JP2000345935A - 水抜き装置を備えた燃料配管装置 - Google Patents

水抜き装置を備えた燃料配管装置

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JP2000345935A
JP2000345935A JP11158964A JP15896499A JP2000345935A JP 2000345935 A JP2000345935 A JP 2000345935A JP 11158964 A JP11158964 A JP 11158964A JP 15896499 A JP15896499 A JP 15896499A JP 2000345935 A JP2000345935 A JP 2000345935A
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JP
Japan
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fuel
fuel pipe
pipe
drainage device
impurities
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JP11158964A
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English (en)
Inventor
Yoichi Kayama
洋一 香山
Koji Kawasaki
浩二 川▲崎▼
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料タンクや燃料配管内に混在された不純物
の除去作業を容易にする。 【解決手段】 水抜き装置11の燃料配管12,13と
の接続部11bを車両右側方に設けられた開閉自在な開
閉ドア9の内側で、燃料タンク6の底面より下方に配置
するとともに、燃料配管12の途中に開閉弁12aを設
ける。これによって、燃料タンク6や燃料配管12,1
3内の不純物は水抜き装置11に集約される。不純物w
の除去作業を行う場合には、水抜き装置11の下方のバ
ルブ11aを開けて水抜き装置11内の不純物wを取り
除く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原動機と燃料タン
クとを接続し、その途中に不純物除去用の水抜き装置を
備えた燃料配管装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の燃料配管として、油圧ショベル
などの建設機械に適用される燃料配管を図5に示す。図
5において、車体フレーム51に固定された原動機52
の燃料噴射ポンプ52pと燃料タンク53の下部は燃料
配管54を介して接続されている。燃料配管54の途中
には弁55aを有する水抜き装置55が取り付けられ、
この水抜き装置55に配管54内に混入した不純物w1
が溜まるようになっている。水抜き装置55の燃料配管
54との接続部55bは燃料タンク53の液面Lより高
位置に配置され、これによって、弁55aの開閉時に燃
料タンク53からの燃料の流出が防止される。燃料タン
ク53の最下部には弁56aを有するドレン管56が設
けられ、弁56aの開閉によってタンク53内に沈殿し
た不純物w2が除去される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示した燃料配管においては、配管54途中の水抜き装置
55と燃料タンク53下方のドレン管56の2カ所で不
純物w1,w2の除去作業を行うため、その作業に手間が
かかった。また、タンク液面Lより高位置に水抜き装置
55の接続部55bを配置するので、水抜き装置55は
例えば原動機52の上部に固定されることとなり、作業
性を優先させて水抜き装置55を配置することが困難で
ある。
【0004】本発明の目的は、不純物の除去作業が容易
な水抜き装置を備えた燃料配管装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図1
〜4を参照して説明する。 (1) 請求項1の発明は、車体フレーム3上にそれぞ
れ搭載された原動機Eの燃料ポンプFPと燃料タンク6
の底部とを燃料配管12,13で接続し、その途中に不
純物除去用の水抜き装置11を備えた燃料配管装置に適
用され、水抜き装置11と燃料タンク6との間に開閉弁
12aを設けるとともに、水抜き装置11の燃料配管1
2,13との接続部11bを、少なくとも燃料タンク6
の底部より下方に配置することにより上述した目的は達
成される。 (2) 請求項2の発明は、燃料配管12,13の最下
部に水抜き装置11を設置するものである。 (3) 請求項3の発明は、原動機Eを覆う建屋カバー
に設けられた開閉自在な開閉ドア9の内側に水抜き装置
11を設置するものである。
【0006】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形
態に係わる燃料配管装置を有する油圧ショベルの側面図
である。図1に示すように、油圧ショベルは、車両移動
用の走行体1と、不図示の旋回装置2を介して走行体1
の上部に設けられた旋回フレーム3とを有し、旋回フレ
ーム3は走行体1上を旋回可能となっている。旋回フレ
ーム3の上部には作業装置4と、運転室5と、燃料タン
ク6と、カウンタウエイト7と、建屋カバーで覆われた
機械室8が設けられている。機械室8の側面には開閉自
在な開閉ドア9(図3参照)が取り付けられている。
【0008】旋回フレーム3はその斜視図である図2に
示すように、車両のほぼ中央底部に設けられた底板31
と、底板31上に接合され、車両前後方向に延びる左右
一対の縦板32L,32Rと、車両の左右端部に縦板3
2L,32Rと平行に設けられたサイドフレーム33L,
33Rと、縦板32L,32Rの側面とサイドフレーム
33L,33Rの側面にそれぞれ直角に接合されたサイ
ドビーム34〜42とを有している。車両後部のサイド
ビーム38,41,42にはブラケットBRが接合され、
後述する図3に示すように、ブラケットBR上にディー
ゼルエンジンEが横置きに取り付けられ、また、ボック
ス形状を有する燃料タンク6は車両右前部のサイドビー
ム39,40上に取り付けられる。
【0009】図3は、本実施の形態に係わる水抜き装置
を備えた燃料配管装置を示す旋回フレーム3の要部平面
図であり、図4はその縦断面図(図3のIV-IV線断面
図)である。図3,4に示すように、車両右後部のサイ
ドビーム41には周知の水抜き装置11が取り付けら
れ、水抜き装置11の上部には燃料配管12,13の一
端がそれぞれ接続されている。水抜き装置11はその下
部にバルブ11aを有し、バルブ11aの開放によって
内部に堆積した不純物wを取り除くようになっている。
【0010】燃料配管12はサイドビーム40,41を
横断し、水抜き装置11から燃料タンク6に向かって地
面と略平行に配置され、燃料タンク6の中央最下端部に
接続されている。したがって、水抜き装置11の燃料配
管12,13との接続部11bは燃料タンク6の底部よ
りも下方に位置する。また、燃料配管12の途中のタン
ク6下方のコーナー部には配管通路を遮断/開放する開
閉弁12aが設けられている。一方、燃料配管13は水
抜き装置11の接続部11bから左上方に向かって配置
され、エンジンEの前側に設けられる燃料噴射ポンプF
Pに接続されている。
【0011】次に、本実施の形態の動作を説明する。燃
料タンク6に水などの不純物が混入すると、燃料に比べ
て比重が大きい不純物はタンク6下方の燃料配管12内
に沈殿する。その沈殿物は燃料と一緒に配管12内を流
され、水抜き装置11で燃料と分離されて水抜き装置1
1内に不純物wが堆積する。水抜き装置11内に不純物
wが溜まると不純物wの除去作業を行う。この作業を行
うに際しては、車体側方の開閉ドア9を開放し、手動操
作によってバルブ11aを開けて水抜き装置11内の不
純物wを除去する。なお、水抜き装置11の整備点検等
による水抜き装置11の取り外しの場合には、バルブ1
2aを閉めた後、同様の手順で行う。
【0012】このように本実施の形態によると、不純物
除去用の水抜き装置11の燃料配管12,13との接続
部11bを燃料タンク6の底部よりも下方に設けたの
で、燃料タンク6内の不純物もこの水抜き装置11に集
約されることとなり、したがって、タンク6にドレン管
などを設けて別途不純物の除去作業を行う必要がなく、
作業が容易になるとともに、部品点数の減少によりコス
トが低減される。また、水抜き装置11を開閉ドア9の
内側に配置したので、不純物の除去または水抜き装置の
整備点検等の作業性が向上する。さらに、水抜き装置1
1を燃料配管12,13の最下部に配置したので、配管
12,13内に沈殿した不純物も同時に除去される。
【0013】なお、上記実施の形態では、水抜き装置1
1を燃料配管12,13の最下部に配置したが、接続部
11bがタンク6の底部より下方であれば最下部でなく
てもよい。また、上記実施の形態では、水抜き装置11
を開閉ドア9の内側に配置したが、作業を行いやすい場
所であればどこに配置してもよい。さらに、上記実施の
形態における燃料配管装置は油圧ショベルに適用した
が、建設機械以外の他の機械(例えばトラックなど)に
も同様に適用することができる。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、水抜き装置と燃料タンクとの間に開閉弁を設ける
とともに、水抜き装置の燃料配管との接続部を少なくと
も燃料タンクの底部より下方に配置したので、燃料タン
ク内の不純物が水抜き装置に堆積する。その結果、タン
クにドレン管などを設けて別途不純物の除去作業を行う
必要がなく、作業が容易になるとともに、部品点数の減
少によりコストが低減される。また、とくに請求項2の
発明によれば、水抜き装置を燃料配管の最下部に設置し
たので、配管内に沈殿した不純物も同時に除去すること
ができる。さらに、請求項3の発明によれば、水抜き装
置を建屋カバーに設けられた開閉ドアの内側に配置した
ので、不純物の除去作業における作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される油圧ショベルの側面図。
【図2】本発明が適用される油圧ショベルを構成する旋
回フレームの斜視図。
【図3】本発明の実施の形態に係わる水抜き装置を備え
た燃料配管の配置を示す平面図。
【図4】本発明の実施の形態に係わる水抜き装置を備え
た燃料配管の配置を示す縦断面図(図3のIV-IV線断面
図)。
【図5】従来の水抜き装置を備えた燃料配管の配置を示
す図。
【符号の説明】
3 旋回フレーム 6 燃料タンク 9 開閉ドア 11 水抜き装置 11a バルブ 11b 接続部 12 燃料配管 12a 開閉弁 13 燃料配管 E エンジン FP 燃料噴射ポンプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレーム上にそれぞれ搭載された原
    動機の燃料ポンプと燃料タンクの底部とを燃料配管で接
    続し、その途中に不純物除去用の水抜き装置を備えた燃
    料配管装置であって、 前記水抜き装置と前記燃料タンクとの間に開閉弁を設け
    るとともに、前記水抜き装置の前記燃料配管との接続部
    を、少なくとも前記燃料タンクの底部より下方に配置す
    ることを特徴とする水抜き装置を備えた燃料配管装置。
  2. 【請求項2】 前記水抜き装置は、前記燃料配管の最下
    部に設置することを特徴とする請求項1に記載の水抜き
    装置を備えた燃料配管装置。
  3. 【請求項3】 前記水抜き装置は、前記原動機を覆う建
    屋カバーに設けられた開閉自在な開閉ドアの内側に設置
    することを特徴とする請求項1または2に記載の水抜き
    装置を備えた燃料配管装置。
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