JP2000342957A - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

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JP2000342957A
JP2000342957A JP11155947A JP15594799A JP2000342957A JP 2000342957 A JP2000342957 A JP 2000342957A JP 11155947 A JP11155947 A JP 11155947A JP 15594799 A JP15594799 A JP 15594799A JP 2000342957 A JP2000342957 A JP 2000342957A
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plasma processing
electrode
side plate
plasma
processing apparatus
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JP11155947A
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English (en)
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Masahito Tashiro
征仁 田代
Yutaka Okumura
裕 奥村
Shigeo Takei
滋郎 竹居
Yukio Iimura
幸夫 飯村
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】可撓性の薄物を適切に処理して作業性も良いプ
ラズマ処理装置を実現する。 【解決手段】被処理物を縦にしてプラズマに曝すプラズ
マ処理装置において、被処理物を載せる電極24が開閉
可能な側板22に設けられる。これにより、側板22を
開閉して電極24を出し入れできるので、摺動部や転動
部等が真空チャンバ内21に無くても真空チャンバ外で
の作業が可能となる。また、側板22を複数の扉(A,
B)にすることで、電極24の交換も側板22の開閉を
利用して容易に行われるので、作業性が一層良くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被処理物を縦に
してプラズマに曝すプラズマ処理装置に関し、詳しく
は、被処理物の特質等に基づいて適切に被処理物を保持
する技術に関する。プラズマ処理装置としては、エッチ
ャー(エッチング装置)が典型的なものと言えるが、ア
ッシャー(アッシング装置)や、CVD装置(化学的気
相法による薄膜形成装置)も、該当する。また、被処理
物は、板状体や膜状体といった薄い物であって可撓性を
具有しているものである。その典型例としては、薄いプ
ラスチックフィルムをベースにし、その片面や両面に対
して可撓性を失わない程度に、金属膜やレジスト等をパ
ターン形成したものが、挙げられる。
【0002】
【従来の技術】シリコンウエハは可撓性を持たない平ら
な薄物であり、このようなシリコンウエハを真空チャン
バから出し入れするには、チャンバ壁の一部を開閉する
ゲートとそこを進退するロボットアーム等が多用されて
いる。また、そのような被処理物を縦にしてプラズマに
曝すプラズマ処理装置としては、特開平7−22392
号公報に記載されたエッチング装置が知られており、こ
の装置では、ウエハ乗載面の形成された電極に対し静電
チャックを組み込むことで、被処理物を縦に保持してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、静電チャッ
クは、高価なうえ、既に被処理物の一部が打ち抜かれて
いたり処理中に被処理物の一部が抜けたりしてプラズマ
によるダメージが避けられない等の理由から、被処理物
によってはその採用を控えたり限定したりせざるを得な
いこともある。また、ロボットアーム等も、高価なう
え、可撓性を持った変形し易い被処理物を取り扱うこと
には長けていない。このため、これらをそのままプラス
チックフィルム等の処理に利用するのは難しい。
【0004】さらに、プラスチックフィルム等の処理に
ついては、コストや量産性に関する要請が厳しいばかり
か、被処理物を取り替える等の基本作業に加えて、融け
て乗載面に付着した残渣を除去する等の煩雑な付随作業
も有る。このため、縦型への要求は、可撓性を持たない
物に対するよりも、可撓性を持っている物に対する方が
強い。しかも、それらの作業を効率良く的確に行うに
は、狭い真空チャンバ内では制約が強いので、真空チャ
ンバの外で作業が行えるように、被処理物を載せる電極
自体を出し入れ可能にすることが望まれる。
【0005】しかしながら、電極部を出し入れするため
に、単純に引出レール等を真空チャンバ内に設けただけ
では、その摺動部や転動部等からゴミが出てプラズマの
汚染源になることに加えて、プラズマに曝されて摺動面
や転動面が荒れると可動性が損なわれるばかりか益々ゴ
ミが増えてしまう、ということになりかねない。そこ
で、作業性や量産性を高めるために、可撓性の薄物を縦
にしてプラズマ処理を施すとともに、その前後等に、被
処理物を載せる電極部を出し入れしても、真空チャンバ
内で損傷や汚染が生じないように、プラズマ処理装置の
構造等を工夫することが技術的な課題となる。
【0006】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたものであり、可撓性の薄物を適切に処理し
て作業性も良いプラズマ処理装置を実現することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために発明された第1乃至第3の解決手段について、
その構成および作用効果を以下に説明する。
【0008】[第1の解決手段]第1の解決手段のプラ
ズマ処理装置は(、出願当初の請求項1に記載の如
く)、被処理物を縦にしてプラズマに曝すプラズマ処理
装置において、前記被処理物を載せる電極が開閉可能な
側板に設けられている、というものである。
【0009】このような第1の解決手段のプラズマ処理
装置にあっては、被処理物が縦に保持されることから、
それを載せる電極の乗載面も縦になるので、しかも側板
上で縦になるので、乗載面と対向するのが楽になるとと
もに、乗載面から剥がした残渣等は自然に落下して離れ
るので、作業が楽になる。また、乗載面形成部材を複数
並べてもコンパクトに纏まるので量産性も向上する。さ
らに、側板を開けるとそれに伴って電極や被処理物が真
空チャンバ内から出てくるので、それらの作業が真空チ
ャンバの外で楽に行えるばかりか、剥がした残渣等が真
空チャンバ内に残ることも無いので、それ以後のプラズ
マ処理も適切に行われる。
【0010】しかも、側板の開閉は、その支持部材等を
真空チャンバの外面や外部に設けることでも具現化でき
ることから、引出部材等を真空チャンバ内に設ける必要
が無くなるので、摺動部や転動部等から出るゴミ等の問
題も無くなる。これにより、プラズマ処理が何時でも適
切になされるとともに、そのプラズマ処理に随伴して前
後等に行う作業が楽になる。したがって、この発明によ
れば、可撓性の薄物を適切に処理して作業性も良いプラ
ズマ処理装置を実現することができる。
【0011】[第2の解決手段]第2の解決手段のプラ
ズマ処理装置は、上記の第1の解決手段のプラズマ処理
装置であって、前記側板が同一箇所を開閉する複数の扉
であるもの(出願当初の請求項2)、前記側板が同一箇
所に対応する複数の開閉面を具えているもの(出願当初
の請求項3)、前記側板が走行可能等の移動自在な支持
部材にて開閉箇所の高さに支持されているもの(出願当
初の請求項4)の何れかである。
【0012】このような第2の解決手段のプラズマ処理
装置にあっては、共に装備された或いは予備的に追加さ
れた側板や電極を用いて、被処理物を載せる電極の交換
が側板の開閉を利用して容易に行われるので、複数の側
板または電極でプラズマ処理とその前後の作業とを交互
に又は逐次に進めることが可能になる。これにより、プ
ラズマ処理とその前後の作業とを並行して行うことがで
きるので、その分だけ装置の稼働率が上がることとな
る。したがって、この発明によれば、可撓性の薄物を適
切に処理して作業性も一層良いプラズマ処理装置を実現
することができる。
【0013】[第3の解決手段]第3の解決手段のプラ
ズマ処理装置は(、出願当初の請求項5に記載の如
く)、上記の第1,第2の解決手段のプラズマ処理装置
であって、前記電極に至る電力ラインを前記側板の開閉
に伴って直接的に断続する手段が設けられている、とい
うものである。
【0014】このような第3の解決手段のプラズマ処理
装置にあっては、開いている方の電極には高周波電力が
決して印加されない。これにより、側板の開閉等にて容
易に行えるようになった電極等への作業などを安易に行
ったりして電源スイッチの操作を忘れたような場合や、
安全等のために多々設けられる開閉検出部材が故障した
ような場合でも、確実に、作業者の感電は防止される。
したがって、この発明によれば、可撓性の薄物を適切に
処理して作業性も良く而も安全なプラズマ処理装置を実
現することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】このような解決手段で達成された
本発明のプラズマ処理装置について、これを実施するた
めの形態を、以下の第1〜第4実施例および変形例等に
より、具体的に説明する。図1〜図4に示した第1実施
例は、上述した第1,第2の解決手段(特に出願当初請
求項1,2)を具現化したものであり、図5,図6のも
のはその変形例である。また、図7に示した第2実施例
は、上述した第1,第2の解決手段(特に出願当初請求
項1,3)を具現化したものであり、図8のものはその
変形例である。さらに、図9に示した第3実施例は、上
述した第1,第2の解決手段(特に出願当初請求項1,
4)を具現化したものであり、図10のものはその変形
例である。また、図11に示した第4実施例は、上述し
た第3の解決手段(出願当初請求項5)を具現化したも
のである。なお、それらの図示に際して、曲面の曲がり
具合は、実際よりも強調されていたり、適宜な場合は無
視されている。
【0016】
【第1実施例】本発明のプラズマ処理装置の第1実施例
について、その具体的な構成を、図面を引用して説明す
る。図1は、そのプラズマ処理装置10の外観を示す斜
視図であり、図2は、平面図である。また、図3は、内
部構造を示し、(a)が縦断右側面図、(b)が横断平
面図である。さらに、図4は、それらの構造部材のう
ち、右側面に乗載面の形成された前側電極24を示して
おり、(a)が正面図、(b)が斜視図、(c)が被処
理物40を載せた状態の正面図、(d)がその斜視図、
(e)がそのうちの被処理物挟持手段部分(41,24
c)についての縦断拡大図である。
【0017】このプラズマ処理装置10は(図1〜3参
照)、丈夫なフレーム等でできた基台部30によって作
業し易い高さに支持された真空チャンバ20を具えたも
のであり、プラズマ形成に必要な真空チャンバ20の内
部空間21の真空引きを行うために、そのチャンバ内空
間21と基台部30内の収納空間31とを連通させる貫
通口27が真空チャンバ20の底面を貫通して形成され
(図3(b)参照)、これに収納空間31側から真空配
管32が連結されるとともに(図3(a)参照)、可変
バルブ33や真空ポンプ34も、収納空間31内に設置
されて、真空配管32に連結されている。そして、適宜
なコントローラ35の制御に応じて、チャンバ内空間2
1がレシピ等で指示された適切な真空度に保たれるよう
になっている。また、適宜のRFユニット36や、ガス
ユニット37、さらには図示しない冷却水供給ユニット
等も、付設されており、これらもコントローラ35の制
御に従って作動するようになっている。
【0018】真空チャンバ20は(図1〜3参照)、や
はり丈夫なフレーム等でできた立方体状のものである
が、前後左右の各側板が取り外し可能になっており、こ
れらは何れもシールリング21a等で気密に閉じられる
(図3(a)参照)。そのうち、前板に該当する側板2
2として(図1〜3参照)、左前の縦のフレームへヒン
ジ22aにて双方向回転可能に装着された扉部Aと、右
前の縦のフレームへ同様にして左右対称に装着された扉
部Bとの2枚が装備されており、扉部Aを開ければ扉部
Bを閉めるのが可能で、扉部Bを開ければ扉部Aを閉め
るのが可能で、これら一対の前板(側板22,22)
は、真空チャンバ20の前面開口という同一箇所を開閉
する複数の扉となっている。
【0019】扉部A,Bにおける側板22の両面のうち
閉じたときにチャンバ内空間21を画する方の内面には
前側電極24が取り付けられる(図1,図3参照)。例
えば各側板22に対して上下2段にして2個ずつ設けら
れる。また、これらの前側電極24の上下や中間には、
多数の小孔が貫通形成されたバッフル板25も取り付け
られる。前側電極24及びバッフル板25と側板22と
の間には排気路を兼ねた間隙が確保され、これとフレキ
シブル配管24e等を経由するRFケーブル等で前側電
極24はRFユニット36と接続されている。さらに、
前側電極24には、後述するようなワーク乗載電極面2
4aが形成されており、これによって、このプラズマ処
理装置10は、被処理物を載せる電極24が開閉可能な
側板22に設けられたものとなっている。
【0020】側板のうち前板に対向する背面板には(図
1,図3参照)、上下に並べて後側電極23が装着され
ており、後側電極23は(図3参照)、何れも、金属等
の良導体からなり、そのガス流出電極面23aが導電性
を持った平坦面に形成されるとともにRFユニット36
からプラズマ励起用の高周波電力を印加されるようにな
っている。また、ガス流出電極面23aには多数のガス
流出用小孔が穿孔形成されるとともに、後側電極23の
内部空間にはガスユニット37からガス配管23bを介
して送給されたガスが導かれるよう適宜の配管等がなさ
れていて、プラズマ生成用の処理ガスやその希釈用ガス
等が、ガス流出電極面23aのところからチャンバ内空
間21の中央に向かって送り込まれるようになってい
る。
【0021】これらの後側電極23の左右には(図1,
図3(b)参照)、遮版26が設置されており、これら
は、チャンバ内空間21内で上記背面板から前方に延び
ていて、閉めた側板22の前側電極24の左右両側に接
することで、チャンバ内空間21のうち前側電極24と
後側電極23で挟まれた部分を、貫通口27の連通する
空間から、仕切っている。これにより、両電極24,2
3間のところをプラズマ形成空間として画するととも
に、真空ポンプ34が作動すると、プラズマ形成空間か
らバッフル板25とその裏面の排気路と貫通口27とを
介して真空引きが行われるので、分散したバッフル板2
5の絞り効果等によって、プラズマ形成空間の圧力分布
が一様化されるようになっている。
【0022】前側電極24は、被処理物40を縦にして
保持するために、ワーク乗載電極面24aを縦にした状
態で、側板22の内面すなわちチャンバ内空間21側の
面に取り付けられる。これにより、このプラズマ処理装
置10は、乗載面形成部材24が縦2段に列設されたバ
ッチ式のものとなる。また、被処理物40を効率良くプ
ラズマに曝すために、前側電極24は、金属等の良導体
から形成されて、上述したようにRFユニット36に導
電線等で接続されるとともに、該当側板22を閉めたと
きにワーク乗載電極面24aがガス流出電極面23aと
ほぼ平行に対向する状態で設置される。これにより、前
側電極24は、後側電極23と共にプラズマ形成用対向
電極になる。また、真空チャンバ20はそれらのプラズ
マの形成空間を囲うものとなる。
【0023】さらに、前側電極24には、処理が等方性
なのか異方性なのか等に応じて、接地電位やその他の所
定電位にバイアスしたり、適宜の高周波を印加したりす
るが、そのための配線や、後述する冷却水供給用の配管
は、扉部A,Bが可動式であること等を考慮して、フレ
キシブル配管24eを介して外部から側板22を貫いて
前側電極24に達するようになっている。
【0024】この前側電極24のワーク乗載電極面24
aについて特に詳述すると(図4参照)、被処理物40
の大きさにもよるが、さらにはプラズマのミーンフリー
パス等にもよるが、典型的な場合を述べると、ワーク乗
載電極面24aは、中央部を凹ませた弓状・円弧状の滑
らかな曲面に仕上げられ、高さXが350〜400mm
であれば深さYは5〜10mm程度にされる。これによ
り、乗載面24aが単調な凹面になるとともに、その程
度の曲がり具合であれば乗載面24aの曲面状態もプラ
ズマ均一性の範囲に収まる(図4(a)参照)。
【0025】また、前側電極24は、加工が容易なよう
に、左右方向に同じ断面構造が連続したものにされる
(図4(b)参照)。そして、ワーク乗載電極面24a
に被処理物40を載せてその上下端部を挟持用着脱部材
41で押さえると、被処理物40がワーク乗載電極面2
4aに沿って曲がるようになっている(図4(c)参
照)。なお、この例では、前側電極24が被処理物40
を4枚並べて載せられるだけの長さにされるとともに、
挟持用着脱部材41も前側電極24とほぼ同じ長さにな
っている(図4(d)参照)。
【0026】さらに、前側電極24には(図4(e)参
照)、冷却水を流すために穿孔形成された水路24bを
避けて、裏面から乗載面24aの直ぐ下のところまで穴
が掘られ、その中に挟持用埋設部材24cが格納され
る。それから、挟持用埋設部材24cの固定とガス滞留
防止等のために、その穴は封止部材24dによって密封
される。挟持用埋設部材24cには、磁束がワーク乗載
電極面24aを貫いて往復するようSN両極が適度に離
れた永久磁石が採用されている。また、挟持用着脱部材
41は、ステンレス鋼等からなる非磁化部41aと、軟
鉄等からなる磁化部41bとで作られ、ワーク乗載電極
面24a又は被処理物40への当接面を除いて、磁化部
41bが非磁化部41aによって覆われている。
【0027】かかる部材の結合による被処理物挟持手段
では、磁力に基づいて挟持用着脱部材41が着脱自在の
ものとなるので、ワーク乗載電極面24aに被処理物4
0を載せてから挟持用着脱部材41も載せると、磁力が
働き、挟持用埋設部材24cと挟持用着脱部材41とで
互いに引きあう力が生じて、挟持用着脱部材41が前側
電極24に固定されるので、被処理物40はそれらによ
ってワーク乗載電極面24a上に挟持されることとな
る。なお、その際、挟持用埋設部材24cからの磁束は
前側電極24及び挟持用着脱部材41の外に漏れること
なく磁化部41bで折り返すので、磁力を利用しても、
挟持用埋設部材24cに対応して挟持用着脱部材41を
適切な箇所に装着しさえすれば、プラズマが乱れるとい
うおそれは無い。
【0028】この第1実施例のプラズマ処理装置の使用
態様及び動作を説明する。
【0029】先ず、扉部A,Bのロックが掛かっていれ
ばロックを解除しておき、扉部A,Bを真空チャンバ2
0から手前側に引いて、扉部Aは左側へ、扉部Bは右側
等の邪魔にならないところへ、開く(図1,図2参
照)。そして、その何れか一方たとえば扉部Aを対象に
してその各前側電極24のワーク乗載電極面24a上に
被処理物40を並べて載せるとともにそれらの上下端部
のところに挟持用着脱部材41を重ねる(図4(d)参
照)。こうして、被処理物40が縦にして保持された
ら、被処理物40の裏面全体がワーク乗載電極面24a
に沿って曲がっていることを確認し(図4(c)参
照)、不自然な曲がりや浮き上がりが無ければ、扉部A
を真空チャンバ20本体の方に戻して、前面開口を閉じ
る(図3(b)参照)。扉部Bは開けたままにしてお
く。
【0030】こうして扉部Aでのプラズマ処理の準備が
調ったところで、コントローラ35を操作して動作を開
始させると、所定のレシピに則って以下のプラズマ処理
が自動で行われる。すなわち、真空ポンプ34によるチ
ャンバ内空間21の真空引きが行われるとともに、可変
バルブ33の開度調節によってチャンバ内空間21の圧
力がレシピ指定の真空度に保たれる。例えば、数Too
r〜数十Toor程度に維持される。また、レシピで指
定されたガスが、ガスユニット37から後側電極23を
介してチャンバ内空間21へ供給される。例えば、ポリ
イミドをエッチングする場合、酸素ガスや、窒素ガス、
フッ素系ガス(NF3 )などが用いられる。さらに、数
十kHz又はそれ以上の高周波電力がRFユニット36
から後側電極23等に供給されて、後側電極23と前側
電極24とに挟まれた空間におけるガスが励起される
と、そこにプラズマが形成される。
【0031】こうして、被処理物40の表面がプラズマ
に曝され、レシピに設定された適切な一定の又は適宜に
可変されるガス種や,量,電力,圧力の下で、エッチン
グ等のプラズマ処理が進行する。その際、処理済みのガ
スや副生成ガス等を含んだプラズマは、プラズマ形成空
間から離れたり、バッフル板25を通過する際に、エネ
ルギーを失って通常のガスに戻り、排出される。
【0032】また、そのようなプラズマ処理と並行し
て、前側電極24の水路24bには、冷却水が流され、
これによって、前側電極24そしてワーク乗載電極面2
4aは常時ほぼ一定の温度に保たれる。そして、高温の
プラズマから被処理物40に伝達された熱は、被処理物
40の表面から裏面に流れ、さらに前側電極24に逃が
される。その際、温度の上昇した被処理物40は、膨張
しようとするが、被処理物40が既に平面状態からワー
ク乗載電極面24aに沿って曲げられており而も辺縁部
分が挟持用着脱部材41によって固定されているので、
膨張力がその曲げを強化するように働き、被処理物40
の表裏面の温度差に起因する逆向きの曲げ力の作用は抑
え込まれて、被処理物40の中央部分はワーク乗載電極
面24aを一層強く押すようになる。
【0033】こうして、被処理物40と前側電極24と
の全面接触が維持され、被処理物40の冷却が継続され
る。そして、被処理物40が適度な温度に保たれて、そ
れに対するプラズマ処理も適切に行われる。
【0034】一方、そのようにして扉部Aでのプラズマ
処理は自動的に進むので、手の空いた作業者は、開いて
いる扉部Bに対する準備作業をプラズマ処理と並行して
行う。すなわち、扉部Bを対象にしてその各前側電極2
4のワーク乗載電極面24a上に、被処理物40を並べ
て載せ、その上下端部に挟持用着脱部材41を重ね、被
処理物40の曲がり等を確認しておく。それから、プラ
ズマ処理の終了を待つ。
【0035】そして、プラズマ処理の終了後は、RFユ
ニット36等の出力が停止し、チャンバ内空間21がパ
ージされるとともに大気圧に戻されるので、再び扉部A
を真空チャンバ20から手前側に引いて左側へ大きく開
く。それから、準備のできている扉部Bを真空チャンバ
20本体の方に戻して、前面開口を閉じる。こうして扉
部Bでのプラズマ処理の準備が調ったところで、再びコ
ントローラ35を操作して動作を開始させると、所定の
レシピに則って上述のプラズマ処理が自動で繰り返され
る。
【0036】また、その扉部Bでのプラズマ処理が自動
的に進行している間に、作業者は、開けた方の扉部Aを
対象にして、先の処理の後始末と後の処理の準備作業と
を行う。すなわち、挟持用着脱部材41を引っ張って外
すとともに、処理済みの被処理物40も丁寧にワーク乗
載電極面24aから剥がす。それから、ワーク乗載電極
面24aに被処理物40の残渣等が貼り付いているよう
な場合には、それを拭き取ったり、必要であれば削ぎ落
とす。こうして、ワーク乗載電極面24aの清掃が楽に
行える。また、扉部Bの各前側電極24のワーク乗載電
極面24a上に被処理物40を並べて載せる等の作業も
済ませておく。それから、扉部Bでのプラズマ処理の終
了を待つ。
【0037】以下、同様のことが繰り返えされて、扉部
Aを閉めてのプラズマ処理および扉部Bを開けての手作
業と、扉部Aを開けての手作業および扉部Bを閉めての
プラズマ処理とが、交互に行われる。こうして、ワーク
の交換等の作業が人手によるような場合であっても、プ
ラズマ処理装置10及び作業者が双方とも遊ぶことな
く、効率良くプラズマ処理が進められることとなる。
【0038】
【第1実施例の変形例】図5に示したものは、前側電極
24に関する変形例を示す横断平面図であり、(a)
(b)共に上述した図3(b)に対応している。これら
は、何れも、前側電極24及び後側電極23を縦にする
とともに左右に3列設けたものである。なお、(a)の
ものはワーク乗載電極面24aが凹面になっているが、
(b)のものはワーク乗載電極面24aが凸面になって
いる。
【0039】このようなプラズマ処理装置にあっては、
曲面でも単調であればその加工等は比較的容易に行え
る。そして、凹面の場合、膨張力は被処理物を凹面に押
し付けるように働くので、被処理物の更なる変形は、座
屈等を起こさない限り、抑制される。また、凸面の場
合、熱による内部応力は、強制的な変形力を超えない限
り、それによって相殺される。これによって、乗載面の
形状が複雑になるのを回避しつつも、被処理物と乗載面
との接触を確実に維持するのが可能となる。
【0040】また、図6に示したものは、個々の扉が小
さくなるように、前面開口を左右に2分割するととも
に、扉の個数を増やしたものである。そのうち、(a)
のものは、各開口ごとに2枚の扉を設けて合計4枚を使
用するものであり、(b)のものは、中央の扉の両面に
前側電極24を装着することで合計3枚で足りるように
なっている。
【0041】
【第2実施例】本発明のプラズマ処理装置の第2実施例
について、その具体的な構成を、図面を引用して説明す
る。図7は、その平面図である。
【0042】このプラズマ処理装置10が上述の第1実
施例のと相違するのは、扉部A,Bに分かれていた前板
22(側板)が一体化されて横長の大きなものになって
いる点と、これが扉のように回転するのでなく水平移動
台22bによって左右に移動するようになっている点で
ある。
【0043】すなわち、左右にほぼ2倍に伸びた一枚の
側板22の内面側には、左右に並んで2個の前側電極2
4が取り付けられている。また、前側電極24の周りに
当たる側板22上の適宜箇所には、各々の前側電極24
毎に、真空チャンバ20本体に対して係止やロックする
ための部材付設や加工も施されている。これにより、側
板22は、同一箇所に対応する複数の開閉面を具えたも
のとなっている。
【0044】この場合、一方の前側電極24例えば左側
のもののところが真空チャンバ20の前面開口を塞いだ
状態で(図7(a)参照)、その前側電極24でのプラ
ズマ処理と、他方すなわち右側の前側電極24に対する
準備作業や後始末とが、並行して行われる。
【0045】そして、それが済むと(図7(b)参
照)、側板22が、水平移動台22bに載ったままで、
真空チャンバ20本体から手前側に引かれ、それから、
左側に横送りされる。さらに、後方へ戻されて、右側の
前側電極24のところで真空チャンバ20の前面開口を
塞ぐ(図7(c)参照)。
【0046】こうして、この場合も、左右の前側電極2
4を交換しながら、逐次継続的に、一方の前側電極24
でのプラズマ処理と他方の前側電極24に対する準備作
業や後始末とが並行して行われる。
【0047】
【第2実施例の変形例】図8に示したものは、横長の大
きな側板22の支持機構に関する変形例を示す平面図お
よび斜視図である。このプラズマ処理装置10では、前
板22(側板)の中央に形成された貫通穴に回転支軸2
2cを挿通させており、これによって、側板22が鉛直
面内で回転可能に支持される。
【0048】この場合、左右の前側電極24を入れ替え
るために側板22を手前に引いた後で側板22を左右に
ずらす代わりに半回転させること(図8(b)等参照)
以外は、上述した第2実施例とほぼ同様の動作・使用態
様となる。
【0049】
【第3実施例】本発明のプラズマ処理装置の第3実施例
について、その具体的な構成を、図面を引用して説明す
る。図9は、その右側面図である。
【0050】このプラズマ処理装置10が上述の第1実
施例のと相違するのは、前板22(側板)が扉状でなく
真空チャンバ20本体から取り外し可能になっているこ
とである。そして、側板22は、手で軽く押すだけで装
置設置面50上を滑らかに走行しうるようにキャスター
台22dにて支持されるとともに、真空チャンバ20の
前面開口への着脱が楽に行えるようその開閉箇所の高さ
に支持されている。
【0051】この場合、キャスター台22d付きの側板
22は、複数台(A,B等)が一の真空チャンバ20に
対して導入され、それぞれの側板22の両面のうち真空
チャンバ20に向けられる面には、前側電極24が装着
されている。そして、複数台A,Bを交互に又は逐次に
使い回しながら、プラズマ処理とその準備作業や後始末
とが並行して行われる。なお、この場合は、側板22を
移動させることで、準備作業や後始末をプラズマ処理と
は別の離れた場所で行うことも可能である。
【0052】
【第3実施例の変形例】図10に示したものは、キャス
ター台22d付きの側板22の両面に前側電極24を装
着したものであり、プラズマ処理の度に側板22を裏返
すことでその表裏の前側電極24を交互に使用するよう
になっている。この場合、側板22が複数台であれば勿
論、一台だけでも、並行作業が行える。
【0053】
【第4実施例】本発明のプラズマ処理装置の第4実施例
について、その具体的な構成を、図面を引用して説明す
る。図11は、(a)が機構部の右側面図であり、
(b)がRF回路の主要配線図である。
【0054】このプラズマ処理装置10が上述の各実施
例のものと相違するのは、RFケーブルが側板22外面
のフレキシブル配管24e経由でなく反対側の内面側に
設けられたプラグ22eを経由するようになった点であ
る。真空チャンバ20本体においてプラグ22eと対向
するところには、プラグ22eに適合したレセプタクル
21bが設けられている(図11(a)参照)。そし
て、側板22を交換等のために真空チャンバ20から外
すとそれだけでプラグ22eとレセプタクル21bとの
接続状態が断たれるとともに側板22を真空チャンバ2
0に装着するとそれだけでプラグ22eとレセプタクル
21bとの接続状態が回復する。これにより、このプラ
ズマ処理装置10は、真空チャンバ20及び各々の側板
22(A,B,…)の対応箇所に、電極24に至る電力
ラインを側板22の開閉に伴って直接的に断続する手段
が設けられたものとなっている。
【0055】この場合、プラズマ処理装置10の使用態
様や動作は上述したものと同様になるが、準備作業や後
始末の対象とされる側板22及び前側電極24は、必然
的に真空チャンバ20の前面開口から離れるので、RF
ユニット36から確実に分離され、RFユニット36が
動作中であってもそこから高周波を受けることが無い。
こうして、準備作業や後始末がプラズマ処理と並行する
ものであっても、作業者はそれを安心して行うことがで
きる。
【0056】そのようなプラグ22e及びレセプタクル
21bは、通常、シールリング21aの外側に設置され
るが、これによるRFケーブルに限らず、水配管も適宜
のカップリング等を利用して同様のところへ移すこと
で、フレキシブル配管24eが無くなる又は少なくとも
露出しなくなるようにしても良い。
【0057】
【その他】なお、図4に示した前側電極24及び被処理
物挟持手段の形状等は一例であり、これに限定されるも
のでは無い。例えば、挟持用着脱部材41が被処理物4
0毎に分割されて短くなっていても良く、上下に加えて
左右の辺縁部分にも挟持用着脱部材41が装着されてい
ても良く、挟持用着脱部材41が額縁状になっていても
良い。また、挟持用埋設部材24cのNS両極が、上下
方向で無く、左右方)に離れていても良い。
【0058】また、前側電極24は、ワーク乗載電極面
24aを形成するに際して凹形あるいは凸形の曲面を被
処理物40毎に繰り返すようにしても良く、凹凸双方が
混在するようにしても良い。挟持用着脱部材41につい
ても同様に凹凸や分割の任意の組み合わせが可能であ
る。さらに、前側電極24自体を被処理物40毎に分割
して作り上げ、それらを列設するようにしても良い。
【0059】なお、上記実施例では、静電チャックが設
けられていない場合を述べたが、これは、静電チャック
が無くても対処可能なことを例示したに過ぎず、その併
用までも排除する訳では無い。また、前側電極24の設
置個数は、2段に限らず、それより多くても少なくても
良い。一の前側電極24に載せる被処理物40の枚数
も、4枚に限らず、やはりそれより多くても少なくても
良い。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の第1の解決手段のプラズマ処理装置にあっては、側板
を開閉して電極を出し入れするようにしたことにより、
摺動部や転動部等が真空チャンバ内に無くても真空チャ
ンバ外での作業が可能となり、その結果、可撓性の薄物
を適切に処理して作業性も良いプラズマ処理装置を実現
することができたという有利な効果が有る。
【0061】また、本発明の第2の解決手段のプラズマ
処理装置にあっては、被処理物を載せる電極の交換が側
板の開閉を利用して容易に行われるようにしたことによ
り、可撓性の薄物を適切に処理して作業性も一層良いプ
ラズマ処理装置を実現することができたという有利な効
果を奏する。
【0062】さらに、本発明の第3の解決手段のプラズ
マ処理装置にあっては、開いている方の電極には高周波
電力が決して印加されないようにしたことにより、可撓
性の薄物を適切に処理して作業性も良く而も安全なプラ
ズマ処理装置を実現することができたという有利な効果
が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラズマ処理装置の第1実施例につい
て、その斜視図である。
【図2】 その平面図である。
【図3】 その内部構造を示し、(a)が縦断右側
面図、(b)が横断平面図である。
【図4】 そのうち、右側面に乗載面の形成された
前側電極を示し、(a)が正面図、(b)が斜視図、
(c)が被処理物を載せた状態の正面図、(d)がその
斜視図、(e)がそのうちの被処理物挟持手段部分につ
いての縦断拡大図である。
【図5】 乗載面形状等の変形例を示す横断平面図
である。
【図6】 側板等に関する変形例を示す平面図であ
る。
【図7】本発明のプラズマ処理装置の第2実施例につい
て、その平面図である。
【図8】 側板等に関するその他の変形例を示す平
面図である。
【図9】本発明のプラズマ処理装置の第3実施例につい
て、その右側面図である。
【図10】 側板等に関する変形例を示す右側面図で
ある。
【図11】本発明のプラズマ処理装置の第4実施例につ
いて、(a)が右側面図であり、(b)がRF回路の主
要配線図である。
【符号の説明】
10 プラズマ処理装置 20 真空チャンバ 21 チャンバ内空間 21a シールリング 21b レセプタクル(コネクタ、挿抜・着
脱式の結合部) 22 側板(前面板、左右側面板、背面板) 22a ヒンジ(枢支部材、揺動式・回動式
移動手段) 22b 水平移動台(摺動移動手段) 22c 回転支軸(回転移動手段) 22d キャスター台(走行移動手段つきの
側板支持部) 22e プラグ(コネクタ、挿抜・着脱式の
結合部) 23 後側電極(プラズマ形成用電極の一方) 23a ガス流出電極面(対向電極面) 23b ガス配管 24 前側電極(プラズマ形成用電極の他方、
乗載面形成部材) 24a ワーク乗載電極面(対向電極面、乗
載面) 24b 水路(冷媒用流路) 24c 挟持用埋設部材 24d 封止部材 24e フレキシブル配管(水配管、RFケ
ーブル) 25 バッフル板 26 遮版(仕切り板) 27 貫通口(真空引き用吸出口) 30 基台部 31 収納空間 32 真空配管 33 可変バルブ(真空圧力調整手段) 34 真空ポンプ(負圧吸引源) 35 コントローラ(制御装置) 36 RFユニット(高周波電源) 37 ガスユニット(プラズマ用ガス供給手
段) 40 被処理物(可撓性の薄いワーク) 41 挟持用着脱部材(ワーク押さえ) 41a 非磁化部 41b 磁化部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 裕 川崎市高津区坂戸3−2−1かながわサイ エンスパーク 株式会社エフオーアイ内 (72)発明者 竹居 滋郎 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 飯村 幸夫 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 4G075 AA24 BC04 BC06 CA47 DA01 EB01 EC21 EC30 4K030 CA12 DA03 FA01 GA03 5F004 AA16 BA04 BB07 BB11 BB16 BB21 BB32 BC02 BC08 BD01 BD04 CA05 DA17 DA25 DA26 DB25 5F045 AA08 DP11 DP13 EB02 EC01 EH07 EH13 EM03 EN04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被処理物を縦にしてプラズマに曝すプラズ
    マ処理装置において、前記被処理物を載せる電極が開閉
    可能な側板に設けられていることを特徴とするプラズマ
    処理装置。
  2. 【請求項2】前記側板が同一箇所を開閉する複数の扉で
    あることを特徴とする請求項1記載のプラズマ処理装
    置。
  3. 【請求項3】前記側板が同一箇所に対応する複数の開閉
    面を具えたものであることを特徴とする請求項1記載の
    プラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】前記側板が走行可能等の移動自在な支持部
    材にて開閉箇所の高さに支持されていることを特徴とす
    る請求項1記載のプラズマ処理装置。
  5. 【請求項5】前記電極に至る電力ラインを前記側板の開
    閉に伴って直接的に断続する手段が設けられていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載され
    たプラズマ処理装置。
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