JP2000345907A - 内燃機関用制御装置 - Google Patents

内燃機関用制御装置

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JP2000345907A JP11154680A JP15468099A JP2000345907A JP 2000345907 A JP2000345907 A JP 2000345907A JP 11154680 A JP11154680 A JP 11154680A JP 15468099 A JP15468099 A JP 15468099A JP 2000345907 A JP2000345907 A JP 2000345907A
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    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子スロットルシステムの異常時における退
避走行性能を確保しつつ内燃機関の機関回転数を適切に
制御し走行安定性を向上すること。 【解決手段】 アクセル開度センサ22A,22Bまた
はスロットル開度センサ16A,16Bまたはスロット
ルバルブ12等からなる内燃機関の制御システムの構成
要素のうち少なくとも1つの異常が検出されたときに
は、スロットルバルブ12の目標スロットル開度の上限
値が実スロットル開度の使用範囲における下限開度に設
定され、更に、アクチュエータ20に対する通電が停止
される。このフェイルセーフ処理ののちの退避走行で
は、機関回転数が目標回転数またはその上下限値の範囲
内となるよう設定された減筒数で減筒制御される。これ
により、内燃機関の機関回転数に関わる気筒数が適切な
ものとされ、機関出力が必要以上に高くなることがない
ため車両の不適切な挙動が未然に防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクセルペダルの
踏込量に応じて駆動されるアクチュエータにて設定され
るスロットルバルブの開度により内燃機関の出力状態を
制御する内燃機関用制御装置に関するもので、特に、シ
ステム異常時の退避走行性能を有する内燃機関用制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アクセルペダルの踏込量に応じて
アクチュエータを駆動しスロットルバルブの開度を制御
する『電子スロットルシステム』と称する内燃機関のス
ロットル制御機構が知られている。このスロットル制御
機構における異常時の制御に関わる先行技術文献とし
て、特開平6−249015号公報にて開示されたもの
が知られている。このものでは、スロットル制御機構が
異常(故障)となった際、アクセル開度センサとスロッ
トル開度センサとからの両センサ信号に基づき減筒制御
システムとして内燃機関の運転状態に関わる気筒数を少
なくして機関出力を低減し、退避走行を可能とする技術
が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のもの
では、アクセル開度センサまたはスロットル開度センサ
のうち少なくとも1つが異常であるときには退避走行が
不可能となる。また、アクセルペダルを戻したのに所定
時間経過してもスロットルバルブが閉じないようなスロ
ットル制御異常であるときには退避走行が不可能とな
る。更に、退避走行途中にアクセル開度センサまたはス
ロットル開度センサのうち少なくとも1つが異常、また
はスロットル制御異常が発生することで内燃機関の機関
回転数が急激に上昇されたりすると、車両に対する不適
切な挙動を引起こすという不具合があった。
【0004】そこで、この発明はかかる不具合を解決す
るためになされたもので、電子スロットルシステムの異
常時における退避走行性能を確保しつつ内燃機関の機関
回転数を適切に制御し走行安定性を向上可能な内燃機関
用制御装置の提供を課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の内燃機関用制
御装置によれば、異常検出手段で内燃機関の制御システ
ムの構成要素のうち少なくとも1つの異常が検出された
ときには、フェイルセーフ手段で目標スロットル開度が
所定の開度に設定される。このフェイルセーフ処理のの
ち機関回転数が回転数制限手段で設定された目標回転数
または目標回転数の上下限値の範囲内となるよう減筒制
御手段による減筒制御が行われる。このように、内燃機
関の機関回転数が目標回転数または目標回転数上下限値
の範囲内となるよう減筒制御によって気筒数が制限され
ることで、内燃機関の機関回転数に関わる気筒数が適切
なものとされ、機関出力が必要以上に高くなることがな
いため車両の不適切な挙動が未然に防止される。
【0006】請求項2の内燃機関用制御装置における回
転数制限手段では、内燃機関の機関回転数を制御するた
めの目標回転数または目標回転数上下限値がアクセル開
度センサによるアクセル開度、即ち、アクセルペダルの
挙動に応じて設定される。このため、内燃機関の機関回
転数に関わる気筒数が適切なものとされ、機関出力が必
要以上に高くなることがないため車両の不適切な挙動が
未然に防止される。
【0007】請求項3の内燃機関用制御装置によれば、
ブレーキ検出手段によるブレーキの作動やアクセル開度
センサの異常が検出されると回転数制限手段で目標回転
数または目標回転数の上下限値が所定の回転数に設定さ
れる。このため、内燃機関の機関回転数に関わる気筒数
が適切なものとされ、機関出力が必要以上に高くなるこ
とがないため車両の不適切な挙動が未然に防止される。
【0008】請求項4の内燃機関用制御装置における減
筒制御手段では、機関回転数が目標回転数または目標回
転数上限値を上回るような高い状態が所定の期間連続す
るときには、機関出力を低下させるよう減筒数が適切に
調整される。このため、内燃機関の機関回転数に関わる
気筒数が適切なものとされ、機関出力が必要以上に高く
なることがないため車両の不適切な挙動が未然に防止さ
れる。
【0009】請求項5の内燃機関用制御装置における減
筒制御手段では、機関回転数が目標回転数または目標回
転数下限値を下回るような低い状態が所定の期間連続す
るときには、機関出力を上昇させるよう減筒数が適切に
調整される。このため、内燃機関の機関回転数に関わる
気筒数が適切なものとされ、機関出力が必要以上に低く
なることがないため車両の不適切な挙動が未然に防止さ
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関用制御装置の全体構成を示す概略図であ
る。
【0012】図1において、図示しない内燃機関には吸
気通路11を通って空気が供給される。吸気通路11の
途中にはスロットルバルブ12が設けられている。この
スロットルバルブ12はスロットル軸13に固設され、
リターンスプリング14にて常時、全閉側に付勢されて
いる。なお、スロットルバルブ12の全閉位置はスロッ
トル軸13を介して全閉ストッパ15にて規制されてい
る。また、スロットルバルブ12にはスロットル軸13
を介してスロットル開度を検出する第1及び第2のスロ
ットル開度センサ16A,16Bが並列に配設された2
重系のセンサシステムである。
【0013】そして、スロットルバルブ12はスロット
ル軸13を介してオープナ17と係合されている。この
ため、スロットルバルブ12はスロットル軸13、オー
プナ17を介してオープナスプリング18にて常時、開
側に付勢されている。このオープナ17の開位置はオー
プナストッパ19にて規制されている。更に、DCモー
タ等からなるアクチュエータ20がスロットルバルブ1
2のスロットル軸13に配設されている。ここで、オー
プナスプリング18の付勢力はリターンスプリング14
の付勢力に打勝つように設定されており、アクチュエー
タ20への非通電状態では、スロットルバルブ12のス
ロットル開度はオープナ17がスロットル軸13を伴っ
てオープナストッパ19に当接する位置にて設定され
る。21はアクセルペダルであり、アクセルペダル21
にはアクセル開度を検出する第1及び第2のアクセル開
度センサ22A,22Bが並列に配設された2重系のセ
ンサシステムである。
【0014】また、23はブレーキペダルであり、ブレ
ーキペダル23にはブレーキスイッチ24が配設されて
いる。このブレーキスイッチ24はブレーキペダル23
が踏込まれることでOFF(オフ)からON(オン)と
なる。そして、図示しない内燃機関のクランクシャフト
にはクランク角を検出する回転数センサ25が配設され
ている。更に、吸気通路11のスロットルバルブ12の
下流側には内燃機関に燃料を噴射供給するインジェクタ
(燃料噴射弁)26が配設されている。
【0015】30はECU(Electronic Control Unit:
電子制御ユニット)であり、ECU30には2重系の第
1及び第2のスロットル開度センサ16A,16Bから
の各スロットル開度信号、2重系の第1及び第2のアク
セル開度センサ22A,22Bからの各アクセル開度信
号、ブレーキスイッチ24からのON/OFF信号及び
回転数センサ25からのクランク角信号が入力されてい
る。ECU30は、周知の中央処理装置としてのCPU
31、制御プログラムを格納したROM32、各種デー
タを格納するRAM33、B/U(バックアップ)RA
M34、入力回路35、出力回路36及びそれらを接続
するバスライン37等からなる論理演算回路として構成
されている。このような構成にて、各種センサ信号に基
づきECU30からアクチュエータ20に駆動信号が出
力され、スロットルバルブ12の開閉位置が設定され内
燃機関側に適切な空気量が供給される。また、各種セン
サ信号に基づきECU30からインジェクタ26に駆動
信号が出力され、内燃機関の運転状態に対応した適切な
燃料噴射量が供給される。
【0016】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関用制御装置で使用されているECU30内
のCPU31におけるベースルーチンを示す図2のフロ
ーチャートに基づいて説明する。なお、このベースルー
チンはイグニッションスイッチ(図示略)のONによる
電源投入後、10ms毎にCPU31にて繰返し実行さ
れる。
【0017】図2において、まず、ステップS1000
で入力処理として各種センサからの入力信号が読込まれ
る。次にステップS2000に移行して、異常検出処理
としてスロットル異常、アクセル異常、スロットル制御
異常の有無が検出される。次にステップS3000に移
行して、フェイルセーフ処理としてスロットル異常、ア
クセル異常、スロットル制御異常の際のフェイルセーフ
が実行される。次に、ステップS4000に移行して、
ノーマル制御処理として各種センサからの入力信号に基
づきアクチュエータ20に対する制御量が算出される。
次にステップS5000に移行して、システムダウン処
理フラグXDOWNが「1」であるかが判定される。ス
テップS5000の判定条件が成立せず、即ち、システ
ムダウン処理フラグXDOWNが「0」でありシステム
が正常であるときにはステップS4000で算出された
制御量に基づきアクチュエータ20に対する制御が実行
され本ルーチンを終了する。一方、ステップS5000
の判定条件が成立、即ち、システムダウン処理フラグX
DOWNが「1」でありシステムが異常であるときには
ステップS6000に移行し、退避走行処理として内燃
機関に対する退避走行制御が実行され本ルーチンを終了
する。
【0018】次に、上述の各処理について詳細に説明す
る。
【0019】まず、図2のステップS1000の入力処
理手順を図3のフローチャートに基づき、図4及び図5
を参照して説明する。ここで、図4は2重系の第1及び
第2のスロットル開度センサ16A,16Bにおけるス
ロットル開度θt 〔°〕とスロットルセンサ電圧Bt
〔V〕との関係を示す特性図であり、θtmaxはスロット
ル開度θt の使用上限開度、θtminはスロットル開度θ
t の使用下限開度であり、この間のスロットル開度θt
が使用範囲となる。また、図5は2重系の第1及び第2
のアクセル開度センサ22A,22Bにおけるアクセル
開度θa 〔°〕とアクセルセンサ電圧Ba 〔V〕との関
係を示す特性図であり、θamaxはアクセル開度θa の使
用上限開度、θaminはアクセル開度θa の使用下限開度
であり、この間のアクセル開度θa が使用範囲となる。
なお、この入力処理のサブルーチンは10ms毎にCP
U31にて繰返し実行される。
【0020】図3において、ステップS1001では、
2重系のうち第1のスロットル開度センサ16Aによる
スロットルセンサ電圧Vt1からスロットルセンサオフセ
ット電圧Bt1が減算された値に図4に示すスロットルセ
ンサ電圧−開度変換係数At1が乗算され、スロットル開
度センサ16Aに基づく実スロットル開度(以下、単に
『スロットル開度』と記す)θt1が求められる。次にス
テップS1002に移行して、2重系のうち第2のスロ
ットル開度センサ16Bによるスロットルセンサ電圧V
t2からスロットルセンサオフセット電圧Bt2が減算され
た値に図4に示すスロットルセンサ電圧−開度変換係数
At2が乗算され、スロットル開度センサ16Bに基づく
実スロットル開度(以下、単に『スロットル開度』と記
す)θt2が求められる。
【0021】次にステップS1003に移行して、2重
系のうち第1のアクセル開度センサ22Aによるアクセ
ルセンサ電圧Va1からアクセルセンサオフセット電圧B
a1が減算された値に図5に示すアクセルセンサ電圧−開
度変換係数Aa1が乗算され、アクセル開度センサ22A
に基づくアクセル開度θa1が求められる。次にステップ
S1004に移行して、2重系のうち第2のアクセル開
度センサ22Bによるアクセルセンサ電圧Va2からアク
セルセンサオフセット電圧Ba2が減算された値に図5に
示すアクセルセンサ電圧−開度変換係数Aa2が乗算さ
れ、アクセル開度センサ22Bに基づくアクセル開度θ
a2が求められ、本ルーチンを終了する。
【0022】次に、図2のステップS2000の異常検
出処理手順を図6のフローチャートに基づいて説明す
る。なお、この異常検出処理のサブルーチンは10ms
毎にCPU31にて繰返し実行される。
【0023】図6において、ステップS2100では後
述のスロットル異常検出処理が実行される。次にステッ
プS2200に移行して、後述のアクセル異常検出処理
が実行される。次にステップS2300に移行して、後
述のスロットル制御異常検出処理が実行され、本ルーチ
ンを終了する。
【0024】次に、図6のステップS2100のスロッ
トル異常検出処理手順の具体的な図7のフローチャート
に基づいて説明する。
【0025】図7において、ステップS2101では、
図3のステップS1001で求められたスロットル開度
センサ16Aのスロットル開度θt1が使用下限開度θtm
in未満であるかが判定される。ステップS2101の判
定条件が成立せず、即ち、スロットル開度θt1が使用下
限開度θtmin以上と大きいときにはステップS2102
に移行し、図3のステップS1002で求められたスロ
ットル開度センサ16Bのスロットル開度θt2が使用下
限開度θtmin未満であるかが判定される。ステップS2
102の判定条件が成立せず、即ち、スロットル開度θ
t2が使用下限開度θtmin以上と大きいときにはステップ
S2103に移行し、スロットル開度センサ16Aのス
ロットル開度θt1が使用上限開度θtmaxを越えているか
が判定される。ステップS2103の判定条件が成立せ
ず、即ち、スロットル開度θt1が使用上限開度θtmax以
下と小さいときにはステップS2104に移行し、スロ
ットル開度センサ16Bのスロットル開度θt2が使用上
限開度θtmaxを越えているかが判定される。
【0026】ステップS2104の判定条件が成立せ
ず、即ち、スロットル開度θt2が使用上限開度θtmax以
下と小さいときにはステップS2105に移行し、スロ
ットル開度θt1とスロットル開度θt2との偏差の絶対値
がスロットル開度偏差異常判定値dθtmaxを越えている
かが判定される。ステップS2105の判定条件が成立
せず、即ち、スロットル開度θt1とスロットル開度θt2
との偏差の絶対値がスロットル開度偏差異常判定値dθ
tmax以下と小さいときにはステップS2106に移行
し、スロットル異常判定カウンタCFAILt が「0」
にクリアされる。
【0027】一方、ステップS2101の判定条件が成
立、即ち、スロットル開度センサ16Aが断線状態にあ
りスロットル開度θt1が使用下限開度θtmin未満と小さ
いとき、またはステップS2102の判定条件が成立、
即ち、スロットル開度センサ16Bが断線状態にありス
ロットル開度θt2が使用下限開度θtmin未満と小さいと
き、またはステップS2103の判定条件が成立、即
ち、スロットル開度センサ16Aがショート状態にあり
スロットル開度θt1が使用上限開度θtmaxを越えて大き
いとき、またはステップS2104の判定条件が成立、
即ち、スロットル開度センサ16Bがショート状態にあ
りスロットル開度θt2が使用上限開度θtmaxを越えて大
きいとき、またはステップS2105の判定条件が成
立、即ち、スロットル開度θt1とスロットル開度θt2と
の偏差の絶対値がスロットル開度偏差異常判定値dθtm
axを越えレンジ外れであるときには、2重系のスロット
ル開度センサ16A,16Bのうち何れか1つの出力状
態が少なくとも異常であるとしてステップS2107に
移行し、スロットル異常判定カウンタCFAILt が
「1」インクリメントされる。
【0028】ステップS2106またはステップS21
07の処理ののちステップS2108に移行し、スロッ
トル異常判定カウンタCFAILt が異常判定カウンタ
最大値CFAILmax 以上であるかが判定される。ステ
ップS2108の判定条件が成立せず、即ち、スロット
ル異常判定カウンタCFAILt が異常判定カウンタ最
大値CFAILmax 未満と小さいときにはノイズ等の影
響を考慮してスロットル異常と未だ確定することなく、
本ルーチンを終了する。
【0029】一方、ステップS2108の判定条件が成
立、即ち、スロットル異常判定カウンタCFAILt が
異常判定カウンタ最大値CFAILmax 以上と大きいと
きにはステップS2109に移行し、スロットル異常判
定カウンタCFAILt が異常判定カウンタ最大値CF
AILmax とされる。次にステップS2110に移行し
て、スロットル異常判定フラグXFAILt が「1」に
セット、即ち、スロットル異常と確定され、本ルーチン
を終了する。
【0030】次に、図6のステップS2200のアクセ
ル異常検出処理手順の具体的な図8のフローチャートに
基づいて説明する。
【0031】図8において、ステップS2201では、
図3のステップS1003で求められたアクセル開度セ
ンサ22Aのアクセル開度θa1が使用下限開度θamin未
満であるかが判定される。ステップS2201の判定条
件が成立せず、即ち、アクセル開度θa1が使用下限開度
θamin以上と大きいときにはステップS2202に移行
し、図3のステップS1004で求められたアクセル開
度センサ22Bのアクセル開度θa2が使用下限開度θam
in未満であるかが判定される。ステップS2202の判
定条件が成立せず、即ち、アクセル開度θa2が使用下限
開度θamin以上と大きいときにはステップS2203に
移行し、アクセル開度センサ22Aのアクセル開度θa1
が使用上限開度θamaxを越えているかが判定される。ス
テップS2203の判定条件が成立せず、即ち、アクセ
ル開度θa1が使用上限開度θamax以下と小さいときには
ステップS2204に移行し、アクセル開度センサ22
Bのアクセル開度θa2が使用上限開度θamaxを越えてい
るかが判定される。
【0032】ステップS2204の判定条件が成立せ
ず、即ち、アクセル開度θa2が使用上限開度θamax以下
と小さいときにはステップS2205に移行し、アクセ
ル開度θa1とアクセル開度θa2との偏差の絶対値がアク
セル開度偏差異常判定値dθamaxを越えているかが判定
される。ステップS2205の判定条件が成立せず、即
ち、アクセル開度θa1とアクセル開度θa2との偏差の絶
対値がアクセル開度偏差異常判定値dθamax以下と小さ
いときにはステップS2206に移行し、アクセル異常
判定カウンタCFAILa が「0」にクリアされる。
【0033】一方、ステップS2201の判定条件が成
立、即ち、アクセル開度センサ22Aが断線状態にあり
アクセル開度θa1が使用下限開度θamin未満と小さいと
き、またはステップS2202の判定条件が成立、即
ち、アクセル開度センサ22Bが断線状態にありアクセ
ル開度θa2が使用下限開度θamin未満と小さいとき、ま
たはステップS2203の判定条件が成立、即ち、アク
セル開度センサ22Aがショート状態にありアクセル開
度θa1が使用上限開度θamaxを越えて大きいとき、また
はステップS2204の判定条件が成立、即ち、アクセ
ル開度センサ22Bがショート状態にありアクセル開度
θa2が使用上限開度θamaxを越えて大きいとき、または
ステップS2205の判定条件が成立、即ち、アクセル
開度θa1とアクセル開度θa2との偏差の絶対値がアクセ
ル開度偏差異常判定値dθamaxを越えレンジ外れである
ときには、2重系のアクセル開度センサ22A,22B
のうち何れか1つの出力状態が少なくとも異常であると
してステップS2207に移行し、アクセル異常判定カ
ウンタCFAILa が「1」インクリメントされる。
【0034】ステップS2206またはステップS22
07の処理ののちステップS2208に移行し、アクセ
ル異常判定カウンタCFAILa が異常判定カウンタ最
大値CFAILmax 以上であるかが判定される。ステッ
プS2208の判定条件が成立せず、即ち、アクセル異
常判定カウンタCFAILa が異常判定カウンタ最大値
CFAILmax 未満と小さいときにはノイズ等の影響を
考慮してアクセル異常と未だ確定することなく、本ルー
チンを終了する。
【0035】一方、ステップS2208の判定条件が成
立、即ち、アクセル異常判定カウンタCFAILa が異
常判定カウンタ最大値CFAILmax 以上と大きいとき
にはステップS2209に移行し、アクセル異常判定カ
ウンタCFAILa が異常判定カウンタ最大値CFAI
Lmax とされる。次にステップS2210に移行して、
アクセル異常判定フラグXFAILa が「1」にセッ
ト、即ち、アクセル異常と確定され、本ルーチンを終了
する。
【0036】次に、図6のステップS2300のスロッ
トル制御異常検出処理手順の具体的な図9のフローチャ
ートに基づいて説明する。
【0037】図9において、ステップS2301では、
目標スロットル開度TAが目標スロットル開度閉じ判定
開度TAc 以下であるかが判定される。ステップS23
01の判定条件が成立、即ち、目標スロットル開度TA
が目標スロットル開度閉じ判定開度TAc 以下と小さい
ときにはステップS2302に移行し、スロットル開度
θt1が目標スロットル開度閉じ判定開度TAc に目標ス
ロットル開度閉じ判定開度偏差dTAc を加算した値で
あるスロットル開度閉じ判定開度(TAc +dTAc )
を越えているかが判定される。ステップS2302の判
定条件が成立、即ち、スロットル開度θt1がスロットル
開度閉じ判定開度(TAc +dTAc )を越え大きいと
きにはステップS2303に移行し、スロットル制御異
常判定カウンタCFAILs が「1」インクリメントさ
れる。
【0038】一方、ステップS2301の判定条件が成
立せず、即ち、目標スロットル開度TAが目標スロット
ル開度閉じ判定開度TAc を越え大きいとき、またはス
テップS2302の判定条件が成立せず、即ち、スロッ
トル開度θt1がスロットル開度閉じ判定開度(TAc +
dTAc )以下と小さいときにはステップS2304に
移行し、スロットル制御異常判定カウンタCFAILs
が「0」にクリアされる。ステップS2303またはス
テップS2304の処理ののちステップS2305に移
行し、スロットル制御異常判定カウンタCFAILs が
異常判定カウンタ最大値CFAILmax 以上であるかが
判定される。ステップS2305の判定条件が成立、即
ち、スロットル制御異常判定カウンタCFAILs が異
常判定カウンタ最大値CFAILmax 以上と大きいとき
にはステップS2306に移行し、スロットル制御異常
判定カウンタCFAILs が異常判定カウンタ最大値C
FAILmax とされる。次にステップS2307に移行
して、スロットル制御異常判定フラグXFAILs が
「1」にセット、即ち、スロットル制御異常と確定さ
れ、本ルーチンを終了する。一方、ステップS2305
の判定条件が成立せず、即ち、スロットル制御異常判定
カウンタCFAILs が異常判定カウンタ最大値CFA
ILmax 未満と小さいときにはノイズ等の影響を考慮し
てスロットル制御異常と未だ確定することなく、本ルー
チンを終了する。
【0039】次に、図2のステップS3000のフェイ
ルセーフ処理手順を図10のフローチャートに基づいて
説明する。なお、このフェイルセーフ処理のサブルーチ
ンは10ms毎にCPU31にて繰返し実行される。
【0040】図10において、まず、ステップS300
1でスロットル異常判定フラグXFAILt が「1」で
あるかが判定される。ステップS3001の判定条件が
成立せず、即ち、スロットル異常判定フラグXFAIL
t が「0」であり2重系のスロットル開度センサ16
A,16Bが共に正常であるときにはステップS300
2に移行し、アクセル異常判定フラグXFAILa が
「1」であるかが判定される。ステップS3002の判
定条件が成立せず、即ち、アクセル異常判定フラグXF
AILa が「0」であり2重系のアクセル開度センサ2
2A,22Bが共に正常であるときにはステップS30
03に移行し、スロットル制御異常判定フラグXFAI
Ls が「1」であるかが判定される。ステップS300
3の判定条件が成立せず、即ち、スロットル制御異常判
定フラグXFAILs が「0」でありスロットル制御が
正常であるときには本ルーチンを終了する。
【0041】一方、ステップS3001の判定条件が成
立、即ち、スロットル異常判定フラグXFAILt が
「1」であり2重系のスロットル開度センサ16A,1
6Bのうち何れか1つの出力状態が少なくとも異常であ
るとき、またはステップS3002の判定条件が成立、
即ち、アクセル異常判定フラグXFAILa が「1」で
あり2重系のアクセル開度センサ22A,22Bのうち
何れか1つの出力状態が少なくとも異常であるとき、ま
たはステップS3003の判定条件が成立、即ち、スロ
ットル制御異常判定フラグXFAILs が「1」であり
スロットル制御が異常であるときにはステップS300
4に移行する。ステップS3004では、アクチュエー
タ20に対するモータ通電デューティ比上限値Umax が
0〔%〕、モータ通電デューティ比下限値Umin が0
〔%〕にそれぞれ設定される。次にステップS3005
に移行して、目標スロットル開度上限値TAmax がスロ
ットル開度θt の使用下限開度θtminに設定される。次
にステップS3006に移行して、システムダウン処理
フラグXDOWNが「1」にセットされ、本ルーチンを
終了する。
【0042】次に、図2のステップS4000のノーマ
ル制御処理手順を図11のフローチャートに基づいて説
明する。なお、このノーマル制御処理のサブルーチンは
10ms毎にCPU31にて繰返し実行される。
【0043】図11において、ステップS4001で
は、図3のステップS1001で求められたスロットル
開度センサ16Aのスロットル開度θt1が目標スロット
ル開度TAに設定される。次にステップS4002に移
行して、目標スロットル開度TAが目標スロットル開度
上限値TAmax を越えているかが判定される。ステップ
S4002の判定条件が成立、即ち、目標スロットル開
度TAが目標スロットル開度上限値TAmax を越え大き
いときにはステップS4003に移行し、ガード処理と
して目標スロットル開度上限値TAmax が目標スロット
ル開度TAに設定される。
【0044】ステップS4002の判定条件が成立せ
ず、即ち、目標スロットル開度TAが目標スロットル開
度上限値TAmax 以下と小さいとき、またはステップS
4003の処理ののちステップS4004に移行し、目
標スロットル開度偏差dTAが目標スロットル開度偏差
前回値dTAOに設定される。なお、目標スロットル開
度偏差前回値dTAOの初期値は「0」である。次にス
テップS4005に移行して、目標スロットル開度TA
からスロットル開度θt1が減算された値が目標スロット
ル開度偏差dTAに設定される。次にステップS400
6に移行して、目標スロットル開度偏差dTAから目標
スロットル開度偏差前回値dTAOが減算された値が目
標スロットル開度偏差差分値ddTAに設定される。
【0045】次にステップS4007に移行して、ステ
ップS4005で設定された目標スロットル開度偏差d
TAに比例ゲインKp が乗算され比例制御量Pが求めら
れる。次にステップS4008に移行して、積分制御量
IにステップS4005で設定された目標スロットル開
度偏差dTAに積分ゲインKi が乗算された値が加算さ
れ積分制御量Iが求められる。次にステップS4009
に移行して、ステップS4006で設定された目標スロ
ットル開度偏差差分値ddTAに微分ゲインKd が乗算
され微分制御量Dが求められる。そして、ステップS4
010に移行して、比例制御量Pと積分制御量Iと微分
制御量Dとが加算されモータ制御量Uが求められる。
【0046】次にステップS4011に移行して、ステ
ップS4010で求められたモータ制御量Uがモータ通
電デューティ比上限値Umax を越えているかが判定され
る。ステップS4011の判定条件が成立、即ち、モー
タ制御量Uがモータ通電デューティ比上限値Umax を越
え大きいときにはステップS4012に移行し、ガード
処理としてモータ通電デューティ比上限値Umax がモー
タ制御量Uに設定される。一方、ステップS4011の
判定条件が成立せず、即ち、モータ制御量Uがモータ通
電デューティ比上限値Umax 以下と小さいときにはステ
ップS4013に移行し、モータ制御量Uがモータ通電
デューティ比下限値Umin 未満であるかが判定される。
ステップS4013の判定条件が成立、即ち、モータ制
御量Uがモータ通電デューティ比下限値Umin 未満と小
さいときにはステップS4014に移行し、ガード処理
としてモータ通電デューティ比下限値Umin がモータ制
御量Uに設定される。ステップS4012の処理のの
ち、またはステップS4013の判定条件が成立せず、
即ち、モータ制御量Uがモータ通電デューティ比下限値
Umin 以上であるとき、またはステップS4014の処
理ののちステップS4015に移行し、モータ制御量U
がモータ通電デューティ比DUTYに設定され、本ルー
チンを終了する。
【0047】次に、図2のステップS6000の退避走
行処理手順を図12のフローチャートに基づいて説明す
る。なお、この退避走行処理のサブルーチンは、システ
ムダウン処理フラグXDOWNが「1」でありシステム
が異常であるとき、10ms毎にCPU31にて繰返し
実行される。
【0048】図12において、ステップS6001で
は、後述の減筒ナンバーNCYL算出処理が実行され
る。この減筒ナンバーNCYLとは、所定の減筒数の設
定に対応して1から順に付した便宜上の数値である。次
にステップS6002に移行して、ステップS6001
で算出された減筒ナンバーNCYLに基づきそのときの
運転状態に対応する減筒数が算出され、本ルーチンを終
了する。このように、減筒ナンバーNCYLを所定の減
筒数の設定に対応させて付すことで、ECU30ではカ
ウンタ値の増減にて所定の減筒数からなる運転状態を簡
単に特定することができる。
【0049】次に、図12のステップS6001の減筒
ナンバーNCYL算出処理手順の具体的な図13のフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0050】図13において、ステップS6011で
は、後述の目標回転数上下限値TNEmax ,TNEmin
算出処理が実行される。次にステップS6012に移行
して、機関回転数NEが目標回転数上限値TNEmax を
越えているかが判定される。ステップS6012の判定
条件が成立、即ち、機関回転数NEが目標回転数上限値
TNEmax を越え高いときにはステップS6013に移
行し、減筒数増加カウンタCNCYLUPが「1」インク
リメントされる。一方、ステップS6012の判定条件
が成立せず、即ち、機関回転数NEが目標回転数上限値
TNEmax 以下と低いときにはステップS6014に移
行し、減筒数増加カウンタCNCYLUPが「0」にクリ
アされる。
【0051】ステップS6013またはステップS60
14の処理ののちステップS6015に移行し、機関回
転数NEが目標回転数下限値TNEmin 未満であるかが
判定される。ステップS6015の判定条件が成立、即
ち、機関回転数NEが目標回転数下限値TNEmin 未満
と低いときにはステップS6016に移行し、減筒数減
少カウンタCNCYLDNが「1」インクリメントされ
る。一方、ステップS6015の判定条件が成立せず、
即ち、機関回転数NEが目標回転数下限値TNEmin 以
上と高いときにはステップS6017に移行し、減筒数
減少カウンタCNCYLDNが「0」にクリアされる。
【0052】ステップS6016またはステップS60
17の処理ののちステップS6018に移行し、減筒数
増加カウンタCNCYLUPが減筒数カウンタ最大値CN
CYLMX以上であるかが判定される。ステップS601
8の判定条件が成立、即ち、減筒数増加カウンタCNC
YLUPが減筒数カウンタ最大値CNCYLMX以上と大き
いときにはステップS6019に移行し、減筒ナンバー
NCYLが「1」インクリメントされる。次にステップ
S6020に移行して、減筒数増加カウンタCNCYL
UPが「0」にクリアされる。
【0053】一方、ステップS6018の判定条件が成
立せず、即ち、減筒数増加カウンタCNCYLUPが減筒
数カウンタ最大値CNCYLMX未満と小さいときにはス
テップS6021に移行し、減筒数減少カウンタCNC
YLDNが減筒数カウンタ最大値CNCYLMX以上である
かが判定される。ステップS6021の判定条件が成
立、即ち、減筒数減少カウンタCNCYLDNが減筒数カ
ウンタ最大値CNCYLMX以上と大きいときにはステッ
プS6022に移行し、減筒ナンバーNCYLが「1」
デクリメントされる。次にステップS6023に移行し
て、減筒数減少カウンタCNCYLDNが「0」にクリア
される。
【0054】一方、ステップS6021の判定条件が成
立せず、即ち、減筒数減少カウンタCNCYLDNが減筒
数カウンタ最大値CNCYLMX未満と小さいとき、ステ
ップS6020またはステップS6023の処理ののち
ステップS6024に移行し、減筒ナンバーNCYLが
減筒ナンバー最大値NCYLmax を越えているかが判定
される。ステップS6024の判定条件が成立、即ち、
減筒ナンバーNCYLが減筒ナンバー最大値NCYLma
x を越え大きいときにはステップS6025に移行し、
ガード処理として減筒ナンバー最大値NCYLmax が減
筒ナンバーNCYLに設定され、本ルーチンを終了す
る。
【0055】一方、ステップS6024の判定条件が成
立せず、即ち、減筒ナンバーNCYLが減筒ナンバー最
大値NCYLmax 以下と小さいときにはステップS60
26に移行し、減筒ナンバーNCYLが減筒ナンバー最
小値NCYLmin 未満であるかが判定される。ステップ
S6026の判定条件が成立、即ち、減筒ナンバーNC
YLが減筒ナンバー最小値NCYLmin 未満と小さいと
きにはステップS6027に移行し、ガード処理として
減筒ナンバー最小値NCYLmin が減筒ナンバーNCY
Lに設定され、本ルーチンを終了する。一方、ステップ
S6026の判定条件が成立、即ち、減筒ナンバーNC
YLが減筒ナンバー最小値NCYLmin以上と大きいと
きには、そのまま本ルーチンを終了する。
【0056】次に、図13のステップS6011の目標
回転数上下限値TNEmax ,TNEmin 算出処理手順の
具体的な図14のフローチャートに基づいて説明する。
【0057】図14において、ステップS6101で
は、ブレーキONフラグXBRKが「1」であるかが判
定される。ステップS6101の判定条件が成立、即
ち、ブレーキONフラグXBRKが「1」でありブレー
キペダル23の踏込みがありブレーキスイッチ24がO
Nでブレーキ作動中であるときにはステップS6102
に移行し、ブレーキON時目標回転数上限値BNEmax
が目標回転数上限値TNEmax に設定される。次にステ
ップS6103に移行して、ブレーキON時目標回転数
下限値BNEmin が目標回転数下限値TNEmin に設定
され、本ルーチンを終了する。
【0058】一方、ステップS6101の判定条件が成
立せず、即ち、ブレーキONフラグXBRKが「0」で
ありブレーキペダル23の踏込みがなくブレーキスイッ
チ24がOFFでブレーキ不作動であるときにはステッ
プS6104に移行し、アクセル異常判定フラグXFA
ILa が「1」であるかが判定される。ステップS61
04の判定条件が成立、即ち、アクセル異常判定フラグ
XFAILa が「1」であり2重系のアクセル開度セン
サ22A,22Bのうち何れか1つの出力状態が少なく
とも異常であるときにはステップS6105に移行し、
アクセル異常時目標回転数上限値FNEmax が目標回転
数上限値TNEmax に設定される。次にステップS61
06に移行して、アクセル異常時目標回転数下限値FN
Emin が目標回転数下限値TNEmin に設定され、本ル
ーチンを終了する。
【0059】一方、ステップS6104の判定条件が成
立せず、即ち、アクセル異常判定フラグXFAILa が
「0」であり2重系のアクセル開度センサ22A,22
Bが共に正常であるときにはステップS6107に移行
し、図3のステップS1003で求められたアクセル開
度センサ22Aのアクセル開度θa1に基づき目標回転数
上限値TNEmax がマップから求められる。次にステッ
プS6108に移行して、同じくアクセル開度センサ2
2Aのアクセル開度θa1に基づき目標回転数下限値TN
Emin がマップから求められ、本ルーチンを終了する。
【0060】次に、図12のステップS6001の減筒
ナンバーNCYL算出処理手順の変形例として具体的な
図15のフローチャートに基づいて説明する。
【0061】図15において、ステップS6031で
は、後述の目標回転数TNE算出処理が実行される。次
にステップS6032に移行して、機関回転数NEが目
標回転数TNEを越えているかが判定される。ステップ
S6032の判定条件が成立、即ち、機関回転数NEが
目標回転数TNEを越え高いときにはステップS603
3に移行し、減筒数増加カウンタCNCYLUPが「1」
インクリメントされる。一方、ステップS6032の判
定条件が成立せず、即ち、機関回転数NEが目標回転数
TNE以下と低いときにはステップS6034に移行
し、減筒数増加カウンタCNCYLUPが「0」にクリア
される。
【0062】ステップS6033またはステップS60
34の処理ののちステップS6035に移行し、機関回
転数NEが目標回転数TNEから所定の目標回転数ΔT
NEを減算した目標回転数(TNE−ΔTNE)未満で
あるかが判定される。なお、所定の目標回転数ΔTNE
は目標回転数TNEに応じた減筒制御において減筒ナン
バーNCYLがハンチングしないようにするためのオフ
セット目標回転数である。ステップS6035の判定条
件が成立、即ち、機関回転数NEが目標回転数(TNE
−ΔTNE)未満と低いときにはステップS6036に
移行し、減筒数減少カウンタCNCYLDNが「1」イン
クリメントされる。一方、ステップS6035の判定条
件が成立せず、即ち、機関回転数NEが目標回転数(T
NE−ΔTNE)以上と高いときにはステップS603
7に移行し、減筒数減少カウンタCNCYLDNが「0」
にクリアされる。
【0063】ステップS6036またはステップS60
37の処理ののちステップS6038に移行し、以下、
上述の図13のステップS6018以降と同様の処理が
実行され、減筒ナンバーNCYLが設定され本ルーチン
を終了する。
【0064】次に、図15のステップS6031の目標
回転数TNE算出処理手順の具体的な図16のフローチ
ャートに基づいて説明する。
【0065】図16において、ステップS6111で
は、ブレーキONフラグXBRKが「1」であるかが判
定される。ステップS6111の判定条件が成立、即
ち、ブレーキONフラグXBRKが「1」でありブレー
キペダル23の踏込みがありブレーキスイッチ24がO
Nでブレーキ作動中であるときにはステップS6112
に移行し、ブレーキON時目標回転数BNEが目標回転
数TNEに設定され、本ルーチンを終了する。
【0066】一方、ステップS6111の判定条件が成
立せず、即ち、ブレーキONフラグXBRKが「0」で
ありブレーキペダル23の踏込みがなくブレーキスイッ
チ24がOFFでブレーキ不作動であるときにはステッ
プS6113に移行し、アクセル異常判定フラグXFA
ILa が「1」であるかが判定される。ステップS61
13の判定条件が成立、即ち、アクセル異常判定フラグ
XFAILa が「1」であり2重系のアクセル開度セン
サ22A,22Bのうち何れか1つの出力状態が少なく
とも異常であるときにはステップS6114に移行し、
アクセル異常時目標回転数FNEが目標回転数TNEに
設定され、本ルーチンを終了する。
【0067】一方、ステップS6113の判定条件が成
立せず、即ち、アクセル異常判定フラグXFAILa が
「0」であり2重系のアクセル開度センサ22A,22
Bが共に正常であるときにはステップS6115に移行
し、図3のステップS1003で求められたアクセル開
度センサ22Aのアクセル開度θa1に基づき目標回転数
TNEがマップから求められ、本ルーチンを終了する。
【0068】このように、本実施例の内燃機関用制御装
置は、アクセルペダル21の踏込量に応じて駆動される
アクチュエータ20にて設定されるスロットルバルブ1
2の開度により内燃機関(図示略)の出力状態を制御す
るものであって、アクセルペダル21の踏込量に応じた
アクセル開度θa1,θa2を検出する2重系の第1及び第
2のアクセル開度センサ22A,22Bと、スロットル
バルブ12の実際の開度をスロットル開度(実スロット
ル開度)θt1,θt2として検出する2重系の第1及び第
2のスロットル開度センサ16A,16Bと、内燃機関
の機関回転数NEを検出する回転数センサ25と、アク
セル開度センサ22A,22Bで検出されたアクセル開
度θa1,θa2に基づき設定されるスロットルバルブ12
の目標とする目標スロットル開度TAにスロットル開度
θt1を一致させるためのモータ制御量Uを算出するEC
U30にて達成される制御量演算手段と、前記制御量演
算手段で算出されたモータ制御量Uによりアクチュエー
タ20を駆動し、スロットル開度θt1を制御するECU
30にて達成されるスロットル制御手段と、内燃機関の
制御システムの異常を検出するECU30にて達成され
る異常検出手段と、前記異常検出手段で制御システムの
構成要素として例えば、アクセル開度センサ22A,2
2Bまたはスロットル開度センサ16A,16B等のう
ち少なくとも1つの異常が検出されたときには、目標ス
ロットル開度TAの目標スロットル開度上限値TAmax
を所定の開度としてスロットル開度θt1の使用範囲にお
ける使用下限開度θtminに設定すると共に、アクチュエ
ータ20への通電を停止するECU30にて達成される
フェイルセーフ手段と、前記フェイルセーフ手段による
処理ののち、機関回転数NEの目標とする目標回転数T
NEまたは目標回転数上下限値TNEmax ,TNEmin
を設定するECU30にて達成される回転数制限手段
と、回転数センサ25で検出された機関回転数NEが前
記回転数制限手段で設定された目標回転数TNEまたは
目標回転数上下限値TNEmax ,TNEminの範囲内と
なるよう内燃機関の構成気筒のうち燃料供給を停止し休
止させる気筒数としての減筒数を設定し、減筒制御する
ECU30にて達成される減筒制御手段とを具備するも
のである。
【0069】したがって、アクセル開度センサ22A,
22Bまたはスロットル開度センサ16A,16Bまた
はスロットルバルブ12等からなる内燃機関の制御シス
テムの構成要素のうち少なくとも1つの異常が検出され
たときには、目標スロットル開度TAの目標スロットル
開度上限値TAmax がスロットル開度θt1の使用範囲に
おける使用下限開度θtminに設定され、更に、アクチュ
エータ20に対する通電が停止される。このフェイルセ
ーフ処理による退避走行の実行に際し、内燃機関の機関
回転数NEが目標回転数TNEまたは目標回転数上下限
値TNEmax ,TNEmin の範囲内となるよう設定され
た減筒数にて減筒制御される。これにより、内燃機関の
機関回転数NEに関わる気筒数が適切なものとされ、機
関出力が必要以上に高くなることがないため車両の不適
切な挙動が未然に防止される。
【0070】また、本実施例の内燃機関用制御装置のE
CU30にて達成される回転数制限手段は、アクセル開
度センサ22Aで検出されたアクセル開度θa1に基づき
目標回転数TNEまたは目標回転数上下限値TNEmax
,TNEmin を設定するものである。このため、内燃
機関の機関出力に関わる目標回転数TNEまたは目標回
転数上下限値TNEmax ,TNEmin がアクセルペダル
の挙動に見合ったものとなる。これにより、内燃機関の
機関回転数NEに関わる気筒数が適切なものとされ、機
関出力が必要以上に高くなることがないため車両の不適
切な挙動が未然に防止される。
【0071】そして、本実施例の内燃機関用制御装置
は、ブレーキの踏込み状態を検出するブレーキスイッチ
24を具備し、ECU30にて達成される回転数制限手
段がブレーキスイッチ24でブレーキの作動が検出、即
ち、ブレーキONフラグXBRKが「1」であるとき、
またはアクセル開度センサ22Aの異常が検出、即ち、
アクセル異常判定フラグXFAILa が「1」であると
きには、目標回転数TNEまたは目標回転数上下限値T
NEmax ,TNEmin を所定の回転数としてブレーキO
N時目標回転数BNEまたはブレーキON時目標回転数
上下限値BNEmax ,BNEmin 、またはアクセル異常
時目標回転数FNEまたはアクセル異常時目標回転数上
下限値FNEmax ,FNEmin に設定するものである。
つまり、ブレーキの作動時またはアクセル開度センサの
異常時には目標回転数TNEまたは目標回転数上下限値
TNEmax ,TNEmin が所定の回転数に規制される。
これにより、内燃機関の機関回転数NEに関わる気筒数
が適切なものとされ、機関出力が必要以上に高くなるこ
とがないため車両の不適切な挙動が未然に防止される。
【0072】更に、本実施例の内燃機関用制御装置のE
CU30にて達成される減筒制御手段は、機関回転数N
Eが目標回転数TNEまたは目標回転数上限値TNEma
x を上回る状態が所定の期間連続するときには、設定さ
れた減筒数を増加または全気筒を休止するものである。
このように、機関回転数NEが目標回転数TNEまたは
目標回転数上限値TNEmax を上回る状態が所定の期間
連続するときには、機関出力を低下させるよう減筒数が
適切に調整される。これにより、内燃機関の機関回転数
NEに関わる気筒数が適切なものとされ、機関出力が必
要以上に高くなることがないため車両の不適切な挙動が
未然に防止される。
【0073】また、本実施例の内燃機関用制御装置のE
CU30にて達成される減筒制御手段は、機関回転数N
Eが目標回転数(TNE−ΔTNE)または目標回転数
下限値TNEmin を下回る状態が所定の期間連続すると
きには、設定された減筒数を減少するものである。この
ように、機関回転数NEが目標回転数(TNE−ΔTN
E)または目標回転数下限値TNEmin を下回る状態が
所定の期間連続するときには、機関出力を上昇させるよ
う減筒数が適切に調整される。これにより、内燃機関の
機関回転数NEに関わる気筒数が適切なものとされ、機
関出力が必要以上に低くなることがないため車両の不適
切な挙動が未然に防止される。
【0074】ところで、上記実施例では、第1及び第2
のスロットル開度センサ16A,16B、第1及び第2
のアクセル開度センサ22A,22Bがそれぞれ並列に
配設された2重系のセンサシステムにて構成されている
が、本発明を実施する場合には、これに限定されるもの
ではなく、スロットル開度センサ及びアクセル開度セン
サが各1つずつ配設されたセンサシステムであってもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関用制御装置を示す全体構成を示す概略図であ
る。
【図2】 図2は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関用制御装置で使用されているECU内のCP
Uにおけるベースルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図3】 図3は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関用制御装置で使用されているECU内のCP
Uにおける入力処理手順を示すフローチャートである。
【図4】 図4は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関用制御装置で用いられている2重系の第1及
び第2のスロットル開度センサによるスロットル開度と
スロットルセンサ電圧との関係を示す特性図である。
【図5】 図5は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関用制御装置で用いられている2重系の第1及
び第2のアクセル開度センサによるアクセル開度とアク
セルセンサ電圧との関係を示す特性図である。
【図6】 図6は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関用制御装置で使用されているECU内のCP
Uにおける異常検出処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】 図7は図6のスロットル異常検出処理手順を
示すフローチャートである。
【図8】 図8は図6のアクセル異常検出処理手順を示
すフローチャートである。
【図9】 図9は図6のスロットル制御異常検出処理手
順を示すフローチャートである。
【図10】 図10は本発明の実施の形態の一実施例に
かかる内燃機関用制御装置で使用されているECU内の
CPUにおけるフェイルセーフ処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図11】 図11は本発明の実施の形態の一実施例に
かかる内燃機関用制御装置で使用されているECU内の
CPUにおけるノーマル制御処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図12】 図12は本発明の実施の形態の一実施例に
かかる内燃機関用制御装置で使用されているECU内の
CPUにおける退避走行処理手順を示すフローチャート
である。
【図13】 図13は図12の減筒ナンバー算出処理手
順を示すフローチャートである。
【図14】 図14は図13の目標回転数上下限値算出
処理手順を示すフローチャートである。
【図15】 図15は図12の減筒ナンバー算出処理手
順の変形例を示すフローチャートである。
【図16】 図16は図15の目標回転数算出処理手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
12 スロットルバルブ 16A,16B スロットル開度センサ 20 アクチュエータ 21 アクセルペダル 22A,22B アクセル開度センサ 23 ブレーキペダル 24 ブレーキスイッチ 25 回転数センサ 30 ECU(電子制御ユニット)
フロントページの続き Fターム(参考) 3G084 AA03 BA03 BA05 BA13 DA26 DA27 DA31 EA07 EA11 EB22 FA06 FA10 FA33 3G092 AA14 BA03 CA08 CA09 DC01 EA10 EA17 FB04 FB05 FB06 HA06Z HE01Z HF08Z HF26Z 3G301 HA06 HA07 JB03 JB07 JB08 JB09 KA26 LA01 MA11 MA24 NE18 NE20 NE23 PA11Z PE01Z PF03Z PF05Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクセルペダルの踏込量に応じて駆動さ
    れるアクチュエータにて設定されるスロットルバルブの
    開度により内燃機関の出力状態を制御する内燃機関用制
    御装置において、 前記アクセルペダルの踏込量に応じたアクセル開度を検
    出するアクセル開度センサと、 前記スロットルバルブの実際の開度を実スロットル開度
    として検出するスロットル開度センサと、 前記内燃機関の機関回転数を検出する回転数センサと、 前記アクセル開度センサで検出された前記アクセル開度
    に基づき設定される前記スロットルバルブの目標とする
    目標スロットル開度に前記実スロットル開度を一致させ
    るための制御量を算出する制御量演算手段と、 前記制御量演算手段で算出された前記制御量により前記
    アクチュエータを駆動し、前記実スロットル開度を制御
    するスロットル制御手段と、 前記内燃機関の制御システムの異常を検出する異常検出
    手段と、 前記異常検出手段で前記制御システムの構成要素のうち
    少なくとも1つの異常が検出されたときには、前記目標
    スロットル開度を所定の開度に設定するフェイルセーフ
    手段と、 前記フェイルセーフ手段による処理ののち、前記機関回
    転数の目標とする目標回転数または前記目標回転数の上
    下限値を設定する回転数制限手段と、 前記回転数センサで検出された前記機関回転数が前記回
    転数制限手段で設定された前記目標回転数または前記目
    標回転数の上下限値の範囲内となるよう前記内燃機関の
    構成気筒のうち燃料供給を停止し休止させる気筒数とし
    ての減筒数を設定し、減筒制御する減筒制御手段とを具
    備することを特徴とする内燃機関用制御装置。
  2. 【請求項2】 前記回転数制限手段は、前記アクセル開
    度センサで検出された前記アクセル開度に基づき前記目
    標回転数または前記目標回転数の上下限値を設定するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用制御装置。
  3. 【請求項3】 ブレーキの踏込み状態を検出するブレー
    キ検出手段を具備し、 前記回転数制限手段は、前記ブレーキ検出手段でブレー
    キの作動が検出、または前記アクセル開度センサの異常
    が検出されたときには、前記目標回転数または前記目標
    回転数の上下限値を所定の回転数に設定することを特徴
    とする請求項1に記載の内燃機関用制御装置。
  4. 【請求項4】 前記減筒制御手段は、前記機関回転数が
    前記目標回転数または前記目標回転数の上限値を上回る
    状態が所定の期間連続するときには、設定された減筒数
    を増加または全気筒を休止することを特徴とする請求項
    1乃至請求項3の何れか1つに記載の内燃機関用制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記減筒制御手段は、前記機関回転数が
    前記目標回転数または前記目標回転数の下限値を下回る
    状態が所定の期間連続するときには、設定された減筒数
    を減少することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何
    れか1つに記載の内燃機関用制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101798734B1 (ko) 2015-12-30 2017-11-16 주식회사 현대케피코 림프 홈 모드 진입 제어 장치 및 방법

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