JP2000348653A - 発光素子及び発光素子用スペーサ - Google Patents

発光素子及び発光素子用スペーサ

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JP2000348653A
JP2000348653A JP16095799A JP16095799A JP2000348653A JP 2000348653 A JP2000348653 A JP 2000348653A JP 16095799 A JP16095799 A JP 16095799A JP 16095799 A JP16095799 A JP 16095799A JP 2000348653 A JP2000348653 A JP 2000348653A
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Japan
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glass plate
light emitting
emitting element
side wall
plate portion
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JP16095799A
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Toru Murozono
透 室園
Zenichiro Hara
善一郎 原
Yoji Yamaguchi
洋司 山口
Yuji Kamogawa
裕司 鴨川
Kazunori Tatsuta
和典 龍田
Koji Seko
幸治 世古
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Mitsubishi Electric Corp
Noritake Itron Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Ise Electronics Corp
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  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光素子を大型化して低価格化を図ると共
に、真空容器の軽量化と強度の確保とを同時に達成す
る。 【解決手段】 スペーサガラス51cは、第1側壁ガラ
ス板部51cW1及び第2側壁ガラス板部51cW2を
それぞれ2個ずつ備え、第1及び第2側壁ガラス板部5
1cW1,51cW2の各第3方向D3に沿ったエッジ
同士が接合されて筒状部材を構成している。第1側壁ガ
ラス板部51cW1の第1方向D1に沿ったエッジと第
2側壁ガラス板部51cW2の第2方向D2に沿ったエ
ッジとで形成される開口部51cKの形状及び外寸法
は、前面及び背面ガラス板部51a,51bの各主面に
整合しうる。特に、前面ガラス板部51aの短辺51a
1と接合される第1側壁ガラス板部51cW1(厚さt
1)は、同長辺51a2と接合される第2側壁ガラス板
部51cW2(厚さt2)よりも薄い(t1<t2)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発光素子に関し、特
に競技場等において使用される大画面表示装置ないしは
大画面ディスプレイを構成する発光素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の発光素子の概略構成を図8〜図1
0を用いて説明する。図8は従来の発光素子1の正面図
ないしは平面図であり、図9は図8中ののN−N線にお
ける縦断面図であり、図10は発光素子1の要部を模式
的に示す斜視図である。
【0003】図8に示すように、発光素子1には赤
(R),緑(G),青(B)の3色の発光色の蛍光体2
が所定の間隔ないしはギャップgpを開けて規則的に塗
布されており、カラー表示が可能になっている。詳細に
は、発光素子1の表示部を成す正方形の主面を有する前
面ガラス板部1aの内部側の主面上に、共に当該主面に
平行な第1方向D1及び当該第1方向D1に垂直な第2
方向D2に関して4×4のマトリクス状に配列された1
6個の蛍光体2を有している。なお、前面ガラス板部1
aと蛍光体2とから成る構成を「前面パネル」とも呼
ぶ。
【0004】図9に示すように、発光素子1は、例えば
ガラス等の絶縁物材料で形成された真空容器から成る。
詳細には、表示部を成す前面ガラス板部1aと、前面ガ
ラス板部1aと平行に配置された背面ガラス板部1b
と、両者の各端縁部間に沿って配設された(側壁)ガラ
ス板部から成る筒状部材であるスペーサガラス(又は発
光素子用スペーサ)1cとが、フリットガラス等の封止
材10を用いて気密を保つように接合されて真空容器を
構成する。なお、既述の図8中には、スペーサガラス1
c(厚さt)の接合位置を模式的に図示している。
【0005】ここで、発光素子1が縦横に複数個配列さ
れて構成される大画面ディスプレイでは、隣接配置され
た発光素子1間の継ぎ目が目立たないようするために、
図8に示すように、当該隣接する発光素子1のそれぞれ
に属して隣接する蛍光体2の間隔と、各発光素子1内に
おいて隣接する発光体2間のギャップgpとは同じ寸法
に規定されている。換言すれば、上述の隣接配置される
発光素子間の継ぎ目の寸法を勘案して各蛍光体2間のギ
ャップgpの寸法が定められている。即ち、図8に示す
ように、隣接配置された発光素子1間の間隙を符号gE
で表記すると、 gp=2t+gE ・・・・・ (1) なる関係が成り立つ。
【0006】さて、図9に示すように、前面ガラス板部
1aに近接して陽極電極8が配設されている。陽極電極
8は、蛍光体2に1対1で対応して設けられて、後述の
線状カソード(以後、単に「カソード」とも呼ぶ)3か
ら放出される電子を通過させる開口部11を有してい
る。
【0007】そして、図9及び図10に示すように、背
面ガラス板部1bの真空容器内側の主面上に帯状の走査
電極5が第2方向D2に沿って延在している。かかる走
査電極5は、背面ガラス板部1bの上記主面上であって
第2方向D2に沿って1列に並ぶ複数の蛍光体2と対峙
する位置に配置されている。そして、走査電極5の内で
蛍光体2に対峙する部分近傍に、走査電極5を幅方向に
跨ぐようにして、カソード3が支持電極4を介して架線
されている。カソード3は、直熱型の線状カソードが使
用され、電子が各蛍光面に均一に照射されるように、各
蛍光体2に対応して1本ずつ架線されている。
【0008】更に、走査電極5及びカソード3の上方に
おいて、第1方向D1に沿って1列に並ぶ複数の蛍光体
2に対峙するように、帯状のデータ電極6が延在してい
る。このとき、データ電極6と走査電極5とは互いに立
体交差する方向に延在している。データ電極6は、蛍光
体2に対峙する部分近傍に開口部7を有する。なお、背
面ガラス板部1bと、走査電極5と、カソード3と、支
持電極4と、データ電極6とから成る構成を「背面パネ
ル」とも呼ぶ。
【0009】なお、図9に示すように、発光素子1は、
その一端が走査電極5等に接続された電力供給のための
電極ピン9を有する。
【0010】次に、図8〜図10を参照しつつ、発光素
子1の動作を説明する。発光素子1における発光の基本
原理は、カソード3から放出された(熱)電子を、前面
ガラス板部1aの主面に垂直な第3方向D3(第1及び
第2方向D1,D2に垂直を成す)に加速して蛍光体2
に衝突させることにより、蛍光体2を励起し、発光させ
るものである。このとき、カソード3から放出された電
子を十分に加速するために、陽極電極8には高電圧、例
えば約10kVが印加されている。
【0011】カソード3から電子放出の制御、従って、
発光素子の発光の制御は、走査電極5とデータ電極6と
の各電位の組合わせにより、以下のように行われる。
【0012】(i)走査電極5及びデータ電極6の電位
が共にカソード3に対して正の場合、カソード3近傍は
正電位となり、カソード3から電子が放出される。放出
された電子は、陽極電極8の印加電圧に引かれて前面ガ
ラス板部1a側へ加速され、開口部7及び開口部11を
通過し、蛍光体2に衝突して発光を生じさせる。このと
き、陽極電極8の開口部11は、当該カソードから放出
される電子ビームを対応する蛍光体2の全体に照射させ
る作用がある。
【0013】(ii)カソード3に対する走査電極5の
電位が正であり、データ電極6の電位が負の場合、デー
タ電極6の負電位によりカソード3近傍は負電位にな
る。このため、カソード3から放出された電子は蛍光体
2に到達することができず、蛍光体2は発光しない。
【0014】(iii)カソード3に対する走査電極5
の電位が負であり、データ電極6の電位が正の場合、走
査電極5の負電位によりカソード3近傍は負電位にな
る。このとき、カソード3は走査電極5に近接して架線
されているため、カソード3からの電子放出は走査電極
5の電界の影響を強く受ける。従って、カソード3から
の電子の放出が抑制されるので、蛍光体2の発光は生じ
ない。
【0015】(iv)カソード3に対して走査電極5及
びデータ電極6の電位が共に負の場合、カソード3近傍
の電位が負になる。このため、電子の放出が抑制され
て、蛍光体2の発光は生じない。
【0016】このように、カソード3に対して共に正の
電位が印加されている走査電極5及びデータ電極6の立
体交差点に配置されたカソード3から放出された電子の
みが開口部7を通過して、蛍光体2を発光させることが
できる。
【0017】以上の動作原理によれば、走査電極5に逐
次走査信号を印加し、これと同期してデータ電極6に表
示画像に対応するデータ信号を印加することによって、
表示画像に基づく所定の蛍光体2を発光させて、所望の
表示を行うことができる。
【0018】このようなマトリクス駆動方式において
は、前面ガラス板部1a側の陽極電極8に印加される高
電圧に比べて非常に低い電圧を走査電極5及びデータ電
極6には印加するだけで発光制御が可能であるので、発
光素子の外部に設けられる発光制御のための回路は簡単
な構成のものを使用することができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】さて、上述のように、
発光素子1が縦及び横方向にマトリクス状に配列されて
大画面ディスプレイが構成される。このとき、かかる大
画面ディスプレイは縦横数m〜数10mにも及ぶため、
単一の大画面ディスプレイ中に発光素子1が数万個以上
も使用されている。従って、個々の発光素子1の価格を
低減することにより、上記大画面ディスプレイの大幅な
低価格化を推進することが強く望まれている。
【0020】かかる低価格化を実現する一つの手段とし
て、1個の発光素子の表示部のサイズを大きくすること
が考えられる。発光素子の表示部を成す前面ガラス板部
のサイズを、例えば従来の発光素子1における正方形の
表示部又は前面ガラス板材1aを2個並べた場合に相当
する表示部サイズ(従って、当該表示部は長方形であ
る)にすることが考えられる。このように大型化された
発光素子によれば、1回の製造工程ないしは製造フロー
で以て上述の従来の発光素子1の複数個分に相当する発
光素子を製造することができるので、従来の発光素子1
と比較して、製造時間(完成後の試験時間等を含む)や
加工費といった製造コストを大幅に削減することができ
る。
【0021】更に、当該大型化された発光素子のスペー
サガラスに用いられるガラスの量は、同じ表示部サイズ
を複数の従来の発光素子1を並べて構成した場合におけ
る当該複数個分のスペーサガラス1cの総量と比較し
て、少ない。従って、その分だけ、従来の発光素子1を
複数個並べて大画面ディスプレイを構成した場合よりも
部品コストを低減することができる。
【0022】しかしながら、1個の大型化された発光素
子は真空容器を成すガラス材料の使用量が従来の発光素
子1の複数個分に相当するので、1個の発光素子として
比較した場合、大型化された発光素子は従来の発光素子
1よりも重いという問題点を有している。
【0023】これに対して、真空容器を成す各ガラス板
部を薄くすることによって軽量化を図ることが考えられ
る。また、上述の配列型の大画面ディスプレイにおいて
スペーサガラスを成すガラス板部の厚さは隣接する蛍光
体間のギャップを規定する一つの要因である(既述の式
(1)参照)ことに鑑みれば、大画面ディスプレイの高
請細化を推進するために上記ギャップを小さくして蛍光
体2の配列ピッチを小さくする場合には、スペーサガラ
スを成すガラス板状部の厚さを薄くすることが要求され
る。
【0024】ところが、発光素子の大型化に伴い真空容
器を成す各ガラス板部の面積が大きくなると、各ガラス
板部に加わる大気圧がより大きくなる、即ち、各ガラス
板部に生じる大気圧に対する応力がより大きくなるの
で、真空客器の強度を確保するためには各ガラス板部は
厚い方が好ましい。
【0025】このように、発光素子の低価格化を推進し
うる大型化された発光素子において、スペーサガラス
を成すガラス板部を薄くすることによって軽量化及び/
又は高精細化を図ることと、真空容器の強度の確保と
は相容れざる関係にある。
【0026】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
のであり、表示部の大型化により低価格化を図ると共
に、真空容器の強度の確保と重量の軽減化を同時に実現
しうる発光素子を提供することを第1の目的とする。
【0027】更に、上記第1の目的の実現により、開口
率が向上された発光素子を提供することを第2の目的と
する。
【0028】更に、上記第1の目的(及び第2の目的)
の実現により、高精細化された大画面ディスプレイを実
現しうる発光素子を提供することを第3の目的とする。
【0029】加えて、上記第1乃至第3の目的を実現し
うる発光素子用スペーサを提供することを第4の目的と
する。
【0030】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1に記載の
発明に係る発光素子は、その長方形の主面上に蛍光体が
配置された、表示部を成す前面ガラス板部と、互いに異
なる厚さを有する、前記前面ガラス板部の短辺に接合し
た第1側壁ガラス板部及び前記前面ガラス板部の長辺に
接合した第2側壁ガラス板部とを備える真空容器から成
ることを特徴とする。
【0031】(2)請求項2に記載の発明に係る発光素
子は、請求項1に記載の発光素子であって、前記真空容
器の外形は直方体として成り、前記第1側壁ガラス板部
は、前記第2側壁ガラス板部よりも薄いことを特徴とす
る。
【0032】(3)請求項3に記載の発明に係る発光素
子は、請求項1又は2に記載の発光素子であって、前記
蛍光体の複数個がマトリクス状に配置されており、隣接
する前記蛍光体間のギャップは、前記長辺に沿った前記
ギャップの方が、前記短辺に沿った前記ギャップよりも
小さいことを特徴とする。
【0033】(4)請求項4に記載の発明に係る発光素
子は、請求項3に記載の発光素子であって、前記蛍光体
の前記長辺に沿った長さは、前記蛍光体の前記短辺に沿
った長さよりも長いことを特徴とする。
【0034】(5)請求項5に記載の発明に係る発光素
子は、請求項3に記載の発光素子であって、前記複数の
蛍光体の前記長辺に沿った配列ピッチは、前記短辺に沿
った配列ピッチよりも短いことを特徴とする。
【0035】(6)請求項6に記載の発明に係る発光素
子用スペーサは、蛍光体が配置された長方形の主面を有
する前面ガラス板部を備えた真空容器から成る発光素子
用のスペーサであって、少なくとも一方の開口部が前記
前面ガラス板部に整合しうる形状の筒状部材から成り、
前記開口部の短辺を形成するガラス板部は、前記開口部
の長辺を形成するガラス板部よりも薄いことを特徴とす
る。
【0036】
【発明の実施の形態】<実施の形態1>実施の形態1に
係る発光素子51の構造を図1〜図3を用いて説明す
る。図1〜図3はそれぞれ発光素子51の模式的な分解
斜視図、平面図及び縦断面図である。なお、図3は図2
中のK−K線における縦断面を矢印の方向から見た場合
の縦断面図であり、説明の便宜上、図3中には隣接して
配置された発光素子51の一部をも図示している。
【0037】図1に示すように、発光素子51は、
(a)第1方向D1に平行な短辺51a1及び第1方向
D1に垂直な第2方向に平行な長辺51a2で規定され
る長方形の主面を有する前面ガラス板部51aと、
(b)当該前面ガラス板部51aと同等の形状寸法を有
する背面ガラス板部51bとが、(c)筒状部材である
スペーサガラス(発光素子用スペーサ)51cの両開口
部51cKに蓋をするように整合配置されて直方体の外
形を有する真空容器を基本構造とする。前面ガラス板部
51aと、背面ガラス板部51bと、スペーサガラス1
cとは、フリットガラス等の封止材10(図3参照)で
以て真空容器としての機密性を確保しうるように接合さ
れている。ここで、前面ガラス板部51aの上記長方形
の主面は、図8〜図10に示す従来の発光素子1の前面
ガラス板部1aを2個並べた場合の形状寸法と略同一の
サイズを有するものとする。即ち、短辺51a1は従来
の前面ガラス板部1aの正方形の主面の1辺と略同じ寸
法を有し、長辺51a2は当該短辺51a1の略2倍の
寸法を有するものとする。
【0038】まず、スペーサガラス51cの構造を説明
する。図1に示すように、スペーサガラス51cは、
(c−1)第1方向D1に平行な辺と第1及び第2方向
D1,D2に垂直を成す第3方向D3に平行な辺とで規
定される4角形の主面を有し、互いに平行を成して配置
された2つの第1側壁ガラス板部51cW1と、(c−
2)第2方向D2に平行な辺と第3方向D3に平行な辺
とで規定される4角形の主面を有し、互いに平行を成し
て配置された2つの第2側壁ガラス板部51cW2とを
備える。そして、第1及び第2側壁ガラス板部51cW
1,51cW2の各第3方向D3に沿ったエッジ同士が
接合されて筒状部材を構成している。このとき、第1側
壁ガラス板部51cW1の第1方向D1に沿ったエッジ
は、前面ガラス板部51aの短辺51a1と同等の寸法
を有して開口部51cKの短辺を成す一方、第2側壁ガ
ラス板部51cW2の第2方向D2に沿ったエッジは、
前面ガラス板部51aの長辺51a2と同等の寸法を有
して開口部51cKの長辺を成す。開口部51cKの形
状及び外寸法は、前面及び背面ガラス板部51a,51
bの上記各主面に整合しうる値に設定されている。
【0039】特に、前面ガラス板部51aの短辺51a
1と接合される第1側壁ガラス板部51cW1(厚さt
1)は、同長辺51a2と接合される第2側壁ガラス板
部51cW2(厚さt2)よりも薄い(t1<t2)。
このような形状・寸法を有するスペーサガラスは、金型
を使用したガラス成形により容易に製造可能である。
【0040】第1及び第2側壁ガラス板部51cW1,
51cW2の厚さに関する上述の規定は、以下の観点に
基づいてなされる。即ち、図8〜図10に示す従来の発
光素子1のように前面ガラス板部1aの主面が正方形の
場合、当該前面ガラス板部1aの各エッジに接合するス
ペーサガラス1cの各側壁ガラス板部(全てが同一の形
状及び厚さを有する)には、大気圧に対する応力がほぼ
同じ大きさで均等にかかっている。
【0041】これに対して、発光素子51のように前面
ガラス板部が長方形の主面を有する真空容器であって、
スペーサガラスの各側壁ガラス板部の厚さが全て同一で
ある場合、前面ガラス板部の主面の短辺に接合された側
壁ガラス板部(側壁ガラス板部51cW1に相当)にか
かる大気圧の応力は、同長辺に接合された側壁ガラス板
部(側壁ガラス板部51cW2に相当)にかかる応力よ
りも小さい。かかる真空容器として、発光素子51に対
してスペーサガラス1cの代わりに全側壁ガラス板部の
厚さが同じであるスペーサガラスが適用された真空容器
について構造解析シミュレーションを行ったところ、短
辺51a1に接合するスペーサガラスの側壁ガラス板部
(側壁ガラス板部51cW1に相当)に生じる応力は、
長辺51a2に接合する同側壁ガラス板部(側壁ガラス
板部51cW2に相当)のそれよりも約1割程度低い値
が得られた。
【0042】かかる観点及びシミュレーション結果に鑑
みて、発光素子51では、真空容器としての強度を十分
に発揮しうる程度に、第1側壁ガラス板部51cW1の
厚さt1を第2側壁ガラス板部51cW2の厚さt2よ
りも薄く設定している。例えば第2ガラス板部51cW
2の厚さt2を従来のスペーサガラス1cを成す側壁ガ
ラス板部の厚さtと同等に設定する一方、第1側壁ガラ
ス板部51cW1の厚さt1を上記厚さtよりも薄く設
定している。なお、各側壁ガラス板部51cW1,51
cW2にかかる応力は、当該ガラス板部51cW1,5
1cW2の主面の面積,前面及び背面ガラス板部51
a,51bの厚さ,各ガラス板部51a,51b,51
cW1,51cW2の各接合部分の強度等に依存するた
め、上記厚さt1,t2はこれらに基づいて規定され
る。
【0043】次に、前面ガラス板部51a及び背面ガラ
ス板部51bのそれぞれに配設される構成要素を図2及
び図3を用いて説明する。図2及び図3に示すように、
発光素子51の表示部を成す前面ガラス板部51aの真
空容器内部側の主面51aS上に複数の蛍光体2がマト
リクス状に配置されている。複数の蛍光体2のそれぞれ
は、第1方向D1に沿った長さAP1及び当該長さAP
1と等しい第2方向D2に沿った長さAP2(=AP
1)で規定される正方形の形状を有している。そして、
第1方向D1に沿って隣接する蛍光体2は互いに間隔な
いしはギャップgp1を開けて配置され、第2方向D2
に沿って隣接する蛍光体2は互いに間隔ないしはギャッ
プgp2を開けて配置されている。本発光素子51で
は、両ギャップgp1,gp2は等しく設定されてい
る。更に、複数の蛍光体2の第1方向D1に沿った配列
ピッチP1(=AP1+gp1)と第2方向D2に沿っ
た配列ピッチP2(=AP2+gp2)とは等しく設定
されている。ここで、上記各方向における配列ピッチと
は、その方向に沿って隣接する2つの蛍光体の両中心間
の間隔、あるいは、上記隣接する2つの蛍光体それぞれ
の同じ側の辺同士の間隔として与えられる。なお、図2
中に符号R,G,Bで以て赤色(R),緑色(G)及び
青色(B)の各発光色用の蛍光体2の配列の一例を図示
している。
【0044】そして、前面ガラス板部51aに近接して
陽極電極8が配設されている。陽極電極8は、蛍光体2
に1対1で対応して設けられてカソード3から放出され
る電子を通過させる開口部11を有している。開口部1
1として、図3に示すメッシュ状開口は、単なる開口で
あっても構わない。
【0045】他方、図3に示すように、背面ガラス板部
51b側の構造は、図9及び図10に示す従来の発光素
子1の背面ガラス板部1b側の構造又は背面パネルと同
様である。即ち、背面ガラス板部51bの真空容器内部
側の主面上に帯状の走査電極5が第2方向D2に沿っ
て、しかも第2方向D2に沿って1列に並ぶ複数の蛍光
体2と対峙するように延在している。そして、走査電極
5を幅方向に挟むように配置された、例えばL字型部材
より成る2つの支持電極4間に架線されて、走査電極5
の内で蛍光体2に対峙する部分近傍に、走査電極5を幅
方向に跨ぐようにして線状カソード(又はカソード)3
が配置されている。カソード3は、直熱型の線状カソー
ドが使用され、電子が各蛍光面に均一に照射されるよう
に、各蛍光体2に対応して1本ずつ架線されている。
【0046】更に、走査電極5及びカソード3の上方
に、帯状のデータ電極6が走査電極5と立体交差する方
向(第1方向D1)に、且つ、第1方向D1に沿って1
列に並ぶ複数の蛍光体2と対峙するように延在してい
る。なお、データ電極6が蛍光体2に対峙する部分近傍
に有する開口7は、図3(及び図10)に示す単なる開
口の他に、メッシュ状の開口やドーム形状のメッシュ状
開口等が適用可能である。
【0047】なお、図3に示すように、発光素子51
は、その一端が真空容器内部において走査電極5等に接
続され、且つ、その他端が気密性を保ったまま真空容器
の外部に引き出された電極ピン9を有する。
【0048】上述のように、発光素子51の前面ガラス
板部51aは、従来の発光素子1の前面ガラス板部1a
の2個分に相当する長方形の主面を有している。従っ
て、発光素子51によれば、1回の製造工程ないしは製
造フローで以て従来の発光素子1の2個分に相当する発
光素子を製造することができる。その結果、製造時間
(完成後の試験時間等を含む)や加工費等の製造コスト
を略半減することができる。
【0049】また、発光素子51のスペーサガラス51
cに用いられるガラスの量は、従来の発光素子1のスペ
ーサガラス1cの2個分のガラスの総量よりも、上記従
来のスペーサガラス1cの側壁ガラス板部の2個分だ
け、即ち、従来の発光素子1が2個配置されたときに対
面する2面分だけ少ない。従って、発光素子51又はス
ペーサガラス51cによれば、従来の発光素子よりも部
品コストを低減することができる。
【0050】更に、スペーサガラス51cの第1側壁ガ
ラス板部(厚さt1)は、第2側壁ガラス板部(厚さt
2。ここでは、t2=t)のスペーサガラス51cより
も薄く設定されているので、全ての側壁ガラス板部を第
2側壁ガラス板部51cW2と同等の厚さt2で以て構
成する場合よりも、発光素子の軽量化を図ることができ
る。他方、全ての側壁ガラス板部の厚さを第1側壁ガラ
ス板部51cW1と同等の厚さt1で以て構成する場合
と比較して、真空容器としての十分な強度を得ることが
できる。
【0051】なお、直方体状の真空容器から成る発光素
子が特開平6−181036号公報に開示されている。
当該公報に開示される発光素子では、スペーサガラスの
側壁ガラス板部間に補強用の支柱を配設することにより
真空容器の強度を得ている。しかしながら、当該公報に
は、前面ガラス板部の短辺に接合される側壁ガラス板部
を同長辺に接合される側壁ガラス板部よりも薄くすると
いう技術的思想についての記載はなされておらず、しか
も何らの示唆さえも見出すことができない。このため、
上記公報に開示された発光素子及びスペーサガラスと、
実施の形態1に係る発光素子及びスペーサガラスとは、
互いに異なる構造を有していると考えられる。
【0052】<実施の形態2>次に、実施の形態2に係
る発光素子61を図4及び図5を用いて説明する。図4
は既述の図2に相当する平面図であり、図5は図4中の
L−L線における縦断面を矢印の方向から見た場合の縦
断面図であり既述の図3に相当する。なお、実施の形態
2に係る発光素子61の構造は、実施の形態1に係る発
光素子51(図1〜図3参照)を基本としているため、
発光素子51と同等の構成要素には同一の符号を付して
その説明を援用する。そして、以下の説明では、発光素
子61の特徴部分である蛍光体62を中心に説明する。
【0053】発光素子61は、発光素子51と同等の真
空容器から成る。即ち、既述の前面ガラス板部51aと
背面ガラス板部51bとスペーサガラス51cとで以て
構成される真空容器から成る。
【0054】特に、発光素子61では、発光素子51が
有する蛍光体2(図2〜図3参照)に代えて、図4及び
図5に示す蛍光体62を備える。図4及び図5に示すよ
うに、蛍光体62は、第2方向D2に沿った長さAP2
A(>AP2)が第1方向D1に沿った長さAP1より
も長い長方形として塗布形成されている。他方、蛍光体
62の第2方向D2に沿った配列ピッチP2(=AP2
A+gp2A(後述する))と第1方向D1に沿った配
列ピッチP1(=AP1+gp1)とは等しく設定され
ている。詳細には、スペーサガラス51cの第1側壁ガ
ラス板部51cW1の厚さt1が同第2側壁ガラス板部
51cW2の厚さt2よりも薄い分だけ、既述の式
(1)に基づいて第2方向D2に沿ったギャップgp2
Aを第1方向D1に沿ったギャップgp1よりも小さく
設定し、且つ、両配列ピッチP1,P2を等しく設定す
ることによって、上記長さAP1(及び図2〜図3の長
さAP2)よりも長い寸法に設定している。
【0055】このように、蛍光体62は実施の形態1に
係る蛍光体2よりも面積が広いため、発光素子61は発
光素子51よりも大きい開口率(表示部内における表示
に関与する領域の割合)を有している。従って、発光素
子61によれば、既述の発光素子51と比較して、同一
の電力量を供給するときには発光素子の発光輝度を向上
させることができる一方、同一の発光輝度に制御すると
きには陽極電極8へ供給する電力量を低減化することが
できるので蛍光体の劣化を抑制して蛍光体の長寿命化を
図ることができる。
【0056】<実施の形態3>次に、実施の形態3に係
る発光素子71を図6及び図7を用いて説明する。図6
は既述の図2に相当する平面図であり、図7は図6中の
M−M線における縦断面を矢印の方向から見た場合の縦
断面図であり既述の図3に相当する。なお、実施の形態
3に係る発光素子71の構造は、実施の形態1に係る発
光素子51(図1〜図3参照)を基本としているため、
発光素子51と同等の構成要素には同一の符号を付して
その説明を援用する。そして、以下の説明では、発光素
子71の特徴部分を中心に説明する。
【0057】図6及び図7に示すように、発光素子71
は、既述の構成要素51a,51b,51c(図1〜図
3参照)に相当する前面ガラス板部71a,背面ガラス
板部71b及びスペーサガラス71cで構成される真空
容器から成る。このとき、スペーサガラス71cは、既
述の第1及び第2側壁ガラス板部51cW1,51cW
2(図1〜図3参照)のそれぞれに相当する第1側壁ガ
ラス板部71cW1(厚さt1)と第1側壁ガラス板部
71cW2(厚さt2)とを備える。そして、前面ガラ
ス板部71aの真空容器内部側の主面71aS上に既述
の正方形の蛍光体2が塗布形成されている。
【0058】特に、発光素子71では、蛍光体2の第2
方向D2に沿った配列ピッチP2Bは、第1方向D1に
沿った配列ピッチP1よりも小さく設定されている。詳
細には、スペーサガラス71cの第1側壁ガラス板部7
1cW1の厚さt1が同第2側壁ガラス板部71cW2
の厚さt2よりも薄い分だけ、既述の式(1)に基づい
て第2方向D2に沿ったギャップgp2Bを第1方向D
1に沿ったギャップgp1よりも小さく設定することに
よって、実施の形態3に係る配列ピッチP2B(=AP
2+gp2B)を上記配列ピッチP1(=AP1+gp
1)(及び図2〜図3の配列ピッチP2)よりも狭めて
いる。従って、発光素子71によれば、既述の発光素子
51よりも、発光素子及び大画面ディスプレイの高精細
化を実現することができる。
【0059】更に、発光素子71では、蛍光体2の配列
ピッチP2Bの縮小化に対応して、真空容器の第2方向
D2に沿った寸法、即ち、前面ガラス板部71a,背面
ガラス板部71b及びスペーサガラス71cの各第2方
向D2に沿った寸法は、図1〜図3に示す前面ガラス板
部51a,背面ガラス板部51b及びスペーサガラス5
1cのそれよりも短くなっている。なお、上述の前面ガ
ラス板部71a等の各第1向D1に沿った寸法は、前面
ガラス板部51a等のそれと同等に設定されている。即
ち、(長辺71a2)<(長辺51a2),(短辺71
a1)=(短辺51a1)に設定されている。従って、
真空容器のサイズが小さい分だけ、発光素子71は発光
素子51と比較して軽量である。このとき、真空容器の
サイズの減少に応じて、第1及び/又は第2側壁ガラス
板部71cW1,71cW2の厚さをより一層に薄くす
るときには、更なる軽量化を図ることができる。
【0060】なお、図7に示すように、第2方向D2に
沿った配列ピッチの縮小化に伴って、線状カソード3,
データ電極6及び陽極8の開口部11の各配設位置が、
発光素子51におけるそれに対して変更されていること
は言うまでもない。
【0061】さて、以上の説明では、前面ガラス板部5
1a,71aの形状・寸法が従来の前面ガラス板部1a
の略2個分に相当する場合を説明したが、長方形の主面
を有する前面ガラス板部の形状・寸法はかかる場合に限
られない。また、スペーサガラスを成す第1及び第2側
壁ガラス板部の各厚さを、各々にかかる応力に基づい
て、即ち、当該ガラス板部の主面の面積,前面及び背面
ガラス板部の厚さ,真空容器を成す各ガラス板部の各接
合部分の強度等に基づいて規定することにより、例えば
図9に示す従来の発光素子1のように縦断面の外形形状
が台形である真空容器においても、第1及び第2側壁ガ
ラス板部毎に厚さを違えることは可能である。
【0062】このような形状・寸法の真空容器から成る
発光素子によっても、前面ガラス板部の主面が長方形で
あることに起因する製造コスト等の削減、並びに、第1
及び第2側壁ガラス板部の厚さが異なることに起因する
発光素子の軽量化を実現することができる。
【0063】更に、これらの発光素子において、発光素
子61のように蛍光体の塗布形状を長方形にして開口率
を向上することによって、発光輝度の増大や蛍光体の長
寿命化の効果を得ることができるし、発光素子71のよ
うに前面ガラス板部の長手方向に沿った蛍光体の配列ピ
ッチを同短手方向に沿った配列ピッチよりも短くするこ
とによって、発光素子及び大画面ディスプレイの高精細
化を推進することができる。
【0064】
【発明の効果】(1)請求項1に係る発明によれば、発
光素子の表示部を成す前面ガラス板部は長方形の主面を
有する。このため、当該発光素子の表示部と同等のサイ
ズを有する発光素子を、正方形の前面ガラス板部から成
る表示部を備えた従来の発光素子を単に複数個並べて構
成した場合よりも、発光素子の製造コストを大幅に削減
することができる。即ち、当該発光素子によれば、1回
の製造工程ないしは製造フローで以て上述の従来の発光
素子の複数個分に相当する発光素子を製造することがで
きるので、製造時間(完成後の試験時間等を含む)や加
工費等の製造コストを削減することができる。
【0065】加えて、当該発光素子の第1及び第2側壁
ガラス板部に用いられるガラスの量は、上述の従来の発
光素子を複数個並べた場合における当該複数個分の側壁
ガラス板部(第1及び第2側壁ガラス板部に相当)に用
いられるガラスの総量よりも少ない。従って、その分だ
け部品コストを低減することができる。
【0066】更に、第1及び第2側壁ガラス板部の各々
に要求される強度を確保した上でそれぞれの厚さを異な
る値に規定することにより、全ての側壁ガラス板部が同
一の厚さを有する場合よりも軽量化を図ることができ
る。
【0067】(2)請求項2に係る発明によれば、その
主面の面積が小さいために大気圧に対する応力が比較的
に小さい第1側壁ガラス板部の方が、第2側壁ガラス板
部よりも薄い。従って、全ての側壁ガラス板部を第2側
壁ガラス板部と同等の厚さで以て構成する場合よりも軽
量化された発光素子を提供することができる。他方、全
ての側壁ガラス板部の厚さを第1側壁ガラス板部と同等
の厚さで以て構成する場合と比較して、発光素子を成す
真空容器としての十分な強度を有する発光素子を提供す
ることができる。
【0068】(3)請求項3に係る発明によれば、マト
リクス状に配置された蛍光体の前面ガラス板部の長辺に
沿ったギャップの方が、同短辺に沿ったギャップよりも
小さい。このとき、例えば両ギャップの差分に基づいて
蛍光体の上記長辺に沿った長さを同短辺に沿った長さよ
りも長い寸法に設定することにより、蛍光体の全辺の長
さを上記短辺に沿った長さに等しく設定する場合と比較
して、発光素子の開口率を増大させることができる。ま
た、例えば両ギャップの差分に基づいて蛍光体の上記長
辺に沿った配列ピッチを同短辺に沿った配列ピッチより
も短い寸法に設定することによって、上記両配列ピッチ
が等しい場合と比較して、上記長辺に沿って発光素子の
高精細化を図ることができる。
【0069】(4)請求項4に係る発明によれば、蛍光
体の前面ガラス板部の主面の長辺に沿った蛍光体の長さ
が同短辺に沿った長さよりも長い長方形として成るた
め、蛍光体を全ての辺の長さが上記短辺に沿った長さに
等しい正方形として形成する場合と比較して開口率を大
きくすることができる。従って、上述の正方形の蛍光体
を有する発光素子と比較して、同一の電力量を供給する
ときには発光素子の発光輝度の向上を図ることができる
一方、同一の発光輝度に制御するときには蛍光体への電
力供給量を低減可能であるので蛍光体の劣化を抑制して
蛍光体の長寿命化を図ることができる。
【0070】(5)請求項5に係る発明によれば、マト
リクス状に配列された複数の蛍光体の上記長辺に沿った
配列ピッチは同短辺に沿った配列ピッチよりも短いの
で、上記両配列ピッチが等しい発光素子と比較して上記
長辺に沿って高精細化された発光素子を提供することが
できる。
【0071】(6)請求項6に係る発明によれば、当該
スペーサの開口部の短辺を形成するガラス板部は、同長
辺を形成するガラス板部よりも薄い。従って、全てのガ
ラス板部が上記開口部の長辺を形成するガラス板部と同
等の厚さを有する同スペーサを用いる場合よりも、軽量
化された発光素子を提供することができる。他方、全て
のガラス板部が上記開口部の短辺を形成するガラス板部
と同等の厚さを有する同スペーサを用いる場合よりも、
十分な強度が付与された発光素子を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る発光素子の構造を模式的
に示す分解斜視図である。
【図2】 実施の形態1に係る発光素子の構造を模式的
に示す平面図である。
【図3】 実施の形態1に係る発光素子の構造を模式的
に示す縦断面図である。
【図4】 実施の形態2に係る発光素子の構造を模式的
に示す平面図である。
【図5】 実施の形態2に係る発光素子の構造を模式的
に示す縦断面図である。
【図6】 実施の形態3に係る発光素子の構造を模式的
に示す平面図である。
【図7】 実施の形態3に係る発光素子の構造を模式的
に示す縦断面図である。
【図8】 従来の発光素子の構造を説明するための模式
的な正面図である。
【図9】 従来の発光素子の構造を説明するための模式
的な縦断面図である。
【図10】 従来の発光素子の構造を説明するための模
式的な要部分解斜視図である。
【符号の説明】
2,62 蛍光体、51,61,71 発光素子、51
a,71a 前面ガラス板部、51a1,71a1 短
辺、51a2,71a2 長辺、51aS,71aS
主面、51c,71c スペーサガラス(発光素子用ス
ペーサ)、51cK 開口部、51cW1 第1側壁ガ
ラス板部(ガラス板部)、51cW2第2側壁ガラス板
部(ガラス板部)、AP1,AP2,AP2A 長さ、
gp1,gp2,gp2A,gp2B ギャップ、t
1,t2 厚さ、P1,P2,P2B 配列ピッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01J 29/86 H01J 29/86 Z (72)発明者 原 善一郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 山口 洋司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 鴨川 裕司 三重県伊勢市上野町字和田700番地 伊勢 電子工業株式会社内 (72)発明者 龍田 和典 三重県伊勢市上野町字和田700番地 伊勢 電子工業株式会社内 (72)発明者 世古 幸治 三重県伊勢市上野町字和田700番地 伊勢 電子工業株式会社内 Fターム(参考) 5C032 BB16 5C036 CC16 EE03 EE14 EF01 EF06 EF09 EF14 EG01 EG36 EH01 EH23 5C094 AA05 AA10 AA14 AA36 AA43 AA44 AA47 AA48 AA60 BA32 BA34 CA19 DA01 DA12 DB04 EA04 EA10 EC02 EC04 FA01 FA02 GA10 HA01 5G435 AA09 AA17 BB02 CC09 EE12 LL19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その長方形の主面上に蛍光体が配置され
    た、表示部を成す前面ガラス板部と、 互いに異なる厚さを有する、前記前面ガラス板部の短辺
    に接合した第1側壁ガラス板部及び前記前面ガラス板部
    の長辺に接合した第2側壁ガラス板部とを備える真空容
    器から成ることを特徴とする、発光素子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発光素子であって、 前記真空容器の外形は直方体として成り、 前記第1側壁ガラス板部は、前記第2側壁ガラス板部よ
    りも薄いことを特徴とする、発光素子。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の発光素子であっ
    て、 前記蛍光体の複数個がマトリクス状に配置されており、 隣接する前記蛍光体間のギャップは、前記長辺に沿った
    前記ギャップの方が、前記短辺に沿った前記ギャップよ
    りも小さいことを特徴とする、発光素子。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の発光素子であって、 前記蛍光体の前記長辺に沿った長さは、前記蛍光体の前
    記短辺に沿った長さよりも長いことを特徴とする、発光
    素子。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の発光素子であって、 前記複数の蛍光体の前記長辺に沿った配列ピッチは、前
    記短辺に沿った配列ピッチよりも短いことを特徴とす
    る、発光素子。
  6. 【請求項6】 蛍光体が配置された長方形の主面を有す
    る前面ガラス板部を備えた真空容器から成る発光素子用
    のスペーサであって、 少なくとも一方の開口部が前記前面ガラス板部に整合し
    うる形状の筒状部材から成り、 前記開口部の短辺を形成するガラス板部は、前記開口部
    の長辺を形成するガラス板部よりも薄いことを特徴とす
    る、発光素子用スペーサ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002311855A (ja) * 2001-04-10 2002-10-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 表示素子及びその製造方法

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