JP2000338126A - 半導体加速度センサ - Google Patents

半導体加速度センサ

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JP2000338126A
JP2000338126A JP14673399A JP14673399A JP2000338126A JP 2000338126 A JP2000338126 A JP 2000338126A JP 14673399 A JP14673399 A JP 14673399A JP 14673399 A JP14673399 A JP 14673399A JP 2000338126 A JP2000338126 A JP 2000338126A
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Japan
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stopper
glass cap
cantilever
concave portion
mass portion
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JP14673399A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Saito
宏 齊藤
Sumio Akai
澄夫 赤井
Takuo Ishida
拓郎 石田
Kazushi Kataoka
万士 片岡
Hironori Kami
浩則 上
Takashi Saijo
隆司 西條
Makoto Saito
誠 斉藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ストッパとマス部が接触した場合の衝撃を効果
的に緩和し、カンチレバーの破損を防止できるととも
に、コストダウンを図れる半導体加速度センサを提供す
る。 【解決手段】マス部5を一端で支持し、他端が支持体部
8に一体支持されたカンチレバー4を備えたセンサチッ
プ1の支持体部8に上ガラスキャップ2と下ガラスキャ
ップ3が接合されている。上ガラスキャップ2と下ガラ
スキャップ3には凹部2a,3aが設けられており、各
凹部2a,3a上にはマス部5の過大変位を抑制するた
めにストッパが設けられている。下ガラスキャップ3の
凹部3a上には、その4隅方向に各1個ずつストッパ9
Aが配置され、その内側に複数個ストッパ9Bが配置さ
れる。上ガラスキャップ2の凹部2a上にも同様にスト
ッパ10が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体加速度セン
サに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体加速度センサとして、特開
平7−159432号に示されるものがある。図17は
従来の半導体加速度センサAの構成図であり、弾性を有
するビームにより一端でマス部5を支持し他端が支持体
部8に一体支持された薄肉のカンチレバー4を有するシ
リコン基板からなる半導体加速度センサチップ1(以
下、センサチップ1という)の上下に、シリコン基板と
ほぼ等しい熱膨張率を有する耐熱ガラス製の上ガラスキ
ャップ2と下ガラスキャップ3が支持体部8に陽極接合
により固定されている。
【0003】カンチレバー4上には、ピエゾゲージ抵抗
6(以下、ゲージ抵抗6という)が拡散により形成さ
れ、その裏面にはダイヤフラムが形成されており、加速
度αがセンサチップ1と垂直方向に加えられると、マス
部5に力F=mα(m:質量)が発生する。この力Fに
よってカンチレバー4が撓み、その表面に歪みが発生し
てゲージ抵抗6の値が変化する。このように構成された
半導体加速度センサAは一般的にカンチレバー型の加速
度センサと呼ばれている。
【0004】図19は、上記従来特許などから想定され
るセンサチップ1のパターンを示した上面図であり、カ
ンチレバー4上には4個のゲージ抵抗6が配設され、こ
れらをブリッジ接続し加速度に比例した電圧信号を得る
ことで加速度を検出する。ゲージ抵抗6から得られた電
圧信号は、P+拡散層の配線31、コンタクト部32、
アルミ配線33、ワイヤボンディングパッド34を介し
て、図17に示すワイヤ7より外部に出力される。尚、
図19において図17と同じものには同じ符号を付しそ
の説明を省略している。また、29は上記した下ガラス
キャップ2、上ガラスキャップ3との接合用のアルミ薄
膜であり、30はマス部5周囲のスリットである。
【0005】また、上ガラスキャップ2及び下ガラスキ
ャップ3のセンサチップ1に対向する面には、マス部5
の揺動空間を確保するための凹部2a,3aがエッチン
グやサンドブラスト加工などで形成してある。このよう
にエアギャップを形成して、エアダンピングを大気圧下
で行うようにし、表面にゲージ抵抗6があるカンチレバ
ー4とマス部5を有するセンサチップ1のセンシングエ
レメントである感知部を密閉状態にし、過大な加速度を
受けた場合でも、その狭い空間における感知部の移動を
抑制して、センサチップ1の破壊を防止している。
【0006】ここで、半導体加速度センサA自体の周波
数特性が最適となるようにエアダンピング効果を利用し
て、マス部5に減衰特性を持たせるよう凹部2a,3a
の深さ、形状を設定し、過大加速度が印加されたとき
に、マス部5が一定値以上変位せず、カンチレバー4が
破損しないように規制する凸状のストッパを、上記凹部
2a,3aから突出して設けたものがある。
【0007】図18には、従来の特許などから想定され
るストッパの配置を示しており、下ガラスキャップ3の
凹部3a内にカンチレバー4の延長方向X方向に直列し
てストッパ28が2個設けられている。上ガラスキャッ
プ2についても同様に設けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなエアダン
ピング効果を利用して減衰特性を持たせたものであって
も、半導体加速度センサAが誤って落とされた場合な
ど、センサチップ1に対して垂直な衝撃やねじれ方向の
衝撃を受けた場合、カンチレバー4及びマス部5が一定
値以上変位しないようにストッパ28で規制しているに
もかかわらず、マス部5の面とストッパ28の上部とが
点での接触による衝撃により、接触部に破壊応力が集中
し、カンチレバー4が破損する可能性がある。また、上
記したようにストッパ28がカンチレバー4の延長方向
に直列に2個設けられているため、カンチレバー4にね
じれ方向の衝撃が加わった場合に、ストッパ28での変
位の規制が困難である。
【0009】また、センサチップ1の感度の調整は、マ
スクやウェハの厚みを変更して、マス部5の大きさや形
状を変えることにより行い、マス部5の大きさや形状が
変われば、上記凹部2a,3aのストッパの位置をその
都度変更する必要があり、コスト増となっていた。
【0010】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、周波数特性を最適化するとともに、
過大加速度が印加されたときに、マス部及びカンチレバ
ーが一定値以上変位するのを防ぎ、かつ、ストッパとマ
ス部が接触した場合の衝撃を効果的に緩和し、カンチレ
バーの破損を防止でき、さらに、センサの感度調整の際
のマス部の大きさの変更に対する対応が容易でコストダ
ウンを図れる半導体加速度センサを提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記過大を解決するため
に、請求項1の発明は、マス部と、弾性を有するビーム
により前記マス部を一端で支持し、他端が支持体部に一
体支持されたカンチレバーと、前記カンチレバー上に形
成され、印加された加速度に比例した電圧を出力として
取り出すゲージ抵抗とを備えたセンシングエレメントを
有するとともに、前記センシングエレメントの上下に位
置し、前記支持体部と接合されるとともに、センサ自体
の周波数特性をエアダンピングにより制御する凹部を設
けた上ガラスキャップ及び下ガラスキャップを備え、過
大加速度が印加されたときに前記マス部が一定値以上変
位しないように規制する凸状の上部ストッパを前記上ガ
ラスキャップの凹部内に形成し、下部ストッパを前記下
ガラスキャップの凹部内に形成した半導体加速度センサ
において、前記上部ストッパと下部ストッパの少なくと
も一方は、前記上ガラスキャップの凹部、あるいは下ガ
ラスキャップの凹部内の4隅方向に各1個ずつ配置され
るとともに、その内側にさらに複数個配置されることを
特徴とする。
【0012】よって、過度な加速度が印加された場合で
も、複数のストッパにより衝撃を分散して受け、その衝
撃を緩和するとともに、過度な加速度がカンチレバーの
ねじれの方向にかかっても、マス部がガラスキャップの
凹部の4隅方向に設けられた4個のストッパのどこかで
必ず接触するため、ねじれ方向の力による変位も規制す
ることができ、カンチレバーの破損を防止できる。さら
に、4個のストッパの内側に複数のストッパが設けられ
ているため、センサの感度調整により、マス部の大きさ
を小さくした場合でも、上ガラスキャップ、下ガラスキ
ャップをそのまま使用することができ、製造コストの低
減が図れる。
【0013】また、請求項2の発明は、マス部と、弾性
を有するビームにより前記マス部を一端で支持し、他端
が支持体部に一体支持されたカンチレバーと、前記カン
チレバー上に形成され、印加された加速度に比例した電
圧を出力として取り出すゲージ抵抗とを備えたセンシン
グエレメントを有するとともに、前記センシングエレメ
ントの上下に位置し、前記支持体部と接合されるととも
に、センサ自体の周波数特性をエアダンピングにより制
御する凹部を設けた上ガラスキャップ及び下ガラスキャ
ップを備え、過大加速度が印加されたときに前記マス部
が一定値以上変位しないように規制する凸状の上部スト
ッパを前記上ガラスキャップの凹部内に形成し、下部ス
トッパを前記下ガラスキャップの凹部内に形成した半導
体加速度センサにおいて、前記上部ストッパと下部スト
ッパの少なくとも一方は、前記上ガラスキャップの凹
部、あるいは下ガラスキャップの凹部内の4隅方向に各
1個ずつ配置されるとともに、その外側にさらに複数個
配置されることを特徴とする。
【0014】よって、過度な加速度が印加された場合で
も、複数のストッパにより衝撃を分散して受け、その衝
撃を緩和するとともに、過度な加速度がカンチレバーの
ねじれの方向にかかっても、マス部がガラスキャップの
凹部内の4隅方向に設けられた4個のストッパのどこか
で必ず接触するため、ねじれ方向の力による変位も規制
することができ、カンチレバーの破損を防止できる。さ
らに、上記4個のストッパの外側に複数のストッパが設
けられているため、センサの感度調整により、マス部の
大きさをより大きくし、マス部の重さを増加した場合で
も、上ガラスキャップ、下ガラスキャップをそのまま使
用することができ、製造コストの低減が図れる。
【0015】また、請求項3の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、前記上部ストッパと下部ストッ
パの少なくとも一方は、これらと相対する位置に有るマ
ス部の面の対角線と対応する位置に、ほぼ均等に複数個
配置されていることを特徴とする。
【0016】よって、カンチレバーにねじれ方向に力が
加わった場合でも、マス部の面の対角線と対応する位置
に配置されたストッパでその衝撃を分散して受けること
ができ、更に過度な加速度による衝撃を複数のストッパ
で分散して受け、その衝撃を緩和するため、カンチレバ
ーの破損を防止できる。
【0017】また、請求項4の発明は、マス部と、弾性
を有するビームにより前記マス部を一端で支持し、他端
が支持体部に一体支持されたカンチレバーと、前記カン
チレバー上に形成され、印加された加速度に比例した電
圧を出力として取り出すゲージ抵抗とを備えたセンシン
グエレメントを有するとともに、前記センシングエレメ
ントの上下に位置し、前記支持体部と接合されるととも
に、センサ自体の周波数特性をエアダンピングにより制
御する凹部を設けた上ガラスキャップ及び下ガラスキャ
ップを備え、過大加速度が印加されたときに前記マス部
が一定値以上変位しないように規制する凸状の上部スト
ッパを前記上ガラスキャップの凹部内に形成し、下部ス
トッパを前記下ガラスキャップの凹部内に形成した半導
体加速度センサにおいて、前記上部ストッパ及び下部ス
トッパの少なくとも一方は、これらと相対する位置に有
るマス部の面の対角線と対応する位置に、所定の幅の台
状でありほぼ十字にクロスした形状で配置されているこ
とを特徴とする。
【0018】よって、カンチレバーにねじれ方向に力が
加わった場合でも、マス部の面の対角線と対応する位置
に台状で十字にクロスした形状で配置されたストッパで
その衝撃を分散して受けることができ、更に過度な加速
度による衝撃を線状のストッパで分散して受け、その衝
撃を緩和するため、カンチレバーの破損を防止できる。
【0019】また、請求項5の発明は、マス部と、弾性
を有するビームにより前記マス部を一端で支持し、他端
が支持体部に一体支持されたカンチレバーと、前記カン
チレバー上に形成され、印加された加速度に比例した電
圧を出力として取り出すゲージ抵抗とを備えたセンシン
グエレメントを有するとともに、前記センシングエレメ
ントの上下に位置し、前記支持体部と接合されるととも
に、センサ自体の周波数特性をエアダンピングにより制
御する凹部を設けた上ガラスキャップ及び下ガラスキャ
ップを備え、過大加速度が印加されたときに前記マス部
が一定値以上変位しないように規制する凸状の上部スト
ッパを前記上ガラスキャップの凹部内に形成し、下部ス
トッパを前記下ガラスキャップの凹部内に形成した半導
体加速度センサにおいて、前記上部ストッパ及び下部ス
トッパの少なくとも一方は、これらと相対する位置に有
るマス部の面の対角線と対応する位置の4隅方向に各1
個ずつ所定の幅及び長さを有する長い台状の形状で配置
されていることを特徴とする。
【0020】よって、カンチレバーにねじれ方向に力が
加わった場合でも、マス部の面の対角線と対応する位置
上に4隅方向に設けられた4個の線状のストッパでその
衝撃を分散して受けることができ、更に過度な加速度に
よる衝撃を線状のストッパで分散して受け、その衝撃を
緩和するため、カンチレバーの破損を防止できる。ま
た、凹部の中央部に設けられたストッパの設けられてい
ない部分があることによりエアーダンピング効果を向上
させることができる。
【0021】また、請求項6の発明では、請求項1又は
2に記載の発明において、前記上部ストッパ及び下部ス
トッパの少なくとも一方は、これらと相対する位置に有
るマス部の面の対角線と対応する位置にほぼ均等に複数
個配置され、各ストッパの先端は平坦面であり、かつ、
各ストッパの先端のそれぞれが、所定の加速度が印加さ
れ前記カンチレバーが撓んだ時の前記相対する位置にあ
るマス部の面と同一平面上に位置するよう、各ストッパ
の高さが設定されることを特徴とする。
【0022】よって、カンチレバーにねじれ方向に力が
加わった場合でも、マス部の面の対角線と対応する位置
に配置されたストッパでその衝撃を分散して受けること
ができ、更に過度な加速度による衝撃をより多数のスト
ッパで均等に分散して受け、その衝撃を緩和するため、
カンチレバーの破損を防止できる。
【0023】また、請求項7の発明は、請求項1又は2
記載の発明において、前記上部ストッパと下部ストッパ
の少なくとも一方は、これらと相対する位置に有るマス
部の面の対角線と対応する位置にほぼ均等に複数個配列
され、各ストッパの先端面は斜面であり、かつ、各スト
ッパの斜面のそれぞれが、所定の加速度が印加され前記
カンチレバーが撓んだ時の前記相対する位置にあるマス
部の面と同一平面上に位置するよう、各ストッパの高さ
が設定されることを特徴とする。
【0024】よって、カンチレバーにねじれ方向に力が
加わった場合でも、マス部の面の対角線と対応する位置
に配置されたストッパでその衝撃を分散して受けること
ができ、更に過度な加速度による衝撃をより多数のスト
ッパのより多くの面積で均等に分散して受け、その衝撃
を緩和するため、カンチレバーの破損を防止できる。
【0025】また、請求項8の発明は、マス部と、弾性
を有するビームにより前記マス部を一端で支持し、他端
が支持体部に一体支持されたカンチレバーと、前記カン
チレバー上に形成され、印加された加速度に比例した電
圧を出力として取り出すゲージ抵抗とを備えたセンシン
グエレメントを有するとともに、前記センシングエレメ
ントの上下に位置し、前記支持体部と接合されるととも
に、センサ自体の周波数特性をエアダンピングにより制
御する凹部を設けた上ガラスキャップ及び下ガラスキャ
ップを備え、過大加速度が印加されたときに前記マス部
が一定値以上変位しないように規制する凸状の上部スト
ッパを前記上ガラスキャップの凹部内に形成し、下部ス
トッパを前記下ガラスキャップの凹部内に形成した半導
体加速度センサにおいて、前記上部ストッパと下部スト
ッパの少なくとも一方は、これらと相対する位置にある
マス部の面の対角線と対応する位置に、所定の幅を有す
る台状でクロスした形状で配置され、かつ、そのマス部
と接触する面は傾斜面となっており、その傾斜面は所定
の加速度が印加され前記カンチレバーが撓んだ時の前記
相対する位置にあるマス部の面と同一平面上に位置する
ように設けられていることを特徴とする。
【0026】よって、カンチレバーにねじれ方向に力が
加わった場合でも、マス部の面の対角線と対応する位置
に台状でクロスした形状で配置されたストッパでその衝
撃を分散して受けることができ、更に過度な加速度によ
る衝撃を線状のストッパの面全体で分散して受け、その
衝撃を緩和するため、カンチレバーの破損を防止でき
る。
【0027】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明の実施形態
1を図1、図2を用いて説明する。図1は半導体加速度
センサの側面断面図を、図2は下ガラスキャップ3の凹
部3aを上方から見た平面図であり、従来例を示す図1
7、図18と同じものには同じ符号を付しその説明を省
略する。
【0028】図1、図2において、従来例を示す図1
7、図18と異なっている点は、従来例ではストッパ2
8がカンチレバーの延長方向であるX方向に2個直列に
配置されているのに対し、図1、図2では下ガラスキャ
ップ3の凹部3aの中央部より4隅方向へ向かって略等
距離の位置に各1個ずつストッパ9Aが4個設けられて
おり、ストッパ9Aの内側に、ストッパ9Aとほぼ同じ
大きさのストッパ9Bが横2列、縦3列の計6個設けら
れている点である。
【0029】下ガラスキャップ3の凹部3aの深さは数
10μmであり、凸状のストッパ9A,9Bが、凹部3
aの深さより数μm〜10μm弱程度低くした高さで、
その大きさが約数100μm程度になるよう下ガラスキ
ャップ3の凹部3aの底面から突出形成される。また、
上ガラスキャップ2においても同様にストッパ10が設
けられており、上部ストッパであるストッパ10はマス
部5の上面5Aに相対する位置に、下部ストッパである
ストッパ9A,9Bはマス部5の下面5Bに相対する位
置に配置されている。
【0030】本実施形態によれば、過度な加速度が印加
された場合でも、複数のストッパにより衝撃を分散して
受け、その衝撃を緩和するとともに、過度な加速度がカ
ンチレバー4のねじれの方向にかかっても、マス部5が
4個のストッパ9Aのどこかで必ず接触するため、ねじ
れ方向の力による変位も規制することができ、カンチレ
バー4の破損を防止できる。さらに、ストッパ9Aの内
側に複数のストッパ9Bが設けられているため、センサ
チップ1の感度調整により、マス部5の大きさを小さく
し、マス部5の重さを低減した高G検知タイプのセンサ
チップ1に対しても、上ガラスキャップ2、下ガラスキ
ャップ3をそのまま使用することができ、製造コストの
低減が図れる。
【0031】尚、本実施形態では、上部ストッパと下部
ストッパの両方が上記した配置であるとしたが、少なく
とも一方が上記した配置であっても同様の効果が得られ
る。
【0032】(実施形態2)本発明の実施形態2を図
3、図4を用いて説明する。図3は半導体加速度センサ
の側面断面図を、図4は下ガラスキャップ3の凹部3a
を上方から見た平面図であり、実施形態1を示す図1、
図2と同じものには同じ符号を付しその説明を省略す
る。
【0033】図3、図4において、図1、図2と異なる
点は、図3、図4ではストッパ9Aの内側には他のスト
ッパが設けられておらず、各ストッパ9Aの外側に更に
凹部3aの4隅に向かう位置に2個ずつストッパ9Aと
ほぼ同じ大きさのストッパ9Cが設けられている点であ
る。
【0034】また、図1、図2で説明したように下ガラ
スキャップ3の凹部3aの深さは数10μmで、ストッ
パ9A,9Cの高さは、凹部3aの深さより数μm〜1
0μm弱程度低くした高さであり、ストッパ9A,9C
の大きさは約数100μm程度である。また、上ガラス
キャップ2においても同様にストッパ11が設けられて
おり、ストッパ11はマス部5の上面5Aに相対する位
置に、ストッパ9A,9Cはマス部5の下面5Bに相対
する位置に配置されている。
【0035】本実施形態によれば、過度な加速度が印加
された場合でも、複数のストッパにより衝撃を分散して
受け、その衝撃を緩和するとともに、過度な加速度がカ
ンチレバー4のねじれの方向にかかっても、マス部5が
4個のストッパ9Aのどこかで必ず接触するため、ねじ
れ方向の力による変位も規制することができ、カンチレ
バー4の破損を防止できる。さらに、ストッパ9Aの外
側に複数のストッパ9Cが設けられているため、センサ
チップ1の感度調整により、マス部5の大きさをより大
きくし、マス部5の重さを増加した低G検知タイプのセ
ンサチップ1に対しても、上ガラスキャップ2、下ガラ
スキャップ3をそのまま使用することができ、製造コス
トの低減が図れる。
【0036】尚、本実施形態では、上部ストッパと下部
ストッパの両方が上記した配置であるとしたが、少なく
とも一方が上記した配置であっても同様の効果が得られ
る。
【0037】(実施形態3)本発明の実施形態3を図
5、図6を用いて説明する。図5は半導体加速度センサ
の側面断面図を、図6は下ガラスキャップ3の凹部3a
を上方から見た平面図であり、実施形態1を示す図1、
図2と同じものには同じ符号を付しその説明を省略す
る。
【0038】図5、図6において、図1、図2と異なる
点は、図5、図6では下ガラスキャップ3の凹部3a内
に設けられる下部ストッパがそれに相対するマス部5の
下面5Bの対角線と対応する位置、すなわち対角線を凹
部3a上にほぼ平行に垂下した位置に、ほぼ同形状で等
間隔に均等に配置されている点である。このとき、マス
部5の下面の対角線は凹部3a上の対角線13A,13
Bと略一致しており、図6に示すように凹部3aの中央
部13Cから4隅方向に向かって略等距離の位置にスト
ッパ12Aが4個ずつ設けられ、その内側には、各スト
ッパ12Aと中央部13Cの間に同じく対角線13A、
13B上に2個ずつストッパ12Bが配置されている。
尚、下ガラスキャップ3に設けられたストッパについて
説明したが、上ガラスキャップ2に設けられるストッパ
14も同様である。
【0039】本実施形態よれば、カンチレバー4にねじ
れ方向に力が加わった場合でも、マス部5の面の対角線
に対応する位置に配置されたストッパでその衝撃を分散
して受けることができ、更に過度な加速度による衝撃を
複数のストッパで分散して受け、その衝撃を緩和するた
め、カンチレバー4の破損を防止できる。
【0040】尚、本実施形態では、上部ストッパと下部
ストッパの両方が上記した配置であるとしたが、少なく
とも一方が上記した配置であっても同様の効果が得られ
る。
【0041】(実施形態4)本発明の実施形態4を図
7、図8を用いて説明する。図7は半導体加速度センサ
の側面断面図を、図8は下ガラスキャップ3の凹部3a
を上方から見た平面図であり、実施形態1を示す図1、
図2と同じものには同じ符号を付しその説明を省略す
る。
【0042】図7、図8において、図1、図2と異なる
点は、ストッパの配置であり、図7、図8では、マス部
5の下面5Bの対角線と対応する位置、すなわち対角線
を凹部3a上にほぼ平行に垂下した位置に配置される点
である。ここで、マス部5の下面5Bの対角線は凹部3
aの対角線と略一致しており、図8に示すように、凹部
3aの対角線16A,16B上のそれぞれに、例えば数
100μmの幅の台状のストッパ15が凹部3aの中央
部15Aでほぼ十字状にクロスし凹部3aの4隅方向に
向かう形状で配置されている。
【0043】この台状のストッパ15は下ガラスキャッ
プ3の表面をサンドブラスト法により約70〜80度の
斜面で掘り込んで形成するため、方形状のストッパより
加工精度がよい。この台状のストッパ15の幅が大きい
と下ガラスキャップ3の凹部3a内のエアーダンピング
効果が低下することがある。尚、下ガラスキャップ3に
設けられたストッパについて説明したが、上ガラスキャ
ップ2に設けられるストッパ17も同様である。
【0044】本実施形態によれば、カンチレバー4にね
じれ方向に力が加わった場合でも、マス部5の面の対角
線と対応する位置に台状で十字にクロスした形状で配置
されたストッパでその衝撃を分散して受けることがで
き、更に過度な加速度による衝撃を線状のストッパで分
散して受け、その衝撃を緩和するため、カンチレバー4
の破損を防止できる。
【0045】尚、本実施形態では、上部ストッパと下部
ストッパの両方が上記した配置であるとしたが、少なく
とも一方が上記した配置であっても同様の効果が得られ
る。
【0046】(実施形態5)本発明の実施形態5を図
9、図10を用いて説明する。図9は半導体加速度セン
サの側面断面図を、図10は下ガラスキャップ3の凹部
3aを上方から見た平面図であり、実施形態4を示す図
7、図8と同じものには同じ符号を付しその説明を省略
する。図9、図10において、図7、図8と異なる点
は、ストッパの配置であり、図10では図8で示した十
字状にクロスしたストッパ15の中央部15A近辺が削
除されて隙間ができた形状となっている点である。すな
わち、凹部3aの対角線16A上に中央部15Aを挟ん
で2個直列に約数100μmの幅で約1〜2mm程度の
長さの台状のストッパ18Aが配置され、対角線16B
上に同じく中央部を挟んで2個直列にストッパ18Aと
ほぼ同じ大きさのストッパ18Bが配置されており、言
いかえると、中央部15Aより凹部3aの4隅方向に各
1個ずつ配置されている。尚、下ガラスキャップ3に設
けられたストッパ18A,18Bについて説明したが、
上ガラスキャップ2に設けられるストッパ19も同様で
ある。
【0047】本実施形態によれば、カンチレバー4にね
じれ方向に力が加わった場合でも、マス部5の面の対角
線と対応する位置に設けられた4個の線状のストッパで
その衝撃を分散して受けることができ、更に過度な加速
度による衝撃を線状のストッパで分散して受け、その衝
撃を緩和するため、カンチレバー4の破損を防止でき
る。また、中央部15Aに設けられた隙間によりエアー
ダンピング効果を向上させることができる。
【0048】尚、本実施形態では、上部ストッパと下部
ストッパの両方が上記した配置であるとしたが、少なく
とも一方が上記した配置であっても同様の効果が得られ
る。
【0049】(実施形態6)本発明の実施形態6を図1
1、図12を用いて説明する。図11は半導体加速度セ
ンサの側面断面図を図12は下ガラスキャップの凹部の
ストッパの配置を上方からみた平面図を示しており、図
5、図6と同じものには同じ符号を付しその説明を省略
する。尚、図11においては上ガラスキャップ2の図示
を省略しており、図11は図12でのa−a’での断面
図を示している。
【0050】図11、図12において、ストッパの配置
は図5、図6と同じであり、図12に示すように凹部3
aの対角線20A、20B上に、すなわち対角線20
A,20Bと略一致したマス部5の下面5Bの対角線を
凹部3a上にほぼ平行に垂下した位置に、所定の間隔で
複数個配置されている。詳しくは、凹部3aの中央部2
0Pから4隅の方向へ向かう略等距離の位置に1個ずつ
ストッパ21Aが4個配置され、各ストッパ21Aと中
央部20Pの間にそれぞれ略等間隔でストッパ21Bが
2個ずつ配置されている。
【0051】これらの複数のストッパ21A,21B
は、図6に示したものとは異なり、加速度が加わりカン
チレバー4が撓んだとき、マス部5の下面5Bに均等に
接触するようにそれぞれの高さを調整している。片持ち
梁のカンチレバーは均一に加速度がかかる場合、この撓
み曲線は、次の式で表される。 y=WL4/8EI(L−4x/3L+x4/3L4) ここで、Iは断面2次モーメント、Lはカンチレバーの
長さ、Wは質量、Eは縦弾性係数、yは撓み量である。
【0052】マス部5はカンチレバー4(厚さ約6〜2
0μm)に比べ肉厚が大きく(数100μm)撓まない
が、その下面5Bは下ガラスキャップ3の凹部3aに対
して所定の角度をなす。ここで、カンチレバー4の破壊
限界前の安全を考慮した規定の加速度に対しての角度を
設定し、凹部3aに対してその角度をなしたマス部5の
下面5Bと同一平面上に各ストッパ21A,21Bの先
端が位置するように高さを設定する。尚、各ストッパ2
1A,21Bの先端は平坦面になっている。
【0053】本実施形態によれば、カンチレバー4にね
じれ方向に力が加わった場合でも、マス部5の面の対角
線と対応する位置に配置されたストッパでその衝撃を分
散して受けることができ、更に過度な加速度による衝撃
をより多数のストッパで均等に分散して受け、その衝撃
を緩和するため、カンチレバー4の破損を防止できる。
【0054】また、図示していないが、上ガラスキャッ
プの凹部にも下ガラスキャップ3と同様にストッパが設
けられる。このとき、少なくとも上ガラスキャップ、あ
るいは下ガラスキャップの凹部に設けられるストッパを
上記した配置および高さにすることで上記した効果を得
ることができる。
【0055】(実施形態7)本発明の実施形態7を図1
3、図14を用いて説明する。図13は半導体加速度セ
ンサの側面断面図を図14は下ガラスキャップの凹部の
ストッパの配置を上方からみた平面図を示している。図
13,図14において、図11,図12と同じものには
同じ符号を付しその説明を省略する。また、図13にお
いて、上ガラスキャップの図示は省略している。さら
に、図13は図14のb−b’断面図である。
【0056】図13,図14において、各ストッパ21
A,21Bの高さを調整する点は図11,図12と同じ
であるが、さらに、各ストッパ21A,21Bの先端が
平坦面ではなく斜面22Fになっているストッパ22
A,22Bとなっており、所定の加速度が加わったと
き、ストッパ22A,22Bの先端の斜面22Fがマス
部5の下面5Bに均等に接触するように、マス部5の面
が位置する同一平面上に各ストッパ22A,22Bの先
端の斜面22Fが位置するように構成されている点が図
11、図12と異なる。ここで、所定の加速度とはカン
チレバー4の破壊限界前の安全を考慮した規定の加速度
をさしている。
【0057】これらストッパ22A,22Bの先端の斜
面は、例えばガラスキャップの面を斜めに研磨したり、
サンドブラスト加工方法の工夫(マスク形状、ブラスト
時間、吐粒の噴射角度などの検討)などで作製できる。
【0058】本実施形態によれば、カンチレバー4にね
じれ方向に力が加わった場合でも、マス部5の面の対角
線に対応する位置に配置されたストッパでその衝撃を分
散して受けることができ、更に過度な加速度による衝撃
をより多数のストッパのより多くの面積で均等に分散し
て受け、その衝撃を緩和するため、カンチレバー4の破
損を防止できる。
【0059】また、図示していないが、上ガラスキャッ
プの凹部にも下ガラスキャップ3と同様にストッパが設
けられる。このとき、少なくとも上ガラスキャップ、あ
るいは下ガラスキャップの凹部に設けられるストッパを
上記した配置および高さにすることで上記した効果を得
ることができる。
【0060】(実施形態8)本発明の実施形態8を図1
5、図16を用いて説明する。図15は半導体加速度セ
ンサの側面断面図を図16は下ガラスキャップの凹部の
ストッパの配置を上方からみた平面図を示している。図
15,図16において、図13,図14と同じものには
同じ符号を付しその説明を省略する。また、図15にお
いて、上ガラスキャップの図示は省略している。さら
に、図15は図16のc−c’での断面図である。
【0061】図15,図16において、図13、図14
と異なる点は、ストッパの形状と配置である。本実施形
態におけるストッパは、マス部5の下面5Bの対角線を
凹部3a上にほぼ平行に垂下した位置に設けられてお
り、図16の平面図に示したように、下面5Bの対角線
と略一致する凹部3aの対角線23A,23B上のそれ
ぞれに、例えば数100μmの幅の台状のストッパ24
が凹部3aの中央部23Cでほぼ十字状にクロスし凹部
3aの4隅方向に向かう形状で配置されている。すなわ
ち、マス部5の下面5Bの対角線と対応する位置に配置
されている。
【0062】また、ストッパ24の上部には図15に示
すように、加速度が加わりカンチレバー4が撓んだと
き、マス部5の下面5Bとストッパ24の上部全体が均
等に接触するように、所定の角度を設けた傾斜面24A
が設けられている。この傾斜面24Aは、所定の加速度
が加わったとき、カンチレバー4が撓んでマス部5の面
が変位して位置する同一平面上にストッパ24の先端の
傾斜面24Aが位置するように構成されている。ここ
で、所定の加速度とはカンチレバー4の破壊限界前の安
全を考慮した規定の加速度をさしている。
【0063】本実施形態によれば、カンチレバー4にね
じれ方向に力が加わった場合でも、マス部5の面の対角
線と対応する位置に台状で十字にクロスした形状で配置
されたストッパでその衝撃を分散して受けることがで
き、更に過度な加速度による衝撃を線状のストッパの面
全体で分散して受け、その衝撃を緩和するため、カンチ
レバー4の破損を防止できる。
【0064】また、図示していないが、上ガラスキャッ
プの凹部にも下ガラスキャップ3と同様にストッパが設
けられる。このとき、少なくとも上ガラスキャップ、あ
るいは下ガラスキャップの凹部に設けられるストッパを
上記した配置および高さにすることで上記した効果を得
ることができる。
【0065】
【発明の効果】上記したように、請求項1の発明は、マ
ス部と、弾性を有するビームにより前記マス部を一端で
支持し、他端が支持体部に一体支持されたカンチレバー
と、前記カンチレバー上に形成され、印加された加速度
に比例した電圧を出力として取り出すゲージ抵抗とを備
えたセンシングエレメントを有するとともに、前記セン
シングエレメントの上下に位置し、前記支持体部と接合
されるとともに、センサ自体の周波数特性をエアダンピ
ングにより制御する凹部を設けた上ガラスキャップ及び
下ガラスキャップを備え、過大加速度が印加されたとき
に前記マス部が一定値以上変位しないように規制する凸
状の上部ストッパを前記上ガラスキャップの凹部内に形
成し、下部ストッパを前記下ガラスキャップの凹部内に
形成した半導体加速度センサにおいて、前記上部ストッ
パと下部ストッパの少なくとも一方は、前記上ガラスキ
ャップの凹部、あるいは下ガラスキャップの凹部内の4
隅方向に各1個ずつ配置されるとともに、その内側にさ
らに複数個配置されるため、過度な加速度が印加された
場合でも、複数のストッパにより衝撃を分散して受け、
その衝撃を緩和するとともに、過度な加速度がカンチレ
バーのねじれの方向にかかっても、マス部がガラスキャ
ップの凹部の4隅方向に設けられた4個のストッパのど
こかで必ず接触するため、ねじれ方向の力による変位も
規制することができ、カンチレバーの破損を防止でき
る。さらに、4個のストッパの内側に複数のストッパが
設けられているため、センサの感度調整により、マス部
の大きさを小さくした場合でも、上ガラスキャップ、下
ガラスキャップをそのまま使用することができ、製造コ
ストの低減が図れる。
【0066】また、請求項2の発明は、マス部と、弾性
を有するビームにより前記マス部を一端で支持し、他端
が支持体部に一体支持されたカンチレバーと、前記カン
チレバー上に形成され、印加された加速度に比例した電
圧を出力として取り出すゲージ抵抗とを備えたセンシン
グエレメントを有するとともに、前記センシングエレメ
ントの上下に位置し、前記支持体部と接合されるととも
に、センサ自体の周波数特性をエアダンピングにより制
御する凹部を設けた上ガラスキャップ及び下ガラスキャ
ップを備え、過大加速度が印加されたときに前記マス部
が一定値以上変位しないように規制する凸状の上部スト
ッパを前記上ガラスキャップの凹部内に形成し、下部ス
トッパを前記下ガラスキャップの凹部内に形成した半導
体加速度センサにおいて、前記上部ストッパと下部スト
ッパの少なくとも一方は、前記上ガラスキャップの凹
部、あるいは下ガラスキャップの凹部内の4隅方向に各
1個ずつ配置されるとともに、その外側にさらに複数個
配置されるため、過度な加速度が印加された場合でも、
複数のストッパにより衝撃を分散して受け、その衝撃を
緩和するとともに、過度な加速度がカンチレバーのねじ
れの方向にかかっても、マス部がガラスキャップの凹部
内の4隅方向に設けられた4個のストッパのどこかで必
ず接触するため、ねじれ方向の力による変位も規制する
ことができ、カンチレバーの破損を防止できる。さら
に、上記4個のストッパの外側に複数のストッパが設け
られているため、センサの感度調整により、マス部の大
きさをより大きくし、マス部の重さを増加した場合で
も、上ガラスキャップ、下ガラスキャップをそのまま使
用することができ、製造コストの低減が図れる。
【0067】また、請求項3の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、前記上部ストッパと下部ストッ
パの少なくとも一方は、これらと相対する位置に有るマ
ス部の面の対角線と対応する位置に、ほぼ均等に複数個
配置されているため、カンチレバーにねじれ方向に力が
加わった場合でも、マス部の面の対角線と対応する位置
に配置されたストッパでその衝撃を分散して受けること
ができ、更に過度な加速度による衝撃を複数のストッパ
で分散して受け、その衝撃を緩和するため、カンチレバ
ーの破損を防止できる。
【0068】また、請求項4の発明は、マス部と、弾性
を有するビームにより前記マス部を一端で支持し、他端
が支持体部に一体支持されたカンチレバーと、前記カン
チレバー上に形成され、印加された加速度に比例した電
圧を出力として取り出すゲージ抵抗とを備えたセンシン
グエレメントを有するとともに、前記センシングエレメ
ントの上下に位置し、前記支持体部と接合されるととも
に、センサ自体の周波数特性をエアダンピングにより制
御する凹部を設けた上ガラスキャップ及び下ガラスキャ
ップを備え、過大加速度が印加されたときに前記マス部
が一定値以上変位しないように規制する凸状の上部スト
ッパを前記上ガラスキャップの凹部内に形成し、下部ス
トッパを前記下ガラスキャップの凹部内に形成した半導
体加速度センサにおいて、前記上部ストッパ及び下部ス
トッパの少なくとも一方は、これらと相対する位置に有
るマス部の面の対角線と対応する位置に、所定の幅の台
状でありほぼ十字にクロスした形状で配置されているた
め、カンチレバーにねじれ方向に力が加わった場合で
も、マス部の面の対角線と対応する位置に台状で十字に
クロスした形状で配置されたストッパでその衝撃を分散
して受けることができ、更に過度な加速度による衝撃を
線状のストッパで分散して受け、その衝撃を緩和するた
め、カンチレバーの破損を防止できる。
【0069】また、請求項5の発明は、マス部と、弾性
を有するビームにより前記マス部を一端で支持し、他端
が支持体部に一体支持されたカンチレバーと、前記カン
チレバー上に形成され、印加された加速度に比例した電
圧を出力として取り出すゲージ抵抗とを備えたセンシン
グエレメントを有するとともに、前記センシングエレメ
ントの上下に位置し、前記支持体部と接合されるととも
に、センサ自体の周波数特性をエアダンピングにより制
御する凹部を設けた上ガラスキャップ及び下ガラスキャ
ップを備え、過大加速度が印加されたときに前記マス部
が一定値以上変位しないように規制する凸状の上部スト
ッパを前記上ガラスキャップの凹部内に形成し、下部ス
トッパを前記下ガラスキャップの凹部内に形成した半導
体加速度センサにおいて、前記上部ストッパ及び下部ス
トッパの少なくとも一方は、これらと相対する位置に有
るマス部の面の対角線と対応する位置の4隅方向に各1
個ずつ所定の幅及び長さを有する長い台状の形状で配置
されているため、カンチレバーにねじれ方向に力が加わ
った場合でも、マス部の面の対角線と対応する位置上に
4隅方向に設けられた4個の線状のストッパでその衝撃
を分散して受けることができ、更に過度な加速度による
衝撃を線状のストッパで分散して受け、その衝撃を緩和
するため、カンチレバーの破損を防止できる。また、凹
部の中央部に設けられたストッパの設けられていない部
分があることによりエアーダンピング効果を向上させる
ことができる。
【0070】また、請求項6の発明では、請求項1又は
2に記載の発明において、前記上部ストッパ及び下部ス
トッパの少なくとも一方は、これらと相対する位置に有
るマス部の面の対角線と対応する位置にほぼ均等に複数
個配置され、各ストッパの先端は平坦面であり、かつ、
各ストッパの先端のそれぞれが、所定の加速度が印加さ
れ前記カンチレバーが撓んだ時の前記相対する位置にあ
るマス部の面と同一平面上に位置するよう、各ストッパ
の高さが設定されるため、カンチレバーにねじれ方向に
力が加わった場合でも、マス部の面の対角線と対応する
位置に配置されたストッパでその衝撃を分散して受ける
ことができ、更に過度な加速度による衝撃をより多数の
ストッパで均等に分散して受け、その衝撃を緩和するた
め、カンチレバーの破損を防止できる。
【0071】また、請求項7の発明は、請求項1又は2
記載の発明において、前記上部ストッパと下部ストッパ
の少なくとも一方は、これらと相対する位置に有るマス
部の面の対角線と対応する位置にほぼ均等に複数個配列
され、各ストッパの先端面は斜面であり、かつ、各スト
ッパの斜面のそれぞれが、所定の加速度が印加され前記
カンチレバーが撓んだ時の前記相対する位置にあるマス
部の面と同一平面上に位置するよう、各ストッパの高さ
が設定されるため、カンチレバーにねじれ方向に力が加
わった場合でも、マス部の面の対角線と対応する位置に
配置されたストッパでその衝撃を分散して受けることが
でき、更に過度な加速度による衝撃をより多数のストッ
パのより多くの面積で均等に分散して受け、その衝撃を
緩和するため、カンチレバーの破損を防止できる。
【0072】また、請求項8の発明は、マス部と、弾性
を有するビームにより前記マス部を一端で支持し、他端
が支持体部に一体支持されたカンチレバーと、前記カン
チレバー上に形成され、印加された加速度に比例した電
圧を出力として取り出すゲージ抵抗とを備えたセンシン
グエレメントを有するとともに、前記センシングエレメ
ントの上下に位置し、前記支持体部と接合されるととも
に、センサ自体の周波数特性をエアダンピングにより制
御する凹部を設けた上ガラスキャップ及び下ガラスキャ
ップを備え、過大加速度が印加されたときに前記マス部
が一定値以上変位しないように規制する凸状の上部スト
ッパを前記上ガラスキャップの凹部内に形成し、下部ス
トッパを前記下ガラスキャップの凹部内に形成した半導
体加速度センサにおいて、前記上部ストッパと下部スト
ッパの少なくとも一方は、これらと相対する位置にある
マス部の面の対角線と対応する位置に、所定の幅を有す
る台状でクロスした形状で配置され、かつ、そのマス部
と接触する面は傾斜面となっており、その傾斜面は所定
の加速度が印加され前記カンチレバーが撓んだ時の前記
相対する位置にあるマス部の面と同一平面上に位置する
ように設けられているため、カンチレバーにねじれ方向
に力が加わった場合でも、マス部の面の対角線と対応す
る位置に台状でクロスした形状で配置されたストッパで
その衝撃を分散して受けることができ、更に過度な加速
度による衝撃を線状のストッパの面全体で分散して受
け、その衝撃を緩和するため、カンチレバーの破損を防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に対応する半導体加速度セ
ンサの構造を示す側面断面図である。
【図2】本発明の実施形態1に対応する半導体加速度セ
ンサのストッパ配置を示す平面図である。
【図3】本発明の実施形態2に対応する半導体加速度セ
ンサの構造を示す側面断面図である。図である。
【図4】本発明の実施形態2に対応する半導体加速度セ
ンサのストッパ配置を示す平面図である。
【図5】本発明の実施形態3に対応する半導体加速度セ
ンサの構造を示す側面断面図である。
【図6】本発明の実施形態3に対応する半導体加速度セ
ンサのストッパ配置を示す平面図である。
【図7】本発明の実施形態4に対応する半導体加速度セ
ンサの構造を示す側面断面図である。
【図8】本発明の実施形態4に対応する半導体加速度セ
ンサのストッパ配置を示す平面図である。
【図9】本発明の実施形態5に対応する半導体加速度セ
ンサの構造を示す側面断面図である。
【図10】本発明の実施形態5に対応する半導体加速度
センサのストッパ配置を示す平面図である。
【図11】本発明の実施形態6に対応する半導体加速度
センサの構造を示す側面断面図である。
【図12】本発明の実施形態6に対応する半導体加速度
センサのストッパ配置を示す平面図である。
【図13】本発明の実施形態7に対応する半導体加速度
センサの構造を示す側面断面図である。
【図14】本発明の実施形態7に対応する半導体加速度
センサのストッパ配置を示す平面図である。
【図15】本発明の実施形態8に対応する半導体加速度
センサの構造を示す側面断面図である。
【図16】本発明の実施形態8に対応する半導体加速度
センサのストッパ配置を示す平面図である。
【図17】従来の半導体加速度センサの構造を示す側面
断面図である。
【図18】従来の半導体加速度センサのストッパ配置を
示す平面図である。
【図19】従来の半導体加速度センサの構造を示す平面
図である。
【符号の説明】
1 センサチップ 2 上ガラスキャップ 2a 凹部 3 下ガラスキャップ 3a 凹部 4 カンチレバー 5 マス部 6 ゲージ抵抗 7 ワイヤ 8 支持体部 9A,9B ストッパ 10 ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 拓郎 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 片岡 万士 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 上 浩則 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 西條 隆司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 斉藤 誠 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 4M112 AA02 BA01 CA23 CA28 CA35 CA36 EA13 FA07 GA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マス部と、弾性を有するビームにより前
    記マス部を一端で支持し、他端が支持体部に一体支持さ
    れたカンチレバーと、前記カンチレバー上に形成され、
    印加された加速度に比例した電圧を出力として取り出す
    ゲージ抵抗とを備えたセンシングエレメントを有すると
    ともに、前記センシングエレメントの上下に位置し、前
    記支持体部と接合されるとともに、センサ自体の周波数
    特性をエアダンピングにより制御する凹部を設けた上ガ
    ラスキャップ及び下ガラスキャップを備え、過大加速度
    が印加されたときに前記マス部が一定値以上変位しない
    ように規制する凸状の上部ストッパを前記上ガラスキャ
    ップの凹部内に形成し、下部ストッパを前記下ガラスキ
    ャップの凹部内に形成した半導体加速度センサにおい
    て、 前記上部ストッパと下部ストッパの少なくとも一方は、
    前記上ガラスキャップの凹部、あるいは下ガラスキャッ
    プの凹部内の4隅方向に各1個ずつ配置されるととも
    に、その内側にさらに複数個配置されることを特徴とす
    る半導体加速度センサ。
  2. 【請求項2】 マス部と、弾性を有するビームにより前
    記マス部を一端で支持し、他端が支持体部に一体支持さ
    れたカンチレバーと、前記カンチレバー上に形成され、
    印加された加速度に比例した電圧を出力として取り出す
    ゲージ抵抗とを備えたセンシングエレメントを有すると
    ともに、前記センシングエレメントの上下に位置し、前
    記支持体部と接合されるとともに、センサ自体の周波数
    特性をエアダンピングにより制御する凹部を設けた上ガ
    ラスキャップ及び下ガラスキャップを備え、過大加速度
    が印加されたときに前記マス部が一定値以上変位しない
    ように規制する凸状の上部ストッパを前記上ガラスキャ
    ップの凹部内に形成し、下部ストッパを前記下ガラスキ
    ャップの凹部内に形成した半導体加速度センサにおい
    て、 前記上部ストッパと下部ストッパの少なくとも一方は、
    前記上ガラスキャップの凹部、あるいは下ガラスキャッ
    プの凹部内の4隅方向に各1個ずつ配置されるととも
    に、その外側にさらに複数個配置されることを特徴とす
    る半導体加速度センサ。
  3. 【請求項3】 前記上部ストッパと下部ストッパの少な
    くとも一方は、これらと相対する位置に有るマス部の面
    の対角線と対応する位置に、ほぼ均等に複数個配置され
    ていることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体
    加速度センサ。
  4. 【請求項4】 マス部と、弾性を有するビームにより前
    記マス部を一端で支持し、他端が支持体部に一体支持さ
    れたカンチレバーと、前記カンチレバー上に形成され、
    印加された加速度に比例した電圧を出力として取り出す
    ゲージ抵抗とを備えたセンシングエレメントを有すると
    ともに、前記センシングエレメントの上下に位置し、前
    記支持体部と接合されるとともに、センサ自体の周波数
    特性をエアダンピングにより制御する凹部を設けた上ガ
    ラスキャップ及び下ガラスキャップを備え、過大加速度
    が印加されたときに前記マス部が一定値以上変位しない
    ように規制する凸状の上部ストッパを前記上ガラスキャ
    ップの凹部内に形成し、下部ストッパを前記下ガラスキ
    ャップの凹部内に形成した半導体加速度センサにおい
    て、 前記上部ストッパ及び下部ストッパの少なくとも一方
    は、これらと相対する位置に有るマス部の面の対角線と
    対応する位置に、所定の幅の台状でありほぼ十字にクロ
    スした形状で配置されていることを特徴とする半導体加
    速度センサ。
  5. 【請求項5】 マス部と、弾性を有するビームにより前
    記マス部を一端で支持し、他端が支持体部に一体支持さ
    れたカンチレバーと、前記カンチレバー上に形成され、
    印加された加速度に比例した電圧を出力として取り出す
    ゲージ抵抗とを備えたセンシングエレメントを有すると
    ともに、前記センシングエレメントの上下に位置し、前
    記支持体部と接合されるとともに、センサ自体の周波数
    特性をエアダンピングにより制御する凹部を設けた上ガ
    ラスキャップ及び下ガラスキャップを備え、過大加速度
    が印加されたときに前記マス部が一定値以上変位しない
    ように規制する凸状の上部ストッパを前記上ガラスキャ
    ップの凹部内に形成し、下部ストッパを前記下ガラスキ
    ャップの凹部内に形成した半導体加速度センサにおい
    て、 前記上部ストッパ及び下部ストッパの少なくとも一方
    は、これらと相対する位置に有るマス部の面の対角線と
    対応する位置の4隅方向に各1個ずつ所定の幅及び長さ
    を有する長い台状の形状で配置されていることを特徴と
    する半導体加速度センサ。
  6. 【請求項6】 前記上部ストッパ及び下部ストッパの少
    なくとも一方は、これらと相対する位置に有るマス部の
    面の対角線と対応する位置にほぼ均等に複数個配置さ
    れ、各ストッパの先端は平坦面であり、かつ、各ストッ
    パの先端のそれぞれが、所定の加速度が印加され前記カ
    ンチレバーが撓んだ時の前記相対する位置にあるマス部
    の面と同一平面上に位置するよう、各ストッパの高さが
    設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の半
    導体加速度センサ。
  7. 【請求項7】 前記上部ストッパと下部ストッパの少な
    くとも一方は、これらと相対する位置に有るマス部の面
    の対角線と対応する位置にほぼ均等に複数個配列され、
    各ストッパの先端面は斜面であり、かつ、各ストッパの
    斜面のそれぞれが、所定の加速度が印加され前記カンチ
    レバーが撓んだ時の前記相対する位置にあるマス部の面
    と同一平面上に位置するよう、各ストッパの高さが設定
    されることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体
    加速度センサ。
  8. 【請求項8】 マス部と、弾性を有するビームにより前
    記マス部を一端で支持し、他端が支持体部に一体支持さ
    れたカンチレバーと、前記カンチレバー上に形成され、
    印加された加速度に比例した電圧を出力として取り出す
    ゲージ抵抗とを備えたセンシングエレメントを有すると
    ともに、前記センシングエレメントの上下に位置し、前
    記支持体部と接合されるとともに、センサ自体の周波数
    特性をエアダンピングにより制御する凹部を設けた上ガ
    ラスキャップ及び下ガラスキャップを備え、過大加速度
    が印加されたときに前記マス部が一定値以上変位しない
    ように規制する凸状の上部ストッパを前記上ガラスキャ
    ップの凹部内に形成し、下部ストッパを前記下ガラスキ
    ャップの凹部内に形成した半導体加速度センサにおい
    て、 前記上部ストッパと下部ストッパの少なくとも一方は、
    これらと相対する位置にあるマス部の面の対角線と対応
    する位置に、所定の幅を有する台状でクロスした形状で
    配置され、かつ、そのマス部と接触する面は傾斜面とな
    っており、その傾斜面は所定の加速度が印加され前記カ
    ンチレバーが撓んだ時の前記相対する位置にあるマス部
    の面と同一平面上に位置するように設けられていること
    を特徴とする半導体加速度センサ。
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