JP2000338487A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2000338487A
JP2000338487A JP11149497A JP14949799A JP2000338487A JP 2000338487 A JP2000338487 A JP 2000338487A JP 11149497 A JP11149497 A JP 11149497A JP 14949799 A JP14949799 A JP 14949799A JP 2000338487 A JP2000338487 A JP 2000338487A
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light
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JP11149497A
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Junichi Hirakata
純一 平方
Yoshiaki Nakayoshi
良彰 仲吉
Kikuo Ono
記久雄 小野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低電圧の駆動電源回路を使用可能としたバック
ライトを用いた液晶表示装置を得る。 【解決手段】液晶パネルを背面から照明する照明光源B
Lを透明材料からなる導光板GLBと、この導光板GL
Bの側辺の長さ方向に沿って連続する如く複数本の線状
ランプCFLを配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光の利用効率が高
く、液晶パネルの全域で均一な明るさで、かつ低電圧駆
動を可能とした照明光源を備えた液晶表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやその他の機器の高精細度
カラーモニターとして液晶表示装置が広く用いられてい
る。液晶表示装置は、基本的には少なくとも一方が透明
なガラス等からなる二枚の(一対の)基板の間に液晶層
を挟持した所謂液晶パネルを構成し、上記液晶パネルの
基板に形成した画素形成用の各種電極に選択的に電圧を
印加して所定画素の点灯と消灯を行う形式、上記各種電
極と画素選択用のアクティブ素子を形成してこのアクテ
ィブ素子を選択することにより所定画素の点灯と消灯を
行う形式とに分類される。
【0003】特に、後者の形式の液晶表示装置はアクテ
ィブマトリクス型と称し、コントラスト性能、高速表示
性能等から液晶表示装置の主流となっている。アクティ
ブマトリクス型液晶表示装置は、一方の基板に形成した
電極と他方の基板に形成した電極との間に液晶層の配向
方向を変えるための電界を印加する、所謂縦電界方式
と、液晶層に印加する電界の方向を基板面とほぼ平行な
方向とする、所謂横電界方式(IPS方式とも言う)の
液晶表示装置などが知られている。
【0004】上記した各種の液晶表示装置には、液晶パ
ネルを背面から照明する光源装置(一般に、バックライ
トと称する)が備えられている。このバックライトに
は、透明材料からなる導光板の側面にランプ(線状光
源:冷陰極蛍光管)を設置したサイドエッジ方式と、液
晶パネルの真下にランプを設置した直下型方式とがあ
る。
【0005】液晶表示装置の大型化に伴い、これらバッ
クライトを構成する線状ランプの長さも長くなる。特
に、画面サイズが16対9のハイビジョンやワイド画面
のテレビジョン用のモニターとして用いる液晶表示装置
では、画面のサイズに応じた横長の導光板を用いること
になる。線状ランプとしては主として蛍光管:CFL
(大型の液晶表示装置では、冷陰極蛍光管:C−CF
L)が用いられるが、その長さが長くなると、始動電
圧、点灯電圧が高くなる。
【0006】この種の蛍光管は高電圧トランスとインバ
ータ回路および調光回路を具備する高周波交流電圧発生
回路で駆動されるが、線状ランプの長さが長くなると高
電圧、大容量のインバータ回路と高圧トランスが必要と
なる。
【0007】図20は本発明を適用するサイドエッジ方
式の液晶表示装置の構成例を説明するための模式断面図
である。図中、PNLは液晶パネルであり、下側基板S
UB1と上側基板SUB2の間に液晶層LCを挟持して
なり、液晶パネルPNLを挟むように下偏光板POL1
と上偏光板POL2が配置されている。
【0008】この液晶パネルPNLの背面すなわち下方
には拡散板SPS1とSPS2およびプリズムシートP
RSを介してバックライトBLが設置されている。この
バックライトBLは透明材料で形成した略矩形状の導光
板GLBの側辺に沿って蛍光管を好適とする線状ランプ
CFLが設置されている。この構成例では、線状ランプ
CFLは導光板GLBの一対の平行する辺の各2本宛設
置されている。
【0009】なお、導光板GLBの背面(液晶パネルP
NLとは反対側)には導光板GLBから液晶パネル方向
に出射する照明光の分布を均一とするための反射パター
ン(ドット印刷等)PDOTは形成されている。RFS
は反射板である。
【0010】一般的な液晶パネルでは、印加電圧の変化
で白表示から黒表示へと変化するが、この液晶パネルと
しては、ねじれ角が90°前後のツイステッドネマチッ
ク(TN)方式や垂直配向タイプの薄膜トランジスタT
FT駆動方式、あるいはねじれ角が200°から260
°のスーパーツイステッドネマチック(STN)タイプ
の時分割駆動方式、さらには基板面に水平な方向の電界
で動作する横電界(IPS)方式の何れでもよい。
【0011】TNタイプとIPS方式の場合、液晶層の
屈折率異方性Δnと液晶層の厚みすなわちセルギャップ
dとの積Δndは0.2から0.6μmの範囲がコント
ラスト比と明るさを両立させるためには好ましく、ST
Nタイプは0.5から1.2μmの範囲が、またIPS
方式は0.2から0.5μmの範囲が好ましい。
【0012】液晶パネルPNLを構成する基板SUB
1,SUB2としては、厚みが0.7mmで表面を研磨
し、ITO(インジウムチンオキサイド)の透明電極を
スパッタ法で成膜したガラス基板を2枚用いた。
【0013】これらの基板の間に誘電率異方性Δnεが
正で、その値が4.5であり、複屈折率Δnが0.19
(589nm、20°C)のネマチック液晶組成物を挟
み、セルギャップは6μmとしたため、Δndは1.4
1μmとした。
【0014】基板の内表面にはポリイミド系配向制御膜
をスピンナーで塗布し、250°Cで30分間焼成し、
ラビング処理して3.5°のプレチルト角を得た。な
お、このプレチルト角の測定には回転結品法を用いた。
【0015】上下基板の各配向膜のラビング方向は時分
割駆動を行うため液晶層を構成する液晶分子のねじれ角
(ツイスト角)が240°となるように設定した。ここ
で、ツイスト角はラビング方向およびネマチック液晶に
添加される旋光性物質の種類とその量によって規定され
る。
【0016】ねじれ角は閾値近傍の点灯状態が光を散乱
させる配向となることから最大値が制限され、260°
が上限であり、また下限はコントラストによって制限さ
れ、200°が限界である。
【0017】この液晶表示装置では、走査線数が200
本以上でもコントラストが十分に満足できるような白黒
表示を可能とするため、ねじれ角は240°とした。ま
た、基板SUB1,SUB2と偏光板POL1,POL
2の間には、ポリカーボネートからなるΔnd=0.4
μmの位相差フィルムを各1枚配置してある(位相差フ
ィルムは図示していない)。
【0018】ハイビジョンやワイドテレビを表示する画
像表示装置に適用する液晶表示装置のように画面サイズ
が大型化した場合、導光板の長辺に2〜3本の線状ラン
プを配置するのが一般的である。この線状ランプとして
は冷陰極蛍光管が用いられている。
【0019】図21は大画面の液晶表示装置におけるバ
ックライトの構成例を説明する模式図である。導光板G
LBの各長辺わたって複数(ここでは3本)宛の冷陰極
蛍光管(C−CFL、以下線状ランプCFLと記述す
る)が設置されており、各辺に配置された線状ランプC
FLはそれぞれ駆動電源回路である高周波交流電圧発生
回路INV1、INV2から給電する構成としてある。
【0020】高周波交流電圧発生回路INV1、INV
2には、所謂インバータと各線状ランプCFL毎の高電
圧トランスTRSと調光回路(図示せず)を有してい
る。そして、各線状ランプCFLの高圧入力端子は全て
同一端で高電圧トランスTRSの高圧側出力端子に接続
されている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の液晶表示装
置では、線状ランプに寿命の長い冷陰極蛍光管C−CF
Lを使用しているが、大画面化に対応してバックライト
のサイズが大きくなると、必然的に線状ランプも長さの
長いものを使用しなければならなくなる。長さが長くな
ると始動電圧が高くなり、例えば長さが400mmでは
約2000Vに達し、バックライト駆動電源回路の耐圧
強化、消費電力増大、価格上昇などの問題がある。この
問題はサイドエッジ方式でも直下型方式でも同様であ
る。
【0022】この問題を解決するために、サイドエッジ
方式では線状ランプを導光板の短辺側に配置することも
検討したが、輝度(明るさ)が不足することが分かっ
た。また、直下型方式で液晶パネルの短辺と平行に複数
の線状ランプの配置する方法も考えたが、ランプの数が
多数になり、バックライトの厚さが増し、液晶表示装置
全体の奥行きが増大してしまうという欠点を招くことが
分かった。
【0023】また、線状ランプとして点灯電圧が低い熱
陰極管(H−CFL)を使用する方法もあるが、熱陰極
管は寿命が短く、冷陰極蛍光管の約1/5の1万時間程
度しかないという問題がある。
【0024】本発明の目的は、上記従来技術の諸問題を
解消して、高い発光効率を有し、かつ光源の画面内均一
性に優れ、低電圧の駆動電源回路を使用可能としたバッ
クライトを有する高輝度の液晶表示装置を提供すること
にある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、サイドエッジ方式のバックライトを用い
た液晶表示装置において、長辺と短辺を有する導光板の
長辺を複数のブロックに分割し、単位ブロックの長さ近
傍の長さの複数の線状ランプを長辺方向に連続して配置
した。
【0026】これにより、液晶表示装置の表示画面が大
型化しても点灯電圧が低い線状ランプ、すなわち短い長
さの線状ランプを用いることが可能となり、低電圧の駆
動電源回路を用いることができる。
【0027】このとき、バックライトの輝度を高めるた
めには、導光板の厚さ方向の長辺側に2〜3本(あるい
は、それ以上)の線状ランプを配置し、またバックライ
トの面内輝度の均一性を確保するためには、導光板の長
辺における線状ランプの間に対応する領域の反射パター
ンの反射率を当該線状ランプに対応する領域よりも大と
する。
【0028】また、導光板の長辺に、当該長辺に設置さ
れる線状ランプのそれぞれに対応させて入光部を形成し
て線状ランプから出射する光を効率よく導光板に導入さ
せるようにする。
【0029】さらに、導光板の長辺に連続させて設置し
た複数の線状ランプの各高圧側入力端子を隣接させ、こ
れらの線状ランプに対して駆動電力を供給する高周波交
流電圧発生回路を構成するインバータ回路の高圧トラン
スの高電圧出力端子を上記線状ランプの各高圧側入力端
子に接続する。
【0030】この構成により、高電圧供給用のケーブル
の長さが短くなり、電流リークが低減して効率を上げる
ことができる。このことは、液晶表示装置の画面サイズ
が大きくなって線状ランプの長さが長くなる程効果的で
ある。
【0031】以下、本発明の代表的な構成を記述すれ
ば、次のとおりである。すなわち、 (1):対向配置された少なくとも一方に電極を有する
一対の基板間に液晶層を挟持させた液晶パネルと、この
液晶パネルを挟んで配置された一対の偏光板と、前記電
極に表示画像信号に応じて電圧を印加するための制御手
段と、前記液晶パネルを背面から照明する照明光源とを
少なくとも備え、前記照明光源が、透明材料からなる導
光板と、この導光板の側辺の長さ方向に沿って連続する
如く配置した複数本の線状ランプを備えた。。
【0032】この構成により、低電圧駆動の線状ランプ
を用いて画面サイズの大なる液晶表示装置のバックライ
トを構成でき、低電圧の駆動電源回路を用いることがで
きる。
【0033】(2):(1)における前記導光板は長辺
と短辺を有する略矩形状であり、その長辺側に前記複数
の線状ランプを配置し、かつこの線状ランプからの出射
光を導入する入光部を複数箇所有することを特徴とす
る。
【0034】この構成としたことで、それぞれの線状ラ
ンプから入射する光を導光板に効率よく導入でき、輝度
の向上が図れる。
【0035】(3):(2)における前記導光板の前記
液晶パネルとは反対側の面に光反射パターンを有し、前
記同一長辺における複数の入光部の間に対向する領域の
光反射パターンの反射率を前記入光部に対向する領域の
反射率より大とした。
【0036】隣接する入光部の間では導光板に入射する
光量が少ないため、この部分での光反射量を大きくする
ことで液晶パネルの画面内での輝度分布を均一にするこ
とができる。
【0037】(4):(1)における前記複数の線状ラ
ンプのそれぞれを独立に駆動する複数の電源回路を備え
た。
【0038】個々の線状ランプの駆動電圧(点灯電圧)
は低く、それぞれの線状ランプに対応した電源回路のト
ランスの容量も小さいものでよくなり、このトランス、
およびインバータ回路等の電源回路を構成する部品の耐
電圧対策や発熱による画像品質の劣化の問題が回避さ
れ、コスト低下が実現できる。
【0039】(5):対向配置された少なくとも一方に
電極を有する一対の基板間に液晶層を挟持させた液晶パ
ネルと、この液晶パネルを挟んで配置された一対の偏光
板と、前記電極に表示画像信号に応じて電圧を印加する
ための制御手段と、前記液晶パネルを背面から照明する
照明光源とを少なくとも備え、前記照明光源が、一対の
長辺と一対の短辺を有する透明材料からなる導光板と、
この導光板の各長辺の長さ方向に沿って連続する如く配
置した複数本の線状ランプをそれぞれ有し、かつ前記長
辺には前記複数本の線状ランプのそれぞれからの出射光
を導入する入光部をそれぞれ備えた。
【0040】この構成により、低電圧駆動の線状ランプ
を用いて画面サイズの大なる液晶表示装置のバックライ
トを構成でき、低電圧の駆動電源回路を用いることがで
きると共に、それぞれの線状ランプから入射する光を導
光板に効率よく導入でき、輝度の向上が図れる。
【0041】(6):(5)における前記線状ランプに
給電する高周波交流電圧発生回路を備え、この高周波交
流電圧発生回路は高圧側出力端子と低圧側出力端子を有
する高電圧トランスとインバータ回路および調光回路か
らなり、前記導光板の各長辺に配置された線状ランプの
高圧側入力端子が前記入光部の境界部分で前記高電圧ト
ランスの高圧側出力端子と接続した。
【0042】この構成とすることで、高圧側の給電線の
長さが短縮でき、リーク電流が低減して電力の損失が抑
制される。
【0043】(7):(6)における前記高電圧トラン
スを前記複数の線状ランプ毎に設置した。
【0044】個々の線状ランプの駆動電圧(点灯電圧)
は低く、それぞれの線状ランプに対応した電源回路のト
ランスの容量も小さくてよく、このトランス、およびイ
ンバータ回路等の電源回路を構成する部品の耐電圧対策
や発熱による画像品質の劣化の問題が回避され、コスト
低下が実現できる。
【0045】上記各構成における線状ランプは、導光板
の側辺にそって一列配列、または導光板の厚み方向に2
以上の配列とすることができ、さらに、導光板の厚み方
向に隣接する線状ランプの端部を空間的に重ね合わせて
線状ランプ間の光量不足を補正するように配置すること
もできる。
【0046】なお、本発明は上記の構成および後述する
実施の形態に開示される構成に限定されるものではな
く、本発明の技術思想を逸脱することなく、種々の変更
が可能であることは言うまでもない。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、実施例の図面を参照して詳細に説明する。
【0048】図1は本発明による液晶表示装置の第1実
施例を説明するバックライトの要部構成の模式図であ
り、(a)は平面図、(b)は(a)を矢印A方向から
みた側面図である。
【0049】このバックライトは透明材料からなる矩形
状の導光板GLBと、この導光板の対向する側辺の長さ
方向の側面のそれぞれに沿って連続する如く各2本の線
状ランプCFLを配置した。導光板の上記線状ランプC
FLを配置しない辺の側面には、発泡PET(ポリエチ
レン・テレフタレート)を好適とする高反射率を有する
白色フィルム(テープ)からなる反射シートSRSが粘
着材などで貼付されており、導光板GLBの内部を伝播
する光を反射させて有効利用するようになっている。
【0050】なお、各線状ランプCFLにもランプ反射
シートが設置され、当該線状ランプの出射光を導光板G
LB側に反射させるようにしているが、図示は省略して
ある。
【0051】また、導光板GLBの背面(液晶パネルと
対面する面とは反対側の面)には図示しないが光反射パ
ターン(一般には、ドット印刷された銀インクを用い
る)を有している。この光反射パターンは、導光板GL
Bの側壁に配置された線状ランプCFLの長手方向境界
(線状ランプが隣接する部分の領域)の光量が不足する
部分に対応する領域、および線状ランプからの距離が遠
い領域では、反射量が大きくなるような分布に形成され
る。
【0052】本実施例では、導光板GLBの長辺のそれ
ぞれに、当該長辺に沿ってかつ導光板の厚み方向に平行
に各2本の線状ランプCFLを配置してある。この線状
ランプの配置数は、液晶パネルの画面サイズ、したがっ
て導光板の面積および厚みに応じて、かつ液晶表示装置
に要求される明るさに応じて選定される。
【0053】バックライトを駆動するための電源回路で
ある高周波交流電圧発生回路INVは導光板の側面に沿
って配置された2本の線状ランプ毎に設置されている。
この高周波交流電圧発生回路INVは、インバータとト
ランスおよび調光回路を有し、例えば商用電源を入力と
して所要の高周波電力を発生し、これをトランスTRS
を介して線状ランプCFLの各電極に印加する。
【0054】各高周波交流電圧発生回路INV、INV
2は2個のトランスTRSを有し、各トランスを介して
線状ランプCFLのそれぞれに給電するように構成して
ある。ここでは、インバータINV1とINV2を別々
の基板に搭載したものとして示してあるが、一枚の基板
に搭載してもよい。そして、このインバータINV、I
NV2は導光板GLBの中央部背面に設置し、かつ隣接
する線状ランプCFLの高圧側端子を隣接させること
で、線状ランプCFLの高圧給電線の長さを短縮でき
る。これにより、給電線での電圧降下が少なくなり、リ
ーク電流が低減して電力の損失が抑制される。
【0055】本実施例によれば、低電圧駆動の線状ラン
プを用いて画面サイズの大なる液晶表示装置のバックラ
イトを構成でき、低電圧の駆動電源回路(高周波交流電
圧発生回路)を用いることができる。
【0056】図2は本発明による液晶表示装置の第2実
施例を説明するバックライトの要部構成の模式図であ
り、(a)は平面図、(b)は(a)を矢印A方向から
みた側面図である。また、図3は図2の(b)のB−B
線に沿った断面図である。
【0057】このバックライトは透明材料からなる略矩
形状の導光板GLBを有しており、当該導光板GLBの
長辺にはその長さ方向の側面のそれぞれに沿って連続す
る如く各2本の線状ランプCFLが配置されている。
【0058】そして、導光板GLBの上記線状ランプC
FLが配置される部分にはそれぞれ入光部PGAが形成
されている。この入光部PGAは、導光板GLBの液晶
パネル対応領域ARから外側に張り出した形状を有して
いる。入光部PGAは、液晶パネル対応領域ARよりも
若干大きい導光板材料を用意し、その角部の切り欠き部
ACUTと長辺の中央部に切り落とし部CCUTを形成
することにより成形される。
【0059】したがって、入光部PGAは図示したよう
な平面が台形状となっており、当該台形の上底に沿って
線状ランプCFLを配置してある。なお、上記導光板G
LBの短辺、角部の切り欠き部ACUT、長辺の中央部
に切り落とし部CCUTの即面には光利用率を向上させ
るために反射シートSRSが貼付してある。また、線状
ランプCFLには、それぞれランプ反射シートを設置し
てあるが、図示は省略した。
【0060】本実施例でも、導光板に形成した入光部P
GAの厚み方向と平行に各2本の線状ランプCFLを配
置してある。この線状ランプの配置数は、液晶パネルの
画面サイズ、したがって導光板の面積および厚みに応じ
て、かつ液晶表示装置に要求される明るさに応じて選定
されることも前記実施例と同様である。
【0061】また、導光板GLBの背面に形成される光
反射パターンは、入光部の間(境界領域)では線状ラン
プからの光量が少ないことからドット密度が高く、反射
率を大きくしてある。同様に、導光板GLBの角部領域
および中央領域でも反射率が大きくなるように、上記光
反射パターンを印刷してある。
【0062】なお、バックライトを駆動するための電源
回路である高周波交流電圧発生回路および各線状ランプ
への給電方式は前記実施例と同様である。
【0063】本実施例によれば、導光板GLBの長辺に
各2個所の入光部PGAを形成し、ここに線状ランプC
FLを設置したため、低電圧駆動の線状ランプを用いて
画面サイズの大なる液晶表示装置用の明るいバックライ
トを構成でき、かつ低電圧の駆動電源回路を用いること
で、耐電圧対策が容易で発熱による画像の劣化も回避さ
れ、高画質の液晶表示装置を得ることができる。
【0064】図4は本発明によるバックライトを構成す
る導光板と線状ランプの第3実施例の配置例を説明する
図3と同様の断面図である。この実施例では、導光板G
LBの側面に設置する線状ランプCFLを導光板の厚さ
方向に3本並列させたものである。この実施例により、
特に大画面の液晶表示装置における画面輝度を必要な強
度とすることができる。
【0065】図5は本発明の第4実施例を説明するバッ
クライトを構成する線状ランプの配置を説明する模式図
である。本実施例では、導光板の側辺の長手方向に設置
する複数の線状ランプの隣接する端部を食い違わせたも
のである。このような線状ランプの配置としたことによ
り、線状ランプの隣接する端部に対応する光量の低下を
補正でき、表示画面上の輝度を均一に分布させ、画質劣
化を抑制することができる。
【0066】図6は本発明の第5実施例を説明するバッ
クライトの電源回路の配置を説明する模式図である。本
実施例は、バックライトを構成する導光板GLBと線状
ランプCFLの構成は前記図2で説明した第2実施例と
同様である。
【0067】この線状ランプFCLに給電する電源回路
である高周波交流電圧発生回路INVは、導光板GLB
の中央部背面に設置される。ここでは、導光板GLBの
各長辺に設置される2本の線状ランプCFLの高圧側端
子を当該導光板GLBの中央部に位置させてある。
【0068】このように、高周波交流電圧発生回路IN
Vを導光板GLBの中央部背面に設置して2本の線状ラ
ンプCFLの高圧側端子を当該導光板GLBの中央部に
位置させて給電することにより、高電圧側の給電線が短
くなり、電流のリークが少なく、高効率の駆動が可能と
なる。
【0069】図7は本発明の第6実施例を説明するバッ
クライトの電源回路の配置を説明する模式図である。本
実施例でも、バックライトを構成する導光板GLBと線
状ランプCFLの構成は前記図2で説明した第2実施例
と同様である。
【0070】この線状ランプFCLに給電する電源回路
である高周波交流電圧発生回路INVは当該導光板GL
Bの各長辺に設置する2本の線状ランプCFL毎に2つ
の基板に分けて搭載してある。そして、これら各高周波
交流電圧発生回路INV1、INV2をそれぞれの線状
ランプCFLの隣接する付近で導光板GLBの背面に設
置してある。
【0071】この実施例でも、高周波交流電圧発生回路
INV1、INV2を導光板GLBの長辺の中央部背面
に設置して2本の線状ランプCFLの高圧側端子を当該
導光板GLBの中央部に位置させて給電することによ
り、高電圧側の給電線が短くなり、電流のリークが少な
く、高効率の駆動が可能となる。
【0072】図8は本発明の各実施例における導光板の
背面に形成する光反射パターンの一例を説明する模式図
であり、導光板GLBと線状ランプCFLの配置は前記
図2〜図7で説明したものと同様である。
【0073】導光板GLBの背面に形成する光反射パタ
ーンは銀インク等の白色のドット印刷で形成してある。
同図で、導光板GLBの背面を領域A、領域B、領域C
に分けた場合、通常、線状ランプCFLに近い領域Aと
線状ランプCFLから遠い領域Bでは反射率が異なるよ
うに形成する。
【0074】線状ランプCFLから近い領域では、当該
線状ランプCFLからの光の総量が多いため、反射率を
低く抑えるようにドット印刷のパターンの密度を粗く形
成する。また、線状ランプCFLから遠い領域Bは、光
量が少ないために、反射率が高くなるようにドット印刷
のパターンの密度を密に形成する。
【0075】さらに、各長辺で連続して配置された線状
ランプCFLの間に相当する領域Cは、領域Bよりも光
量が多いが各入光部に対応する領域より少ないので、領
域Bより高反射率で領域Aより低反射率となるような密
度でドット印刷のパターンを形成する。図8はその典型
例である。このドット印刷パターンは一例であり、ドッ
ト印刷以外に他の形状の不連続、あるいは連続して反射
率が変化する印刷あるいは表面加工を施すことも可能で
ある。
【0076】本実施例により、液晶パネルの画面の全域
で均一な輝度分布を得ることができ、高品質の液晶表示
装置が得られる。
【0077】図9は本発明の第7実施例のバックライト
を構成する線状ランプの配置を説明する模式平面図、図
10は図9のC−C線に沿った断面図を示す。
【0078】本実施例では、所謂断面が楔形の導光板G
LBを用い、その導光板LBの一方の長辺側の長手方向
に沿って連続させて線状ランプを配置した、所謂サイド
エッジ方式のバックライトに本発明を適用したものであ
る。
【0079】楔形の導光板GLBの上記線状ランプCF
Lの設置辺には線状ランプCFLのそれぞれに対応させ
た2つの入光部PGAが形成されている。また、線状ラ
ンプCFLを設置しない側面には光反射シートSRSが
貼付されている。その他の構成は前記した図2〜図8で
説明したものと同様である。
【0080】本実施例により、サイドエッジ方式のバッ
クライトを用いて大画面サイズの液晶表示装置を構成す
る場合、導光板の側辺よりも短い長さの低電圧駆動(す
なわち、管長さの短い)の線状ランプを用いて高輝度の
バックライトを構成することが可能となる。
【0081】以上説明した各種の実施例では、導光板の
長辺の沿って2本の線状ランプを一列または2列以上配
置したものについて説明したが、本発明はこれに限るも
のではなく、導光板の長辺の沿って3本またはそれ以上
の線状ランプを配置することで、さらに大サイズの液晶
表示装置に適用することができる。
【0082】次に、本発明の液晶表示装置の他の構成例
の詳細について図11〜図18を参照して説明する。
【0083】図11は液晶パネルのガラス基板の周縁に
駆動ICを搭載した様子を説明する要部平面図、図12
は図11のA−A線で切断した断面図である。
【0084】図11、図12において、PNLは液晶表
示素子、SUB1は一方のガラス基板(アクティブマト
リクス基板:下側基板)、SUB2は他方のガラス基板
(カラーフィルタ基板:上側基板)、SLは液晶LCを
封止するシール材、ARは有効表示領域、COMは導電
ビーズや銀ペースト等を介して上側基板SUB2側の共
通電極パターンに電気的に接続させる下側基板SUB1
上の電極、TDM,GTMは駆動ICからの出力信号を
有効表示部AR内の配線に供給する配線、ACF1,A
CF2は異方性導電膜、Tdは駆動ICへ入力信号を供
給する入力配線、ALCは位置合わせマーク、PSV
1,PSV2は保護膜、SILシリコーン層、BMはブ
ラックマトリクス、POL1,POL2は偏光板、EP
Xはエポキシ樹脂、BUMPは駆動ICの金バンプ、d
1,d2は電極(ITO)、TMはドレイン側フレキシ
ブルプリント基板FPC2の出力端子、BFIはフレキ
シブルプリント基板FPC2のベースフィルムである。
駆動IC(ドレインドライバ)の金バンプBUMPはI
TOからなる電極d1、d2に導電接続されている。
【0085】なお、図11では上側基板SUB2は一点
鎖線で示してあるが、図12に示したように下側基板S
UB1の上方に重なって位置し、シール材SLにより、
有効表示領域ARを含んで液晶LCを封止している。
【0086】異方性導電膜ACFは、一列に並んだ複数
個の駆動用IC部分に共通して細長い形状となったもの
(ACF2)と上記複数個の駆動用ICへの入力配線パ
ターン部分に共通して細長い形状となったもの(ACF
1)を別々に貼り付ける。
【0087】パッシベーション膜(保護膜)PSV1,
PSVは、図12にも示したように、電食防止のために
できる限り配線部を被覆し、露出部分は異方性導電膜A
CF1にて覆うようにする。さらに、駆動用ICの側面
周辺は、シリコーン樹脂SILが充填され、保護が多重
化されている。
【0088】図13は液晶パネルとその外周部に配置さ
れる駆動回路等の回路構成を説明するブロック図であ
る。この構成では、薄膜トランジスタ(TFT)型液晶
パネルPNLの下側にドレインドライバDDRが配置さ
れ、図の左側にゲートドライバGDR、コントローラC
RRと電源PWUを搭載したプリント基板PCBが配置
される。
【0089】ドレインドライバDDRは下側基板に搭載
され、このドレインドライバを構成する駆動IC(IC
1 , ・・・・ICM )の表示のための信号を供給するフ
レキシブルプリント基板は、前記した2層のフレキシブ
ル基板をモールドケースの背面に折り曲げて実装する。
コントローラCRRと電源PWUを実装したインターフ
ェイス基板PCBは液晶パネルPNLの短辺の外周部に
配置されたゲートドライバGDRに接続して液晶パネル
PNLの背面に折り曲げたフレキシブルプリント基板の
裏面に配置される。
【0090】図14は液晶パネルの等価回路の説明図で
ある。薄膜トランジスタTFTは隣接する2本のドレイ
ン信号線DLと、隣接する2本のゲート信号線GLとの
交差領域に配置される。薄膜トランジスタTFTのドレ
イン電極とゲート電極は、それぞれドレイン信号線DL
とゲート信号線GLに接続される。
【0091】薄膜トランジスタTFTのソース電極は画
素電極に接続され、画素電極とコモン電極との間に液晶
層が設けられているので、薄膜トランジスタTFTのソ
ース電極との間には液晶容量(CLC)が等価的に接続さ
れる。薄膜トランジスタTFTはゲート電極に正のバイ
アス電圧を印加すると導通し、負のバイアス電圧を印加
すると不導通となる。また、薄膜トランジスタTFTの
ソース電極と前ラインのゲート信号線との間には、保持
容量Cadd が接続される。
【0092】なお、ソース電極、ドレイン電極は本来そ
の間のバイアス極性によって決まるもので、この液晶表
示装置ではその極性は動作中反転するので、ソース電
極、ドレイン電極は動作中入れ替わるものと理解された
い。しかし、以下の説明では、便宜上一方をソース電
極、他方をドレイン電極と固定して説明する。
【0093】図15はゲートドライバとドレインドライ
バに対する表示データとクロック信号の流れの説明図で
ある。ドレインドライバ103の前段のキャリー出力
は、そのまま次段のドレインドアイバ103のキャリー
入力に与えられる。
【0094】図16は液晶層に交流電圧を印加するコモ
ン対称法の駆動方法の原理(a)およびドット反転法を
使用した場合のドレインドライバの駆動電圧とコモン電
極に印加される液晶駆動電圧との関係(b)の説明図で
ある。
【0095】図16(a)に示したコモン対称法とは、
コモン電極に印加される電圧を一定とし、画素電極に印
加する電圧を、コモン電極に印加される電圧を基準とし
て、交互に正、負の電圧とする方法である。このコモン
対称法は、低消費電力と表示品質の点で優れているドッ
ト反転法あるいはVライン反転法が使用可能である。
【0096】図16(b)において、ドレインドライバ
の液晶駆動電圧は、液晶パネルの表示面に黒を表示する
場合の液晶駆動電圧を示している。図示したように、ド
レインドライバから奇数番目の映像信号線に出力される
液晶駆動電圧(VDH)と、ドレインドライバDDRか
ら出力される偶数番目の映像信号線に出力される液晶駆
動電圧(VDL)とは、コモン電極に印加される液晶駆
動電圧Vcomに対して逆極性、即ち、奇数番目の映像
信号線に出力される液晶駆動電圧(VDH)が正極性
(負極性)であれば、偶数番目の映像信号線に出力され
る液晶駆動電圧(VDL)は負極性(正極性)である。
【0097】そして、その極性は1ライン毎に反転さ
れ、さらに、各ライン毎の極性がフレーム毎に反転され
る。このドット反転法を使用することにより、隣り合う
信号線に印加される電圧が逆極性となるため、コモン電
極やゲート電極に流れる電流が隣り同志で打ち消し合
い、消費電力を低減することができる。
【0098】また、コモン電極に流れる電流が少なく、
電圧降下が大きくならないため、コモン電極の電圧レベ
ルが安定し、表示品質の低下を最小限に抑えることがで
きる。
【0099】図17は液晶パネルの各ドライバの概略構
成と信号の流れを示すブロック図である。表示制御装置
201、バッファ回路210は図15に示したコントロ
ーラCRRに設けられ、ドレインドライバ211はドレ
インドライバDDRに、ゲートドライバ206はゲート
ドライバGDRに相当する。
【0100】ドレインドライバ211は映像信号等の表
示データのデータラッチ部と出力電圧発生回路とから構
成される。また、階調基準電圧生成部208、マルチプ
レクサ209、コモン電圧生成部202、コモンドライ
バ203、レベルシフト回路207、ゲートオン電圧生
成部204、ゲートオフ電圧生成部205、およびDC
−DCコンバータ212は図15の電源部PWUに設け
られる。
【0101】図18はテレビ受像機等の本体からコント
ローラに入力される表示データおよびコントローラから
ドレインドライバとゲートドライバに出力される信号を
示すタイミング図である。コントローラCRRは本体コ
ンピュータからの制御信号(クロック信号、表示タイミ
ング信号、同期信号)を受けて、ドレインドライバDD
Rへの制御信号としてクロックD1(CL1)、シフト
クロックD2(CL2)および表示データを生成し、同
時にゲートドライバGDRへの制御信号として、フレー
ム開始指示信号FLM、クロックG(CL3)および表
示データを生成する。
【0102】なお、テレビ受像機等の本体(ホスト)か
らの表示信号の伝送に低電圧差動信号(LVDS信号)
を用いる方式では、当該本体からのLVDS信号をイン
ターフェイス基板PCBに搭載したLVDS受信回路で
元の信号に変換してからゲート駆動ICおよびドレイン
駆動ICに供給する。
【0103】図18から明らかなように、ドレインドラ
イバのシフト用クロック信号D2(CL2)は本体コン
ピュータか入力されるクロック信号(DCLK)および
表示データの周波数と同じであり、XGA表示素子では
約40MHzの高周波となり、EMI対策が重要とな
る。
【0104】図19は本発明による液晶表示装置を実装
したハイビジョンテレビ受像機のモニターの一例を示す
外観図である。このモニターの表示部に実装する液晶表
示装置を構成するバックライトは前記した本発明の実施
例の構成を有している。
【0105】なお、本発明による液晶表示装置は、上記
のようなテレビ受像機のモニターに限るものではなく、
ディスクトップパソコンのモニターやノートパソコン、
その他の機器の表示デバイスにも使用できることは言う
までもない。
【0106】また、本発明は上記した液晶パネルの一方
の基板に駆動ICを直接搭載したチップオングラス方式
の液晶表示装置にのみ適用するものではなく、駆動IC
(集積回路チップ)の実装をTCPを用いた液晶パネ
ル、あるいは単純マトリクス方式の液晶パネルを用いた
液晶表示装置にも同様に適用できる。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
液晶パネルの大型化に伴って要求される高輝度化を長さ
の短い低電圧駆動の線状ランプで実現でき、高電圧の電
源回路必要とせずに高輝度かつ高品質の液晶表示装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液晶表示装置の第1実施例を説明
するバックライトの要部構成の模式図である。
【図2】本発明による液晶表示装置の第2実施例を説明
するバックライトの要部構成の模式図である。
【図3】図2の(b)のB−B線に沿った断面図であ
る。
【図4】本発明によるバックライトを構成する導光板と
線状ランプの第3実施例の配置例を説明する図3と同様
の断面図である。
【図5】本発明の第4実施例を説明するバックライトを
構成する線状ランプの配置を説明する模式図である。
【図6】本発明の第5実施例を説明するバックライトの
電源回路の配置を説明する模式図である。
【図7】本発明の第6実施例を説明するバックライトの
電源回路の配置を説明する模式図である。
【図8】本発明の各実施例における導光板の背面に形成
する光反射パターンの一例を説明する模式図である。
【図9】本発明の第7実施例のバックライトを構成する
線状ランプの配置を説明する模式図である。
【図10】図9のC−C線に沿った断面図である。
【図11】液晶パネルのガラス基板の周縁に駆動ICを
搭載した様子を説明する要部平面図である。
【図12】図11のD−D線で切断した断面図である。
【図13】液晶パネルとその外周部に配置される駆動回
路等の回路構成を説明するブロック図である。
【図14】液晶パネルの等価回路の説明図である。
【図15】ゲートドライバとドレインドライバに対する
表示データとクロック信号の流れの説明図である。
【図16】液晶層に交流電圧を印加するコモン対称法の
駆動方法の原理(a)およびドット反転法を使用した場
合のドレインドライバの駆動電圧とコモン電極に印加さ
れる液晶駆動電圧との関係(b)の説明図である。
【図17】液晶パネルの各ドライバの概略構成と信号の
流れを示すブロック図である。
【図18】テレビ受像機本体からコントローラに入力さ
れる表示データおよびコントローラからドレインドライ
バとゲートドライバに出力される信号を示すタイミング
図である。
【図19】本発明による液晶表示装置を実装したハイビ
ジョンテレビモニターの一例を示す外観図である。
【図20】本発明を適用するサイドエッジ方式の液晶表
示装置の構成例を説明するための模式断面図である。
【図21】大画面の液晶表示装置におけるバックライト
の構成例を説明する模式図である。
【符号の説明】
SUB1 下基板 SUB2 上基板 ORI1 下配向膜 ORI2 上配向膜 LC 液晶層 POL1 下偏光板 POL2 上偏光板 SPS1,SPS2 拡散シート PRS プリズムシート BL バックライト GLP 導光体 CFL 線状ランプ SPS 反射シート。 INV(INV1,INV2) 高周波交流電圧発生回
路 PGA 入光部 PAR 液晶パネル領域 PDOT ドット印刷パターン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/00 336 G09F 9/00 336J 336G // F21Y 103:00 (72)発明者 小野 記久雄 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所ディスプレイグループ内 Fターム(参考) 2H038 AA52 AA55 2H091 FA16Z FA23Z FA42Z FD05 GA12 LA18 2H093 NC03 ND38 5G435 AA00 AA03 BB12 BB15 DD09 DD13 EE27 EE30 EE33 EE37 EE42 EE47 FF03 FF05 FF06 FF08 GG03 GG24 GG26 LL04 LL07 LL08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向配置された少なくとも一方に電極を有
    する一対の基板間に液晶層を挟持させた液晶パネルと、
    この液晶パネルを挟んで配置された一対の偏光板と、前
    記電極に表示画像信号に応じて電圧を印加するための制
    御手段と、前記液晶パネルを背面から照明する照明光源
    とを少なくとも備え、 前記照明光源が、透明材料からなる導光板と、この導光
    板の側辺の長さ方向に沿って連続する如く配置した複数
    本の線状ランプを有することを特徴とする液晶表示装
    置。
  2. 【請求項2】前記導光板は長辺と短辺を有する略矩形状
    であり、その長辺側に前記複数の線状ランプを配置し、
    かつこの線状ランプからの出射光を導入する入光部を複
    数箇所有することを特徴とする請求項1に記載の液晶表
    示装置。
  3. 【請求項3】前記導光板の前記液晶パネルとは反対側の
    面に光反射パターンを有し、前記同一長辺における複数
    の入光部の間に対向する領域の光反射パターンの反射率
    を前記入光部に対向する領域の反射率より大としたこと
    を特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】前記複数の線状ランプのそれぞれを独立に
    駆動する複数の電源回路を備えたことを特徴とする請求
    項1に記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】対向配置された少なくとも一方に電極を有
    する一対の基板間に液晶層を挟持させた液晶パネルと、
    この液晶パネルを挟んで配置された一対の偏光板と、前
    記電極に表示画像信号に応じて電圧を印加するための制
    御手段と、前記液晶パネルを背面から照明する照明光源
    とを少なくとも備え、 前記照明光源が、一対の長辺と一対の短辺を有する透明
    材料からなる導光板と、この導光板の各長辺の長さ方向
    に沿って連続する如く配置した複数本の線状ランプをそ
    れぞれ有し、かつ前記長辺には前記複数本の線状ランプ
    のそれぞれからの出射光を導入する入光部をそれぞれ有
    することを特徴とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】前記線状ランプに給電する高周波交流電圧
    発生回路を備え、この高周波交流電圧発生回路は高圧側
    出力端子と低圧側出力端子を有する高電圧トランスとイ
    ンバータ回路および調光回路からなり、前記導光板の各
    長辺に配置された線状ランプの高圧側入力端子が前記入
    光部の境界部分で前記高電圧トランスの高圧側出力端子
    と接続したことを特徴とする請求項5に記載の液晶表示
    装置。
  7. 【請求項7】前記高電圧トランスを前記複数の線状ラン
    プ毎に設置したことを特徴とする請求項6に記載の液晶
    表示装置。
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