JP2000347790A - キーボード装置 - Google Patents

キーボード装置

Info

Publication number
JP2000347790A
JP2000347790A JP11154338A JP15433899A JP2000347790A JP 2000347790 A JP2000347790 A JP 2000347790A JP 11154338 A JP11154338 A JP 11154338A JP 15433899 A JP15433899 A JP 15433899A JP 2000347790 A JP2000347790 A JP 2000347790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control circuit
circuit board
keyboard
ground terminal
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11154338A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoya Akiyama
直哉 秋山
Naoyuki Hatano
直行 波多野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP11154338A priority Critical patent/JP2000347790A/ja
Priority to TW089108159A priority patent/TW470907B/zh
Priority to US09/587,420 priority patent/US6597343B1/en
Publication of JP2000347790A publication Critical patent/JP2000347790A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/02Input arrangements using manually operated switches, e.g. using keyboards or dials
    • G06F3/0202Constructional details or processes of manufacture of the input device

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な方法で静電気ノイズによる誤動作、動
作不良等の不具合を防止し得るUSB対応のキーボード
装置を提供する。 【解決手段】 本発明のキーボード装置は、上面に多数
のキートップ8が配置されたキーボード本体6と、キー
ボード本体6を収容する上ケース7、下ケース2と、キ
ーボード本体6を制御する制御回路を搭載した制御回路
基板4と、制御回路基板4に接続されたUSBコネクタ
5とを有している。そして、制御回路基板4を下方から
覆うシールドプレート3が設けられ、このシールドプレ
ート3がUSBコネクタ5のフレームグラウンド部およ
びパソコン本体に接続するケーブル9のシールド線に電
気的に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーボード装置に
関し、特に、コンピュータ本体以外の周辺機器に接続可
能な端子を具備したキーボード装置に用いて好適な技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(以下、パソコ
ンと称する)やその周辺機器においては、従来から製造
コストの削減、構造の簡素化をめざし、開発が行われて
いる。特に、入力機器としてパソコン本体と接続される
キーボード装置は、多数のキースイッチを有するキーボ
ード本体と、キースイッチ上のキートップを露出した状
態でキーボード本体を収容するケースと、ケースに内蔵
されてキーボード本体とパソコン本体との間でやりとり
される電気信号を制御する制御回路を搭載した基板とを
有し、部品点数が多く、部品の製造や組み立てにコスト
がかかるため、コストダウンが常に要求されている。
【0003】近年、キーボード装置においては、パソコ
ン本体と接続されるのは勿論のこと、パソコン本体とは
別に、例えばマウス等、種々の周辺機器が共通に接続可
能な端子を有するものが提供されている。従来のシステ
ムでは、キーボード、マウス、プリンタ等の周辺機器を
パソコン本体の各周辺機器用の専用ポートに対して個々
に接続するのが一般的であった。これに対して、上記キ
ーボード装置を含むシステムの場合、キーボード装置を
パソコン本体に接続し、このキーボード装置に備えられ
た周辺機器共通接続用端子に対してさらにマウス、プリ
ンタ等の周辺機器を接続することができる。このような
接続を行うために、キーボード装置内の制御回路基板に
は、周辺機器のプラグを差し込むためのコネクタが設置
されている。この種の接続をなすプラグ、コネクタ等の
形態はUSB規格として規格化されており、近年、US
B対応の周辺機器として注目を集めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パソコンの
使用時において、キーボード、マウス等の入力機器は常
に使用者によって操作される状況にあり、使用状態にお
いて多くの静電気を帯びることになる。そして、これら
機器に帯電した静電気は時として放電を生じ、パソコン
本体と入力機器との間でやりとりされる各種信号に対し
てノイズとして悪影響を及ぼす場合がある。
【0005】入力機器がパソコン本体の専用ポートに並
行して接続される従来のシステムの場合と異なり、上記
のUSB対応システムにおいて、例えばキーボードの下
流側にマウスが接続されると、キーボードの内部はマウ
スからのデータ信号のみならず、パソコン本体がマウス
等の下流側入力機器の存在を認識するためのアドレス信
号が随時やりとりされている。従来のシステムの場合、
たとえ静電気に起因するノイズが入り、データ信号が異
常を来したとしても、リセット後に再度データ信号のや
りとりを行えば正常な動作がなされ、特に問題とならな
い。ところが、USB対応システムの場合、ノイズが入
った際にマウスのアドレス信号をリセットしてしまう
と、キーボードの下流にマウスが接続されているにもか
かわらず、パソコン本体がマウスの存在を認識できなく
なり、マウスによる操作が不能になる恐れがあった。こ
のような事情から、特にUSB対応のキーボードでは、
静電気ノイズに対する耐性が強いことが要求され、その
対策が急務となっていた。
【0006】また、この静電気ノイズ対策を行うにあた
っては、キーボード装置の製造コストの高騰を避けると
いう観点から、多大なコストをかけることなく、できる
だけ簡便な方法でノイズ対策が実施できる手段の提供が
望まれていた。
【0007】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、簡便な方法で静電気ノイズによる
誤動作、動作不良等の不具合を防止し得るUSB対応の
キーボード装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のキーボード装置は、上面に複数のキート
ップが設置されたキーボード本体と、キーボード本体を
収容するケースと、キーボード本体を制御する制御回路
を搭載した制御回路基板と、制御回路基板に接続された
周辺機器共通接続用コネクタ(以下、USBコネクタと
称する)とを有し、制御回路基板を下方から覆う導体板
が設けられたことを特徴とするものである。
【0009】さらに、上記導体板を備えた上で、その導
体板を制御回路基板上のUSBコネクタ側の接地端子に
電気的に接続するとともに、制御回路基板上のコンピュ
ータ本体側の接地端子に電気的に接続することが望まし
い。もしくは、構造上、その他の理由により、導体板を
上記接地端子に直接接続することが困難な場合には、制
御回路基板上のUSBコネクタ側の接地端子の近傍に電
気的に接続し、制御回路基板上のコンピュータ本体側の
接地端子の近傍に電気的に接続してもよい。
【0010】本願発明者は、キーボード装置に対する静
電気ノイズの進入経路として、装置を載置する机、台等
の表面からの輻射、マウス等の周辺機器を接続するUS
Bコネクタからの電導、の2系統があることに着目し
た。そこで、本発明のキーボード装置においては、制御
回路基板を下方から覆うことでシールド板として機能す
る導体板を設けたため、机上から輻射される静電気ノイ
ズを導体板により遮蔽することがでえきる。その結果、
静電気ノイズが制御回路基板上の信号に悪影響を与え、
動作不良等の生じる確率を充分に低減することができ
る。
【0011】さらに、導体板を制御回路基板上のUSB
コネクタ側の接地端子と制御回路基板上のコンピュータ
本体側の接地端子とにそれぞれ電気的に接続した場合、
導体板が静電気を逃がす経路となり、USBコネクタを
通じて進入した静電気はUSBコネクタ側の接地端子か
ら導体板中を流れ、コンピュータ本体側の接地端子から
コンピュータ本体の接地箇所へと抜けていく。すなわ
ち、USBコネクタから進入する静電気が導体板上を瞬
時に通過するため、静電気ノイズが制御回路基板上の信
号に悪影響を与え、動作不良等が生じる確率を充分に低
減することができる。
【0012】なお、制御回路基板は通常、プリント基板
で構成され、基板上には静電気の逃げ道となる配線がU
SBコネクタ側接地端子とコンピュータ本体側接地端子
との間をつなぐように作り込まれているのが普通であ
る。したがって、制御回路基板に導体板を接続した場合
でも、静電気が全て導体板のみを流れるわけではなく、
制御回路基板上の静電気導通配線を流れる部分もある。
しかしながら、この配線に比べて導体板の方がインピー
ダンスが小さいため、静電気は配線よりも導体板の方に
はるかに多く流れる。したがって、導体板を備えた本発
明のキーボード装置によれば、上記の効果を奏すること
ができる。
【0013】また、導体板の両端部をUSBコネクタ
側、コンピュータ本体側各々の接地端子に直接接続しな
くても、各接地端子の近傍に電気的に接続していさえす
れば、導体板を静電気の逃げ道として機能させることが
でき、上記と同様の効果を得ることができる。
【0014】本発明のキーボード装置において、導体板
の一端をUSBコネクタ側の接地端子に電気的に接続す
る具体的な方法としては、導体板の一端を、例えばケー
ス等の任意の部材とUSBコネクタとの間に挟むなどし
てUSBコネクタの接地端子に圧接するようにしてもよ
い。もしくは、導体板の一端を、USBコネクタの接地
端子自身または接地端子近傍の制御回路基板上のランド
等に半田付けしてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、本発
明の第1の実施の形態を図1および図2を参照して説明
する。本実施の形態のキーボード装置は、使用者側から
見て後側(奥側)の左右両端の2箇所にマウス等の周辺
機器が接続可能なUSBコネクタを具備している。図1
は本実施の形態のキーボード装置を示す分解斜視図、図
2は本装置の特徴部分であるシールドプレートを示す平
面図である。図中符号1はキーボード装置、2は下ケー
ス、3はシールドプレート(導体板)、4は制御回路基
板、5はUSBコネクタ、6はキーボード本体、7は上
ケース、である。
【0016】本実施の形態のキーボード装置1は、図1
に示すように、多数のキートップ8、8、…を有するキ
ーボード本体6と、キーボード本体6を制御する制御回
路を搭載した制御回路基板4とがケース内に収容されて
いる。ケースは上下に2分割された上ケース7と下ケー
ス2とからなり、キーボード本体6は上面のキートップ
8が操作可能なように上ケース7から露出した状態で収
容されている。また、キーボード本体6下方の後側には
2個のUSBコネクタ5、5が接続された制御回路基板
4が収容されている。
【0017】制御回路基板4は一般のプリント配線板か
らなり、略中央部にパソコン本体に接続するためのケー
ブル9が設けられ、両端部には配線10を介して接続さ
れたUSBコネクタ5、5がそれぞれ設けられている。
ケーブル9を構成する2本のデータ線、電源線、グラウ
ンド線、シールド線の計5本の導線11は半田付けによ
り制御回路基板4の下面に接続されるが、そのうち基板
4とシールド線との接続部にはさらに導線12が接続さ
れ、後述するシールドプレート3のパソコン本体側接続
片14と導線12先端の接続部13とが接続されるよう
になっている。
【0018】また、制御回路基板4の下面側にはLS
I、コンデンサ等、種々の電子部品が搭載されており、
上面側にはこれら電子部品の端子間を接続して制御回路
を構成する銅層からなる配線、ランド等が形成されてい
る。USBコネクタ5は、プラグに接触する接点が軟質
PVC(ポリ塩化ビニル)樹脂で覆われており、樹脂の
外面には金属製のフレームグラウンド部(図示略、コネ
クタ側の接地端子)が固定されている。
【0019】キーボード本体6は、複数のキートップ8
が取り付けられたハウジング15と、スイッチ回路が印
刷された2枚のメンブレンシートとスペーサとからなる
メンブレンスイッチ16をハウジング15との間で挟み
込む金属板17とから構成されている。また、金属板1
7は、キーボード本体6を上ケース7、下ケース2間に
固定するための2箇所の接続部18とを有しており、こ
の接続部18の貫通孔は、後述する上ケース7の貫通部
19、下ケース2の締結部20と対応する位置に配置さ
れている。さらに、金属板17の後縁部側のほぼ中央部
には、後述するシールドプレート3のパソコン本体側接
続片14と接続するための貫通孔を有する接続部21が
設けられている。
【0020】下ケース2には、上ケース7を固定するた
めに前縁部側に設けられた複数の固定部22と、USB
コネクタ5の固定位置を規定するために後縁部側に設け
られたコネクタ溝23と、コネクタ溝23近傍の後縁部
側に設けられてUSBコネクタ5の固定位置を規定する
ストッパ24と、ストッパ24およびコネクタ溝23近
傍に突出し、後述する上ケース7からの貫通部19に当
接し、上ケース7と下ケース2を固定するための締結部
20とが設けられている。ストッパ24は、USBコネ
クタ5にマウス等の接続プラグを差し込む際にその力を
受けるとともに下ケース2後縁部の構造強度を維持する
リブとして作用する。
【0021】上ケース7は、下ケース2の固定部22に
嵌合する複数のフック部25と、USBコネクタ5の接
続部26の貫通孔とキーボード本体6の接続部18の貫
通孔とを貫通し、下ケース2の締結部20に当接してネ
ジ27により締結される貫通部19とを有している。
【0022】シールドプレート3は、図2に示すよう
に、制御回路基板4上の各種電子部品を覆うように折り
曲げ加工された1枚のステンレスの板体からなるもので
ある。そして、制御回路基板4にほぼ一致した形状およ
び寸法に設計されることにより制御回路基板4の全体を
覆うようになっている。シールドプレート3の両端に突
出する部分は、下ケース2のコネクタ溝23と同一形状
の溝状に湾曲して成形されたコネクタ側接続片27とな
っており、このコネクタ側接続片27内にUSBコネク
タ5が挿入され、組立状態においてはコネクタ側接続片
27がUSBコネクタ5と下ケース2のコネクタ溝23
との間に挟み込まれた状態となり、コネクタ側接続片2
7がUSBコネクタ5外面のフレームグラウンド部に圧
接される。
【0023】また、シールドプレート3のほぼ中央部に
は、ネジ孔28を有する矩形状のパソコン本体側接続片
14が形成されている。したがって、組立状態において
はシールドプレート3のパソコン本体側接続片14、導
線12の接続部13、金属板17の接続部21の各貫通
孔が一致するように重ね合わされ、これらがネジ止めさ
れることにより、シールドプレート3が導線12を介し
てパソコン本体へのケーブル9のシールド線、すなわち
パソコン本体の接地用導線に接続される。
【0024】上記構成のキーボード装置1を組み立てる
際には、図1に示すように、制御回路基板4に接続され
たUSBコネクタ5を、その接続部26を下ケース2の
締結部20に当接した状態で、下ケース2のコネクタ溝
23、ストッパ24および締結部20で規制される位置
に嵌め込む。その際、制御回路基板4の下側にシールド
プレート3を配置し、下ケース2のコネクタ溝23内に
シールドプレート3のコネクタ側接続片27を挿入した
状態でさらにコネクタ側接続片27が形成する溝内にU
SBコネクタ5を嵌め込む。その上側に、USBコネク
タ5の接続部26に金属板17の接続部18を当接した
状態で、キーボード本体6を載置する。そして、上述し
たように、シールドプレート3のパソコン本体側接続片
14、導線12の接続部13、金属板17の接続部21
を重ね合わせ、これらをネジ止めする。その上側から、
上ケース7のフック部25を下ケース2の固定部22に
嵌め合わせるとともに、上ケース7の貫通部19を金属
板17の接続部18、USBコネクタ5の接続部26を
通して下ケース2の締結部20に当接し、下ケース2の
下側からネジ27により締結し、上ケース7と下ケース
2とを固定する。
【0025】本実施の形態のキーボード装置1において
は、シールドプレート3により制御回路基板4が下方か
ら覆われているため、装置下面側の例えば机上等から輻
射される静電気ノイズがシールドプレート3によって遮
蔽される。さらに、シールドプレート3のコネクタ側接
続片27がUSBコネクタ5のフレームグラウンド部
に、パソコン本体側接続片14がパソコン本体の接地用
導線であるシールド線にそれぞれ接続されているので、
シールドプレート3が静電気を逃がす経路としても機能
し、USBコネクタ5から進入した静電気をシールドプ
レート3からパソコン本体の接地箇所へと逃がすことが
できる。このように、シールドプレート3が静電気遮蔽
と静電気導通経路の2つの役目を果たすことにより、静
電気ノイズが制御回路基板4上の信号に悪影響を与え、
動作不良等が生じる確率を充分に低減することができ
る。
【0026】シールドプレートがない従来のキーボード
装置とシールドプレートを備えた本発明のキーボード装
置とを用いて、国際標準規格で定められた方法に準じて
静電耐圧試験(ESD試験)を実施したところ、情報処
理機器としての規格値8kV(ただし、この値はヨーロ
ッパにおける規格値であって、日本では規格値が定めら
れていない)に対して従来のキーボード装置が6kVし
かもたないのに対し、本発明のキーボード装置では9k
Vと静電ノイズに対する耐性が向上しているのが確認さ
れた。このように、本発明のキーボード装置によれば、
シールドプレートを1枚追加するだけの簡単な方法によ
り、静電気ノイズに起因する周辺機器の誤動作、動作不
良等の不具合を防止することができ、動作信頼性の高い
キーボード装置を実現することができる。
【0027】[第2の実施の形態]以下、本発明の第2
の実施の形態を図3を参照して説明する。本実施の形態
が第1の実施の形態と異なる点はシールドプレートの制
御回路基板への接続形態である。したがって、本実施の
形態ではその部分のみを説明し、キーボード装置の全体
構成については説明を省略する。
【0028】図3は、LSI、コンデンサ等の各種電子
部品(図示略)が搭載された制御回路基板31を電子部
品が搭載されていない側の面から見た平面図である。図
における上面(電子部品が搭載されていない側の面)側
には配線パターン(図示略)と各種電子部品を半田付け
するためのランド32とが形成されている。そして、制
御回路基板31下面側の左右両端部にはUSBコネクタ
33、33がそれぞれ取り付けられている。図1に示す
第1の実施の形態の場合、USBコネクタ5は配線10
を介して移動可能に制御回路基板4と接続されていた
が、本実施の形態の場合、USBコネクタ33はその端
子部34が半田付けされることにより制御回路基板31
上に完全に固定されている。USBコネクタ33の端子
分4にはデータ線端子、電源線端子等が含まれている
が、特に、図3中符号35で示す端子はフレームグラウ
ンド端子(コネクタ側の接地端子)である。
【0029】制御回路基板31の下面、すなわち各種電
子部品が搭載された側の面をほぼ覆うようにシールドプ
レート36が配置されている。このシールドプレート3
6は例えば1枚のブリキ板から形成され、制御回路基板
31と平行に延在して基板を覆う遮蔽部36aとその面
から垂直上方に折曲された接続部36bとを有してい
る。さらに、接続部36の先端が基板31に設けられた
孔を貫通して基板上面側のランド37上で半田付けされ
ている。つまり、図3中の符号37で示す箇所がシール
ドプレート36が制御回路基板31に半田付けされた位
置である。
【0030】また、制御回路基板31の一端には、パソ
コン本体に接続するためのケーブル38が配置され、ケ
ーブル38を構成する2本のデータ線、電源線、グラウ
ンド線、シールド線の計5本の導線が半田付けにより制
御回路基板31に接続されている。特に符号39で示す
導線はシールド線である。なお、制御回路基板31の他
端にはLED基板に接続されるケーブル40が接続され
ている。
【0031】本実施の形態においても第1の実施の形態
と同様、シールドプレート36により制御回路基板31
が下方から覆われているため、装置下面側から輻射され
る静電気ノイズをシールドプレート36によって遮蔽す
ることができる。一方、本実施の形態の場合は第1の実
施の形態と異なり、シールドプレート36がUSBコネ
クタ33のフレームグラウンド端子35およびパソコン
本体への接続ケーブル38のシールド線39に接続され
てはいない。それでも、制御回路基板31へのシールド
プレート36の接続位置37が上記フレームグラウンド
端子35およびシールド線39の接続位置に充分近いた
め、USBコネクタ33から進入した静電気をシールド
プレート36を通じてケーブル38のシールド線39に
飛ばすことができる。その結果、本実施の形態において
も、静電気ノイズに起因する動作不良が生じる確率を充
分に低減できる、という第1の実施の形態と同様の効果
を奏することができる。
【0032】このように、本実施の形態では、シールド
プレート36をフレームグラウンド端子35やシールド
線39に接続しなくても、これらの接続位置が近い場合
には静電気を逃がす経路として機能できることを示した
が、この機能をより確実にするためには、制御回路基板
31上に形成した配線でこれらを直接接続するようにし
ても勿論かまわない。
【0033】なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態
に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲において種々の変更を加えることが可能である。例
えば上記実施の形態では、シールドプレートの材料とし
て、軽量で強度が高いステンレスやブリキ等を例示した
が、これ以外にもリン青銅等を使用することも可能であ
る。そして、シールドプレートの具体的な形状、寸法等
に関しては、適宜設計変更が可能である。
【0034】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、従来の構成にシールドプレートを1枚追加する
だけの簡単な手段により、静電気ノイズに起因する周辺
機器の誤動作、動作不良等の不具合を防止することがで
き、動作信頼性の高いUSB対応のキーボード装置を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態のキーボード装置
の構成を示す分解斜視図である。
【図2】 同装置に用いるシールドプレートを示す平面
図である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態を示す図であっ
て、制御回路基板へのシールドプレートの接続構造を示
す平面図である。
【符号の説明】
1 キーボード装置 2 下ケース 3,36 シールドプレート(導体板) 4,31 制御回路基板 5,33 USBコネクタ(周辺機器共通接続用コネク
タ) 6 キーボード本体 7 上ケース 8 キートップ 9 ケーブル 14 パソコン本体側接続片 27 コネクタ側接続片 35 フレームグラウンド端子(コネクタ側の接地端
子)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に複数のキートップが設置されたキ
    ーボード本体と、該キーボード本体を収容するケース
    と、前記キーボード本体を制御する制御回路を搭載した
    制御回路基板と、該制御回路基板に接続された周辺機器
    共通接続用コネクタとを有し、前記制御回路基板を下方
    から覆う導体板が設けられたことを特徴とするキーボー
    ド装置。
  2. 【請求項2】 前記導体板が、前記制御回路基板上の前
    記周辺機器共通接続用コネクタ側の接地端子自身または
    該接地端子の近傍に電気的に接続されるとともに、前記
    制御回路基板上のコンピュータ本体側の接地端子自身ま
    たは該接地端子の近傍に電気的に接続されたことを特徴
    とする請求項1に記載のキーボード装置。
  3. 【請求項3】 前記導体板の一部が、前記周辺機器共通
    接続用コネクタに圧接されることにより前記周辺機器共
    通接続用コネクタ側の接地端子に電気的に接続されたこ
    とを特徴とする請求項2に記載のキーボード装置。
  4. 【請求項4】 前記導体板の一部が、前記周辺機器共通
    接続用コネクタの接地端子または該接地端子近傍の前記
    制御回路基板上に半田付けされることにより前記周辺機
    器共通接続用コネクタ側の接地端子自身または該接地端
    子の近傍に電気的に接続されたことを特徴とする請求項
    2に記載のキーボード装置。
JP11154338A 1999-06-01 1999-06-01 キーボード装置 Withdrawn JP2000347790A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11154338A JP2000347790A (ja) 1999-06-01 1999-06-01 キーボード装置
TW089108159A TW470907B (en) 1999-06-01 2000-04-28 Keyboard device
US09/587,420 US6597343B1 (en) 1999-06-01 2000-06-01 Keyboard device having terminal connectable to peripheral device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11154338A JP2000347790A (ja) 1999-06-01 1999-06-01 キーボード装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000347790A true JP2000347790A (ja) 2000-12-15

Family

ID=15581978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11154338A Withdrawn JP2000347790A (ja) 1999-06-01 1999-06-01 キーボード装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6597343B1 (ja)
JP (1) JP2000347790A (ja)
TW (1) TW470907B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7442061B2 (en) 2003-06-13 2008-10-28 Fujitsu Limited Connection device and electronic equipment having the same
JP2010158011A (ja) * 2008-12-22 2010-07-15 Huawei Device Co Ltd 無線データ端末機器の無線性能を改善する方法および装置
US8335087B2 (en) 2008-12-22 2012-12-18 Huawei Device Co., Ltd. Method and apparatus for improving radio performance of wireless data terminal device

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030146903A1 (en) * 2002-02-01 2003-08-07 Leland Yi Wired keyboard with built-in web camera
US20050271442A1 (en) * 2004-06-02 2005-12-08 Inventec Appliances Corporation High voltage resisting keyboard
TWI375897B (en) * 2008-04-18 2012-11-01 Primax Electronics Ltd Keyboard device
US8218301B2 (en) * 2009-08-26 2012-07-10 Sunrex Technology Corporation Keyboard
US9704663B2 (en) * 2012-05-21 2017-07-11 Apple Inc. Accessory button controller assembly

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5401926A (en) * 1992-01-16 1995-03-28 Fujitsu Limited Data input device with a manually operable key having static electricity releasing function
US5557299A (en) * 1994-05-04 1996-09-17 Kidtech, Inc. Method and apparatus for a learning styled computer keyboard
US5734550A (en) 1995-03-29 1998-03-31 Dell Usa, L.P. Computer having a heat transfer system operably connected during assembly of a computer keyboard upon the computer
FI102119B1 (fi) * 1996-10-04 1998-10-15 Nokia Mobile Phones Ltd Näppäimistöjärjestely ja menetelmä painetun näppäimen tunnistamiseksi
US5953206A (en) * 1997-10-15 1999-09-14 Hewlett-Packard Company Thermal dissipation and EMI shielding structure for notebook computers
US6307538B1 (en) * 1998-06-18 2001-10-23 Microsoft Corporation EMC enhanced peripheral device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7442061B2 (en) 2003-06-13 2008-10-28 Fujitsu Limited Connection device and electronic equipment having the same
JP2010158011A (ja) * 2008-12-22 2010-07-15 Huawei Device Co Ltd 無線データ端末機器の無線性能を改善する方法および装置
US8335087B2 (en) 2008-12-22 2012-12-18 Huawei Device Co., Ltd. Method and apparatus for improving radio performance of wireless data terminal device

Also Published As

Publication number Publication date
TW470907B (en) 2002-01-01
US6597343B1 (en) 2003-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9779270B2 (en) Secured keypad devices
US4791524A (en) Electrostatic discharge protection for electronic packages
US9032222B2 (en) Secure point of sale terminal
KR20020022086A (ko) 지능형 식별가능 커넥터
CN100562210C (zh) 电路板组合
US5565654A (en) Printed circuit board for plug-type connections
JPS6178079A (ja) コネクタ組立体
JP3779326B2 (ja) 通信回線用過渡電圧サージ保護組立体
JP2000347790A (ja) キーボード装置
JP3686785B2 (ja) 信号ケーブル
US5692917A (en) Computer hardware insert device for software authorization
US4993971A (en) EMI resistant electrical connector
JP4324822B2 (ja) ケーブル用コネクタ
US6976856B2 (en) Electronic apparatus for reducing electromagnetic interference
CN106445218B (zh) 触控板及其电路板
TW581961B (en) Mounting structure of light emitting device on keyboard
JP3258209B2 (ja) 座標入力装置
CN2648764Y (zh) 静电消除装置
CN103311745A (zh) 电连接器及其组件
TW201707517A (zh) 靜電放電防護結構與電子裝置
JP2591140B2 (ja) プリント基板
US6780040B2 (en) Electrical connector with standoffs
KR20050013010A (ko) 가요성 인쇄회로의 접지 패턴
JPH0245971Y2 (ja)
JP2001345135A (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050816

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20051017