JP2000340885A - 半導体レーザ - Google Patents

半導体レーザ

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JP2000340885A
JP2000340885A JP14742799A JP14742799A JP2000340885A JP 2000340885 A JP2000340885 A JP 2000340885A JP 14742799 A JP14742799 A JP 14742799A JP 14742799 A JP14742799 A JP 14742799A JP 2000340885 A JP2000340885 A JP 2000340885A
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Koichi Kuronaga
康一 玄永
Akira Tanaka
明 田中
Hajime Okuda
肇 奥田
Naohiro Shimada
直弘 島田
Yoshiyuki Ito
義行 伊藤
Hideo Shiozawa
秀夫 塩澤
Minoru Watanabe
実 渡邊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電流阻止層の開口部に形成される埋込み層の、
高次の結晶面方位方向の異常成長のない半導体レーザを
提供することを目的とする。 【解決手段】InGaAlP系半導体レーザにおいて、
ストライプ状の開口部を有する電流阻止層8と、電流阻
止層8上に形成されたp型埋め込み層9とを具備し、電
流阻止層8の層厚は0.1〜0.5μmであることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体レーザに関
し、詳しくは電流阻止層に関する。
【従来の技術】バーコードリーダー等の光情報処理用、
あるいはDVD等の光ディスク用として赤色半導体レー
ザが用いられている。この赤色半導体レーザの大部分に
採用されているSBR(Selectively Bu
ried Ridge)構造を図5に示す。この構造は
p型InGaAlPからなるクラッド層46をリッジ状
に形成し、p型クラッド層46のリッジ部以外の上面に
GaAs電流阻止層47を設けていることを特徴とす
る。この構造について以下に詳しく説明する。n型Ga
As基板41上にn型InGaAlPクラッド層42、
第一のInGaAlPガイド層43を順次形成してい
る。ガイド層43上には多重量子井戸(MQW)構造の
活性層44を形成している。活性層44上には第二のI
nGaAlPガイド層45、p型InGaAlPクラッ
ド層46、n型GaAs電流阻止層47、p型GaAs
コンタクト層48を形成している。コンタクト層48上
にはp側電極49を有し、n型GaAs基板41下面に
n側電極50を有している。従来の赤色半導体レーザに
おいて、電流阻止層47は電流注入領域を制限するとと
もに、リッジ部脇p型クラッド層下部の活性層を導波す
る光のクラッド層上部への一部しみだしをバンドギャッ
プの小さいGaAsによって吸収する。これにより高次
の横モードが発生を抑制され、単一横モードが実現して
いる。このレーザは、単純な構造と安定した特性及び信
頼性を有し、量産性も高い。しかしながら、電流阻止層
47の光吸収があるため、導波路損失は通常15cm
−1程度であり、10cm−1以下とすることは非常に
困難である。これによって半導体レーザの実用的な60
0μmの共振器長での室温における発振しきい値は40
mA程度あるいはそれ以上高い値になる。高温動作時で
はさらに大きなしきい値と動作電流となるため、レーザ
を駆動するドライブICを設計する際に大きな負担とな
っていた。しきい値を低減できる構造として実屈折率導
波型半導体レーザの構造が考案されている。特開昭62
―73687の開示による従来の第二の半導体レーザの
構造を図6に示す。図において、AlGaAs活性層5
3の上にp型AlGaAsクラッド層54を設け、その
上部にストライプ状の開口部を有したn型AlGaAs
電流阻止層55を設け、さらに電流阻止層55上にp型
クラッド層54と同じ組成のp型AlGaAs埋め込み
層56を設けるものである。電流阻止層55により注入
電流の制限を行い、p型クラッド層54とp型埋め込み
層56により活性層に垂直な方向の光閉じ込めとキャリ
アの閉じ込めを行う。埋め込み層56上にはp型GaA
sコンタクト層57を設けて、p側電極58とオーミッ
ク接触をとるようにする。以上の構造において電流阻止
層55は活性層53及びp型クラッド層54に比べ大き
なAl組成に設定している。したがって電流阻止層55
は活性層53より大きいエネルギーバンドギャップを有
するため活性層の導波光が吸収されない。更に、この組
成比の違いにより電流阻止層55はp型クラッド層54
より小さい屈折率を有する。このため電流阻止層55下
の活性層53部分は開口部下の活性層53部分より小さ
な実効屈折率となり、屈折率の違いによる光閉じ込めが
可能となる。この構造を有する赤色半導体レーザではク
ラッド層厚やクラッド層のAl組成、電流阻止層のAl
組成を調整して所定の実効屈折率差Δnを設定し、横モ
ードの制御を行うことができる。導波光が光吸収を受け
ないことから導波路損失を大幅に低減できる。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの構造
を形成する際、開口部へのp型埋め込み層56の結晶成
長が問題となっていた。開口部は底部の(100)面6
0と、(100)面60から約55°度傾斜した側部の
(111)面61を有する。この開口部にMOCVD法
によって埋め込み層56の結晶成長を行うと、(11
1)面61に対する結晶成長速度が(100)面60に
対する成長速度よりも大きくなる現象が知られている
(Journal of Crystal Growt
h、第170巻、710〜714頁、1997年、P.
L.Batosら)。さらに、結晶成長されてできる
(311)面、(511)面等の高次面も成長速度は
(100)面より速い。この現象により(100)面に
対する結晶成長面と(111)A面ほかの高次面に対す
る結晶成長面が接触し合う個所で結晶性が乱れ、開口部
に成長する埋め込み層56の結晶性が著しく損なわれ
て、素子不良が発生していた。埋め込み層の結晶成長温
度を他層の成長温度より80℃高くすることにより、高
次面に対する成長速度の抑制が行われ、結晶性の改善を
可能にすることが、InGaPを用いるものについては
前記文献、InGaAlPを用いるものについては第5
9回応用物理学会学術講演会講演予稿集(1998年、
17p−YE−1、福久ら)において報告されている。
しかしながらこの場合高温で成長を行うことにより、p
型ド―パントである亜鉛(Zn)がp型AlGaAs埋
め込み層56にドーピングされにくくなり、アクセプタ
濃度は低下する。その結果p型AlGaAs埋め込み層
56の抵抗が高くなり、前記とは別の素子不良を招く原
因となる。また高温処理によりp型AlGaAsクラッ
ド層54中のZnが活性層中に固相拡散し、素子の信頼
性を損なうことも懸念される。以上のように、従来技術
では低しきい値で素子不良のない実屈折率導波型半導体
レーザを実現することは困難であった。本発明は電流阻
止層の開口部に形成される埋込み層の、高次の結晶面方
位方向の異常成長を低減し、低閾値で高信頼性を有する
半導体レーザを提供することを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】 本発明における半導体
レーザは、n型半導体層と、前記n型半導体層上に形成
された活性層と、前記活性層上に形成された第一のp型
半導体層と、前記第一のp型半導体層上に形成され、ス
トライプ状の開口部を有し、且つ第一のp型半導体層よ
りエネルギーギャップが大きく、屈折率が小さい半導体
により形成された電流阻止層と、前記開口部上及び前記
電流阻止層上に形成された第二のp型半導体層とを具備
し、前記電流阻止層は層厚が0.1μm以上0.5μm
以下であることを特徴とする。または前記電流阻止層は
下部にアンドープの電流阻止層、上部にn型電流阻止層
の積層構造であることを特徴とする。あるいは前記n型
半導体層及び、前記第一のp型半導体層及び、前記第二
のp型半導体層及び、前記活性層及び、前記電流阻止層
は、InGaAlP系の半導体から成ることを特徴とす
る。
【0004】
【発明の実施の形態】本発明における半導体レーザの実
施の形態を実施例を用いて説明する。図1は本発明の第
一の実施例におけるInGaAlP系の半導体レーザの
構造を示す断面図である。本実施例は電流阻止層8の層
厚を0.1μmから0.5μmの範囲に設定することに
より電流阻止層8上部に形成される埋め込み層9の異常
結晶成長を低減するものである。本実施例における半導
体レーザの構造について、図2のInGaAlP系半導
体の各層におけるAl組成を参照しながら詳しく説明す
る。まず、(100)面を主面とするn型GaAs基板
1を用いる。この主面は自然超格子の発生を抑制するた
め、(100)面から面方位が5°〜10°傾斜してい
るものを用いても良い。n型GaAs結晶基板1上に層
厚1μmから2μmの間に設定されたn型InGaAl
Pクラッド層2を有しており、In(Ga1−xAl
1−yP(0≦X≦1、0≦Y≦1)で表されるA
lの組成比Xは0.7である。そしてSiをドーパント
として、ドナー濃度を1x1017cm−3以上になる
ように設定している。n型クラッド層2上に第一のガイ
ド層3、MQW(Multiple Quantum
Well)構造を有する活性層4、第二のガイド層5を
順次形成している。活性層4のMQW構造はInGaP
からなる3層の井戸層とその間に形成された2つのバリ
ア層からなる。井戸層は格子定数を基板のそれに対して
一定量ずらすことにより歪を有している。第一のガイド
層3及び第二のガイド層5とバリア層のAl組成比は
0.5である。第一のガイド層3及び第二のガイド層5
とバリア層のAl組成、井戸層とバリア層と第一のガイ
ド層3及び第二のガイド層5の層厚は最終製品に要求さ
れる規格により最適化される。例えばDVD用途に用い
られる650nm帯の赤色レーザにおいて第一のガイド
層4及び第二のガイド層5の層厚は5nm〜50nmと
する。井戸層は層厚を1nm〜100nmとし、好まし
くはすべての井戸層を足しあわせた層厚を3nm〜50
nmとし、さらに好ましくは3〜6nmの層厚で3〜4
層形成し、その間に3〜6nmの層厚のバリア層を有す
るものとする。基板1に対する井戸層の歪はΔa/a=
+0.1〜+0.7%で、好ましくは+0.5%とす
る。歪の印加により、より低しきい値で高効率の半導体
レーザが実現できる。
【0005】第二のガイド層5上にp型InGaAlP
クラッド層6、InGaPエッチングストップ層7、n
型InAlP電流阻止層8を設け、電流阻止層8の一部
をエッチングによりエッチングストップ層7までストラ
イプ状に除去して、開口領域を形成している。開口領域
及び電流阻止層8を覆うようにp型InGaAlP埋め
込み層9を形成している。本構造ではエッチングストッ
プ層7をエッチングせず、p型InGaAlP埋め込み
層9をエッチングストップ層7上に成長させているが、
開口部形成の際にエッチングストップ層まで除去し、p
型InGaAlP層6を露出させてその上に埋め込み層
9を形成しても良い。p型クラッド層6及びp型埋め込
み層9のAl組成は0.7であり、ドーパントはZnで
ある。電流阻止層8はp型クラッド層6に比べて大きい
バンドギャップを有しているため層厚の薄い場合でも電
流阻止機能を有する。InGaAlP系半導体ではAl
組成が大きくなればなるほど屈折率が小さくなる。この
ため、電流阻止層8はp型クラッド層6に比べて小さい
屈折率を有する。また電流阻止層8は活性層4を導波す
る光を吸収しない。以上により実屈折率導波構造を実現
できる。実屈折率導波型半導体レーザは光導波領域と他
の領域の実効屈折率の差をΔn=1x10 〜1x1
−2程度必要とする。したがってp型クラッド層6、
エッチングストップ層7、電流阻止層8の層厚は所要の
実効屈折率を得られるように設定され、例えば電流阻止
層8の層厚は0.1〜0.5μmに設定する。電流阻止
層8の層厚が0.1μm未満であれば十分な電流阻止を
不可能とし、0.5μmより大きければ、p型埋め込み
層9の異常結晶成長の原因となる。電流阻止層8の層厚
限定により、所要の実効屈折率差を保持しつつ、開口部
における高次の結晶面方位方向の異常成長の影響を低減
することができる。本発明では電流阻止層8にInAl
Pを用いているがInGaAlPを用い、Al組成をp
型クラッド層より大きくし、且つ層厚を若干厚くするこ
とにより同様な効果が得られる。p型クラッド層6とp
型埋め込み層9はAl組成をn型クラッド層2と同一に
設定し、且つ層厚の和はn型クラッド層2の層厚と同じ
になるように設定して、結晶の積層方向についての出射
光のファーフィールドパターンを対称にして、チップに
対してレーザビームの光軸が活性層に対して垂直方向の
傾斜が発生しないよう対策している。以上の構造により
活性層4に対して活性層に平行な拡がり角θ=7〜1
0度、活性層に垂直な拡がり角θ=20〜40度の値
を得られ、低しきい値で良好な温度特性を有し、且つ光
ディスク用途に適した半導体レーザが実現できる。
【0006】p型埋め込み層9上にp型InGaP通電
容易層10、p型GaAsコンタクト層11を順次形成
している。p型通電容易層10は、p型埋込層9直上に
コンタクト層11を成長した場合に異種材料半導体界面
に発生するバンドギャップスパイクを緩和するもので、
アクセプタ濃度は1x1018cm−3以上に設定して
いる。MOCVD法で制作する場合にはTMZ(Tri
methyl Zinc)等のドーピングガスの流量を
適正化することによって調整する。p型コンタクト層1
1にオーミック接触がとれるp側電極13を形成し、基
板1にはn側電極15を形成している。光ディスク用途
で半導体レーザに高周波重畳を加えて使用する場合にお
いて、レーザの寄生容量は100pF以下を要求される
ことが多い。もし、電流阻止層8まわりの寄生容量が大
きすぎて、素子全体寄生容量がこれを超える場合には、
活性層と電流阻止層8との分離が必要となる。このため
n型クラッド層2に達する深さの分離溝14を形成し、
分離溝上にSiOあるいはSi等の絶縁膜12
を形成する。絶縁膜12は開口部上の一部ストライプ部
分を除去して開口部のみに電流を流すように設けられて
いる。この構造により電流阻止層の寄生容量を分離し、
レーザー動作に関わる寄生容量を低減できる。バーコー
リーダー等で用いられるレーザではCW動作のみで用い
られるため、この分離構造を省略できることは言うまで
もない。
【0007】本発明の半導体レーザの構造において、電
流阻止層8の層厚を0.1〜0.5μmに設定すること
により、所要の実効屈折率差を保持しつつ、開口部にお
ける高次の結晶面方位方向の異常成長による素子不良を
防止することが可能となる。p型埋め込み層9形成時に
成長温度を上げていないため、p型InGaAlP埋め
込み層の高抵抗化が発生せず、またZnの活性層への固
相拡散によって信頼性が損なわれることがない。図3は
本実施例における半導体レーザと0.5μmより大きい
電流阻止層厚を有する半導体レーザaの光出力と電流の
関係を示している。本実施例における半導体レーザの発
振しきい値は25mAとなり、半導体レーザaのしきい
値45mAを大幅に改善できた。また、光出力5mW時
の電流も低減された。本発明の半導体レーザはInAl
GaP系の半導体を用いて形成しているが、代わりにA
lGaAs系の半導体を用いることも可能であり、更に
その他の半導体を用いてもよい。n型クラッド層2はド
ーパントにSiを用いているが、代わりにセレン(S
e)を用いることも可能である。p型クラッド層6及び
p型埋め込み層9はドーパントにZnを用いているが、
代わりにマグネシウム(Mg)、または炭素(C)を用
いることも可能である。
【0008】本発明の第二の実施例における半導体レー
ザの構造について説明する。図4は本発明の第二の実施
例における半導体レーザの構造を示す断面図である。本
実施例は電流阻止層をアンドープのInAlP電流阻止
層28aとn型InAlP電流阻止層28bの二層構造
とし、かつ全体の層厚を0.1μmから0.5μmの範
囲に、好ましくはそれぞれ0.2μmに設定することに
より、埋め込み層29の異常結晶成長の防止と寄生容量
の低減を可能にしたものである。 n型InAlP電流
阻止層28bのドナー濃度は5x1018cm−3以上
に設定している。n型GaAs結晶基板21、n型In
GaAlPクラッド層22、第一のガイド層23、活性
層24、第二のガイド層25、p型InGaAlPクラ
ッド層26、InGaPエッチングストップ層27、p
型InGaAlP埋め込み層29、p型InGaP通電
容易層30、p型GaAsコンタクト層31、絶縁膜3
2、 p側電極33、分離溝34、n側電極35の構造
は第一の実施例と同様である。本発明の半導体レーザの
構造において、電流阻止層28の全体の層厚を0.1〜
0.5μmに設定することにより、所要の実効屈折率差
を保持しつつ、開口部における高次の結晶面方位方向の
異常成長による素子不良を防止することが可能となる。
また前述したようにp型埋め込み層29形成時に成長温
度を上げていないことにより素子の高抵抗化、Zn固相
拡散の悪影響を防止している。そしてエッチングストッ
プ層27上にアンドープの電流阻止層28aを形成する
ことにより、電流注入時に電流阻止層28b側に空乏層
が広がり、寄生容量を低減できる。n型InAlP電流
阻止層28bのドナー濃度を5x1018cm−3以上
に設定することにより十分な電流阻止効果が得られる。
【0009】本発明の半導体レーザはInAlGaP系
の半導体を用いて形成しているが、代わりにAlGaA
s系の半導体を用いることも可能であり、更にその他の
半導体を用いてもよい。n型クラッド層22はドーパン
トにSiを用いているが、代わりにセレン(Se)を用
いることも可能である。p型クラッド層26及びp型埋
め込み層29はドーパントにZnを用いているが、代わ
りにマグネシウム(Mg)、または炭素(C)を用いる
ことも可能である。
【0010】
【発明の効果】本発明の半導体レーザにおいて電流阻止
層の層厚を0.1〜0.5μmに設定することにより、
開口部における高次の結晶面方位方向の異常成長による
素子不良を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例における半導体レーザの
構造を示す断面図、
【図2】本発明の第一の実施例における半導体レーザ
の、各層のAl組成に対するバンドギャップを示す図、
【図3】本発明の第一の実施例における半導体レーザ
と、従来の第二の半導体レーザの光出力を示す図、
【図4】本発明の第二の実施例における半導体レーザの
構造を示す断面図、
【図5】従来の第一の半導体レーザの構造を示す断面
図、
【図6】従来の第二の半導体レーザの構造を示す断面
図。
【符号の説明】
1… n型GaAs結晶基板 2… n型InGaAlPクラッド層 3、5…ガイド層 4…活性層 6…p型InGaAlPクラッド層 7…エッチングストップ層 8…n型InAlP電流阻止層 9… p型InGaAlP埋め込み層 10… p型InGaP通電容易層 11… p型GaAsコンタクト層 12…絶縁膜 13… p側電極 14…分離溝 15… n側電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥田 肇 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝多摩川工場内 (72)発明者 島田 直弘 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝多摩川工場内 (72)発明者 伊藤 義行 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝多摩川工場内 (72)発明者 塩澤 秀夫 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝多摩川工場内 (72)発明者 渡邊 実 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝多摩川工場内 Fターム(参考) 5F073 AA09 AA51 AA54 AA74 CA13 DA05 DA21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】n型半導体層と、前記n型半導体層上に形
    成された活性層と、前記活性層上に形成された第一のp
    型半導体層と、前記第一のp型半導体層上に形成され、
    ストライプ状の開口部を有し、且つ第一のp型半導体層
    よりエネルギーギャップが大きく、屈折率が小さい半導
    体により形成された電流阻止層と、前記開口部上及び前
    記電流阻止層上に形成された第二のp型半導体層と、を
    具備し、前記電流阻止層は層厚が0.1μm以上0.5
    μm以下であることを特徴とする半導体レーザ。
  2. 【請求項2】前記電流阻止層は下部にアンドープの電流
    阻止層、上部にn型電流阻止層の積層構造であることを
    特徴とする請求項1に記載の半導体レーザ。
  3. 【請求項3】前記n型半導体層及び、前記第一のp型半
    導体層及び、前記第二のp型半導体層及び、前記活性層
    及び、前記電流阻止層は、InGaAlP系の半導体か
    ら成ることを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記
    載の半導体レーザ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002353566A (ja) * 2001-03-22 2002-12-06 Sanyo Electric Co Ltd 半導体レーザ素子

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JP2002353566A (ja) * 2001-03-22 2002-12-06 Sanyo Electric Co Ltd 半導体レーザ素子

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