JP2000346262A - ホース口金具およびその製法 - Google Patents

ホース口金具およびその製法

Info

Publication number
JP2000346262A
JP2000346262A JP11153873A JP15387399A JP2000346262A JP 2000346262 A JP2000346262 A JP 2000346262A JP 11153873 A JP11153873 A JP 11153873A JP 15387399 A JP15387399 A JP 15387399A JP 2000346262 A JP2000346262 A JP 2000346262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nipple
socket
hose
cylindrical portion
joint body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11153873A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Katayama
敏幸 片山
Takao Maeda
高男 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichirin Co Ltd
Original Assignee
Nichirin Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichirin Co Ltd filed Critical Nichirin Co Ltd
Priority to JP11153873A priority Critical patent/JP2000346262A/ja
Publication of JP2000346262A publication Critical patent/JP2000346262A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ニップルの接合強度の信頼性を向上させると
ともに、設備投資額の低減と生産性の向上を図ることが
できるホース口金具を提供する。 【解決手段】 貫通孔2およびホース接続用ソケット部
1が形成された継手本体5と、前記ソケット部1の内側
に接合されたニップル6とからなるホース口金具であっ
て、前記ニップル6の端部に鍔部9が形成され、前記ソ
ケット部1の内側端面中央に鍔部9が収まる凹部8が形
成されており、前記ニップル6の鍔部9を該凹部8に挿
入したのち、鍔部9の外周面と凹部8の内周面が接する
ソケット部1側の端面境界線10をレーザビームにより
全周溶接し、前記ニップル6が継手本体5に接合されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホース口金具および
その製法に関する。さらに詳しくは、自動車や自動二輪
車のブレーキシステムの液圧伝達などに用いられるブレ
ーキ油圧ホースを接続するためのホース口金具およびそ
の製法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】自動
車のブレーキシステムに使用されている従来のホース口
金具として、たとえば図9に示されるように、ソケット
部50、首部51および頭部52からなるアイジョイン
ト型ホース口金具Aがある。かかるホース口金具Aで
は、ニップル53をソケット部50と一体に切削加工で
製作すると、切削熱による該ニップル53の軟化は生じ
ないが、切削加工に時間が掛かるため、生産性がわるい
という問題がある。また切削加工であるため、材料歩留
りが低下するとともに、切粉処理に費用が嵩むという問
題もある。
【0003】また従来の他のホース口金具として、図1
0に示すように別体のニップル54をソケット部50内
側に銅ろう付するホース口金具Bがある。かかるホース
口金具Bでは、ソケット部50を棒状素材から冷間鍛造
により加工できるため、前記ホース口金具Aよりも切削
量が減り、加工時間を短縮できるとともに、材料歩留り
を向上させることができる。しかしながら、ニップル5
4のろう付接合は、通常1150℃程度の高温雰囲気ガ
ス中で行なわれるため、ニップル54が軟化し、強度お
よび硬度が低下してしまう。このため、ニップル54が
軟化しないように、高価な耐熱鋼を使用しなければなら
ないという問題がある。またろう付設備が大がかりであ
るため、設備投資が高額になるという問題もある。
【0004】また従来の他のホース口金具として、図1
1に示すようにニップル55の先端に加工されたフラン
ジ56をソケット部50の内側に加締め固定させるホー
ス口金具Cがある(実開平4−17897号公報参
照)。かかるホース口金具Cでは、ソケット部50の内
壁面に形成される肉盛り部57を変形して、ニップル5
5のフランジ56を加締めるため、かかる加締め力によ
る内壁部58の変形をできるだけ少なくするように内壁
部58の長さLを大きくする必要がある。このため、継
手本体の全長が長くなり、小型化および軽量化が図れな
いとともに、材料費が嵩んでしまうという問題がある。
また加締め接合は、金属シールであるため、材料硬度、
加締め治具および加締め力などの影響を受けやすく、シ
ール性能を確実に維持するのがむずかしい。
【0005】さらに従来の他のホース口金具として、図
12に示すようにニップル59の先端に加工されたフラ
ンジ60をソケット部61の内壁面にプロジェクション
溶接により固着させるホース口金具Dがある(実公平7
−1582号公報参照)。かかるホース口金具Dでは、
プロジェクション溶接のためにフランジ60の先端面に
図13に示す突起62が形成されるが、かかる突起62
は小さいので、成形用金型の摩耗などで突起62がすり
減ると、溶接時の電流は分散されやすいため、ニップル
の溶接強度が低下する惧れがある。
【0006】本発明は、叙上の事情に鑑み、ニップルの
接合強度の信頼性を向上させるとともに、設備投資額の
低減と生産性の向上を図ることができるホース口金具お
よびその製法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のホース口金具
は、貫通孔およびホース接続用ソケット部が形成された
継手本体と、前記ソケット部の内側に接合されたニップ
ルとからなるホース口金具であって、前記ニップルの端
部に鍔部が形成され、前記ソケット部の内側端面中央に
該鍔部が収まる凹部が形成されており、前記ニップルの
鍔部を該凹部に挿入したのち、鍔部の外周面と凹部の内
周面が接するソケット部側の端面境界線をレーザビーム
により全周溶接し、前記ニップルが継手本体に接合され
てなることを特徴としている。
【0008】また本発明のホース口金具は、貫通孔およ
びホース接続用ソケット部が形成された継手本体と、前
記ソケット部の内側に接合されたニップルとからなるホ
ース口金具であって、前記ニップルが前記貫通孔とほぼ
同径の第1の円筒部およびホース内径とほぼ同径の第2
の円筒部とからなり、前記継手本体の貫通孔にソケット
部の内側にニップルの第2の円筒部が位置するようにニ
ップルの第2の円筒部を、第1の円筒部と第2の円筒部
との段差面が前記ソケット部の内側端面と一致するまで
挿入したのち、貫通孔の内面とニップルの第1の円筒部
の外面とが接するソケット部側の端面境界線をレーザビ
ームにより全周溶接し、前記ニップルが継手本体に接合
されてなることを特徴としている。
【0009】また本発明の自動車用ブレーキホースは、
前記ホース口金具がホースの一端または両端に加締めて
取り付けられていることを特徴としている。
【0010】さらに本発明のホース口金具の製法は、流
体通路およびホース接続用ソケット部が形成された継手
本体の該ソケット部の内側にニップルが接合されてなる
ホース口金具の製法であって、前記継手本体のソケット
部の内側端面の中央部に凹部を形成する工程と、前記ニ
ップルの端部に鍔部を形成する工程と、前記継手本体の
凹部に前記ニップルの鍔部を挿入する工程と、該鍔部の
外周面と凹部の内周面が接するソケット部側の端面境界
線をレーザビームにより全周溶接する工程を含んでいる
ことを特徴としている。
【0011】また本発明のホース口金具の製法は、流体
通路およびホース接続用ソケット部が形成された継手本
体の該ソケット部の内側にニップルが固着されてなるホ
ース口金具の製法であって、前記貫通孔とほぼ同径の第
1の円筒部およびホース内径とほぼ同径の第2の円筒部
とからなるニップルを形成する工程と、前記継手本体の
貫通孔にソケット部の内側にニップルの第2の円筒部が
位置するようにニップルの第2の円筒部を、第1の円筒
部と第2の円筒部との段差面が前記ソケット部の内側端
面と一致するまで挿入する工程と、前記貫通孔の内面と
ニップルの第1の円筒部の外面とが接するソケット部側
の端面境界線をレーザビームにより全周溶接する工程を
含んでいることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明のホース口金具およびその製法を説明する。
【0013】図1は本発明のホース口金具の一実施の形
態を示す断面図、図2は図1における継手本体とニップ
ルの接合を示す説明図、図3はニップルの他の実施の形
態を示す断面図、図4は本発明のホース口金具の他の実
施の形態を示す断面図、図5は本発明のホース口金具の
さらに他の実施の形態を示す断面図、図6は本発明のホ
ース口金具の製法の一実施の形態を示す説明図、図7は
図6におけるチャックの要部断面図、図8はニップルの
硬度測定位置を示す説明図である。
【0014】図1に示されるように、本発明の一実施の
形態にかかわるホース口金具は、円筒状のホース接続用
ソケット部1と流体通路の貫通孔2が形成された首部3
および頭部4とからなる継手本体5と、前記ソケット部
1の内側端面1aに接合されたニップル6とから構成さ
れるアイジョント型ホース口金具である。このホース口
金具は、前記ニップル6に嵌着されるホースHを前記ソ
ケット部1の外周を加締め、接続するものであって、た
とえば前記ホース口金具がホースの一端または両端に加
締めて取り付けられた自動車用ブレーキホースとするこ
とができる。
【0015】前記継手本体5は、たとえば棒状素材を冷
間鍛造により一端にソケット部1を成形したのち、首部
と頭部に流体通路を切削加工し、ついで頭部の上下面を
平坦なメガネ形状に切削加工またはプレス加工すること
により作製することができる。このソケット部1の内側
端面1aの中央には、図1〜2に示されるように凹部8
が形成されている。
【0016】前記ニップル6は、図1〜2に示されるよ
うに端面7に近い部分の端部に前記ソケット部1の凹部
8に収まるように鍔部9が形成されている。たとえばニ
ップル6は、パイプ材を切削加工またはコイル材を鍛造
成形により作製することができる。
【0017】このニップル6は、図1〜2に示されるよ
うに鍔部9をソケット部1の凹部8に挿入したのち、鍔
部9の外周面9aと凹部8の内周面8aが接するソケッ
ト部1側の端面境界線10をレーザビームにより全周溶
接し、継手本体5に接合されている。
【0018】なお、本実施の形態では、ニップルの鍔部
がニップルの端面に近い部分の端部に形成されている
が、本発明においては、これに限定されるものではな
く、図3に示されるように、ニップル11の端面11a
と面一な端部に鍔部12を形成することもできる。
【0019】また本実施の形態では、口金具がアイジョ
ント型ホース口金具にされているが、図4に示されるよ
うに六角部13の延長部14内に相手部材に取り付ける
ための雌ねじ15が形成されているメスネジ型口金具と
することができる。このメスネジ型口金具についても、
前述したように前記ニップル6の鍔部9がソケット部1
6の内側端面16aに形成される2段凹部17に挿入さ
れたのち、端面境界線18がレーザビームにより全周溶
接されている。または図5に示されるように、ニップル
19の外周にフレアナット20が挿入されているフレア
ナット型口金具とすることもできる。前記ニップル19
は、継手本体21の軸心方向に形成される貫通孔22と
ほぼ同径の第1の円筒部(大径円筒部)23とホース内
径とほぼ同径の第2の円筒部(小径円筒部)24とから
なり、前記第1の円筒部23の端部にフランジ部25が
形成され、前記フレアナット20の抜け止めがされてい
る。このフレアナット型口金具の場合、まず前記ニップ
ル19の第2の円筒部24からフレアナット20の貫通
孔20aおよび継手本体21の貫通孔22に挿入し、第
1の円筒部23と第2の円筒部24との段差面26をソ
ケット部27の内側端面27aに一致させる。ついで貫
通孔22の内面とニップル19の第1の円筒部23の外
面とが接するソケット部27側の端面境界線28をレー
ザビームにより全周溶接されている。
【0020】つぎに図1に示される実施の形態における
ホース口金具の製法を説明する。まず前述したように、
棒状素材を冷間鍛造により円筒状のソケット部1、首部
3および球状の頭部を成形する。ついで該首部3と球状
の頭部に連通する貫通孔2を形成したのち、該頭部を仕
上げて金具素形材を作製する。なお、かかる金具素形材
の製法は、従来の製法と同じである。
【0021】ついで該金具素形材のソケット部1の内側
端面1aに凹部8を形成し、継手本体5を作製する。
【0022】一方、ニップル6は、鍛造成形によりコイ
ル材を据込み加工し、鍔部9を形成して作製する。
【0023】ついで図6〜7に示されるように、前記継
手本体5の凹部8にニップル6の鍔部9を挿入したの
ち、継手本体5を回転チャック31にチャックさせる。
【0024】ついで光ファイバー32によりレーザ装置
33に接続される出射ユニット34を用いて、前記継手
本体5の凹部8とニップル6の鍔部9との境界線10に
レーザビーム35が当たるように位置および焦点距離を
調整する。
【0025】つぎに不活性ガスボンベ36に接続される
ガスパイプ37の先端から不活性ガスをソケット部1に
噴射するとともに、継手本体5を回転させながら、レー
ザビーム35を発振し、境界線10を全周溶接する。
【0026】つぎに本発明を実施例に基づいて説明する
が、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではな
い。
【0027】実施例1 まずニップルの材料としてS15C材を選定し、図6〜
7に示されるレーザ溶接として、YAGレーザを用い
て、つぎの条件の基で継手本体とニップルを接合した。 レーザの種類:YAGレーザ 出力:330W 溶接タイム:1〜4秒 パルス幅:5ms
【0028】これに対し、ニップルの材料としてS15
C材および耐熱鋼のSCM材を選定し、ろう付接合とし
て、つぎの条件の基で継手本体とニップルを接合した。 ろう:銅
【0029】つぎにニップルの硬度測定を行なった。そ
の結果を溶接前の硬度とともに表1に示す。なお、硬度
測定位置は、図8に示すP矢印の位置である。
【0030】
【表1】
【0031】表1より、硬度が140HV以下になる
と、ホースの加締時にニップル変形(ヘタリ)が生じ、
ホースとの面圧が低下し、液圧のシール性能が低下する
が、実施例1は溶接接合部への局部加熱のため、比較例
2とほぼ同程度となる。このため、安価な材料を使用で
きることがわかる。
【0032】このようにして溶接した実施例1のニップ
ルを180〜220kgで引張っても溶接部から外れる
ことはなく、ニップルが途中で破断することがわかっ
た。
【0033】またニップルの他端をメクラにし、流体通
路に50MPaの水圧を加えても、全周溶接で0.6〜
1.0mm溶け込んでいるため、溶接部からの漏れはな
く、シール性が高いことがわかった。
【0034】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
レーザビームにより接合することにより、ニップルが軟
化しないため、安価なニップル材を使用することができ
るとともに、溶接部が変形せず、シール性を良好にする
ことができる。また溶接タイムが炉から出るのに約40
分掛かるろう付接合より短いので、生産性を向上させる
ことができる。またろう付設備に比べて設備投資額は少
なく、設備スペースも少なくすることができる。さらに
溶接条件、たとえば溶接の溶け込み代や溶接スピードの
制御などの設定が容易であるため、品質安定性が優れた
ホース口金具を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホース口金具の一実施の形態を示す断
面図である。
【図2】図1における継手本体とニップルの接合を示す
説明図である。
【図3】ニップルの他の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図4】本発明のホース口金具の他の実施の形態を示す
断面図である。
【図5】本発明のホース口金具のさらに他の実施の形態
を示す断面図である。
【図6】本発明のホース口金具の製法の一実施の形態を
示す説明図である。
【図7】図6におけるチャックの要部断面図である。
【図8】ニップルの硬度測定位置を示す説明図である。
【図9】従来のホース口金具の一例を示す断面図であ
る。
【図10】従来のホース口金具の他の例を示す断面図で
ある。
【図11】従来のホース口金具のさらに他の例を示す断
面図である。
【図12】従来のホース口金具のさらなる他の例を示す
断面図である。
【図13】図12におけるニップルの部分断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ソケット部 1a 内側両面 2 流体通路(貫通孔) 3 首部 4 頭部 5 継手本体 6 ニップル 7 開口部 8 凹部 8a 内周面 9 鍔部 9a 外周面 10 端面境界線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通孔およびホース接続用ソケット部が
    形成された継手本体と、前記ソケット部の内側に接合さ
    れたニップルとからなるホース口金具であって、前記ニ
    ップルの端部に鍔部が形成され、前記ソケット部の内側
    端面中央に該鍔部が収まる凹部が形成されており、前記
    ニップルの鍔部を該凹部に挿入したのち、鍔部の外周面
    と凹部の内周面が接するソケット部側の端面境界線をレ
    ーザビームにより全周溶接し、前記ニップルが継手本体
    に接合されてなるホース口金具。
  2. 【請求項2】 貫通孔およびホース接続用ソケット部が
    形成された継手本体と、前記ソケット部の内側に接合さ
    れたニップルとからなるホース口金具であって、前記ニ
    ップルが前記貫通孔とほぼ同径の第1の円筒部およびホ
    ース内径とほぼ同径の第2の円筒部とからなり、前記継
    手本体の貫通孔にソケット部の内側にニップルの第2の
    円筒部が位置するようにニップルの第2の円筒部を、第
    1の円筒部と第2の円筒部との段差面が前記ソケット部
    の内側端面と一致するまで挿入したのち、貫通孔の内面
    とニップルの第1の円筒部の外面とが接するソケット部
    側の端面境界線をレーザビームにより全周溶接し、前記
    ニップルが継手本体に接合されてなるホース口金具。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のホース口金具が
    ホースの一端または両端に加締めて取り付けられた自動
    車用ブレーキホース。
  4. 【請求項4】 流体通路およびホース接続用ソケット部
    が形成された継手本体の該ソケット部の内側にニップル
    が接合されてなるホース口金具の製法であって、前記継
    手本体のソケット部の内側端面の中央部に凹部を形成す
    る工程と、前記ニップルの端部に鍔部を形成する工程
    と、前記継手本体の凹部に前記ニップルの鍔部を挿入す
    る工程と、該鍔部の外周面と凹部の内周面が接するソケ
    ット部側の端面境界線をレーザビームにより全周溶接す
    る工程を含んでいるホース口金具の製法。
  5. 【請求項5】 流体通路およびホース接続用ソケット部
    が形成された継手本体の該ソケット部の内側にニップル
    が固着されてなるホース口金具の製法であって、前記貫
    通孔とほぼ同径の第1の円筒部およびホース内径とほぼ
    同径の第2の円筒部とからなるニップルを形成する工程
    と、前記継手本体の貫通孔にソケット部の内側にニップ
    ルの第2の円筒部が位置するようにニップルの第2の円
    筒部を、第1の円筒部と第2の円筒部との段差面が前記
    ソケット部の内側端面と一致するまで挿入する工程と、
    前記貫通孔の内面とニップルの第1の円筒部の外面とが
    接するソケット部側の端面境界線をレーザビームにより
    全周溶接する工程を含んでいるホース口金具の製法。
JP11153873A 1999-06-01 1999-06-01 ホース口金具およびその製法 Pending JP2000346262A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11153873A JP2000346262A (ja) 1999-06-01 1999-06-01 ホース口金具およびその製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11153873A JP2000346262A (ja) 1999-06-01 1999-06-01 ホース口金具およびその製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000346262A true JP2000346262A (ja) 2000-12-15

Family

ID=15571987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11153873A Pending JP2000346262A (ja) 1999-06-01 1999-06-01 ホース口金具およびその製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000346262A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006218527A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Meiji Flow Systems Co Ltd アイジョイント口金具の製造方法
WO2014001887A1 (en) 2012-06-29 2014-01-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method of manufacturing flat-type non-aqueous secondary battery
CN108749806A (zh) * 2018-07-02 2018-11-06 上海大陆汽车制动系统销售有限公司 用于汽车制动软管的焊接接头结构及其焊接工艺

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006218527A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Meiji Flow Systems Co Ltd アイジョイント口金具の製造方法
JP4577770B2 (ja) * 2005-02-14 2010-11-10 株式会社 メイジフローシステム アイジョイント口金具の製造方法
WO2014001887A1 (en) 2012-06-29 2014-01-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method of manufacturing flat-type non-aqueous secondary battery
CN108749806A (zh) * 2018-07-02 2018-11-06 上海大陆汽车制动系统销售有限公司 用于汽车制动软管的焊接接头结构及其焊接工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5638869A (en) Flexible metal hose connector and method of forming same
US6189199B1 (en) Method of manufacturing a hose coupling from an intermediate blank material
US5499439A (en) Method of forming a flexible metal hose connector
US20100140920A1 (en) Pipe joint including a pipe and method for producing a joint section of a pipe joint
JP2000346262A (ja) ホース口金具およびその製法
JP2009226410A (ja) 中空バルブの製造方法
CN109483032B (zh) 焊接部形成结构和金属部件的接合方法
JP2974134B2 (ja) 金属管の継ぎ手装置
JP2675535B2 (ja) フランジ付軸シール型ニップル
JPH1194164A (ja) ホース口金具およびその製法
JP2009245975A (ja) 光学用キャップ部品
JP4319862B2 (ja) アイジョイント口金具の製造方法
JPH0740058A (ja) アイジョイントの製造方法
KR19980041682A (ko) 호스 커플링, 그것을 제조하기 위한 중간 성형품 및 그것을 사용한 호스 어셈블리
JP4960183B2 (ja) グロープラグの製造方法
US20230025308A1 (en) Fuel piping, fuel piping connecting structure, and method for manufacturing fuel piping
JPS62267029A (ja) 組立カムシヤフトの製造方法
JP3223150B2 (ja) 管継手およびその製造方法
JPH01218774A (ja) バット溶接法及びそれに用いる押さえ型
JPS58122143A (ja) 長尺金属管材を素材としたアイジヨイントの製造法
JP2022064169A (ja) 溶接接合体の製造方法、及びセラミックヒータの製造方法
JPH10318082A (ja) コモンレールおよびその製造方法
JPS60223613A (ja) 銅及び銅合金管の接続方法
JPH09292075A (ja) ホース用金具の製造方法
JPS6167537A (ja) 等速自在接手の軸付き外輪等の成形方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040709

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070123

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070529