JP2000343934A - ヒートポンプ式車両用空調装置 - Google Patents

ヒートポンプ式車両用空調装置

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JP2000343934A
JP2000343934A JP11161695A JP16169599A JP2000343934A JP 2000343934 A JP2000343934 A JP 2000343934A JP 11161695 A JP11161695 A JP 11161695A JP 16169599 A JP16169599 A JP 16169599A JP 2000343934 A JP2000343934 A JP 2000343934A
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refrigerant
heat exchanger
bypass
air conditioner
compressor
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Toyotaka Hirao
豊隆 平尾
Makoto Fujitani
誠 藤谷
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 房運転時にエバポレータとして機能している
室外熱交換器に霜が付かないようにしたヒートポンプ式
車両用空調装置の提供を目的とする。 【解決手段】 室内熱交換器1と、室外熱交換器3と、
圧縮機21、絞り抵抗22及び四方弁23を具備してな
るコンプレッサユニットとが冷媒流路CLにより連結さ
れ、冷媒の流れ方向を切り換えて冷房運転及び暖房運転
を実施するヒートポンプ式車両用空調装置であって、冷
媒流路CLにホットガスバイパス25及び液バイパス2
6を形成して電磁弁28を設け、暖房運転時に室外熱交
換器3後流側に設けた圧力スイッチ29が所定値以下の
低圧を検知すると電磁弁28を開いて、室外熱交換器3
をバイパスさせて圧縮機21へ冷媒を戻すフロスト防止
運転を実施するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両に
設置されるヒートポンプ式車両用空調装置に関するもの
である。特に、暖房運転時において、室外熱交換器に霜
が付かないようにしたフロスト防止運転に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、大気環境への改善要求、地球環境
問題に伴い、低公害車、代替エネルギ車に対する導入ニ
ーズが高まりを見せている。この中で、エネルギ源を天
然ガスなどに置き換える場合は、基本的には燃料のみの
変更であってもともとの内燃機関エンジン(以下エンジ
ンと呼ぶ)があるため、空調装置(以下エアコンと呼
ぶ)に関する基本構成の変更は不要である。
【0003】しかし、代替エネルギ車の有力候補のひと
つである電気自動車やハイブリッド車(駆動源として電
動モータとエンジンとを併用)に従来車のエアコンをそ
のまま適用すると、暖房運転時の熱源や冷房運転時の圧
縮機駆動源を見直す必要が生じてくる。すなわち、暖房
運転時においては、従来車のように加熱源となるエンジ
ン冷却水が全くない(電気自動車)か、あるいは、エン
ジンを停止して電動モータのみで走行するというモータ
走行モードがあるため十分な温水が得られない(ハイブ
リッド車)という問題が生じてくる。また、冷房運転時
においては、従来車のように圧縮機の駆動源をエンジン
にのみたよることはできず、他の駆動源を設ける必要が
ある。たとえばハイブリッド車の場合、電動モータのみ
で走行するモータ走行モードがあったり、あるいは、エ
ンジンで走行していても停車時にはエンジンを停止して
アイドリング運転を行わないようにしたものもあるた
め、圧縮機の駆動源がエンジンのみでは安定したエアコ
ンの運転が不可能になる。
【0004】このような背景から、電気自動車やハイブ
リッド車などの車両に設置するエアコンとして、家庭用
の冷暖房エアコン等に利用されているヒートポンプ式を
採用することが行われている。図4は従来のヒートポン
プ式車両用空調装置の概略構成例を示したもので、図中
の符号1は室内熱交換器、2はコンプレッサユニット、
3は室外熱交換器、4は外気吸い込みファンである。こ
の場合、室外熱交換器3はコンプレッサユニット2など
とともに動力室内に設置され、外気吸い込みファン4を
正転作動させることにより、動力室内に外気を導入する
ことができるようになっている。
【0005】上述した従来構成では、冷媒が下記のよう
に冷媒流路CLを循環して車室内の冷暖房を実施する。
暖房運転時の冷媒は、図中に実線矢印で示すように時計
廻りに循環する。コンプレッサユニット2内の圧縮機2
1で高温高圧の気体となった冷媒は、室内熱交換器1に
送られて車外の空気(外気)または車室内空気(内気)
と熱交換する。この結果、外気または内気(以下吸入空
気と呼ぶ)は高温高圧の気体冷媒から熱を奪って温風と
なり、同時に、高温高圧の気体冷媒は熱を奪われて凝縮
液化し、高温高圧の液冷媒となる。続いて、高温高圧の
液冷媒はコンプレッサユニット2の絞り抵抗22を通過
することで低温低圧の液冷媒となって室外熱交換器3へ
送られるが、室外熱交換器3では、低温低圧の液冷媒が
外気から熱を汲み上げ、蒸発気化することで低温低圧の
気体冷媒となる。この低温低圧の気体冷媒は、再度コン
プレッサユニット2へ送られて圧縮され、高温高圧の気
体となる。以下、上述した過程を繰り返す。すなわち、
暖房運転時においては、室外熱交換器3がエバポレータ
として機能し、室内熱交換器1が凝縮器として機能して
いる。
【0006】冷房・除湿運転時の冷媒は、図中に破線矢
印で示すように反時計廻りに循環する。この場合、冷媒
の流れ方向は、コンプレッサユニット2内の4方弁23
を操作して切り換えられる。コンプレッサユニット2内
の圧縮機21で高温高圧の気体となった冷媒は、室外熱
交換器3へ送られて外気と熱交換する。この結果、冷媒
は外気に熱を与えて凝縮液化し、高温高圧の液冷媒とな
る。このようにして高温高圧の液冷媒となった冷媒は、
コンプレッサユニット2内の絞り抵抗22を通過して低
温低圧の液冷媒となり、室内熱交換器1に送られる。続
いて、低温低圧の液冷媒は、室内熱交換器1で吸入空気
から熱を奪って冷却するので、冷風を車室内に供給で
き、同時に、冷媒自身は蒸発気化して低温低圧の気体冷
媒となる。こうして低温低圧の気体となった冷媒は、再
度コンプレッサユニット2内の圧縮機21に送られて圧
縮され、高温高圧の気体となる。以下、上述した過程を
繰り返す。すなわち、冷房運転時においては、室内熱交
換器1がエバポレータとして機能し、室外熱交換器3が
凝縮器として機能している。
【0007】また、上述したヒートポンプ式車両用空調
装置が駆動用のエンジンEを備えている場合には、暖房
運転時におけるエンジン排熱の有効利用が望まれる。こ
のため、エンジン冷却水を熱源として導入する暖房用熱
交換器(暖房用の加熱手段)として、ヒータコア5を室
内熱交換器1とともに空調部ユニット6内に設置したヒ
ートポンプ式車両用空調装置が開発されている。この場
合、暖房運転可能な温水が十分に得られる状況ではヒー
タコア5のみによる暖房運転を実施することも可能であ
り、また、ヒートポンプ式空調装置による暖房運転とヒ
ータコア5による暖房運転とを併用することも可能であ
る。暖房用の加熱手段は、たとえば電気自動車のように
エンジンEを備えていない場合、ヒータコア5に変えて
電気ヒータを採用することも可能である。なお、図中の
符号7は送風用ファンとして空調部ユニット6に設けら
れたブロワファン、24はアキュムレータである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のヒートポンプ式車両用空調装置では、暖房運転を実
施することによって、室外熱交換器3が外気より低温
(たとえば−7℃)となって熱をもらうため、その外表
面に霜が付着する。これを放置して暖房運転を継続する
と、室外熱交換器3のフィンが霜で覆われてしまうた
め、外気と遮断されることによって熱交換効率が著しく
低下する。このため、暖房運転を実施するのが困難にな
り、いわゆるデフロスト運転が必要になる。
【0009】デフロスト運転は、暖房運転が必要な状況
において冷房運転と同様の運転、すなわち室外熱交換器
3が凝縮器として機能するように運転することで付着し
た霜をとかすものであるため、空調空気の吹出温度が低
下して良好な暖房フィーリングを得られなくなるという
問題を有している。従って、暖房運転時においては、乗
員に快適な車室内環境を提供するという観点から、エバ
ポレータとして機能している室外熱交換器に霜が付かな
いようにして、デフロスト運転を実施しなくてすむよう
にするのが望ましい。
【0010】上記事情に鑑み、本発明においては、暖房
運転時にエバポレータとして機能している室外熱交換器
に霜が付かないようにしたヒートポンプ式車両用空調装
置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては以下の手段を採用した。請求項1
に記載のヒートポンプ式車両用空調装置は、冷媒と吸入
空気との間で熱交換を行う室内熱交換器と、冷媒と外気
との間で熱交換を行う室外熱交換器と、圧縮機、絞り抵
抗及び四方弁を具備してなるコンプレッサユニットとが
冷媒流路により連結され、前記冷媒の流れ方向を切り換
えて冷房運転及び暖房運転を実施するヒートポンプ式車
両用空調装置であって、前記冷媒流路にホットガスバイ
パス及び液バイパスを形成してバイパス開閉弁を設け、
暖房運転時に前記室外熱交換器後流側に設けた冷媒圧力
検知手段が所定値以下の低圧を検知すると前記バイパス
開閉弁を開いて、前記室外熱交換器をバイパスさせて前
記圧縮機へ冷媒を戻すフロスト防止運転を実施するよう
に構成したことを特徴とするものである。
【0012】この場合、暖房用の加熱手段を備え、前記
フロスト防止運転時に前記加熱手段による暖房運転を行
うようにするとよい。また、前記冷媒圧力検知手段とし
ては、圧力スイッチを用いるとよい。
【0013】このようなヒートポンプ式車両用空調装置
によれば、冷媒圧力検知手段が所定値以下の低圧を検知
したときにバイパス開閉弁を開けると、室外熱交換器を
冷媒がバイパスして流れるヒートポンプ運転が実施され
る。すなわち、室外熱交換器がエバポレータとして使用
されないフロスト防止運転が行われ、結果的に室外熱交
換器後流側の冷媒圧力(LP)が上昇するので、室外熱
交換器に霜が付着するのを防止することができる。この
時、加熱手段による暖房運転を行えば、ヒートポンプ式
車両用空調装置の暖房能力を向上させることができる。
【0014】請求項4に記載のヒートポンプ式車両用空
調装置は、冷媒と吸入空気との間で熱交換を行う室内熱
交換器と、冷媒と外気との間で熱交換を行う室外熱交換
器と、圧縮機、絞り抵抗及び四方弁を具備してなるコン
プレッサユニットとが冷媒流路により連結され、前記冷
媒の流れ方向を切り換えて冷房運転及び暖房運転を実施
するヒートポンプ式車両用空調装置であって、前記冷媒
流路にホットガスバイパス及び液バイパスを形成してバ
イパス開閉弁を設け、暖房運転時に外気温度が所定値以
下の低温になると前記バイパス開閉弁を開いて、前記室
外熱交換器をバイパスさせて前記圧縮機へ冷媒を戻すフ
ロスト防止運転を実施することを特徴とするものであ
る。
【0015】この場合、暖房用の加熱手段を備え、前記
フロスト防止運転時に前記加熱手段による暖房運転を行
うことが好ましい。また、前記ホットガスバイパス及び
前記液バイパスの冷媒通過流量は、外気条件に応じて調
整可能としてもよい。
【0016】このようなヒートポンプ式車両用空調装置
によれば、外気温度が所定値以下の低温時にバイパス開
閉弁を開いて室外熱交換器を使用しないフロスト防止運
転を実施するようにしたので、室外熱交換器に霜が付着
するのを防止できる。この時、加熱手段による暖房運転
を行えば、ヒートポンプ式車両用空調装置の暖房能力を
向上させることができる。また、前記ホットガスバイパ
ス及び前記液バイパスの冷媒通過流量を外気条件に応じ
て調整可能とすれば、最適のフロスト防止運転が可能と
なる。
【0017】請求項7に記載のヒートポンプ式車両用空
調装置は、冷媒と吸入空気との間で熱交換を行う室内熱
交換器と、冷媒と外気との間で熱交換を行う室外熱交換
器と、圧縮機、絞り抵抗及び四方弁を具備してなるコン
プレッサユニットとが冷媒流路により連結され、前記冷
媒の流れ方向を切り換えて冷房運転及び暖房運転を実施
するヒートポンプ式車両用空調装置であって、前記四方
弁と前記室内熱交換器とを連結する冷媒流路から分岐さ
せたホットガスバイパスと、前記室内熱交換器と前記絞
り抵抗とを連結する冷媒流路から分岐させた液バイパス
とを合流させた合流部にバイパス開閉弁を設け、該合流
部を前記四方弁と前記圧縮機吸入側とを連結する冷媒流
路に接続したことを特徴とするものである。
【0018】このようなヒートポンプ式車両用空調装置
によれば、暖房運転時に室外熱交換器をバイパスして冷
媒を循環させるフロスト防止運転を実施できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態として
のヒートポンプ式車両用空調装置を搭載したハイブリッ
ド車について、図面に基づいて説明する。図2におい
て、符号の10はハイブリッド車であり、車体前部に前
輪駆動用のモータMを内蔵したドライブユニット11を
備え、車体後部の動力室内には後輪駆動用のエンジンE
を備えている。このハイブリッド車10は、低速時はモ
ータMを駆動源とする前輪駆動車として走行し、一定速
度以上の高速時においては駆動源をエンジンEに切り替
えて後輪駆動車として走行する。また、モータMを車体
前部に設けたため、搭載スペース上の理由および空気抵
抗(Cd値)の低減を考慮し、エンジンEを車体後部に
設けている。なお、エンジンEとモータMとが同時に駆
動源として起動され、四輪駆動車として走行する場合も
ある。
【0020】図2において、符号の12はモータMの電
源となるバッテリであり、13はエンジンEの駆動力を
電力に変換してバッテリ12に蓄積するモータ・ジェネ
レータ・ユニットである。このモータ・ジェネレータ・
ユニット13には発電用モータ(図示省略)が搭載され
ており、該発電用モータにエンジンEの駆動力が伝達さ
れることによって発電が行われる。モータ・ジェネレー
タ・ユニット13はまた、電力によって発電用モータを
駆動させることにより、バッテリ12に蓄積された電力
を駆動力に変換する機能も有する。なお、符号の50
は、エンジンEに設けられたI/C(インタークーラ)
・EGRシステムである。
【0021】また、14はエンジンE冷却用のラジエー
タであり、15はエンジン冷却用ラジエータ14と併設
されたパワエレ用ラジエータである。パワエレ用ラジエ
ータ15は駆動用モータM、モータ・ジェネレータ・ユ
ニット13、さらにはI/C・EGRシステム50を冷
却するためのものである。これらエンジン冷却用ラジエ
ータ14、パワエレ用ラジエータ15はラジエータ冷却
用ファン16を備えており、車体側面から吸い込んだ外
気を通過させて冷却することで動力室(エンジンルー
ム)内周囲の空気に放熱されるようになっている。さら
に、エンジンEの熱をバッテリ12に与えるバッテリ熱
交換器17が設けられている。
【0022】次に、このハイブリッド車10に搭載され
るエアコンについて説明する。図1及び図2において、
符号の2は冷媒を圧縮するコンプレッサユニット、3は
室外熱交換器、4は外気吸い込みファン、6はHPVM
(Heat Pump Ventilating Module)と呼ばれる空調部ユ
ニットであり、内部にはブロワファン7、室内熱交換器
1、ヒータコア5などを備えている。室外熱交換器3
は、車体後部に配置されたエンジンルーム内の右側面部
に設けられ、外気吸い込みファン4の作動によって車体
側面の開口部から吸い込んだ外気と強制的に熱交換され
る。空調部ユニット6は車体後部の中央に設けられ、同
空調部ユニット6前面には車体下部中央に沿って車体前
方に延びるダクト18が接続されている。ダクト18は
筒状に形成されているとともに、同ダクト18の中央部
および前端部にはそれぞれ吹出部19a,19bが設け
られている。この場合、吹出部19aが後席用、吹出部
19bが前席用であるが、必要に応じて適宜増減が可能
である。
【0023】空調部ユニット6は、ブロワファン7の作
動により車外から吸引した外気または車室内から吸引し
た内気を室内熱交換器1、ヒータコア5を通過させるこ
とで、冷暖房及び除湿を行って空気調和を実施するモジ
ュールである。室外熱交換器3は、コンプレッサユニッ
ト2及び室内熱交換器1と冷媒流路CLにより接続され
てヒートポンプ式空調装置を構成している。コンプレッ
サユニット2内には、圧縮機21、アキュムレータ2
4、四方弁23、及び膨張弁等の絞り抵抗22を具備し
ており、圧縮機21を運転することで冷媒を循環させて
ヒートポンプ運転が実施される。
【0024】以下、ヒートポンプ式空調装置による空調
運転を冷房・除湿運転及び暖房運転に分けて説明する。
最初に暖房運転について説明する。この時の冷媒の流れ
は、図1において時計廻り(実線矢印で表示)となる。
さて、圧縮機21では、低温低圧の気体冷媒を吸引して
圧縮し、高温高圧の気体冷媒として四方弁23へ送り出
す。この時、四方弁23は室内熱交換器1へ冷媒を送る
ように設定されているので、高温高圧の気体冷媒が冷媒
流路CLを通って室内熱交換器1へ送られ、ブロワファ
ン7で吸引された内気または外気(以下吸入空気)と熱
交換して暖める。すなわち、高温高圧の気体冷媒が吸入
空気に熱を奪われて凝縮液化することで高温高圧の液冷
媒となり、同時に、室内熱交換器1を通過する吸入空気
がこの熱で暖められた温風となって車室内に供給され
る。この場合の室内熱交換器1は、凝縮器として機能し
ている。
【0025】高温高圧の液冷媒となって室内熱交換器1
を出た冷媒は、コンプレッサユニット2内の絞り抵抗2
2で減圧・膨張して低温低圧の液冷媒となり、車体の側
面に沿って設置された室外熱交換器3へ送られる。この
室外熱交換器3は、外気吸い込みファン4で吸い込んだ
外気が通過することで、外気と熱交換して熱を汲み上げ
ることになる。このため、低温低圧の液冷媒は相対的に
温度の高い外気により暖められて蒸発気化し、低温低圧
の気体冷媒となる。この場合の室外熱交換器3は、エバ
ポレータとして機能している。
【0026】こうして、低温低圧の気体となった冷媒は
四方弁23へ送られ、さらにアキュムレータ24で液状
成分が除去された後、再度圧縮機21に吸引されて圧縮
される。以後、同様の冷凍サイクルが繰り返されて、車
室内の暖房が実施される。
【0027】次に冷房運転時について説明するが、この
時の冷媒の流れは図1において反時計廻り(実線矢印で
表示)となる。さて、圧縮機21では、低温低圧の気体
冷媒を吸引して圧縮し、高温高圧の気体冷媒として四方
弁23へ送り出す。この時、四方弁23は室外熱交換器
3へ冷媒を送るように設定されているので、高温高圧の
気体冷媒が冷媒流路CLを通って室外熱交換器3へ送ら
れ、外気吸い込みファン4に吸引された外気と熱交換す
る。この結果、高温高圧の気体冷媒は相対的に低温の外
気に熱を奪われて凝縮液化し、高温高圧の液冷媒とな
る。この場合の室外熱交換器3は、凝縮器として機能し
ている。
【0028】この後、高温高圧の液冷媒は絞り抵抗22
へ送られ、絞り抵抗22を通過する際に減圧・膨張して
低温低圧の液冷媒となる。こうして低温低圧となった液
冷媒は室内熱交換器1へ送られ、ブロワファン7で吸い
込んだ吸入空気と熱交換し、吸入空気から熱を奪って冷
却する。この結果、低温低圧の液冷媒は蒸発気化して低
温低圧の気体冷媒となり、同時に、吸入空気は冷風とな
って車室内に供給される。この場合の室内熱交換器1
は、エバポレータとして機能している。また、室内熱交
換器1を出た低温低圧の気体冷媒は、四方弁23を通っ
てアキュムレータ24へ送られ、冷媒中の液分が除去さ
れる。そして、低温低圧の気体冷媒は、アキュムレータ
24から再度圧縮機21に吸引され、圧縮された後同様
の冷凍サイクルが繰り返されて、車室内の冷房が実施さ
れる。
【0029】さらに、図1に示した空調部ユニット6に
はヒータコア5が設置されている。このヒータコア5
は、ハイブリッド車10に設置されたエンジンEから高
温のエンジン冷却水を導入して通過する吸入空気を加熱
する機能を有している。すなわち、エンジン冷却水が所
定値以上の高温となった場合、エンジン冷却水を暖房の
熱源として使用することができるようにしたものであ
り、通常の暖房運転はこのヒータコア5単独で行うこと
もできる。この場合、上述したヒートポンプ式空調装置
による暖房運転は、ヒータコア5が暖房運転可能な高温
のエンジン冷却水を得られない場合などに補助的に使用
してもよい。
【0030】ところで、上述したヒートポンプ式車両用
空調装置の冷媒流路CLには、ホットガスバイパス25
及び液バイパス26が形成されている。なお、以下の説
明では、暖房運転時の冷媒流れ方向(図1の実線矢印)
を基準にして説明する。ホットガスバイパス25は、四
方弁23と室内熱交換器1との間から分岐した後、四方
弁23とアキュムレータ24との間に接続された冷媒の
バイパス流路であり、その途中には絞り部25aを備え
ている。このようなホットガスバイパス25を流れる冷
媒は、高温高圧の気体(ガス)である。液バイパス26
は、室内熱交換器1の後流側で分岐した後、ホットガス
バイパス25と同様に四方弁23とアキュムレータ24
との間に接続された冷媒のバイパス流路であり、その途
中には絞り部26a及び逆止弁30を備えている。この
ような液バイパス26を流れる冷媒は、高温高圧の液体
である。
【0031】上述したホットガスバイパス25及び液バ
イパス26は、絞り部25a及び絞り部26bの後流側
で合流し、該合流部27にバイパス開閉弁として電磁弁
28を設けてある。この電磁弁28は、室外熱交換器3
の後流側(圧縮機21の上流側)に冷媒圧力検知手段と
して設けた圧力スイッチ29が作動信号を出力したとき
に開くものである。すなわち、室外熱交換器3の後流側
が圧力スイッチ29の作動圧力として設定された所定値
より低圧になったとき、電磁弁28を開いてホットガス
バイパス25及び液バイパス26を冷媒が流れるように
なっている。
【0032】上述した圧力スイッチ29が設置されてい
る室外熱交換器3の後流側は、低温低圧の気体冷媒が流
れる部分である。しかし、室外熱交換器3が霜で覆われ
て熱交換能力が低下すると、室外熱交換器3内で低温低
圧の液冷媒を蒸発気化させることができず、従って、圧
縮機21上流側の圧力LPは圧力スイッチ29に設定さ
れた作動圧力以下の低圧になる。すなわち、圧力スイッ
チ29は、室外熱交換器3の熱交換能力が霜の付着によ
り低下したことを検知する機能を有している。
【0033】こうして電磁弁28が開くことにより、圧
縮機21から送り出される冷媒は、室外熱交換器3をバ
イパスする冷媒回路で、すなわち室外熱交換器3を使用
しない冷媒回路でヒートポンプ運転が行われる。この
時、ホットガスバイパス25を流れる気体の冷媒と液バ
イパス26を流れる液体の冷媒とは、絞り部25a,2
6aの設定により調整でき、気体冷媒と液体冷媒とを適
度に混合することで圧縮機21の冷却及び保護が可能に
なる。このようなヒートポンプ運転を実施することによ
り、圧縮機21の上流側に冷媒が供給されて圧力LPが
上昇するので、室外熱交換器3に霜が付着するのを防止
したフロスト防止運転を実施できる。
【0034】ところで、このようなフロスト防止運転時
は、室外熱交換器3を使用していないためエバポレータ
の機能は得られず、また、室内熱交換器1に供給される
高温高圧の気体冷媒もバイパスして流れることで少なく
なる。このため、ヒートポンプ運転によって得られる暖
房能力はほぼ圧縮機21の動力分だけとなって減少する
が、暖房用の加熱手段であるヒータコア5に高温のエン
ジン冷却水を導入して暖房運転を行えば、必要な暖房能
力を補って良好な空調(暖房)フィーリングを得ること
ができる。また、エンジンEがない電気自動車のような
車両では、加熱手段として電気ヒータを設けて必要な暖
房能力を補うようにしてもよい。なお、上述した説明で
は、冷媒圧力検出手段として単純なON/OFF制御を
行う圧力スイッチ29を使用したが、温度センサを用い
て検出した温度に対応したきめ細かい制御を実施するこ
とも可能である。なおまた、液バイパス26の分岐部と
絞り抵抗22との間に電磁弁28を開いた時に閉じる開
閉弁(たとえば電磁弁)を設けることにより、室外熱交
換器3に冷媒の液だまりが生じるのを防止できる。
【0035】続いて、上述したフロスト防止運転は、暖
房運転時に外気温度が所定値以下の低温になった時に実
施してもよい。この場合、適所に配設した外気温度セン
サ(図示省略)の検出値が所定値以下の低温となった時
に電磁弁28を開き、上述したのと同様のフロスト防止
運転を実施する。すなわち、霜が付きやすい状況にある
ことを外気温度の検出値から判断して、すみやかに暖房
運転を停止してフロスト防止運転に切り換えるものであ
る。このようにすれば、室外熱交換器3に霜が付着しや
すい外気温度条件でヒートポンプによる暖房運転が実施
されず、従って、室外熱交換器3に短時間で霜が付くよ
うな暖房運転が実施されることはない。また、このよう
な低外気温度の運転条件では、圧縮機21の動力分だけ
の熱で暖房運転するため、ヒートポンプの暖房効率は低
い。従って、熱量的には不足すると考えられるが、この
場合も上述したようにヒータコア5や電気ヒータなどの
暖房用加熱手段を併用することで、必要な熱量を確保し
て快適な暖房運転を実施することができる。
【0036】図3は、上述したホットガスバイパス25
及び液バイパス26の他の実施形態に関して、周辺要部
のみを示したものである。なお、図1と同一部分には同
じ符号を付してある。この実施形態では、ホットガスバ
イパス25及び液バイパス26の冷媒通過流量を、外気
条件に応じて最適の熱バランスが得られるようにするた
め、調整可能としてある。すなわち、ホットガスバイパ
ス25及び液バイパス26は、その流路抵抗が可変のも
のを採用している。
【0037】図3の例では、ホットガスバイパス25を
2系統(25A,25B)に分岐させてそれぞれが抵抗
値の異なる絞り部25b、25cを備えるとともに、そ
れぞれの系統には流路選択弁となる電磁弁31,32を
設けてある。また、液バイパス流路26についても同様
に2系統(26A,26B)に分岐させてそれぞれが抵
抗値の異なる絞り部26b、26cを備えるとともに、
それぞれの系統に流路選択弁として電磁弁33,34を
設けてある。なお、図中の符号30は逆止弁である。
【0038】このような構成とすれば、電磁弁31,3
2の開閉により、ホットガスバイパス25の流路抵抗を
可変にできる。すなわち、絞り部25bの抵抗値を絞り
部25cより大きく設定しておけば、(1)電磁弁31
のみを開いた場合、(2)電磁弁32のみを開いた場
合、(3)電磁弁31,32をともに開いた場合、の順
に3段階で流路抵抗が小さくなり、電磁弁の開閉操作で
適宜選択可能となる。また、液バイパス26の流路抵抗
についても、ホットガスバイパス25の場合と同様にし
て、電磁弁33,34の開閉操作で3段階の流路抵抗を
適宜選択して設定することができる。なお、バイパス流
路における冷媒通過流量の調整は、上述した抵抗値の異
なる絞り部の組合せ数を増すことでさらに多段階の選択
が可能となるし、あるいは、抵抗値の異なる絞り部を組
み合わせる以外にも、たとえばステッピングモータでニ
ードルの開度調整を実施できるようにしたものを使用し
てもよい。
【0039】上述した本発明は、好適な実施形態として
説明したハイブリッド車に搭載されたヒートポンプ式車
両用空調装置に限定されるものではなく、たとえば従来
車のように、内燃機関を駆動源として備えている車両に
適用可能なことはいうまでもない。また、加熱手段とし
て電気ヒータを使用すれば、エンジンを持たない電気自
動車にも適用可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のヒートポ
ンプ式車両用空調装置によれば、暖房運転時に圧縮機上
流側の冷媒圧力LPが所定値以下の低圧になったときに
は、ヒートポンプのフロスト防止運転を実施して圧縮機
駆動力だけの熱で暖房運転を行う。このため、エバポレ
ータとして機能している室外熱交換器に霜が付着するの
を防止でき、デフロスト運転の実施が不要となって乗員
に快適な車室内環境を提供できるようになる。また、上
述したヒートポンプ暖房に加えて、暖房用加熱手段によ
る暖房運転を実施すれば、暖房能力が増してより一層快
適な車室内環境を提供できる。
【0041】さらに、外気温度が所定値以下の低温にな
ったときにヒートポンプのフロスト防止運転を実施する
ようにすれば、霜が付着しやすい状況で室外熱交換器が
エバポレータとして使用されることがなくなるので、や
はりデフロスト運転が不要になって乗員に快適な車室内
環境を提供できる。この場合も、ヒートポンプ暖房に加
えて、暖房用加熱手段による暖房運転を実施すれば、暖
房能力が増してより一層快適な車室内環境を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るヒートポンプ式車
両用空調装置の構成を示す系統図である。
【図2】 図1に示したヒートポンプ式車両用空調装置
を搭載したハイブリッド車の平面配置図である。
【図3】 図1に示したホットガスバイパス及び液バイ
パスの他の実施形態を示す系統図である。
【図4】 従来例としてヒートポンプ式車両用空調装置
の概略構成を示す系統図である。
【符号の説明】
1 室内熱交換器 2 コンプレッサユニット 3 室外熱交換器 4 外気吸い込みファン 5 ヒータコア(暖房用の加熱手
段) 6 空調部ユニット(HPVM) 7 ブロワファン(送風用ファ
ン) 21 圧縮機 22 絞り抵抗 23 四方弁 25,25A,25B ホットガスバイパス 25a,25b,25c 絞り部 26,26A,26B 液バイパス 26a,26b,26c 絞り部 27 合流部 28 電磁弁(バイパス開閉弁) 29 圧力スイッチ(冷媒圧力検
知手段) 31,32,33,34 電磁弁(流路選択弁) CL 冷媒流路 E エンジン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒と吸入空気との間で熱交換を行う室
    内熱交換器と、冷媒と外気との間で熱交換を行う室外熱
    交換器と、圧縮機、絞り抵抗及び四方弁を具備してなる
    コンプレッサユニットとが冷媒流路により連結され、前
    記冷媒の流れ方向を切り換えて冷房運転及び暖房運転を
    実施するヒートポンプ式車両用空調装置であって、 前記冷媒流路にホットガスバイパス及び液バイパスを形
    成してバイパス開閉弁を設け、暖房運転時に前記室外熱
    交換器後流側に設けた冷媒圧力検知手段が所定値以下の
    低圧を検知すると前記バイパス開閉弁を開いて、前記室
    外熱交換器をバイパスさせて前記圧縮機へ冷媒を戻すフ
    ロスト防止運転を実施するように構成したことを特徴と
    するヒートポンプ式車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 暖房用の加熱手段を備え、前記フロスト
    防止運転時に前記加熱手段による暖房運転を行うことを
    特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ式車両用空調
    装置。
  3. 【請求項3】 前記冷媒圧力検知手段が圧力スイッチで
    あることを特徴とする請求項1または2に記載のヒート
    ポンプ式車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 冷媒と吸入空気との間で熱交換を行う室
    内熱交換器と、冷媒と外気との間で熱交換を行う室外熱
    交換器と、圧縮機、絞り抵抗及び四方弁を具備してなる
    コンプレッサユニットとが冷媒流路により連結され、前
    記冷媒の流れ方向を切り換えて冷房運転及び暖房運転を
    実施するヒートポンプ式車両用空調装置であって、 前記冷媒流路にホットガスバイパス及び液バイパスを形
    成してバイパス開閉弁を設け、暖房運転時に外気温度が
    所定値以下の低温になると前記バイパス開閉弁を開い
    て、前記室外熱交換器をバイパスさせて前記圧縮機へ冷
    媒を戻すフロスト防止運転を実施することを特徴とする
    ヒートポンプ式車両用空調装置。
  5. 【請求項5】 暖房用の加熱手段を備え、前記フロスト
    防止運転時に前記加熱手段による暖房運転を行うことを
    特徴とする請求項4に記載のヒートポンプ式車両用空調
    装置。
  6. 【請求項6】 前記ホットガスバイパス及び前記液バイ
    パスの冷媒通過流量は、外気条件に応じて調整可能とし
    たことを特徴とする請求項4または5に記載のヒートポ
    ンプ式車両用空調装置。
  7. 【請求項7】 冷媒と吸入空気との間で熱交換を行う室
    内熱交換器と、冷媒と外気との間で熱交換を行う室外熱
    交換器と、圧縮機、絞り抵抗及び四方弁を具備してなる
    コンプレッサユニットとが冷媒流路により連結され、前
    記冷媒の流れ方向を切り換えて冷房運転及び暖房運転を
    実施するヒートポンプ式車両用空調装置であって、 前記四方弁と前記室内熱交換器とを連結する冷媒流路か
    ら分岐させたホットガスバイパスと、前記室内熱交換器
    と前記絞り抵抗とを連結する冷媒流路から分岐させた液
    バイパスとを合流させた合流部にバイパス開閉弁を設
    け、該合流部を前記四方弁と前記圧縮機吸入側とを連結
    する冷媒流路に接続したことを特徴とするヒートポンプ
    式車両用空調装置。
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