JP2000347331A - 放射線画像変換パネル用カセッテ - Google Patents

放射線画像変換パネル用カセッテ

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JP2000347331A
JP2000347331A JP15451099A JP15451099A JP2000347331A JP 2000347331 A JP2000347331 A JP 2000347331A JP 15451099 A JP15451099 A JP 15451099A JP 15451099 A JP15451099 A JP 15451099A JP 2000347331 A JP2000347331 A JP 2000347331A
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Satoru Arakawa
哲 荒川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放射線画像変換パネルが収容されたカセッテ
において、いわゆる論理読みにおける観察画像領域の読
取りサイズの伝達を確実に行うことができるものとす
る。 【解決手段】 指掛突起25dを向かって右側の「六
切」文字25b側に移動するようにスライダ25cをス
ライドさせた状態においては、本体21と同色が現れて
読取りサイズが六切りであることを表示し、指掛突起2
5dを向かって左側の「四切」文字25a側に移動する
ようにスライダ25cをスライドさせた状態において
は、本体21とは異なる色が現れて読取りサイズが四切
りであることを表示するスライダ25cを設け、内部に
収容された放射線画像変換パネル10の読取りサイズを
表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放射線画像変換パネ
ルを収容するカセッテに関し、詳細には、いわゆる「論
理読み」を行う放射線画像変換パネルを収容するカセッ
テの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】放射線(X線、α線、β線、γ線、電子
線、紫外線等)を照射すると、この放射線エネルギの一
部が蓄積され、その後可視光等の励起光を照射すると蓄
積されたエネルギに応じて輝尽発光を示す蓄積性蛍光体
(輝尽性蛍光体)を利用して、人体等の被写体の放射線
画像情報を一旦シート状の蓄積性蛍光体(放射線画像変
換パネル)に記録し、この放射線画像変換パネルにレー
ザ光等の励起光を走査して輝尽発光光を生じせしめ、得
られた輝尽発光光を光電的に読み取って画像信号を得、
この画像信号に基づき写真感光材料等の記録媒体、CR
T等の表示装置に被写体の放射線画像を可視像として出
力させる放射線画像記録再生システムが知られている
(特開昭55-12429号、同56-11395号、同56-11397号
等)。
【0003】ここで上述した放射線画像変換パネルは、
支持体上に上述した蓄積性蛍光体層を積層して形成さ
れ、必要に応じて蓄積性蛍光体層の表面に保護層等が設
けられる。
【0004】また上記放射線画像変換パネルは、その蓄
積性蛍光体層が自然界の光をも吸収して蓄積記録し、こ
れがノイズ信号となるため、一般には遮光したカセッテ
に収容されて取り扱われている。
【0005】一方、上記放射線画像記録再生システムに
おいては、いわゆる「論理読み」という技術が知られて
いる。この「論理読み」は、放射線画像変換パネル上に
記録された放射線画像情報を読み取るに際して、放射線
画像変換パネルの略全面から画像情報を読み取るのでは
なく、被写体の観察に必要な領域(有効な観察画像とし
て取り扱う「観察画像領域」という)だけを読み取るも
のであり、観察に不要な領域の画像情報を取り込むこと
による取扱い情報量(データ量)の増大を防止し、ある
いは再生に必要な写真感光材料等の記録材料の消費量を
抑制するとともに、観察画像領域のみの画像情報に基づ
いて画像処理条件を設定することで、不要な画像領域を
も含めた画像全体に基づいて画像処理条件を設定するよ
りも、観察画像領域に適した画像処理を行うことができ
るものである。
【0006】例えば、四切りサイズ(縦14インチ×横
10インチ)の放射線画像変換パネルに記録された放射
線画像を、六切りサイズ(縦10インチ×横8インチ)
の観察画像領域で読み取ったり、半切サイズ(縦17イ
ンチ×横14インチ)の放射線画像変換パネルに記録さ
れた放射線画像を、大角サイズ(縦14インチ×横14
インチ)の観察画像領域で読み取るなどである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで予め論理読み
を行うものとして撮影記録を行う場合には、撮影オペレ
ータは、放射線画像変換パネルの全面のうち、その論理
読みの対象となる観察画像領域に、観察に必要な被写体
が収まるように撮影記録を行う必要がある。また、論理
読みを行うものとして撮影記録された放射線画像変換パ
ネルは、読取りの際に実際に論理読みを行わなければな
らないが、放射線画像読取装置を操作するオペレータに
その旨が伝達されないと、論理読みが行われない虞れが
ある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、内部に収容された放射線画像変換パネルの、いわ
ゆる論理読みにおける観察画像領域の読取りサイズの伝
達洩れを防止することができるカセッテを提供すること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の放射線画像変換
パネル用カセッテは、論理読みの観察画像領域のサイズ
を表示する表示手段を備えたものである。
【0010】すなわち本発明の放射線画像変換パネル用
カセッテは、支持体上に蓄積性蛍光体層を積層してなる
放射線画像変換パネルを内部に収容する放射線画像変換
パネル用カセッテであって、前記放射線画像変換パネル
に撮影記録する画像のうち、または撮影記録した画像の
うち、有効な観察画像として取り扱う観察画像領域のサ
イズを表示する表示手段を備えていることを特徴とする
ものである。
【0011】ここで上記表示手段としては、相異なる複
数の観察画像領域のサイズのうち1つを表示しうるもの
であれば、その表示態様はいかなるものであってもよ
く、例えばLCD(液晶)、EL(エレクトロルミネッ
センス)、EC(エレクトロクロミズム)、LED等の
発光表示手段や、手動で摺動可能なスライド部材であっ
て、そのスライド量に応じて視認される色の帯の長さが
変化するように形成された表示手段等を適用することが
できる。
【0012】また、この表示手段により表示された観察
画像領域のサイズを、このサイズに応じて作動内容が変
化する外部の装置(例えば放射線画像読取装置等)に自
動的に伝達する伝達手段をさらに備えた構成を採用する
のがより好ましい。すなわち例えば放射線画像読取装置
における論理読みのように、外部の装置が、観察画像領
域のサイズに応じてその作動内容(論理読みの場合は、
読取りの範囲)を変える場合に、その外部の装置を操作
するオペレータに、表示手段による表示により単に認識
させるだけでなく、表示手段に表示されたサイズを当該
外部の装置に伝達手段が自動的に伝達することにより、
オペレータが表示手段により表示されたサイズを認識し
たにも拘わらず、外部の装置の作動内容をその認識した
サイズに対応したものに切り換えるのを忘れた場合に
も、伝達手段が当該外部の装置に自動的に観察画像領域
のサイズを伝達するため、外部の装置の作動内容の切換
えを、当該伝達手段により伝達されたサイズに応じて自
動的に切り換えるようにすることで、オペレータの負担
を軽減することができる。
【0013】なお伝達手段としては、表示手段により表
示された観察画像領域のサイズを外部の装置に、電波ま
たは赤外線等の無線により伝達する手段であってもよい
し、通電により伝達する電極等であってもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明の放射線画像変換パネル用カセッ
テによれば、放射線画像変換パネルに撮影記録する画像
のうち、または撮影記録した画像のうち、有効な観察画
像として取り扱う観察画像領域のサイズを表示する表示
手段を備えているため、撮影記録前に表示手段により観
察画像領域のサイズを表示することで、撮影記録を行う
オペレータはその表示手段により表示されたサイズを視
認することができ、これにより放射線画像変換パネルの
全面のうち、その論理読みの対象となる観察画像領域
に、観察に必要な被写体が収まるように撮影記録を行う
ことができる。また、放射線画像読取装置を操作するオ
ペレータは、その表示手段により表示されたサイズを視
認することができ、これによりそのサイズに応じた論理
読みの操作を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の放射線画像変換パ
ネル用カセッテの具体的な実施の形態について、図面を
参照して説明する。
【0016】図1は本発明の放射線画像変換パネル用カ
セッテの一実施形態を示す図、図2は図1に示した放射
線画像変換パネルを示す図である。
【0017】図示の放射線画像変換パネル10は例えば
四切りサイズ(縦14インチ×横10インチ)のパネル
であり、支持体上に蓄積性蛍光体層を積層した構成であ
る。この放射線画像変換パネル10は、放射線画像撮影
装置においては、図示のようにその四切りサイズの略全
面に亘って放射線画像P0が撮影記録される一方、放射
線画像読取装置においては、論理読みにより、この放射
線画像変換パネル10の四切りサイズの全体領域のう
ち、観察画像領域である、六切りサイズの領域P1のみ
が読み取られる。また図示しない背面には、このパネル
10固有のパネル番号がバーコードにより記されてい
る。
【0018】図示の放射線画像変換パネル用カセッテ2
0は図1に示すように、図2に示した放射線画像変換パ
ネル10を内部に収容して可搬としたものであり、一端
部が開口した本体21と、この本体21の開口した一端
部を開閉する、本体21に組み付けられた蓋体22とか
ら構成されている。本体21の図示しない背面には、内
部に収容されたパネル10の背面に記されたバーコード
を認識可能なように、小窓が形成されている。さらに本
体21の一側面には、内部に収容されたパネル10の読
取りサイズを表示する表示手段25が設けられている。
この表示手段25は具体的には、矢印X方向およびその
反対方向にスライド可能なスライダ25cと、スライダ
25cの両側近傍の本体21に印字された「四切」の文
字25aおよび「六切」の文字25bからなり、スライ
ダ25cにはスライドさせるための指掛突起25dが形
成され、スライダ25cの、指掛突起25dに対して向
かって右側の部分は本体21と同色、指掛突起25dに
対して向かって左側の部分は本体21と異なる色(図示
においては斜線で表す)で形成されており、指掛突起2
5dを向かって右側の「六切」文字25b側に移動する
ようにスライダ25cをスライドさせた状態(図1
(3)))においては、本体21と同色が現れて読取り
サイズが六切りであることを表示し、指掛突起25dを
向かって左側の「四切」文字25a側に移動するように
スライダ25cをスライドさせた状態(図1(2)))
においては、本体21とは異なる色が現れて読取りサイ
ズが四切りであることを表示する。
【0019】以上のように構成された放射線画像パネル
用カセッテ20の作用について、図3を用いて説明す
る。
【0020】まず所定のID番号(Identification Num
ber )を有する患者についての胸部放射線画像の撮影指
示を、医師が自己の観察用端末機100から入力する。
ここで入力される撮影指示内容としては、患者のID番
号、撮影部位、撮影体位、読取後の画像処理の種類等で
ある。端末機100に入力された撮影指示は、放射線画
像撮影室のID端末機200に入力される。
【0021】ID端末機200はID端末オペレータに
より操作され、医師からの撮影指示内容をID端末機2
00により確認し、撮影指示に適した撮影サイズの放射
線画像変換パネルとして四切りサイズの放射線画像変換
パネル10を選択し、このサイズの未曝射の放射線画像
変換パネル10が収容されたカセッテ20を準備する。
ID端末オペレータは、準備したカセッテ20の図示し
ない小窓を通して、カセッテ20の内部に収容されたパ
ネル10のバーコードを、ID端末機200に付属した
バーコードリーダにより読み取り、患者のID番号と放
射線画像変換パネル10の固有番号とを、ID端末機2
00において対応づける。
【0022】さらにID端末オペレータは、撮影指示内
容に適した画像処理を行うことができるように、四切り
サイズの放射線画像変換パネル10に撮影された患者の
胸部放射線画像P0を六切りサイズで読み取るように判
断し、カセッテ20のスライダ25cの指掛突起25d
を「六切」の文字25b側にスライドさせて、スライダ
25cの表示色を本体21とは異なる色とし、後の観察
画像領域のサイズが「六切り」(図2において領域P1
の範囲)であることをカセッテ20に表示する。そして
ID端末オペレータは、このように観察画像領域のサイ
ズが「六切り」であることを表示手段25により表示し
たカセッテ20を撮影技師に渡す。
【0023】撮影技師は、ID端末オペレータより渡さ
れた四切りサイズの放射線画像変換パネル10が収容さ
れたカセッテ20を用いて、放射線画像撮影室に入場し
た患者の胸部の放射線画像を、放射線画像撮影装置30
0により撮影を行うが、カセッテ20の表示手段25を
視認することで、観察画像領域のサイズが「六切り」で
あることを認識し、パネル10の全面のいずれかに胸部
の画像が撮影されるように撮影を行うのではなく、胸部
の画像が六切りサイズに収まるように撮影を行う。
【0024】このように本実施形態のカセッテ20によ
れば、有効な観察画像として取り扱う観察画像領域P1
のサイズを表示する表示手段25を備えているため、撮
影前に表示手段25により観察画像領域P1のサイズを
表示することで、撮影技師はその表示手段25により表
示されたサイズを視認することができ、これにより放射
線画像変換パネル10の全面のうち、その論理読みの対
象となる観察画像領域P1に、観察に必要な被写体が収
まるように撮影を行うことができる。
【0025】以上のように六切りサイズに被写体の観察
画像領域が収まるように撮影された放射線画像変換パネ
ル10が収容されたカセッテ20は、放射線画像読取装
置400に運ばれ、この放射線画像読取装置400を操
作する読取装置オペレータに渡される。
【0026】放射線画像読取装置400には、読取装置
オペレータ用の端末機(図示せず)が設けられており、
この読取装置オペレータは、渡されたカセッテ20につ
いて、内部に収容された放射線画像変換パネル10のバ
ーコードを、この端末機に付属するバーコードリーダに
より読み取り、当該放射線画像変換パネル10の固有番
号に対応づけられた、ID端末機200から入力された
各種情報を確認するとともに、カセッテ20の表示手段
25を視認することで、観察画像領域のサイズが「六切
り」であることを認識し、放射線画像読取装置400
を、四切りサイズの放射線画像変換パネル10を六切り
サイズで読み取る論理読みの設定に切り換える操作を行
う。
【0027】このように本実施形態のカセッテ20によ
れば、有効な観察画像として取り扱う観察画像領域P1
のサイズを表示する表示手段25を備えているため、読
取装置オペレータは、撮影された放射線画像変換パネル
10が収容されたカセッテ20の表示手段25に表示さ
れた観察画像領域P1のサイズを視認することができ、
これにより放射線画像変換パネル10の全面のうち、論
理読みを行うべき画像のサイズを判断することができ
る。
【0028】そして当該カセッテ20は読取装置オペレ
ータにより、放射線画像読取装置400に装着され、放
射線画像読取装置400は装着されたカセッテ20か
ら、内部に収容された撮影済みの四切りサイズのパネル
10を引き出し、これを六切りサイズで読み取る論理読
みを行なって六切りサイズに対応した領域P1の画像信
号を得、ID端末機200から入力された画像処理の情
報に基づいて画像処理を行った上、医師の端末機100
に、得られた画像処理後の画像を転送する。
【0029】医師は、端末機100に転送された画像を
表示され、この表示された画像を観察することで、患者
の撮影部位について診断を行う。
【0030】このように本実施形態の放射線画像変換パ
ネル用カセッテ20によれば、放射線画像変換パネルに
撮影記録する画像のうち、または撮影記録した画像のう
ち、有効な観察画像として取り扱う観察画像領域のサイ
ズを表示する表示手段25を備えているため、撮影記録
前に表示手段25により観察画像領域のサイズを表示す
ることで、撮影技師はその表示手段25により表示され
たサイズを視認することができ、これにより放射線画像
変換パネルの全面のうち、その論理読みの対象となる観
察画像領域に、観察に必要な被写体が収まるように確実
に撮影記録を行うことができる。また、放射線画像読取
装置400を操作するオペレータは、その表示手段25
により表示されたサイズを視認することができ、これに
よりそのサイズに応じた論理読みの操作を確実に行うこ
とができる。
【0031】なお本実施形態の放射線画像変換パネル用
カセッテは、文字表示とスライダとからなる構成を表示
手段として備えたもととしたが、本発明の放射線画像変
換パネル用カセッテはこの態様のものに限るものではな
く、例えば、図4に示すようにカセッテ20の本体21
等の一部に、有効な観察画像として取り扱う観察画像領
域のサイズを表示するLCD、EL、ECまたはLED
等の表示手段26を備えた構成を採用することもでき
る。
【0032】また表示手段は、上述した各実施形態のご
とく、表示しうるサイズが2種類のものに限るものでは
なく、3種類以上のサイズのうち任意の1つを特定可能
に表示しうるものであってもよい。
【0033】本実施形態の放射線画像変換パネル用カセ
ッテは、そのカセッテを受け取ったオペレータが表示手
段に表示されたサイズを確認して、オペレータ自身がそ
の確認したサイズに応じて撮影操作や読取り操作を切り
換えるものであるが、この表示手段に表示されたサイズ
を外部の装置(例えば放射線画像読取装置等)に伝達す
る伝達手段をさらに備えた構成を採用するようにしても
よい。
【0034】例えば図5(1)に示すように、カセッテ
20が伝達手段として、その表示手段25に表示された
観察画像領域のサイズに応じて、短絡の組合わせが変動
する電極接点28a,28b,28cを備え、外部の装
置である放射線画像読取装置400が同図(2),
(3)に示すように、装着されたカセッテ20のこれら
各接点28a,28b,28cに各別に接触する信号線
31a,31b,31cと、これらの信号線31a,3
1b,31c間の短絡状態に応じて、論理読みを行うか
否かの信号S1またはS2を出力する読取切換手段32
とを備えたものである場合、カセッテ20および放射線
画像読取装置400は以下の作用をなす。
【0035】すなわち、観察画像領域のサイズが四切り
であるときは、カセッテ20の表示手段25は同図
(2)に示すように「四切」を表示し、このとき表示手
段25の表示に連動して、電極接点28aと28bとが
短絡され、他の電極接点28cは接点28aおよび28
bに対して開放状態とされる。一方、観察画像領域のサ
イズが六切りであるときは、カセッテ20の表示手段2
5は同図(3)に示すように「六切」を表示し、このと
き表示手段25の表示に連動して、電極接点28bと2
8cとが短絡され、他の電極接点28aは接点28bお
よび28cに対して開放状態とされる。
【0036】したがって、放射線画像読取装置400の
読取切換手段32は、電極接点28bに接触する信号線
31bに電流を通電することで、電極接点28aに接触
する信号線31aに通電がある場合は、四切りサイズの
観察画像領域を読み取る制御信号S1を出力し、電極接
点28cに接触する信号線31cに通電がある場合は、
六切りサイズの観察画像領域を読み取る制御信号S2を
出力することで、読取操作に切換えを自動化することが
でき、オペレータの負担を軽減するとともに、オペレー
タが表示手段25に表示されたサイズに応じた操作を怠
たることを防止することができる。
【0037】なお、本実施形態のカセッテによれば、伝
達手段として電流による信号で伝達する電極を採用した
が、その他にも、例えば電波や赤外線を用いて伝達する
伝達手段等を適用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放射線画像変換パネル用カセッテの一
実施形態の構成を示す図
【図2】図1に示したカセッテに用いられる放射線画像
変換パネルの一例を示す図
【図3】図1に示したカセッテを用いた放射線画像記録
再生システムの作用を説明する図
【図4】表示手段の他の態様を示す図
【図5】伝達手段をさらに備えたカセッテの実施形態を
説明する図
【符号の説明】
10 放射線画像変換パネル 20 カセッテ 21 本体 22 蓋体 25 表示手段 25a,25b 文字 25c スライダ 25d 指掛突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に蓄積性蛍光体層を積層してな
    る放射線画像変換パネルを内部に収容する放射線画像変
    換パネル用カセッテであって、 前記放射線画像変換パネルに撮影記録する画像のうち、
    または撮影記録した画像のうち、有効な観察画像として
    取り扱う観察画像領域のサイズを表示する表示手段を備
    えていることを特徴とする放射線画像変換パネル用カセ
    ッテ。
  2. 【請求項2】 前記表示手段により表示された前記観察
    画像領域のサイズを、該サイズに応じて作動内容が変化
    する外部の装置に自動的に伝達する伝達手段をさらに備
    えていることを特徴とする請求項1記載の放射線画像変
    換パネル用カセッテ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010057708A (ja) * 2008-09-04 2010-03-18 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 放射線画像撮影システム

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