JP2000345754A - アンチセフト機構付車両ドアラッチ装置におけるワンモーション開扉機構 - Google Patents

アンチセフト機構付車両ドアラッチ装置におけるワンモーション開扉機構

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JP2000345754A
JP2000345754A JP11318887A JP31888799A JP2000345754A JP 2000345754 A JP2000345754 A JP 2000345754A JP 11318887 A JP11318887 A JP 11318887A JP 31888799 A JP31888799 A JP 31888799A JP 2000345754 A JP2000345754 A JP 2000345754A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブロック式アンチセフト機構とワンモーショ
ン機構を両立させる。 【構成】 ロックレバー23のロック位置Yからアンロ
ック位置Xへの変移を防止するブロック式アンチセフト
機構と、回転するとロック位置Yのロックレバー23を
アンロック位置Xに復帰させるとともにドアを開扉させ
るラチェットレバー35と、ラチェットレバー35を回
転させるインナーレバー21と、内側オープンハンドル
19の開扉操作を前記インナーレバー21に伝達する連
結状態と伝達しない空振状態とに切り替わる空振機構と
を有する。空振機構はアンチセフト機構がブロック状態
の時は空振状態に非ブロック状態の時は連結状態に切り
替わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両ドアラッチ装置に
関するものであり、特に、アンチセフト機構を備えた車
両ドアラッチ装置におけるワンモーション開扉機構に関
するものである。
【0002】
【従来技術】従来、車両ドアラッチ装置には、車両ドア
のオープンハンドルによる開扉を不能にするロック位置
と前記開扉を可能にするアンロック位置とに切り替わる
ロックレバーが設けられ、前記ロックレバーは前記ドア
の内側ロックボタンに接続されている。前記ロックレバ
ーは、内側ロックボタンが不法にアンロック操作される
と比較的容易にアンロックされてしまうため、車両ドア
ラッチ装置に内側ロックボタンのアンロック操作を不能
にするアンチセフト機構が設けられることがある。前記
アンチセフト機構には、その構造から2種類のものがあ
る。1つは、内側ロックボタンとロックレバーとの間
に、内側ロックボタンがアンロック操作されたとき、そ
の操作力をロックレバーに全く伝えない空振機構を設け
たものである。この空振式アンチセフト機構は、窓ガラ
スを割って内側ロックボタンを直接アンロックするよう
な不法手段に対しては有効であるが、ロックレバー自体
の防犯性は向上していないため、車体とドアとの間隙に
特殊な道具を挿入してロックレバーを直接アンロックす
るような不法アクセスには対抗できない。2つ目のアン
チセフト機構は、ロックレバー自体のロック位置からア
ンロック位置への変移を、ロックレバーに対して機械的
に当接することで防止するブロック体を使用するブロッ
ク式である。ブロック式では、ブロック体とロックレバ
ーとの当接関係を解除しない限りロックレバーをアンロ
ックできないから、防犯性は格段に向上する。また、従
来ワンモーション開扉機構を備えた車両ドアラッチ装置
も公知でる。ワンモーション開扉機構は、車両ドアの内
側オープンハンドルが開扉操作されると、ラッチ装置を
ロック状態からアンロック状態への復帰させると共に、
ドアを開扉させる。従って、ロック状態にあっても、い
ちいちロック状態の解除を行わなくても、内側オープン
ハンドルを回すだけでドアを開くことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記ワンモーション開
扉機構は、その性質上、前記アンチセフト機構との相性
が悪いものであった。即ち、ワンモーション開扉機構を
1番目の空振式アンチセフト機構と共にドアラッチ装置
に設置すると、空振式アンチセフト機構では、ロックレ
バー自体は防犯処理されていないから、アンチセフト状
態であっても、窓ガラスを割って内側オープンハンドル
を開扉操作されると、簡単にドアは開いてしまう致命的
な課題が生じる。他方、2番目のブロック式アンチセフ
ト機構と共にワンモーション開扉機構をラッチ装置に設
置したときは、ブロック式においては、ロックレバー自
体の回転が不能になっているため、上記課題は生じな
い。しかし、ロックレバー自体が回転不能になっている
ことにより別の課題が生じる。つまり、ロックレバーの
ロック位置からアンロック位置への変位が機械的に規制
されていると、窓ガラスを割って不法に内側オープンハ
ンドルを開扉操作しようとしたとき、内側オープンハン
ドルは不動のロックレバーとの当接により殆ど動かない
ことになるが、不法行為で内側オープンハンドルを操作
する者は、動かない内側オープンハンドルを無理やり動
かそうとすることがある。このため、ブロック式を採用
するときは、過剰な操作力を受けてもラッチ装置の各部
がゆがんだり変形しないように充分な強度を持たせる必
要があり、このためラッチ装置は、重たく大きく高価な
ものとなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、車両
ドアの外側オープンハンドル25による前記ドアの開扉
を不能にするロック位置Yと前記ドアの前記開扉を可能
にするアンロック位置Xとに切り替わるロックレバー2
3と、前記ドアに設けられ前記ロックレバー23を前記
ロック位置Yと前記アンロック位置Xとに切り替える内
側ロックボタン36と、前記内側ロックボタン36のア
ンロック操作による前記ロックレバー23の前記ロック
位置Yから前記アンロック位置Xへの切替を不能にする
アンチセフト状態と前記内側ロックボタン36の前記ア
ンロック操作による前記ロックレバー23の前記ロック
位置Yから前記アンロック位置Xへの前記切替を可能に
するアンチセフト解除状態とに切り替わるアンチセフト
機構と、前記ドアの内側オープンハンドル19の開扉操
作で前記ロック位置Yの前記ロックレバー23を前記ア
ンロック位置Xに復帰させるとともに前記ドアを開扉さ
せるワンモーション開扉機構と、前記内側オープンハン
ドル19の前記開扉操作を前記ワンモーション開扉機構
に伝達する連結状態と前記内側オープンハンドル19の
前記開扉操作を前記ワンモーション開扉機構に伝達しな
い空振状態とに切り替わる空振機構とからなり、前記空
振機構は前記アンチセフト機構が前記アンチセフト状態
の時は前記空振状態に前記アンチセフト機構が前記アン
チセフト解除状態の時は前記連結状態に切り替わるよう
に前記アンチセフト機構に関連的に連絡したアンチセフ
ト機構付車両ドアラッチ装置におけるワンモーション開
扉機構としたものである。また、本発明は、回転すると
車両ドアを開扉するラチェットレバー35と、前記ドア
の外側オープンハンドル25の開扉回転で変移するオー
プンレバー22と、前記オープンレバー22の前記変移
を前記ラチェットレバー35に伝達して前記ラチェット
レバー35を回転させるアンロック位置Xと前記オープ
ンレバー22の前記変移を前記ラチェットレバー35に
伝達しないロック位置Yとに切り替わるロックレバー2
3と、前記ロックレバー23の前記ロック位置Yから前
記アンロック位置Xへの切替を前記ロックレバー23に
対する機械的な当接を持って不能にするブロック位置と
前記ロックレバー23の前記ロック位置Yから前記アン
ロック位置Xへの前記切替を可能にする非ブロック位置
とに切り替わるブロック体66とを有するものにおい
て、前記ラチェットレバー35は回転すると前記ロック
位置Yの前記ロックレバー23を前記アンロック位置X
に復帰させることができる構成とし、前記ラチェットレ
バー35の近傍には回転すると前記ラチェットレバー3
5を回転させるインナーレバー21を設け、前記インナ
ーレバー21と前記ドアの内側オープンハンドル19と
の間には前記内側オープンハンドル19の開扉操作を前
記インナーレバー21に伝達して前記インナーレバー2
1を回転させる連結状態と前記内側オープンハンドル1
9の前記開扉操作を前記インナーレバー21に伝達しな
い空振状態とに切り替わる空振機構とを介在させ、前記
空振機構は前記ブロック体66が前記ブロック位置の時
は前記空振状態に前記ブロック体66が前記非ブロック
位置の時は前記連結状態に切り替わるように前記ブロッ
ク体66に関連的に連絡したアンチセフト機構付車両ド
アラッチ装置におけるワンモーション開扉機構としたも
のである。
【0005】
【実施例】本発明の実施例を図により説明する。本発明
による車両ドアラッチ装置は、ドア(図示なし)に取付
られるラッチアッシー1と、車体(図示なし)に固定さ
れるストライカ2とを有する。ラッチアッシー1は、ド
アが閉じられるとストライカ2と係合するラッチ3と、
ラッチ3とストライカ2との係合を保持するラチェット
4とを有する。ラッチ3は、合成樹脂製のラッチボディ
5の表面に形成された凹部6内にラッチ軸7により回転
自在に収納され、ラチェット4は凹部6内にラチェット
軸8により回転自在に収納される。
【0006】前記ラッチ3は、ラッチバネ9の弾力によ
り図1において時計回転方向に付勢され、前記ラチェッ
ト4は、ラチェットバネ10の弾力により反時計回転方
向に付勢される。図1のラッチ3はラッチバネ9の弾力
によりアンラッチ位置(開扉位置)にあり、ドアを閉扉
位置に向けて移動させると、前記ストライカ2はラッチ
ボディ5に形成された水平通路11に進入してラッチ3
のU型溝12に当接し、これによりラッチ3は反時計回
転し、ラッチ3がハーフラッチ位置まで回転すると、ラ
チェット4はラッチ3の第1ステップ13に係合してド
アもハーフラッチ位置となり、また、ラッチ3がフルラ
ッチ位置に至ると、ラチェット4はラッチ3の第2ステ
ップ14に係合して、ドアはフルラッチ位置に保持され
る。
【0007】前記ラチェット4は、前記ラッチボディ5
の開口15を介してラッチボディ5の背面側に突出する
ラチェットピン16を有する。前記ラッチボディ5の表
面には、前記凹部6を塞ぐ金属カバープレート17が固
定される。
【0008】前記ラッチボディ5の裏面には、図2のよ
うに、金属バックプレート18が固定される。バックプ
レート18は、その内端側(室内側)に、ラッチボディ
5から離れる方向(裏面側)に屈曲させた屈曲プレート
18Aを一体的に有する。前記屈曲プレート18Aには
前記ドアの内側オープンハンドル19にワイヤー20等
を介して連結されるインナーレバー21(図3、4参
照)が回転自在に取付けられる。
【0009】前記ラッチアッシー1の裏面側には、前記
ラチェット4を前記ラッチ3から離脱させることで前記
ドアを開扉させるオープンレバー22と、ラッチアッシ
ー1をロック状態とアンロック状態とに切り替えるロッ
クレバー23とが設けられる。オープンレバー22は前
記ラチェット軸8に回転自在に取付けられ、オープンレ
バー22の室外側の端部には前記ドアの外側オープンハ
ンドル25に連結されたロッド26の一端がロストモー
ションをもって連結される。ロックレバー23はロック
軸24により前記ラッチボディ5又は前記バックプレー
ト18に軸支され、ロックレバー23の室内側の端部に
は連結孔27を設ける。
【0010】前記屈曲プレート18Aにはモータ式アク
チュエータ28を固定し、図3のように、アクチュエー
タ28の出力軸29には出力レバー30(図14)を取
付け、出力レバー30の先端を前記ロックレバー23の
前記連結孔27に係合させ、これにより、アクチュエー
タ28の出力でロックレバー23がアンロック位置Xと
ロック位置Yとの間を変位できるように構成する。
【0011】前記ロックレバー23と前記オープンレバ
ー22との間には、ロックリンク31が設けられる。前
記ロックリンク31の上端側には、前記オープンレバー
22に形成した長孔32にスライド自在に係合するロッ
クピン33を設け(図5、6参照)、下端側は軸34で
前記ロックレバー23に連結する。
【0012】前記ラチェット軸8にはラチェットレバー
35が軸支される。ラチェットレバー35は、前記ラッ
チボディ5の裏面側に位置し、その室外側に伸びるアウ
ターアーム35Aには、前記ラチェット4から後方に伸
びる前記ラチェットピン16を係合させ、ラチェットレ
バー35がラチェット4と一体的に回転するようにす
る。ラチェットレバー35の室内側に伸びるインナーア
ーム35Bは、前記インナーレバー21の回転軌跡上に
臨ませ、前記内側オープンハンドル19の開扉操作でイ
ンナーレバー21が回転すると、ラチェットレバー35
はインナーレバー21との当接により図2、4に置いて
反時計回転するように構成する。ラチェットレバー35
が反時計回転すると、ラチェット4はラチェットピン1
6を介して前記ラッチ3から離脱するように回転し、も
って前記ドアが開扉される。
【0013】前記ロックレバー23は、前記アクチュエ
ータ28の動力や前記ドアの後述する内側ロックボタン
36(図3)の操作で回転して、周知のようにアンロッ
ク位置X(図5)とロック位置Y(図6)とに切り替わ
る。ロックレバー23がアンロック位置Xにあると、前
記ロックピン33は前記ラチェットレバー35の当接片
35Cと係合可能に対峙する。このアンロック状態で、
前記オープンレバー22が、前記外側オープンハンドル
25の開扉操作で反時計回転すると、前記ロックピン3
3は前記当接片35Cに当接して前記ラチェットレバー
35を反時計回転させるから、前記ドアは開扉される。
【0014】図5において、前記ロックレバー23をロ
ック位置Yに向けて時計回転させると、図6のように、
前記ロックリンク31は上方に移動して、前記ロックピ
ン33と前記当接片35Cとの対峙状態は解除される。
このロック状態では、前記外側オープンハンドル25に
より前記オープンレバー22が反時計回転しても前記ラ
チェットレバー35は回転しないから、前記ドアは開か
ない。しかし、図6のロック状態でも、前記内側オープ
ンハンドル19を開扉操作すると、前記インナーレバー
21は前記ラチェットレバー35の前記インナーアーム
35Bに当接してラチェットレバー35を直接回転させ
るから、前記ドアは開扉される。このように、前記内側
オープンハンドル19の開扉操作は、前記ロックレバー
23がロック位置Yにあっても有効となる。
【0015】前記ロックリンク31は、前記ラチェット
レバー35の前記アウターアーム35Aに向けて伸びる
突部37を有する。突部37は、図6のロック状態にお
いては、前記アウターアーム35Aの下側縁近傍に位置
する。このため、ロック状態において前記内側オープン
ハンドル19の開扉操作により前記ラチェットレバー3
5が反時計回転すると、前記アウターアーム35Aは前
記突部37に当接して前記ロックリンク31を下動させ
て、前記ロックピン33を前記当接片35Cに対峙させ
ると共にロックレバー23をアンロック位置Xに復帰さ
せる。したがって、ロック状態における前記内側オープ
ンハンドル19の開扉操作は、前記ドアの開扉と、前記
ロックレバー23のアンロック位置Xへの復帰を同時に
達成する。この機構は、内側オープンハンドル19のワ
ンモーション開扉機構と呼ばれる。
【0016】前記アクチュエータ28は、全体が合成樹
脂製のケース38で囲われたユニット状に形成される。
前記出力軸29はケース38を貫通して室外側に突出
し、そこに前記出力レバー30は固定される。ケース3
8の室内側には、図4のように、ケース38を貫通する
入力軸39が設けられ、入力軸39の露出端には入力レ
バー40が固定される。入力レバー40には、前記ロッ
ク軸24に回転自在に支持させたキーレバー41の室内
側に設けた係合ピン42を係合連結させる。キーレバー
41は、前記ドアのキーシリンダ43にロッド44を介
して連結される。キーレバー41には、前記ロックレバ
ー23に形成した係合凹部23Aにロストモーションを
持って係合する屈曲片41Aを形成し、キーレバー41
の回転でロックレバー23がアンロック位置Xとロック
位置Yとに切り替わるように構成する。前記キーシリン
ダ43は、キー操作を受けていないときは内部のバネ弾
力で中立位置に保持される。
【0017】前記アクチュータ28のケース38の内部
には、図7のように、2個のモータ45、46が設けら
れる。一方のロック用モータ45のモータ軸47には、
円筒ウォーム48を固定し、円筒ウォーム48にはカム
ホイール49のギア部を噛合させる。カムホイール49
にはカム溝50が形成され、カム溝50内には前記出力
軸29に固定された出力連動レバー51(図8参照)の
ピン52を係合可能に臨ませ、これにより、ロック用モ
ータ45の動力で出力連動レバー51は両方向に回転す
る。出力連動レバー51の回転は、出力軸29を介して
出力レバー30に伝わるから、前記ロックレバー23は
ロック用モータ45の回転でアンロック位置Xとロック
位置Yとに切り替わる。
【0018】前記入力軸39は、図7のように、前記出
力軸29と軸心が一致するように配置されるが、互いは
独立して回転する。入力軸39のケース38内の端部に
は、キー連動レバー53(図9参照)が固定される。キ
ー連動レバー53と前記出力連動レバー51との間に
は、複数の接触固定端子54A〜54D(図8、9)を
備えた基板55を配置し、出力連動レバー51の裏面に
は可動ブラシ56を固定し、キー連動レバー53の裏面
には可動ブラシ57を固定する。出力連動バー51は、
前記ロックレバー23にロストモーションなく連結され
ており、したがって、可動ブラシ56と基板55との作
用で、ロックレバー23の位置が検出される。また、キ
ー連動レバー53は前記キーシリンダ43とロストモー
ションなく連結されており、したがって、可動ブラシ5
7と基板55との作用でキーシリンダ43のロック操作
およびアンロック操作が検出される。
【0019】図7において、前記出力連動レバー51の
左側方には、係合レバー58が設けられる。係合レバー
58は軸59で前記ケース38に軸支され、直線状に伸
びる第1アーム58Aには出力連動レバー51の突起6
0がスライド自在に係合する長孔61を形成する。係合
レバー58の第2アーム58Bはフック状に屈曲させ
る。
【0020】前記アクチュエータ28の他方のアンチセ
フト用モータ46の駆動軸には駆動ギア62を固定し、
駆動ギア62には軸63を中心に回転する大径歯車64
を噛合させる。大径歯車64には一体回転する小径歯車
65を設け、小径歯車65にブロック体66のセクター
ギア部67を噛合させる。
【0021】前記ブロック体66は、ブロック軸68で
前記ケース38に支持され、前記アンチセフトモータ4
6の動力でブロック位置と非ブロック位置とに変位す
る。ブロック体66は、左方に伸びるキャンセルアーム
69と、キャンセルアーム69に形成したブロックピン
70とを有している。なお、ブロック軸68はブロック
体66と一体的に回転する。
【0022】図7および図10は、アンロック状態を示
しており、この状態で、ロックレバー23と連動する出
力連動レバー51をロック用モータ45により時計回転
(ロック回転)させると、図11のロック状態となり、
ロックレバー23は出力レバー30を介してロック位置
Yに変位する。ロック状態になると、係合レバー58は
出力連動レバー51の回転により回転して、そのフック
状の第2アーム58Bはブロックピン70から外れ、ブ
ロック体66は反時計回転(ブロック回転)可能状態と
なる。このロック状態において、アンチセフト用モータ
46によりブロック体66を反時計回転させて非ブロッ
ク位置からブロック位置に変位させると、図12のアン
チセフト状態になる。アンチセフト状態では、ブロック
ピン70は、第2アーム58Bの先端と対峙して、係合
レバー58の時計回転(アンロック回転)を不能にす
る。このため、係合レバー58にロストローションなく
連結された出力連動レバー51のアンロック回転(反時
計回転)も不能となって、ドアラッチ装置をアンロック
することができなくなる。これが、本実施例におけるブ
ロック式アンチセフト機構である。図12のアンチセフ
ト状態になると、出力連動レバー51に出力レバー30
を介してロストモーションなく連結されたロックレバー
23は、ロック位置Yから移動できなくなる。
【0023】前記アンチセフト状態は、前記アンチセフ
ト用モータ46により前記ブロック体66を時計回転さ
せることで解除できるが、前記ドアキーシリンダ43に
よっても解除できる。図12において、ブロック位置に
あるブロック体66のキャンセルアーム69の先端は、
ドアキーシリンダ43とロストモーションなく連結され
たキー連動レバー53の近傍に位置し、また、キーレバ
ー41の屈曲片41Aとロックレバー23の係合凹部2
3Aとの間には、図6のようにキーレバー41のアンロ
ック方向の回転を許容するのロストモーションが形成さ
れている。このため、アンチセフト状態において、キー
シリンダ43を中立位置からアンロック方向に回転させ
ると、キー連動レバー53はキーレバー41および入力
レバー40を介して図12において反時計回転してキャ
ンセルアーム69に当接し、ブロック体66を時計回転
させ、アンチセフト状態を解除する。このとき、本実施
例においては、アンチセフト状態を解除するキー連動レ
バー53は、ドアキーシリンダ43にロストモーション
なく連結されているから、適切なドアキー無しでこれを
動かすことはできず、したがって、ドアラッチ装置の防
犯効果は格段に向上する。なお、キーレバー41の屈曲
片41Aは、アンチセフト状態が解除された後にロック
レバー23の係合凹部23Aに当接する。
【0024】図3において、前記アクチュエータ28の
前記出力軸29の露出端には、前記内側ロックボタン3
6にロッド71を介して連結されるサブロックレバー7
2(図15)が回転自在に軸支される。サブロックレバ
ー72と前記出力レバー30との間には、図13のよう
に、連結バネ73が設けられる。連結バネ73の一方の
脚部73Aは、サブロックレバー72の丸孔72Aと出
力レバー30の長孔30Aに挿通され、連結バネ73の
他方の脚部73Bは、サブロックレバー72の長孔72
Bと出力レバー30の丸孔30Bに挿通される。これに
より、サブロックレバー72のロック方向の回転力は、
実質的なロストモーション無しで機械的に出力レバー3
0に、また、出力レバー30のアンロック方向の回転力
は、実質的なロストモーション無しで機械的にサブロッ
クレバー72にそれぞれ伝達されるが、サブロックレバ
ー72のアンロック方向の回転力および出力レバー30
のロック方向の回転力は、連結バネ73の弾力を介して
弾力的に出力レバー30およびサブロックレバー72に
それぞれ伝達される。
【0025】このため、前記ロックレバー23がロック
位置Yで、前記ブロック体66がブロック位置にあると
きに、前記内側ロックボタン36をアンロック操作する
と、ブロックピン70と係合レバー58の第2アーム5
8Bとの係合により出力連動レバー51および出力レバ
ー30のアンロック回転が不能になっているにも拘ら
ず、サブロックレバー72は連結バネ73を弾力的に拡
張させることで、図13の仮想線で示したように単独で
アンロック方向に回転する。したがって、ブロック状態
において内側ロックボタン36によるアンロック操作が
行われても、ブロック効果により機械的に動くことがで
きない部材に無理な力が加わることは防止される。
【0026】前記アクチュエータ28の前記ブロック軸
68は、図3のように前記ケース38を貫通して外方に
突出させ、その突出部に回転レバー74を固定する。回
転レバー74の先端には長い連結リンク75の一端を連
結する。連結リンク75の他端側には前記屈曲プレート
18Aに設けた支持ピン76にスライド自在に係合する
長孔77を設け、連結リンク75の他端には連結ピン7
8で湾曲リンク79の基部を連結する。
【0027】前記インナーレバー21は、図4のよう
に、前記屈曲プレート18Aに支持軸80で軸支され
る。インナーレバー21には、前記湾曲リンク79の先
端に形成した係合ピン81がスライド自在に係合する長
孔82が設けられ、前記支持軸80には、前記内側オー
プンハンドル19に至る前記ワイヤー20が連結される
中間レバー83が軸支される。
【0028】前記連結リンク75は、前記ブロック軸6
8が前記アンチセフト用モータ46の動力で前記ブロッ
ク体66と共に回転すると、図3において左右方向にス
ライドし、前記ブロック体66が非ブロック位置にある
ときは、図3および図6の位置にある。この状態では、
湾曲リンク79の先端の係合ピン81は、前記中間レバ
ー83と係合可能に対峙し、したがって、内側オープン
ハンドル19を開扉操作すると、中間レバー83は開扉
方向に回転して係合ピン81に当接し、インナーレバー
21を開扉回転させ、前記ラチェットレバー35を回転
させて、ドアが開扉される。
【0029】しかし、アンチセフト用モータ46の動力
でブロック体66がブロック位置に変位すると(このと
きロックレバー23は必ずロック位置Yにある)、ブロ
ック体66の変位によりブロック軸68が回転して回転
レバー74を図3において反時計回転させ、これにより
連結リンク75は図3に置いて左方にスライドする。す
ると、湾曲リンク79も左方にスライドして、係合ピン
81と中間レバー83との対峙関係は解除される。この
ため、ドアラッチ装置がアンチセフト状態にあると、内
側オープンハンドル19を開扉操作して中間レバー83
を開扉回転させても、インナーレバー21は開扉回転し
ない。したがって、ブロック状態において、内側オープ
ンハンドル19を開扉操作しても、機械的に動くことが
できないロックレバー23に、ワンモーション開扉機構
により無理やり動かそうとする力が加わることが回避さ
れる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明は、車両ドアの外側
オープンハンドル25による前記ドアの開扉を不能にす
るロック位置Yと前記ドアの前記開扉を可能にするアン
ロック位置Xとに切り替わるロックレバー23と、前記
ドアに設けられ前記ロックレバー23を前記ロック位置
Yと前記アンロック位置Xとに切り替える内側ロックボ
タン36と、前記内側ロックボタン36のアンロック操
作による前記ロックレバー23の前記ロック位置Yから
前記アンロック位置Xへの切替を不能にするアンチセフ
ト状態と前記内側ロックボタン36の前記アンロック操
作による前記ロックレバー23の前記ロック位置Yから
前記アンロック位置Xへの前記切替を可能にするアンチ
セフト解除状態とに切り替わるアンチセフト機構と、前
記ドアの内側オープンハンドル19の開扉操作で前記ロ
ック位置Yの前記ロックレバー23を前記アンロック位
置Xに復帰させるとともに前記ドアを開扉させるワンモ
ーション開扉機構と、前記内側オープンハンドル19の
前記開扉操作を前記ワンモーション開扉機構に伝達する
連結状態と前記内側オープンハンドル19の前記開扉操
作を前記ワンモーション開扉機構に伝達しない空振状態
とに切り替わる空振機構とからなり、前記空振機構は前
記アンチセフト機構が前記アンチセフト状態の時は前記
空振状態に前記アンチセフト機構が前記アンチセフト解
除状態の時は前記連結状態に切り替わるように前記アン
チセフト機構に関連的に連絡したアンチセフト機構付車
両ドアラッチ装置におけるワンモーション開扉機構、お
よび、回転すると車両ドアを開扉するラチェットレバー
35と、前記ドアの外側オープンハンドル25の開扉回
転で変移するオープンレバー22と、前記オープンレバ
ー22の前記変移を前記ラチェットレバー35に伝達し
て前記ラチェットレバー35を回転させるアンロック位
置Xと前記オープンレバー22の前記変移を前記ラチェ
ットレバー35に伝達しないロック位置Yとに切り替わ
るロックレバー23と、前記ロックレバー23の前記ロ
ック位置Yから前記アンロック位置Xへの切替を前記ロ
ックレバー23に対する機械的な当接を持って不能にす
るブロック位置と前記ロックレバー23の前記ロック位
置Yから前記アンロック位置Xへの前記切替を可能にす
る非ブロック位置とに切り替わるブロック体66とを有
するものにおいて、前記ラチェットレバー35は回転す
ると前記ロック位置Yの前記ロックレバー23を前記ア
ンロック位置Xに復帰させることができる構成とし、前
記ラチェットレバー35の近傍には回転すると前記ラチ
ェットレバー35を回転させるインナーレバー21を設
け、前記インナーレバー21と前記ドアの内側オープン
ハンドル19との間には前記内側オープンハンドル19
の開扉操作を前記インナーレバー21に伝達して前記イ
ンナーレバー21を回転させる連結状態と前記内側オー
プンハンドル19の前記開扉操作を前記インナーレバー
21に伝達しない空振状態とに切り替わる空振機構とを
介在させ、前記空振機構は前記ブロック体66が前記ブ
ロック位置の時は前記空振状態に前記ブロック体66が
前記非ブロック位置の時は前記連結状態に切り替わるよ
うに前記ブロック体66に関連的に連絡したアンチセフ
ト機構付車両ドアラッチ装置におけるワンモーション開
扉機構としたため、従来相性の悪さで両立させることが
難しかったワンモーション開扉機構とアンチセフト機構
とを合理的に組合わせることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ラッチアッシーの正面図。
【図2】 ロック状態のラッチアッシーの背面図。
【図3】 ラッチアッシーの室内側側面図。
【図4】 ラッチアッシーの要部の室外側側面図。
【図5】 アンロック状態におけるレバー類の関係
図。
【図6】 ロック状態におけるレバー類の関係図。
【図7】 アクチュエータの内部を示す図。
【図8】 出力連動レバーと基板を示す図。
【図9】 キー連動レバーと基板を示す図。
【図10】 アンロック状態におけるアクチュエータの
要部を示す図。
【図11】 ロック状態におけるアクチュエータの要部
を示す図。
【図12】 ブロック状態におけるアクチュエータの要
部を示す図。
【図13】 出力レバーとサブロックレバーの関係を示
す図。
【図14】 出力レバーの平面図。
【図15】 サブロックレバーの平面図。
【符号の説明】
1…ラッチアッシー、2…ストライカ、3…ラッチ、4
…ラチェット、5…ラッチボディ、6…凹部、7…ラッ
チ軸、8…ラチェット軸、9…ラッチバネ、10…ラチ
ェットバネ、11…水平通路、12…U型溝、13…第
1ステップ、14…第2ステップ、15…開口、16…
ラチェットピン、17…カバープレート、18…バック
プレート、18A…屈曲プレート、19…内側オープン
ハンドル、20…ワイヤー、21…インナーレバー、2
2…オープンレバー、23…ロックレバー、23A…係
合凹部A、24…ロック軸、25…外側オープンハンド
ル、26…ロッド、27…連結孔、28…アクチュエー
タ、29…出力軸、30…出力レバー、30A…長孔、
30B…丸孔、31…ロックリンク、32…長孔、33
…ロックピン、34…軸、35…ラチェットレバー、3
5A…アウターアーム、35B…インナーアーム、35
C…当接片、36…内側ロックボタン、37…突部、3
8…ケース、39…入力軸、40…入力レバー、41…
キーレバー、41A…屈曲片、42…係合ピン、43…
キーシリンダ、44…ロッド、45…ロック用モータ4
5、46…アンチセフト用モータ、47…モータ軸、4
8…円筒ウォーム、49…カムホイール、50…カム
溝、51…出力連動レバー、52…ピン、53…キー連
動レバー、54A〜54D…接触固定端子、55…基
板、56、57…可動ブラシ、58…係合レバー、58
A…第1アーム、58B…第2アーム、59…軸、60
…突起、61…長孔、62…駆動ギア、63…軸、64
…大径歯車、65…小径歯車、66…ブロック体、67
…セクターギア部、68…ブロック軸、69…キャンセ
ルアーム、70…ブロックピン、71…ロッド、72…
サブロックレバー、72A…丸孔、72B…長孔、73
…連結バネ、73A、73B…脚部、74…回転レバ
ー、75…連結リンク、76…支持ピン、77…長孔、
78…連結ピン、79…湾曲リンク、80…支持軸、8
1…係合ピン、82…長孔、83…中間レバー。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両ドアの外側オープンハンドル25に
    よる前記ドアの開扉を不能にするロック位置Yと前記ド
    アの前記開扉を可能にするアンロック位置Xとに切り替
    わるロックレバー23と、前記ドアに設けられ前記ロッ
    クレバー23を前記ロック位置Yと前記アンロック位置
    Xとに切り替える内側ロックボタン36と、前記内側ロ
    ックボタン36のアンロック操作による前記ロックレバ
    ー23の前記ロック位置Yから前記アンロック位置Xへ
    の切替を不能にするアンチセフト状態と前記内側ロック
    ボタン36の前記アンロック操作による前記ロックレバ
    ー23の前記ロック位置Yから前記アンロック位置Xへ
    の前記切替を可能にするアンチセフト解除状態とに切り
    替わるアンチセフト機構と、前記ドアの内側オープンハ
    ンドル19の開扉操作で前記ロック位置Yの前記ロック
    レバー23を前記アンロック位置Xに復帰させるととも
    に前記ドアを開扉させるワンモーション開扉機構と、前
    記内側オープンハンドル19の前記開扉操作を前記ワン
    モーション開扉機構に伝達する連結状態と前記内側オー
    プンハンドル19の前記開扉操作を前記ワンモーション
    開扉機構に伝達しない空振状態とに切り替わる空振機構
    とからなり、前記空振機構は前記アンチセフト機構が前
    記アンチセフト状態の時は前記空振状態に前記アンチセ
    フト機構が前記アンチセフト解除状態の時は前記連結状
    態に切り替わるように前記アンチセフト機構に関連的に
    連絡したアンチセフト機構付車両ドアラッチ装置におけ
    るワンモーション開扉機構。
  2. 【請求項2】 回転すると車両ドアを開扉するラチェッ
    トレバー35と、前記ドアの外側オープンハンドル25
    の開扉回転で変移するオープンレバー22と、前記オー
    プンレバー22の前記変移を前記ラチェットレバー35
    に伝達して前記ラチェットレバー35を回転させるアン
    ロック位置Xと前記オープンレバー22の前記変移を前
    記ラチェットレバー35に伝達しないロック位置Yとに
    切り替わるロックレバー23と、前記ロックレバー23
    の前記ロック位置Yから前記アンロック位置Xへの切替
    を前記ロックレバー23に対する機械的な当接を持って
    不能にするブロック位置と前記ロックレバー23の前記
    ロック位置Yから前記アンロック位置Xへの前記切替を
    可能にする非ブロック位置とに切り替わるブロック体6
    6とを有するものにおいて、前記ラチェットレバー35
    は回転すると前記ロック位置Yの前記ロックレバー23
    を前記アンロック位置Xに復帰させることができる構成
    とし、前記ラチェットレバー35の近傍には回転すると
    前記ラチェットレバー35を回転させるインナーレバー
    21を設け、前記インナーレバー21と前記ドアの内側
    オープンハンドル19との間には前記内側オープンハン
    ドル19の開扉操作を前記インナーレバー21に伝達し
    て前記インナーレバー21を回転させる連結状態と前記
    内側オープンハンドル19の前記開扉操作を前記インナ
    ーレバー21に伝達しない空振状態とに切り替わる空振
    機構とを介在させ、前記空振機構は前記ブロック体66
    が前記ブロック位置の時は前記空振状態に前記ブロック
    体66が前記非ブロック位置の時は前記連結状態に切り
    替わるように前記ブロック体66に関連的に連絡したア
    ンチセフト機構付車両ドアラッチ装置におけるワンモー
    ション開扉機構。
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