JP2000344953A - クロロプレン系ゴム組成物 - Google Patents

クロロプレン系ゴム組成物

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JP2000344953A
JP2000344953A JP11162004A JP16200499A JP2000344953A JP 2000344953 A JP2000344953 A JP 2000344953A JP 11162004 A JP11162004 A JP 11162004A JP 16200499 A JP16200499 A JP 16200499A JP 2000344953 A JP2000344953 A JP 2000344953A
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Japan
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chloroprene
rubber
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metal
chloroprene rubber
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JP11162004A
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Kazutomi Aoki
一臣 青木
Yasushi Abe
靖 阿部
Yoshihiko Matsuzawa
吉彦 松沢
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Denka Co Ltd
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Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加硫接着性に優れ、かつ動倍率が小さく優れ
た防振特性を兼ね備えた加硫接着体を提供する。 【解決手段】 クロロプレン系ゴムとエポキシ系可塑剤
を含有することを特徴とするクロロプレン系ゴム組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロロプレン系ゴ
ムとエポキシ系可塑剤を含有したクロロプレン系ゴム組
成物およびそれと金属との加硫接着体に関するものであ
り、更に詳しくは、加硫接着性に優れ、かつ動倍率が小
さく優れた防振特性を兼ね備えたクロロプレン系ゴム組
成物およびその加硫接着体を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】防振部材に使用されるゴム材料としては
動倍率が比較的小さい天然ゴムが最も適しているとされ
金属との加硫接着体として使用されている。しかし、天
然ゴムは、優れた機械特性と防振特性は有しているもの
の耐オゾン性、耐熱性等の長期耐久性が十分でない問題
を抱えている。一方、金属と加硫接着して成形される防
振部材は、ゴム組成物の性能に加えてゴムと金属との加
硫接着性も重要なファクターである。例えば、自動車用
防振ゴム等の信頼性を向上させるため、防振性能に加え
て金属と強固に加硫接着させる技術の要望も高まってき
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、天然ゴ
ムよりも耐オゾン性および耐熱性等の耐久性が優れてい
るクロロプレン系ゴムに着目し、金属と加硫接着してな
る防振部材への適用を試みた。しかしながら、従来知ら
れているクロロプレン系ゴム組成物と金属との加硫接着
体では防振性能と加硫接着性、更にはその他の特性を同
時に満足するものはなく、これらの性能を同時に満足す
る新たなゴム組成物と金属との加硫接着体が求められ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意検討を重ねたところ、クロロプレン
系ゴムとエポキシ系可塑剤を組み合わせることにより、
その達成が可能なことを見出し、本発明を完成させた。
すなわち本発明は、クロロプレン系ゴムとエポキシ系可
塑剤を含有するクロロプレン系ゴム組成物およびそれを
用いることにより金属との加硫接着性を改善した加硫接
着体である。また本発明は、エポキシ系可塑剤がエポキ
シ化大豆油、エポキシ化あまに油、エポキシ化あまに油
脂肪酸ブチル、エポキシ化不飽和脂肪酸エステル類、エ
ポキシシクロヘキサン誘導体から選ばれた1種または2
種以上である上記のクロロプレン系ゴム組成物である。
また、本発明は、クロロプレン系ゴムがキサントゲン変
性クロロプレン系ゴム、メルカプタン変性クロロプレン
系ゴムおよび硫黄変性クロロプレン系ゴムから選ばれた
1種または2種以上であるクロロプレン系ゴム組成物で
ある。更に、本発明は上記のクロロプレン系ゴム組成物
と金属との加硫接着体からなる防振部材である。
【0005】以下、本発明について更に詳細に説明す
る。本発明のクロロプレン系ゴム組成物におけるゴム成
分は、クロロプレン系ゴムを主成分とするものである
が、クロロプレン系ゴムの他に、必要に応じて天然ゴ
ム、ブチルゴム、BR、NBR、EPDM等を含有する
ことができる。
【0006】本発明のクロロプレン系ゴムは、クロロプ
レンの単独重合体またはクロロプレンと他の共重合可能
な単量体1種以上との混合物(以下、クロロプレン系単
量体と称する)を重合させて得られた共重合体(以下、
しばしばクロロプレン系ゴムと称する)である。クロロ
プレンと共重合可能な単量体としては、例えば、2,3
−ジクロロ−1,3−ブタジエン、1−クロロ−1,3
−ブタジエン、硫黄、スチレン、アクリロニトリル、メ
タクリロニトリル、イソプレン、ブタジエン並びにアク
リル酸、メタクリル酸及びこれらのエステル類などであ
り、本発明の目的を満たす範囲で用いることができる。
【0007】本発明で用いるクロロプレン系ゴムを得る
重合方法には特に制限はなく、通常の重合方法が使用で
き、クロロプレン系単量体をクロロプレンの重合に一般
に用いられる重合開始剤の存在下に、通常用いられる方
法により乳化重合して得ることができる。この乳化重合
を実施する場合の乳化剤は特に制限はなく、一般にクロ
ロプレンの乳化重合に使用される乳化剤、例えば炭素数
が6〜22の飽和または不飽和の脂肪酸のアルカリ金属
塩、ロジン酸または不均化ロジン酸のアルカリ金属塩、
β−ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物のアルカ
リ金属塩などが用いられる。
【0008】クロロプレン系ゴムはクロロプレン系単量
体の重合体であり、一般に乳化重合により製造される
が、分子量調節剤の種類により、イオウ変性タイプ、メ
ルカプタン変性タイプ、キサントゲン変性タイプに分類
される。イオウ変性タイプは、イオウとクロロプレン系
単量体を共重合したポリマーをチウラムジスルフィドで
可塑化し、所定のムーニー粘度に調整するものである。
メルカプタン変性タイプは、n−ドデシルメルカプタ
ン、tert−ドデシルメルカプタン、オクチルメルカ
プタン等のアルキルメルカプタン類を分子量調節剤に使
用するものである。また、キサントゲン変性タイプは、
アルキルキサントゲン化合物を分子量調節剤に使用する
ものである。
【0009】本発明のクロロプレン系ゴムとしては、上
記のいずれの変性タイプも使用可能であるが、加工性、
引張強度等の力学特性および耐低温性、耐スコーチ性、
耐熱老化性、圧縮永久歪等が良好で、しかも低動倍率を
示すことから、キサントゲン変性タイプが最も好まし
い。
【0010】キサントゲン変性タイプに用いられるアル
キルキサントゲン化合物の具体例としては、ジメチルキ
サントゲンジスルフィド、ジエチルキサントゲンジスル
フィド、ジイソプロピルキサントゲンジスルフィド、ジ
イソブチルキサントゲンジスルフィドなどがある。アル
キルキサントゲン化合物の使用量は、クロロプレン系重
合体の分子量、あるいは、重合体を単離して得られるク
ロロプレン系ゴムのムーニー粘度が適正となるように選
定される。アルキル基の構造や目標とする分子量によっ
て異なるが、一般にはクロロプレン系単量体100重量
部に対して0.05〜5.0重量部、好ましくは0.3
〜1.0重量部の範囲で用いられる。
【0011】重合開始剤としては、クロロプレンの乳化
重合に一般に用いられる公知の過硫酸カリウム、過硫酸
アンモニウム、過硫酸ナトリウム、過酸化水素、t−ブ
チルハイドロパーオキサイドなどの有機過酸化物類が用
いられる。
【0012】本発明においては重合温度及びモノマーの
最終転化率は特に制限されないが、重合温度は0〜50
℃であることが好ましく、更に20〜50℃であること
が好ましい。また、モノマー転化率は60〜90%の範
囲に入るように行うことが好ましいく、この添加率に達
した時点で重合禁止剤を少量添加して重合を停止させ
る。重合禁止剤としては、例えば、チオジフェニルアミ
ン、4−ターシャリーブチルカテコール、2,2−メチ
レンビス−4−メチル−6−ターシャリーブチルフェノ
ールなどの通常用いられる禁止剤が用いられる。
【0013】未反応の単量体は、例えば、スチームスト
リッピング法によって除去し、その後、ラテックスのp
Hを調整し、常法の凍結凝固、水洗、熱風乾燥などによ
り重合体を単離することができる。
【0014】本発明で用いるエポキシ系可塑剤は、分子
中にエポキシ基を有する可塑剤であれば種類に限定され
るものではないが、エポキシ化大豆油、エポキシ化あま
に油、エポキシ化あまに油脂肪酸ブチル、エポキシ化不
飽和脂肪酸エステル、エポキシシクロヘキサン誘導体か
ら選ばれた1種または2種以上であることが好ましい。
更に、エポキシ化大豆油としては、分子量が約1000
程度でオキシラン酸素量が6.0重量%以上のものが好
ましい。エポキシ化あまに油としては、分子量が約10
00程度でオキシラン酸素量が8.0重量%以上のもの
が好ましい。また、エポキシ化不飽和脂肪酸エステル類
としては、分子量が約350程度以上でオキシラン酸素
量が4.0%重量以上のものが好ましい。また、エポキ
シシクロヘキサン誘導体としては、エポキシヘキサヒド
ロフタル酸ジ2−エチルヘキシル、エポキシヘキサヒド
ロフタル酸ジn−オクチル、エポキシヘキサヒドロフタ
ル酸ジエポキシステアリル等が挙げられ、オキシラン酸
素量が3.5%以上のものをが好ましい。
【0015】本発明に用いられるエポキシ系可塑剤の添
加量は、加硫接着性と防振性能のバランスから、クロロ
プレン系ゴム100重量部に対し0.1重量部から20
重量部が好ましく、0.5重量部から10重量部が更に
好ましく、0.5重量部から8.0重量部が特に好まし
い。0.1重量部より少ないと金属との加硫接着性が十
分改良されず、また、20重量部より多い場合は防振性
能が著しく低下する。
【0016】本発明に用いられる加硫剤には特に制限は
ないが、金属酸化物が好ましく、具体的には酸化亜鉛、
酸化マグネシウム、酸化鉛、三酸化鉄、二酸化チタン、
酸化カルシウム等が挙げられる。これらは2種以上を併
用して用いることもできる。また、下記の加硫促進剤と
併用することにより更に効果的に加硫を行うこともでき
る。これらの加硫剤の添加量はクロロプレン系ゴム10
0重量部に対して3〜15重量部が好ましい。
【0017】加硫促進剤としては、クロロプレン系ゴム
の加硫に一般に用いられるチオウレア系、グアニジン
系、チウラム系、チアゾール系の加硫促進剤が使用でき
るが、チオウレア系のものが好ましい。チオウレア系の
加硫促進剤としては、エチレンチオウレア、ジエチルチ
オウレア、トリメチルチオウレア、トリエチルチオウレ
ア、N,N’−ジフェニルチオウレアなどが挙げられ、
特に加工安全性と低圧縮永久ひずみを有するトリメリル
チオウレアが好ましい。また加硫促進剤は、上記に挙げ
たものを2種以上を併用して用いてもよい。これらの加
硫促進剤の添加量はクロロプレン系ゴム100重量部に
対して0.5〜5重量部が好ましい。
【0018】本発明で使用する金属は特に限定しない
が、防振部材用の金属としては一般に鋼鉄が最も多く使
用されており、本発明においてもこれが使用できる。他
に、ステンレス、亜鉛、銅、真鍮、アルミニウム等、更
にこれらの合金が挙げられる。また、これらの金属は目
的に応じて亜鉛メッキ、クロムメッキ、銅メッキ、黄銅
メッキ等が施されていてもよい。
【0019】防振部材に使用される金属とゴムとをより
強固に加硫接着させるためには、金属に接着剤処理を行
うことが一般的に行われているが、本発明においても極
めて有効である。本発明のクロロプレン系ゴム組成物と
金属を加硫接着させるための接着剤としてはLOAD社
製のケムロック205(一層塗り)とケムロック220
(二層塗り)の組み合わせや東洋化学研究所製のメタロ
ックGS、メタロックP、メタロックPA、メタロック
GT、Firestone社のLoxite3040、
Borg−Warner Corp製のTy Ply
S、Daytonchemical Products
Lab製のThixon NM−2、Thixon
P−4とNM−2の併用系、あるいはThixon X
D−9263とNM−2の併用系、あるいはBayer
社製Desmodur R、ICI社製のVulcab
ond TX等が使用可能であるが金属の種類によって
適宜選択することが必要である。鋼鉄に対しては、ケム
ロック205と220あるいは252Xの併用系、また
はメタロックPA−4とケムロック220の併用系が好
適である。
【0020】本発明のクロロプレン系ゴム組成物は、従
来よりクロロプレン系ゴムに使用されている各種の添加
剤を用途に応じて目標物性に到達するように配合するこ
とができる。添加剤としては、補強剤、軟化剤、加工助
剤、老化防止剤等が挙げられる。
【0021】補強剤としてはカーボンブラック、シリカ
等が挙げられ、ゴムの機械強度を増大させるために用い
られる。補強剤の添加量は、一般的には、ゴム100重
量部に対して20〜80重量部程度である。また、炭酸
カルシウム、クレー、タルク等の充填剤も必要に応じて
添加することができる。
【0022】軟化剤としては、潤滑油、プロセスオイ
ル、パラフィン、流動パラフィン、ワセリン、石油アス
ファルト等の石油系軟化剤、ナタネ油、アマニ油、ヒマ
シ油、ヤシ油等の脂肪油系軟化剤が挙げられ、ゴム10
0重量部に対して40重量部程度まで添加できる。
【0023】加工助剤としては、ステアリン酸等の脂肪
酸が挙げられ、ゴム100重量部に対して0.5〜5重
量部程度まで添加できる。
【0024】老化防止剤としては、アミン系、イミダゾ
ール系、カルバミン酸金属塩、フェノール系、ワックス
等が挙げられ、ゴム100重量部に対して0.5〜10
重量部程度添加することができる。
【0025】本発明のクロロプレン系ゴム組成物は、良
好な加工性を有するため、通常のクロロプレン系ゴムと
同様の方法で、ニーダー、バンバリーまたはロール等の
混練り機によって混合し、目的に応じた形状に成形加工
し成形加硫物を得ることが出来る。また、エポキシ系可
塑剤は、クロロプレンの重合初期および途中段階または
重合終了後に添加し、予めクロロプレン系ゴム中に含有
させた後、ラテックスのpHを調製し、常法の凍結凝
固、水洗、熱風乾燥させて使用することも可能である。
具体的には各成分を加硫温度以下の温度で混練し、次い
でその混練物を各種形状に成形して金属と加硫接着さ
せ、加硫接着体を得る。加硫時の温度や加硫時間は適宜
設定することができる。加硫温度は130〜200℃が
好ましく、140〜190℃が更に好ましい。
【0026】本発明のクロロプレン系ゴム組成物と金属
との加硫接着体は、ゴムの機械特性に加えて防振性能と
金属との加硫接着性および耐熱性、耐オゾン性等の耐久
性がバランスしていることから、防振部材への用途に使
用できる。防振部材としては限定されないが、特に、要
求性能が一段と厳しい自動車用防振ゴムに好適である。
自動車用防振ゴムとしては、エンジンマウント、トーシ
ョナルダンパー、ラバーブッシュ、ストラットマウン
ト、バウンドバンパー、ヘルパーラバー、メンバマウン
ト、スタビブッシュ、空気ばね、センターサポートベア
リング、ゴム入りプロペラシャフト、防振レバー、コン
パニヨンダンパー、ダンピングラバー、アイドラーアー
ムブッシュ、ステアリングコラムブッシュ、カップリン
グラバー、ボデーマウント、マフラーサポート、ダイナ
ミックダンパー、パイピングラバー等が挙げられる。ま
た、鉄道関係では、防振まくらぎ、防振ハンガ、橋梁シ
ュー、シュー座等に用いることができる。更に、船舶、
航空機、土木関係、建築関係、産業機械等の防振部材へ
の展開も可能である。
【0027】
【実施例】以下に実施例により本発明を詳しく説明する
が、本発明は下記の実施例により限定されるものではな
い。 実施例1〜2、比較例 表1に示す配合処方により、8インチロールを用いて配
合して得たクロロプレン系ゴム組成物を用いて加硫接着
性を評価し、また加硫物について物性試験を行ない、結
果を表1に示した。油圧プレスにて160℃×20分加
硫した試験片の引張強度、伸び、硬度等の力学的特性
は、JIS K6251に準拠し、防振特性の評価はJ
IS K6386に従って求めた静的せん断弾性率(G
s)と周波数100Hz、振幅0.1%の振動を与えた
時の貯蔵弾性率(E’)から求められた動倍率(E’/
3Gs)によって行った。また160℃×30分加硫し
たサンプルの圧縮永久ひずみ試験は、JIS K626
2に準拠して行った。加硫接着は、予め金属試験片にサ
ンドブラストを施し、更に、脱脂処理後接着剤処理とし
て、刷毛にてケムロック205を2回下塗りし、次いで
ケムロック220を2回上塗りして接着試験に供した。
加硫接着性は油圧プレスにて170℃×20分行い、加
硫接着性の評価は、JIS K6256(加硫ゴムの接
着試験方法)の金属片とゴムの90度剥離試験に基づき
実施した。なお、金属片は、鉄(JIS G3141:
SPCC−SD)を使用した。
【0028】
【表1】
【0029】表1で用いた材料は下記の通り。 1)ユニロイヤル社製老化防止剤 オクタミン 2)SRF級カーボンブラック 3)石油系プロセスオイル 4)粘度1200cP/20℃、オキシラン酸素量9.
0重量% 5)粘度503cP/20℃、オキシラン酸素量6.8
重量%
【0030】
【発明の効果】表1に示したように、本発明のクロロプ
レン系ゴム組成物は金属との接着性が良好でかつ低い動
倍率を示し、防振部材として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AB01B AK28A AN02A BA02 CA04A GB90 JH02 4J002 AC091 AC111 CD162 DE077 DE087 DE107 DE117 DE137 DE157 EL026 ER028 EV128 EV168 EV328 FD010 FD020 FD022 FD026 FD030 FD147 FD158 FD200

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロロプレン系ゴムとエポキシ系可塑剤
    を含有することを特徴とするクロロプレン系ゴム組成
    物。
  2. 【請求項2】 エポキシ系可塑剤がエポキシ化大豆油、
    エポキシ化あまに油、エポキシ化あまに油脂肪酸ブチ
    ル、エポキシ化不飽和脂肪酸エステル、エポキシシクロ
    ヘキサン誘導体から選ばれた1種または2種以上である
    ことを特徴とする請求項1記載のクロロプレン系ゴム組
    成物。
  3. 【請求項3】 クロロプレン系ゴムがキサントゲン変性
    クロロプレン系ゴム、メルカプタン変性クロロプレン系
    ゴムおよび硫黄変性クロロプレン系ゴムから選ばれた1
    種または2種以上であることを特徴とする請求項1また
    は2記載のクロロプレン系ゴム組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1または2または3記載のクロロ
    プレン系ゴム組成物と金属との加硫接着体。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の加硫接着体からなる防振
    部材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005178181A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Bridgestone Corp 免震ゴムの製造方法

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