JP2000343769A - プリンタ制御装置 - Google Patents

プリンタ制御装置

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JP2000343769A
JP2000343769A JP11157908A JP15790899A JP2000343769A JP 2000343769 A JP2000343769 A JP 2000343769A JP 11157908 A JP11157908 A JP 11157908A JP 15790899 A JP15790899 A JP 15790899A JP 2000343769 A JP2000343769 A JP 2000343769A
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raster
pattern
bitmap
bitmap data
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Akihiro Kono
昭宏 河野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタ制御装置での拡大縮小処理や回転処
理の高速化を図る。 【解決手段】 中間データを生成するインタプリタ手段
11と、中間データを解析して描画オブジェクトの種類
と描画コマンドを識別する中間データ解析手段13と、
中間データがラスタ単位に分割されたビットマップデー
タ(BM)のとき、各ラスタの原点座標情報および主走
査方向サイズ情報を基に元のBMデータの形状を表すパ
ターンデータを生成するパターンデータ生成手段14
と、各ラスタの原点座標情報および主走査方向サイズ情
報を基に中間BMデータを生成するラスタデータ展開手
段15と、描画対象画素の有効無効をチェックするパタ
ーンデータ解析手段16と、パターンデータおよび中間
BMデータに対して所定の処理を行い、パターンデータ
解析手段で識別された有効データを出力メモリ23に描
画するラスタデータ描画手段19とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ言語に基
づいて中間データを生成し、この中間データに基づいて
印刷データを出力メモリ上に生成するプリンタ制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホストコンピュータ(以下、「ホストP
C」という。)のアプリケーションソフトウェア(以
下、「アプリケーション」という。)で扱われる自然画
やイラストを表現したビットマップデータは、図5
(a)に示すように、矩形のデータ様式を持っている。
そして、これを任意角度で回転(ここでは、反時計回り
に45度回転)させた場合は、図5(b)に示すよう
に、矩形が崩れるので、ビットマップデータとして再定
義することは困難である。なお、本明細書において矩形
とは、長方形のみならず正方形をも含んだ概念である。
【0003】このようなデータを含んだドキュメントを
印刷する場合、任意角度で回転されたビットマップデー
タに対しては、アプリケーションやホストPCのOSが
サポートするグラフィックデバイスシステムあるいはプ
リンタドライバによって、図5(c)に示すように、ビ
ットマップデータをラスタ単位に分割し、それぞれの原
点座標情報および主走査方向サイズ情報を割り出してプ
リンタドライバでラスタ分割されたビットマップデータ
を表すプリンタ言語を生成し、これをプリンタ制御装置
に転送することが考えられる。
【0004】このプリンタ言語を受け取ったプリンタ制
御装置は、中間データとしては一つのデータを生成する
ことが可能であるが、実データはラスタ単位で独立して
いるため、印刷データを出力メモリ上に生成する段階で
は、それぞれのラスタデータを独立して処理してメモリ
上に描画していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ホストPCで扱うビッ
トマップデータをプリンタで印刷する場合、双方の解像
度が異なるためにプリンタ側で解像度変換する必要があ
る。すなわち、通常のプリンタはホストPCよりも高解
像度のため、ビットマップデータに対して拡大処理を施
す必要がある。また、Nアップ印刷、Nイン1印刷
(N:ページ数)と呼ばれる、1枚の記録紙に複数ペー
ジ分のデータを印刷する場合は、縮小処理や回転処理を
施す必要がある。
【0006】プリンタ制御装置では、このようなビット
マップデータの拡大縮小処理や回転処理の処理速度を高
めるために専用のハードウェアを用いることがある。そ
して、ハードウェアによる高速化を図るには、少量のデ
ータを複数回処理させるよりも大量のデータを一括して
処理させた方が実現し易い。
【0007】また、拡大縮小処理は注目画素近傍のデー
タを用いて補間処理を行うことで画質の劣化を防ぐこと
ができるが、副走査方向に沿って分割されているラスタ
単位では、副走査方向の補間処理が不可能である。
【0008】さらに、ラスタ単位に分割されたビットマ
ップデータが複数バンドにまたがる場合には処理速度が
遅くなるので、これを短時間のうちに行うことのできる
技術が望まれている。
【0009】そこで、本発明は、ラスタ分割されたビッ
トマップデータの拡大縮小処理や回転処理の高速化を図
ることのできるプリンタ制御装置を提供することを目的
とする。
【0010】また、本発明は、拡大縮小処理における画
質劣化を防止することのできるプリンタ制御装置を提供
することを目的とする。
【0011】さらに、本発明は、ラスタ分割されたビッ
トマップデータが複数バンドにまたがる場合における処
理を短時間で行うことのできるプリンタ制御装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のプリンタ制御装置は、プリンタ言語を解析
して中間データを生成するインタプリタ手段と、インタ
プリタ手段から入力された中間データを解析して描画オ
ブジェクトの種類および描画コマンドを識別する中間デ
ータ解析手段と、中間データがラスタ単位に分割された
ビットマップデータのとき、ビットマップデータの各ラ
スタの原点座標情報および主走査方向サイズ情報を基に
元のビットマップデータの形状を表すパターンデータを
生成するパターンデータ生成手段と、各ラスタの原点座
標情報および主走査方向サイズ情報を基に中間ビットマ
ップデータを生成するラスタデータ展開手段と、描画対
象画素の有効無効をチェックするパターンデータ解析手
段と、パターンデータおよび中間ビットマップデータに
対して所定の処理を行い、パターンデータ解析手段で識
別された有効データを出力メモリに描画するラスタデー
タ描画手段とを有する構成としたものである。
【0013】これにより、拡大縮小処理や回転処理をビ
ットマップデータ単位で一括して行うことができるの
で、これら拡大縮小処理や回転処理の高速化を図ること
が可能になる。また、拡大縮小処理においても画素補間
を行うことができるので、画質劣化を防ぐことが可能に
なる。
【0014】また、本発明のプリンタ制御装置は、前述
の発明において、中間ビットマップデータの最外矩形の
座標情報とバンド境界座標から中間ビットマップデータ
が対象バンド内に収まるか否かを判定する境界情報判定
手段と、中間ビットマップデータが複数のバンドにまた
がるときにパターンデータおよび中間ビットマップデー
タが格納されている領域のメモリアドレス情報をセット
する中間データ加工手段とを有する構成としたものであ
る。
【0015】これにより、ラスタ単位に分割されたビッ
トマップデータが複数バンドにまたがる場合における処
理を短時間で行うことが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、プリンタ言語を解析して中間データを生成するイン
タプリタ手段と、インタプリタ手段から入力された中間
データを解析して描画オブジェクトの種類および描画コ
マンドを識別する中間データ解析手段と、中間データが
ラスタ単位に分割されたビットマップデータのとき、ビ
ットマップデータの各ラスタの原点座標情報および主走
査方向サイズ情報を基に元のビットマップデータの形状
を表すパターンデータを生成するパターンデータ生成手
段と、各ラスタの原点座標情報および主走査方向サイズ
情報を基に中間ビットマップデータを生成するラスタデ
ータ展開手段と、描画対象画素の有効無効をチェックす
るパターンデータ解析手段と、パターンデータおよび中
間ビットマップデータに対して所定の処理を行い、パタ
ーンデータ解析手段で識別された有効データを出力メモ
リに描画するラスタデータ描画手段とを有するプリンタ
制御装置であり、拡大縮小処理や回転処理をビットマッ
プデータ単位で一括して行うことができるので、これら
拡大縮小処理や回転処理の高速化を図ることが可能にな
るという作用を有する。また、拡大縮小処理においても
画素補間を行うことができるので、画質劣化を防ぐこと
が可能になるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、中間ビットマップデータの最外
矩形の座標情報とバンド境界座標から中間ビットマップ
データが対象バンド内に収まるか否かを判定する境界情
報判定手段と、中間ビットマップデータが複数のバンド
にまたがるときにパターンデータおよび中間ビットマッ
プデータが格納されている領域のメモリアドレス情報を
セットする中間データ加工手段とを有するプリンタ制御
装置であり、生成済みデータを再利用しているので、ラ
スタ単位に分割されたビットマップデータが複数バンド
にまたがる場合における処理を短時間で行うことが可能
になるという作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図4を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
【0019】図1は本発明の一実施の形態であるプリン
タ制御装置を示すブロック図、図2は図1のプリンタ制
御装置により生成されたパターンデータと中間ビットマ
ップデータとを示す説明図、図3は中間ビットマップ上
のパターンデータの認識と出力メモリへの描画を示す説
明図、図4は複数バンドにまたがった中間ビットマップ
データを示す説明図である。
【0020】図1に示すように、プリンタ制御装置は、
ホストPCから転送されたプリンタ言語を解析して中間
データを生成するインタプリタ手段11と、この中間デ
ータが入力され、当該中間データを基に出力メモリ23
に印刷データを描画するラスタライズ手段12とを有し
ている。
【0021】ここで、中間データとは、プリンタ言語で
与えられたジョブ情報やページ情報、描画コマンド等を
効率良く処理できるように置き換えたデータであり、テ
キストデータ、ビットマップデータ、ベクトルで表現さ
れたグラフィックスデータ等の描画オブジェクトを特定
のフォーマットで表現したものである。なお、このフォ
ーマットについては様々なものが考えられるが、本発明
においては特に限定されるものではない。また、プリン
タ言語も様々なフォーマットが存在するが、同様に、本
発明においては特に限定されるものではない。
【0022】ラスタライズ手段12は、インタプリタ手
段11から入力された中間データを解析して描画オブジ
ェクトの種類や描画コマンドを識別する中間データ解析
手段13、描画コマンドを基にラスタライズを行って出
力メモリ23にグラフィックスの描画オブジェクトを描
画するグラフィックス描画手段20、描画コマンドを基
にラスタライズを行って出力メモリ23にテキストの描
画オブジェクトを描画するテキスト描画手段21、描画
コマンドを基にラスタライズを行って出力メモリ23に
矩形のビットマップを描画するビットマップ描画手段2
2、ビットマップデータの各ラスタの原点座標情報およ
び主走査方向サイズ情報を基にパターンデータの格納に
必要なメモリ領域を確保して元のビットマップデータの
形状を表すパターンデータを生成するパターンデータ生
成手段14、各ラスタのカラー情報、原点座標情報、主
走査方向サイズ情報および実データを基にラスタデータ
の格納に必要なメモリ領域を確保して中間ビットマップ
データを生成するラスタデータ展開手段15、拡大縮小
情報および回転情報でパターンデータおよび中間ビット
マップデータの拡大縮小処理や回転処理を行って出力メ
モリ23に描画するラスタデータ描画手段19、ラスタ
データ描画手段19による出力メモリ23への描画時に
描画対象画素の有効無効をチェックしてこれをラスタデ
ータ描画手段19に通知するパターンデータ解析手段1
6、中間ビットマップデータの最外矩形の座標情報とバ
ンド境界座標から、中間ビットマップデータが対象バン
ド内に収まるか否かを判定する境界情報判定手段17、
中間ビットマップデータが複数のバンドにまたがるとき
にパターンデータおよび中間ビットマップデータが格納
されている領域のメモリアドレス情報をセットする中間
データ加工手段18とを備えている。
【0023】このようなプリンタ制御装置によれば、先
ず、インタプリタ手段11が、ホストPCから転送され
たプリンタ言語を解析して中間データを生成し、この中
間データをラスタライズ手段12に入力する。
【0024】すると、中間データ解析手段13は、入力
された中間データを解析して描画オブジェクトの種類や
描画コマンドを識別する。そして、指定された描画オブ
ジェクトがグラフィックスの場合はグラフィックス描画
手段20を、テキストの場合はテキスト描画手段21
を、矩形のビットマップの場合はビットマップ描画手段
22を、描画コマンドにそれぞれ入力して起動する。こ
れにより、グラフィックス描画手段20、テキスト描画
手段21、ビットマップ描画手段22は、与えられた描
画コマンドを基にラスタライズを行って出力メモリ23
に所定のオブジェクトを描画する。
【0025】中間データ解析手段13が、指定された描
画オブジェクトがラスタ単位に分割されたビットマップ
データであると判断した場合には、描画コマンドの中か
ら抽出された各ラスタの原点座標情報および主走査方向
サイズ情報を抽出し、これらを入力してパターンデータ
生成手段14を起動する。パターンデータ生成手段14
では、これらの情報を基にパターンデータの格納に必要
なメモリ領域を確保してここにパターンデータを生成す
る。
【0026】パターンデータ生成手段13におけるパタ
ーンデータのフォーマットについては様々なものが考え
られるが、ここではパターンマップ化したフォーマット
について図2を用いて説明する。
【0027】図2(a)に示すパターンデータは、各ラ
スタの原点座標情報および主走査方向サイズ情報を基に
ラスタビットマップ群を矩形のビットマップに置き換え
た場合の各ラスタの有効/無効画素を表している。
【0028】ここで、図2(a)では、有効画素をビッ
ト1、無効画素をビット0で表した1ビット/画素のデ
ータであるが、メモリ領域に余裕があれば1バイト/画
素としてもよい。なお、パターンデータ領域のサイズは
各ラスタの原点座標情報および主走査方向サイズ情報か
ら最外矩形の座標を求めることで割り出すことができ
る。
【0029】次に、中間データ解析手段13は、描画コ
マンドの中から各ラスタのカラー情報、原点座標情報、
主走査方向サイズ情報、実データを抽出し、これらを入
力としてラスタデータ展開手段15を起動する。
【0030】すると、ラスタデータ展開手段15は、与
えられた入力を基にしてラスタデータの格納に必要なメ
モリ領域を確保し、メモリ上に中間ビットマップデータ
を生成する。
【0031】ここで、中間ビットマップデータについて
も図2を用いて説明する。
【0032】中間ビットマップデータは、各ラスタのカ
ラー情報、原点座標情報、主走査方向サイズ情報を基に
してラスタビットマップ群をメモリ上に展開して矩形の
ビットマップに置き換えたもので、図2(b)に示すよ
うな形状を有している。ここで、実データが存在しない
部分、つまり無効データ領域には適当な値をセットして
おく。なお、中間ビットマップデータ領域のサイズは各
ラスタのカラー情報、原点座標情報、主走査方向サイズ
情報から最外矩形の座標を求めることで割り出すことが
できる。
【0033】なお、本実施の形態では、説明の便宣上、
パターンデータ生成手段14とラスタデータ展開手段1
5とが分離されているが、これらにおける処理の基本ア
ルゴリズムはほぼ同じなので、両者を一体としてもよ
い。
【0034】生成されたパターンデータおよび中間ビッ
トマップデータは、中間データに記述されている拡大縮
小情報および回転情報とともにラスタデータ描画手段1
9に入力される。
【0035】ラスタデータ描画手段19は、必要に応じ
て拡大縮小処理や回転処理を行ってパターンデータおよ
び中間ビットマップデータを処理する。なお、パターン
データのフォーマットが図2(a)に示したようなパタ
ーンマップで、1ビット/画素の場合は二値ビットマッ
プとして、1バイト/画素の場合は多値ビットマップと
して扱えるので、パターンデータと中間ビットマップデ
ータの拡大縮小処理および回転処理は同じアルゴリズム
で行うことができる。つまり、拡大縮小処理と回転処理
が専用ハードウェア化されていれば、同じハードウェア
を使用して処理させることができる。
【0036】最後に、ラスタデータ描画手段19は、拡
大縮小処理や回転処理が施された中間ビットマップデー
タを出力メモリ23に描画する。このとき、ラスタデー
タ描画手段19は、パターンデータ解析手段16を起動
して描画対象となる画素が有効か無効かをチェックす
る。
【0037】つまり、パターンデータ解析手段16は、
図3に示すように、中間ビットマップデータ(図3
(b))上の対象画素に対応するパターンデータを識別
し(図3(a))、対象画素が有効画素なのか無効画素
なのかを判定して、有効画素であれば対象画素が有効で
あることを、無効画素であれば対象画素が無効であるこ
とをラスタデータ描画手段19に通知する。これによ
り、ラスタデータ描画手段19は、パターンデータ解析
手段16の解析結果が有効の場合は対象画素を出力メモ
リに描画し、無効である場合は対象画素を出力メモリに
描画せずに次の画素の描画に移る(図3(c))。
【0038】以上のように、本実施の形態のプリンタ制
御装置によれば、ラスタ分割されたビットマップデータ
を矩形のビットマップデータとして処理することで拡大
縮小処理や回転処理を一括して行うことができるので、
これらの処理の高速化を図ることが可能になる。
【0039】また、拡大縮小処理においても画素補間が
行えるので、画質劣化を防ぐことが可能になる。
【0040】次に、出力メモリ23が1ページ分の印刷
領域を分割したバンドメモリの場合における処理につい
て説明する。
【0041】出力メモリがバンドメモリの場合、ラスタ
データ展開手段15は中間ビットマップデータのメモリ
領域を確保する際に求めた中間ビットマップデータの最
外矩形の座標情報を境界情報判定手段17に入力する。
【0042】これにより、境界情報判定手段17は、与
えられた最外矩形の座標情報とバンド境界座標から、中
間ビットマップデータが対象バンド内に収まるか否かを
判定する。そして、図4に示すように、中間ビットマッ
プデータが対象バンドを越える、つまり複数バンドにま
たがると判断した場合には、中間データ加工手段18に
中間データの加工要求を出す。
【0043】中間データ加工手段18は、加工要求を受
け取ると、既に生成済みのパターンデータおよび中間ビ
ットマップデータが存在することを表すフラグを中間デ
ータ内にセットし、パターンデータおよび中間ビットマ
ップデータが格納されている領域のメモリアドレス情報
をセットする。
【0044】次バンドのラスタライズ処理において、中
間データ解析手段13が、指定された描画オブジェクト
がラスタ単位に分割されたビットマップデータであると
判断した場合、既に生成済みのパターンデータおよび中
間ビットマップデータが存在するか否かを示すフラグを
抽出して判定する。
【0045】そして、存在しないと判断した場合には、
前述の手順に従ってパターンデータ生成手段14および
ラスタデータ展開手段15を起動してパターンデータお
よび中間ビットマップデータを生成する。また、既に生
成済みのパターンデータおよび中間ビットマップデータ
が存在すると判断した場合には、それぞれのデータが格
納されているメモリアドレス情報を中間データ内から抽
出してラスタデータ描画手段19を起動する。
【0046】以上のように、本実施の形態のプリンタ制
御装置によれば、ラスタ単位に分割されたビットマップ
データが複数バンドにまたがる場合は、バンド毎にパタ
ーンデータおよび中間ビットマップデータを生成するこ
となく、生成済みデータを再利用することができるの
で、処理時間の短縮を図ることが可能になる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ラスタ
分割されたビットマップデータを矩形のビットマップデ
ータとして処理することができるので、拡大縮小処理や
回転処理をビットマップデータ単位で一括して行えて、
これら拡大縮小処理や回転処理の高速化を図ることが可
能になるという有効な効果が得られる。
【0048】また、本発明によれば、拡大縮小処理にお
いても画素補間を行うことができるので、画質劣化を防
ぐことが可能になるという有効な効果が得られる。
【0049】さらに、本発明によれば、生成済みデータ
を再利用しているので、ラスタ単位に分割されたビット
マップデータが複数バンドにまたがる場合における処理
を短時間で行うことが可能になるという有効な効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるプリンタ制御装置
を示すブロック図
【図2】図1のプリンタ制御装置により生成されたパタ
ーンデータと中間ビットマップデータとを示す説明図
【図3】中間ビットマップ上のパターンデータの認識と
出力メモリへの描画を示す説明図
【図4】複数バンドにまたがった中間ビットマップデー
タを示す説明図
【図5】ビットマップデータとその回転処理およびラス
タ分割処理を示す説明図
【符号の説明】
11 インタプリタ手段 13 中間データ解析手段 14 パターンデータ生成手段 15 ラスタデータ展開手段 16 パターンデータ解析手段 17 境界情報判定手段 18 中間データ加工手段 19 ラスタデータ描画手段 23 出力メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) 9A001 Fターム(参考) 2C062 AA14 AA24 2C087 AA18 BA04 BA06 BC05 BC07 BD06 BD24 5B021 AA01 BB04 LB01 LB07 5C076 AA21 AA22 AA24 AA36 BA06 CA10 5C082 AA01 AA32 BB15 CA32 CA42 CB01 DA22 DA54 DA87 MM02 9A001 BZ03 GZ14 HH24 JJ35 KK42

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリンタ言語を解析して中間データを生成
    するインタプリタ手段と、 前記インタプリタ手段から入力された中間データを解析
    して描画オブジェクトの種類および描画コマンドを識別
    する中間データ解析手段と、 前記中間データがラスタ単位に分割されたビットマップ
    データのとき、前記ビットマップデータの各ラスタの原
    点座標情報および主走査方向サイズ情報を基に元のビッ
    トマップデータの形状を表すパターンデータを生成する
    パターンデータ生成手段と、 各ラスタの原点座標情報および主走査方向サイズ情報を
    基に中間ビットマップデータを生成するラスタデータ展
    開手段と、 描画対象画素の有効無効をチェックするパターンデータ
    解析手段と、 前記パターンデータおよび前記中間ビットマップデータ
    に対して所定の処理を行い、前記パターンデータ解析手
    段で識別された有効データを出力メモリに描画するラス
    タデータ描画手段とを有することを特徴とするプリンタ
    制御装置。
  2. 【請求項2】中間ビットマップデータの最外矩形の座標
    情報とバンド境界座標から前記中間ビットマップデータ
    が対象バンド内に収まるか否かを判定する境界情報判定
    手段と、 前記中間ビットマップデータが複数のバンドにまたがる
    ときに前記パターンデータおよび前記中間ビットマップ
    データが格納されている領域のメモリアドレス情報をセ
    ットする中間データ加工手段とを有することを特徴とす
    る請求項1記載のプリンタ制御装置。
JP11157908A 1999-06-04 1999-06-04 プリンタ制御装置 Pending JP2000343769A (ja)

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