JP2000342936A - 中空糸膜ろ過装置の膜損傷検知方法及び膜損傷検知装置 - Google Patents

中空糸膜ろ過装置の膜損傷検知方法及び膜損傷検知装置

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JP2000342936A
JP2000342936A JP11155118A JP15511899A JP2000342936A JP 2000342936 A JP2000342936 A JP 2000342936A JP 11155118 A JP11155118 A JP 11155118A JP 15511899 A JP15511899 A JP 15511899A JP 2000342936 A JP2000342936 A JP 2000342936A
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Yoshihide Kageyama
佳秀 蔭山
Takeshi Higashijima
健 東島
Yuko Fujiwara
優子 藤原
Torataro Minegishi
寅太郎 峯岸
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Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、簡単な手段により、中空糸膜の膜
損傷を迅速適確に検知できる中空糸膜ろ過装置の膜損傷
検知方法及び膜損傷検知装置を提供する。 【解決手段】 本発明による膜損傷検知装置は、中空糸
膜ろ過装置フローに配置され、UF膜モジュール11の
下流側に設けた空気による圧力注入手段と、UF膜モジ
ュール11の加圧側の圧力保持手段と、それらの制御手
段とから構成される。圧力計20を設置し、コンプレッ
サー19からの空気の圧送、バルブAV−1、AV−
2、AV−3、AV−4による圧力保持制御、中空糸膜
に対する圧力注入時間と圧力変化率の関係から得られた
一定の圧力注入時間による中空糸膜の圧力保持率の経時
変化を求めて、正常な圧力保持率との比較値から演算し
て、中空糸膜の膜損傷を検知し、警報、さらには表示等
の処置を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は中空糸膜ろ過装置の
膜損傷検知方法及び膜損傷検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】浄水用の中空糸膜ろ過装置は、従来の凝
集沈殿池及び砂ろ過設備の代替設備として、次のような
利点から脚光を浴びてきている。 (1)施設がコンパクトで、浄水場の全体面積が小さく
なり、かつ建設工期も短縮できる。(2)自動化が図れ
るため、運転及び維持管理が容易である。(3)凝集剤
等の薬品の添加が少なくてすみ、薬品費の低減化が図れ
る。(4)水質向上が図られ、高品質の飲料水が得られ
る。
【0003】中空糸膜ろ過装置は繊維膜ろ過によるもの
であり、原理的には、多数本の中空糸状微孔性繊維を使
用し、各繊維が原水を繊維の外部から繊維壁の微孔を経
て繊維の内部へ流動させ、原水から不純物を除くもので
あり、定期的に膜の外側に付着した物質は水逆洗浄、空
気逆洗浄、又はエアスクラジング等により洗浄される。
【0004】実用的には、数千本から数万本の繊維を束
ねてシェルに納め、所謂膜モジュールを構成している。
【0005】膜分離方式としては、一般に、微孔の大き
さによる限外濾過膜(UF膜)及び精密濾過膜(MF
膜)が用いられ、これらの膜モジユール構造は、中空糸
膜(例えばUF膜の場合、内径0.8mm、外径1.4
mmで分画分子量13000Daltonの多孔質中空
糸状に成形した膜)を束ねて、これをパイプ状のハウジ
ングに納めた一体構造である。
【0006】膜モジユール一本あたり中空糸が数千本程
度充填されており、この膜が損傷していないかどうか
は、良好な水質を得るために大変重要な項目である。こ
のために、常にその安全性を確認することが必要であ
る。膜損傷の検知方法として、常時処理水水質をレーザ
ー式濁度計で監視することが行われている。
【0007】図6は中空糸膜のレーザー式濁度計による
安全対策の状態を示す概略図である。図6において、中
空糸膜であるUF膜1が原水槽2からポンプ3により供
給される原水1を膜分離して膜ろ過水5が生産される。
UF膜1の下流側にはレーザー濁度計4が設置されて常
時膜ろ過水5の水質を監視している。膜に異常があった
場合には、膜ろ過水5の濁度が変化するので、これを検
知して警報を出し、異常のあった系列を停止する。
【0008】しかし、レーザー濁度計4を用いた水質を
検知する方法は、非常に敏感に反応するため、ろ過水の
配管の汚染、あるいは濁度計内のセンサーの汚染等が起
こらないように十分留意しなければならず、維持管理が
繁雑である。上記した漏洩の原因が中空糸膜にピンホー
ルが存在したり、装置組立て時の中空糸膜の損傷、運転
継続による膜の劣化等が挙げられることから、レーザー
濁度計4以外の検知方法として、電気伝導度の変化を検
知する方法、乾燥状態で、中空糸膜外面に加圧ガスを供
給し、リーク個所より加圧ガスを漏洩させ、漏洩ガスの
流出を光学的に検知する方法(特公昭56−39921
号)等が検討されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た種々の検知方法は以下の問題がある。
【0010】電気伝導度の変化を検知する方法は、原液
として、処理後の液の電気伝導度に変化を与える液体を
供給する必要があり、また、検査後に再度原液を洗浄す
る工程が必要である。
【0011】また、乾燥状態で、中空糸膜外面に加圧ガ
スを供給し、リーク個所より加圧ガスを漏洩させ、漏洩
ガスの流出を光学的に検知する方法は、炭酸ガス、メタ
ンガス等の空気と異なる屈折率の加圧ガスを用い、中空
糸膜モジュールの端部を光路内に置き、膜モジュュール
端部のリーク個所からの加圧ガスによる漏洩ガスの流出
による屈折現象を拡大し、ナイフエッジを経てスクリー
ン上に該膜モジュール端部の流出状態を明暗像として映
出すものであり、膜モジュュール筺体の外装が不透明な
場合には適用できない。また、乾燥状態で、炭酸ガス、
メタンガス等の空気と異なる屈折率の加圧ガスを供給こ
とが必要であり、繁雑である。
【0012】本発明は上記のような問題点の解決を図っ
たものであり、レーザー式濁度計に代わって、簡単な手
段により、中空糸膜の膜損傷を迅速適確に検知すること
のできる中空糸膜ろ過装置の膜損傷検知方法及び膜損傷
検知装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、中空糸膜
ろ過装置の膜損傷検知方法であって、前記中空糸膜の外
側に水を張り、内側から加圧空気を導入して、加圧空気
による圧力注入時間と圧力変化率の関係から得られた一
定の圧力注入時間を設定し、その設定時間から内側を加
圧状態に保持して、中空糸膜の圧力保持率の経時変化を
求めて、正常な状態の圧力保持率と膜損傷による状態の
圧力保持率を比較して、中空糸膜の膜損傷を検知するこ
とを特徴とする中空糸膜ろ過装置の膜損傷検知方法であ
る。
【0014】第二の発明は、第一の発明において、前記
圧力注入時間を90〜180秒に設定したことを特徴と
する中空糸膜ろ過装置の膜損傷検知方法である。
【0015】第三の発明は、中空糸膜ろ過装置の膜損傷
検知装置であって、前記膜損傷検知装置は中空糸膜の下
流側に設けた空気による圧力注入手段と、中空糸膜の加
圧側の圧力保持手段と、それらの制御手段とを具備した
ことを特徴とする中空糸膜ろ過装置の膜損傷検知装置で
ある。
【0016】本発明によれば、上記構成により、中空糸
膜に対する圧力注入時間と圧力変化率の関係から得られ
た一定の圧力注入時間を設定し、その設定値による中空
糸膜の圧力保持率の経時変化を求めて、正常な圧力保持
率との比較値から、中空糸膜の膜損傷を迅速適確に検知
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図に
よって詳述する。
【0018】図1は本発明の一実施の形態を示す図であ
る。本発明が対象とする中空糸膜装置10はUF膜モジ
ュール11から構成されており、UF膜モジュール11
には原水タンク12からポンプ13により圧送された原
水1が下部から供給され、そこでUF膜モジュール11
により膜分離される。膜ろ過水15は頂部から流出して
浄化槽14に流入する。膜ろ過水15は浄化槽14から
飲料用に使用される。原水はタンク12に一部循環され
る。符号16はオートストレーナーである。
【0019】中空糸膜ろ過装置10には、定期的に逆洗
浄するために、逆洗タンク17が接続され、ポンプ13
cにより洗浄水をUFモジュール膜11の頂部から送入
してUF膜の外壁に付着した物質を洗浄除去する。
【0020】後述する試験と比較するために、従来用い
られていた濁度計18を取付けている。
【0021】本発明による膜損傷検知装置は、上記した
中空糸膜ろ過装置フローに配置されるものであり、UF
膜モジュール11の下流側に設けた空気による圧力注入
手段と、UF膜モジュール11の加圧側の圧力保持手段
と、それらの制御手段とから構成される。
【0022】圧力注入手段にはコンプレッサー19をU
F膜モジュール11の下流側に接続して、UF膜モジュ
ール11の頂部からUF膜の内側に加圧空気を送入す
る。
【0023】圧力保持手段には、UF膜モジュール11
の上流側の原水供給系にバルブAV−1、下流側のろ過
水排出系にバルブAV−2、UF膜モジュール11の上
部に設けた循環水系にバルブAV−3、そしてコンプレ
ッサー19からの空気送入系にバルブAV−4を設け、
それらのバルブ開閉によって所定の時間を圧力保持がて
きるようにしている。圧力は圧力計20によって検知さ
れる。
【0024】膜損傷検知のための制御手段18aは、中
空糸膜ろ過装置10のろ過処理運転による制御盤18の
中に組入れられている。ここでは、圧力計20を設置
し、コンプレッサー19からの空気の圧送、バルブAV
−1、AV−2、AV−3、AV−4による圧力保持制
御、前記中空糸膜に対する圧力注入時間と圧力変化率の
関係から得られた一定の圧力注入時間による中空糸膜の
圧力保持率の経時変化を求めて、正常な圧力保持率との
比較値から演算して、中空糸膜の膜損傷を検知し、警
報、さらには表示等の処置を行う。
【0025】次に、図1による本発明の膜損傷検知装置
で試験した結果を詳述する。 1.試験装置 メーカ−旭化成製 膜モジュ−ル 膜種 中空糸限外ろ過膜(UF膜) 膜材質 ポリアクリロニトリル(PAN) 分画分子量 13,000Dalton 中空糸内径/外径 0.8/1.4 膜面積 41m2 濁度計 微粒子カウンター式濁度計(脱泡塔付き) 圧力計 隔膜式圧力計
【0026】2..主な検討項目を以下のようにした。 (1)圧力注入試験 (2)圧力保持試験 (3)膜ろ過水の濁度測定
【0027】3.装置フローは図1による。
【0028】4.試験条件及び試験水準 試験条件及び試験水準を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】表1に示すように、加圧方法としてケース
1(Case1)〜ケース4(Case4)を設定し、各々のケ
ースにおいて、4種類の異なる膜状態について圧力保持
試験を実施した。ここで各ラン(Run)での繰返し試験
回数n=3とし、試験結果はその平均値を用いた。各試
験の具体的条件は以下のようである。
【0031】「圧力注入試験」 加圧媒体 空気(装置付属のコンプレッサーにより供
給) 加圧圧力 約100kPa 膜状態 正常(無損傷) 注入時間 30 60 120 180 300(秒) ホールド時間 5分間 使用原水 硬水(濁度3〜5度)
【0032】「圧力保持試験」(Run−1)〜(Run−1
6) 加圧媒体 空気(装置付属のコンプレッサーにより供
給) 加圧圧力 約100kPa 膜状態 正常(無損傷)、傷、一本切断、3本切断の
計4水準 注入時間 300(秒) ホールド時間 5分間 使用原水 硬水(濁度3〜5度)
【0033】「膜ろ過水の濁度測定」 膜状態 正常(無損傷)、傷、一本切断、3本切断の
計4水準 測定時間 2時間 使用原水 硬水(濁度3〜5度)
【0034】5.圧力注入試験及び考察 図2は圧力注入時間と圧力変化率との関係を示す図であ
る。図2の横軸は、膜モジユールに加圧空気を注入する
時間(圧力注入試験)を表わしており、縦軸は、注入停
止直後の圧力を100とした場合に5分間ホールド後の
圧力変化率を表わしている。図2に見られるように全て
の場合において、圧力注入時間を90〜150秒に設定
すれば、注入時間の違いが圧力変化率に与える影響は無
視できるものと考えられる。実用的には120秒を中心
にして30秒程度の前後の時間を設定すればよい。
【0035】6.圧力保持試験及び考察 上記圧力注入時間と圧力変化率との関係から、膜モジユ
ールに加圧空気を注入する時間を2分間に設定して次の
試験を行った。
【0036】圧力保持試験の場合の本発明による場合 異なる4水準の膜の状態、即ち、正常(無損傷)、傷、
一本切断及び三本切断における各々の場合での圧力保持
率の経時変化を図3に示す。
【0037】図3は本発明による圧力保持率の経時変化
(膜3本切断状態)を示す図である。膜が正常な場合、
膜モジュール内に水を張った状態での圧力保持率は高
い。膜が損傷した場合、図3から明らかなように、すべ
ての場合において、圧力保持率は急激に低下し、膜が正
常な場合よりも顕著な差が見られる。特に、中空糸の外
側よりも内側から加圧空気を注入した場合が圧力保持率
の低下は著しい。以上の結果より、4種類の場合の中で
は、膜モジュール内の中空糸の外側に水を張った状態
で、中空糸の内側から加圧空気を注入する場合が最も感
度が高いものと見られる。中空糸に傷が生じた場合で
も、一本切断した場合と同じ程度の感度で損傷を検知で
きる。
【0038】上記した膜モジュール内の中空糸の外側に
水を張った状態で、中空糸の内側から加圧空気を注入す
る場合には、バルブAV−1、AV−2を閉とし、AV
−3、AV−4を開として、AV−4を介してコンプレ
ッサー19により中空糸の内側を加圧し、内側の原水を
中空糸の外側に追出す。中空糸膜内側の空気圧の上昇が
安定したら、バルブAV−1、AV−2、AV−4を閉
とし、AV−3を開としたものである。
【0039】図4は本発明による膜の状態の違いによる
圧力保持率の経時変化を示す図である。図4から明らか
なように、中空糸に傷が生じた場合でも、一本切断した
場合と同程度の感度で損傷を検知できる。
【0040】7.膜ろ過水の濁度測定 表2及び図5に、各々の膜状態における微粒子カウンタ
ー式濁度計の実測値(2時間の平均値)及び経時変化を
示した。
【0041】図5は比較例の微粒子カウンター式濁度計
による濁度の経時変化の状態を示す図である。
【0042】
【表2】
【0043】表2及び図5から明らかなように、膜が損
傷した場合は正常な場合よりも高い数値を示すことか
ら、膜損傷検知システムとして微粒子カウンター式濁度
計は有効なものと考えられる。しかしながら、微粒子カ
ウンター式濁度計は非常に鋭敏に反応するため、膜ろ過
水の配管の汚染あるいは濁度計内のセンサーの汚染等が
起こらないように十分留意しなければならず、維持管理
が繁雑となることが懸念される。
【0044】
【発明の効果】本発明は、以上のように、レーザー式濁
度計に代わって、簡単な手段により、中空糸膜の膜損傷
を迅速適確に検知することのできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すフロー図である。
【図2】本発明の圧力注入時間と圧力変化率との関係を
示す図である。
【図3】本発明による圧力保持率の経時変化(膜3本切
断状態)を示す図である。
【図4】本発明による膜の状態の違いによる圧力保持率
の経時変化を示す図である。
【図5】比較例による微粒子カウンター式濁度計の濁度
の経時変化の状態を示す図である。
【図6】従来の中空糸膜のレーザー式濁度計による安全
対策の状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 原水 5,15 膜ろ過水 10 中空糸膜装置 11 UF膜モジュール 12 原水タンク 13 ポンプ 14 浄化槽 16 オートストレーナー 17 逆洗タンク 18 濁度計 19 コンプレッサー 20 圧力計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 優子 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 峯岸 寅太郎 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 4D006 GA06 GA07 HA01 LA03 LA06 LA10 MA01 MA33 MB05 MC39X

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空糸膜ろ過装置の膜損傷検知方法であ
    って、前記中空糸膜の外側に水を張り、内側から加圧空
    気を導入して、加圧空気による圧力注入時間と圧力変化
    率の関係から得られた一定の圧力注入時間を設定し、そ
    の設定時間から内側を加圧状態に保持して、中空糸膜の
    圧力保持率の経時変化を求めて、正常な状態の圧力保持
    率と膜損傷による状態の圧力保持率を比較して、中空糸
    膜の膜損傷を検知することを特徴とする中空糸膜ろ過装
    置の膜損傷検知方法。
  2. 【請求項2】 前記圧力注入時間を90〜180秒に設
    定したことを特徴とする請求項1記載の中空糸膜ろ過装
    置の膜損傷検知方法。
  3. 【請求項3】 中空糸膜ろ過装置の膜損傷検知装置であ
    って、前記膜損傷検知装置は中空糸膜の下流側に設けた
    空気による圧力注入手段と、中空糸膜の加圧側の圧力保
    持手段と、それらの制御手段とを具備したことを特徴と
    する中空糸膜ろ過装置の膜損傷検知装置。
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