JP2000342520A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

Info

Publication number
JP2000342520A
JP2000342520A JP11161392A JP16139299A JP2000342520A JP 2000342520 A JP2000342520 A JP 2000342520A JP 11161392 A JP11161392 A JP 11161392A JP 16139299 A JP16139299 A JP 16139299A JP 2000342520 A JP2000342520 A JP 2000342520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
hardness
coil
loop
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11161392A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Moriyama
宏樹 森山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP11161392A priority Critical patent/JP2000342520A/ja
Publication of JP2000342520A publication Critical patent/JP2000342520A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/00078Insertion part of the endoscope body with stiffening means

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 挿入部を大きなループ状態の時に、それを容
易に認知できるようにして患者に不用意に苦痛を与えな
いようにできる内視鏡を提供する。 【解決手段】 軟性部6の先端付近で先端が固着された
ワイヤ13と、該ワイヤ13の先端付近でその先端が固
着され、後端はコイルストッパ16で後方への移動が規
制されたコイル14とが軟性部6内に挿通され、コイル
14の後端から後方に延びるワイヤ13は操作部3の前
端付近に設けた硬度調整ノブ26の回転操作により前後
に移動する牽引部材20の溝部20aを通り、牽引部材
20より距離L離れた後方位置にワイヤストッパ18を
取り付け、ワイヤ13の後端のマーク部材19の位置に
より硬度を視認できるようにすると共に、距離L以上に
ワイヤ13が移動するように軟性部6がループにされた
場合、コイル14に圧縮力が作用して硬度調整ノブ26
を操作する力量が重くなり、大きなループ量の時に不用
意にさらに硬質化する操作をしにくくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は軟性部の硬度を調整
する硬度調整手段を備えた内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、細長の挿入部を体腔内に挿入する
ことにより、切開を必要とすることなく、体腔内の検査
対象部位を観察したり、必要に応じ、処置具を用いて治
療処置のできる内視鏡が広く用いられるようになった。
上記内視鏡の挿入部は、屈曲した挿入経路内にも挿入で
きるように可撓性を有するようにしてあるが、この可撓
性のために、手元側に対し先端側の方位が定まらず、目
標とする方向に導入することが難しくなる場合がある。
【0003】これに対処するために、例えば特開平5−
91971号公報には、内視鏡の内部にコイルパイプと
ワイヤとからなる硬度可変手段(或いは可撓性可変手
段)を設けたものが開示されている。この従来例の構成
によれば、内視鏡検査を行う術者が簡単な操作で挿入部
の可撓性を調整することができ、屈曲した経路内にも挿
入し易いようにすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
成では、挿入部が大きくループしている時に硬度を上げ
ると、ループが急激に動いたり、腸を強く圧迫する可能
性があり、患者の苦痛を増大させる恐れがあった。
【0005】(発明の目的)本発明は、上記事情に鑑み
てなされたもので、挿入部を大きなループ状態の時に、
それを容易に認知できるようにして患者に不用意に苦痛
を与えないようにできる内視鏡を提供することを目的と
する。
【0006】また、挿入部を大きなループ状態の時に、
それを容易に認知できるようにすると共に、硬度を上げ
る操作がしにくいようにしてして、患者に不用意に苦痛
を与えないようにできる内視鏡を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】軟性部を有する挿入部と
操作部とを具備し、軟性部内に軟性部の硬度を調整可能
な硬度調整手段を設け、操作部にその硬度調整手段を調
整操作する硬度調整操作部材を設けた内視鏡において、
前記軟性部のループの量に応じて、前記硬度調整部材の
操作力量を変化させることにより、挿入部を大きなルー
プ状態の時に、それを容易に認知できるようにしてい
る。また、挿入部が大きなループ状態の時には、硬度を
上げる操作力量を大きくして硬度を上げる操作がしにく
いようにして患者に与える苦痛を軽減できるようにし
た。
【0008】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1ないし
図7は本発明の第1の実施の形態に係り、図1は第1の
実施の形態の内視鏡の構造を示し、図2は図1のA−A
線断面とB−B線断面を示し、図3はカム筒体の具体例
を示し、図4は硬度表示部等が設けられた透明窓付近の
操作部を示し、図5は軟性部が屈曲された場合における
コイルとワイヤの状態を示し、図6は肛門から大腸の深
部側に挿入部を挿入する様子を示し、図7は軟性部のル
ープ量を大きくした具体例を示す。
【0009】図1に示すように本発明の内視鏡1は細長
の挿入部2と、この挿入部2の後端に設けられた操作部
3とを有する。挿入部2は先端側から硬質の先端部4
と、湾曲自在の湾曲部5と、軟性の軟性部6とからな
り、軟性部6の後端は操作部3に接続される。この軟性
部6の後端には折れ止め機能を有する折れ止め部材7が
設けられている。
【0010】軟性部7はその外皮が軟性の軟性管8で覆
われ、この軟性管8の内部にはライトガイド9等の内蔵
物が挿通されている。このライトガイド9は湾曲部6内
では保護筒体10がかぶされており、その保護筒体10
が軟性部6の中にも一部延出している。
【0011】湾曲部5はその外皮11がゴムチューブな
どで形成され、その外皮11の内側には図示しない湾曲
駒が互いに回動自在に連結されている。湾曲部5の後端
と軟性部6の前端との境界付近には両部を接続する硬性
のリング或いは硬性管12が設けられ、軟性管8内を挿
通されたワイヤ13の先端がろう付け等で強固に固定さ
れている。
【0012】また、この軟性管8内にはこのワイヤ13
が挿通される中空部を有する密着に近い密着状コイル
(以下、単にコイルと略記)14が挿通され、このコイ
ル14の先端はワイヤ13の先端より少し後方位置でろ
う付け等で強固に固定されている。ワイヤ13の先端付
近でその先端が固定されているのはコイル14の先端だ
けであって、それより手元側においてはコイル14に対
してワイヤ13は移動可能になっている。
【0013】このコイル14の手元端部は後端口金15
にビスで固定されているコイルストッパ16に突き当た
って後方側への移動が規制されている。この規制によっ
てコイル14は、回転不能な状態にもなっている。
【0014】図1で示す状態ではコイル14には圧縮力
が作用していない最も柔らかい軟状態(或いは最も可撓
性がある状態)であり、この状態から(ワイヤ13を後
方側に引っ張る操作を行い相対的にコイル14に)圧縮
力が加えられると隣接するコイル部分に摩擦力が作用し
屈曲しにくい硬状態(或いは可撓性が低い状態)とな
る。
【0015】この後端口金15は円筒管17にナットで
固定されている。一方、ワイヤ13の手元端の一部には
ワイヤストッパ18がろう49で強固に固定されてい
る。
【0016】ワイヤストッパ18の固定位置より後方側
にさらにワイヤ13が延出され、その最後端にマーク部
材19が取り付けてある。コイルストッパ16とワイヤ
ストッパ18の間には、前後方向に移動可能な牽引部材
20がその溝部20aにワイヤ13を通すようにして移
動リング21にビス39(図2(B)参照)で固定され
ている。この移動リング21は、円筒管17の内側を軸
方向に移動可能である。
【0017】また、軟性部6が柔らかい軟状態で、かつ
ストレート状態では図1に示すようにワイヤストッパ1
8の固定位置は(牽引操作を行わない状態での)牽引部
材20の位置よりも少し後方位置となり、これらの間に
距離Lとなる所定量の遊びを設けることにより、軟性部
6がループ形状などに屈曲されてもワイヤ13がコイル
14内をこの遊びの範囲内で移動自在にしてコイル14
に圧縮力が作用しないようにしている。
【0018】この距離Lは軟性部6を少なくとも90°
程度で(例えば頻度の最も大きい曲率での)ループにさ
れた場合にコイルに対してワイヤ13の後端側(具体的
にはワイヤストッパ18の位置)が移動する移動量以上
に設定されている。
【0019】上記円筒管17の外側にはカム筒体23が
かぶさっている。カム筒体23には、カム溝24a、2
4bが掘られている。また、円筒管17にも長穴25が
設けられている。移動リング21には移動ピン22がカ
ム溝24a、24b、長孔25を通してビス固定されて
いる。カム筒体23にはその外側には硬度(可撓性)を
変化させる操作を行う硬度調整操作部材(可撓性調整操
作部材)としての硬度調整ノブ26が、ピン27によっ
て固定されている。なお、符号27aは充填剤である。
【0020】硬度調整ノブ26の前端は当接部材29に
突き当たる様になっており、当接部材29は折れ止め部
材7の支持部材30に固定されている。この当接部材2
9は回転しないようにビスで支持部材30に固定されて
いる。
【0021】また、カム筒体23の後端と硬度調整ノブ
26は把持部31の外筒32の前端と嵌合している。そ
して、硬度調整ノブ26とカム筒体23とは円筒管17
の外周面に対して回動操作可能になっている。図1の挿
入部2のA−A線断面を図2(A)に示す。
【0022】図2(A)に示すように、挿入部2内には
様々な内蔵物が入っている。つまり、挿入部2内には、
上下、左右に対応する位置に配置された4本の湾曲ワイ
ヤ33、中央付近に配置された2本の信号ケーブル3
4、中央の上部寄りに配置された2本のライトガイド
9、下寄りに配置された処置具チャンネル35、左寄り
に配置されたコイル14及びワイヤ13、これに隣接し
て配置された送気を行うための送気チューブ36及び送
水するための送水チューブ37が内蔵されている。
【0023】また、操作部3内にも図2(B)に示すよ
うな内蔵物が配置されている。この内蔵物の配置は図2
(A)とほぼ同様である。なお、図1の方ではその中の
代表的な内蔵物としてのライトガイド9だけを示してい
る。
【0024】このライトガイド9は、湾曲部5内におい
て保護筒体10がかぶされており、その保護筒体10が
軟性部6の中にも一部延出している。その保護筒体10
の手元端部よりもさらに手元側において、コイル14の
先端がワイヤ13に固定されている。
【0025】図3はカム筒体23のカム溝24a、24
bの形状を示す。カム溝は2条カムであり、その一方を
カム溝24aもう一方を24bとする。カム溝24aと
24bは同じ形をしていてカム筒体23の軸に対して1
80度回転した対称位置にある。図3(A)ではカム溝
24a、24bは単純な滑らかな螺旋溝形状をしてい
る。
【0026】一方、図3(B)においては、溝24bの
途中に凹部38aがあったり、溝24bの最後に凹部3
8bが設けられており、その凹部38a又は38bに移
動ピン22が係入されると、大きな牽引力を必要とする
場合にもその硬度位置にロックできると共に、その凹部
38a又は38bに係入された際のクリック感によりそ
の凹部38a又は38bの位置に対応する硬度レベルに
設定されたことを術者は視認しなくても把握することが
できる。
【0027】図1に戻り、硬度調整ノブ26の前端内周
面とその内側の円筒管17の外周面との間にはOリング
40、またカム筒体23の後端外周面とこれに嵌合する
外筒32の前端内周面との間にはOリング41がそれぞ
れ配置され、水密を確保すると共に、硬度調整ノブ26
及びカム筒体23に対して摩擦力を与え、この摩擦力に
より硬度調整ノブ26をロックしてその状態に対応する
硬度状態にロックする機構を形成している。
【0028】また、図1に示す様な内視鏡1の操作部3
には、把持部31の前方位置に処置具挿通口42が設け
られている。操作部3の内部においては処置具挿通口4
2と吸引管路43の分岐している分岐部材44があり、
この分岐部材44に挿入部2内に設けた処置具チャンネ
ル35の手元端が、接続部45において接続されてい
る。
【0029】図2(B)の様に牽引部材20は、ある程
度のスペースをとってしまうものであるが、この牽引部
材20は接続部45よりも前方にある。本実施の形態で
は牽引部材20を最も後方にひいても接続部45より前
方の位置になる様に配置している。
【0030】図4は操作部3の外観を示す。マーク部材
19のあるところには、透明窓46が設けられている。
その透明窓46近傍にはループ状態であるかストレート
状態であるかを表示(により術者に告知)するループ状
態表示部47と、軟状態か硬状態であるか及び硬度のレ
ベルを表示する硬度表示部48が設けてある。
【0031】本実施の形態では軟性部6が所定の範囲内
でループ形状などに屈曲されてもワイヤ13がコイル1
4内を距離Lの範囲内で移動自在とすることによりワイ
ヤストッパ18が牽引部材20に当たらないので、コイ
ル14に圧縮力が作用せず、コイル14に働く圧縮力に
よる硬度の増大が起こることを解消していることが特徴
の1つとなっている。
【0032】そして、この所定の範囲以上に軟性部6が
ループ形状に屈曲させた場合には、そのループ量に応じ
て、硬度調整部材としての硬度調整ノブ26の操作力量
が大きくなる傾向を持つように変化させていることが大
きな特徴となっている。
【0033】次に本実施の形態の作用を図6に示すよう
に大腸の深部側に挿入する場合で説明する。図1のよう
に牽引部材20がワイヤストッパ18に突き当たってい
ない時は、ワイヤ13に張力がかかっていないのでコイ
ル14は軟らかい。従って軟性部6も軟らかい状態にな
っている。図6(A)に示すように、軟性部6が軟らか
い状態で挿入部2を押しながら、肛門91からら曲がり
くねったS状結腸92の中を挿入していく。
【0034】ここで、軟性部6の一部がある角度で円弧
上に曲がった時のワイヤ13、コイル14の様子の作用
を図5に示す。ワイヤ13及びコイル14が曲がってい
る角度をa°とする。円弧中心Oからワイヤ13中心軸
までの半径をRとし、円弧中心Oから円弧内側となるコ
イル14の接触点をつなぐ円弧の半径をrとする。
【0035】コイル14は自然状態(ストレート状態)
では密着コイルなので、図5の内側のコイル部分の円弧
の長さはストレート時と変わらない。しかしそれより外
側になると、ストレート時よりも曲がったときの方が長
くなる。つまり内側のコイル部分を基準にすると、ワイ
ヤ13はコイル14内に引き込まれる。その引き込み量
をxとすると、この引き込み量xは図5に示す式、つま
りx=2πa(R−r)/360のように算出できる。
【0036】仮にR−rが0.7mmでaが90°な
ら、引き込み量xは約1.1mmであり、R−rが1.
0mmなら引き込み量xは約1.6mmとなる。そこ
で、図1において、牽引部材20とワイヤストッパ18
の間が引き込み量x以上あれば、a°で軟性部6が曲が
ってもワイヤストッパ18は牽引部材20に当たらず、
コイル14に圧縮力がかからないのでコイル14が硬く
なることはない。
【0037】従って図6(A)のように大腸の屈曲部
(屈曲角をa°とする)を越えるときも軟性部6が硬く
なることなく、患者に極力苦痛を与えないようにスムー
ズに屈曲部を越えられる。S状結腸92の屈曲部は緩い
ところでも90°と考えると、R−rはワイヤ13、コ
イル14のサイズで決定するので、牽引部材20とワイ
ヤストッパ18の距離(遊び)は1.57(R−r)以
上が望ましい。
【0038】図6(A)で湾曲部5をS状結腸92から
下行結腸93に移る屈曲部に掛けて、軟性部6を捻りな
がら引くと図6(B)のように軟性部6及びS状結腸9
2は略ストレート状態になる(S状結腸92はある程
度、折り畳まれて短縮化される)。ここで硬度調整ノブ
26を回転操作すると図3(A)のように移動ピン22
がカム溝24aの中を移動する。
【0039】このことにより、牽引部材20が後方に引
かれ、ワイヤストッパ18に突き当たり、さらに後方に
引くことでワイヤ13に張力を与え、コイル14に圧縮
力を与えるこことでコイル14を硬くし、軟性部6を硬
くできる。この状態で脾湾曲94より深部の横行結腸9
5、肝湾曲97、上行結腸96、盲腸98側へ挿入す
る。軟性部6は硬くなっているので、略直線化したS状
結腸92が再び撓んだりすることなく、緩やかなカーブ
を描きながら、図6(C)のように盲腸98まで容易に
速やかに挿入できる。
【0040】さて、図4に示すように硬度調整ノブ26
のすぐ後方には透明窓46が設けられている。透明窓4
6を介してマーク部材19を見ることができる。この透
明窓46近傍には図4のようにループ状態表示部47が
付いている。軟性部6がストレート状態の時は図4のよ
うにマーク部材19が透明窓46の長手方向の中央位置
付近の「S」印のところに位置している。
【0041】そして、上述したように軟性部6がループ
状態になるとそれに対応してマーク部材19は前方側に
移動し、「L」印のところ付近に位置する。図6(A)
のように軟性部6がループ状態だとマーク部材19が
「L」を指示するので、術者は軟性部6がループ状態で
あることを容易に認識できる。
【0042】上述のように、図6(B)のように軟性部
6及びS状結腸92が略ストレート状態の時に硬度調整
ノブ26を回転操作するのが基本であるが、仮に、軟性
部6が図7(A)(B)のように大きくループしている
時に、硬度調整ノブ26を回転操作すると、大きくルー
プした軟性部6に直線化しようとする力が働くので、ル
ープ形状が急激に大きく変化したり、患者の大腸壁を強
く圧迫するように変化する可能性がある。
【0043】そうなると、患者の苦痛を増大させる可能
性がある。そこで前述したように、硬度調整ノブ26を
操作する前に透明窓46を覗き込んでループ量を確認し
て硬度調整ノブ26を操作するのが望ましいが、内視鏡
1の挿入部2を体腔内に挿入中は、術者は図示しないモ
ニタ画面の内視鏡画像を凝視しており、できるだけモニ
タから目を離さないようにするので、いちいち透明窓4
6を覗き込むのは煩わしい。
【0044】本実施の形態では、図1、図5で説明した
ように、軟性部6が略ストレートであれば、牽引部材2
0とワイヤストッパ18の遊びの距離Lがあるので、硬
度調整ノブ26の回転操作の最初はそのLの分を牽引部
材20を移動させるだけ(ワイヤ13は牽引しない)な
ので、硬度調整ノブ26は軽く回すことができる。
【0045】これに対し、軟性部6のループ量が大きく
なると、距離Lの遊びが無くなる(または殆ど無くな
る)ので、硬度調整ノブ26の回転操作の最初からワイ
ヤ13を牽引することになり、その回転操作力量は明ら
かに重くなる。つまり、軟性部6のループ量に応じて硬
度調整ノブ26を回転操作して硬度を硬くする操作力量
が変化する(距離Lが無くなる場合のループ量からそれ
を越えるループ量が大きい程、操作力量が大きくなるよ
うに変化する)。
【0046】この硬度調整ノブ26の回転操作力量の明
らかな差により、術者は、透明窓46を覗き込む前に、
軟性部6のループ量を判別できる。
【0047】図7(A)(B)は、軟性部6のループを
解除しないまま、軟性部6をS状結腸92に沿わせるよ
うに挿入していき、先端部4がS状結腸92を通過した
直後の典型的な形態である。図7(A)(B)ともに、
軟性部6はおよそ360゜のループを形成しており、こ
れが大きなループ量となる場合の典型例と言える。
【0048】そこで、軟性部6がストレートの時と、3
60゜のループの時とで硬度調整ノブ26の回転操作力
量が明らかに異なることで、この典型的な大ループが解
除されているか否かを術者は硬度調整ノブ26を大きく
操作する前に容易に知ることができる。
【0049】回転操作力量の明らかな差とは、それが1
0%未満となる場合では、誤差のようなもので、その差
を感じにくいので、本実施の形態ではこの差が10%以
上の差を持つようにしている。つまり、軟性部6(のコ
イル14がある部分)がストレートの時と360゜のル
ープの時とで、硬度調整ノブ26の回転操作力量が10
%以上異なることで、術者が大ループを解除したか否か
が、硬度を上げる前(又は上げる時)に容易に判断でき
る。
【0050】上述のように10%以上の差を出すには、
硬度調整ノブ26やカム筒体23と他部材と摺動摩擦が
あまり大きくしないことが重要である。大きすぎると、
ワイヤ13の牽引量による硬度調整ノブ26の操作力量
への影響が小さくなる。ただし、その摺動摩擦が小さす
ぎると、硬度調整ノブ26を硬状態に操作した後に硬度
調整ノブ26から手を離すと硬度調整ノブ26が勝手に
軟状態側に戻るように動いてしまう恐れがあるので、そ
の摺動摩擦の設定(各部材のサイズ、材質、接触部形
状、表面仕上げ、潤滑剤の選定など)がポイントとな
る。
【0051】また、本実施の形態の構成では、原理的に
ループ量が増せば増すほど、それに対応して硬度調整ノ
ブ26の回転操作力量が増す。例えば、軟性部6がスト
レートの時に対して、360゜ループの時で硬度調整ノ
ブ26の回転操作力量が20%増すとすると、360゜
より大きいループになるにつれ、操作力量が25%、3
0%と増していき、逆に360゜より小さいループにな
るにつれ、15%、10%と減じていく。
【0052】そのことにより、ある程度敏感な術者であ
れば、その硬度調整ノブ26の操作力量から、軟性部6
のおおよそのループ量が推測でき、それに応じた挿入操
作をすることができる(軟性部6のループが大きいほ
ど、硬度を上げる操作がより困難になる)。
【0053】このように、軟性部6が略ストレートであ
るのを確認しつつ、硬度調整ノブ26を回転操作して軟
性部6を硬質化すると、マーク部材19を後方に移動さ
せることになるので、マーク部材19は硬度表示部48
において、「SOFT」表示から「HARD」表示を指
示することになる。
【0054】このことで、術者は軟性部6が軟状態か硬
状態か正しく認識でき(術者自身、時々硬レベルを忘れ
ることがある為)、誤った挿入操作を防げる。この軟硬
の表示は例えば「−」と「+」など、他の記号、文字を
用いてもいい。
【0055】本実施の形態は以下の効果を有する。軟性
部6のループ量に応じて硬度調整ノブ26の操作力量が
変化することで、術者がループ量を推測でき、誤った挿
入操作を防止できるし、またループ量を大きくした状態
ではさらに硬度を大きくする場合の操作力量が大きくな
るのでさらに硬度を上げる操作をしにくくなり、誤操作
を防止できる。従って、挿入部2を不用意に体壁等を圧
迫する操作が行われることを少なくでき、不用意に苦痛
を患者に与えるような操作を軽減できる。
【0056】なお、図1で、コイル14先端を硬性管1
2に直接固定してもよい。そして、図1に示すように牽
引部材20とワイヤストッパ18の間にワイヤ13が移
動できる遊びを設けるのではなく、コイル14先端から
ワイヤ13先端を延出させ、ワイヤ13先端にワイヤス
トッパ18のようなストッパを設け、そのストッパとコ
イル14先端との間に遊びを設けるようにしてもよい。
この場合には図1のワイヤストッパ18は牽引部材20
に当接するようにしても良く、図1の構成の場合と殆ど
同様の作用及び効果を有する。
【0057】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図8を参照して説明する。本実施の形態
は、第1の形態と殆ど同じ構成であるが、図8に示すよ
うにカム筒体23のカム溝24a、24bの形状が異な
る。なお、図8の展開図では、上下方向が回転方向とな
る。
【0058】図8のカム溝24a、24bでは、(回転
操作に対して移動ピン22を移動させる移動量を決定す
る)勾配51から勾配52へ、途中で溝の勾配(形成方
向)が異なる。勾配51では、カム筒体23の比較的少
ない回転量で、移動ピン22が比較的大きく移動する。
勾配52では、カム筒体23の同じ回転量に対して、移
動ピン22の移動量は小さくなる。
【0059】第1の実施の形態では、勾配52だけのカ
ム溝24a、24bであった。本実施の形態では勾配5
1を含めることで硬度調整ノブ26の操作量は第1の実
施の形態より少なくできる。
【0060】次に本実施の形態の作用を説明する。も
し、移動ピン22に同じ牽引力(ワイヤ13の牽引力)
が働いていれば、勾配51は勾配52より硬度調整ノブ
26(及びカム筒体23)の操作力量が重くなる。しか
し、軟性部6がストレートの時は、遊びLがあること
で、ワイヤ13及び移動ピン22には牽引力が無いの
で、勾配51でも軽く硬度調整ノブ26を操作できる。
【0061】硬度調整ノブ26を操作していき、やがて
遊びLが無くなり、ワイヤ13及び移動ピン22に牽引
力が掛かるが、その時には、移動ピン22は勾配51か
ら勾配52に移っているので、硬度調整ノブ26の操作
力量が急激に重くなることはない(第1の実施の形態と
同じレベル)。
【0062】以上のことにより、硬度調整ノブ26の操
作量は第1の実施の形態より少なくできるとともに、操
作力量は特に重くならない。また、勾配51を設けたこ
との作用は、単に硬度調整ノブ26の操作量を減らすだ
けではない。
【0063】もし、移動ピン22が勾配51の領域にあ
るときに、ワイヤ13及び移動ピン22に牽引力がかか
れば、第1の実施の形態(勾配52)より、もっと硬度
調整ノブ26の操作力量が増大する。
【0064】つまり、軟性部6がループ状態で、遊びL
が無くなる(又は殆ど無くなる)と、第1の実施の形態
でも硬度調整ノブ26の操作力量は増大するが、本実施
の形態では、それよりもっと増大する。その為、軟性部
6がストレートか(大きな)ループ状態であるかの差
を、術者は硬度調整ノブ26を回転させようとした時
に、前記実施の形態よりさらに明確に知ることができ
る。
【0065】本実施の形態は以下の効果を有する。第1
の実施の形態より更に明確に、軟性部6のループ状態
(又はストレート状態)を術者が知ることができ、誤っ
た挿入操作を防止できる(特に、挿入部がループ状態で
は、さらに硬度を上げる操作が容易に行われないように
できる)。
【0066】(第3の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図9を参照して説明する。本実施の形態
は、例えば第1の形態において、さらにループ量を電気
的に検出し、その大きさをモニタに表示するようにした
ものである。
【0067】図9に示す本実施の形態の内視鏡1′は図
1の内視鏡1において、ワイヤ13の後端のマーク部材
19はループ量の電気的な検出手段としてのスライド
(可変)抵抗器61におけるワイヤ13の長手方向にス
ライド自在の可変抵抗端子62に接続されており、マー
ク部材19が移動すると、スライド抵抗器61の抵抗値
も変化する。なお、スライド抵抗器61自体は移動しな
いように操作部3の内壁側に固定されている。
【0068】このスライド抵抗器61はリード線63を
介して内視鏡1′の外部のビデオプロセッサ等の(内視
鏡1′に設けた図示しないCCD等の固体撮像素子に対
して映像信号を生成する)信号処理装置と接続され、こ
の信号処理装置内に設けたループ量検出回路にスライド
抵抗器61の抵抗値が入力されることにより、その抵抗
値からループ量を検出する。
【0069】例えば、ループ量が大きい程マーク部材1
9が内視鏡1′の先端側に移動し(その移動量だけ可変
抵抗端子62の移動し)、その移動量に例えば比例して
スライド抵抗器61の抵抗値も変化することにより、そ
れに対応するループ量を検出できる。検出したループ量
は固体撮像素子で撮像した内視鏡画像に対応する映像信
号にループ量を表示する信号をスーパインポーズし、こ
の映像信号を表示するモニタで内視鏡画像と共に、検出
したループ量を同時に表示する。
【0070】その他は第1の実施の形態と同様の構成で
ある。本実施の形態は第1の実施の形態による作用と共
に、挿入部2のループ量を検出してそのループ量をモニ
タの表示面に表示する。
【0071】従って、モニタの内視鏡画像を観察して挿
入操作等を行った場合にも、そのモニタにループ量が表
示されるので、術者は手元側を見たりしないでも、ルー
プ量を知ることができる。その他は第1の実施の形態と
同様の効果を有する。
【0072】なお、上述の各実施の形態では圧縮力によ
りその硬度が変化する部材として密巻状のコイル14と
このコイル14に圧縮力を印加部材としてそのコイル1
4内に移動自在に挿通したワイヤ13とを用いたもので
説明したが、コイルの代わりに螺旋状の部材(例えばフ
レックス)を用いても良い。
【0073】また、本発明は可撓管8にほぼ嵌合するコ
イル、螺旋状部材、円環列に対してその後端側から硬度
調整のリングなどを前方に移動して圧縮力を加えて硬度
を可変する構成の場合にも適用できる。この場合にはこ
のリングとコイル、螺旋状部材、円環列等の硬度可変部
材の後端との間に所定量の遊びを設ければ良い。なお、
上述した各実施の形態等を部分的等で組み合わせて構成
される実施の形態等も本発明に属する。
【0074】[付記] 1.軟性部を有する挿入部と操作部とを具備し、軟性部
内に軟性部の硬度を調整可能な硬度調整手段を設け、操
作部にその硬度調整手段を調整操作する硬度調整操作部
材を設けた内視鏡において、前記軟性部のループの量に
応じて、前記硬度調整部材の操作力量を変化させたこと
を特徴とする内視鏡。
【0075】2.前記硬度調整手段を含む軟性部がスト
レート状態の時と、360゜のループ状態の時とで、硬
度調整操作部材の操作力量が10%以上異なることを特
徴とする付記1記載の内視鏡。 3.前記硬度調整手段はコイルとワイヤからなることを
特徴とする付記1記載の内視鏡。
【0076】4.軟性部を有する挿入部と操作部とを具
備し、軟性部内に軟性部の硬度を調整可能な硬度調整手
段を設け、操作部にその硬度調整手段を調整操作する硬
度調整操作部材を設けた内視鏡において、前記軟性部の
ループの量に応じて、前記硬度調整部材の操作力量が大
きくなる傾向を持つように変化させたことを特徴とする
内視鏡。
【0077】5.前記硬度調整手段を含む軟性部がスト
レート状態の時に対し、360゜のループ状態の時には
硬度調整操作部材の操作力量が10%以上大きくなるよ
うにしたことを特徴とする付記4記載の内視鏡。 6.前記ループの量を電気的に検出するループ量検出手
段と、モニタに表示する手段を設けたことを特徴とする
付記4記載の内視鏡。 7.前記内視鏡は撮像手段を備え、該撮像手段により撮
像した内視鏡画像を表示する信号処理を行う信号処理装
置と接続され、前記内視鏡画像とループ量検出手段で検
出されたループ量とを前記モニタで表示することを特徴
とする付記6記載の内視鏡。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、軟
性部を有する挿入部と操作部とを具備し、軟性部内に軟
性部の硬度を調整可能な硬度調整手段を設け、操作部に
その硬度調整手段を調整操作する硬度調整操作部材を設
けた内視鏡において、前記軟性部のループの量に応じ
て、前記硬度調整部材の操作力量を変化させることによ
り、挿入部を大きなループ状態の時に、それを容易に認
知でき、不用意にさらに硬度を上げて患者に苦痛を与え
る操作が行われることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の内視鏡の構造を示
す断面図。
【図2】図1のA−A線断面とB−B線断面図。
【図3】カム筒体の具体例を示す平面図。
【図4】硬度表示部等が設けられた透明窓付近の操作部
を示す側面図。
【図5】軟性部が屈曲された場合におけるコイルとワイ
ヤの状態を示す説明図。
【図6】肛門から大腸の深部側に挿入部を挿入する様子
を示す説明図。
【図7】軟性部のループ量を大きくした具体例を示す
図。
【図8】本発明の第2の実施の形態の内視鏡の構造を示
す断面図。
【図9】本発明の第3の実施の形態の内視鏡の構造を示
す断面図。
【符号の説明】
1…内視鏡 2…挿入部 3…操作部 4…先端部 5…湾曲部 6…軟性部 7…折れ止め部材 8…軟性管 9…ライトガイド 13…ワイヤ 14…コイル 15…後端口金 16…コイルストッパ 17…円筒管 18…ワイヤストッパ 19…マーク部材 20…牽引部材 20a…溝部 21…移動リング 22…移動ピン 23…カム筒体 24a,24b…カム溝 26…硬度調整ノブ 29…当接部材 31…把持部 38a,38b…凹部 40,41…Oリング 42…処置具挿入口 45…接続部 46…透明窓 47…ループ状態表示部 48…硬度表示部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟性部を有する挿入部と操作部とを具備
    し、軟性部内に軟性部の硬度を調整可能な硬度調整手段
    を設け、操作部にその硬度調整手段を調整操作する硬度
    調整操作部材を設けた内視鏡において、 前記軟性部のループの量に応じて、前記硬度調整操作部
    材の操作力量を変化させたことを特徴とする内視鏡。
JP11161392A 1999-06-08 1999-06-08 内視鏡 Pending JP2000342520A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11161392A JP2000342520A (ja) 1999-06-08 1999-06-08 内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11161392A JP2000342520A (ja) 1999-06-08 1999-06-08 内視鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000342520A true JP2000342520A (ja) 2000-12-12

Family

ID=15734230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11161392A Pending JP2000342520A (ja) 1999-06-08 1999-06-08 内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000342520A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002325723A (ja) * 2001-05-01 2002-11-12 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡装置
JP2003000527A (ja) * 2001-06-21 2003-01-07 Pentax Corp 内視鏡関連品
WO2012077399A1 (ja) * 2010-12-06 2012-06-14 オリンパス株式会社 内視鏡
WO2018131134A1 (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 オリンパス株式会社 可撓管挿入装置
WO2018220797A1 (ja) * 2017-06-01 2018-12-06 オリンパス株式会社 可撓管挿入支援装置と可撓管挿入装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002325723A (ja) * 2001-05-01 2002-11-12 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡装置
JP4589560B2 (ja) * 2001-05-01 2010-12-01 Hoya株式会社 内視鏡装置
JP2003000527A (ja) * 2001-06-21 2003-01-07 Pentax Corp 内視鏡関連品
WO2012077399A1 (ja) * 2010-12-06 2012-06-14 オリンパス株式会社 内視鏡
CN103153154A (zh) * 2010-12-06 2013-06-12 奥林巴斯株式会社 内窥镜
WO2018131134A1 (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 オリンパス株式会社 可撓管挿入装置
US11503981B2 (en) 2017-01-13 2022-11-22 Olympus Corporation Flexible tube insertion apparatus and flexible tube insertion method
WO2018220797A1 (ja) * 2017-06-01 2018-12-06 オリンパス株式会社 可撓管挿入支援装置と可撓管挿入装置
US11857157B2 (en) 2017-06-01 2024-01-02 Olympus Corporation Flexible tube insertion support apparatus, flexible tube insertion apparatus, and flexible tube insertion method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002538873A (ja) 制御可能な内視鏡シース
JP7330332B2 (ja) 多角的な視野方向を有する内視鏡
CN109219381A (zh) 医疗用器件
JP2000342520A (ja) 内視鏡
JP4383115B2 (ja) 内視鏡システム
JP3923701B2 (ja) 内視鏡
JPH1014860A (ja) 内視鏡
JP3739508B2 (ja) 内視鏡
JP3614986B2 (ja) 内視鏡
JP6203455B1 (ja) 内視鏡システム
JP3776557B2 (ja) 内視鏡
JP3868355B2 (ja) 内視鏡
JP2003260021A (ja) 内視鏡装置
US10932653B2 (en) Endoscope system
JP3720530B2 (ja) 内視鏡
JP3727752B2 (ja) 内視鏡
JP6854932B2 (ja) 内視鏡
JP2004121860A (ja) 内視鏡システム
US20180296070A1 (en) Method for observing the branch portion of the hole and method for operating the endoscope system
JP3965163B2 (ja) 内視鏡、および内視鏡を収納する収納器
JP3706229B2 (ja) 内視鏡装置
JP3673023B2 (ja) 内視鏡
JP2003180622A (ja) 内視鏡
JP2002034904A (ja) 内視鏡の処置具挿通路
JPH0733762Y2 (ja) 内視鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080325