JP2000346088A - トリポード型等速自在継手 - Google Patents

トリポード型等速自在継手

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JP2000346088A
JP2000346088A JP11159187A JP15918799A JP2000346088A JP 2000346088 A JP2000346088 A JP 2000346088A JP 11159187 A JP11159187 A JP 11159187A JP 15918799 A JP15918799 A JP 15918799A JP 2000346088 A JP2000346088 A JP 2000346088A
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達朗 杉山
Shigeyoshi Ishiguro
重好 石黒
Hisaaki Kura
久昭 藏
Masayuki Kuroda
正幸 黒田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外方継手部材とトリポード部材の相互で回転
トルクを伝達するローラのスライド抵抗が小さく、振
動、騒音の発生の少ないトリポード型等速自在継手を提
供することである。 【解決手段】 外方継手部材1の内周に軸方向に延びる
3本のトラックの溝3を形成し、トリポード部材10の
外周に3本の脚軸12を設ける。脚軸12上に設けられ
たローラ14をトラック溝3内に挿入する。ローラ14
の内周および脚軸12に嵌合された軌道輪13の外周に
断面が円弧状の軌道溝14a、13aを形成し、その軌
道溝13a、14a間に組込まれたボール15でローラ
14を回転自在に支持して、ローラ14の移動時におけ
るスライド抵抗の低減化を図り、振動、騒音の発生を抑
制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のドライ
ブシャフトの回転を駆動車輪に伝達する場合に使用され
る摺動式のトリポード型等速自在継手に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジンの回転を駆動車輪に伝
達する動力伝達系には、固定式の等速自在継手と摺動式
の等速自在継手が組込まれる。
【0003】摺動式等速自在継手として、図8に示した
ものが従来から知られている。この等速自在継手はトリ
ポード型等速自在継手であって、外方継手部材20の内
周に3本のトラック溝21を120°の間隔をおいて形
成し、その外方継手部材20の内側に挿入したトリポー
ド部材22の外周に半径方向に延びる3本の脚軸23を
設け、各脚軸23を中心にして回転自在に支持されたロ
ーラ24を前記トラック溝21内にスライド自在に挿入
して、外方継手部材20とトリポード部材22の相互に
おいて回転トルクを伝えるようにしている。
【0004】ここで、トラック溝21の両側に設けられ
たローラ案内面21aは外方継手部材20の軸心と直交
する平面で切断した際の断面形状を円弧状とする円筒面
とされ、一方、ローラ24の外周は球面24aとされて
いる。
【0005】また、ローラ24は、その内側に組込まれ
た針状ころ25によって回転自在に、かつ脚軸23の軸
方向に移動自在に支持され、前記脚軸23の先端部に取
付けた止め輪26およびスラストワッシャ27によって
抜け止めされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
等速自在継手においては、外方継手部材20とトリポー
ド部材22とが作動角をとって回転トルクを伝達すると
き、ローラ案内面21aとローラ24とは斜交する関係
となる。このとき、ローラ24は同図の矢印で示す方向
に回転しようとするのに対し、ローラ24の転がり移動
を案内するトラック溝21の両側のローラ案内面21a
は円筒面であって外方継手部材20の軸心と平行してい
るため、ローラ24はトラック溝21に拘束されながら
移動することになり、ローラ24には比較的大きい前後
方向の傾きモーメントが作用する。このため、そのロー
ラ24を支持する針状ころ25は端部に負荷を受ける状
態でローラ24との接触により回転することになる。し
たがって、針状ころ25がスキューし易く、その針状こ
ろ25のスキューによってローラ24に円滑な回転が得
られず、ローラ24とローラ案内面21aとの間ですべ
りが生じて発熱し、さらに、このすべりが軸方向のスラ
スト力を誘起し、車体に振動を与え、騒音を発生させる
という問題が生じる。
【0007】ここで、図9に模式的に示すように、トラ
ック溝21の両側のローラ案内面21aを平坦面とし、
ローラ24として円筒ローラを用いることにすれば、ロ
ーラ24を正しく転がり回転させることができるが、こ
の場合、ローラ24の外周面とローラ案内面21aの干
渉によって外方継手部材20とトリポード部材22の相
互間で作動角をとることができなくなる。
【0008】すなわち、外方継手部材20とトリポード
部材22とが作動角をとった場合を考えると、トリポー
ド部材22の3本の脚軸23の軸心の交点O’が外方継
手部材20の軸心Oに対してずれrが生じ、回転トルク
の伝達時には、そのずれrを半径として軸心Oのまわり
を脚軸23の軸心の交点O’が振れ回ろうとするため、
同図の上側の脚軸23を基本として考えると、他の2本
の脚軸23は作動角0度の場合に比較して、角度γだけ
傾きを生じる。そのため、脚軸23に支持されたローラ
24の外周面とローラ案内面21aとの間で鎖線イで示
すように干渉が生じ、外方継手部材20とトリポード部
材22の相互で作動角をとることができず、したがっ
て、ローラ24の外周面とローラ案内面21aとの間に
干渉が生じるのを防止する機構が必要となる。
【0009】この発明の課題は、外方継手部材とトリポ
ード部材の相互で回転トルクを伝達するローラの回転の
円滑化を図り、振動や騒音の発生を抑制することができ
るようにしたトリポード型等速自在継手を提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、内周に軸方向の3本のトラ
ック溝が形成され、各トラック溝の両側がローラ案内面
とされた外側継手部材と、半径方向に延びる3本の脚軸
を有するトリポード部材と、各脚軸上に設けられたロー
ラと、各ローラ内に組込まれてローラを回転自在に支持
する転動体とから成り、前記ローラのそれぞれを前記外
側継手部材のトラック溝内に挿入して、外方継手部材と
トリポード部材の相互で回転トルクを伝えるようにした
トリポード型等速自在継手において、前記転動体をボー
ルとし、前記ローラの内周にはそのボールが転動する断
面円弧状の軌道面を設け、前記ボールが転動する断面円
弧状の軌道面を外周に有する軌道輪を前記脚軸に外嵌し
た構成を採用したのである。
【0011】上記のように、ボールによってローラを回
転自在に支持することによって、針状ころでローラを支
持した場合のスキューの問題は無くなり、ローラを円滑
に回転させることができる。
【0012】このため、外方継手部材とトリポード部材
が作動角をとって回転トルクを伝達するトルク伝達時に
おいて、ローラ案内面に沿って移動するローラのスライ
ド抵抗が小さく、振動、騒音の発生を抑制することがで
きる。
【0013】ここで、ローラとローラ案内面との接触を
ローラ幅方向の略中央で接触する点接触とし、あるい
は、ローラの幅方向両端部の2点で接触するアンギュラ
コンタクトとすると、ローラ案内面とローラとを線接触
させた場合に比較して、外方継手部材とトリポード部材
とが作動角をとる回転トルクの伝達時、ローラ案内面と
ローラの接触部における抵抗が小さく、ローラに付与さ
れる前後方向の傾きモーメントを小さくすることができ
る。
【0014】このため、ローラはトラック溝内でスムー
ズに姿勢を変換し、トラック溝に沿ってローラをスムー
ズに移動させることができる。
【0015】ローラとローラ案内面とを点接触させる方
法として、ローラの外周を球面とし、ローラ案内面をそ
の球面の半径より大きい曲率半径の円筒面とする方法、
あるいは、ローラ案内面を平坦面とし、ローラの外周を
球面とする方法を採用することができる。
【0016】また、ローラとローラ案内面を2点で接触
させる方法として、ローラ案内面を相反する方向に傾斜
する2つの傾斜面で形成されたゴシックアーチ形とし、
ローラの外周を球面とする方法を採用することができ
る。
【0017】なお、ローラ案内面を平坦面とし、ローラ
の外周を球面とすると、外方軌道部材とトリポード部材
とが作動角をとって回転トルクを伝達するトルク伝達
時、ローラがローラ案内面と干渉するのを防止すること
ができる。
【0018】ここで、ローラ案内面を平坦面とし、ロー
ラの外周面を円筒面としてもよい。この場合は、軌道輪
の内側に、その軌道輪の軸心を含む平面で切断した断面
の形状が凸円弧状の曲面として、脚軸と軌道輪の相対的
な傾きを可能とし、外方軌道部材とトリポード部材とが
作動角をとって回転トルクを伝えるトルク伝達時に、ロ
ーラ案内面とローラとが干渉するのを防止する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1乃至図7に基づいて説明する。図1および図2に示す
ように、外方継手部材1は閉塞端に軸部2を有し、内周
には3本のトラック溝3が120°の間隔をおいて形成
され、各トラック溝3の両側はローラ案内面4とされて
いる。
【0020】外方継手部材1の内側にはトリポード部材
10が挿入されている。トリポード部材10には、セレ
ーション10aの嵌合によってトルク伝達軸11が接続
されている。
【0021】トリポード部材10は半径方向に突出する
3本の脚軸12を外周に有し、各脚軸12に軌道輪13
がスライド自在に嵌合されている。軌道輪13の外側に
はローラ14が設けられ、そのローラ14の内周面に形
成された断面円弧状の軌道溝14aと軌道輪13の外周
に設けられた軌道面13a間にボール15が組込まれ、
このボール15によってローラ14が回転自在に支持さ
れている。
【0022】ローラ14は外方継手部材1のトラック溝
3内にスライド自在に挿入されている。図3に示すよう
に、ローラ14の外周は球面14bとされ、一方、トラ
ック溝3の両側のローラ案内面4は、外方継手部材1の
軸心に直交する平面で切断した断面の形状が円弧状の円
筒面とされている。この円筒面から成るローラ案内面4
の曲率半径はローラ14の球面14bの半径より大き
く、外方継手部材1とトリポード部材10の相互で回転
トルクを伝達するとき、ローラ14の球面14bが円筒
面から成るローラ案内面4と点接触するようになってい
る。
【0023】実施の形態で示す等速自在継手は上記の構
造から成り、外方継手部材1とトリポード部材10間の
作動角が0度の場合、両部材1、10間の回転トルクの
伝達はローラ案内面4とこれに係合するローラ14の係
合部において行われる。この場合、外方継手部材1とト
リポード部材10の相対運動に伴うプランジングが生じ
ると、トラック溝3のローラ案内面4に沿ってローラ1
4が転動する。
【0024】外方継手部材1とトリポード部材10とが
図2に示すように、作動角θをとる回転トルクの伝達
時、脚軸12はトルク伝達軸11の軸心まわりを回転
し、トラック溝3に対して作動角θの2倍の角度振れを
生じる。
【0025】このとき、ローラ14は脚軸12の軸心を
中心として回転自在の支持であるため、ローラ14はロ
ーラ案内面4に対して傾き角を変化させつつそのローラ
案内面4に沿って円弧状に往復動する。
【0026】この場合、ローラ14とローラ案内面4と
の接触は点接触であるため、接触部における抵抗が小さ
く、ローラ14に付与される前後方向の傾きモーメント
も小さい。このため、ローラ14はトラック溝3内にお
いてスムーズに姿勢を変換すると共に、ボール15と軌
道面14aとの接触部における抵抗も小さいので、ロー
ラ14は円滑に回転し、ローラ14の移動時におけるス
ライド抵抗が小さく、振動、騒音の発生を抑制すること
ができる。
【0027】また、脚軸12がトルク伝達軸11の軸心
まわりを回転するとき、脚軸12の軸心の交点は図9に
示した場合と同様に、外方継手部材1の軸心のまわりを
振れ回るため、脚軸12は軌道輪13に対して軸方向に
移動する。
【0028】図3に示す実施の形態では、ローラ案内面
4を円筒面とし、その曲率半径をローラ14の球面14
bの半径より大きくして、ローラ14とローラ案内面4
とを点接触させるようにしたが、図4に示すように、ロ
ーラ案内面4を相反する方向に傾斜する2つの傾斜面4
a、4bで形成し、各傾斜面4a、4bをローラ14の
球面14bに点接触させるようにしてもよい。この場合
も図3に示す場合と同様に、ローラ14を円滑に回転さ
せることができると共に、ローラ14の姿勢をスムーズ
に変換させることができる。
【0029】図5に示すように、各脚軸12の先端部に
止め輪16を取付け、その止め輪16によって軌道輪1
3を抜け止めすると、脚軸12上に軌道輪13、ボール
15およびローラ14から成るローラアセンブリを抜け
止め保持することができるため、外方継手部材1内にト
リポード部材10を挿入する等速自在継手の組立ての容
易化を図ることができる。
【0030】図6は、この発明に係る等速自在継手の他
の例を示す。図6(I)、(II)に示す例においては、
ローラ案内面4を平坦面とし、ローラ14の外周を、そ
のローラ14の軸心を含む平面で切断した断面の形状が
円弧状の曲面14cとして、この曲面14cとローラ案
内面4とを点接触させるようにしている。
【0031】また、脚軸12の先端部に止め輪17を取
付け、その止め輪17とトリポード部材10の外周に形
成された肩18とで軌道輪13が脚軸12の軸方向に移
動するのを防止している。
【0032】上記実施例における等速自在継手において
も、ローラ案内面4が平坦面であって、そのローラ案内
面4とローラ14との接触が点接触であるため、接触部
における抵抗が小さく、外方継手部材1とトリポード部
材10とが作動角をとって回転トルクを伝達するトルク
伝達時に、ローラ案内面4に沿ってローラ14を円滑に
転がり移動させることができ、スライド抵抗の低減化を
図ることができる。
【0033】図7(I)、(II)に示す例においては、
ローラ案内面4を平坦面とし、ローラ14の外周を円筒
面14dとして、ローラ案内面4とローラ14とを線接
触させるようにしている。また、軌道輪13の内周を、
その軌道輪13の軸心を含む平面で切断した断面の形状
が凸円弧状の曲面13bとしている。
【0034】また、脚軸12の先端部に止め輪16を取
付け、その止め輪16とトリポード部材10の肩部8間
に、脚軸12と軌道輪13の相対的な軸方向の移動を可
能とする間隔も設けている。
【0035】上記のように形成すると、脚軸12と軌道
輪13は相対的に傾動可能であるため、外方継手部材1
とトリポード部材10とが作動角をとって回転トルクを
伝達時に、脚軸12は軌道輪13に対して傾動し、その
傾動によってローラ14がローラ案内面4に干渉するの
を防止することができる。
【0036】このため、ローラ14は平坦なローラ案内
面4に沿って円滑に転がり移動し、スライド抵抗の減少
を図ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、脚
軸に軌道輪を嵌合し、その軌道輪の外周に形成された軌
道面とローラの内周に形成された軌道面間にボールを組
込んでローラを回転自在に支持したことにより、外方継
手部材とトリポード部材が作動角をとって回転トルクを
伝達するトルク伝達時においてもローラを円滑に回転さ
せることができる。したがって、ローラの移動時におけ
るスライド抵抗が小さく、振動および騒音の発生を抑制
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る等速自在継手の実施の形態を示
す一部切欠正面図
【図2】図1に示す等速自在継手が作動角をとったとき
の状態を示す縦断側面図
【図3】図1に示す等速自在継手のローラの支持部を拡
大して示す断面図
【図4】図1に示す等速自在継手のローラ支持部の他の
例を示す断面図
【図5】この発明に係る等速自在継手の他の例を示す一
部切欠正面図
【図6】(I)は、この発明に係る等速自在継手のさら
に他の例を示す縦断側面図、(II)はローラ支持部の拡
大断面図
【図7】(I)は、この発明に係る等速自在継手の他の
例を示す縦断側面図、(II)はローラ支持部の拡大断面
【図8】従来の等速自在継手を示す縦断側面図
【図9】等速自在継手を模式的に示す概略図
【符号の説明】
1 外方継手部材 3 トラック溝 4 ローラ案内面 4a、4b 傾斜面 10 トリポード部材 12 脚軸 13 軌道輪 13a 軌道面 13b 曲面 14 ローラ 14a 軌道面 14b 球面 14c 曲面 14d 円筒面 15 ボール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藏 久昭 静岡県磐田市東貝塚1578番地 エヌティエ ヌ株式会社内 (72)発明者 黒田 正幸 大阪市西区京町堀1丁目3番17号 エヌテ ィエヌ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周に軸方向の3本のトラック溝が形成
    され、各トラック溝の両側がローラ案内面とされた外側
    継手部材と、半径方向に延びる3本の脚軸を有するトリ
    ポード部材と、各脚軸上に設けられたローラと、各ロー
    ラ内に組込まれてローラを回転自在に支持する転動体と
    から成り、前記ローラのそれぞれを前記外側継手部材の
    トラック溝内に挿入して、外方継手部材とトリポード部
    材の相互で回転トルクを伝えるようにしたトリポード型
    等速自在継手において、前記転動体をボールとし、前記
    ローラの内周にはそのボールが転動する断面円弧状の軌
    道面を設け、前記ボールが転動する断面円弧状の軌道面
    を外周に有する軌道輪を前記脚軸に外嵌したことを特徴
    とするトリポード型等速自在継手。
  2. 【請求項2】 前記ローラの外周を球面とし、前記ロー
    ラ案内面を外方継手部材の軸心に直交する平面で切断し
    た縦断面の形状が円弧状の円筒面とし、その円筒面の曲
    率半径をローラの球面の半径より大きくして、ローラと
    ローラ案内面とを点接触させるようにした請求項1に記
    載のトリポード型等速自在継手。
  3. 【請求項3】 前記ローラの外周を球面とし、前記ロー
    ラ案内面を相対的に逆方向に傾斜する二つの傾斜面で形
    成して、ローラとローラ案内面とを2点で接触させるよ
    うにした請求項1に記載のトリポード型等速自在継手。
  4. 【請求項4】 前記ローラ案内面を平坦面とし、前記ロ
    ーラの外周を、そのローラの軸心を含む平面で切断した
    断面の形状が円弧状の曲面とした請求項1に記載のトリ
    ポード型等速自在継手。
  5. 【請求項5】 前記ローラ案内面を平坦面とし、前記ロ
    ーラの外周を円筒面とし、前記軌道輪の内周を、その軌
    道輪の軸心を含む平面で切断した断面の形状が凸円弧状
    の曲面とした請求項1に記載のトリポード型等速自在継
    手。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005078301A1 (ja) * 2004-02-13 2005-08-25 Ntn Corporation トリポード型等速自在継手
WO2007079763A1 (de) * 2005-12-29 2007-07-19 Gkn Driveline International Gmbh Tripode-gleichlaufgelenk mit vollgefülltem kugellager
CN110513401A (zh) * 2019-09-19 2019-11-29 浙江向隆机械有限公司 一种三球销式转向器

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WO2005078301A1 (ja) * 2004-02-13 2005-08-25 Ntn Corporation トリポード型等速自在継手
WO2007079763A1 (de) * 2005-12-29 2007-07-19 Gkn Driveline International Gmbh Tripode-gleichlaufgelenk mit vollgefülltem kugellager
CN110513401A (zh) * 2019-09-19 2019-11-29 浙江向隆机械有限公司 一种三球销式转向器

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