンク付属部材1の内
側の面とタンク付属部材1で覆われるタンク部材2側の
面とに当たり、その両方の面全体に良好に付着する。ま
た、放熱フィン1dのタンク付属部材1とタンク部材2
との間に形成された空間部に向けて溶射された金属は、
タンク付属部材1の内側の面とタンク付属部材1で覆わ
れるタンク部材2側の面との間を反射しながら両方の面
全体に良好に付着する。金属溶射被膜処理する溶射材と
しては、亜鉛、亜鉛/アルミニウム、亜鉛−アルミニウ
ム合金等が用いられ、また溶射方法としては、公知のア
ーク溶射、プラズマ溶射、ガス溶射等が例示され、溶射
材の種類によって適宜に使い分けられる。
【0029】ステップS5では、金属溶射被膜処理され
たタンク本体3の外部を部分的に塗装処理する。塗装処
理する場合、塗装箇所以外をマスキングして例えばエア
ースプレー塗装、ハケ塗りし、常温で1日間乾燥させ
た。
【0030】本発明は、ケースにブッシングを設けた配
電用油入変圧器のタンクの例を示したが、カバーにブッ
シングを設けた配電用油入変圧器のタンク、放熱フィン
がない配電用油入変圧器タンク、または放熱フィンの代
わりに、放熱フィンに相当するタンク本体の一部を波状
にして筒状に成形した波付成形部を設けた配電用油入変
圧器タンクにも適用でき、その他に地上設置型変圧器の
外箱、気中開閉器のケース、自動電圧調整装置のタンク
等のいずれの屋外用電気機器タンクにも適用できる。
【0031】本発明は、ブッシングのない構成のもの、
金属溶射被膜と異なる金属からなる金属部材と接触しな
い構成のものでは、少なくとも内部の温度上昇値に基づ
く塗装被膜を部分的に形成すればよい。
【0032】本発明はまた、配電用油入変圧器のケース
にカバーを取り付ける場合、亜鉛めっきを施したL字状
のカバー取付金具を用いることになるで、このカバー取
付金具と接触する吊耳座、カバー固定座及びタンク部材
の1つであるカバー部材の接触箇所にもそれぞれ塗装被
膜を部分的に形成する。
【0033】本発明はさらに、塗装被膜を部分的に形成
する箇所は、図示しないシール材が設けられる面の一部
を含む面か、またはシール材が設けられる面を含む面で
あればよく、また金属溶射被膜と異なる金属からなる金
属部材と接触する場合、この接触する面を含む面であれ
ばよく、金属溶射被膜のイオン化電位がこの金属部材よ
りも大であれば、金属溶射被膜の方が先に錆びることに
なるが、塗装被膜を形成することにより防錆される。さ
らに、内部の温度上昇値を考慮する場合、カバー部材は
金属溶射被膜処理したままでタンク部材の1つであるケ
ース部材のみを対象としてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載した発明
によれば、タンク本体に形成された金属溶射被膜の一部
に塗装被膜を形成したので、それぞれの箇所で油密また
は気密を保持することができ、また異種金属との接触面
を防錆することができ、さらに機器の寿命を短くするこ
となく、かつタンクの寸法を大きくならないようにする
ことができ、これらはタンクの構成により、個々に有
し、または複合して有する。
【0035】また、請求項2に記載した発明によれば、
油密または気密用シール材が設けられる部分に塗装被膜
を形成したので、外部全体に金属溶射被膜を形成して
も、この部分で油密または気密を保持することができ
る。
【0036】さらに、請求項3に記載した発明によれ
ば、金属溶射被膜と異なる金属からなる金属部材と接触
する面に塗装被膜を形成したので、外部全体に金属溶射
被膜を形成し、かつ金属溶射被膜が異種金属と接触して
も、その接触面を防錆することができる。
【0037】また、請求項4に記載した発明によれば、
選定された面の大きさ及び箇所に塗装被膜を形成したの
で、外部全体に金属溶射被膜を形成しても、機器の寿命
を短くすることなく、かつタンクの寸法を大きくならな
いようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明に係る屋外用電気機器タンクの
正面図、(B)は上面図である。
【図2】図1(B)のA−A線部分拡大断面図である。
【図3】本発明に係る屋外用電気機器タンクの製作方法
を示す概略工程図である。
【符号の説明】
1 タンク付属部材 2 タンク部材 3 タンク本体 M 金属溶射被膜 P 塗装被膜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク本体の外部に金属溶射被膜が形成
    された屋外用電気機器タンクにおいて、 前記金属溶射被膜の一部の面または前記一部の面及び前
    記一部の面の内部に常温乾燥型塗料または低温焼き付け
    塗料による塗装被膜を形成した屋外用電気機器タンク。
  2. 【請求項2】 前記一部の面は、油密または気密用シー
    ル材が設けられる面の一部を含む面または前記シール材
    が設けられる面を含む面であり、 前記一部の面の内部は、前記シール材が設けられる面の
    一部を含む面の内部または前記シール材が設けられる面
    を含む面の内部である請求項1に記載の屋外用電気機器
    タンク。
  3. 【請求項3】 前記一部の面は、前記金属溶射被膜と異
    なる金属からなる金属部材が接触する面を含む面である
    請求項1に記載の屋外用電気機器タンク。
  4. 【請求項4】 前記一部の面は、内部の温度上昇値を考
    慮して大きさ及び箇所が選定される面である請求項1に
    記載の屋外用電気機器タンク。
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