JP2000346388A - 浴室用乾燥・暖房装置及びその装置を備えた浴室 - Google Patents

浴室用乾燥・暖房装置及びその装置を備えた浴室

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JP2000346388A
JP2000346388A JP11153880A JP15388099A JP2000346388A JP 2000346388 A JP2000346388 A JP 2000346388A JP 11153880 A JP11153880 A JP 11153880A JP 15388099 A JP15388099 A JP 15388099A JP 2000346388 A JP2000346388 A JP 2000346388A
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JP
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bathroom
air
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heat exchanger
exhaust
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JP11153880A
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English (en)
Inventor
Shinya Fukuda
慎也 福田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴室天井を出来るだけ高くし、快適な浴室に
することが出来る浴室用乾燥・暖房装置を提供するこ
と。 【解決手段】 本体31に、循環ファン32と、熱交換
機33と、前記循環ファン32により浴室20内の空気
を吸気口34から吸引し、前記熱交換機33を経由して
排気口35から前記浴室20内に排出する循環風路36
とを備え、前記浴室20内の空気を屋外に排出する排出
風路を持たない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴室内の乾燥及
び暖房をする装置、さらにこの装置を備えた浴室に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、図2に示
すような特開昭58−1309297号公報記載の技術
がある。この技術は、本体1に、送風機2で浴室内の空
気を吸引し、熱交換機3を通過させて浴室内に戻す循環
風路4と、ダンパー5の切り替えによって排気ダクト6
から屋外へ排出する排気風路7とを有している。そして
循環風路4を使って、熱交換機3で熱を付与され暖めら
れた空気が浴室に送り込まれて浴室を乾燥や暖房した
り、ダンパー5を切り替え排気風路7にして、浴室から
の空気を排気ダクト6に導いて屋外に排出して換気して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この装
置では、排気風路7を構成させ湿気を含んだ空気等を排
気ダクト6を通して屋外に排気するため、排気ダクト6
は相当大きな口径のものでなくてはならなかった。
【0004】このため、天井懐が狭かったり、梁の下に
排気ダクトを通そうとするとき、浴室の天井を低くしな
ければならないという問題があった。
【0005】そこで、この発明は、このような問題に着
目し、浴室天井を出来るだけ高くし、快適な浴室にする
ことが出来る浴室用乾燥・暖房装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、本体に、循環ファンと、
熱交換機と、前記循環ファンにより浴室内の空気を吸気
口から吸引し、前記熱交換機を経由して排気口から前記
浴室内に排出する循環風路とを備え、前記浴室内の空気
を屋外に排出する排出風路を前記本体に持たないことを
特徴とする浴室用乾燥・暖房装置とし、排気の機能を持
たせず排気ダクトのない装置としたので、梁に近づけて
天井を位置させ、浴室空間を広くする。
【0007】また、請求項2にかかる発明は、本体に、
循環ファンと、熱交換機と、前記循環ファンにより浴室
内の空気を吸気口から吸引し、前記熱交換機を経由して
排気口から前記浴室内に排出する循環風路とを備え、前
記浴室内の空気を屋外に排出する排出風路を前記本体に
持たない浴室用乾燥・暖房装置が設けられたことを特徴
とする浴室とし、排気の機能を持たせず排気ダクトのな
い装置を用いて、梁に近づけて天井を位置させ、浴室空
間を広くする。
【0008】さらに、請求項3にかかる発明は、請求項
2において、壁面に、前記浴室内の空気を屋外に排出す
る排気ファン及び脱衣室の空気を前記浴室内に給気する
給気ファンを設けたことを特徴とする浴室とし、効率的
な換気や乾燥や暖房を行う。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明を図面に基づいて説
明する。
【0010】図1は、本発明の一実施形態にかかる浴室
用乾燥・暖房装置を備えた浴室の概略構成断面図であ
る。
【0011】例えば鉄筋コンクリート造りのような建物
10を例に取ると、建物10は、そこに床11,壁1
2,で囲まれた空間内に脱衣室16とを区画する仕切り
壁14及び天井15等で浴室20を構成している。この
ような建物10では、その構造上外壁12に面した床1
1の下側には必ず大きな梁13が設けられている。した
がって、天井15は、梁13下で後述する配管33bが
通せる程度の間隙を開けて浴室20の空間を出来るだけ
大きく取るように取り付けられている。配管33bがな
いときは、より天井15を上げることが出来る。
【0012】浴室20には、浴槽21が床11の上に置
かれ、天井15に浴室用乾燥・暖房装置30が取り付け
られ、壁12,14にそれぞれ浴室内の空気を屋外に排
出する排気ファン22及び脱衣室16の空気を浴室内に
給気する給気ファン23が設けられている。また、浴室
内の壁12,14間には着脱自在の、または固定の竿2
4が水平に設けられている。この竿24には、濡れたタ
オル25や、シャツ26などがハンガー27に掛けて吊
り下げられ乾燥できるようにされている。
【0013】浴室用乾燥・暖房装置30は、本体31
に、循環ファン32と、熱交換機33と、循環ファン3
2により浴室内の空気を吸気口34から吸引し、熱交換
機33を経由して排気口35から浴室内に排出する循環
風路36とを備えている。しかし、浴室内の空気を屋外
に排出する排出風路は持たず、浴室内の空気を本体31
に取り込み浴室内へ送り出す循環しかしない。循環ファ
ン32は、時間当たり300立方メートルほどの風量能
力を持っていることが好ましい。
【0014】熱交換機33は、この例では温水・フロン
冷媒の場合で、浴室20以外に熱源機33aが設けら
れ、熱源機33aと通常空気を排出する排気ダクトに比
べ十分に細い配管33bで連結されている。しかし、熱
交換機33にニクロム線やハロゲンランプなどを用いる
ときには熱源機33aや配管33bは不要である。何れ
の熱交換機33であっても、熱交換する場合は浴室内へ
の吹き出し温度が摂氏45度以上になることが好まし
い。
【0015】また、本体31には、制御装置37が設け
られ、排気ファン22、給気ファン23、循環ファン3
2及び熱源機33a(熱交換機33)とコード38で接
続されている。さらに、壁14の脱衣室16側の面にコ
ントロールボックス39がコード38で制御装置37に
接続して設けられ、排気ファン22、給気ファン23、
循環ファン32及び熱交換機33を脱衣室16からの指
令で制御出来るようにしている。
【0016】次に、制御を説明する。 (浴室乾燥)浴室20を閉め切った状態で、脱衣室16
にあるコントロールボックス39を操作して制御装置3
7に指令し、排気ファン22,吸気ファン23,循環フ
ァン32、熱源機33aを稼働させ、浴室内の湿った空
気を排気ファン22で屋外に排気するとともに、吸気フ
ァン23で乾いた空気を補填する空気の流れを作る。一
方、循環ファン32で浴室内の湿った空気は、本体31
内に吸気口34から循環風路36内の熱交換機33を経
て排気口35から浴室内に排気され循環される。このと
き、熱交換機33は、熱源機33aで暖められており、
湿った空気はここで暖められて排気口35から浴室20
に送り込まれる。
【0017】このような空気の流れが繰り返されること
によって浴室20は乾燥される。暖められた空気が出来
るだけ滞留した方が熱効率がよいので、排気ファン22
は排気口35より出来るだけ遠くにあった方がよい。 (衣類乾燥)浴室20を閉め切った状態で、竿24に濡
れたタオル25やシャツ26を掛ける。脱衣室16にあ
るコントロールボックス39を操作して制御装置37に
指令し、排気ファン22,吸気ファン23,循環ファン
32、熱源機33aを稼働させ、暖められた空気は、排
気口35から浴室20に吹き込まれ、前述のような衣類
に温風が当たり湿気を取り去る。湿ることになった空気
を排気ファン22で屋外に排気するとともに、吸気ファ
ン23で乾いた空気を補填する空気の流れを作る。一
方、循環ファン32で浴室内の湿った空気は、本体31
内に吸気口34から循環風路36内の熱交換機33を経
て暖められ、排気口35から浴室内に排気され循環され
る。
【0018】乾燥の程度が進んできたら、排気ファン2
2と給気ファン23の風量を絞り、浴室20の換気によ
る熱損失を押さえ、浴室20内の温度を上げることによ
って、より一層乾燥時間を短縮する。 (浴室暖房)浴室20を閉め切った状態で、脱衣室16
にあるコントロールボックス39を操作して制御装置3
7に指令し、循環ファン32及び熱源機33aを稼働
(排気ファン22及び吸気ファン23を止めたまま)さ
せる。循環ファン32で浴室内の空気は、本体31内に
吸気口34から循環風路36内の熱交換機33を経て排
気口35から浴室内に排気され循環される。このとき、
熱交換機33は、熱源機33aで暖められており、空気
はここで暖められて排気口35から浴室20に送り込ま
れ、浴室20を暖める。
【0019】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1にか
かる発明は、屋外への排気系を別体にすることにより、
浴室内の空気を屋外に排出する太い排気ダクトを不要と
したので、天井空間が狭くても梁に近づけて天井を位置
させ、浴室空間を広くすることが出来る。
【0020】また、請求項2にかかる発明は、屋外への
排気系を別体にすることにより、浴室内の空気を屋外に
排出する太い排気ダクトを不要としたので、天井空間が
狭くても梁に近づけて天井を位置させ、浴室空間を広く
した浴室を提供することが出来る。
【0021】また、請求項3の発明は、請求項2の効果
に加えて、効率的な換気や乾燥や暖房を行うことが出来
る浴室を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の浴室用乾燥・暖房装置を
備えた浴室の概略構成断面図である。
【図2】従来の浴室温風機の断面図である。
【符号の説明】
20 浴室 22 排気ファン 23 吸気ファン 30 浴室用乾燥・暖房装置 31 本体 32 循環ファン 33 熱交換機 34 吸気口 35 排気口 36 循環風路 39 コントロールボックス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体に、循環ファンと、熱交換機と、前記
    循環ファンにより浴室内の空気を吸気口から吸引し、前
    記熱交換機を経由して排気口から前記浴室内に排出する
    循環風路とを備え、前記浴室内の空気を屋外に排出する
    排出風路を前記本体に持たないことを特徴とする浴室用
    乾燥・暖房装置。
  2. 【請求項2】本体に、循環ファンと、熱交換機と、前記
    循環ファンにより浴室内の空気を吸気口から吸引し、前
    記熱交換機を経由して排気口から前記浴室内に排出する
    循環風路とを備え、前記浴室内の空気を屋外に排出する
    排出風路を前記本体に持たない浴室用乾燥・暖房装置が
    設けられたことを特徴とする浴室。
  3. 【請求項3】請求項2において、壁面に、前記浴室内の
    空気を屋外に排出する排気ファン及び脱衣室の空気を前
    記浴室内に給気する給気ファンを設けたことを特徴とす
    る浴室。
JP11153880A 1999-06-01 1999-06-01 浴室用乾燥・暖房装置及びその装置を備えた浴室 Withdrawn JP2000346388A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019015488A (ja) * 2017-07-10 2019-01-31 忍 水谷 天井下の空気循環加熱装置
AU2021218030B1 (en) * 2021-08-13 2022-09-29 Fantech Pty Limited Extractor Fan with Integrated Heater

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019015488A (ja) * 2017-07-10 2019-01-31 忍 水谷 天井下の空気循環加熱装置
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GB2614115A (en) * 2021-08-13 2023-06-28 Elta Group Innovations Ltd Extractor fan with integrated heater

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