JP2000348479A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

Info

Publication number
JP2000348479A
JP2000348479A JP11157191A JP15719199A JP2000348479A JP 2000348479 A JP2000348479 A JP 2000348479A JP 11157191 A JP11157191 A JP 11157191A JP 15719199 A JP15719199 A JP 15719199A JP 2000348479 A JP2000348479 A JP 2000348479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
data
recording
reproducing apparatus
hdd
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11157191A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Hibino
勉 日比野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP11157191A priority Critical patent/JP2000348479A/ja
Publication of JP2000348479A publication Critical patent/JP2000348479A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像データ記録再生装置内部を効率よく冷却
すると共に温度、警報等を表示する。 【解決手段】 複数のHDD(ハードディスクドライ
ブ)11の近傍に温度センサ30を設け、複数のIFボ
ード15の下にあるIFボードに接続し、装置のIFボ
ード15、プロセッサボード、上位ボード、等を利用し
て温度検出信号をA/D変換し、CPUで温度の程度等
を判断して装置後部に設けられている複数の冷却ファン
を装置内温度に応じた台数又は速度で回転させると共
に、フロントパネルボード12を介して装置前面にある
操作パネルの液晶表示板に温度、警報等を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のHDD(ハ
ードディスクドライブ)が搭載されたセットにおいて、
そのデータを温度や衝撃から保護しうるようにした記録
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CATV(ケーブルテレビ)等多
チャンネル化に伴い、ハードディスク等のランダムアク
セス可能な記録媒体を用いて映像・音声を記録再生する
ビデオサーバと呼ばれる記録再生装置が普通しつつあ
る。
【0003】一般的に、放送局内におけるビデオサーバ
は、画質や音質に対する要求から必要とされるデータの
転送レートが高い上に長時間のデータを記録するために
大容量である必要がある。そこで、映像・音声データを
蓄積すると共に並列処理が可能な複数のハードディスク
(HD)装置を含むデータ記録再生装置を用いることに
より、提供しようとする番組の内容や放送形態により要
求されているチャンネル数が異なる場合であっても、複
数の音声・映像データからなる素材データを分散的に記
録しておき多チャンネル送出を同時に行ったり、同一の
素材データ再生時間をずらして多チャンネルで再生する
ことにより、多様な使用形態に対応することができるマ
ルチチャンネルビデオサーバが実現することができる。
【0004】このようなビデオサーバーは、通常一度電
源を入れると、24時間稼働させる場合が多い。そして
電源が入ると同時にキャビネット後部に設けられている
冷却ファンが運転され、空気がキャビネットの前側から
後側に流れてキャビネット内が空冷される。この空冷に
より装置内の温度は最高許容温度55℃以下に保つこと
ができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記複数のHDDを使
用した記録再生装置は温度に関して空冷が良く効くよう
に、また衝撃に関して衝撃が少なくなるようにメカの構
造を工夫している。また空冷においては必要とする最大
の容量のファンをつけている。この場合、あまり発熱し
ていないときにもファンは稼働している。これらは、メ
カの構造的な負担、騒音、消費電力の増加などを招く。
【0006】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、温度センサー
の情報により内部の温度を調節できると共に警告を出す
ことのできる記録再生装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のHD
Dユニットが挿入されたHDDラックと、前記HDDラ
ックの後側に設けられ、前記HDDユニットが接続され
る複数のインターフェイスボードと、キャビネットの前
に所定の間隔をあけて設けられた操作部および液晶表示
部を有するフロントパネルと、前記キャビネットの後部
に設けられた複数冷却ファンとを有する記録再生装置に
おいて、前記HDDユニットの近傍に温度検出手段を設
けて、この温度検出手段を前記インターフェイスボード
に接続し、前記温度検出手段からの出力信号に基づいて
前記冷却ファンを制御すると共にフロントパネルの液晶
表示部に少なくとも温度検出手段が検出した温度を表示
させる制御手段を有することを特徴とするものである。
【0008】前記複数の冷却ファンの速度は同じく制御
する。または、検出温度が低い場合、冷却ファンの運転
台数を少なくして制御する。
【0009】あるいは、複数の温度センサをキャビネッ
トの幅方向に所定の間隔で複数設け、各温度センサの検
出温度がほぼ等しくなるように各冷却ファンを制御す
る。
【0010】また、前記制御手段は、前記液晶表示部に
前記温度検出手段で検出した温度が所定温度以上のとき
警報表示を表示させる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る記録再生装置の実施
の形態について図面を参照して説明する。
【0012】図9は記録再生装置の全体構成図で、記録
再生装置はタイムスロット発生回路50と、このタイム
スロット発生回路50からのタイムスロット時間入出力
処理をする複数の入出力部(IOP)601〜603と、
このIOP601〜603とバス80,81を介して映像
・音声等のデータを交換する2台のRAID(Reduntan
t Arrays of Inexpensiv Disks)とで構成されている。
【0013】次に上記記録再生装置の動作について説明
する。複数のIOP(入出力処理部)601〜603は3
チャンネルの入出力を行うためで、1つのIOP601
〜603が1チャンネル分の入出力を行うとすると、3
チャンネル同時入出力が行われる構成となっている。し
かし、各IOP601〜603が同時に3チャンネルのデ
ータ入出力を行うとIOPはそれぞれnケ独立している
が、バス80、81では複数のIOP60から同時にデ
ータが入出力されることになり、処理しきれない。
【0014】そこで、各IOP601〜603にタイムス
ロット発生回路50からバスの使用権を許可するタイム
スロット信号TSLが順番に供給され、各IOP601
603では割り当てられたタイムスロット内で入力され
たデータを下りバス80に出力して(実際にはIOP6
0内のメモリに書き込まれたデータを割り当てられタイ
ムスロット時間で読み出す)、RAID(Reduntant Ar
rays of Inexpensiv Disks)1001、1002に転送す
る。ある時間間隔(=タイムスロット)をIOP60に
与え、その時間間隔のみ各IOP60は動作する。(長
い時間、例えば1秒等でみるとあたかも3チャンネルの
同時入出力を実現しているように見える。)つまりタイ
ムスロットはバス80,81の使用権を調停するために
ある。
【0015】本実施例には、RAID1001は映像
用、RAID1002は音声用で、RAID1001に記
録された映像データおよびRAID1001に記録され
た音声データは、上りバス81を介して各IOP601
〜603に入力されて、各IOP601〜603では圧縮
して映像音声データが記録されていれば、ここで伸長し
て外部伝送フォーマットに変換して外部に出力する。
【0016】入力用の下りバス80と出力用の上りバス
81を別々に設けて各IOP601〜603からデータ各
RAID100に出力しながらRAID100から出力
されたデータとをバス上でバッティングさせずに各IO
P60で処理する。
【0017】IOP601〜603の構成を図10を用い
て説明する。IOP601〜603の構成は、説明を簡単
にするため記録系60Aと再生系60Bとに分けてい
る。図9に示すようにIOP601〜603で入出力(記
録と再生)とを兼ねている。もちろん各IOPが記録系
60Aのみ、または再生系60Bのみでも構わない。
【0018】記録系60Aは、入力回路61とこの入力
回路61からの映像音声のシリアル信号をパラレルに変
換するシリアルパラレル変換処理部62と、その変換さ
れたパラレル信号をそれぞれ一時バッフアリングするメ
モリ631,632と、このメモリのデータを伝送フォー
マットに変換して2本のバス80に出力するバス出力処
理部641,64で構成されている。
【0019】また、再生系60Bは、上記記録系60A
と逆にRAID1001,1002から読み出されたデー
タがバス81を介して入力されて、このデータを処理す
るバス入力処理部651,652と、この入力処理された
データを一時バッフアリングするメモリ631,63
2と、このメモリのデータをシリアルデータに変換する
パラレル−シリアル変換処理部67とこの変換された信
号を出力する出力回路68とから構成されている。
【0020】上記IOP60の動作について図10を用
いて説明する。記録系60Aは、伝送フォーマット(S
MPTE−259Mで規格化されたSDI(Serial Dig
italInterface)やSMPTE−305Mで規格された
SDTI(Serial Digital Transfer Interface)等が
考えられる。)で入力されたデータDINが入力回路61
に入力すると、入力回路61では映像や音声データを取
り出し、圧縮が必要な場合はMPEG等のフレーム間相
関を利用した圧縮方式で圧縮する。入力回路61からの
出力データDWはシリアル−パラレル変換処理部62で
パラレルのデータDWP-1、DWP-2変換され、このパラレ
ルデータDWP-1、DWP-2はメモリ631,632に入力さ
れて、一時バッファリングする。ここでタイムスロット
発生回路50からタイムスロットが割り当てられたとき
に、メモリ631、632にバッファリングされたデータ
WQ-1、DWQ-2を読み出す。メモリ631、632から読
み出されたデータDWQ-1、DWQ-2はバス出力処理部64
1、642に入力されて、バスの伝送フォーマットに変換
等してバス80に出力する。
【0021】再生系60Bは、バス入力処理部651
652でバス81を介して入力されたデータDRS-1、D
RS-2に所定の処理を施しメモリ661,662に出力す
る。メモリ661,662から読み出されたデータ
MS-1、DMS-2は、パラレル−シリアル変換処理部67
でシリアル変換後、出力回路68で上述したSDIやS
DTIフォーマットに変換後出力する。
【0022】次にRAID1001,1002の構成を図
11を用いて説明する。映像記録用RAID1001
8台の映像データ記録用HDD141〜148と1台の
パリティデータ記録用HDD140とから構成される
(これがいわゆるRAID3)。1台の音声データ記録
用RAID1002は、構成がRAID1、つまりペア
となる2台のHDDに同じデータを記録する構成になっ
ている。この同じデータを記録する2台のHDDのデー
タの記録再生はRAID1001の映像記録用HDDと
同様に行う。またRAIDの構成はこれに抱泥せず、R
AID3のならずRAID5や種々のRAIDをシステ
ムに合わせたHDDの構成とすることもできる。さら
に、RAID自体すべて同じ構成で2台のRAIDのみ
ならず複数台のRAIDを構成することもできる。
【0023】RAID1001は図11に示すように、
8台映像用HDD141〜148と1台のパリティデー
タ記録用のHDD140と、上記バス80から入力する
伝送フォーマットからデータとコマンドに分ける記録用
データコントローラ115と、このコントローラからの
コマンドが転送されるコマンド用FIFO111、CP
U109と、CPU9の制御に基づいて、記憶用データ
コントローラ115からのデータを振り分けたり、複数
の再生用データをシリアルにして出力するデータマルチ
プレクサ116と、このマルチプレクサ116とHDD
141〜148との間のデータのやりとりをするための
メモリコントロール121〜128およびCPU109
により制御されるSPC(SCSIプロトコルコントロ
ーラ)131〜138と、データマルチプレクサ116
のデータを用いてHDD141〜148に書き込まれる
べきデータのパリティ演算をするパリティ演算部117
と、このパリティ演算回路117とHDD140とのデ
ータのやりとりをするためのメモリコントロール120
とSPC130と、CPU109により制御されてステ
ータデータを一時記憶するステータス用FIFO110
とこのステータデータとデータマルチプレクサ116か
らの再生データが入力されて、出力する再生用データコ
ントローラ112で構成されている。
【0024】次に、上記映像用RAID1001動作に
ついて説明する。下りバス80から転送されたデータ
(+コマンド)は、記録用データコントローラ115で
データとコマンドとに分けられる。コマンドはコマンド
用FIFO111を介してCPU109に転送され、デ
ータはデータマルチプレクサ116に入力される。デー
タとともに転送されたコマンドの入力によりCPU10
9はデータマルチプレクサ116に入力されたデータに
対し、コマンドに指示された処理が施されるよう制御す
る。例えば書き込みを指示するコマンドであるなら、デ
ータマルチプレクサ116に対し、書き込みを指示する
制御命令を出力し、データマルチプレクサ116は入力
されたデータをストライピング(HDDにデータが書き
込まれるようにデータを並列に振り分ける)して、メモ
リコントロール121〜128およびSPC131〜1
38を介して各HDD141〜148にデータを書き込
む。
【0025】さらに、複数のHDDに書き込まれるべき
データのパリティ演算をパリティ演算部117で行いメ
モリコントロール120、SPC130を介してそのパ
リティデータをHDD130に記録する。
【0026】HDD141〜149に記録されたデータ
を再生する場合には、バス80を介して供給された、再
生を指示するコマンドはコマンド用FIFO111、C
PU109に転送され、CPU109はこのコマンドに
より制御信号をHDD141〜149に送る。
【0027】この制御信号をうけたHDD141〜14
9は所望のデータを読み出し、SPC131〜139お
よびメモリコントローラ121〜129を介してマルチ
プレクサ116に入力される。さらにパリティ用HDD
140からもデータが読み出され、SPC130および
メモリコントローラ120を介してパリティ演算回路1
17に入力される。ここで、マルチプレクサ116に入
力されたデータに誤り符号が含まれている場合(読み出
されるべきデータが入力されなかった、あるいはデータ
に誤りがあった)、このパリティデータに基づいて誤り
訂正が施され、訂正データはマルチプレクサ116に入
力される。コマンドに対するステータス情報がSPC1
30〜138、マルチプレクサ116から入力されて、
CPU109はこのステータス情報をステータス用FI
FO110を介して再生データコントローラ112に出
力させる。また再生用データコントローラ112は、マ
ルチプレクサ116から出力されたデータをこのステー
タスデータとともに出力データとしてバス81を介し、
IOP601〜603に出力される。
【0028】図1は記録再生装置の内部構成を示すもの
で、キャビネット10の内側に、上記9台の映像用と2
台の音声用の計11台のHDDユニット11が上方から
脱着可能に設けられるHDDラック12と、複数のIF
ボード15を収納しているIFラック16と、上位ボー
ド19等を含む複数のプロセッサボード(メインボー
ド)18を収納しているプロセッサラック20が前側か
ら後側に順に設けられている。プロセッサラック20の
片側にDC電源22が設けられている。また後部には冷
却ファン211〜213が設けられている。HDDユニッ
ト11が上述のRAID1001、1002に対応し、I
Fボード15にはCPU109、ステータス及びコマン
ド用FIFO110,111、記録用および再生用デー
タコントローラ112,115、データマルチプレクサ
116、パリティ演算回路117、メモリコントロール
120〜128、SPC130〜138を含むようマウ
ントされ、プロセッサボード18にはIOP601〜6
3が含まれるようマウントされている。
【0029】HDDラック12の下側にはフロントパネ
ル27用のFPボード13が設けられ、IFラック16
とプロセッサラック20の下側にはそれぞれIFマザー
ボード14とプロセッサマザーボード17が設けられて
おり、プロセッサマザーボード17とIFマザーボード
およびFPボード13はフラットケーブルで接続されて
いる。また、HDDラック12に挿入されたHDDユニ
ット11はIFマザーボード14とコネクタで接続され
IFボード15を介してプロセッサボード18で制御さ
れるようにしてある。
【0030】このキャビネット10内の温度を管理制御
するため、図2に示すように、温度センサ30をキャビ
ネット10内の温度が最も高くなると予想される例えば
HDDラックの後方の中央付近に設ける。温度センサ3
0としてはトランジスタ形のサーミスタを用い温度検出
ボード31に搭載し、温度検出ボード31をフラットケ
ーブル32でIFマザーボード14に接続する。トラン
ジスタ形の温度センサ30は所定の温度−電圧特性で温
度に応じたアナログ電圧を出力する。このアナログ電圧
信号はフラットケーブル32からIFマザーボード17
を介して所定のプロセッサボード18に入力される。
【0031】図3について、温度表示制御部は、上記温
度センサ30からのアナログ電圧が入力するプロセッサ
ボード18のA/D変換器181、レジスタ182、CP
U183と、上位ボード19のCPU191およびFPボ
ード13のCPU131で構成されている。
【0032】上記温度表示制御部の動作について図4を
用いて説明する。上記温度センサ30からのアナログ電
圧はプロセッサボード18のA/D変換器181でディ
ジタル信号に変換されレジスタ182に保持される。C
PU183はこのディジタル信号から温度を演算し温度
データを上位ボード19に送る。この温度データは上位
ボード19のCPUを経由してFPボード13に送られ
FPボード13のCPU 1はフロントパネル27の液晶
表示部26に温度を表示させる。
【0033】また、プロセッサボード18のCPU18
3は図4(a)のようにレジスタ182に保持されたデー
タから検出温度が規格温度5℃〜55℃の範囲内か否か
を判断し、規格外の時規格外情報“1”と、そうでない
時“0”を上位ボード19に伝達する。上位ボード19
のCPU191はこの温度規格判断情報を受けると図4
(b)のようにその情報から温度異常か否かを判断し、
温度異常の時温度異常情報“1”そうでない場合“0”
をFPボード13に伝達する。FPボード13のCPU
131はこの温度異常判断情報を受けると図4(c)の
ようにその情報から温度異常か否かを判断しフロントパ
ネル27の液晶表示部26に温度異常警告を表示させ、
ユーザーに通報する。
【0034】図5について、冷却ファンの制御部は、上
記上位ボード19のCPU191、およびFPGA192
のレジスタ193と、このレジスタ193にのデータによ
り制御され冷却ファン211〜213の駆動用電圧を出力
する電子ボリュームのように構成したスイッチSW1
SW3で構成されている。
【0035】次にこの冷却ファン制御の動作について説
明する。CPU191は上記CPU181からの温度デー
タを受けレジスタ193に出力し、レジスタ193はこの
温度データを保持する。電子ボリュームのように構成し
たスイッチSW1〜SW3はこの温度データにより制御さ
れ温度データの値に応じた分圧電圧を冷却ファン211
〜213に出力する。
【0036】上記スイッチSW1〜SW3の出力電圧装置
内の温度が高い程高くなるので冷却ファンは早く回転
し、装置内を流れる流速が早くなりよく冷却される。そ
して装置内に流入空気の温度によっても異なるが例えば
検出温度が55℃であれば検出点温度を35℃以下に、
また検出温度が55℃以上であれば検出点温度を55℃
以下に冷却するのことが可能となる。また、検出温度が
例えば、25℃以下の場合は冷却ファンの運転を停止さ
せることが可能となる。
【0037】上記では冷却ファン21を電子ボリューム
のようなスイッチSWで制御しているが、スイッチSW
に代えて図6に示すようにレギュレータ371,372
設け、レギュレータ351,352の電圧設定をそれぞれ
冷却ファン21が高速および低速で回転するように設定
し、FPGA192からレギュレータ351又は352
信号“1”を入力することにより冷却ファン21を高速
又は低速に制御することもできる。
【0038】上記では冷却ファン211〜213の速度に
同じく制御しているが、検出温度が例えば25℃以下又
は30℃以下等の低温の場合、冷却ファンの運転台数を
減小させることができる。また、温度センサをキャビネ
ットの幅方向に等間隔に複数個設けて、各温度センサの
検出温度がほぼ同じくなるように各冷却ファンを制御す
ることもできる。
【0039】図7は衝撃センサ41をキャビネット10
(図1)内に設けて衝撃からHDDを保護する例を示
す。衝撃センサ41の出力はコンパレータ43で基準電
圧と比較して図8のように衝撃を検出する。衝撃センサ
41、コンパレータ43および基準電圧設定回路42は
衝撃ボードに搭載し、IFマザーボード14に接続す
る。
【0040】コンパレータ43の出力信号は上位ボード
19のFPGA193からプロセッサボード18のCP
U185に割り込みLINEにつながる。CPU18
5は、割り込みが入るとSCSI I/Oプロセッサ1
6はHDD12にヘッドの退避命令を出す。SCSI
I/Oプロセッサ186は、CPU185から受け取っ
た命令をもとにHDD11のヘッドを退避させる。この
間におけるデータは2次記憶としてキャッシュ(メモ
リ)にデータを書き込む。ヘッドを元に戻すタイミング
は、あるインターバル内で一定のスレッショルドを超え
なかったときである(図8)。この後SCSI I/O
プロセッサ186からエラーありと報告されたときには
キャシュのデータを再度書き込む。
【0041】上記衝撃センサを設けた場合、衝撃からH
DDのメディアの保護およびデータの信頼性が向上す
る。これは例えば記録再生装置を中継車に搭載して使用
する場合に有効である。
【0042】
【発明の効果】この発明は、上述のとおり構成されてい
るので、次に記載する効果を奏する。 (1)温度センサの情報により液晶表示部に装置内部の
温度やHDDの規格外の保証温度に対して警告を表示で
きる。そのため装置を使用しているユーザに対して、使
用環境における注意を促し、HDDに対して適切な処理
が取れる。 (2)温度センサの情報により、冷却ファンを制御し装
置内部の温度を調整するため、ファンの使用のON/O
FF及びFANの回転数を調整できる。そのため冷却フ
ァンの消費電力を減らすことができると共に冷却ファン
による騒音を低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる記録再生装置の内部構成例を示
す斜視図。
【図2】温度センサ取付例を示す説明図。
【図3】温度警報処理例を示すブロック図。
【図4】温度警報処理例にかかる各基板のタスク図。
【図5】冷却ファン制御例を示すブロック図。
【図6】冷却ファン制御の他の例を示す要部接続図。
【図7】HDDの衝撃保護制御例を示すブロック図。
【図8】衝撃検出例を示すグラフ。
【図9】記録再生装置の構成例を示すブロック図。
【図10】入出力処理部の構成例を示すブロック図。
【図11】ディスクアレイ装置の構成例を示すブロック
図。
【符号の説明】
11…HDD(ハードディスク駆動装置)、HDDユニ
ット 13…FPボード(基板) 14…IFマザーボード 15…IFボード 17…プロセッサマザーボード 18…プロセッサボード 19…FM(ファイルマネージメント)ボード、上位ボ
ード 21…冷却ファン 25…操作部 26…液晶表示部 27…フロントパネル(操作パネル) 30…温度センサ 37…レギュレータ 41…衝撃センサ 47…SCSI I/Oプロセッサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のHDDユニットが挿入されたHD
    Dラックと、 前記HDDラックの後側に設けられ前記HDDユニット
    が接続される複数のインターフェイスボードと、 キャビネットの前に所定の間隔をあけて設けられた操作
    部および液晶表示部を有するフロントパネルと、 前記キャビネットの後部に設けられた複数の冷却ファン
    とを有する記録再生装置において、 前記HDDユニットの近傍に温度検出手段を設けて、こ
    の温度検出手段を前記インターフェイスボードに接続
    し、 前記温度検出手段からの出力信号に基づいて前記冷却フ
    ァンを制御すると共にフロントパネルの液晶表示部に少
    なくとも温度検出手段が検出した温度を表示させる制御
    手段を有することを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の冷却ファン速度を同じく制御
    することを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 検出温度が低い場合、冷却ファンの運転
    台数を少なくすることを特徴とする請求項1記載の記録
    再生装置。
  4. 【請求項4】 前記温度センサをキャビネットの幅方向
    に所定の間隔で複数設け、各温度センサの検出温度がほ
    ぼ等しくなるように各冷却ファンを制御することを特徴
    とする請求項1記載の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記液晶表示部に前記
    温度検出手段で検出した温度が所定温度以上のとき、警
    告表示させることを特徴とする請求項1記載の記録再生
    装置。
JP11157191A 1999-06-03 1999-06-03 記録再生装置 Pending JP2000348479A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11157191A JP2000348479A (ja) 1999-06-03 1999-06-03 記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11157191A JP2000348479A (ja) 1999-06-03 1999-06-03 記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000348479A true JP2000348479A (ja) 2000-12-15

Family

ID=15644200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11157191A Pending JP2000348479A (ja) 1999-06-03 1999-06-03 記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000348479A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7580215B2 (en) 2005-12-28 2009-08-25 Sony Corporation Disk drive apparatus and imaging apparatus having the disk drive apparatus for controlling a state thereof based on a detected temperature
US7652875B2 (en) 2006-12-27 2010-01-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Display device equipped with hard disk drive
JP2011108319A (ja) * 2009-11-17 2011-06-02 Nec Corp ディスクアレイ装置
CN108593141A (zh) * 2018-05-24 2018-09-28 安徽国电京润电力科技有限公司 一种电力配电柜检测报警系统
CN109506345A (zh) * 2018-10-17 2019-03-22 珠海格力电器股份有限公司 风机控制方法和装置
CN110262936A (zh) * 2018-03-12 2019-09-20 鸿富锦精密工业(武汉)有限公司 温度检测装置及硬盘模组

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7580215B2 (en) 2005-12-28 2009-08-25 Sony Corporation Disk drive apparatus and imaging apparatus having the disk drive apparatus for controlling a state thereof based on a detected temperature
US7652875B2 (en) 2006-12-27 2010-01-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Display device equipped with hard disk drive
JP2011108319A (ja) * 2009-11-17 2011-06-02 Nec Corp ディスクアレイ装置
CN110262936A (zh) * 2018-03-12 2019-09-20 鸿富锦精密工业(武汉)有限公司 温度检测装置及硬盘模组
CN108593141A (zh) * 2018-05-24 2018-09-28 安徽国电京润电力科技有限公司 一种电力配电柜检测报警系统
CN109506345A (zh) * 2018-10-17 2019-03-22 珠海格力电器股份有限公司 风机控制方法和装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7859839B2 (en) Storage apparatus, fan device, and controller unit device
EP0646874A1 (en) Multi-channel common-pool distributed data storage and retrieval system
EP0786719B1 (en) Data recording/reproducing apparatus and data recording/reproducing method
JPH0612855A (ja) ディスクドライブアレイ
US20030231420A1 (en) Substrate structure of disk array apparatus, disk array apparatus and disk array system
JP2000348479A (ja) 記録再生装置
US8112583B2 (en) Data recording for a hard drive in response to commands
JP2001166887A (ja) データ記録再生装置及びデータ記録再生方法
CN101821809B (zh) 影像再现装置、影像记录再现装置、影像再现方法以及影像记录再现方法
US6198876B1 (en) Method and apparatus for recording and/or reproducing data wherein padding data may be added during recording and removed during reproduction
JP4419211B2 (ja) 記録媒体制御装置及び記録媒体制御方法
US7116890B2 (en) Image recording and reproducing apparatus and image recording and reproducing method
JPH10326484A (ja) 記録再生装置
JPH064219A (ja) フロッピー・ディスクと光ディスクのドライブ接続方法とインターフェース装置および光ディスク分割装置
JP4244431B2 (ja) データ記録再生装置及びモニター用情報を付加したデータの出力方法
JPH09167441A (ja) ディスク記録再生装置
JP3855379B2 (ja) データ記録再生方法およびデータ記録再生装置
JP2000307978A (ja) データ記録再生装置及び可変速再生方法
JP2000251392A (ja) 記録装置および編集システム
JP2000149410A (ja) データ記録再生装置
JP2000231455A (ja) データ記録再生装置
JPH09305263A (ja) データ記録再生装置
WO1999017289A1 (fr) Enregistrement de donnees intermittent: appareil, controleur, et procedes correspondants
JP2007037173A (ja) データ記録再生装置および方法
JP2006120260A (ja) 再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071211

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080415