JP2000338496A - 液晶表示素子の作製方法 - Google Patents

液晶表示素子の作製方法

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JP2000338496A
JP2000338496A JP14623799A JP14623799A JP2000338496A JP 2000338496 A JP2000338496 A JP 2000338496A JP 14623799 A JP14623799 A JP 14623799A JP 14623799 A JP14623799 A JP 14623799A JP 2000338496 A JP2000338496 A JP 2000338496A
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JP
Japan
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liquid crystal
crystal display
substrate
sealing material
transparent electrode
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JP14623799A
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English (en)
Inventor
Toyoaki Takayasu
豊明 高安
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産性を向上させ、製造コストの安価な液晶
表示素子の作製方法を提供する。 【解決手段】 大型液晶表示基板3A上に複数の液晶表
示部13をマトリクス状に形成し、かつ各液晶表示部1
3の周縁部に一部を開口させた液晶注入口7を有するシ
ール材パターン6を液晶注入口7が列方向又は行方向に
揃うようにして形成し、この上から大型透明電極基板4
Aをシール材パターン6を介して貼り合わせ、この後、
列方向又は行方向の各液晶注入口7に沿って切断して、
液晶セルバー16を作製する。更に、この液晶セルバー
16の各液晶注入口7から液晶層5を同時に注入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示素子の作
製方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、一般的な液晶表示素子を示す断
面図である。図5中、(A)は液晶表示素子の側面図、
(B)は(A)の矢印MM方向から見た断面図である。
図5(A)に示すように、液晶表示素子1は液晶セル2
とこの液晶セル2中に充填された液晶層5とからなる。
液晶セル2は、一定の間隙で貼り合わせた液晶表示基板
3と、透明電極基板4とからなる。液晶表示基板3上に
は、矩形状の画素電極領域8と図示しない外部回路と接
続する中継端子10とからなる液晶表示部13が形成さ
れている。液晶表示基板3と透明電極基板4との貼り合
わせは、画素電極領域8の周縁部に枠状に形成されるシ
ール材パターン6によって行われる。
【0003】図5(B)に示すように、シール材パター
ン6は、画素電極領域8の三辺の周縁部に形成されると
共に、残りの一辺に対しては端縁より内側の辺に沿って
形成され、その途中に開口部である液晶注入口7が設け
られる。なお、液晶表示基板3上の破線で囲んだ矩形領
域は、表示部に相当する画素電極領域8である。液晶層
5は、液晶注入口7からシール材パターン6内に注入さ
れるが、この液晶注入口7には液晶層5を封止するため
の封止材9が形成されている。
【0004】次に、この液晶表示素子の作製方法につい
て図6乃至図8を用いて説明する。図6は、従来の液晶
表示素子の作製方法の第1工程を示す図である。図6
中、(A)は大型液晶表示基板の平面図、(B)は
(A)の矢印MM方向から見た断面図である。図7は、
従来の液晶表示素子の作製方法の第2工程を示す図であ
る。図7中、(A)は大型透明電極基板側から見た平面
図、(B)は(A)の矢印MM方向から見た断面図であ
る。図8は、従来の液晶表示素子の作製方法の第3工程
を示す図である。図8中、(A)は液晶セルの側面図、
(B)は(A)の矢印MM方向から見た平面図である。
ここでは、4個の液晶表示素子を作製する場合について
説明するが、これ以上の場合についても同様である。
【0005】(第1工程)図6(A)及び(B)に示す
ように、円板状の大型液晶表示基板3A上に複数の画素
電極領域8、8、8、8と中継端子10、10、10、
10とからなる液晶表示部13、13、13、13を所
定ピッチでマトリクス状に形成した後、この液晶表示基
板3上にシール材を塗布する。次に、このシール材上に
図示しないフォトレジストパターンを形成し、フォトリ
ソグラフィ法及びエッチング法を用いて、画素電極領域
8、8、8、8を取り囲み、一部を開口させた液晶注入
口7、7、7、7を有する複数のシール材パターン6、
6、6、6を、この液晶注入口7、7、7、7が同一方
向を向くように形成する。
【0006】(第2工程)次に、図7(A)及び(B)
に示すように、大型透明電極基板4Aを大型液晶表示基
板3A上に載置し、大型透明電極基板4Aと大型液晶表
示基板3Aとの位置合わせを行った後、大型透明電極基
板4A側から加圧し、この大型透明電極基板4Aを大型
液晶表示基板3Aと共に硬化させて一体化する。
【0007】(第3工程)次に、図8(A)及び(B)
に示すように、液晶表示部13、13、13、13をマ
トリクス状に完全切断して、シール材パターン6を介し
て一定の間隙で貼り合わせた液晶表示基板3と、透明電
極基板4とからなる液晶セル2を作製する。
【0008】(第4工程)この後、液晶セル2の液晶注
入口7から液晶層5を注入した後、液晶注入口7を封止
材9で封止する。次に、中継端子10を露出させるよう
に、液晶表示基板3と透明電極基板4とを相対的にずら
して図5に示す液晶表示素子1を作製する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
液晶表示素子の作製方法は以下の問題点を有していた。
(第3工程)に示すように、液晶セル2への液晶層5の
注入は、液晶層5を注入する度に液晶セル2を図示しな
い固定冶具に固定して行う必要があるので、大幅な時間
を要し、生産性が悪く、液晶表示素子1の製造コストが
高かった。そこで、本発明は上記問題に鑑みて成された
ものであり、生産性を向上させ、製造コストの安価な液
晶表示素子の作製方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示素子の
作製方法において、大型液晶表示基板上に複数の液晶表
示部をマトリクス状に形成し、かつ各液晶表示部の周縁
部に一部を開口させた液晶注入口を有するシール材パタ
ーンを前記液晶注入口が列方向又は行方向に揃うように
して形成し、この上から大型透明電極基板を前記複数の
シール材パターンを介して貼り合わせ、この後、列方向
又は行方向の各晶注入口に沿って切断して、液晶セルバ
ーを作製することを特徴とする。第2の発明は、請求項
1記載の液晶表示素子の作製方法において、前記液晶セ
ルバーの各液晶注入口から液晶層を同時に注入して作製
することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について以下図
を参照しながら説明する。図1は、本発明の液晶表示素
子の作製方法の第1工程を示す工程図である。図1中、
(A)は大型液晶表示基板の平面図、(B)は(A)の
矢印MM方向から見た断面図である。図2は、本発明の
液晶表示素子の作製方法の第2工程を示す工程図であ
る。図2中、(A)は大型透明電極基板側から見た平面
図、(B)は(A)の矢印MM方向から見た断面図であ
る。図3は、本発明の液晶表示素子の作製方法の第3工
程を示す工程図である。図3中、(A)は大型透明電極
基板側から見た平面図、(B)は(A)の矢印MM方向
から見た断面図である。図4は、本発明の液晶表示素子
の作製方法の第4工程を示す工程図である。図4中、
(A)は液晶セルバーの平面図、(B)は(A)の矢印
MM方向から見た側面図である。従来技術と同一構成に
は同一符号を付し、その説明を省略する。ここでは、従
来技術と同様に4個の液晶表示素子を作製する場合につ
いて説明するが、これ以上の場合についても同様であ
る。
【0012】(第1工程)図1(A)及び(B)に示す
ように、円板状の大型液晶表示基板3A上に複数の画素
電極領域8、8、8、8と中継端子10、10、10、
10とからなる液晶表部13、13、13、13を所定
ピッチでマトリクス状に形成した後、この液晶表示基板
3上にシール材を塗布する。次に、このシール材上に図
示しないフォトレジストパターンを形成し、フォトリソ
グラフィ法及びエッチング法を用いて、画素電極領域
8、8、8、8を取り囲み、一部を開口させた液晶注入
口7、7、7、7を有する複数のシール材パターン6、
6、6、6を、この液晶注入口7、7、7、7が同一方
向を向くように形成する。また、大型液晶表示基板3A
の周縁部に開口部11A、11A、11A、11Aを有
する周縁部シール材パターン11を形成する。更に、周
縁部シール材パターン11が形成されている以外の大型
液晶表示基板3Aの周縁部にアライメントマーク1
1、122を形成する。
【0013】(第2工程)次に、大型透明電極基板4A
上に大型液晶表示基板3Aのアライメントマーク1
1、122と位置合わせできるアラメントマーク1
1、142を作製する。この後、図2に示すように、大
型液晶表示基板3Aのアライメントマーク12 1、122
と大型透明電極基板4Aのアラメントマーク141、1
2とを位置合わせするようにして、大型透明電極基板
4Aを大型液晶表示基板3A上に載置する。次に、大型
透明電極基板4A側から加圧して、大型透明電極基板4
Aを大型液晶表示基板3Aと共に硬化して一体化する。
【0014】この際、大型液晶表示基板3Aには、開口
部11A、11A、11A、11Aを有する周縁部シー
ル材パターン11が形成されているので、大型液晶表示
基板3Aと大型透明電極基板4Aとの間隙に閉じ込めら
れる空気は、この開口部11A、11A、11A、11
Aを介して外部に排出することができる。このため、大
型液晶表示基板3Aと大型透明電極基板4Aとの間隙の
厚さを均一にできる。
【0015】(第3工程)更に、図3に示すように、周
縁部シール材パターン11の開口部11A、11A、1
1A、11Aに対応する一体化した大型液晶表示基板3
と大型透明電極基板4Aとの側部に封止材15、15、
15、15を接着し加熱及び硬化する。このようにし
て、後述する一体化した大型液晶表示基板3Aと大型透
明電極基板4Aとを図示しないダイサー等で切断する際
に用いられる水や切りクズが大型液晶表示基板3Aと大
型透明電極基板4Aとの間に混入しないようにする。
【0016】(第4工程)次に、図示しないスクライバ
ーを用いて、液晶注入口7、7の注入方向に、大型透明
電極基板4Aにスクライブ傷S1、S1、S1を、大型液
晶表示基板3Aにこのスクライブ傷S1、S1、S1に対
応するスクライブ傷S2、S2、S2を形成し、図示しな
い劈開装置を用いて、これらのスクライブ傷S1、S1
1、S2、S 2、S2から一体化した大型液晶表示基板3
Aと大型透明電極基板4Aを劈開して、図4に示す液晶
注入口7、7を露出させた液晶セルバー16を作製す
る。なお、液晶セルバー16の作製は、水等を用いるダ
イサーを用いて作製してもよい。ダイサーは被加工物を
精度良く切ることができるので、液晶セルバー16の形
状に精度が必要である場合に好都合である。
【0017】(第5工程)次に、図4に示すように、液
晶セルバー16の複数の液晶注入口7、7を下方に向
け、この液晶注入口7、7から液晶層5を同時に注入す
る。更に、この液晶注入口7、7を封止材9で封止した
後、大型透明電極基板4A側から液晶表示部13、13
のピッチで大型液晶表示基板3Aに達するまで切断して
中継端子10を露出させる。次に、大型液晶表示基板3
A側から液晶表示部13、13のピッチで大型透明電極
基板4Aに達するまで切断する。こうして、図5に示す
液晶表示素子1を作製する。
【0018】以上のように、液晶注入口7、7が露出し
た液晶セルバー16を形成した後、この液晶注入口7、
7から液晶層5を同時に注入して液晶表示素子1を作製
するので、液晶層5の注入を液晶セルバー16毎にでき
るため、生産性が向上し、製造コストを低減することが
できる。
【0019】
【発明の効果】本発明の液晶表示素子の作製方法によれ
ば、液晶セルバーを作製した後、この液晶セルバーの各
液晶注入口から液晶層を同時に注入して液晶表示素子を
作製するので、液晶層の注入を液晶セルバー毎にできる
ため、生産性が向上し、製造コストを低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示素子の作製方法の第1工程を
示す工程図である。
【図2】本発明の液晶表示素子の作製方法の第2工程を
示す工程図である。
【図3】本発明の液晶表示素子の作製方法の第3工程を
示す工程図である。
【図4】本発明の液晶表示素子の作製方法の第4工程を
示す工程図である。
【図5】一般的な液晶表示素子を示す断面図である。
【図6】従来の液晶表示素子の作製方法の第1工程を示
す図である。
【図7】従来の液晶表示素子の作製方法の第2工程を示
す図である。
【図8】従来の液晶表示素子の作製方法の第3工程を示
す図である。
【符号の説明】
1…液晶表示素子、2…液晶セル、3…液晶表示基板、
3A…大型液晶表示基板、4…透明電極基板、4A…大
型透明電極基板、5…液晶層、6…シール材パターン、
7…液晶注入口、8…画素電極領域、9、15…封止
材、10…中継端子、11…周縁部シール材パターン、
121、122、141、142…アライメントマーク、1
3…液晶表示部、16…液晶セルバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】大型液晶表示基板上に複数の液晶表示部を
    マトリクス状に形成し、かつ各液晶表示部の周縁部に一
    部を開口させた液晶注入口を有するシール材パターンを
    前記液晶注入口が列方向又は行方向に揃うようにして形
    成し、この上から大型透明電極基板を前記複数のシール
    材パターンを介して貼り合わせ、この後、列方向又は行
    方向の各晶注入口に沿って切断して、液晶セルバーを作
    製することを特徴とする液晶表示素子の作製方法。
  2. 【請求項2】前記液晶セルバーの各液晶注入口から液晶
    層を同時に注入して作製することを特徴とする請求項1
    記載の液晶表示素子の作製方法。
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